9月13日(金)
現代俳句(抜粋:後藤)(164)
発行:昭和39年5月30日
川端茅舎(8)
草摘の負へる子石になりにけり
子守娘への愛情を詠み出します。負う子が寝入るとずしりと重くなるのです。それを「石になりにけり」とずまりと言い放ったのです。からかっているようでもありますが、茅舎の人間的な情愛の動きを見落としてはいけないでしょう。
(つづく)
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