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おはようございます、紙太材木店の田原です。本格的な梅雨入りで昨日から雨模様の美濃地方です。予報では岐阜県は昨夜は相当な雨が降るとのことでしたが中濃地域はそれほどではなかったようです。小山さんのFBよりさて、Heat20 正式には「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」委員を見れば分かりますが古い言い方ではオールジャパンつまり日本の住宅に関係する業界や行政、学会からのメンバーで構成されています。意味するところは将来の日本の住宅性能の方向性でその指針、あるいは基準を示しています。過去、Heat20 G1基準、同G2基準が発表されてきましたが昨日、G3基準が発表されました。Heat20のHP上ではまだ出ていませんが小山さんの上の表によると6地域(岐阜、大垣、各務原、愛知県、東京など温暖地)でUa値で0.26のようです。現行のHeat20 G2の北海道基準が0.28ですからそれよりも上と言うことになります。グラフを見ると5地域はそれより1段下がってより厳しい0.24か0.23辺りでしょうか?20年ほど前、次世代省エネ基準が発表された時と比べると隔世の感があります。と言うのも、上の写真グラフの一番上のグレーの線がH25年省エネ基準(次世代省エネ基準とほぼ同じ)一番下の赤い線がG3基準間にアメリカとドイツ、表にはありませんがその他の国の多くが入ります。(パッシブハウス基準は別)一般の方でも勉強されている方はHeat20のG1、G2についてご存知な時代になり断熱や気密に関し意識レベルでも相当なものがあります。ただ、間違ってはいけないのはUa値はあくまでUa値で同時に気密や換気、水蒸気、日射取得、日射遮蔽、冷暖房システムを考慮しなければなりません。つまり、バランスが大切でUa値だけよくても快適な住まいになるとは限りません。くわえて、デザインやインテリア、メンテナンス性も考慮する必要がありますからこれから家を建てる方はそれなりに勉強する必要があります。紙太材木店も従来G2仕様が標準でしたがG3も意識することになりそうで工務店の親父もうかうかしていられなくなりました。HMや工務店、設計事務所が何を考えているのか?どんな想いで家を造っているのか間違ったことを信じていたり大切なことを知らなかったりそんなケースは間々あります。だからこそ、自分で勉強する以外ありません。住まいの基本的な性能は断熱、気密、換気、冷暖房システムの4つそれと耐震性です。一年前に書いた記事にもう少し詳しく書いてますのでご覧ください。
2019年06月28日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。快晴の朝ですがそれも今日までのようで明日からしばらく雨天が続きそうです。川辺の家Dは基礎工事中ですがベースコンクリートは打ちこみ済みですから一安心です。来月半ばには上棟予定で真夏の暑い時期に断熱見学会の予定です。厚い断熱材(付加断熱仕様で壁の断熱材は22センチの厚さ)は本当に断熱効果があるか確認できます。さて、昨日は朝の6時に出て3時間ほどかけて到着。三重県にあるプレカット工場で気配りもとい、木配りをしてきました。今回はMOKスクールの課外授業。三澤先生のM’s建築設計の木配りのお手伝いです。室内に構造材の柱や梁ががそのまま見える場合どの面をどちら向きに使うか?下から梁を見上げた時に美しく見えるのはどちらか?構造的な強度を考えた時、縦長の梁のどちらを上にしたらよいか?節のでかた、割れの入り方赤身の出方、微妙な曲がり具合自然な木をそのまま使いますから、それが室内でそのまま目に入ります。節や割れがなく、赤身勝ちの木ばかりであれば問題はありませんがそんな木ばかり使っていては値段もうなぎ上りです。というこで木配りが必要になります。昔は大工さんが一本一本確認しながら材をどう使うか判断してましたから問題はありませんが、現在はプレカット工場での加工が大半。指示が無ければコンベヤーに載せられて何の考慮もなく加工されていきます。どうやるかと言うと全部並べて上下左右を見て決めるのですが長いのは6mの長さ、幅は15センチ、高さが30センチの梁ですからとても重い…。それをひっくり返したり回したり持ち上げたり並び変えたりで決めていきます。広い場所が必要なので炎天下、外のアスファルトの上です。上の模型の茶色い材料が全て室内から見える構造材で今回それを決めてきました。その他にも8角形の大黒柱は3本は栗、端の1本は朴15センチ角の化粧の栗の柱。プレカットの打合せも含めて朝の10時から初めて終わったのは夕方4時でしたが、三澤先生のM's設計事務所や奈良の梅田工務店(梅田社長が来ていたので)がどんな木配りやプレカット打合せをしているのか知ることができたのは大きな収穫でした。
2019年06月26日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。週末はMOKスクールで大阪石牧建築、菱田工務店、水澤工務店と言った地場で力を発揮している方たちの話でしたが様々なヒントをいただきました。紙太材木店でも早速検討していきますが詳細は時期を見てお話しさせていただきます。講義の内容はMOKのFBをご覧ください。日曜の午後は土場の草刈2週間もほかっておくとかなり伸びてしまいますが一度に全部刈るのは無理と時間を決めて順次刈っていく方針に変えました。以前は気合を入れて朝の6時から半日ぶっ通しなんてことをしてましたが疲労困憊で翌日に影響が出ること判明(-_-;)それでも1時間もすればそれなりに草も刈れますし少し重い運動になります。HCに行けばこの時期、除草剤が山と積まれてますから誘惑にかられます。モンサントのラウンドアップはどこのHCに行っても一番目につくところに置いてありますがフランスでは禁止となりましたし他の欧州諸国も規制の方向のようで自宅は土場の横にあって井戸水を使ってますからこの除草剤を安心して使うほど勇気はありません。と言うことで10月初めころまでは草刈り機は田舎では必需品です。もちろん、ご近所も除草剤を使っているところはありません。そこで問題なのは工事現場着工から半年程度の工事期間がありますからどうしても草が生えてしまいます。建物の周りは足場がありますから草刈り機は使えませんし空いたスペースも資材を置いたりしてますから草刈り機を使うには無理があります。手で引っこ抜く?には手間がかかり過ぎます。どうするか?ラウンドアップ?実は酢を使います。そう、あの酢です。家にある酢でもいいんですがそれでは費用がそれなりにかかってしまいます。農業用で食用が可能な酢があって酸度は一般家庭で使うものが5%程度ですが農業用は15%のものがあって薄めて使います。草に噴霧すればOKで、すぐに枯れますが持続性はありませんから生えてくるたびに噴霧する必要がありますが手で引っこ抜くより簡単です。気になるのは実は匂い酢の匂いがそれなりにしますからお隣の方には事前にお声がけが必要ですが酢が除草剤代わりになることを知らないかたが多いので変な(ラウンドアップ)除草剤ではないことと誤解を招かないためにも田舎では事前の説明は必須です。
2019年06月24日
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大野町の家 Q値0.95 Ua値0.33 C値0.3(付加断熱仕様)おはようございます、紙太材木店の田原です。先日、大野町の家の点検に行ってきました。丁寧に、大事に、きちんと、気持ち良く過ごして頂いていて造り手側としてはとても嬉しい気持ちになります。建物は維持管理がしやすいように計画されているので点検もしやすくなっています。上の写真は2階トイレの24時間換気扇の排気口。排気の確認のため排気口に手を伸ばしますから便器にかなり顔が近づきますが、臭いが気になる家はありません。きちんと計画的な換気が計算通りできている一つの証です。コンセントが抜いてあるのは電気代の節約のためでこの時期、暖房便座は必要ありませんから抜いておきます。入れたままなら月に300円ほど電気代がかかりますし、お子さんが知らない間にスイッチをオンにしていたなんてことも防げます。電池式の人感センサーライトが足元にありますから、夜中の使用時には電気をつける必要もなさそうですね。洗面カウンターは造作で造り付になっていますがとても丁寧にお使いいただいていることが分かります。腕白盛りで元気のいい男の子が二人。洗面器の周りを濡らさずに使いなさいなんて言ってもそれが無理なことは誰しも思うところです。しかも洗面台は木製のカウンター。オイル塗装では撥水性が高くても放置すれば水痕がでますしウレタン塗装では深みのある色合いが出ません。ということで塗ってあるのは漆。何度も塗り重ねて漆の層を厚くしてあります。と言っても専門家に依頼すれば高価なものになってしまいますから。漆を塗るのは研修を受けた紙太材木店のスタッフ小栁。私も一緒に塗るのですが、必ずかぶれてしまうので断念。漆塗りの食器を漆器といいますが漆の耐水性は折り紙付きです。薄い粘膜の唇を当てて漆器でかぶれることはありませんから、カウンターで使っても全く問題はありません。外壁は全面杉板で室内でも無垢の木材を多く使ってます。ガラリ戸も木製ですがこれらは全く問題ありませんでした。キッチンで使った幅広の積層材が少し反っていましたから、これは後日補修となりました。Mさんご家族が快適にお過ごしの様子を拝見できて、却って私たちがエネルギーをいただいたようです。これからの仕事に益々、力が入ります。
2019年06月21日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨夜の新潟、山形の地震マグニチュードは6.7で震度は6弱と6強。昨年の大阪北部の地震から一年ですから日本中、どこでもこの程度の規模の地震は必ず起こると覚悟する必要があります。さて、昨日、東大の前先生がFBで自身の授業で使っているPDFの資料を公開されました。東大の授業で使っている資料なんて見てもチンプンカンプン(古い?)なんてことはありません。専門家であるほど素人にも分かり易い説明や資料を準備していただけます。東大 前先生の資料よりもちろん専門的な部分もありますが分からないところはパスしても問題はありません。ベルヌーイの式なんてわからなくても大丈夫。一般のこれから家を建てようとする方に見ていただきたいのは先生の資料の1. パッシブ技術とアクティブ技術2. 空気質と換気3.4.5 は東大の資料なので興味のある方だけお読みいただければ分かりますがパッシブな暮らしでもアクティブな暮らしでも住まいの空気質の確保には気密は不可欠。そして換気が大切と言うことをナイチンゲールまで使って解説してますが、換気の大切さをナイチンゲールの看護覚書を使って解説するのは建物の空調や温熱といった設備関係の専門家の間では共通の認識のようです。私が初めてナイチンゲールの看護覚書の話を聞いたのは今から10年以上前ですが前先生と同じことを教わりました。東大 前先生の資料より前先生の看護覚書の解説資料を読むと住宅の設計者はただ単に間取やデザイン、インテリアを考えればいいだけではないことが分かりますし、それ以上に住まいにとって大切なものが何か見えてきます。
2019年06月19日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。週末は鵜沼山崎町の家の構造見学会と大門の家の地鎮祭。構造は完成見学会だけではわからない、あるいは見えない部分で暖かさや涼しさの仕組みが目で見えるところがミソですが、華やかさはありません(笑)それでも一組、1時間の持ち時間は少なくて足りない。次回からは一組1.5時間か2時間でないと無理がある感じです。真夏のできれば35度以上の気温になるようなときに完成の見学会を予定していますのでご期待下さい。最近、と言っても既に過去の話題になってしまいましたが老後資金2000万円問題産経新聞より90歳まで生きると毎月5万円不足とか…上の表を見ても、年金そんなにもらえないとか交通通信で2.7万も使わないとか表自体がよくわからなくて結局、2000万とか5万とかいう数字だけが頭に残っているのではないでしょうか。対策は人それぞれですが入るを量りて出ずるを制すは商売の基本。一般家計でも無駄な支出を見直すのは同じで、新築を検討される方は保険を見直す良い機会になります。ローンを組んでいるのに毎月4.5万も保険代がかかるのはNGです。新築時にはローンの返済金額に目が行きますが住まいの燃費にも目を向ける必要があります。冷暖房、家電、照明、調理、給湯、換気。現在では、この金額の合計がいくらの家に住むのか計算で求めることができます。どんな断熱材を使っているのかその厚みはどれくらいか日射の影響を制御できているか照明はどんな機器を使っているか調理はIHかガスか給湯方式はガスかエコキュートか天日を利用しているかどんな換気システムか冷暖房はどんな機器を使っているか家族は何人かどんなサッシを使っているか家の大きさはetc詳細にその家の構造や設置してある設備を分析していくとその家に住んだ時、いくらお金のかかる家なのかが分かります。家族4人で住んだ時上の金額の合計が年間20万円なのか30万円なのか?国の定める省エネ基準住宅で約30万円ですが、あなたの建てようとしている家はどのくらいの燃費の家なのか?30歳で家を建てて60歳まで30年間の差60歳から90歳までの差高性能な家では風邪にかかるリスクも減りますからそこに医療費の差も出てきます。慶応大学の伊香賀先生の資料では「高断熱住宅の疾病予防便益」「住宅高断熱化の健康ベネフィット」等が分かり易く解説してあります。一世代前の家づくりは間取とデザイン、金額の検討だけで済みましたが、現在の住まいでは燃費も重要な検討要素となりました。ババをひかないためにも自分で勉強することが大切な時代になりました。
2019年06月17日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。週末に構造見学会をする鵜沼山崎町の家。今では大工さんが室内で使用する木材を加工するという現場はあまりありませんが、紙太材木店では職人の手仕事に拘りたいので作業場は木を削ったカンナ屑が溢れています。上の写真は無垢の桧をプレナーと呼ばれる機械で粗削りをしているところ。大量の削り屑が出ますが辺りは桧の香りでいっぱいです。この削り屑は、薪ストーブの焚きつけ材(着火材)にはうってつけで事務所やショールームで重宝しています。大量に出ますから薪ストーブを設置された住まい手さんには、ご希望があれば差し上げています。これはどこに使うかと言うとサッシの内側に取付ける障子の枠。障子ですから、障子が動くための上枠と下枠が必要で上の枠を鴨居、下の枠を敷居と言います。障子が動く溝の事を敷居溝(しきいみぞ)といいますがこれはそんなに深く溝を作りません。上の写真は下の枠になる敷居です。こちらは上の枠になる鴨居この溝は鴨居溝と言い、溝の深さが違うことが分かります。敷居の溝も、鴨居の溝も大工さんが手仕事で彫っていきます。障子を取り付ける時は障子を持ち上げて上の深い溝に差し込み、そして、浅い溝の敷居に落とす。これで障子は倒れてきません。こちらはその枠をサッシに取付けたところつまり、このサッシにはカーテンではなく、障子が取りつきます。床は無垢のフローリング、壁は塗り壁、そこにしっとりとした北欧家具と障子でも何の違和感もありません。上の写真に写っている外の建物は母屋で完成後は解体予定。掃出しサッシの外にはデッキが取りつきますが実はこの部屋は寝室。どんな庭にするかは妄想中です。と言うことで2時から予約が変更になって一組だけ空いていますから興味のある方はお越しください。会場:各務原市鵜沼山崎町 構造見学会開催日:6月15日(土)受付時間帯 14:00~15:00「内覧お申込み要領」 完全予約制です。ご予約受付は本日中です。 お電話0574-53-2003 または予約フォームからお申込み下さい。 予約フォームはこちらから
2019年06月14日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今日は梅雨の合間の貴重な晴れの日ですね。家事と言う言葉で思いつくのは食器洗い、洗濯、食事の準備、掃除などいっぱいがありますが新築住宅で食洗機の搭載率は紙太材木店では100%どの方も食洗機は必須で設置されます。家事に費やされる時間の調査によるとそれは平均3時間7分とか(平成28年)食洗機や洗濯機と言った設備が出る前だと一体何時間だったのか考えただけでも気が遠くなりますが実は20年前の平成8年の調査では家事時間は4時間7分この20年で1時間少なくなっています。20年前でも洗濯機はありましたが食洗機の設置となると現在に比べかなり低かったと思われます。総務省 H28年度 社会生活基本調査より今日、一般家庭の多くは共働き世帯ですから如何に家事時間を少なくするかの工夫は必然的な流れとなっています。洗濯機も衣類を入れておけば洗ってくれますが放り込んで、取り出して、干して、畳んで、収納ということになると手作業と言うことになります。以前からガス乾燥機をお勧めしているのですが干すのは天日というかたも多いのが実情とは言いながら室内干しはほとんどの方がされています。となると室内干しで悩むのが場所の確保せっかくのインテリアも洗濯物が室内のあちらこちらに吊るされていては・・・必然的に室内干しのスペースは邪魔にならず、目につかない場所となりますがそんなところはあまりありません。二階までもって行けば目につきませんが洗濯のたびに濡れて重いかごを二階まで運ぶのは少し面倒です。それに、二階で干して乾いても下着などの収納スペースが脱衣室や寝室、子供室など家族それぞれ分散していると意外に時間が取られるものです。今月、着工する川辺の家E実はガス乾燥機を設置する予定です。リンナイの乾太君ガス代は1回50円ほど使っている人からは絶賛です。放り込んで30分で乾燥、衣類を畳んで仕舞うだけ。雨を気にしなくていい、洗濯から一気通貫、畳んで仕舞って終了食洗機並みの便利さですが一体型の洗濯機よりちゃんと乾く、一回のガス代が電気代より安い奥様がフルタイムで働くとなると必需品だと思います。でも、高性能な家で使おうとすると排湿管を付けなければなりませんから後からの設置は手間がかかります。将来、子供が学校に行くようになったらフルタイムで働く予定の奥様には必須の設備機器、今は使う予定がないと言う方も排湿用のスリーブは気密工事が必須ですから今のうちに用意しておいても損はありません。
2019年06月12日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日は地区の奉仕作業で公民館の掃除。加えて田んぼ所有者には雄鶏川周辺の草刈でしたが、雨天で中止ということで、先日まで筍掘りをしていた竹藪の草刈と土場の草刈をしました。この時期毎日のように、どこかで誰かが草刈をしています。田舎ではこの時期の風物詩です。一般家庭ではこの時期に気になるのはカビ。以前、林先生の番組でカビの事を放送してましたが洗濯機やカーテンのカビが大敵と言ってました。カーテンにカビと言われると ?と感じる方もいるかもしれませんが、カビは地面の土の中にいるのでカビの胞子は家の中には風に乗って入ってくる。最初につかまるのは網戸。特に埃のついた掃除されていない網戸に付着。その後カーテンに移行、という経路のようですからこの時期にすることは網戸の掃除とカーテンの洗濯でしょうか。建築的に考えて効果的なのは窓を開けない。現在の新築住宅では網戸はほぼ標準的に付いていますから新築住宅ではどの家にも網戸が設置されています。90%以上の家庭では年中つけたままになっています。季節の変わり目にきちんと網戸を外して仕舞われる方はあまりいません。(収納場所が確保できませんから)窓を開けて通風すれば外のからカビの胞子も飛んでくるわけで、通風する場合でも多くの方は網戸を閉めたままですから、いわば網戸でカビの胞子を漉くっているようなもの。特に掃除をしてない埃の付いた網戸なら、より目の細かいフィルターでカビの胞子を集めていることになります。この時期から秋口にかけて通風して、気持ちの良い風を感じたい方は網戸の掃除は必須加えてカーテンの洗濯もそんなこと(通風&掃除、洗濯)したくない方は、家が高性能(断熱、遮熱、気密、換気、冷暖房システム)であれば網戸は不要と考えてもいいのではないでしょうか?もちろん、その場合でもエアコンのフィルター掃除は必須です。掃除をする個所と回数を少なくすることができて、網戸設置の費用が節約できる。くわえて、喘息や疾病のリスクが小さくなると考えると網戸を付けない家が増えてくる可能性があります。10年後、外から見て網戸が付いている家といない家である種の判断ができてしまうかもしれません。
2019年06月10日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。梅雨入りしそうな空模様ですが昨日の暑さよりはましかもしれません。現在、建替え工事で既存の住宅を解体中ですが解体工事に立ち会うと様々なことが分かります。住まい手の方からは暑くて寒い家ですが特にお風呂が寒くて凍えそうとお聞きしていたこともあってどんな設置がしてあるか確認してみました。6地域に建つ20年ほど前のHMの軽量鉄骨の家で外壁はALCと呼ばれる気泡コンクリートの住宅です。外気に接する床、壁、天井には繊維系の断熱材が入っています。厚さは5cmですから当時の日本の大手HMの家では標準的な断熱でしょうか。お風呂はユニットバスですがこんな具合に設置してあります。脱衣室側の壁を剥がしてユニットバスの浴槽の裏側を見ています。浴槽には発泡系のクリーム色をした断熱材が吹き付けてあります。左手側は外壁のALCの裏側がそのまま見えています。右手側は洗い場で浴槽が洗い場から40cmほど立ち上がっています。下側は暗い床下になっています。もう一枚はそのユニットバスの天井部分です。正面に見えるのはユニットバスの壁の裏側でその上は1階の天井裏と言うことになります。浴室が寒い理由を簡単に言うと箱のようなユニットバスの周りは(壁4面、床、天井)風通しの良い床下の空気が流れているから浴槽自体には断熱材が吹き付けてありますが見てお分かりのように厚さにムラがあります。ボコボコと盛り上がったところで2cmほど平坦なところは2.3ミリでした。洗い場側のエプロンの裏側も同様です。外壁側の建物本体の壁には断熱材が入っていません。当時はユニットバスを取り付ける時にユニットバスを囲う建物本体の壁には断熱材やPBを貼らないHMが大半でした。気温0度近くの床下の外気がユニットバスの周りを包んでいる(6面)しかもユニットバス本体の壁には断熱材なんてありません。さらに言えばユニットバスの周りの冷たい空気は1階の天井裏全体とつながっています。当時の家が寒いのは当たり前と言えば当たり前ですが現在の住まいと比べると隔世の感があります。でも、よく考えると25年ほど前に家を建てた方の住まいは上の写真と五十歩百歩の違いしかありません。30歳半ばで建てたとすると現在、50代後半と言うことになります。これから家を建てる方はそれは昔の話と他人事のようにお考えかもしれませんが、大手のHMが普通にやっていることが25年後にはNGなんて例はザラにあります。施工する側の都合を優先した論理つまり、住まい手側の都合(暮らし易い家にしたい、暖かい家にしたい)ではなく、自分たちの都合優先の論理(施工性、利益率、回転率)かどうかの判断はご自分でする以外ありません。資本主義の世の中では最小の投資で最大の利益を上げることが善です。オーバースペックは組織の中では罪ということになります。
2019年06月07日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨夜は蒸し暑く寝苦しい夜でした。そんな時は無意識にパジャマのズボンを脱いでしまう癖があります。昨夜も3時頃に目が覚めた時には脱いでいましたがどうやって脱いでいるのかは不明です。昨晩、林先生の番組で家庭内でのカビの話がされていました。番組で放送された方が皆さんそれなりに工夫をされていたので意識の高い方もいるのだと感心していました。カビの三大発生要因は温度、湿度、栄養ですが温度や湿度は人の快適な環境と被るところがありますから根絶するのは難しいものです。逆に言えばカビが生えないようなところは人も住みにくいと言うことで各家庭で自己防衛や工夫が必要ということになります。昨夜出ていた対策の一つが押入れに布団を仕舞う時(ベッドではなくて今でも毎日押入れに布団です)襖の両端を開けたままにしたり、スノコを床だけでなく壁側に縦に立てかけたりしていました。放送では床とサイド壁だけでしたが外壁に面するところにも(布団の奥側)にも設置するといいでしょう。これは壁に布団が密着していたり、閉め切ったままにしておくと湿度が高いままになってカビが生えやすい環境になるので隙間を作って布団が早く乾くようにという意味合いがあります。毎日、畳の上に布団を敷いて寝る方がどれだけいるのか分かりませんが恐らくそれほど多いとは思えません。ただ、注意していただきたいのは布団の収納方法だけではありません。畳の上に布団を敷いて寝るという行為です。伝統的な日本人の住まい方は畳の上に布団を敷いて寝るでしたが畳は年に一度は畳を干していましたし、畳の下は杉や松といった無垢の板でしたから板同士ののつなぎ目にはそこそこの隙間がありました。古い家にいくと分かりますが畳と畳の隙間から隙間風まで入ってきます。畳と畳の隙間から風が入ってくるなんて今の方には想像外かもしれませんね。でもその風を防ぐために新聞紙を畳と板の間に敷いている家庭はかなりあります。まあ、上のような古い家でしたら畳を干す、毎日布団の上げ下げをするで畳に布団でもそれなりに問題はありませんが現代の家でそれをするとどうなるか?人の体は36度そこから水蒸気が出ていてそれが布団の中に拡散していきます。その水蒸気は敷布団を通過して畳を通過して床の合板につきあたります。36度で湿度80%の空気は何度で結露するか?湿り空気線図を見れば一目瞭然、32度です。畳が湿気る理由は人から出た水蒸気昔はそれでも畳の下が板でしかも隙間もあったから毎日布団を上げ下げして、晴れた日には布団を干して年に2.3回の畳み干しでよかったんですが現代の住まいの畳の下は隙間の無い、透湿抵抗の高い合板体から出た水蒸気は合板でせき止められてしまいます。断熱畳(スタイロフォーム)でも水蒸気は通過しますから結露が発生します。温度と湿度が毎日補給される環境が整いますから畳の下ではカビが発生します。下の写真は昨年、耐震診断にお伺いした家でのことで、数年前に改装されたとのこと。息子さんは〇友林業にお勤め(単身赴任)リビングの隣の和室が寝室ここに布団を敷いてお休みになります。毎日布団はジャングルジムにかけて干しておきます。でも、その畳の下は建築物理、あるいは木造建築病理学を理解していないとこのようなこととになりますから設計者や実務者の責任重大です。
2019年06月05日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。6月なので衣替え中学、高校と制服がありましたから学生服の上着を着なくてもいいのは気分爽快だったことを覚えています。さて、住まいも実は衣替えをします。日本の伝統的な住まいでは建具を交換するんですね。5月までは障子ですが6月からは簀戸(すど)になります。うちでは葦戸(よしど)と呼んでいますが簡単に言えばすだれをはめ込んだ建具と思っていただいて間違いはありません。ですから6月最初の週末に主だった部屋の襖や障子を全て交換します、もちろん網戸も外して仕舞ってありますから同様です。私は出かけてましたので家内が一人でやりましたが・・・(結構大変ですm(__)m)昔の家ですから蔵や倉庫があって建具も季節によって外して仕舞って置く場所がありますが現代の家ではそれは無理そもそもそんな季節ごとに建具を交換なんて設計になっていませんですが季節の節目で、暮らし易くする工夫をしていた知恵と言うものを何とか現代の暮らしにも取り入れたいものです。上の写真はMOKスクールで伺った家で左から網戸、ガラス戸、すだれ、両面貼りの障子すだれは丸めて上から吊るす工夫がしてあります。もう一つには簀戸が網戸の代わりに取付けてあります。この建具の並びはこんな具合です。奥から順に雨戸、ガラス戸、簀戸、両面貼りの障子、襖と5段階になっています。簀戸が網戸の代わりになるかと疑問に思われるかもしれませんが桟の隙間は細い紐一本分で1.5ミリほど上の写真は全て建築家の設計、サッシではなくガラス戸ですがサッシにしても問題はありません。確かに太陽光パネルを載せれば電気代は浮くかもしれませんが日々の暮らしを豊かにするのは安い電気代だけではありません。伝統的な暮らしの工夫を現代の生活に取り入れるのはそれほど難しいことではありませんし、洋間に北欧家具、それに障子と簀戸でも何の違和感もありません。日本人としての感性や美意識が普段の生活の中から生まれてくるとすればホテルライクな無国籍な住まいでも何か一点でも日本的な住まいの要素を取り入れたいものです。
2019年06月03日
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