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おはようございます、紙太材木店の田原です。快晴の日が続いてます。今朝は8度の美濃地方、朝晩は暖房が欲しくなります。先日のPHJの勉強会。PHPPでの検証や熱橋解析をするコンサルの鎌倉さんが静岡パッシブハウスの 事例発表をしてましたが静岡は7地域なんですね。サッシは430でいけてました。その他の仕様も、紙太材木店の現在の仕様とほぼ同じ。と言うことは今後、日射の豊富な7地域でのパッシブハウスは相当程度出てくる可能性がありそうですね。(但し、PHの基準都市のエリアでなければNG。ex豊橋は7地域だけど、PHの基準都市は名古屋になるので静岡仕様ではムリ)いつもお伝えしていますが、パッシブハウスの基準は暖房需要(暖房負荷)で年間15kwh/m2Q1.0住宅も暖房エネルギーの消費量に基づいてレベルを判定しています。どちらもUa値がどうのという基準はありません。暖房負荷(暖房需要)を満たすための方策として断熱です。LineやX、You TubeもそうですがUa値が云々でという質問や議論が多数で、暖房負荷に関する言及はかなりの少数派・・・なぜそうなる?なぜ基準が暖房負荷にならないか?うがった見方をすると、大手のHMの家の多くは型式認定住宅。地域ごとに異なる日射や気温が考慮されて、型式の認定を受けているわけではありません。シリーズやその型で長期優良住宅の認定等を受けているわけですから、勝手に変えれば認定は受けられません。暖房負荷(暖房需要)を基準にしてしまうと住宅における型式認定の仕組みが、意味をなさなくなることになります。それは大手のHMにとっても国交省にとっても都合が悪いことになります。新しい基準で査定をすると今までの認定が無効と言うことになれば、既に家を建てて認定を取った人にもHMも国交省も含め関係者には悪夢以外ありません。傷みを伴う改革は、日本の一番できないところです。この30年以上の経済的な停滞をもたらしているとも言えます。誰もが責任を取りたくないし批判の矢面に立ちたくない・・・・・住宅の省エネの義務化や断熱の義務化と一歩ずつ進んでいますが、世界のスタンダードや基準の方向とはズレがあります。耐震基準この基準は1984年以降、何度か改正され順次強化されてきてます。強化される前の基準で建てられた家は既存不適格とされます。耐震については変化を恐れることなく、強化が進んできました。それができるのですからUa値から暖房負荷(暖房需要)や冷房負荷に基準を変えることも、できない訳ではないはずと思いたい。あるべき方向性はそちらなのですから。これから家を建てることを検討される方はUa値よりも暖房負荷(暖房需要)や冷房負荷(冷房需要)を見てください。日射が豊富な地域であれば付加断熱の前に考えることがあります。
2023年10月30日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。事務所の前のケヤキの葉が茶色く色づいてきました。まだ2割ほどでしょうか。それでも、その葉の量が量ですから木の下は落ち葉だらけです。さて、先日パッシブハウスジャパンの東海支部の勉強会に行ってきました。現在支部長の桂山さん(棲栖舎)も新住協の会員ですし、その前の鎌倉さんも。他にも新住協に加入している方が、多くいるので違和感はありません。BISや森林文化アカデミーなど、いろんな講習会などで既に顔なじみの方も多くいます。勉強会の中で講師の古庄さんが、暖房需要という言葉を使っていました。暖房需要?PHJで言う暖房需要って何?暖房負荷と何が違う?検索すると森みわさんの講演の中にありました。それによると年間暖房需要は、建物が暖房期を通して快適な室温、20度設定なのですが、これを保つためにどれだけのエネルギーを暖房設備から受け取らなければいけないかという、そういう単位です。「受け取らなければいけないか」なんとなく、違いが分かるような・・・立脚点を住まい手側に置くか設計者あるいは家そのものに置くかの違いでしょうか住まい手側なら暖房需要設計者、あるいは家なら暖房負荷英語で暖房需要はheating demand暖房負荷はheating loaddemandには人が要求するという意味がありますし、loadには(構造物が支える)重さ、荷重(負荷)と言う意味がありますから、中らずと雖も遠からずでしょうか。英語では、この暖房需要と暖房負荷の使い分けができていることになります。日本ではvapor barrierとairtightを、一緒くたに気密シートにした過去もありますね。今でも誤解してる人が多くいると思います。私の日本語の中では暖房需要うという言葉がありませんでしたから、設計者の立脚点でいままで暖房負荷と言う言葉を使ってきましたが住まい手側の目線で行くと暖房需要という言葉の方がなんとなくしっくりしてますね。ということでこれから、どうしよう?本当は鎌倉さんの発表にあった日射の大切さについて話すつもりだったのですがまた次の機会に m(__)m
2023年10月27日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。朝晩は上着が欲しくなってきました。事務所の中ではカッターシャツ1枚ですから朝夕外に出る時に、上着を忘れがちです。暖かい家にお住いの方も、同じような勘違いを経験されていると思います。下駄箱の上に外気温が分かる温度計を置いておくと、ドアを開ける前に外の寒さが分かります。さて、日本のGDP(国内総生産)が今年ドイツに抜かれ4位になるとか。ドイツの人口は8300万日本は1億2500万2010年に中国に抜かれ3位になり今年はドイツにも・・・バブルの頃を知っている人には隔世の感があるはずです。一人当たりのGDPでも2000年には2位だったのが、今年は35位と坂道を転げ落ちるように下がっています。経済力が落ちているということは外国から輸入する資材の値段が高くなる。あるいは、それまで買えていたものを買おうとすると、他の国の方に高値で買われて結局買えない(買い負け)ことになります。木材で言えばピーラー(米松の目の詰まった木材)やレッドシダーの無地もの等は10年前は普通にあったものが、今では探しても無いかあるいは目が飛び出るほどの値段です。なぜそうなったかはさておき、経済環境は一昔前とは大きく変わっています。つまり、これから家を建てる人とその両親が家を建てた時代では、家そのものの持つ意味や価値も大きく変わっています。土地を買って家を建てるということが当たり前だった両親の時代は、世界の中での日本の経済的地位もそれなりにあった時代です。だから、世代が代わるたびに誰もが新築の家を建てることができました。しかし、時代はある意味下降線です。そんな時代の家づくりは慎重に進める必要があります。国も遅まきながら住宅の政策について、様々な施策を打ち出しています。国の考えは一つです。「性能のいい住宅を建てさせる」その方向に全て動いています。既に家を建てる時には設計者には「省エネの説明」が義務化されていますが、それに加えて「再生エネルギーの説明義務化」が来年の4月から始まります。この再エネ説明義務化は、市町村が指定する区域内の建物が対象ですので全ての建築物と言うわけではありませんが、省エネ説明義務化が省エネ義務化(2025年)になるように再エネ説明義務化も同じような方向に行くでしょう。時代の大きな流れに抗うことはできませんが、どういう方向に流れていくのかは推測することができます。家づくりにおいて限られた予算の中で何を優先するか冷静に考える必要があります。
2023年10月25日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。10月も下旬、朝は一桁台の気温です。昨日は地元の産業祭でした。産業祭はコロナ以前の呼び名。今回はKAWABE MOUNTAIN FES.FUMOTOと横文字の名前になっています。岐阜のグランドキャニオンが、話題になったからとのことのようです。所属している会でも出店していて私はカレーの調理場担当。公民館の調理室に缶詰めです。調理室ではカレーのみ作り、100mほど離れた売り場にルーを鍋ごと持って行き、ご飯とウインナー福神漬けとパセリ、それに生クリームをかけて完成ですがこの距離が足かせに…350円で318食を完売しました。売り場でご飯とルーの割合の調整に躓いて、ご飯が先に無くなりルーが30食ほど余る事態に…残りのご飯が少なくなってきたらルーを多めにするなどの機転はありません。と言うことで、余ったルーは皆で持ち帰りとなりました。売り上げは社会福祉協議会に寄付です。私の住んでいる川辺町の社会福祉協議会(社協)実はここ数年の累積赤字で、財政難になっています。社会福祉法人で民間の寄付や利用者の料金で運営してましたが、コロナでデイサービスの利用者が激減したことで一気に赤字におちいりました。今年度は町からの財政支出で何とか乗り越えれそうですが、来年度以降どうなるか難しい状況です。社協は営利を求めない社会福祉法人です。町は運営に関わっていないのですが、実態は町民の福祉を町に代わって担っている組織です。なので、町が財政援助をするのですが周辺の市町村では、社協がその成り立ちや構造などから赤字体質に陥る可能性を見越して、実は既に民営化されているところが大半です。民営化イコール利用者が負担をするわけですが、営利を目的としますから利用料金はそれなりになります。従来、税金の中で賄ってこれたものが人口減や経済成長の鈍化で、賄いきれなくなっています。従前は当たり前だったのが当たり前ではなくなることが、起こってきます。住宅関係で真っ先に思い浮かぶのが上下水道です。既に一部の自治体では、水道事業が民営化されています。上下水道が耐用年数を越えてる地域は多くありますし、次々に開発される住宅地にも上下水道は引かれます。今までのものが古く耐用年数を超えるものが順次増えていくのに、新たに作り続ければ近い将来財政的にそれを維持できなくなっていくのは自明の理ですが、それでも作り続ける不思議。耐用年数は40年ですがこれは法定耐用年数。これを越えたからと言ってすぐに使えなくなるわけではありませんからひょっとしたら法定耐用年数を倍の80年改訂してまだまだ使えますし更新も40年でする必要はありませんとなるかもしれません。原発の耐用年数の延長と同じ構図ですね。都市部ではなく地方や郊外、あるいは古い住宅団地で住まいを建てる方は、上水道の敷設時期がいつか調べておいても損はありません。水道料金は水道法により独立採算制。利用者の自己負担が原則です。田舎では土地付きの古家には、大抵井戸があります。必ずしもミニ開発された宅地に拘る必要はありません。井戸付きの古家も土地探しの候補の一つになります。
2023年10月23日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。10月もいよいよ下旬ですが、この夏の高温で野菜や果物の生育に異変が起きているとニュースで報じていました。川辺町も近くの山では以前はマツタケが多く採れましたが、最近はとんとその話はありません。紅葉の時期も後ろにずれているようで、紙太材木店のケヤキもほとんどがまだ緑の葉です。さて、今年から新住協では全国でQ1.0住宅のオープンセミナーを開催します。初回は名古屋の国際会議場で11月9日の13時からです。リアルでもZOOMでも視聴できます。全国で開催しますからその地域の気候区分に合わせた内容になります。Q1.0住宅のレベル1の基本的な仕様からレベル3の仕様まで。アーカイブでの視聴もできますから、時間の合わない方も調整ができます。新住協の前代表理事の鎌田先生が講師で13時から17時までの4時間。「Q1.0住宅はこうしてつくる」つまり、どうやって作るのかを講義します。オープン参加ですのでどなたでも参加できます。受講料は一般の方は3000円より多くの実務に携わる方に、高性能な住宅の作り方を知っていただきたい。同時に一般のこれから新築を検討されている方にも、高性能な住宅についての基礎知識を持って住宅を検討していただきたい。そんな想いが詰まったのが今回の鎌田先生のオープンセミナーです。YouTubeやSNSでは情報が溢れていますが、その量は膨大で玉石混合です。同時にきちんとした、高性能な住まいの作り方を解説したものはほとんどありません。ある意味、タダで入手できる情報には限界があります。そのような情報から得られるのは恐らく、多分、こうであろうという類のものになります。〇〇工法や××工法ではなく、住まいの冷暖房負荷を下げるにはどうするか?その考え方、手法の解説が今回の「Q1.0住宅はこうしてつくる」です。テキスト2冊は別途購入していただく必要がありますが、より性能のいい住まいを建てるための必要経費とお考え下さい。お申込みはこちらからになります。テキストの2冊の購入は下記から
2023年10月20日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は快晴です。気温は11度で、事務所ではエアコンで暖房しています。もちろん、地表面や屋根の温度は前回お話しした放射冷却なので、もっと低くて恐らく7.8度くらいでしょうか。日射の豊富な地域では、朝日が昇れば霜は融けて屋根や地表面の温度はあがります。窓から室内への日差しは、天然の暖房となります。冬季にこの日射をいかに室内に取り入れるか?設計者の腕の見せ所です。それを住まい手に見える化している設計者は、それほど多くいるわけではありません。窓の大きさ、ガラスの種類庇や軒の出巾大きく影響するのは上記の3つ見える化は自然温度差で確認できます。自然温度差と言うのは何も暖房していない時の室内と外気の温度の差を表します。例えば自然温度差10度と言うのは、外気が0度の時室内は暖房してなくても10度あることを表します。自然温度差が6度の家なら外気が0度なら室内は6度極力エネルギーを使わないで暖かい家にしようとするとこの自然温度差が大切なのが分かります。床、壁、天井の断熱材を同じにして上記の窓の大きさ、ガラスの種類庇や軒の出巾の3つを変えると、日射の影響がどれほどこの自然温度差に影響があるかご覧になれますこの自然温度差は年間の暖房負荷(=暖房費)に大きく影響を与えます。つまり、壁の熱還流率より窓の熱還流率は悪いので、窓の面積が増えると家全体のUa値は悪くなります。でも大きくなった窓は日射をより多く取り込むので、Ua値が悪くなっても日射の恩恵で自然温度差が大きくなって、暖房負荷(=暖房費)が下がります。設計者からプランが上がってきたら自然温度差を確認してください。目指す自然温度差は10度越えでしょうか高いハードルですが、住まい手の生涯の暖房負荷を考えると検討する価値があります。もちろん、南側に大きな開口を取ることになりますから許容応力度計算は必須です。こちらも等級3ですね。
2023年10月18日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。10月も後半になりますが、今週の最高気温は週末まで25度前後が続くとか暖房費がかからないのは助かりますが、温暖化がどこまで続くのか心配になります。そんな日本ですが来週からは気温が下がる予報です。霜が降りるのもそう遠くはありませんが霜は放射冷却で地表面近くの空気中の水蒸気が結露し、それが更に冷やされ氷結したもの放射冷却は宇宙空間と地表面の熱のやり取りで、宇宙に比べれば高い地表面の熱が吸い取られて冷たくなる現象です。サーモカメラをお持ちの方は空に向かって写してみると、宇宙の冷たさがわかります。冷たくなるのは地表面だけでなく、青空駐車してる車のフロントガラスやカーポートの屋根もです。そうなるとそこは冷やされ霜が降ります。と言うことで、あなたの住んでいる家の屋根も当然冷やされることになります。夏は直射日光でさんざん熱せられて70度近くになり、秋から冬にかけては放射冷却で冷やされる…過酷な屋根です。つまり、屋根は壁以上に暑くなったり、冷たくなったりすることになりますから断熱材も壁より厚くする必要があります。XやLineでは高性能な住まいに住んでいる方のリアルな発信があります。Ua値0.3の家でも、エアコンを稼働させなければ暑い。当たり前と言えば当たり前なのですが、熱交換式の換気扇があれば大丈夫と誤解されてる方も実は相当程度おられます。Ua値は外皮の平均の値。平均ですから、床、壁、屋根、窓の平均の熱還流率です。各部位の熱還流率の組み合わせは様々。どこの部位をどうするかは設計者と相談です。熱は高い方から低い方へ伝わります。それを防ぐ(ゆっくりにする)のが断熱材です。床、壁、屋根、窓の中で、外皮との温度の差が最も出るのが屋根です。屋根の断熱材の厚さ経験から言えば、付加断熱をしていなければ壁の断熱材の2倍の厚さでは少し寂しいです。予算があれば付加断熱ですが、予算に制限があれば屋根の断熱材の厚さをもう一段厚くしましょう付加断熱をする予定の家でも、屋根や天井の断熱材を厚くするのにそれほどコストはかかりません。もう一段のレベルアップを検討しても損はありません。断熱材のコストアップと節約できる冷暖房費を比較して、元が取れないという方もおられますが住まいは全てを数値化して判断するものではありません。
2023年10月16日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は13度の美濃地方10度を切るのもすぐですね。住宅の性能について一般の方の話しの中でよく出てくるのが、断熱性能等級やUa値です。どの等級にしたらよいかあるいはUa値をどれくらいにしたらいいか?Lineの公開グループなどでは、新築を検討し始めた方の質問として出てきます。それに対して、既に建てられた方たちや実務に携わった方などが答えるわけです。既に建てられた方はご自分の家のUa値や等級、住んでいる地域からあるいは、換気装置に何を使っていてなどと答えられるケースが多いのですが、実務者からも自分が設計した家ではと上記と同様な答えが出てきます。実務者からも既存の方からも暖房負荷や冷房負荷の話しは、ほとんど出てきません。国の基準がUa値なんだからと言ってしまえばそれまでなんですが、住んでいる人にとっては暖房や冷房にどれくらいのお金がかかる家か?こちらの方が気にすべき数字のはずなんですが、とんと議論に出てくることはありません。農耕民族の性。お上の言うことを聞いておけば間違いはない・・・?ドイツのパッシブハウスの認定基準は、年間冷暖房負荷しか無いと言っていいでしょう。それを成立させるために、気密や換気があるわけです。新住協のQ1.0住宅も暖房負荷を基準にレベルを決めてます。例えば住宅全体で暖房負荷が800kWhであればエアコンで暖房すれば電気代を40円/kWhとしてCOPを3で計算すると800×40÷3年間10.666円の暖房代と出てきます。Ua値や断熱性能等級では何も分かりません。Ua値だけで年間の暖房費が出せる人は日本中、鉦や太鼓で探してもいません。パッシブハウスの認定基準は冷暖房を合わせた負荷が15kWh/m2床面積1m2あたりですから100m2(約30坪)の家なら1500kWhの冷暖房負荷電気の単価1kWHを40円COPを3で計算すると1500×40÷3=20.000円設計者からその家の冷暖房負荷を教えてもらえば、日本人なら誰でも暗算で年間の冷暖房費が出てきます。なぜこちらの数字が意識されないのか?国の基準は残念ながら国の都合。ステークホルダー(利害関係者)はHM、学会、政治家etc多数・・・彼らはあなたの都合まで考えてくれているわけではありません。彼らには彼らの都合があります。冷暖房費がいくらかかる家なのか?それを知るには冷暖房負荷の計算が必須です。設計者や営業担当者にお聞きになればすぐに答えてくれるハズ・・・
2023年10月13日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。十月も中旬、秋があっという間に通り抜けていきそうに感じます。実は連休最終日の月曜、薪ストーブを焚きました。寒かったので(^^♪前回、菊池組さんの陸奥パッシブハウスのお風呂の事を紹介しました。一般の方はお風呂に換気扇が無い????それ、困るでしょうと思われる方が大半。そもそも、お風呂の壁、天井が木なんてとそこからかもしれません。最近は、お風呂に窓を付けないケースもSNSやブログで散見されるようになりました。従来のお風呂の常識が変わってきた理由の一つが、住まいの性能です。温度や湿度は物理の世界。日本の住まいにも、その世界が徐々に浸透してきているからとも言えます。もっと言えば設計者がようやくその必要性を、理解し始めたと言っていいかもしれません。今までの設計であればお風呂には換気扇は当たり前窓も当然壁、天井に木なんて非常識設計者は何も考えずユニットバス寒いとか結露とかカビ対策はこまめな掃除(面倒)換気乾燥暖房器(電気代高)多くの人がしないから結局カビが生える・・・設計者も住まい手も誰もがそんなもんねと、思考を停止していた日本のお風呂に物理が入ってきました。ある意味、黒船来襲ですから尊王攘夷派もいるわけで、古来からの日本のお風呂のしきたりは通風、換気で・・・時代は常に動いていますから設計者は日々の勉強がかかせません。最近は、性能が謳われている住まいが多くあります。エアコン1台とかUa値がとか断熱等級が云々と言った表面的な数値が多く目に入ります。そういう数字は一つの目安にはなりますがあくまで目安。そんな家のお風呂を見るとその性能数字の裏にある、いろんなものが見えてきます。伊礼智さんの「小さな家」70のレシピにはお風呂の上が吹抜けロフトから見下ろせるなんてのも紹介されています。(P103)物理が分かってくると暮らし易さもデザインも変わってきます。お風呂のカビそれはあなたのせい?それとも設計者のせい?
2023年10月11日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。ラグビー健闘しましたが、残念。TVの前で手に汗を握って応援してました。さて、新住協の総会に行ってきたことは前回お話ししましたが、今回はバス見学で訪れた菊池組さんの自邸の話し。写真はどんどん撮ってバラまいてください、但しカッコいい写真をと言われたのですが・・・こういう見学では、気になるところや発見の写真がメインとなりますので、期待しないでくださいm(__)mどんなところか気になる方は、YouTubeでも菊池さんの自邸はご覧になれます。今回のお話はYou Tubeではスルーの話し菊池組さんの自邸のお風呂はハーフユニットで壁、天井は青森ヒバもちろん換気扇はありませんが、窓はあります。脱衣室にあるのは換気扇の代わりのサーキュレーター一種の全熱交換式の換気扇でも日本のメーカーのものは、トイレやお風呂の換気は別ルート。つまり、熱交換されません。菊池邸では熱交換素子が樹脂のフォーカス200なので、換気ルートに入れても問題ありません。ということで、採用しているのが脱衣室にサーキュレーター。伺った時も回ってました。アナログです。壁も天井も板張りの木ですが、もちろん腐ったりカビたりしていません。夏や冬にお風呂にカビの生える状況を作らなければ、カビは発生しませんからその環境をどう作るか?ためしてガッテンでは、カビは天井からカビの胞子が降ってくるからお風呂の天井の掃除が大事と言っていたような記憶があります。でも天井を拭くのは難儀・・・一般の家庭お風呂の天井に付いた水滴水滴の元は浴槽から出た水蒸気その水蒸気が天井に付着して結露結露が水滴の元と言うことは天井の表面が冷えてるから・・・浴室内が十分に暖かくないからとも言えます。浴室を冷やす候補は壁に空いた換気扇の穴と窓。菊池邸ぐらいになると温熱的にお風呂に窓を付けても問題なしですね。屋根の断熱材の厚さは、ロックウールで70cm壁も窓も推して知るべし。我が家は基礎断熱で一種の全熱交換だからお風呂のカビは大丈夫、ではありません。どういう対策を取るかは設計者と相談。家事楽動線という言葉がありますが、その前にお風呂の掃除という家事自体を少なくしたいですね。そんな工夫が菊池さんの自邸にはありました。ps菊池さんの家台所の換気扇(室内循環型)は面倒で使ってないとか。奥様がいつもスイッチを入れるのを忘れると言ってました(^^♪
2023年10月09日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。新住協の総会で3日目の青森です。本日はパッシブハウスの認定を取っている菊池組さんの自邸と他に施工された住まいの見学です。ただ、青森から菊池組さんの陸奥まではバスで2時間ほど。陸奥湾を挟んで向かいなんですが、ぐるっと迂回して回っていくことになりますから時間がかかります。高速道路はありません。本日は備忘録11月9日に名古屋の国際会議場で鎌田先生のセミナーがあります。一般の方も参加できます。(3.000円)オープンセミナーで「Q1.0住宅レベル3を目指そう」新築を計画されている方は必見。ZOOMでも配信予定です。部分断熱改修部屋単位、エリア単位での断熱改修での優先順位寒いからと床を先に断熱補強しがちだけれど実は天井がキモ寒い部屋はまず天井から断熱補強青森支部の研究報告から屋根断熱時の結露結露計算をすると露点が断熱材の中になることのへの対応夢建築工房では実物大の模型を作って検証結露するが問題なし菊池組アメリカの2x4と同じ対応で回避床断熱と基礎断熱は床断熱Ua値より冷暖房負荷冷暖房費代表理事鎌田先生から久保田さんに来年の総会はスマートウイン佐藤さんの四国で開催本人、やる気十分これから陸奥へ出発しますので簡単ブログでご容赦 m(__)m
2023年10月06日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日の朝は13度台と、一気に寒くなった美濃地方。10度を切るのもそれほど時間はかからないでしょう。先週の金曜日の夜は、暑くて何度も目が覚めるほどでしが・・・これから毎年、今年の夏のような気温になり、夏と寒い季節しかなくなるのではと心配になります。本日から新住協の総会で青森出張。前泊コースですから、中身の濃い話が飛び交いそうです。さて、国に土地を返納できる制度が始まって6か月が経ちました。相続土地国庫帰属法と言います。一定の条件が整えば土地を国に返せる制度です。新築を検討されて紙太材木店に来社される方に必ず聞くのは、ご夫婦の両親の土地は誰が相続されますか?30代の方の多くは、まだ相続をそれほど意識されていませんから誰でしょう?となるケースが大半でしょうか。でも新築を検討される方は夫婦それぞれの実家の相続を意識する必要があります。中には、両親の実家も相続するケースもあります。そうなると、20年後30年後の固定資産税の支払いはご自分の新築の家相続した両親の家更にはその実家の分も・・・立地条件が良くすぐに買い手が見つかり売却できるような土地であれば心配はいりませんが、30年ほど前に開発された住宅団地などで既に空き家や空き地が目立つ、なんてケースでは今から20年後にその土地が売却できる可能性は限りなく低いと考えるべきでしょう。と言うことで相続土地国庫帰属法です。売れないなら国に返せばいいでしょう?(建物解体して更地にする必要あり)今朝のニュースでこの制度の半年間の運用状況を報じてました。申請885件認可2件・・・皆さんが要らない土地誰も買いたいと思わない土地は、国も欲しくないと考えるのが自然。制度が始まって半年ですから判断するのはまだ早いですが、土地は資産と言う時代は少なくても地方では既に過去の話しです。土地や建物と言った固定資産には必ず税金がかかります。毎年サブスクのように支払いが起こることになります。となればそれは負債です。じゃあ、相続放棄すれば?あなたが放棄すればあなたの兄弟が相続することになりますが、あなたが要らないなら兄弟もいらない。兄弟みんな要らないならその上を遡って・・・相続はどこまでも追っかけてくると思った方がいいでしょう。新築を検討するとき、新たな土地をと考えますがその土地や住まいは将来、お子さんの資産となるか負債となるか落ち着いて考える必要があります。その新築した家は自分達で処分できる性能か最低限20年後、30年後誰かが買いたいと思ってくれる性能であるか?断熱や気密、換気、耐震性の確保は必須ですがそれらがちゃんと担保されているか?日本は新築を建てることに、それなりの覚悟が求められ時代になりました。
2023年10月04日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日、一昨日と蒸し暑い日が続きました。昨夜11時過ぎに事務所から出たら、外は秋になってました。今朝は16.5度の美濃地方です。昨日は大垣の家で断熱や気密、構造などの見学会でした。その時の話しで出たのが夏型結露。夏型結露と言うのは家の中をエアコンで冷やした時、室内側の気密シートの外側で結露するというものです。(屋根裏や床下を除きます)結露計算をすると確かに条件によって結露の可能性があります。従来の建築業界の見解は可能性は確かにあるが、時間的に短時間であることや気温自体が高いことから結露が生じても短時間で蒸発し、躯体自体にはダメージは無いというものでした。ただ、この見解に不安を感じるか、信頼するかは人それぞれです。可能性があるなら排除しようする流れもあります。どうするかと言うと可変透湿気密シートを室内側に貼るというもの冬は気密シートとして水蒸気を通さず、夏は水蒸気を室内側に通して壁の中で結露を生じさせないという優れモノ。このシートで施工する流れが一部にはありますが、同業で最近話に出ているのが夏に室内側に水蒸気を逃がして壁の中の結露リスクを低減させるということは、除湿した室内に水蒸気を入れる事になるというもの。気密シートをこの可変シートに切り替えたけれど、夏の室内の湿度が高くなって対策を検討中という同業もいます。あちらを立てれば、こちらが立たず…専門の実務者間でも見解が異なるわけでさて、どうしたものかと一般の方もある意味、疑心暗鬼状態でしょうか。建物を解体して検証すれば分かるのですが、北海道で付加断熱の建物はずいぶん前からありました。あちらの夏は気温や湿度はそれほど高くありません。関東以西の夏が暑く、湿度も高い地域が可能性がありますが、建物を解体してもあるは壁をめくってみても冬型結露なのか夏型結露で生じたものか結露の被害は分かっても夏なのか冬なのか、どちらの被害なのかわからないのが現状です。つまり、検証しようにも誰も検証できていないんですね。なので、様々な主張が入り混じることになります。ということで、可変調湿シートですが前述のとおり除湿したのに・・・この問題は設計者によっても様々な考え方がありますから、気密シートを貼るか可変調湿シートを貼るかご自分が納得できればどの方法でもいいと思います。ただ、もう一つの手法もあります。結露計算をして、気密シートを貼る位置を変えるというやり方です。充填断熱材と付加断熱材の間に気密シートを貼るやり方です。冬も夏も露点に達しない位置に気密シートを貼れば、何の心配もいりません。でも、そんなことをしているところは今のところ多分無いと思います。
2023年10月02日
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