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■テレ朝木曜ドラマ9/サバイバル医療ミステリー■グレイトギフト/第七話(2024.2.29)/「真犯人?」あらすじ↲病理医の藤巻達臣(反町隆史)と新理事長の白鳥稔(佐々木蔵之介)に、殺人球菌「ギフト」の創造者からの連絡。「オクトセブンには大きな欠点」があることを理由にギフト密売の中止を要求され、それが単なる脅しでは無いことの証明に、601号室に入院していた板橋芳子をギフト新種のオクトセブンで殺害。――藤巻は板橋芳子の遺体から液状検体を検出。検査技師の久留米穂希(波瑠)とともに、オクトセブンの培養および研究を開始しますが、これが上手くゆかずに死滅。どうやらオクトセブンの培養は不可能であり、それこそが最大の欠点。で、ギフト創造者は密売によるコピー化を阻止しようとしています。↲心臓病の娘、琴葉(中島瑠菜)の命を守る為、白鳥と手を組んだ神林育人(尾上松也)は、真犯人(創造者)探しに向かいます。その過程で、ギフトの第一被害者となった元総理大臣、愛宕克己(山田明郷)と深い関係を持つ「国立生命理工学研究所」の元職員だった北本秀介(柏原収史)が、明鏡医大病院に移籍していることが判明。北本に当時の研究所職員名簿の提出を求める神林。因みに、この研究所は、愛宕の肝いりで稲葉賢三郎(川野太郎)所長をトップに据えて十年前に設立されており、ここで殺人球菌ギフトが作られていました。↲藤巻は麻帆(明日海りお)と暮らした家を出て、病理部検査技師の奈良茉莉(小野花梨)らが入居している 明鏡医大病院寮に引っ越し。夫が去った麻帆は、心臓外科医、郡司博光(津田健次郎)との不倫関係を継続。そんな麻帆に、郡司の妻の佳澄(西原亜希)が接近し、「郡司を理事長にするよう協力せよ」と要求。夫の郡司に対しても、「明鏡女性会の票集めは私がやる。あなたは白鳥を追い落とすことだけ考えて」と電話。↲既に研究職から引退している稲葉賢三郎元所長を、神林、藤巻が訪問。死んだ愛宕の話を聞きます。「殺された理由に心当たりは? 犯人に心当たりは?」との問いに、「少し考えさせて欲しい」と稲葉。神林、藤巻が去った後、真犯人が稲葉にギフト注射。「やはり君か。報いだな。計画を止めなかった私の責任だ」と呟いて他界。↲「犯人が分かった」と言う白鳥に呼び出される藤巻。理事長室に郡司、事務長の本坊巧(筒井道隆)、「アルカナム」オーナーの安曇杏梨(倉科カナ)、穂希ら全員が集合。「国立生命理工学研究所」の元職員、北本に職員名簿を提出させたことで、以前、久留米穂希が研究所職員であったことが判明していました。郡司にギフト注射を押し当てられている穂希に「あなたが犯人ですね」と白鳥が問います。「オクトセブンを作ったのは私です」と穂希が返答します。「国立生命理工学研究所」で、レベルBのオクトセブンを発見した人物は久留米穂希でした。↲
2024.02.29
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■日テレ水10/病院ライフエンタメドラマ■となりのナースエイド/第八話(2024.2.28)/「大河の過去」あらすじ↲桜庭澪(川栄李奈)は、姉、唯(成海璃子)の死に星嶺医大病院が関わっていることを唯の恋人だった新宿南署の刑事、橘信也(上杉柊平)に知らされています。唯は外科部長の火神郁男(古田新太)教授が絡む星嶺医大病院の秘密を掴み、その追跡取材をしていた折りに投身自殺したとされていました。が、橘刑事は、これを他殺と見ています。――シムネス(全身性多発性悪性新生物症候群)完治の為の「オームス」というオペレーションシステムの完成が火神教授の生涯の目標なのですが、この操作は下手するとオペレーターの精神崩壊を招くもの。危険を伴う訓練が人体実験的なものになっていて、そこに違法性があります。そのあたりのことを追求していたと思われる唯。それでも、「私は君にオームス適応訓練を受けて貰いたいと思っている」と澪に告げる火神。澪は一旦それを断ります。↲竜崎大河(高杉真宙)の家族だという「羽ばたき園」の少女、玉野小夜子(永瀬ゆずな)が虫垂炎で入院。虫垂が大きく腫れ上がっている小夜子は直ぐに手術が必要な危険な状態なのですが、母親の早苗(小野ゆり子)は、「金が無い」と言って手術を拒否。入園前、家を空ける、食事を与えないというネグレクト(育児放棄)の早苗ですが、手術にはそんな母親の同意が必要です。↲居酒屋で酔いに任せた大河が身の上話。――俺は「羽ばたき園」という養護施設の出身だ。父は、幼い頃に死亡。母も、中二の時、子宮癌。その主治医は腕がからっきしだった。リンパ節に転移した癌細胞の除去が不十分で腹腔内で再発。それで苦しみ抜いて死亡。そこから「羽ばたき園」に入り、医師になると決意。そして、星嶺医科大学で火神教授に出会った。世話になった火神教授に恩返ししたい。澪に、そう語る大河。どうやら、大河の両親は大河が幼い頃に他界していますが、シムネスの研究をしていた澪の父も母も結構前に亡くなっています。↲小夜子の父は小夜子が産まれた直後に早苗を捨て、別の女を作って失踪。早苗も別の男を作り、小夜子を「羽ばたき園」に入れて出奔。その後、早苗の両親は、孫が「羽ばたき園」に入っていると知り、財産の全てを小夜子に生前贈与。その後、病気で他界。小夜子は児童養護施設にいながら財産を持つことになります。小夜子が死ねば母の早苗に相続が回ります。早苗は、財産目当てで小夜子の手術を拒否しています。小夜子の死を願っています。「あいつ(小夜子)が産まれせいで、男に逃げられた。そして、親にも勘当同然に捨てられた。そんなあいつが何で親の全財産を受け取るのか」という恨み節の早苗。↲意を決し、早苗の同意を得られないまま小夜子の手術をする大河。「羽ばたき園」が同意してくれるものとして見切り発車します。その頃、外科部長室の火神が血を吐いて倒れます。↲
2024.02.29
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■テレ朝水9、刑事ドラマ■相棒S22/第十八話(2024.2.28)/「インビジブル、最後のゲーム」あらすじ↲山田希望(中川 翼)が城北中央署に自首し、杉下右京(水谷豊)を取り調べ役に指名しますが、犯行目的などを語ることはありません。亀山薫(寺脇康文)は、第二の爆弾テロの被害者、警備会社勤務の牧野文雄(山形匠)が城北中央署の元刑事と判明したことを受け、この民間警備会社を牧野に紹介していた同署副署長の那須野(永倉大輔)に話を聞きますが、こちらも全く要領を得ません。が、程なく、一年前、城北中央署の独身寮で金森翔吾(井上拓哉)巡査が首吊り自殺しており、その直後に、牧野が警備会社に転職していたという事実を掴みます。どうやら、牧野のパワハラが原因で金森は自殺していた模様です。そのことを金森が自殺した時期に退職していた警官、寮では金森の隣の部屋に居住していた柿沼勇作(横山涼)が、「独身寮の主だった牧野のやったことはパワハラではなく理不尽な暴力的犯罪。牧野のパワハラに一人抗議した金森が目を付けられた。金森への暴力行為がエスカレートしていた。で、最終的に金森の心が折れたのはキャリア組の山田正義(金井浩人)署長のせい。金森は牧野の暴力行為について山田署長に直談判したが、<施設で育ったから常識が無いんだな>と理不尽な言葉をぶつけられていました。直談判を署長に一蹴されていた金森。で、それに絶望して自殺した」と証言。柿沼は金森の自殺後、山田署長に抗議。しかし、「金森君は慣れない環境に心を病んだ。幸い彼に遺族はいない。忘れるんだ」と言われ、それを聞いた柿沼も絶望して警察を退職。↲「東都愛育園」の加藤静子(島かおり)先生によれば、山田は生後直ぐ施設前に捨てられていて、それで戸籍法(自治体首長が命名)により、山田征志郎(升毅)東都市長が名付け親になっていました。征志郎は「東都愛育園」を訪ね、熟慮の結果、自身の姓の下に「希望」と書いて「のぞみ」と命名。そして、金森祥吾もこの園の出身者でした。親の虐待で入園した金森は18歳で卒園。警察官になって一年後、首吊り自殺を遂げていました。――金森翔吾の仇討ちをしている山田希望とスギナ電気設備勤務の本城卓(吉田日向)。山田の共犯者、本城卓が城北中央署独身寮を爆破。これが三件目の爆破になります。「16時(四時間後)に最後(四件目)の爆弾をする」と山田が通告。そして「トイレに行かせて」と山田。↲16時が近付いた時、取調室の山田が出雲麗音(篠原ゆき子)に、「爆弾は署内に仕掛けられている。今直ぐ、全員を避難させてください」と言います。そこに右京と亀山。「空調設備室に隠されていた爆弾を処理班が撤去した」と亀山。城北中央署の崩壊(破壊)を世間に見せるのが山田の最終目的でした。その為に、本城を九十九建材から、城北中央署の出入り業者、スギナ電気設備に転職させていた山田。↲金森の眠る共同墓地で「警察官に憧れて本当に馬鹿だった。俺は正義の味方になれなかった。情けない兄貴でごめん」という金森の遺書を読んでいる本城。伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)か本城を確保。↲「僕には絶望しかなかった。自分の名前は大嫌いです。そして、城北中央署長の名前は正義なんです。僕が希望であいつが正義。罪深いとは思いませんか? 僕は生まれて来ない方が良かった?」と右京に問う山田。「生まれて来ない方が良い命などありません。君は類稀な才能を持っている」と右京。「僕には才能が邪魔だった。気味悪がられ、それで却ってイジメられた」と山田。そして、突然、改造銃を自分の頭に突き付ける山田。本城が署のトイレに改造銃を隠していて、それを先ほど取り出していた山田。「ここまでが僕の計画。杉下さん、最後まで見届けてくれてありがとうございました。この勝負、僕の勝ちです。何があったか世の中の人に伝えて下さい」と山田。「それは君が裁判で証明するんです。罪を償えばやり直せる。未来に希望はある」と右京。右京が山田の改造銃を静かに抑え、山田を抱き締めます。――養護施設で育った者は世間の目から見放されています。彼らの苦労は見えず、彼らは「INVISIBLE(インビジブル=透明人間)」になっています。↲山田征志郎市長は、息子、山田正義署長のパワハラ隠蔽の責任を取り辞職。パワハラ隠蔽を那須野副署長に指示した山田正義署長も監察官により処分。↲
2024.02.29
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■TBS火ドラ10■Eye Love You/第六話(2024.2.27)/「霧多布岬でアイラブユー」あらすじ↲チョコレートショップ「Dolce & Chocolat.」の本採用が決定するユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)。本宮侑里(二階堂ふみ)は、花岡彰人(中川大志)の秘めた想いを知り、テオとは一旦距離を置きます。↲投資家とのマッチングイベント(ビジネスPITCH in 阿寒湖)で、侑里、花岡、テオが北海道(釧路空港)出張。自分の想いを抑え侑里とテオを応援する気持ちになっている花岡。侑里と花岡を特別な関係と見て一歩引こうとしているテオ。そんな花岡とテオの気持ちに戸惑いつつ、ともかく、一日目のマッチングイベントを熟します。その後、旅館に移動し、その食事処の書籍棚で「アイヌ、カムイを学ぶ」という単行本を手にしてアイヌ語の「オハイヌ」、即ち、神の声を聞く力のことを知る侑里。で、その夕食で、一滴の酒も飲めない下戸の花岡が酒が仕込まれている料理を食べ、酔い潰れます。テオが花岡を背負って部屋に運びます。花岡を部屋のベッドに寝かしてから、侑里とテオが外のベンチで星を見上げながら語ります。「ラッコは地球上で一番毛が多く寒さに強い。僕も寒さ(苦境)に強い」と侑里に説明するテオ。「もう僕は振られたんですよね。僕が侑里さんと花岡さんの間に入れないことは分かっています。僕をもう振り回さないでください。僕は侑里さんのこと、もう、好きじゃありません」と宣言して立ち去るテオ。↲マッチングイベント二日目。韓国投資家の若い女性、ミン・ハナを花岡から紹介され、「ヌナ(お姉さん)」と呟くテオ。そこから、東京に戻る為、釧路空港に移動する侑里と花岡。「テオはラッコを見たい」と言って霧多布岬(きりたっぷみさき)に向かっています。霧多布岬は侑里と父の誠(立川志らく)が油に飲まれそうなラッコを救おうと海に飛び込み、事故にあった場所です。侑里は花岡に勧められるままに霧多布岬に走ります。――霧多布岬の展望台にいるテオに向かい、「テオ君のことが大好きです」と侑里。「僕も愛しています」とテオ。二人は展望台でキス。↲「こころの声、聞こえる、少女」と入力検索する創智大学教授飯山利一(杉本哲太)。人の心の声を聞く能力のあ侑里を発見した飯山教授が、「見付けた」と呟きます。↲
2024.02.27
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■フジ月10/ハートフルホームドラマ■春になったら/第七話(2024.2.26)/「最後の家族旅行と芸人の決心」あらすじ↲椎名瞳(奈緒)は、体が次第に弱ってゆく父、雅彦(木梨憲武)を「結婚までにやりたいことリスト」に記した「お父さんと旅行に行く」に従って、冬キャンプに連れ出します。そこで、「死にたくないなあ。怖くなって来た。瞳の花嫁姿も見たいしな」と雅彦。で、下田の海以来の父娘の写真撮影。キャンプから戻った雅彦は、実演販売会社(ヨッシーコーポレーション)の中井義広(矢柴俊博)社長に、「退職願」を提出。↲その頃、雅彦が必ずしも自分たちの結婚に反対ではないと知った川上一馬(濱田岳)は、駅前の学習塾(中央ゼミナール)講師とフリーの芸人の両立を決意し、「カズマルくん単独お笑いライブ」を決行。――ライブ会場は、瞳、雅彦、そして一馬の一人息子の龍之介 (石塚陸翔)だけ。一馬は、瞳と雅彦のことを語っては「ドンマイドンマイ、僕は好きだよ」を繰り返します。そして、最後に、「今度は僕の方からプロポーズさせてください。僕は一生瞳ちゃんを笑わせ続けます。僕と瞳ちゃんの結婚を許してください」と雅彦に言います。「私は、かず君と龍ちゃんの家族になりたいです。結婚を認めて下さい」と瞳。「認めます」と雅彦。↲教会結婚式会場(Lily bridal)の黒沢健(西垣匠)、森野舞衣(橋本マナミ)に、改めて結婚式をやると伝え、そして、結婚式のプラン変更を要求する瞳。↲
2024.02.26
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■フジ月9/ファンタジーラブストーリー■君が心をくれたから/第八話(2024.2.26)/「きっと誰よりも幸せな今」あらすじ↲喫茶店で朝野太陽(山田裕貴)は長崎市役所勤務の望田司(白洲迅)に会い、雨が触覚を失なったこと、そして、あと一ヶ月で視覚をも失なってしまうことを伝え、「桜まつり」で自身の花火を見せると誓います。そして、「桜まつり」が終わったら花火師を辞め、雨を支えて生きようと決めています。夏場、花火師は忙しくなるので、雨を支える為には花火師の仕事は続けられません。で、自宅でできる仕事の紹介を司に依頼。↲「人は先のことを考えると不安になる。だから、今(十秒間)を精一杯幸せに生きることだけを考えたら」と逢原雨(永野芽郁)に助言していた千秋(松本若菜)が、太陽に、「自分の為に花火師を辞めると知ったら雨が悲しむ」と告げますが、太陽は、「雨にはそのことは言わない」と返答。日下(斎藤工)は、「太陽の選択を否定するなど案内人としてあってはならない」と千秋を非難。↲太陽は、父親の陽平(遠藤憲一)と妹の春陽(出口夏希)に、「今夜、雨にプロポーズする」と伝えます。そして、「雨が病気により五感を失ないつつある」ことを明かし、「今度の<桜まつり>が俺の花火を見て貰う最後のチャンスなんだ」と言います。その夜、線香花火をしながら、「結婚しよう、雨」と太陽。「考えさせて」と雨。日下が「プロポーズを受けてみたら」と優しいアドバイス。↲司から「太陽が雨ちゃんの世話の為、花火師を辞めるつもりでいる」ということを聞き付けた春陽が、太陽に怒りをぶつけます。母、明日香との約束はどうするのかと詰ります。そして、雨に対しても、「プロポーズを断って欲しい。おにいには花火師を続けて欲しい。おにいの前からいなくなって」と訴えます。――そんな時、「こころの病院」に入院中の母、逢原霞美(真飛聖)から連絡があり、「四月の初めに退院する予定なので、一緒に暮らさない?」と誘われます。後日、「迷惑かけるけど、私もお母さんと暮らしたい。長崎を離れた場所で暮らしたい」と母に連絡する雨。↲「もし私が母親だったら、私との約束はどうでも好い。<心のままに生きなさい>と言う。花火師は今という十秒に賭けるのが仕事」と、千秋が太陽に言います。その言葉に後押しされた太陽が、「私と結婚してください」と雨の返事を引き出します。――婚姻届の証人を司に頼み、あとはそれを役所に提出するだけなのですが、雨が、司に「この婚姻届は提出しない」と告げます。「あと一ヶ月で太陽君の前からいなくなります。私が五感を失なった後、太陽君に伝えて欲しい。<本当は結婚してないよ。だから何の責任も感じないで好いよ>と伝えて」と司に依頼する雨。↲「今は、どんな嘘を付いても神様は許してくれる」と雨に言う日下。あと一ヶ月だけ、太陽の奥さんという嘘を付く決心でいる雨は、婚姻届けを破り捨てます。そこに太陽が帰宅し、二人だけの結婚式。↲「全部捨てたと言ったが、実は母さんの写真があった」と言って、陽平が春陽に母、明日香の写真を見せます。太陽の母の明日香は、折に触れ、父親(千秋光太郎)に太陽を抱いた写真を送っており、それが残されていました。あの世の案内人の千秋が太陽の母、明日香でした。↲
2024.02.26
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■日曜劇場TBS9/サクセスヒューマンドラマ■さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~/第七楽章(2024.2.25)/「77歳の夢ライブ」あらすじ↲あおぞらホール閉館。残り一ヶ月の「晴見フィル」は「散り散りオーケストラ」になっていて、「晴見フィル」の備品(楽譜)類を小村二朗(西田敏行)の「うたカフェ二朗」に持ち込み、倉庫代わりに利用。今後は「散りオケ」として、小さな編成(少人数)でのコンサートを模索したり、羽野蓮(佐藤緋美)の提案で「仙台オーケストラフェスティバル」コンペ(優勝賞金あり)出場を目指します。――そんな時、200年の歴史があるドイツの名門交響楽団(ノイエシュタット)から夏目俊平(西島秀俊)に常任指揮者のオファーがあり、元マネージャーの鏑木晃一(満島真之介)が夏目家を訪問。高齢を理由に退く常任指揮者のクラウス・シュナイダーが後任に俊平を指名。その交響楽団は俊平が夢見た憧れの舞台です。「失われた五年間を取り戻しに、僕と一緒にドイト津に帰りましょう」と鏑木。が、結局、「この町でやりたいことがある」と言って、ドイツ交響楽団のオファーを断る俊平。↲高校時代、野球部監督の父、行彦(柄本明)の元、野球に打ち込んでいた俊平は、18歳で田舎を飛び出して以来、一度も田舎には帰っておらず、それで、突然に届けられた俊平の母校、四国の高松城西高校での創立百周年記念行事としての「講演」依頼に戸惑います。母校では、「記念スピーチ」、「オーケストラ部指導」、「インタビュー」を求められています。父、行彦に勘当されて、何十年も「家出状態」の俊平に対し、母は、響(芦田愛菜)、海(大西利空)が産まれた際に会いに来てくれましたが、父は一切顔を見せてくれません。↲「うたカフェ二朗」での喜寿記念ライブを控えていた二朗が、胸を抑えて開店前の店内で倒れ、鶴見中央病院に入院。その病院に「晴見フィル」が駆け付け、それに加わってクラリネット演奏することになる77歳の二朗。それが終わり、二朗の車椅子を押す俊平。「孫の森大輝(宮沢氷魚)から聞いたよ。……この親不孝な放蕩息子。四国のオヤジさんに会って来なよ。いなくなってからでは遅いよ」と言う二朗に、「はい、帰ります。父(行彦)に会って来ます」と俊平。↲
2024.02.25
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■NHK大河ドラマ/歴史ドラマ■光る君へ/第八話(2024.2.25)/「招かれざる者」あらすじ↲左大臣の源雅信(益岡徹)の屋敷では、関白の藤原頼忠(橋爪淳)、右大臣の藤原兼家(段田安則)を招き宴会。頼忠によれば、花山天皇は叔父の藤原義懐(高橋光臣)を従二位の権中納言に取り立て重用。これ以上、義懐の横暴を許さない為、三人の結束が大切と語る雅信。そこで、兼家が「我が三男、道長を雅信殿の娘、倫子(黒木華)様に婿入りさせて欲しい」と持ち掛けます。が、倫子には一条天皇(塩野瑛久)となる東宮(懐仁親王)の后という選択肢もあり、雅信は即答を避けます。雅信は倫子を天皇への入内を望んでいましたが、母、穆子(石野真子)の強い勧めもあり、後日、道長と結婚。実は、倫子は、打毬試合を見て以来、道長に対して満更でもない様子を見せていました。↲藤原義懐は花山天皇の下達として「陣定(会議)は当分開かない」と通達。それに公卿達は反発。兼家は「帝とて誤りを犯されることはある。それをお咎め申さぬと天意に背く政になり世が乱れる」と義懐を一喝。兼家(段田安則)は頼忠、雅信とともに花山天皇に直訴に行こうとしますが、その時、その場に倒れ込んで意識不明。兼家は屋敷に運び込まれ、命の危険。円融天皇(坂東巳之助)に入内していた藤原詮子(吉田羊)が病の父を訪ね来て、左大臣家、源雅信が自身に忠誠を誓っていることを理由に、父の死など自身の立場に全く影響が無いと冷たく断言。そして、道長(柄本佑)と源雅信の娘、倫子の結婚話が進んでいることを、道隆(井浦新)、道兼(玉置玲央)に伝えます。↲道隆は父の病が呪詛によるものなのか病なのか判断すべく安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)を呼びます。清明は、道隆、道兼、道長の三兄弟を枕元から下がらせ、祈祷。すると霊が晴明に同行していた巫女に降ります。巫女が「自分は藤原よし子(井上咲楽)だ」と名乗ります。そして、眠っている兼家に、「子を返せ!」と言って掴み掛ります。道隆と道兼が、道長によし子の死は、父、兼家の命を受けた晴明による呪詛なのだと説明。「父がよし子の腹の子だけを殺せと言ったのに、晴明が母子ともに呪い殺した」と説明。で、張本人の清明は花山天皇に、「兼家には呪われて死んだ藤原よし子の霊が取り憑いている」と報告。↲まひろの父、為時(岸谷五朗)が内裏の書庫整理。そこに、「ご苦労である」と道兼。為時が兼家の容態を尋ねますと、「病に伏せてなお、父は、私を打ち据えます」と嘆きます。道兼の身体には無数の痣があります。道兼は、「小さい時から父に可愛がられた覚えはない。何時も投げられたり蹴られたりしておった。今も、病に倒れ生死の境を彷徨いつつも私を忌嫌っている。自分は何処に行っても嫌われる。蔵人の務めで花山天皇の側に上がっても兼家の子というだけで遠避けられてしまう」と嘆きます。その数日後、道兼が酒持参で為時の屋敷を訪問。そこに、和歌の勉強会から戻ったまひろ。母、ちやは(国仲涼子)の仇の道兼を見て動揺したまひろは、一旦、自分の部屋に逃げ込みますが、父、為時と酒を飲む道兼の前で琵琶を弾きます。それを聞いた道兼は、「見事」と褒めます。「誰に習ったのか?」、「母に習いました」、「母御は如何された?」、「母は七年前に身まかりました」、「それは気の毒であったな、ご病気か?」、「はい」と、まひろ。――道兼が帰った後、為時はまひろに頭を下げます。「すまなかった。良く辛抱してくれた」という父に、「私は道兼を許すことはありません。されど、あの男に自分の気持ちを振り回されて生きるのは、もう嫌なのです」と、まひろ。↲兼家の屋敷に盗賊。逃げる盗賊を屋敷警護の武者が取り抑え、道長の前に引き立てます。覆面を取ると、なんと、その盗賊は直秀(毎熊克哉)です。打毬試合での代役では、道長の弟とされていた直秀です。↲
2024.02.25
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■日テレ土ドラ10/タイムリミットバトルサスペンス■新空港占拠/第七話(2024.2.24)/「新・逃亡」あらすじ↲空港占拠した獣の群れから離れて単独行動の鼠、新見大河(ジェシー)が警察官の綾部朔(吉田健悟)から奪い取った武蔵裕子(比嘉愛未)を拉致し、誰もいない獣のアジトに帰還。↲空港では残り八名の人質が押し込められている部屋に時限爆弾が仕掛けられていて、タイマーは残り4時間。その時間を経過すると人質全員が爆死という状況下で、壬生正雄こと北見茂(手塚とおる)が久留米勝利(富川一人)との連係プレーにより、鋭利なペンを牛の掛川瑠美(サーヤ/ラランド)の首に突き付け 取り抑えます。瑠美から奪った拳銃を頭部に突き付け、「今すぐ俺たちを解放しろ。時限爆弾を止めろ。この女が死んでも好いのか!」と龍の駿河悠月(高橋メアリージュン)に向かって叫びます。が、龍は瑠美を見捨てます。それに瑠美の恋人、猪の松長仁(後藤剛範)が猛反発しますが、「仁、渚のことゴメンね。だけど、絶対に時限爆弾を止めないで……」と言って、瑠美は龍のやり方を支持。渚というのは松長と瑠美の子であり、その名付け親が馬の堀江海斗(竹内まなぶ/カミナリ)でしたが、渚は逮捕後流産。↲時限爆弾の残り時間内に山猫の正体を突き止めよという課題を与えられた武蔵三郎(櫻井翔)は、和泉さくら(ソニン)管理官の目を翳め、殺人教唆容疑で拘束されているかながわ新空港社長、天童美香(黒沢あすか)を拘束場所から連れ出します。拳銃を突き付け、「山猫の正体が分かる場所に案内しろ。警察と取引しようと山猫を裏切ったお前はいずれ山猫一味に殺される。お前の生きる道は、山猫を捕まえる以外に無い」と言って、その場から強制連行。監視役刑事には「天童は県警で取り調べることになったので、そちらに移送する」と嘘を言って脱出。山猫が北見と会っていたという「横浜みなとビル」地下室に向かう天童と武蔵。――そこに天童殺害の命を受けている綾部が待ち構えていますが、これを打ち倒し、天童社長が何かの時の用心に仕掛けておいた隠しカメラから映像データを取り出します。北見が秘書の茂木忠信と会っている場面が映し出されています。「北見先生、もし、私が警察に捕まっても、あなたが山猫であるということは絶対に口を割りません」と茂木が言っています。武蔵に倒されていた綾部が復活して、再び武蔵に銃を突き付けますが、今度は背後から近付いた本庄杏(瀧内公美)警部補によって殴り倒され逮捕。↲それより先に、本庄警部補は神奈川拘置所の大和耕一(菊池風磨)から山猫情報を聞き出しています。まず、「山猫が1月13日に空港に来る」という暗号文は、鶴牧法律事務所の飯塚に送ったものではなく蛇の駿河紗季(宮本茉由)に送ったものであると指摘。そして、七ヶ月前、北見とともに複数の罪状で逮捕された北見の秘書、茂木忠信は、大和と同じ神奈川拘置所三号棟に収監され、そして、2024.1.6に首吊り自殺。その間、北見は保釈中に逃亡。駿河紗季が大和耕一に面会に来たのは、茂木忠信から北見情報を聞き出すよう頼む為だったのではないのか、という事実を突き付けます。――1980年代、陸奥建設を設立した陸奥哲夫なる人物がいました。莫大な資産により政財界を支配。当初は表舞台で動いていましたが、裏に回った方が動き易いと考え、山猫を名乗って闇に消えます。で、陸奥に代わって表に立ったのが当時二十代だった陸奥の友人の北見茂。初代山猫が陸奥哲夫でした。北見が山猫と有力者の間に立って窓口の役割を果たすことになっていました。が、陸奥は十年前に病死。それを引き継いだのが北見なのでした。最後に、駿河紗季が龍の悠月の双子の妹であることも、大和は本庄に語ります。↲陸奥哲夫とかながわ新空港に接点あることが分かります。かながわ新空港促進協議会の発起人が陸奥哲夫でした。会長は横浜ベイサイドホテル社長の丸亀洋一。常務が白河組の白川巌(俵木藤汰)。監査が弁護士の米沢秀夫(長田成哉)。この二人は、既に嘘が暴かれて人質から解放されています。で、本日(2/14)、協議会総会が横浜ベイサイドホテルで開かれています。この協議会メンバーに山猫がいる可能性があります。因みに、人質の中で協議会メンバーになっているのは、北見、宇和島健介(濱津隆之)であり、解放後に警察に確保された天童も、当然、メンバーです。↲武蔵は和泉管理官のいる司令本部戻り、山猫の正体を龍に報告。政財界を牛耳る裏のドン、初代山猫の陸奥哲夫が2014年に病死。山猫の死後、北見が山猫を引き継いでいたと報告。真実を暴かれた形の北見は隙を突かれ、牛の掛川瑠美に取り抑えられます。「北見茂、山猫であることを認めるか?」と龍。「ああ、俺が山猫だ」と北見。そこで時限爆弾のタイマーが止まります。「全てが判明したのだから、人質を解放しろ」という要求に、「好いだろう」と、四人が解放されます。空港スタッフの桃山岳斗(寺田ムロラン)、森崎恵太(中村隆希)、佐伯野々花(福地亜紗美)、矢代彩奈(安宅陽子)が解放されます。北見茂、武蔵の姉の二葉(奥貫薫)、天童社長秘書の宇和島健介、CAの庭瀬美月(結城モエ)は依然として人質です。↲鼠の大河が奥歯の中に隠していたマイクロチップデータを取り出します。そのデータを保管施設からを盗み出した時、このデータを守るよう山猫に命じられていた綾部に発見され撃たれた大河。データの中に、「かながわ新空港促進協議会」ファイルがあります。「Mプロジェクト」というPDFデータがもります。「あそこは、ただの空港じゃない」と天童が武蔵に言っていましたが、何か重大な秘密がありそうです。「2014年に、地下500Mで発見。2018年、採取に成功。2030年以降に実用化を目指す」という記述があります。そして、「C」ファイルを開いた大河が、「山猫は北見じゃない。本当の山猫は……」と裕子に語ります。↲綾部が移送された横浜署に向かい尋問しようとする武蔵に、和泉管理官が、「野毛山病院から警官(綾部)に保護された裕子さんが到着していないという連絡があった。先に逮捕した綾部に、裕子さんは拉致されていた」と伝えます。――京都で生まれた綾部は両親から虐待を受け、12歳時に、北見衆議院議員と養子縁組。「北見を父と慕う綾部が本当のことを語るとは思えない」と和泉が武蔵に言います。↲空港占拠一ヶ月前。「彼らの嘘を暴き、それを認めた者は解放する。その後の裁きは社会に委ねる」と占拠方針を伝える龍に、鼠の大河は、「それを生温い、解放せずに殺すべき」と主張。が、龍は「我々は獣であっても、ケダモノでは無い」と言って、それを押し留めていました。で、大河は獣としての集団行動を離脱。「お前(裕子)を狙った理由は一つ。この手で殺す為だ」と裕子に宣告する大河。「ネックレスは好きか?」と言って首輪状の時限爆弾を裕子に装着。――「獣ちゃんねる」の配信が突然に始まります。鼠の大河が、龍らの「獣ちゃんねる」を乗っ取っています。そこに拘束された裕子が映し出されます。大河が、「武蔵、お前の妻は一年前に罪を犯した。夜明け(6時50分)までにその罪を明らかにしろ。間に合わなければ妻の首が吹っ飛ぶ」と、恐ろしいことを言っています。「あいつ、獣から抜けた筈なのに暴走している」と獣たち。「これ以上、邪魔はさせない」と龍の悠月。↲「明けない夜は無い。走れ、武蔵」と大河。――「許さねえ」と怒りに震える武蔵。↲
2024.02.25
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■フジ金9/刑事医療エンターテインメント■院内警察/第七話(2024.2.123)/「pray(祈る)」あらすじ↲阿栖暮総合病院「院内交番」の武良井治(桐谷健太)は、室長の横堀仁一(市村正親)とともに、警視庁捜査一課長の城川尚(テット・ワダ)と居酒屋で会います。――武良井の恋人、ステージⅣの胃癌患者だった夏目美咲(入山法子)は、抗癌剤の新薬治験に参加した二ヶ月後、間質性肺炎で他界。治験責任医師は榊原俊介(瀬戸康史)。城川は、「製薬会社側も治験患者が間質性肺炎で相次いで亡くなっていることを把握しており、内部調査を始めた」と報告。武良井は、「美咲が残した日記を読み直していて気付いたことがある」と言い、「亡くなった患者たちは、体調の異変を訴えたら治験を止めさせられてしまうことを恐れ、肺炎の症状が出ていたことを黙っていたのかも知れない」と城川に語ります。「美咲を殺したのはあいつか、病院か、それとも……」と呟く武良井。↲病院内で倒れたHLHS(左心低形成症候群)という先天的疾患を持つ少女、今井結依(梨里花)が入院。榊原は、同じHLHSで死んだ妹の希(共田すず)と結依を重ね合わせます。白い帽子を誕生日にプレゼントし、退院したら海に行こうと約束した日を思い出し、胸ポケットの妹の形見のペンを抑える榊原。因みに、結依の「退院したらやりたいことリスト」に「今年こそ海に行く」とあり、これも希と一緒です。――あの日、榊原は希と堤防を歩いていて、転落。「助けて下さい」と希が近くにいた釣り人の元に走り、辛うじて釣り人に救出された榊原。で、釣り人らが去った後、兄を助けようと急に走り出したことがいけなかったのか、希が倒れ、阿栖暮総合病院に緊急搬送(救急外来)。それが、15年前の出来事です。↲余命僅かな入院患者の清宮松雄(でんでん)が緩和ケアに移行ということで退院の運び。清宮は、武良井に別れた妻、遠藤康恵を探すよう依頼。家の権利を元妻に移す変更届に署名が必要なので探して欲しいとのこと。が、今更元夫に会いたくないと言って、康恵は拒否。「顔見るのも嫌だから、署名が必要なら郵送で」と申し入れ。「康恵さんに元気な姿を見せたいだけ、会いたいだけだと思う」と武良井に同行した川本響子(長濱ねる)が説得しますが、空振り。清宮に断られたことを伝えた武良井は、元妻の電話番号を記したメモを渡します。で、康恵に電話した後、清宮は急激な血圧低下で倒れ、そのまま他界。「死ぬ前にやっておくこと」を書いたノートだけが残されます。――連絡を受けた康恵が病院を訪れます。武良井が、「思い出したくなった時に読めば好いと思います」と言って清宮のノートを康恵に渡します。ノートに記載されている「死ぬ前にやっておくこと」の最初に、「康恵、梨沙、悠斗に会う」とあり、この項目にのみチェック(✓)が入っていません。また、結依との約束だった「退院したら、わらび餅を飲む」が追加されていましたが、こちらも未チェックになっています。「主人のこと、いろいろ有難う御座いました」と武良井に礼を述べる康恵。↲清宮の死に動揺する結依。「榊原先生、怖い。私、治るよね。死にたくないよ」と言う結依の言葉が希の言葉と重なります。結依の肩に触れ、「大丈夫だ。俺が治す」と榊原。↲
2024.02.23
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■テレ朝木曜ドラマ9/サバイバル医療ミステリー■グレイトギフト/第六話(2024.2.22)/「病理医の逆襲と真犯人登場」あらすじ↲明鏡医科大学付属病院の病理医、藤巻達臣(反町隆史)の培養になる殺人球菌「ギフト」で邪魔者の命を奪い続ける新理事長の白鳥稔(佐々木蔵之介)。心臓外科医、郡司博光(津田健次郎)の裏切り戦略も全て白鳥の絵図でした。で、白鳥は、それに関わった事務長の本坊巧(筒井道隆)、会員制ラウンジ「アルカナム」のオーナーの安曇杏梨(倉科カナ)、そして藤巻と共闘関係にあった検査技師の久留米穂希(波瑠)をも掌握。次期、全国医学系大学連合会議の議長選対策としての裏金作りに、杏梨の持つ闇ルートでギフトを売り捌くという計画を語ります。それにつけても藤巻の忠誠心を疑う白鳥は、妻の麻帆(明日海りお)にギフトを贈ると脅迫。が、妻には郡司との不倫で裏切られ、そして、離婚を迫られている藤巻は動ずることなく、今後は、自らギフトを作ると断言。その見返りに、白鳥に法外な金を要求。で、麻帆の退院。病院を去り行く麻帆に離婚届を渡す藤巻。↲人が変わって大胆不敵な振る舞いを見せる藤巻に戸惑いつつ、藤巻に全面協力する穂希。まずは、研究室内に仕掛けられていた盗聴器を発見する穂希。「全てを終わらせる」と決意した藤巻は、警視庁刑事の神林育人(尾上松也)警部補に事の全貌を密告。看護師長の鶴下綾香(片山萌美)までに至る全11名のギフト犠牲者名を明らかにします。その上で、白鳥逮捕に向け、確たる証拠を手に入れようとする藤巻と穂希。そんな二人に本坊事務長は、ギフト取引(ギフト五本を五千万円で売る)会場になる「アルカナム」に正装で出席するよう連絡。藤巻は、その日時を神林警部補に連絡。自身を含め、取引現場にいる全員を一網打尽にするよう求めます。↲神林の娘、琴葉(中島瑠菜)は重篤な心臓病を抱えていて、そのオペは日本国内では白鳥のみが可能ということで神林は悩んでいましたが、「殺人犯を父親が見逃したことで自身の命が救われたという哀しい事実を娘に背負わせたくはない」ということで、神林は白鳥逮捕を決意しているかのように藤巻の前では振舞います。――当初、白鳥は今回の取引に出席しないということになっていましたが、藤巻が、白鳥を出席するように導きます。これで白鳥逮捕が可能になったように見えますが、「ギフトの取引現場を抑えただけでは殺人罪を確定できない。白鳥から直接殺しに関わったという発言があれば逮捕できる」と神林。ということで、ペン型録音機と骨伝導式イヤホンを神林から渡される藤巻。↲取引当日。「アルカナム」のボーイ、立花佑真(市川知宏)が白鳥、郡司、本坊、藤巻、穂希を出迎え、VIP特別室に案内。藤巻が五本のギフトを提出し、郡司が本物かどうかをチェック。本物と判定。五千万円が入ったスーツケースを杏梨が特別室に運び込み、それが本坊事務長に渡されます。その時、藤巻が、「これがどのように使われるのかご存じですか?」と白鳥に尋ねます。白鳥は、販売先は杏梨に一任していると回答。杏梨は、「外交官を通じて海外で裁くのがメイン」と説明。それに穂希が口を挟み、サンプルデータ収集の為と言って、国内販売先のターゲットを聞き出します。そして、藤巻が、仲間になっているのに今後も疑われ続けるのは嫌だから、次回は自分がギフトを贈る役を引き受けると白鳥に申し出ます。それを受けた白鳥が、全国医学系大学連合会議専務理事、清川昌匡にギフトを贈るよう言い、ターゲットになるスマホの顔写真画像を藤巻に示します。それを手に取り、「この方を殺しても構わないということですか?」と藤巻。「ええ、殺してください」と白鳥。藤巻と穂希は「僕らの勝ちだ」と心の奥で叫び、目配せ。そこに神林警部補が登場。「あなたは殺人を私に命令した。もう逃げられない」と言って、勝ち誇る藤巻。しかし、神林は完全に白鳥に取り込まれていて、白鳥を逮捕する気は毛頭ありません。神林は、藤巻を裏切っていました。藤巻から告げられていた作戦の全てを白鳥に報告していました。娘の命を助ける為、白鳥を守ろうと決めた神林。「お前は一生俺には勝てない」と藤巻に囁く白鳥。↲藤巻は神林と二人きりになったところで、「僕は妻を救う為に、沢山の人たちがギフトで命が奪われてゆくのを見て辛い思いをして来た。今後、神林さんも苦しい思いをすることになる。その時、僕の所に相談に来てください」と言います。そう言ってから研究室に戻ると白鳥がいて、「来週までにギフト五本」と注文。で、「もう、いっそのこと殺してください。盗聴器が仕掛けられていることも分かっている」と白鳥に泣き付く藤巻。が、白鳥が本坊事務長に命じて仕掛けさせた盗聴器は一つ。藤巻が指し示すのは、それとは別の盗聴器です。そこに、「ギフトの創造者」を名乗る真犯人から藤巻に電話。「急性心不全」による死亡とされましたが、実は、ギフトの第一被害者となっていた元総理大臣、愛宕克己(山田明郷)、そして第二の被害患者、心房中隔欠損症で入院中だった安田勝(小高三良)、この二人を殺害したのは、「ギフトの創造者」を名乗る犯人と思われます。――「ギフトの創造者」が、「<アルカナム>でのギフト販売を即刻中止してください。従わなければ、病院内の患者にギフトを贈ります。601号室の板橋芳子さん、私のオクトセブンの威力を見てください」と白鳥と藤巻に通告。藤巻、白鳥が601号室に走ります。近くにいた看護師が、「板橋さんは昨夜、亡くなりました」と言います。遺体安置所の板橋芳子の首に斑点があるのを確認する藤巻と白鳥。↲
2024.02.22
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■日テレ/水10■となりのナースエイド/第七話(2024.2.21)まで/あらすじ↲新聞記者だった姉の桜庭唯(成海璃子)が「シムネス(全身性多発性悪性新生物症候群)」に罹患し、その時、多摩中央総合病院の担当外科医だった桜庭澪(川栄李奈)は、姉の延命オペを敢行。が、その直後の半年前、オペしたことで松葉杖無しには歩けなくなり、それで記者の仕事を外された姉は、生きる意味を見失なって病院屋上から投身自殺。で、「姉を殺した」と澪は思い込んでいます。その精神的ショックでPTSD(心的外傷後ストレス障害)になり、医師の仕事が全く不能になった澪。そんな澪を見かねた星嶺病院の火神郁男(古田新太)外科部長が、ナースエイドの仕事を斡旋。以前から澪を外科医としてスカウトしていたのですが、外科医として動けなくなっている澪をナースエイドとして呼び寄せていました。この仕事を続けることで澪が再び外科医として立ち直り、「オームス」のオペレーターとなることを火神は期待しています。火神が実用化を目指すこの「オームス」とは、「火神細胞」にミクロ単位のバイオコンピューター回路を組み込んだ「新火神細胞」を電気刺激と磁力で操作するシステムのこと。「新火神細胞」を血管から注入し、それを腫瘍に集めて一気に癌細胞を食い尽くすという術法です。魔病シムネスに打ち勝つ最終兵器です。しかし、オームスを扱う者は心身共に大きなダメージを受け、恰も酔いが回る状況に立ち至ります。火神の一人娘、アメリカ留学から帰国した玲香(瀧本美織)が5分、竜崎大河(高杉真宙)は15分が限界です。最低でも1時間は耐えないと医療操作は不能です。のちのち、澪が唯一、「オームス」を操作できる外科医となります。↲澪の寮の部屋が何者かによって荒らされートPCが盗まれます。姉の婚約者だった橘信也(上杉柊平)刑事が澪を訪れ、「唯は自殺ではなく、半グレリーダーの辰巳浩二に殺された」と言います。唯の遺品を保管しているレンタル倉庫からノートPCを取り出し、データ(フォルダ)確認。「辰巳浩二資料」ファイルがあります。ファイルに辰巳のアジトかと思われる山奥の住所が記載されており、そこに急行する澪。すると、その山中の屋敷に大河の車が接近。大河が姉の殺害に関与している可能性が浮上。大河を問い詰める澪。「辰巳は俺の患者だ」と大河。星嶺澪とは別の病院で、難しいオペを高額で請け負っている大河。幼少期を過ごした養護施設(板橋羽ばたき園)に運営資金を届ける為、やや違法性のあるオペを他病院で請け負っていました。その中の一人が、辰巳でした。――請負先病院には、辰巳の二歳になる娘が入院しています。病名は先天性胆道閉塞症。胆管が生まれつき閉塞している疾患で、そのまま放置すると肝不全を起こして命を落とします。それを防ぐ為の手術を執刀医がミス。肝硬変が進んで肝不全。このままですと余命二、三ヶ月。肝移植する以外の道は無く、そのドナーが父の辰巳。山中の屋敷で辰巳の肝臓の一部を取り出し、請負先病院に運んで移植するという段取りです。辰巳の手術に助手として同行する澪。移植手術は無事成功。辰巳の縫合後のガーゼの中に澪がGPSを仕込み、術後の辰巳の潜伏先を抑える警察。しかし、取り調べの結果、唯の死亡時に辰巳は海外滞在していたことが判明。アリバイ成立で、辰巳は唯殺しの犯人ではありません。そして、大河に対する疑いも晴れます。↲その後、ナースエイドの同僚、片岡晴美(水野美紀)、菊池相馬(矢本悠馬)、小野夏芽(吉住)が澪の監視を外科医の猿田弥彦(小手伸也)に指示されていたことを知ります。三人は、それぞれ猿田に弱みを握られていて、それで監視命令に背けませんでした。――澪は、「私に監視行為がバレたことを猿田には言わないこと」を条件に、三人が唯の遺品を納めているレンタル倉庫に押し入ってデータ類を持ち去ろうとしていたこと、そして、夏芽が澪の部屋を荒らしてパソコンを盗み出していたことを警察通報しないことにします。が、夏芽が猿田を殴り、退職するつもりでいます。それを澪が押し留めます。夏芽の退職は回避されます。大河が殴られた猿田を牽制し黙らせます。↲
2024.02.22
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■テレ朝水9、刑事ドラマ■相棒S22/第十七話(2024.2.21)/「インビジブル」あらすじ↲五期(20年)連続東都市長を務め上げて、次期、都知事選の最有力候補となっている山田征志郎(升毅)の自宅に宅配便で爆弾(二箱)が届きます。差出人欄には、それぞれの箱に、杉下右京、「INVISIBLE(インビジブル=透明人間)」とあります。で、爆発前に犯人から「それは爆弾だ」という電話通告があり、それを受けたお手伝いの雅恵(福井裕子)。山田の妻の美紀子(斉藤レイ)とともに急ぎ屋敷外へ避難。幸い怪我人はありませんが火災発生。テロ事件の可能性があります。杉下右京(水谷豊)は、事件関係者ということで、「捜査は断じて許さん」と内村完爾(片桐竜次)刑事部長に厳命されます。が、「犯人は私を表に引っ張り出そうとしている」と考える右京、そして、亀山薫(寺脇康文)は、内村刑事部長の命令を無視し、山田征志郎に話を聞きます。雅恵、美紀子、それに城北中央署長の山田の息子、正義(金井浩人)にも会います。山田は、「ネットで殺害予告を受けている。私の弱者救済政策を快く思わない人たちが一定数いる。が、私は女手一つで育っていて、人の苦しみや悲しみは良く分かる。私怨(恨み)を買うような覚えは全く無い」と断言。↲山田邸爆破に続いて、警備会社に勤める牧野文雄(山形匠)のアパートで、第二の爆破事件が発生。こちらも夜間に宅配された爆弾です。で、牧野は重傷。差出人は「INVISIBLE」。電気設備会社(スギナ電気設備)勤務の本城卓(吉田日向)が宅配業者に変装して爆弾を届けていました。そしてスマホの遠隔操作で爆発させていました。↲右京と亀山が牧野の勤務先(AEGIR警備保障会社)に向かうところで、チェス倶楽部での右京のライバル、IQ150の天才少年、山田(中川翼)と遭遇。――来週は、馴染みの倶楽部でチェス大会があります。右京は再戦を楽しみにしていましたが、仕事(事件捜査)が忙しくなって参加できるかどうかは分からないと言いますと、山田もまた、掛け持ちのバイトが忙しく不参加になると言って立ち去ります。亀山は、山田が山田市長と同姓であるのが気になっています。警備会社では、牧野の前職は城北中央署の警察官であり、那須野(永倉大輔)副署長の紹介(特別枠)で入社しているということが分かります。↲「爆弾で幕が開き、改造銃で幕を閉じる」と呟く山田の部屋を本城が訪ね、「仕掛けて来た」と報告。「ありがとう」と山田。――犯人が自首するというネット書き込みがあります。その直後、山田が城北中央署に現れて「連続爆弾事件の犯人、INVISIBLEの山田です」と名乗ります。山田を確保。起爆装置を持っていますが、「起爆装置は解除されているので安全です」と山田。↲
2024.02.21
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■TBS火ドラ10■Eye Love You/第五話(2024.2.20)/「好きだった本音に抗う花岡」あらすじ↲チョコを受け取った時のユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)の心の声、「ヌナ(お姉さん)……」を聞いた本宮侑里(二階堂ふみ)は、自分は本当に彼の恋愛対象になっているのかと疑います。これまで、「チョア(好き)」という心の声は聞こえて来ても、「サランヘ(愛している)」という言葉は聞いていないことを確認する侑里。その一方、テオもまた、「Dolce & Chocolat.」の「環境に優しい(配慮する)」企業理念を伝えるセミナー(テオの通う創智大学で開催)の準備を進める侑里と花岡彰人(中川大志)の信頼関係を見て、侑里の「特別な人」は花岡なのかと落胆。亀井茂夫(ゴリけん)からも、「社長の夢(企業理念)を叶えるのが花岡さんの生きがいになっている」と聞き、「自分は侑里さんの特別な人にはなっていない」と考え、落ち込みます。↲「テオがパネル(環境問題)講師を務めるセミナー終了後、テオを本採用にしたい」と侑里に告げる花岡。――セミナー前夜。ブランコのある公園広場で会う侑里とテオ。夜の散歩。そして、キス。「サランヘ」というテオの心の声を聴く侑里。突然のことに狼狽し「ごめんなさい」と言って走り去る侑里。↲セミナー当日。――前夜、テオと会っている際に入ったメールを見逃していて、それで、試食のカカオ豆をセミナー会場に持参していない侑里。急遽、カカオ豆を近くの輸入スーパーで購入。で、スーパーのカカオ豆は香りが弱いので、飯山利一(杉本哲太)教授と小野田学(清水尋也)先輩の研究室にあるフライパンを借り受けて焙煎することになります。↲「私たちは環境に優しくないといけない。……世界に生息する野生動物の四万種が絶滅危機に瀕している」と壇上で説明するテオ。その横で、ショコラティエの池本真尋(山下美月)がフライパンでカカオ豆を焙煎。聴衆の学生に臭いを嗅がせます。その様子を見ている飯山教授と小野田先輩は、テオと真尋が恋人関係なのだと、未だに確信しています。真尋が好きなのは小野田なのだということを、小野田自身が全く気付いていません。そんな小野田の報告を受けている飯山教授は、完全に誤解をしています。因みに、理由は判然としませんが、飯山教授は、テオの恋人が侑里であってはならないと思っています。飯山教授は、12年前、侑里とその父の誠(立川志らく)が、油に飲まれそうになっているラッコを助けようと海に飛び込んだ時、同じ船に乗っていました。↲テオの本採用が決定。「社内恋愛はダメというルールは無いから」と侑里に言う花岡。その時、「俺はもう好い、これで好いんだ。……ずっと好きだったけど」という花岡の心の声を聞く侑里。「じゃあ、また明日」と言って花岡は帰宅しますが、「ずっと近くにいた大切な人のことを、私は分かっていなかった」と落ち込む侑里。――マンション前で、「僕は侑里さんの特別な人になりたいです。花岡さんは特別ですか? 花岡さんのことが好きですか? 僕のこと、好きではありませんか?」とテオに問われた侑里は、「ごめんなさい」と言って、マンション内に走り込みます。↲
2024.02.20
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■フジ月10/ハートフルホームドラマ■春になったら/第六話(2024.2.19)/「娘へのサプライズ、父が下した決断」あらすじ↲川上一馬(濱田岳)との婚約解消を申し出る椎名瞳(奈緒)。一馬は瞳の胸中を察しそれを了解。雅彦(木梨憲武)は幸せを手放そうとする瞳の姿にやり切れず、別れの寂しさがこみあげます。「人生ノート」を書き終えた雅彦は、瞳との別れの寂しさを緩和ケア医の阿波野弘(光石研)に相談。そして、実演販売会社(ヨッシーコーポレーション)社長の中井義広(矢柴俊博)と見習いの加賀谷吾郎(葵揚)に自分が末期の膵臓癌であることを告白。治療は受けないという雅彦の覚悟に、二人は驚きます。↲雅彦のことでストレスと疲れが蓄積された瞳は、勤務先の助産院で倒れ数日の入院。そして、退院祝いでは、神尾まき(筒井真理子)、岸圭吾(深澤辰哉)、大里美奈子(見上愛)、一馬、龍之介 (石塚陸翔)が椎名家に集結し、雨の帰宅を迎えます。――一馬と龍之介を呼んだのは雅彦であり、どうやら、瞳と一馬の結婚話が復活する気配になっています。瞳の「結婚までにやりたいことリスト」を見ていた雅彦は、その中にあった「父にカズマル君との結婚を認めて貰う」という娘の希望を叶えさせてやりたいと思っています。↲
2024.02.19
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■フジ月9/ファンタジーラブストーリー■君が心をくれたから/第七話(2024.2.19)/「明日を生きる理由」あらすじ↲朝野家に招かれる逢原雨(永野芽郁)と望田司(白洲迅)。太陽(山田裕貴)の父、陽平(遠藤憲一)と「朝野煙火工業」の従業員らは二人を歓待。太陽は、周囲に人がいなくなったところで、司に、「五感を失なう病気など無いのなら、雨の症状の原因は何だろうか?」と尋ねます。司は、医師の友人の話として、「雨ちゃんは何らかの後遺症で感覚を失ない、それを五感を失なう病気だと思い込んでいるのかも知れない。……今年の<桜まつり>で花火を上げて、雨ちゃんを元気付けてあげて」と太陽を応援。が、その為には、長崎花火協会長の「花火師審査」を通らないといけません。赤色表現に自信が持てない太陽は、「来年の春に賭ける」と言い、差し迫っている今年の「桜まつり」での花火打ち上げを断念。↲触覚が無くなる日の夜、「朝まで、ずっと、ぎゅっとしてて欲しい」と太陽に言う雨。ベッドの上で抱き合う二人。「何があっても、ずっと愛しているからね」と雨。「俺も」と太陽。で、夜間に一人起き出した雨。手摺に触れている感覚(触覚)を無くした雨がバランスを崩し階段を転げ落ちます。頭を打った雨を病院へ搬送する太陽。病室で、「本当は病気じゃ無いんじゃないの? 何があったの?」と雨に尋ねる太陽。雨は「私、奇跡を背負ったの」と今まで隠していた本当のことを言い、あの世の案内人、日下(斎藤工)と千秋(松本若菜)を呼び出します。何故か、日下と千秋が見えている太陽。で、「五感を差し出せば太陽の命を救うことができる、彼に心を捧げますか? と言われ、私はその奇跡を受け入れた。私は全然平気だから安心して」と太陽に説明する雨。「パテシエの夢を諦めたのは俺のせいだったのか。俺が雨の夢を奪ったのか? お願いします。俺の五感を雨に渡して奇跡を終わらせてください」と懇願する太陽に、「できません。彼女の五感が失なわれるまで終わらない。あなたに彼女を救うことはできない」と日下。――病院の屋上から投身自殺を図る太陽。それを止める日下。杖を突いて雨が接近し「私は後悔していない。泣かないで」と太陽を説得。↲雨の腕時計に「目」が表示され、次に奪われるのが「視覚」と判明。そのタイムリミットは34日後の「桜まつり」での花火の打ち上げ日(3/24)。それを太陽も確認。「あなたが私の全て(五感)を奪ったと思っているのなら、私に生きる理由を与えて欲しい。あなたの花火を見せて欲しい。視覚障害に負けるな、太陽君ならきっとできるよ」と雨。「絶対に叶えるよ、雨の目が見えなくなる前に花火を見せるよ」と太陽。約束の指切りげんまん。↲
2024.02.19
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■日曜劇場TBS9/サクセスヒューマンドラマ■さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~/第六楽章(2024.2.18)/「さよならコンサート」あらすじ↲「あおぞら文化ホール」の閉館が三月末から二月末に前倒し。「晴見フィル」の新規イベントの受け付けも無しになります。練習場所も発表舞台も失なった「晴見フィル」に、「うたカフェ二朗」の店主、小村二朗(西田敏行)は、毎年(2/24)ホールで実施される恒例行事、「梅祭り」で最後の「さよならコンサート(15時開演)」を開いてはどうかと提案。団長の古谷悟史(玉山鉄二)を中心に、白石一生(淵上泰史)市長にバレないよう準備を進めます。チラシのデザイン画は夏目志帆(石田ゆり子)に依頼。↲夏目俊平(西島秀俊)は、日頃、「カルメン然」としているフルート主席奏者、倉科瑠李(新木優子)の優しい素顔を知ります。「実家が無くなるようだ」と言って、ホール閉館を悲しむ瑠李。少女時代のフルートの発表会では、離婚した両親が必ず来場してくれて、で、このホールで家族三人が揃うことになっていました。最後の「梅祭りコンサート」にも、母の家族、父の家族が来場。瑠李は優しくフルートソロを熱演。一方、コンマスのバイオリン奏者、近藤益夫(津田寛治)の密かな夢は、「晴見フィル」で指揮棒を振ること。俊平は最終演奏曲の指揮を近藤に任せます。「指揮者に必要なのはアパッシオナート(情熱)。情熱を爆発させてください」と言って送り出します。演奏終了後、高校時代からコツコツとバイオリン一筋でコンマスに上り詰めた近藤が、「40年間、私たちの演奏を聴いていただきありがとうございました」と挨拶。↲コンサート打ち上げ会場で、ソフィからのオファーを受ける俊平の元マネージャー、鏑木晃一(満島真之介)。「そのオファー、俊平さんに受けさせるよ。必ずドイツに連れて帰る」と応じています。ドイツ名門交響楽団の常任指揮者のオファーです。↲
2024.02.18
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■NHK大河ドラマ/歴史ドラマ■光る君へ/第七話(2024.2.18)/「おかしきことこそ」あらすじ↲花山天皇(本郷奏多)が寵愛した「弘徽殿の女御」こと藤原よし子(井上咲楽)が天皇の子を身籠ったまま十七歳で他界。懐仁親王(塩野瑛久)の一条天皇(第66代天皇)としての早期の即位を望む右大臣の藤原兼家(段田安則)は、陰陽氏の安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)に「藤原よし子が皇子を産まぬよう呪え」と命じていました。それでも兼家は、「女御様のお命まで奪えとは言うてはおらぬ」と抗議。が、安倍晴明は「腹の子が死のうと、よし子もろとも死のうと、国にとっては吉兆」と言い放ちます。そして、「私を侮っていると、右大臣一族も危うくなる」と脅します。↲深夜、直秀(毎熊克哉)の散楽一座は大内裏から盗んだ絹の反物を河原に置き、貧しい民に分配。そんな直秀に接近したまひろ(吉高由里子)は、道長(柄本佑)への想いを断ち切る為、散楽の台本書きを直秀に申し入れます。で、「右大臣家の面々を猿に見立て、その猿たちが神のフリをした狐に騙される」という笑い話を提供。それがウケて散楽は大盛況。噂を聞き付けた藤原兼家のお抱え武者が辻に集まり散楽一座を蹴散らします。そこに道長(柄本佑)が駆け付け騒ぎを鎮めようとしますが納まり切らず、居合わせたまひろの手を引いて、とりあえずその場を逃走。↲その年の秋。花山天皇は叔父、藤原義懐(高橋光臣)を権中納言(参議)に抜擢して政治を領導させます。義懐の他、乳兄弟(花山天皇の乳母子)の藤原惟成(吉田亮)という若い陣容が中心になって荘園整理令発布や貨幣流通の活性化など革新的な政策を実施。それが円融朝以来の実力者である関白、藤原頼忠(橋爪淳)らとの確執を招きます。懐仁親王の外祖父の右大臣、兼家も花山天皇の早期退位を願っているところから、宮中は義懐、頼忠、兼家の三つ巴の対立に至ります。↲妹、よし子の死を悲しむ藤原斉信(金田哲)が打毬試合を企画。道長、藤原公任(町田啓太)、藤原行成(渡辺大地)の四人チームを結成しますが、当日になって、行成が体調不良で欠場。その代役として、直秀を呼びます。で、見事な試合運び。その打毬試合見物に招待されていた左大臣、源雅信(益岡徹)の娘、源倫子(黒木華)、まひろ、それに、ききょう(ファーストサマーウイカ)ら。試合後、まひろは、逃げた子猫を追って、道長らの更衣室の軒下に入ります。そこで、「女の値打ちは帝に入内して皇子を産むこと」という女性蔑視の会話を聞きます。道長は仲間の会話に曖昧な返事をするだけで、特に、斉信らの言葉を否定しません。それにショックを受けるまひろ。――その直後、道長からの恋文が届きますが、それを躊躇なく燃やすまひろ。↲
2024.02.18
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■日テレ土ドラ10/タイムリミットバトルサスペンス■新空港占拠/第六話(2024.2.17)/「新・犯人」あらすじ↲かながわ新空港社長、天童美香(黒沢あすか)の嘘を暴くという課題を龍の悠月(高橋メアリージュン)に与えられた県警捜査一課強行犯係刑事の武蔵三郎(櫻井翔)は、五年前に空港建設を巡って起きた百首神社殺人事件の真相を解明すべく、横浜署の本庄杏(瀧内公美)警部補とともに百首神社に急行。本殿には大漁祈願の十二支の面が入っていたと思われる空箱があります。で、神主の長尾統真(半海一晃)が武蔵を日本刀で襲います。それを本庄警部補が背後から取り抑えます。長尾は、百首事件の被害者、浜松功の娘、兎の浜松詩(安斉星来)と羊の奏(山本千尋)の姉妹に十二支の面を渡していました。因みに、姉妹の母の瞳は事件後に自殺(49歳)。詩と奏は、浜松功を殺害したとされている猪の松長仁(後藤剛範)、牛の掛川瑠美(サーヤ/ラランド)、馬の堀江海斗(竹内まなぶ/カミナリ)に会っています「元々この五人は子供の頃から仲良し」と神主の長尾。浜松功が殺害された日、松長、掛川、堀江は漁に出ていて完全なアリバイがありました。「三人は天童社長の策略にハメられたのだ」と龍の悠月が浜松姉妹に説明。で、獣集団として結束。二ヶ月前、五人と龍の悠月、そして、蛇の駿河紗季(宮本茉由)が会っている様子を防犯カメラ映像で確認する和泉さくら(ソニン)管理官。↲綾部朔(吉田健悟)に後ろ手に縛られ拘束されている武蔵裕子(比嘉愛未)と松山雄太(偽造免許証の氏名)こと新見大河(ジェシー)。大河は、横領疑惑で自殺した白河組社長秘書だった新見百花(楠木杏)の弟です。「データはどこですか?」と言って、綾部は大河のバッグの中身を床にバラ撒きます。その中から武蔵三郎の顔写真が出てきます。――「お前(裕子)は俺の愛する人(百花)を殺した」と言っていた大河。そんな大河に「何故、俺が射殺しようとしていた裕子を助けたのか?」と問う綾部。命を賭けて裕子を守った大河を見ている綾部は、裕子を痛め付けることで、大河がデータを渡すことになろうと考え、裕子に大音量が流れるヘッドホンを装着。徐々に音量が上がる仕掛けになっていて、このままですと鼓膜が破れ脳が破壊されます。「データを渡して……」と裕子は大河に言いますが、「渡しても殺される」と大河。そんな時、「川越和夫(片桐仁)署長が死んだ。今後は私が直接指示する」という指令が綾部に届きます。機を見て、大河は拘束ロープを切って綾部に反撃。裕子の大音量ヘッドホンを外し、綾部を締め落としてから縛り上げます。そして、その場を脱出。↲浜松功殺しの目撃者、花房達也に会う武蔵。武蔵は「松長たちが襲って来たと思った」と言う花房に襲われますが、それを取り抑えて話を聞きます。花房の母は七年前に脳梗塞を発症。その治療費を得る為に彼は天童社長に唆されて嘘証言をしていました。浜松功を殺したのは、天童社長の指示を受けた川越署長でした。――武蔵は急ぎ和泉管理官のいる指令室に戻り、龍の悠月と交信。浜松功と空港側の交渉が決裂後、天童社長が川越署長に浜松の殺害を命じていたという真実を報告。詩と奏が面を取り、「その通りだ」と言います。「大事な海を汚すのは許さない」と言って最後まで空港建設に反対していた浜松功。詩と奏が天童社長に銃を突き付け、「私が川越に浜松の殺害を指示した」と認めさせます。天童の後ろにいる黒幕が山猫でした。山猫の為に天童は罪を犯していました。天童社長は人質から解放され保護。が、殺人教唆の容疑で警察が拘束。↲「山猫の正体を明らかにしろ」と言うのが、次に武蔵に与えられた課題になります。――人質が閉じ込められている室に時限爆弾が仕掛けられていて、タイマーは残り4時間40分を示しています。その時間を経過すると人質全員が爆死します。↲既に解放されている空港顧問弁護士、米沢秀夫(長田成哉)に話を聞く武蔵。「山猫は影。政財界を牛耳っている人物。正体を探る者は全員消されている。だから、誰も山猫を知らない。ただ、壬生正雄と名乗っていた北見茂(手塚とおる)代議士が山猫の窓口になっていたので、あるいは山猫の正体を知っているはず」と米沢。↲1年前に界星堂病院を占拠した武装集団「百鬼夜行」のリーダー、青鬼の大和耕一(菊池風磨)が弁護士(一年前に閉鎖した鶴牧法律事務所/横浜市)に送った手紙の数字暗号から「山猫113空港来」という情報を獣が掴み、で、1月13日に、獣は空港を占拠していました。山猫は新空港にいることになります。↲天童社長の秘書、宇和島健介(濱津隆之)が獣を捕まえようという無茶な作戦を決行。まず監視カメラに懐中電灯の光を当てて何も見えなくなる状況を作り、カメラの故障と思わせます。その点検にやって来る牛の掛川瑠美。彼女を人質監禁場所に誘き出し、消火器の粉末を浴びせます。が、消火器は何の役にも立たず、宇和島に銃を向ける掛川。その時、武蔵二葉(奥貫薫)が室内の照明を切るスイッチを押します。室内が暗転した瞬間、北見茂が掛川の首筋に鋭利な武器(ボールペン)を押し当て、「動くな、お前が今から俺たちの人質だ」と言います。虎の丹波一樹(平山浩行)らが、掛川の救援に走ります。↲人質から解放されたものの浜松功の殺人教唆で拘留されている天童社長が、武蔵に「山猫の件での取引」を持ち掛けます。山猫を知る方法を教える代わりに自身の不起訴を求める天童社長。「このままでは人質全員が爆死する。選択肢はないはず」と天童社長。しかし、警察上層部はそれには応じません。それを天童に伝える武蔵。――爆発を止める為に山猫の正体解明が急務の武蔵は、秘かに単独行動を決意。和泉管理官にも秘して、天童を警察の拘束から解いて連れ出します。「今すぐ、山猫の正体が分かる場所に案内しろ。お前をここから出す」と天童に拳銃を突き付ける武蔵。警備の目を晦まして二人は逃走。↲大河と裕子を逃がした綾部が目覚め、叫びます。そこに、「データの回収は後回しだ。先に裏切者の天童を始末しろ」という新たな指令。↲裕子の運転で、今は無人状態の獣たちのアジトに入る鼠の大河。――獣集団の結成時、「俺の名は大河だ、宜しく頼む」と皆に挨拶していた鼠の大河。「あなたは?」と裕子。「ああ、俺は獣だ」と鼠の大河。↲
2024.02.18
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■フジ金9/刑事医療エンターテインメント■院内警察/第六話(2024.2.16)/「present」あらすじ↲武良井治(桐谷健太)は、サウナ施設で横堀仁一(市村正親)室長と警視庁捜査一課長の城川尚(テット・ワダ)と話し合い。――武良井の恋人だった胃癌ステージⅣの夏目美咲(入山法子)は抗癌剤新薬治験に望みを託していましたが、その二ヶ月後、突如、原因不明の「間質性肺炎」を発症し他界。院長レベルの院内データアクセス権を院内警察は得ていて、それにより判明した事実を城川に報告する武良井。阿栖暮総合病院で現在この治験に参加している患者は八十人。そのうち五人に間質性肺炎の所見が出ています。で、美咲の他に六十代男性が間質性肺炎で死亡しています。武良井は、そんな状況下でも治験が継続されていることを問題視。副作用が疑われる症例が発生しているのに、それを製薬会社や病院側が国や治験審査委員会に報告をしなければ、真相は闇に葬られると城山に告げる武良井。新薬の「治験責任医師」は榊原俊介(瀬戸康史)です。↲14歳の今井結衣(梨里花)が友達に貰った宝石の指輪の紛失届を院内警察に出しに来ます。他に、財布の紛失届も二件あります。更に、医療機器メーカー(マルコメディカル)の浅田も「手術用デモ機(サンプル製品)を盗まれた」と言って来ます。どうやら、外部からの出入りが自由で見慣れない人がいても怪しまれない病院というのは、泥棒修行の格好の場になっています。――刑事になるのが夢だという結衣と川本響子(長濱ねる)が院内をパトロール。武良井がゴミ箱から中味を抜き取られた財布を発見。監視カメラ映像の確認により、武良井は医師に変装した泥棒を確保。盗品の中には結衣の指輪の他、時計があります。が、浅田が盗難されたという「サンプル製品」はありません。↲倉田雄二(神尾佑)外科部長が副院長に昇格。倉田は、改革を断行ということで、榊原の予定だったオペを上條萌子(玄理)に変更。「私の推薦する医療機器に反対ということなら、今後、一切心臓手術を回さない」と倉田に言われる榊原。――運営会議に「設備投資に関する意見書」を提出しようとしていた榊原。事務方から外科にクレームが来て、榊原の「意見書」が発覚していました。信頼できない機器は使わない方針の榊原は、倉田に求められたオペを優先順位を主張して拒否しており、そのことについても倉田の怒りに触れていました。↲結衣は、泥棒が捕まった後も、浅田の盗まれた物が出てこないので、それは院内のどこかに隠されているものと見て探しています。そこに榊原が近付き、一緒に探すことになります。で、中庭の茂みの中からサンプル製品入りの紙袋を発見する榊原。それを受け取った結衣は、浅田に返却。浅田は、そのまま倉田新副院長の元に急ぎ、昇格祝いの言葉とともに、腹腔鏡手術の新製品サンプルと収賄金の二百万円が入った紙袋を渡します。その様子を武良井がドアの隙間からスマホ撮影し、予定時間前に運営会議に集まっている武藤(山田明郷)院長ほかの医師に動画配信。武藤院長は激怒し、「君の処分は追って知らせる」と倉田に通達。サンプルを発見した榊原が結衣に、それを浅田に渡す前に、まず武良井に報告するよう忠告していて、それで、武良井による収賄現場の撮影が可能になっていました。↲榊原か新しい外科部長に就任。――榊原が茂みの中にサンプルと収賄金が入っている紙袋を隠していて、それを、恰もやっと見付けたように振舞っていました。全ては新外科部長への布石でした。「外科部長の座は望みどおりですか?」と武良井が問うと、「権力は相応しい者が持つべき」と榊原。いずれにせよ、マルコメディカルとの契約が流れ、製品(サンプル)導入を回避。倉田は懲戒免職。↲倉田のいる外科部長室に入る榊原。「漸く副院長まで上り詰めたのに」と恨み節の倉谷に「自業自得です」と榊原。――榊原は、妹の希(共田すず)のことを思い出しています。希のストレッチャーの脇にいた少年の榊原。「その患者、意識は?」と倉田が問い、「あります」と看護師が応答。それを聞いた倉田が「こっちが先だ」と言い、希への対応が後回しになっていました。で、希は他界。倉田の更迭は、その恨みを晴らした形にもなっています。↲「あのことを世間にバラせば、お前も無事ではない」と倉田が最後の悪足掻き。それに対し「夏目美咲のことですか?、指示をしたのはあなたでしょう」と榊原。――武良井の恋人、夏目美咲の死に倉田と榊原が関与しています。↲今井結衣が院内で倒れます。近くにいた榊原が対応。母の千里が駆け寄り、「娘は心臓に先天性疾患があり、HLHS((左心低形成症候群))です」と榊原に告げます。――夏目美咲もHLHSだったということで、結衣と榊原の対応を注視している武良井がいます。武良井は、恋人の死に榊原先生が関与しているものと見ています。↲
2024.02.16
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■テレ朝木曜ドラマ9/サバイバル医療ミステリー■グレイトギフト/第五話(2024.2.15)/「嫉妬と復讐、女の闘いと殺人」あらすじ↲明鏡医科大学付属病院の病理医、藤巻達臣(反町隆史)が培養していた殺人球菌「ギフト」を盗み出し、それを「経営コンサルタント」を名乗る連続殺人者(政財界毒殺者)の君島学(高橋光臣)に密売していた本坊巧(筒井道隆)事務長。藤巻と本坊の弱みを握り、二人を支配下に置いた心臓外科医、郡司博光(津田健次郎)は、白鳥稔(佐々木蔵之介)新理事長の腹心の部下を装っていましたが、それを裏切り、白鳥を「ギフト」で亡き者にしようと企てている模様。郡司は、会員制ラウンジ「アルカナム」オーナー、安曇杏梨(倉科カナ)の協力を得て行動開始。↲郡司から引き続きギフト培養を命じられた藤巻は逡巡しますが、入院中の妻、重篤な心臓病患者の麻帆(明日海りお)の命を握る郡司に逆らえません。藤巻は麻帆の転院を考えますが、当人も娘のあかり(藤野涼子)もそれに強く反対。そうこうするうち、麻帆はそろそろ退院で週一の通院という運び。↲杏梨に片想いの本坊は、彼女の本命が郡司だと知り一念発起。共闘関係にある藤巻と検査技師の久留米穂希(波瑠)に、郡司の不倫相手を見付け、それを切り札に反逆しようと持ちかけます。――で、郡司と道ならぬ逢瀬を重ねている看護師長の鶴下綾香(片山萌美)の情報を入手。郡司に対する思い入れの強い綾香は「ギフト」の存在に気付いていて、郡司の「殺し」の手伝いをすると申し出ます。が、郡司は危険だからと、愛する綾香にそれを望みません。↲人気のない屋上で白鳥から質問される藤巻。「郡司先生は私を裏切っていますよね? 郡司先生は私を殺そうとしていますよね?」と問われ、「何のことか分かりません」と藤巻。「残念です」と言って白鳥は去ります。――週一の通院になるにせよ、麻帆の命を握られていることに変わりがなく、あくまで麻帆を転院させたい藤巻は、「白鳥先生は郡司先生が殺そうとしていることに気付いている」と隠さず報告。そして、「妻に転院を説得してください。それが駄目なら、不倫スキャンダルをバラします。それが公になれば、次期、理事長の目が無くなりますよ」と脅します。で、郡司は、麻帆に聖橋大学病院への転院を勧めます。「転院を説得できなければ不倫をバラすと藤巻が言っている、バレたら俺は困ることになる」と言う郡司に、「私はバレても構わない」と麻帆。その会話を病室の外で聞いた藤巻。藤巻は、鶴下綾香看護師長を郡司の不倫相手と見て脅してていたのですが、郡司が恐れていたのは麻帆との不倫関係の暴露でした。「入院する前から郡司先生とは付き合っていた。離婚して欲しい。自分で働いて好きなように生きたい」と麻帆。娘のあかりも、「お母さんの好きなように生きれば好いと思う。お母さんのこと自由にしてあげてよ」と藤巻に言います。「まずは別居しましょう。私が家を出ます」と麻帆。「分かりました。私が家を出ます」と藤巻。↲綾香は、麻帆と郡司の関係を知り、嫉妬に狂います。綾香は意を決し、白鳥の元に走ります。「郡司先生が白鳥先生を殺そうとしています。私に毒をください。私が郡司を殺します。毒をくれないのなら、私の知っていることの全てを公表します」と綾香。で、綾香が白鳥からギフトを受け取ります。↲郡司の不倫相手が麻帆だったこと、そして、藤巻が麻帆と離婚することになったと、本坊事務長が穂希に報告。その頃、離婚のショックで研究室に閉じ籠っている藤巻に、綾香からの電話。「ギフトで共通の敵である郡司を殺す」と報告。それを受けた藤巻は郡司の元に走ります。天然水のペットボトルを飲もうとするのを止め、事情を話します。と、「違う。綾香が狙っているのは俺じゃない」と郡司。郡司は麻帆が狙われているものと確信し、藤巻と共に麻帆の病室に急行。その時、既に麻帆は綾香が運び入れた飲み水(ギフト入り)を飲んでいます。――麻帆の病室を出た綾香の腕にギフトを注射する白鳥。「こういうのは郡司先生に任せていましたが、あなたの殺人は、彼には出来ない。だから私が……」と白鳥。綾香と麻帆を同時に深く愛していた郡司。綾香がギフトだと言って渡されたのは偽物で、注射器に入っていたのが本物のギフトでした。綾香、死亡。事件性なしという警察発表。が、「あなたが殺したんですね、白鳥先生」と神林育人(尾上松也)警部補 。↲白鳥に呼び出される藤巻。その室内に、久留米穂希、安曇杏梨、本坊巧、郡司博光が集結しています。「我々は志を同じにしたチームです。ここからがギフトの新たなステージの始まりです」と白鳥。↲
2024.02.15
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■テレ朝水9、刑事ドラマ■相棒S22/第十六話(2024.2.14)/「子ほめ」あらすじ↲杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)は、前科持ちの橘亭青楽(小宮孝泰)の落語会(復活NIGHT)に向かいます。23年前、初期特命係に亀山が配属された頃、真打ちに昇進したばかりの青楽は、アイドル(荻野美奈子)だった妻、倉本美奈子(大西結花)の「麻薬所持で芸能界を引退」という不祥事をネタに強請り、金を巻き上げていた貴船組系暴力団員で麻薬売人の加賀山友二(桐生康詩)を歩道橋階段から突き落として殺害し、服役。出所後、青楽の落語家復帰を献身的に支えた美奈子。で、復帰が叶い、世話になった右京と亀山、それに美和子(鈴木砂羽)と小出茉梨(森口瑤子)を「復活NIGHT」に招待。その会場提供者は、父親の影響で子供の頃から青楽ファンだったと言うクラブオーナーの速水(瀧川鯉斗)。楽屋挨拶に来た右京と亀山に「公演が終わった後、相談したいことがある」と耳打ちする青楽。が、その直後、速水が「青楽の体調不良による休演」と発表。が、美奈子からは、「青楽が姿を消した」と真実を聞かされる右京。その直後、都内のバーでマスターの目黒徹(大賀太郎)が刺殺されるという事件が発生。現場には、青楽の物と思われる高座で使う手拭が残留。如何にも、青楽による犯行に見えています。因みに、目黒徹は半グレ元幹部で服役の前科があり、そこで青楽から遊び半分で落語の教えを受けていました。今でも「特使面接委員」という肩書で刑務所で落語指導している青楽。しかし、出所した目黒に対し「お前とは二度と関わりたくない。二度と電話をかけて来るな」と電話口で怒鳴る青楽を見たという目撃証言もあり、また、「でかいネタを掴んだ。これで一生、食いっぱぐれない」と目黒が知人に語っていたという証言があり、目黒と青楽の関係は微妙です。↲で、出所した被害者の目黒と一緒に、こちらは青楽の出張指導を真面目に受けていたのが、今も強盗殺人罪(無期懲役)で服役中の根津幸作(菅田俊)。特に「子ほめ」を青楽から熱心に教わっていた根津は、13年前、東京豊島区の「百川鉄工所」社長、百川賀津夫(石井浩)を刺殺し、金庫の八百万円を奪ったとされていました。――根津の話を聞く右京。根津は何らかの秘密を隠しており、青楽と被害者の目黒の関係を聞いても「やるわけねえ」と言うだけで多くを語りません。↲当時、「百川鉄工所」の従業員だった根津は、殺人現場に名前入りの作業帽子を残していて、逮捕。で、奪った金の内、200万円(息子、福太郎<二ノ宮陸登>の墓代として)を元妻の高尾紺子(小野沢智子)に送付したことは分かっていますが、残りの600万円は見付かっていません。凶器も未発見です。「一線を越えて服役することになった人には独特の匂いがあるが、根津さんにはその匂いが無い」ということで、青楽は、根津の無実を確信していました。――青楽の勘は当たっていて、実は、当時可愛がっていた瀬尾福一(瀧川鯉斗)18歳の犯行の身代わりをしていた根津。金を奪うだけの共犯関係を結んではいましたが、瀬尾福一が社長を刺殺してしまい、それで根津は瀬尾福一を守る為、自分だけの単独犯行と自供していました。↲で、都内のバー経営者になっていた被害者の目黒徹も、実は、かつて「百川鉄工所」の従業員であり、真犯人が瀬尾福一であると勘付いていました。で、それをネタに瀬尾福一を強請っていた目黒。で、かつての瀬尾福一は、今、クラブオーナーの速水を名乗っていました。この速水が、目黒を殺害していました。青楽をロッカールームに拘束したうえで、青楽の犯行に見せて目黒を殺していました。↲膵臓癌で倒れ、南多摩刑務所から医療刑務所に移送される根津幸作。その頃までに、根津宛に、「根津福太郎」という名義での差し入れが度々あったことが分かります。200万円を元妻に送り、「息子の福太郎の墓を建ててやってくれ」と言っていた根津。親子で川釣りに行き、根津が釣りの最中に居眠りをしていて、溺死した福太郎。その子の名前で刑務所に差し入れをすることで、「恩義を忘れていない」と言いたかった速水こと瀬尾福一。そうすることで、自分が真犯人であることを伏せていて貰うことを願っていた瀬尾福一。↲「あなたは23年前の事件で、ワザと証拠(作業帽子)を残した。全てを語ってくれますね」と根津に言う右京。――瀬尾福一は、事件後に「百川鉄工所」を辞め、以来、消息不明になっていました。で、根津の息子の名を騙って南多摩刑務所に差し入れをしていました。23年前、「母親の心臓手術に金が必要」という嘘を根津に語り、それを真に受けた根津は、瀬尾と共犯関係を結び、そして、瀬尾の殺人罪を肩代わりしていました。自身の不注意て死なせてしまった福太郎と名前が似ていて、それで、息子と瀬尾福一を重ね合わせて庇っていました。にも拘らず、瀬尾が今では、「アホなオッチャンを騙して丸儲けした」という話をしていることを刑務所内で目黒に聞かされ、そんなはずは無いと掴み合いになっていた根津と目黒。↲あの日、青楽の楽屋に右京と亀山が挨拶に来て、その時、青楽が「ちょっと、ご相談が」と言ったのを聞いた速水こと瀬尾福一が公演を前にして豹変。「おい、あんた、警察に何を話すつもりだ」と言って青楽をロッカー室(PRIVATEルーム)に拘束。そうしておいて、「真実を知ってる奴を全部消せば好い」ということで、目黒の殺害に向かっていました。↲拘束されていた青楽を救出。――「明日、寄せ(浅草東陽亭)に復帰する」と病床にいる一番弟子の根津に告げる青楽。「師匠の落語で俺は救われた。……これで、やっと息子に会える。俺に取ったらこれは門出だ」と言って安らかに息を引き取る根津。「根津さんは落語に出会って人生をやり直した。今度はあなたの番です」と青楽に言う右京。↲
2024.02.15
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■TBS火ドラ10■Eye Love You/第四話(2024.2.13)/「秘密のバレンタインデー」あらすじ↲バレンタイン(2/14)の夜、本宮侑里(二階堂ふみ)とユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)はデートの約束。が、その日、納品予定の苺が苺農家から届きません。苺農園主の妻(佳代子)が貧血で倒れ病院に運ばれたとのことで収穫が滞っている模様です。で、花岡彰人(中川大志)とテオが収穫の手伝いということで農園に向かいます。その車中、花岡はテオが侑里にリナリア(花言葉は、この恋に気付いて)を贈ったことを知っていて、微妙な雰囲気。ともあれ、まずは、佳代子が搬送された病院に見舞いに行き、テオが、それに付き添います。テオを病院に残し、農園主と花岡が苺を収穫し、そして、業者に配送委託。で、その夜は、酒を飲んで一泊するよう農園主に勧められます。「テオも一緒に泊まることになった」と侑里に報告電話する花岡。が、酒を一滴も飲めない花岡が水と間違えて酒を飲み悪酔い。急遽、テオの運転で東京に戻ります。酔っ払って寝ている花岡を車に残し、テオが侑里のマンションを訪ね、土産の苺を手渡し帰宅。↲翌日、韓国語を少し話せる広報担当の仁科明日香(鳴海唯)がテオにチョコを渡しているのを目撃して嫉妬する侑里。用意しているチョコをテオに手渡せません。――テオが、明日香に教えて貰ったレストランでの食事に侑里を誘います。明日香との関係を訝る侑里に、テオは、「仁科さんのは義理チョコです。仁科さんには高校以来の恋人がいて、皆にチョコを配っていました」と説明。「もしかして嫉妬ですか?」と問われる侑里。↲レストランを出て、侑里と手を繋いで歩くテオ。侑里をベンチに座らせ、「ロマンチックになりましたね」と言って、彼女の薬指に赤いテープのリングを結びます。「抵抗できない。私はこの人のことが好きなんだ」と侑里は了解し、チョコをテオに手渡します。「侑里は自分の本音に抵抗しているんじゃないのか?」と父の誠(立川志らく)に指摘されていましたが、その抵抗を放棄した侑里。――が、チョコを受け取ったテオが、心の中で「누나(ヌナ)」と呟きます。それは「お姉さん」という意味です。自分は恋愛対象ではないのかと侑里の心が揺れます。↲
2024.02.13
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■フジ月10/ハートフルホームドラマ■春になったら/第五話(2024.2.12)/「涙の大喧嘩、すれ違う父娘」あらすじ↲椎名雅彦(木梨憲武)の中で、瞳(奈緒)の結婚相手として浮上した岸圭吾(深澤辰哉)。後日、コンビニで買い物していた川上一馬(濱田岳)に向かい、「瞳にあなたは相応しくない」と宣戦布告する岸。雅彦は、岸に自分の葬式を仕切って欲しいと依頼。雅彦は明るく見送られたいと言い、緩和ケア医の阿波野弘(光石研)に薦められた「人生ノート」を書き始めます。↲芸人を引退し、駅前の学習塾(中央ゼミナール)講師として働き始めた一馬は、持ち前の頭脳とトーク力を生かした授業が好評で、正社員としての雇用が決まります。ライブ活動を中断したことで芸能事務所からはクビを宣告されましたが、経済的にも安定し、これで雅彦にも瞳との結婚を認めて貰えるはずと喜ぶ一馬。が、瞳は、膵臓癌で余命僅かな雅彦に娘の花嫁姿を見せたいという一馬の優しさを理解しつつ、結婚の保留を望む自分の気持ちを置き去りにされたことで、モヤモヤが募ります。で、一馬が芸人を止めたと聞いた雅彦は、瞳に「お父さんが安定した経済力を望んだからよ」と責められ、「その程度の覚悟で芸人をやっていたのか」と反論。そして、塾勤めで帰宅が遅くなっている一馬と龍之介(石塚陸翔)の親子関係にも亀裂。瞳が塾前で一馬を待ち一緒に川上家に帰宅すると、「さがさないでください/りゅうのすけ」という書置きを残して龍之介が家出しています。瞳と一馬が慌てて龍之介を探し回ります。買い物帰りの雅彦がトボトボと歩く龍之介に会い、自宅に連れ帰り食事を与えます。で、雅彦が瞳に「龍之介はウチにいる」と連絡。一馬と瞳が、椎名家に急いで向かいます。「パパはつまらなくなった。お笑い芸人を止めて欲しくなかった」と龍之介。「そうだよな、残念だよな。瞳もそう思ってるんだろ」と雅彦。一馬が龍之介を連れて自宅に帰ります。↲一馬と龍之介がいなくなったところで、「お父さん、無責任だよ。カズ君は悩んで芸人を止めた。なのに、今になってあんなことを……。カズ君は、お父さんに認めて貰いたかっただけ。……私だって確かにカズ君に芸人を止めて欲しくないけど、今はそれどころじゃない」と瞳。「おれのことは好いから、今まで通りで好いんだよな。……俺は結婚を認めない、今まで通り、それで好いじゃん」と雅彦。「私、結婚しない。父さんがこんな時、結婚なんて無理」と瞳。↲
2024.02.13
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■フジ月9/ファンタジーラブストーリー■君が心をくれたから/第六話(2024.2.12)/「声の手ざわり」あらすじ↲朝野太陽(山田裕貴)は、逢原雨(永野芽郁)の祖母、雪乃(余貴美子)が癌闘病で長崎平和記念病院に入院中ということで、祖母の家で雨と一緒に暮らし始めます。で、太陽が、「これからは<雨>と呼びたい」と言いますが、「<雨>って名前が好きじゃない。微妙な名前だから、ちょっと考えさせて」と返答。因みに、太陽の命名者は亡き母の明日香。母にとっての「太陽」だった太陽。そんな太陽に「ところで、五感を無くす病名って何?」と聞かれて返答に窮する雨。↲雪乃の部屋を掃除していた雨は、古いボイスレコーダーを発見。かつて、雪乃と雨はボイスレコーダーを使って互いにメッセージを録音し、声の交換日記をしていました。当時、小学生だった雨にとって、優しくて温かい雪乃の声は宝物でした。が、その声で却って辛くなる時があり、そのボイスレコーダーを雨降りの中に捨てていた雨。――雪乃の入院先病院から雪乃の容態急変の報せ。雪乃は、家に連れ帰って欲しいと雨に言います。病院側は「もし何かあっても責任は取れない」と言いますが、太陽が「大丈夫、俺もいるから」と言い、一緒に帰宅。当面必要になるものを市役所勤務の望田司(白洲迅)が差し入れ。雪乃は死ぬ前に、雨とその母の霞美(真飛聖)と一緒の家族旅行を望んでいます。で、雪乃の依頼を受けた太陽が「こころの病院」で療養中の霞美を連れ帰ります。雪乃は霞美と雨の親子関係を修復してから死のうとしています。↲雪乃、霞美、雨、太陽の四人が家族旅行。行く先は雪乃がプロポーズを受けた思い出の場所。九州男児の夫は、霞美が産まれた直後に他界。――船に乗って海を渡り、そこから太陽がレンタカーを運転。で、砂浜で雨と霞美がゲーム。ジャンケンして勝ったら前進して相手に質問が出来ます。そして、両者の間に立てられている木片に先に到達した者の勝ち。最初のジャンケンに雨が勝ち、「わたしのお父さんは?」と尋ねます。「女優を目指していた時の役者仲間。だけど、あなたが産まれて、それ以降、それっきり」と霞美。次に霞美が勝って、「雨の好きな色は?」、「白」、「私も白が好き」。再び霞美が、「夢は?」と質問。「もう諦めた。私、病気で五感を失なうの」と雨。「雨はお母さんを恨んでいるよね?」、「当たり前じゃん。恨んでるよ。私のこと、殴って必要無いって言った。大嫌い。自分勝手で無責任で最低の母親。でも、心からは嫌いになれなかった。子供の頃、お菓子作りを誉めてくれたことが嬉しかった」。↲雨が、勝負に負けた後、「どうして、雨って付けたの? こんな酷い名前、どうして?」と追加質問。「最初にあなたを抱いた時、あなたに泣かれ、嫌がられた。それで全く子育てに自信を無くした。が、その時、雨が降って来て、あなたが泣き止んだ。あなたを笑顔にした。雨があなたをあやしてくれて、それで雨って名前を付けた。酷い名前でゴメンね」と霞美。↲雨と霞美の様子を遠くで見詰める雪乃と太陽。「五感を無くしてしまう雨のことは忘れて、あなたはあなたの人生を生きて」と太陽に言う雪乃。が、太陽は「俺が雨ちゃんを支えます」と決意を言います。途中の階段では、車椅子の雪乃を歩かせます。それを雨と霞美が両脇から支えます。雪乃が霞美に「自分を愛しなさい。そして、今度こそ、雨のお母さんになってあげて」と遺言の言葉。――雪乃の葬式終了後、司が、「聞いてあげて、交換日記の声を」と言って、雪乃から預かっていたボイスレコーダーを雨に手渡します。「お帰り、雨。学校はどうだった? ……ばあちゃんは、雨って大好き。いろいろな雨があって飽きないからね。雨も自分の名前を好きになってくれたら嬉しいな。……これが最後の交換日記。あなたのおばあちゃんになれて良かった。幸せだった。ただ、これからの一番辛い時、一緒にいてあげられなくてゴメンね。でも、あなたは強い子。私の自慢の孫。あなたには心から幸せだと思える出会いがある」という雪乃の声が流れます。雪乃の声に触れ、抱き締められている気分になる雨。「私もだよ。ばあちゃんの孫になれて良かった、幸せだった。ばあちゃんのことは忘れないよ。ばあちゃんの声は、ずっと一生の宝物」と雨。↲「今日から、私のこと、雨って呼んで。ばあちゃんに言うとおり、これからは自分の名前を好きになる」と太陽に言う雨。――「知り合いの医師に尋ねたのですが、五感を失なう病気などありませんでした」と司が太陽にスマホ電話で報告。↲
2024.02.12
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■日曜劇場TBS9/サクセスヒューマンドラマ■さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~/第五楽章(2024.2.11)/「響の家出」あらすじ↲夏目俊平(西島秀俊)とフルート奏者の倉科瑠李(新木優子)が肌を寄せて親し気にしているところを目撃した響(芦田愛菜)は、その関係を誤解して家出。勤め先の「文化ホール」内にある資料室で宿泊しています。トランペットの森大輝(宮沢氷魚)が、たまたまそれを発見し、「俺んち来る?」と誘います。で、トイレや風呂といった設備が整っている納屋に間借り。――響の家出に慌てた俊平は、志帆(石田ゆり子)のいる河霧町のアトリエを訪ね、響との関係改善に向けての協力を求めます。志帆は、「私のアトリエにおいで」と電話で響に呼び掛けますが、「男友達の家にいるから大丈夫」と響。↲そんな時、海(大西利空)もハプニングが起きてプチ家出。顔出ししていない動画配信なのに、俊平がうっかりウェブスイッチを入れ、海が世間に顔バレ。「寝落ち顔バレ」の事態になります。高校にとって不都合な内容も配信しており、このままですと高校卒業が危ぶまれることになりそうです。で、海は俊平の無自覚さに怒り、姿を消します。「家出します。永遠にさようなら」と書置きを残します。↲チェリストの羽野蓮(佐藤緋美)が「ウィーンでのコンクールで響を見た。誰もが響の優勝を確信している中、響は決勝を棄権した」という過去の事実を大輝に語ります。「姉ちゃん(響)の演奏を聴いたのは、コンクールでのセミファイナルが最後。あの日、パパっ子だった姉ちゃんの心がポキッと折れたんだと思う」と、海が谷崎天音(當真あみ)に語ります。ファイナルで勝てば優勝記念コンサートの指揮者は、響が大好きだった父の俊平でしたが、そのファイナルを前に姿を消していた響。――夜道で、「あの人と共演するには、私は足りていなかった。そんなつまらないことで、私は家族を壊した」と大輝に語る響。そんな二人の様子を遠くで見ている俊平。「うちに帰ろう」と俊平が響に言います。玄関前では海が俊平の帰りを待っています。家の中では、志帆が家族四人の食事(トマト鍋)を作っています。↲「皇帝円舞曲」を聴きながら指揮者の手振りをする谷崎天音。そこに、晴見市長の白石一生(淵上泰史)が帰宅。「お帰り、おとうさん」と天音。「晴見フィル」を目の敵にしている市長の父と、「晴見フィル」に指揮者志望で入団した娘の天音の関係が微妙なことになっています。↲
2024.02.11
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■NHK大河ドラマ/歴史ドラマ■光る君へ/第六話(2024.2.11)/「二人の才女」あらすじ↲永観2年(984)秋。まひろ(吉高由里子)は和歌に没頭することで藤原道長(柄本佑)との距離を保とうと、右大臣家(藤原兼家<段田安則>)のライバル、左大臣家(源雅信<益岡徹>)での源倫子(黒木華)の和歌の会に参加し、間者を続けることを決断。間者を父の為時(岸谷五朗)に命じられたにせよ、倫子と親しくなることが父の為になるものと、まひろは判断。その頃、兼家が、道長と源倫子の婚姻(婿入り)を画策。↲寛和元年(985)正月。土御門殿では源倫子の和歌の会。そこで、右大臣、兼家の妾で道綱の母、藤原寧子(財前直見)が書いた「蜻蛉日記」(兼家との日々を記述)の読み合わせ。倫子の女房、赤添衛門(凰稀かなめ)が、「嘆きつつひとり寝る夜の明くる間はいかに久しきものとかは知る」という寧子が兼家との悲恋を詠んだ和歌を読み上げ、まひろにその感想を求めます。「寧子様の愛情と苦悩を綴っていて共感できます。私も自分の身の上を蜻蛉のように儚いものと認識しており、寧子様の美しさと強さに感動しました。自身を見つめ直し高めていて、勇気と希望を与えてくれます」と、まひろ。↲兼家のライバル、火山天皇の叔父、権中納言の藤原義懐(高橋光臣)が、若い貴族を屋敷に招いて漢詩の会を開催。が、右大臣家(兼家)の排除ということで、その三男の道長は招かれません。兼家の嫡男、道隆(井浦新)は、妻の高階貴子(板谷由夏)にこの一件を相談。宮中で勢いを増す義懐一派に対抗する為には、義懐に招かれていない若者を集めて漢詩の会を催すよう勧められます。で、その講師としてまひろの父、為時(岸谷五朗)を推薦。まひろは父に同行。同じく会の講師を務める清原元輔(大森博史)も、後の清少納言となる娘の桔梗(ファーストサマーウイカ)を連れてやって来ます。遅れて道長もそこに来ます。お題は酒。藤原公任(町田啓太)が漢詩を披露。道隆が感嘆の声を上げ、後の紫式部、まひろに意見を求めます。「唐の白楽天(美しく感傷的な詩人)の如く妙技(見事な技術)」と、まひろ。が、ききょう(清少納言)が、「いや、白楽天の親友だった元微之(批判精神の詩人)の如き雅致(上品な風情)」と言って、それに異を唱えます。藤原斉信(金田哲)は、ききょうの才覚に惚れこみ、心惹かれます。↲病に臥せっていた花山天皇(本郷奏多)の女御、「弘徽殿の女御」ことよし子(井上咲楽)が、花山天皇の子を身籠ったまま十七歳で急死。↲そんな日々の中、道長が内裏を警備していると、絹の反物を盗み出す盗賊団。道長は塀伝いに逃げる盗賊団に弓矢を放ちます。その矢が直秀(毎熊克哉)の肩に当たります。散楽一座の正体は、京を騒がせている盗賊団(義賊)でした。↲道長が、まひろに和歌による恋文を送ります。それを胸に抱くまひろ。↲
2024.02.11
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■日テレ土ドラ10/タイムリミットバトルサスペンス■新空港占拠/第五話(2024.2.10)/「新・突入」あらすじ↲川越和夫(片桐仁)署長の飲んだペットボトルに毒物を混入している和泉さくら(ソニン)管理官の姿が、監視カメラ映像で確認されます。川越署長殺害の疑いをかけられた和泉の無実を信じたい武蔵三郎(櫻井翔)でしたが、和泉の鞄から「犬」の仮面が発見されます。「殺人容疑者に指揮を執らせるわけにはいかない」と、大久保豊輔(生津徹)警備部長は判断し、和泉管理官は捜査指揮を外され拘束。和泉管理官に代わり指揮を執る大久保が、「交渉人は必要ない」と武蔵に言い、事態を一気に収拾すべく裏口の隠し通路からのSAT(サット)「突入」計画を画策。和泉管理官の無実を訴えて暴れる武蔵と志摩蓮司(ぐんぴぃ)は別室に閉じ込められます。が、そこを脱した武蔵は本庄杏(瀧内公美)警部補と和泉管理官がペットボトルに毒物を入れたとされる備品室に入り、男子トイレに隠れてデータ解析する志摩の報告待ち。和泉の動画はデータ加工されたフェイクと判明。そして、川越署長は自殺でした。自ら毒物をペットボトルに入れている場面映像がありましたが、その毒物混入場面が切り取られていました。そのことを大久保警備部長に無線報告する武蔵。↲空港内の人質拘束現場では、武蔵の姉、二葉(奥貫薫)県議の危機。人質のひとり、客室乗務員の庭瀬美月(結城モエ)が不意に倒れ込みますが、どうやら美月だけでなく人質全員が神経系の毒物を飲まされています。で、人質十人に対し解毒剤注射が九本用意されていて、一本足りません。このままですと一時間以内に解毒剤注射を打てなかった人質の一人が死亡します。助かる為の方法として、まず、既に苦しんでいる美月を実験台にして解毒剤注射。で、それが新たな毒物ではなく本物の解毒剤かどうかをか確認。パイロットの久留米勝利(富川一人)が美月に注射。美月が快方に向かい解毒剤は本物と判断。その後、久留米がくじ引きを提案し、壬生正雄こと衆議院議員の北見茂(手塚とおる)、かながわ新空港社長の天童美香(黒沢あすか)、その秘書の宇和島健介(濱津隆之)という順に自ら解毒剤を注射。久留米と二葉が残ったところで、久留米かハズレを意味する「×」を引きますが、久留米はそれを無視して、解毒剤を自らに注射。二葉のみが解毒剤を打てない事態になり、彼女の命の危機が迫ります。↲和泉管理官を獣側に引き渡すことで人質を一人開放すると告げる龍に対し、和泉がそれに応じ、久留米と和泉の人質交換です。が、その機を狙って大久保警備部長は「SAT突入」命令を下します。人質交換を餌にSATをおびき出そうという龍の罠に嵌った大久保警備部長。突入班は爆破に巻き込まれて全滅、撤退。SATに打撃を与えたことで良しとする獣側は、久留米と和泉を開放。↲兎(安斉星来)が、まんまと罠に嵌った大久保警備部長について、備前武(渡部篤郎)本部長のお気に入りで出世しただけの無能な男と指摘。大久保警備部長は指揮権を外れ、和泉管理官の指揮権が復活。そして、人質が飲まされた毒というのも、これは、ただの興奮剤であると暴露。「嘘で人間は変わる」と龍が解説。毒物を飲まされたと思い込んだ人質たちの人間性を笑いたかった獣たち。武蔵の兄、横浜市役所勤務の武藤健一(本多遼)の三十年前(12/24)の失踪にしても、それは「山猫」が作り出した嘘だと断じる龍。↲天童空港社長が獣たちの次なるターゲットです。ボーガン銃と銛の発射装置の前に固定される天童。銛の発射時間まで90分。五年前の天童の罪を暴くのが次の課題です。兎の浜松詩(安斉星来)と羊の浜松奏(山本千尋)が面を取って、天童の前に立ちます。浜松詩と浜松奏は姉妹であり、「百首神社事件」で銛を打ち込まれて死んだ浜松功の娘です。で、母の浜松瞳は、既に自殺。↲裕子(比嘉愛未)は、制服警官の綾部朔(吉田健悟)に射殺されようという時、松山雄太(ジェシー)に救われて混乱。言われるままに廃ビルから逃走。綾部が松山と裕子を追います。で、「俺の目的はお前だ。お前が俺の愛する人を殺した」と裕子に語る松山が、綾部に捕まり倒されます。裕子も催眠スプレーで眠らされます。裕子と松山は後ろ手に縛られ拘束されます。↲和泉の鞄に入っていた犬の面の目から光が出て13桁の数字暗号を照射。それを緯度と経度と武蔵が推察。で、横浜管内の百首神社を特定。そこは五年前の「百首神社事件」の現場です。――2018年、百首神社境内で浜松功が銛で殺害されていました。五年前、地元漁師を中心に「空港建設反対運動」があり、そのリーダーが漁師の浜松功でした。で、反対運動に参加していたのが、猪の松長仁(後藤剛範)、そして、松長の恋人、牛の掛川瑠美(サーヤ/ラランド)。そして、この二人の幼馴染みだった馬の堀江海斗(竹内まなぶ/カミナリ)。被害者の浜松功は裏で地元暴力団と繋がり、反対運動のリーダーを装いながら、実は反対運動を潰そうとしていることを察知した三人が浜松を暴行殺害したとされました。凶器は松長が漁で使っていた銛とされました。三人は傷害致死で逮捕され、懲役五年で刑務所送り。五ヶ月前に釈放。結局、この事件は空港建設サイドに好都合なものとなっていて、この事件で空港反対運動は沈静化。空港は予定通り開港の運びになっていました。どうやら、ここに天童の嘘が隠されています。↲武蔵と本庄は、百首神社に急行。神主の長尾(半海一晃)が二人を迎えます。因みに、浜松の遺体を発見したのは長尾です。――神社本殿に大漁祈願の十二支の面を入れる箱がありますが、中は空。百首神社の面を獣たちは被っています。「面を被って踊る子供たちは神様のお遣い。そんな子供たちを苦しめる奴がいたら殺すしかありません」と長尾。日本刀を振り被り武蔵を襲う長尾。↲「絶対に逃がさない。山猫……」と言って、龍(高橋メアリージュン)がその面を外します。↲
2024.02.11
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■フジ金9/刑事医療エンターテインメント■院内警察/第五話(2024.2.9)/「隠蔽された医療ミスと武良井の過去」あらすじ↲2019.8。警視庁捜査一課刑事だった武良井治(桐谷健太)は、看護師の夏目美咲(入山法子)とバーで出会い恋人関係に発展。2023.4。美咲、ステージⅣの胃癌を発症して、緩和ケアを開始。その後、阿栖暮総合病院301号室に入院し、抗癌剤新薬での「治験」に参加するも、二ヶ月後、突如、原因不明の「間質性肺炎」を発症し他界。因みに、「治験責任医師」は天才外科医として名高い榊原俊介(瀬戸康史)。――美咲の死後、母の百合子から、美咲の日記帳を預かります。そして、病院内で美咲の死の真相を確かめようと歩き回っている時、「何かお困りでしょうか? 院内警察で相談に乗りましょうか?」と院内交番室長の横堀仁一(市村正親)に声を掛けられていた武良井。↲2024.1.26。医療安全管理委員会に乗り込んだ武良井は、半年前に他病院に転勤している循環器内科医、前川大樹(近藤頌利)を呼び出し、半年前に亡くなったTVコメンテーター、乾井卓(中山克己)の医療過誤を指摘。前川は、乾井の妻、君子(酒井麻吏)に、本当の死因を肺塞栓ではなく心筋梗塞と説明するよう指導医の高木学(山崎樹範)から命じられたと証言。それを受け、最終的に乾井の執刀をすることになっていた榊原が事の真相を語ります。――あの日、前川は、乾井が大腿骨頭置換術を受けた後に胸の苦しみを訴えたことで、君子に心筋梗塞の可能性が強く、カテーテル検査が必要であること、更に、致死的な不整脈や脳梗塞などの合併症の可能性があることを説明。その後、バイタルは落ち着いたものの、肺塞栓の可能性を疑った前川。 しかし明日に学会発表を控えていた指導医の高木は、Dダイマーが陰性であることから肺塞栓ではないと断定し、様子見を指示。で、前川は高木の見解を疑い、榊原に所見を求めました。榊原は「実際に患者に触れ、真摯に診た前川先生の見解が最も信頼に足る」と返答。そんな時、乾井の容体が急変。乾井が胸痛で苦しんでいるのを見て、前川は高木の指示を無視して再検査。それでも高木は、心筋梗塞と信じて心カテ手術を決行。その時、再検査結果が出て、Dダイマーが、16.7の陽性と判明。高木が心カテ手術を放棄(断念)した後、それを引き取った榊原が肺塞栓手術を実施したものの、既に手遅れになっていて乾井を救えませんでした。↲が、問題は、真実を知っている榊原が、乾井の死をマスコミ等に心筋梗塞が死因と説明発表していたこと。「実は肺塞栓なのに心筋梗塞と誤診して手術をして患者を死なせたということでは、患者がテレビコメンテ―ターの有名人だけに大騒ぎになる。それでは拙いので、現場の混乱に配慮し、病院の為に真実を言えなかった」とする榊原。その言葉を受け、「それにしても、乾井さんの手術、何で榊原先生が執刀したの? 何か隠したいことがあったんじゃないの?」と榊原に問う武良井。その時、医療安全管理委員会にゲスト参加していた元患者の野口孝俊(森喜行)が欠伸。――明るみにしたくない医療過誤とは、大腸癌手術の予定で入院していた野口と乾井のDダイマー検体の取り違えでした。須賀(野仲イサオ)副院長は、「その可能性否定できないので只今調査中だが、いまのところ未定」と言います。そこで武良井は、「では、その経緯を知りたいので、院長レベルの院内データアクセス権を院内警察に与えて欲しい」と要求し、武藤(山田明郷)院長がそれを了解。更に武良井は、前川の阿栖暮総合病院への復帰を要求し、こちらも了承を得ます。「もう一度、ここで働かせてください」と前川も頭を下げます。↲美咲の日記を読む武良井。「治と結婚して幸せにするといったのに守れなかった、ごめんね。治は幸せに生きて」と結ばれています。――「彼はこの病院で恋人を亡くしているんです。彼は、恋人の死の真相と、<治験>の闇を暴こうとしているのです」と川本響子(長濱ねる)に説明する横堀室長。↲「私には私の正義がある」という「治験責任医師」の榊原に、「患者の命より大事な正義があるというのなら俺は容赦しない」と武良井が吠えます。↲
2024.02.09
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■テレ朝木曜ドラマ9/サバイバル医療ミステリー■グレイトギフト/第四話(2024.2.8)/「黒幕に反撃」あらすじ↲これまでの全五人の「ギフト」被害者の全てに白鳥稔(佐々木蔵之介)が関わっているものと考える検査技師、久留米穂希(波瑠)。穂希は最初に殺人球菌「ギフト」を持ち込んだ人物の解明を藤巻達臣(反町隆史)と共にする決意を固めています。そんな中、明鏡医科大学付属病院の外で、政財界の大物、アジア経済産業団体幹事長の久松健作、日本メディア推進委員会副委員長の正宗哲也、外務副大臣の三輪俊哉参議院議員の三人が相次いで、「急性心不全」で死亡。死因は「ギフト」であり、いよいよ院外感染が発生しています。「ギフト」は最適環境下でも二週間の命ということで、いざという時の証拠としてこれを保存すべく培養を繰り返すことになっている藤巻ですが、この培養ギフトが擦り替えられ、盗み出されています。白鳥の腹心、郡司博光(津田健次郎)に、盗み出した犯人の特定を求められる藤巻。↲藤巻の研究室の合鍵を持っているのは本坊巧(筒井道隆)事務長です。本坊は研究室に盗聴器を仕掛けていて、藤巻と穂希の会話を全て聞いており、そこで「ギフト」の存在を知りました。で、会員制ラウンジ「アルカナム」のオーナー、安曇杏梨(倉科カナ)の仲介でこの殺人球菌「ギフト」を密売していました。「アルカナム」で藤巻は本坊と会い、「ギフトを盗んだのはあなたですね」と断定。本坊は、「1本五百万円。3本を千五百万円で売った」と悪びれることなく白状。本坊は白鳥のものになっている杏梨を手に入れる為、彼女からの仲介注文を受け入れています。「買い手がギフトを欲しがっている。今後、売り上げの三割を藤巻先生に支払いますので、ギフトの培養を続けて下さい」と本坊。藤巻は自身が「ギフト」を培養していることをバラされたくないので、本坊に従う他なくなっています。――本坊が先に「アルカナム」を去った後、藤巻と本坊の会話を後ろのボックス席で聞いていた郡司が現れ、「本坊が注文したギフト三つは俺に渡せ。本坊には偽物を渡して置けば良い」と言います。穂希の身を案じ、彼女が培養を手伝っていることを白鳥には言わない約束で、郡司の言うとおりにする藤巻。↲本坊から「アルカナム」への呼び出し電話を受ける藤巻。「ギフト」の買い手、政財界の大物三名を殺害した黒幕の君島学(高橋光臣)に拘束されている本坊。水槽のメダカが死なず、渡した「ギフト」が偽物とバレていて、このままだと本坊は君島に殺されます。本坊を救おうと藤巻が指定された「アルカナム」に入ろうとしていると、そこに郡司が現れ、君島との交渉役を引き受けます。「経営コンサルタント」を名乗る君島と交渉する郡司。「今後の単価は1本一千万円」ということで商談成立し乾杯。で、巧みなトリックで、君島とその腹心の部下を「ギフト」で殺害する郡司。郡司は白鳥を踏み越えての頂点を目指しています。「今日のことは白鳥には報告せず、我々は共闘する」と郡司。郡司に命を救われた本坊は、郡司への追従を誓います。「誰が本物の皇帝か?」と問う郡司に、「郡司先生です」と藤巻も応じます。↲
2024.02.08
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■テレ朝水9、刑事ドラマ■相棒S22/第十五話(2024.2.7)/「マッターホルンの殺人」あらすじ↲サイバーセキュリティ対策本部の土師太(松嶋亮太)が、「スイスのマッターホルン(アルプス山脈)山中での完全犯罪」動画を特命係に持ち込みます。「マッターホルンテント泊/登頂一日目/猛吹雪ライブ配信/善ちゃんねる」で「善ちゃん」と名乗るライブ配信者、善家光明(加治将樹)が「宗介、見てるか?」と言った後、何者かに襲われテント内で息絶えるシーンが映し出されています。――それに興味を持った杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)は独自捜査を開始。右京は、善家の勤務先の芸能プロ(大菅エージェンシー)を訪問。善家は、「夢を追う若者を支える仕事をしたい」と大菅泰平(平野貴大)社長に直談判し、六年前に入社。その事務所ではジュニアアイドルグループを売り出し中であり、善家はそのメンバーからも慕われていました。ただ、善家が急に登山に熱を入れ始めた理由を大菅社長は知りません。で、動画配信で「宗介」と呼び掛けていたのは、「両国将棋センター」の天才少年垣原宗助(伊奈聖嵐)。将棋連盟の元奨励会員(26歳までに三段リーグを突破して四段に昇段という規定に抵触して退会)だった善家のアパートには、「帰ったら連絡ください/宗介」と言うメモ書きが置かれています。宗助は、このアパートにやって来ては、善家と将棋を指していました。↲「両国将棋センター」を訪ね、「何故、善家さんはマッターホルン登頂を目指したのでしょうか?」という右京の問いに、「俺に勝ったら教えてあげる」と宗介。宗介と右京の将棋勝負が始まり、「参りました」と右京。右京は何も聞けずに退散。↲右京が動画配信映像を本物のマッターホルンで撮影されたものではないと見抜きます。奥多摩のA-3倉庫という廃屋に善家の撮影スタジオがありました。そこにはテントが張られていて、そして吹雪等の装置もあります。テント内には血痕と、神社が販売している願望成就のブレスレット、パワーストーンが一つ残留していますが、どうやら「マッターホルンテント泊」は、やらせ動画でした。登録者稼ぎの自作自演を疑う捜査一課。↲一週間前、宗助の母、垣原七恵(真下玲奈)と揉めていた善家。七恵は、宗介が塾をさぼり、善家のアパートで将棋を指していることを咎め、善家を責めていました。善家が宗介を自宅アパートに連れ込んで将棋指導するのに怒っていました。宗介は、父、駿作(越村友一)と同じ弁護士志望なのだと七恵は思い込んでおり、その夢の実現を邪魔しているのが善家だと決めつけていました。そして、それと同じ頃、歩道橋から落ちて足首を捻挫し、本物のマッターホルン登頂を断念していた善家。成田空港からスイス(マッタ―ホルン)に飛ぶ飛行機の搭乗をキャンセルしていました。↲「チェスで勝ったら善家さんのマッターホルン登頂理由を教えて貰えますか?」と宗介に挑む右京。で、これに右京が勝利。「善家さんは俺と約束した、奨励会に入れとしつこかったから、マッタ―ホルンに登れたら奨励会に入ると約束した。それで善家さんは本気になって、登山特訓を始めていた」と宗介。学生時代、山岳部だった父の駿作は、半年前、マッターホルン登頂に挑戦し、それに失敗。で、父が登れなかった山に素人の善家が登れるはずがないと思い、それを善家に課していた宗介。宗介は、善家についての別の証言を右京にもたらします。一ヶ月前、所属アイドルグループのストーカー被害を報告していなかったことで、大菅社長に電話で叱られていたとのこと。アイドル候補の戸嶋有紗(松岡美那)の母、佐奈子(柊瑠美)が、娘のストーカー被害対応をしない善家に対し、カンカンに怒っていたとのこと。因みに、佐奈子は、その昔、元「イモ娘」という売れないアイドルグループに属していて、叶わなかったアイドルとして売れるという夢を娘に託しています。が、善家は有紗にアイドルグループなどやりたくないことを打ち明けられていて、それで、ストーカー被害によるグループ脱退を計画。自らストーカーを演じ、有紗を芸能プロから卒業させようとしていました。有紗は人前に出るのが苦手であり、そして、短いスカート衣装も恥ずかしいと善家に打ち明けていました。で、佐奈子を訪ねて話を聞くと、「善家さんが歩道階段から突き落とされるところを見ちゃったんです」との証言。――善家を突き落としたのは宗介の父、弁護士の垣原駿作(越村友一)でした。「おでん」を持って歩道階段を上ってきた善家と宗介のことで揉み合いになり、「熱っつつ」と言って落下した善家。それで足首を捻挫してマッターホルン登頂を断念。スタジオでのフェイク動画に切り替えていました。↲ともあれ、あの日、善家のいる奥多摩のA-3倉庫に入っていたのは、「有紗に妙なことを吹き込んで娘にアイドルを止めさせようとしている善家さんと話し合いをしたかった」という有紗の母、佐奈子でした。佐奈子の手首にはパワーストーンが一つ欠落したブレスレットがあります。善家と廃屋倉庫のスタジオで揉み合った際、それが千切れて飛び散っていました。それを拾い集めた佐奈子でしたが、一つの石が現場に残留。いずれにしても、佐奈子と間みあった際、もともと足首を捻挫していた善家が転倒。後頭部を痛打し出血。佐奈子が走り去った後、そのまま奥多摩の別の場所に潜伏していた善家。病院に行ったりしたら、佐奈子が罪に問われかねないと考え、身を隠していました。――――結局、佐奈子は善家を押し倒したまま放置し、逃げていたことで罪に問われますが、殺意が無かったことは明らかなので執行猶予になりそうです。また、宗介の父、駿作にしても歩道橋で善家を押したという事実はなく、「宗介にはもう近付かないでくれ! 将棋の道に奨めないでくれ!」と言って歩道橋の手摺を叩いただけ。その勢いに驚いて、善家は手にしていた「おでん」をひっくり返して転倒していたということで、特にお咎めはありません。↲宗介は両親の顔色を見て、将棋を諦めているものと確信していた善家。将棋のプロになるのが宗介の夢だと確信していた善家。いずれにせよ、決めるのは宗介。両親も、それを了解。で、奨励会に入会する宗介。元奨励会員、善家の熱意が伝わりました。↲
2024.02.08
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■TBS火ドラ10■Eye Love You/第三話(2024.2.6)/「秘密の約束」あらすじ↲「早く僕を好きになって」と告白するユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)は怒涛のメッセージ攻撃を開始しますが、社内では花岡彰人(中川大志)専務らにそれを悟られないよう本宮侑里(二階堂ふみ)社長の「会社では上司と部下で」という言い付けを守ります。そんな中、選りすぐりの名店だけが集まる祭典「ショコラ(バレンタイン)フェスティバル2024」への出店依頼が舞い込みます。有名店の一つにキャンセルが出て「Dolce & Chocolat.」がその代役です。で、開催までの八日間で、バレンタイン新商品の開発です。――テオが、バレンタイン新商品企画で残業している侑里に手作りスンドゥブとリナリアの花を届けます。花言葉は「この恋に気付いて」。↲野生生物保全学研究室の飯山利一(杉本哲太)教授と小野田学(清水尋也)先輩がテオを居酒屋に誘い出します。インターンの近況を聞かれたテオは、社内に好きな人がいると報告。で、「タコのように全力で恋を貫くよう」アドバイスする飯山教授。飯山教授は帰宅後、「北海道調査」ファイルを確認。「観光客二人(本宮父娘)が怪我」という新聞記事を見る飯山教授。↲「ショコラフェスティバル2024」では、テオから贈られたリナリアの花がヒントになって開発された「花言葉チョコ」が評判を呼びます。そこに、テオが好きになった女性を紹介して貰おうと小野田が来ます。テオは、侑里を紹介するのではなく、ショコラティエの池本真尋(山下美月)を紹介。真尋はテオはともかく、テオの先輩ドクター、小野田のことも満更ではない様子で見ています。↲「フェスティバル」終了後、その商品企画残業時に差し入れされたスンドゥブの容器をテオの自宅に返却する侑里。侑里の帰り道をテオが送り、途中、移動販売の「真夜中牧場」でアイスクリームを購入。そこで、「今度、デートしてください。一緒にご飯を食べましょう」とテオが言い、指切りで約束。二人は親指を合せ、「判子を押しました」、二人の掌を擦り合わせ、「コピーも出来ました」、侑里の掌に文字を書き、「サインもしました。約束、ちゃんと覚えていてくださいね」とテオ。↲翌朝、「ありがとうございました。この花(リナリア)のお陰で、凄く好いことがありました」と花屋の店先で御礼を言っているテオを目撃する花岡。花岡は、侑里に花を贈った人物がテオだったことに気付きます。社内では、出社の早い真尋が、侑里がフェスティバル出店で開発した「RED ROSE」(チョコレート)を見詰めています。「赤いバラ(RED ROSE)」の花言葉は、「あなたを愛しています」です。花屋経由のテオが出社して、真尋の横に座ります。真尋がテオの顔を覗き見します。――サイト上でリナリアの花言葉、「この恋に気付いて」を見ている花岡。↲
2024.02.07
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■フジ月10/ハートフルホームドラマ■春になったら/第四話(2024.2.5)/「48年ぶりの再会、学生時代の償い」あらすじ↲「結婚を待って欲しい」と川上一馬(濱田岳)に伝えた椎名瞳(奈緒)は、父、雅彦(木梨憲武)が死ぬまでにやりたいと思っていることを優先。が、桜鈴会病院の緩和ケア医、阿波野弘(光石研)からは自分の幸せも考えるよう諭されます。一方、瞳との結婚を諦め切れない一馬はお笑い芸人の道を断念し、駅前塾(中央ゼミナール)の講師(週6勤務の正社員)の道を歩み始めます。↲やりたいことリストの三つ目、「神(じん)に謝る」を実行させる為、瞳は、雅彦の同級生だった神健一郎(中井貴一)をサイト上で見付け出します。神は吉祥寺で喫茶店を経営しています。――48年前の中2当時、神が同級生の小山久美を好きになったのに「告白する勇気が無い」と言い、それで神の気持ちを久美に代弁することになった雅彦。ところが、雅彦が久美に「話がある」と言うと「私も、椎名君のことが好きです。私と付き合ってください」と告白され、それで神には内緒で彼女と付き合うことになっていた雅彦。が、半年後、久美に振られていた雅彦。ともあれ、久美を横取りしたことを謝罪したい雅彦。↲雅彦が神の喫茶店を訪ねます。で、ブレンドコーヒーを注文。神に中学時代の裏切り行為を謝罪すると、「いや、僕の方こそ謝らないと。……高校時代のマイタのこと……」と神。「何のことだろう?」と雅彦。雅彦にはその意味が全く分からず、かといって、それを明らかにする勇気もなく、喫茶店を退散。↲瞳は雅彦を卒業した高校に誘います。そこで「カドパン」(角のパン屋)がマンションに建て替わっていることに気付きます。そして、「カドパン」の正式名称が「マイタパン店」だったことを思い出す雅彦。↲瞳が神の喫茶店を訪問。コーヒーを飲みます。で、「マイタパン店」のことを聞きます。「マイタで何があったのですか?」と尋ねます。――高1の時、マイタの裏に隠れ場所があって、そこで野球部の先輩に誘われて煙草を吸おうとしていた時、補導教師に見つかり一目散に逃走。その時、たまたま店の前を通りかかった雅彦が、学校に突き出されていました。で、雅彦は2週間の停学処分。が、神は喫煙がバレると連帯責任で高校野球部が甲子園予選に出られなくなるので、本当のことが言えませんでした。で、雅彦は停学履歴が付いたことで、志望大学の推薦入試を受けられなくなっていました。で、神と雅彦は別々の大学に進学。↲瞳は雅彦の卒業高校(大園高等学校)の了解を得て、放課後に3年2組の教室内で雅彦と神を会わせます。そして神が全てを語り、謝罪。「いやいや、推薦入試は俺の成績が悪かっただけ」と雅彦。「僕を許してくれる」と言う神に「許す」と雅彦。「君に謝らないといけないことがもう一つ。実は、小川久美は僕の奥さんになっている」と神が言い、和解。↲瞳と一馬の結婚話がペンディングなった後、OLの大里美奈子(見上愛)と一緒に椎名家に遊びに来ていた葬儀屋の岸圭吾(深澤辰哉)のことが気に入っている雅彦。「彼と、また会いたいね」と雅彦が瞳に言います。瞳は美奈子から岸が好きであることを打ち明けられていて、その応援を約束したばかりでもあって、雅彦の言葉に慌てます。雅彦の中で、岸が瞳の結婚相手候補に浮上していて、それに困惑する瞳。↲
2024.02.06
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■フジ月9/ファンタジーラブストーリー■君が心をくれたから/第五話(2024.2.5)/「全て魔法のせいにして」あらすじ↲味覚に続いて嗅覚も失なった逢原雨(永野芽郁)は、「わたしのことは忘れて」と朝野太陽(山田裕貴)に言います。好きだからこそ、お荷物になって太陽に迷惑をかけたくない雨。で、「あの世の案内人」の日下(斎藤工)の助言に従って、祖母の雪乃(余貴美子)には五感を失なうことを打ち明け、これから先のことを話し合おうと思っていた矢先、雪乃が自宅リビングで倒れます。病院に搬送された雪乃は、癌を雨に告白。苦しいのは御免と抗癌剤治療を拒否してきた雪乃は、余命二ヶ月。早ければ数週間の命と医師から宣告されています。が、「生きている間、笑顔を沢山見せて欲しい」と雨に願う雪乃。そんな雪乃に、「五感がもう直ぐ無くなる。そういう病気なの。もう直ぐ、ばあちゃんの手の感触も分からなくなる」と、「病気」ということにして告白した雨の腕時計に、「手」のマークが表示されます。次に雨が失なうのは「触覚」です。タイムリミットは三週間。↲望田司(白洲迅)に体が動かなくなった時に入る施設(重症心身障害者施設、ながさき心の里)を紹介して貰う雨。そこを見学。「入所希望者は?」と言うスタッフの問いに、「私です、もう直ぐ、私は一人じゃ何もできなくなる」と雨。↲「雨の指輪の聖になりたい」と願っていた太陽は、雨に渡すはずだった指輪を草むらに投げ捨てます。それを太陽の妹、春陽(出口夏希)が探し出し、「おにいは指輪の聖になりたがっている。ダメダメのおにいが花火師として十年間も頑張って来れたのは雨ちゃんのお陰。この指輪を貰ってあげて」と言って雨に差し出します。↲司が太陽を呼び出し、「雨ちゃんとは付き合っていません。彼女は病気なんです、雨ちゃんは君の花火が見たいんです。雨ちゃんの願いを叶えてあげてください」と言います。司は、雪乃に頼まれて雪乃宅から持ち出していた「アラビアンナイト」の本に挟まれていた雨が高校時代に書いた手紙を太陽に渡します。それは雨がごみ箱に捨てていた手紙でしたが、それを雪乃が保管していました。「あなたがいたから夢への一歩を踏み出せた。十年後の約束を叶えたい。私たちには幸せな未来が待っている。こんな気持ちをくれた太陽君が大好きです」という内容の手紙を読んで泣く太陽。「司さん、お願いがあります」と太陽。――雨を呼び出す司。そこに太陽。「会ったらもっと苦しくなる。一緒にいたくなる。だから、もう会いに来ないで」と雨。雨はバスに乗って去ります。それを走って追う太陽。↲バスの中に千秋(松本若菜)と日下。日下が雨に対して素直になれる呪文をかけます。「全て魔法のせいにして、幸せな後悔をするべき」と日下。「すみません。降ります」と言って雨がバスを降車して置き去りにした太陽の元に走ります。太陽が捨てた指輪を嵌めている雨が、「指輪の聖になりたいって本当? 願い事しても好い?」と太陽に問います。「いいよ」と太陽。「目が見えなくなっても、耳が聞こえなくなっても、私のこと好きでいて」と雨。「どんなになっても変わらないから。ずっと大好きだから」と言って、雨を抱き締める太陽。↲
2024.02.05
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■日曜劇場TBS9/サクセスヒューマンドラマ■さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~/第四楽章(2024.2.4)/「勘違いな恋の喜劇」あらすじ↲夏目響(芦田愛菜)のバイオリン演奏を聞いた森大輝(宮沢氷魚)、谷崎天音(當真あみ)、羽野蓮(佐藤緋美)。大輝は響を「晴見フィル」に誘いますが、響は、「演奏していたことは、あの人(父の俊平)には絶対に内緒にして欲しい」と懇願し、その為の条件、「一日一回、五分間の天音のバイオリンコーチ」を渋々受けます。↲出前コンサートの会場で志帆(石田ゆり子)に出会った俊平(西島秀俊)は、それが気になって「晴見フィル」のオケ練習に身が入りません。その様子を見て志帆と内通している観光課職員の団長、ファゴット奏者の古谷悟史(玉山鉄二)は、俊平から「妻を見掛けたのだが」という相談を受けドギマギ。――一年前、志帆が講師を務める子供たちの「お絵かき教室」にファゴットの古谷らが絵画モデルとしてやって来ました。で、古谷が志帆に一目惚れ。「彼女はバツイチで独身」とトランペットの大輝に間違って教えられた古谷は、「僕と結婚を前提にお付き合いして貰えませんか?」とプロポーズ。「ちょっと待って」と志帆は一旦、お断り。↲志帆が「晴見フィル」のオケ練習に向かう俊平に歩み寄り、「私、日本にいますけど何か?」と開き直り。「今、何処で暮らしているの?」と問う俊平に、「町外れのアトリエ。春に個展をやるから作品作り」と志帆。「家に帰って来たら?」と言う俊平に、「帰らない。もうちょっと、子供たちの世話、お願いね」と志帆。そんな両親の遣り取りを、遠くで響が見ています。↲改めて、ファミレスで待ち合わせする俊平と志帆。響と海(大西利空)もファミレスに入り、両親の会話に聞き耳を立てます。で、「もう一度やり直したい」と言う俊平に、「あなたは音楽に没頭すると他のことが全く出来なくなる。周りの人をマネージャーにしてしまう。ウィーンで響が産まれ、そして、海が産まれて私は全く絵を描く時間が無かった。私の生きがいの絵を、あなたは奪った。あなたが指揮棒を振っている間、私は人生を棒に振った。……離婚しましょう。私、プロポーズされたの」と言って、志帆が反発。志帆の言葉に打ちひしがれた俊平がファミレスを出て、そこで腹部の痛みで蹲っているところにフルート奏者の倉科瑠李(新木優子)が接近。瑠李は俊平に好意を抱いています。↲「うたカフェ二朗」の店主、小村二朗(西田敏行)に、「プロポーズされたということで離婚を切り出されたそうだけど、その間男を突き止めよう。間男は<晴見フィル>の中にいる。志帆さんが、<お絵描き教室>の打ち上げということで、ここ(うたカフェ二朗)に来た時、団員の絵画モデルたちと一緒にやって来た。その中に間男がいる。並みの神経の持ち主なら、これから、マエストロ(俊平)の前で平然と演奏はできない。だから、音を聞けば分かる。音に乱れが生じたら、そいつがカミさんの間男だ!」とアドバイスされる俊平。――ディナータイムの無料コンサートを企画して、レストラン回りをする大輝。で、「晴見フィル」がレストランコンサートを開催。そこに俊平のことを聞き回っていた元マネージャーの鏑木晃一(満島真之介)、そして彼に呼び出された志帆が現れます。晴見市の市長、白石一生(淵上泰史)も、海外からの来賓を連れて来店。演奏が始まり、緊張のあまり動揺する古谷がファゴットの演奏ミスを繰り返し、間男認定。↲
2024.02.05
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■NHK大河ドラマ/歴史ドラマ■光る君へ/第五話(2024.2.4)/「告白」あらすじ↲永観二年(984年)。藤原道長(柄本佑)が右大臣家の三男であり、六年前に母、ちやは(国仲涼子)を殺害した道兼(玉置玲央)の弟であることを知ったまひろ(吉高由里子)は、宮中行事での舞(五節の舞)の後、ショックで寝込みます。左大臣家での和歌勉強会の不参加を申し出るまひろ。源倫子(黒木華)の和歌指南役、赤染衛門(凰稀かなめ)は、まひるの「舞姫としての身分違いによるストレス」を指摘しますが、倫子はそれを窘め、今後も、まひろを優しく迎え入れるよう説きます。――式部丞(式部省)蔵人のまひるの父、藤原為時(岸谷五朗)は、「道兼様のことは忘れて欲しい」と頭を下げ、まひろの弟、太郎が藤原惟規(高杉真宙)と名を改め、立派に出世してゆく為にも、事を荒立てるのは得策でないと諭します。惟規の将来にとっては、道兼の父、右大臣の藤原兼家(段田安則)の後ろ盾が何より大切になります。↲花山天皇<師貞>(本郷奏多)重用される花山天皇の叔父、権中納言の藤原義懐(高橋光臣)が、右大臣の兼家、関白の藤原頼忠(橋爪淳)らを蔑ろにして権勢を恣にしています。そこで、その勢いを削ぐべく、花山天皇の寵愛を受けている「弘徽殿の女御」(=藤原よし子<井上咲楽>)が皇子を産まないよう呪いをかけよと安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)に命じる兼家。因みに、その後、弘徽殿の女御」は、花山天皇の子を宿しますが、身籠ったまま17歳で死去。↲五節の舞以降、まひろが病に伏せ苦しんでいると知った道長は、「満月の夜、あなたの元(為時邸)を訪ねるので待っていて欲しい」と記した文を送ります。まひろは、父の為時と道長が会うのを避けようと、従者の乙丸(矢部太郎)を散楽一座の直秀(毎熊克哉)の元に向かわせ、父の為時には知られずに道長と会えるよう力を貸して欲しいと依頼。満月の夜、屋敷を抜け出して道長と会える場所(六条殿)を用意して欲しいと求めます。で、満月の夜、まひろを屋敷から連れ出し、六条の廃屋で道長と会わせる直秀。――まひろは、道長の兄、道兼に母を殺されたこと、兼家から禄を貰っていた父の為時がそれをひた隠しにしたことを道長に語り、倒れ込んだ真の理由を明かします。道長は兄(道兼)の罪を心から詫びます。が、「私は命ある限り道兼を恨み続けます。……あの日、三郎(道長)に早く会いたいと駆け出さなければ、母は死なずに済んだ」と言って、まひろは泣き崩れます。道長は、「お前を守る為、私は何でもする。まずは、私はこれから道兼と決着を付けに行く」と言って、東三条殿に向かいます。道長は、道兼に「六年前、本当に人を殺したのか?」と詰め寄ります。そして、「一人二人殺したところで何の罪にもならぬ」と言って惚ける道兼を殴り飛ばす道長。それでも道兼は笑みを浮かべ、「道長、驚くな。父も私の行いを承知の上で庇ってくれた。そして、そもそも、あの日、お前が私の心に火を点けた。それがいけなかった」と弁明。理不尽に下男を虐げていた道兼を見て、それに注意を与えた道長。道兼は逆上し、道長にも暴力を振るいます。で、それを見ていた母の時姫(三石琴乃)に、こっぴどく叱られた道兼。「お前が私を怒らせなかったら、あの女は生きていたかも知れない。お前が私の手に血を塗ったのだ」と道兼。そんな道長と道兼の遣り取りを見ていた父の兼家が大声で笑います。「道長、お前にそんな情熱があったとはな……。それはそれで我が一族の繁栄になるかも知れぬ。今日は目出度い日だ」と兼家。道長はそんな父の言葉に愕然。↲まひろが帰宅し、邸宅前で待っていた父の懐で泣き崩れます。↲
2024.02.04
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■日テレ土ドラ10/タイムリミットバトルサスペンス■新空港占拠/第四話(2024.2.3)/「新・対決」あらすじ↲虎の元管理官、丹波一樹(平山浩行)の妻、捏造疑惑で炎上したフリージャーナリストの愛(Yoshiko)の飛び降り自殺(半年前)に、整形して顔を変えている壬生正雄(手塚とおる)こと衆議院議員の北見茂が関わっている模様。北見は背中を押され、60分後に台座から落下する形の絞首刑台に乗せられています。「制限時間(60分間)以内に北見の嘘を暴け!」と命じられた武蔵三郎(櫻井翔)と横浜署の本庄杏(瀧内公美)警部補は、一年前の病院占拠事件の首謀者、神奈川拘置所に収監中の大和耕一(菊池風磨)に面会。蛇の元支援分析センター(KSBC)情報分析官の駿河紗季(宮本茉由)とメールの遣り取りの他、一ヶ月前には面会もしていた大和から、獣の真の目的を聞き出そうとします。大和は不敵な笑みを浮かべ、「彼女(駿河紗季)はビジネスパートナー。私は彼女が作成した病院占拠計画を買い、それを実行しただけ。……十二支に入れなかった動物、何なのか分かりますか?」と、そのヒントを口にします。十二支にいないのは、鼠に騙された猫です。↲松山雄太(ジェシー)の銃弾摘出手術を終えた武蔵の妻、裕子(比嘉愛未)と娘のえみり(吉田帆之華)は自宅を脱出。そこに制服警官の綾部朔(吉田健悟)が現れ、車内に二人を誘導してから拉致犯のいる武蔵家に侵入。そして、人が潜んでいるように見えるカーテンに向かって銃を乱射。逃げられたと知った綾部は暫く暴れた後、大量の錠剤を噛んでいます。松山は室から逃れ、そんな綾部の行動を外から見ています。その間、車内に残されていた裕子が綾部のスマホを覗き見。「奴は見付かったか? 証拠は全て消せ。女医も娘も始末しろ」というメッセージ連絡を見て驚き、「警官に拉致されている」と110番通報。それが和泉さくら(ソニン)管理官に回されます。で、綾部が車内に戻りますが、そのままスマホを通話状態にします。綾部が「残念ながら逃げた後でした」と裕子に説明。その時、えみりが怯え切った表情をしているのを見て、「あ~あ、バレちゃいましたか?」と綾部。松山雄太から逃れた母と娘が、今度は警官の綾部に拉致されます。で、本庄警部補がそれを追います。が、GPS機能付きのスマホを綾部が破壊。「バイバイ」と言って裕子の頭に銃を突き付ける綾部。綾部に体当たりして娘を逃がす裕子。裕子は後部トランクに入れられ運び去られます。駆け付けた本庄警部補が、物陰に隠れていたえみりを保護。↲丹波愛の一件に関する県警データがサーバーから削除されていて、その復元に向かう分析センター(KSBC)の志摩蓮司(ぐんぴぃ)。「みなとデータセンター」サーバー室で、「神奈川警察データベース」に繋ぎデータ入手するも、室に閉じ込められて消火システムが作動。有毒性の窒素ガスが噴射され志摩は昏倒。このままですと、五分以内に酸素欠乏で死に至ります。「みなとデータセンター」に最も近い場所にいた武蔵が、妻と娘の元に向かうところをUターンして救出に向かいます。ギリギリのところで志摩をサーバー室から引き出します。で、復元データの「丹波愛捜査記録」ファイル内にあった「現場付近の防犯カメラ」映像を見ます。愛子が屋上から突き落とされる場面が残されていて、その犯人の顔を画像処理。犯人は、川越和夫(片桐仁)署長でした。――逃走を図る川越署長を確保し、川越のスマホの隠しフォルダを開きます。山猫(ワイルドキャット)との音声データがあり、「丹波愛に五年前の件を掘り起こされました。記事にすると言っています」と川越の音声。↲愛の殺害犯を突き止めた武蔵は、和泉管理官のいる指令本部に戻り、龍と対峙。「何故、妻と娘を巻き込んだ?」と武蔵。「何のことだ。……そんなことより、北見茂の嘘は突き止めたのか?」と龍。「半年前、飛び降り自殺したことになっていたが、愛さんを殺したのは川越和夫署長。五年前の北見の悪事に川越が関わっていることを突き止めた愛さん。で、北見議員が、自分を追っている愛さんの口を塞げと川越に命じた。捏造記事を書いたとデッチ上げ、それを苦にした自殺に偽装せよと命令された川越署長。<君を署長にしたのは誰だと思っているのか!>」と北見に言われ、逆らえなかった川越。が、川越は、自分の身を守る為にこの録音データを保存していた。……これが北見議員の嘘だ」と武蔵。――北見が絞首刑台から落下。暫く絞首刑になって苦しみますが、ロープが切れて北見の体が床に落下。「まだ死ぬのは早い。地獄の先を見せてやる」と丹波親子。「次の配信は三十分後。また会おう武蔵」と龍。↲川越署長のスマホメールに、米沢秀夫(長田成哉)弁護士の依頼で北見の整形をした美容外科「エーアールクリニック」院長、秋月礼二(市原朋彦)への、「県警が向かっている。証拠を処分しろ」という発信がありました。また、制服警官の綾部に「女医も娘も処分しろ」と指示していたのも川越でした。「お前が裕子と娘を拉致させたのか?」と川越に詰め寄る三郎。「俺たちはみな山猫の掌で踊らされている。北見ですら山猫の操り人形に過ぎない。誰も山猫の正体は知らない。それが誰なのか、突き止めようとした者は全員……」と言って、川越が泡を吹いて服毒死。↲空港社長の天童美香(黒沢あすか)に、「この中の一人を毒殺しろ。そうすれば罪を見逃して開放する。選ぶのはお前だ。」と言って人質の仲間割れを誘発させようとする獣たち。天童は、宇和島健介(濱津隆之)秘書の飲み物(ペットボトル)に毒物(シアン化合物<青酸カリ>)を混入。それを武蔵の姉、二葉(奥貫薫)が目撃。宇和島が飲もうとするのを二葉が阻止。――その後、人質のひとり、客室乗務員の庭瀬美月(結城モエ)が不意に倒れ込み、そこに、馬の堀江海斗(竹内まなぶ/カミナリ)がやって来て、仮面を外します。「お前、俺の顔を忘れたとは言わせねえぞ」と天童社長に噛み付きます。猪の松長仁(後藤剛範)も、「俺たちは全てを奪われた。今度は俺たちが奪う番だ」と言います。牛の掛川瑠美(サーヤ/ラランド)は、「この中の誰が死ぬのか、これからあんたたちに選んで貰う」と言います。馬、猪、牛の素顔が明かされ、十人の人質に対し、九本の注射器(解毒剤)が持ち込まれています。↲綾部朔が廃屋ビルに裕子を車で拉致。トランクから引き出された裕子は、「今度こそ、さよならです」と銃を突き付けられます。その時、その銃を正確に撃ち落とす松山。「逃げろ!」と裕子に叫ぶ松山。↲「すまない。水をくれないか」と私服刑事に求め、ペットボトルを受け取っていた川越。「何時、誰が川越のペットボトルに毒を入れたんだ?」と武蔵。で、川越がペットボトルを手にするところから監視カメラ映像を逆回し。備品室のボトル棚に向かい、ボトルに毒物を混入させていたのは和泉管理官でした。隣に立つ和泉管理官に向かい、「ウソだろ」と武蔵。――「誰もが心に獣を飼っている」と龍。↲
2024.02.04
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■フジ金9/刑事医療エンターテインメント■院内警察/第四話(2024.2.2)/「I have to…」あらすじ↲武良井治(桐谷健太)は、看護師の白石日向(工藤美桜)から、半年前に阿栖暮総合病院を退職した循環器内科医、前川大樹(近藤頌利)についての話を聞きます。前川は五年前に臨床研修医として阿栖暮総合病院にやって来た明るくて勉強熱心な医師であり、亡くなったワイドショーTVコメンテーター、乾井卓(中山克己)の死に大きく関わっていました。乾井は大腿骨頭置換術後、胸の苦しみを訴え心臓カテーテル検査。担当の整形外科医、久保田雅人(荒川浩平)は原因を探る為、前川に相談。前川は、急性心筋梗塞を疑うと同時に、術後であることから肺塞栓でないことを確認しておいた方が良いとアドバイス。日向は、前川からの指示で、乾井の家族に緊急カテーテル検査が必要になること、その後カテーテル治療や手術になる可能性が高いことを伝えていました。で、そんな時、容体が急変した乾井。前川の指導医(上級医師)は自らの研究が最優先で、実務的には丸で頼りにならない高木学(山崎樹範)。それで、前川は高木との間に揉め事が発生してもいて、榊原俊介(瀬戸康史)のオペに頼っていました。で、急遽、榊原の執刀手術を受けることになった乾井は術後に死亡。日向は、武良井に乾井のカルテを見せ、冠動脈造形の検査結果も手術記録も残っていないのはおかしいと指摘。しかも、乾井が亡くなった直後、前川は退職届を提出(2023.7)しています。――医療ミスによる乾井の死を病院ぐるみで隠蔽した可能性があります。で、その当時、退職前の刑事だった武良井は、乾井卓の死に事件性ありとみて、独自捜査を開始していました。川本響子(長濱ねる)は、民間の院内警察に転職してなお、過去の院内での隠蔽疑惑を暴こうとする武良井に、「病院の不正を暴くのは院内交番の仕事ではない」と忠告。↲千葉の沢所クリニック(沢所誠院長)に転職している前川を訪ねる武良井と響子。「何が正しいのか分からない。何も話すことはない」と言い、真相究明に協力的ではない前川。↲週末の「医療安全管理委員会」。――武藤(山田明郷)院長の最後の挨拶という時、「大切なご報告があります。今から皆さんを拘束します」と武良井が登場。そして、患者代表ゲストとして野口孝俊が入室。そこに、いよいよ真実を語ろうと意を決した前川が駆け込んで来ます。「当事者の話を聞きましょう」と武良井。「私はある患者のことで退職願を出した。乾井卓さんのカルテは訂正しなければならない点がある。死因は心筋梗塞ではなく肺塞栓。で、その本当の死因を僕は遺族にお伝え出来なかった。須賀副院長に真実を伝えるなと命令されていたからです」と前川。「いや、当日の指示は私ではないだろう?」と須賀が言うのに、「はい。当日、僕に指示を出したのは高木副部長です」と前川。「そう、高木君が勝手にやったことなんだよ」と須賀。「僕はトカゲの尻尾じゃない。電話で僕に指示したのは須賀副院長だ」と高木。「記憶にない」と須賀。↲「手術した医師がここにいる。当人の話を聞きましょう。ねえ、榊原先生」と武良井。榊原が、「あの日、何があったのかお話ししましょう」と立ち上がります。「患者の死の真相をはっきりさせましょう」と武良井。↲2023.8。「退職願」を上司(城川)に提出する武良井。「はっきりさせたいんです」と言う武良井に、「しかし、確証は無いんだろ」と城川。「彼女の死の真相(医療過誤)を掴むには病院内部にいる必要があります」と武良井。――武良井の恋人だった夏目美咲(入山法子)は、阿栖暮総合病院301号室に入院し、そして不審死しています。↲
2024.02.02
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■テレ朝木曜ドラマ9/サバイバル医療ミステリー■グレイトギフト/第三話(2024.2.1)/「妻の命、軽井沢ゴルフ殺人」あらすじ↲術後の検査入院中に他界した元総理大臣、愛宕克己(山田明郷)、次いで、心房中隔欠損症で入院していた安田勝(小高三良)が、急性心不全という診断名で死亡。――病理医、藤巻達臣(反町隆史)が発見した殺人球菌「ギフト」で命を落とす者が相次ぐ明鏡医科大学付属病院。藤巻が秘密裏に培養した「ギフト」を使って奥野信二(坂東彌十郎)理事長を殺し、その後釜に座った心臓外科医、白鳥稔(佐々木蔵之介)が、その真相を知られた病理医、伊集院薫(盛山晋太郎)の命も「ギフト」服用で奪います。医療界浄化の大義名分の為、非道な犯罪行為を厭わない白鳥に反感を抱く藤巻。が、重篤な心臓病気を患う妻の麻帆(明日海りお)の命を救う為(細胞シート使用許可の為)にも、主治医の白鳥に逆らえません。藤巻は苦悶しながらも、「ギフト」の存在と事件の真相が明るみに出ないよう細心の注意を払います。↲そんな藤巻に白鳥の腹心の心臓外科医、郡司博光(津田健次郎)が情報提供。郡司は一連の白鳥の悪行を察知しているかのように振舞い、藤巻に接近。で、医学系大学連合会議長の座をも狙っている白鳥の次なるターゲットが、ライバルの副議長、聖橋大学教授の大泉篤(西岡德馬)と予測。この週末、白鳥は大泉に軽井沢の別荘にゴルフ招待されており、そこで大泉の殺害を企てているものと考えます。「医師として大泉副議長の命を救おう」と郡司に持ちかけられた藤巻は、共に軽井沢に向かうべきか否か悩みます。――その頃、警視庁の元捜査一課刑事、神林育人(尾上松也)は伊集院の死に疑念を抱き捜査を強化。それで、伊集院の水筒から白鳥の指紋を検出。白鳥が毒物を水筒に入れたものと考える神林。因みに、神林の娘、琴葉(中島瑠菜)の主治医も白鳥です。琴葉は重い心臓疾患を抱え明鏡医科大学付属病院に入院しています。そんなわけで、白鳥に命じられて藤巻が毒物製造に関わっているのではないかと神林は思っていて、それで、そんな白鳥に娘の命を預けて良いものか迷っている神林。同じ立場の(妻を人質に取られている)藤巻に本当のことを話して貰いたい神林。が、藤巻は真実を語れません。↲更に、ギフトの培養を手伝う検査技師、久留米穂希(波瑠)が、藤巻が誘い出されている会員制ラウンジ「アルカナム」にやって来て、藤巻に衝撃の告白。「確かに大泉は医療界のガンですが、私が軽井沢に行って、白鳥の手から大泉を守ります」と言い出します。それを危険だからと押し留め、彼女に代わって藤巻が軽井沢行き。が、結局、郡司がワインに「ギフト」を混入し、それを飲んで大泉は他界。初めから郡司は、白鳥の命を受け大泉殺害の為に軽井沢に足を運んでいました。――大泉の死を知った穂希は軽井沢に飛び、大泉の頸部の黒色斑点があるのを確認。↲で、大泉殺害の翌日、細胞シートによる白鳥と郡司の麻帆のオペ。成功を白鳥が報告。「ありがとうございます」と言う藤巻に、「これからもギフトを宜しく」と白鳥。「約束が違う。妻の手術が終わるまでの約束だった」と、藤巻が「ギフト」培養を拒否。すると、「まだ、あなたの妻は安心できる状況ではない。何時、心不全を起こすか分かりませんよ。培養を続けて下さい」と白鳥に脅されます。――これ以上、犯罪に加担したくない藤巻が培養中の「ギフト」を飲もうとしているのを穂希が阻止。「君が最初に<ギフト>を持ち込んだ真犯人なのか? 君は、次々に殺人を犯させて、<ギフト>の臨床データを集めようとしているのか? もし、犯人でないと言うのなら、何故、それほど真相解明に躍起になっているのか? 合理的な君が何故、命の危険を冒して、そんなことをするのか?」と言う藤巻の問いに、「藤巻先生に好意を抱いている。好きだから放っておけないんです」と穂希。↲
2024.02.01
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■テレ朝水9、刑事ドラマ■相棒S22/第十四話(2024.1.31)/「亀裂」あらすじ↲休日。杉下右京(水谷豊)は、著名な美術コレクター、道明寺道隆(小林隆)とチェス喫茶で対局、勝利。一方、亀山薫(寺脇康文)は妻の美和子(鈴木砂羽)と陶芸教室に参加。講師は道明寺が支援している芸術家、島川雪乃(清水葉月)。近々、ニューヨークに拠点を移すということで、これが最後の教室です。で、道明寺と右京との対局中、道明寺宅のコレクションルーム内で頭から血を流した窃盗前科者、新田真司(祐楽)の遺体が発見されます。昨日深夜の犯行であり、コレクションルーム内にあった美術品の全て(二十億円相当)が盗み出されています。現場の物陰に陶器の破片がひとつ、残されています。警察は、ここ一ヶ月で二件発生している美術品強盗グループの一連の犯行と見ていますが、右京はこれまでの手口と侵入方法が違う点を指摘。これまでは宅配業者を装って押し入っていましたが、今回は合鍵で侵入しています。因みに、道明寺は三年前に妻に先立たれ、通いのお手伝いさんの世話を受けています。前日の道明寺は京都での美術オークションに出席していてアリバイがあります。↲伊丹憲一(川原和久)ら捜査1課刑事と右京、亀山が道明寺に話を聞いている時、洋画家の横井正孝(小野健斗)が出国前の挨拶ということで道明寺宅を訪問。こちらは近々、パリに拠点を移す予定になっている洋画家です。で、昨夜の彼はパリ行きの準備で自宅にいたとのこと。↲道明寺邸の客室には、関口倫之助(坂口辰平)の水墨画、「百舌鳥ひとり」の一幅が置かれています。それに注目する右京。上隅に百舌鳥がぽつんと描かれていて、それは、孤高に一人隅に佇む作者を具現化しているように見えます。で、この絵がコレクションルームに無かったことが気になる右京。「百舌鳥ひとり」は十年前の作品であり、道明寺が最初に支援した芸術家が関口でした。で、関口倫之助のアパートを訪ねる右京と亀山。創作意欲を無くして世間から消えた関口には、道明寺に捨てられた恨みありそうです。それから、島川雪乃にも話を聞きますが、昨日はアート誌の取材の後、食事をし、その後はオンラインでのシンポジウム会議をしていたとのこと。そして、彼女にコレクションルームに残されていた陶器の破片の画像を見せると「器の悲鳴が聞こえる」と言って驚く雪乃。そこに「雪乃さんに大事な話がある」と言って道明寺が来訪。そして腹部を抑えて蹲り、即、入院。余命三ヶ月で緩和ケアに入っている道明寺。「心臓にヒビが入っている」と道明寺。そんな道明寺を見舞う横井正孝。「横井くん、自首しなさい。あの日、事件発生後に私の家を訪ねて来たのは警察の動きを探る為でしょう」と道明寺。↲連続強盗事件の現場に残されていた足跡と合致する高級スニーカーを履いている浅原亮(高尾悠希)を、伊丹、芹沢慶二(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)が彼のアパートで確保。それより先に、被害者になっていた新田真司は浅原亮の仲間であり、同じ強盗(闇バイト)グループの一員であることが判明していました。ネット上で繋がる犯罪人、所謂「トクリュウ」でした。匿名の流動型犯行(闇バイト)グループでした。裏にいる黒幕は「スコルピオン」。「スコルピオン」が盗品を闇マーケットに流しています。――確保した浅原亮を取り調べる伊丹。「闇バイトリーダーの指示で三人組の闇バイト仲間と合鍵で入った。だけど、コレクタールームの美術品は、既に空っぽだった」と浅原は供述。↲司法書士に遺言を依頼しようという道明寺に呼び出される右京と亀山。「自分の命が尽きるのに、コレクションが生き残るのが悲しい。コレクションも私と一緒の運命を辿るのが望み」という感覚の道明寺。↲島川雪乃が闇バイトの発注者でした。道明寺の芸術品コレクションを写真撮影し、それを盗み出すよう闇バイト集団に依頼していた島川雪乃。その写真を浅原亮が持っていて、その写真のガラス窓に雪乃の特徴的な大きな耳飾りが映り込んでおり、その美術品写真を浅原に流したのが雪乃と断定されます。――事件の数日前、雪乃と横井の目の前で、道明寺はコレクションの一つ、小鉢を叩き割ろうとしていました。「遺言書を書こうと思う。私の死後、美術品の全てを火葬することにした。だが、全ては棺に入らないので幾つかは私の手で葬らないといけない」と雪乃と横井に告げ、一つの小鉢を手にし、それを割った道明寺。雪乃は一部が欠けた小鉢を拾い上げ、持ち帰って金継を施そうと考えました。で、金継の為に欠けた破片を探し、その時、破片は発見できませんでしたが、道明寺邸の鍵の束を発見。合鍵を作って闇バイトグループに送っていました。闇バイトに美術品を盗み出すよう依頼していました。美術品が闇コレクターの手に渡るにしても、破壊されるよりはマシと考え、そうしていました。↲闇グルーブ三人目の杉野雄大(川端康太)を確保。二十億円の美術品が無かったことで新田真司と口論になり、揉み合った弾みで押し倒された新田が後頭部を痛打して他界していました。――雪乃からの発注で杉野、浅原、新田の三人が道明寺邸に入る前に、横井がコレクションを盗み出していました。横井が借りていた美術品専門の貸倉庫で盗難品が発見されます。「身勝手な遺言書のせいで二人を犯罪者にしてしまった。全て私のせいです」と右京に言う道明寺。「演技は結構。全てはあなたの計画通り」と右京。コレクションルームにあった水墨画「百舌鳥ひとり」だけが、何故、盗まれる直前に客室に移動していたのかを疑問視していた右京。京都に向かう日の朝、「百舌鳥ひとり」を客室に移動させていたのは、道明寺が予め盗難にあうことを承知していたからでした。特に思い入れのある「百舌鳥ひとり」だけは最後まで手元に置きたかったのでした。つまり、家の入口の鍵を放置したのも、京都に外泊したのも、自分の支配下から逃れ出ようとしている雪乃と横井を犯罪に走らせる為でした。↲ことの始まりは関口倫之助でした。海外に出て世界観を広げようとしていた関口を押し留めようとしていた道明寺。「芸術を極める為に、あらゆる人間関係を断て」と道明寺に命じられていた関口。ファン、友人、恋人、家族と会うことさえ禁じた道明寺。「私の助言を断った故に、彼はつまらない絵を描くようになり消えた。描くべきものを見失なった。あいつは私の失敗作。それを繰り返したくなかった」と道明寺。ニューヨークに拠点を移そうという雪乃、パリに飛ぼうという横井に翻意を促したかった道明寺。手元に置いていた芸術家が遠くに羽ばたこうとするのを許さない道明寺。「犯罪者になれば孤独の中で最高の芸術が産まれる」と言う道明寺に、「止めて下さい」と横井。↲筆を断っていた関口が、鳥が飛び立つ絵を描き始めています。――「真の愛情とは自立を願って手放すことじゃないですか?」と右京が道明寺に諭します。↲
2024.02.01
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