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2026.04.20
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カテゴリ: 時事
数日前に投稿した ウソ テレパシー の話に関連するのだが、インターネットがついに市井の人の手に降りてきた30年ちょっと前、「ついにオレの時代がきた!」とワクワクしていたことを思い出した。

簡単にいうと、誰もが発信者となり、世界中の情報にアクセスできるようになれば、「情報の格差」は消滅し、真にオープンな世界が実現すると思ったのだ。
それまでの資本主義経済のカラクリとは、いわば「情報の非対称性」を利用したセコい商売の積み重ねだった。隠すまでもない自明の事物を「機密」として囲い込み、情報を持たない側にアクセス料を払わせる。30万円出さねば得られなかった百科事典の知識が、今やウィキペディアで世界中の知恵として無償で更新されている。この「占有から開放へ」の流れこそが、ネットの本質だと直観したのだ。

カネのためではなく熱意で動くオープンソースの世界、そして「公明正大に生きるなら、隠しごとのない世界は怖くない」という初期リーダーたちの潔い思想。ワタシはそこに、嘘つきや偽善者が淘汰され、ウラオモテのない人間が胸を張れる「トランスペアレント(透明)」な時代の到来を確信した。

しかし、その後の30年で、ワタシの期待は少しずつ、確実に裏切られたのであった。

まず、「情報の透明化」は、ナチスのような悲惨な歴史を持つ欧州を中心とした「個人情報保護」の壁に突き当たり、出自や居所といった個人の属性は再びブラックボックス化され、また知的財産や企業秘密のガードもネット以前と変わらぬ強固さを保った。
さらに、善意のオープンソースを食い物にする「セコい連中」も現れた。誰かが無償で公開した知恵を、あたかも自分の手柄のように「登録したモン勝ち」で私有化するヤツが出てきた。かつてのギコ猫騒動や、どこかの広告代理店のアンチャンよるロゴ流用問題のように、情報の非対称性が消えたはずの場所で、なおも「情報の横取り」という歪んだ形での搾取が発生した。


ネット以前にも「誤報(misinformation)」はあった。しかし、真実を隠したい勢力が意図的に毒を放り込む「偽情報(disinformation)」の氾濫は、ネットという清流を、水道に毒を投入するが如き惨状に変えてしまった。ワタシが期待した透明な世界は、フェイクニュースという汚水にまみれてしまったのだ。

…しかし、まだ諦めるのは早かった。
昨今の生成AIやバイオメトリック技術の劇的な進化を見ていると、当初私が抱いた「トランスペアレンシー(透明性)」の理想が、予想だにしない角度から実現しつつあると感じるのだ。

これまでの「外に出た情報」の真偽という地平から一気に進んで、「個人の内面」そのものが透明化される可能性が現実的になってきたからだ。
「私は知りません」と強弁する殺人犯の背後で、脳波から読み取られた殺害現場のイメージがスクリーンに投影される。「どこに隠した?」と問われれば、本人の口が割れる前に、モニターには字幕で「〇〇町の山中」と回答が表示される。

またこの技術は、社会のウソも根こそぎにする。大ボラを吹く政治家の答弁には、カッコ書きで「(愚民どもはワシらの嘘を信じていればいい)」という心中のモノローグがテロップで流れ、不都合を隠そうとするCEOの横では、投資家向けの生体分析モニターに「嘘(ダウト)」の赤ランプが点灯する。

「ネットの時代、人に知られたくない行為はしないことだ」と言われてから30年。
「生成AIの時代には、人に知られたくないことは考えないことだ」という、究極の「心中の透明化」が目前に迫っている。その日が来るまで、ワシは死にたくないと思っている(笑)。





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Last updated  2026.04.20 21:47:02コメント(0) | コメントを書く
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放浪の達人 @ Re:腹に落ちぬ病(04/23) じゃあ僕はまだコドモだ。良かった良かっ…
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