9月7日(土)
現代俳句(抜粋:後藤)(158)
発行:昭和39年5月30日
川端茅舎(2)
露の玉蟻たぢたぢとなりにけり
露の玉と蟻との出会いを想い描きます。「露の玉」、一粒のきわだった存在です。それが、一匹の蟻の通路に置かれていました。小動物の驚愕をとらえた「たぢたぢとなりきけり」の句にユーモアがあり、そして小動物への作者の微笑ましい愛情があります。
(つづく)
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