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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は3度昼間も10度ちょっとですから上着は必須、マスクもですね。以前、国の新築やリフォームで性能向上をさせた住まいに対する補助金制度である「住宅省エネ2025キャンペーン」の事を書きました。新築とリフォームが対象ですが、一般の方も実務者も誤解しがちなことがあります。それは、新築には二つ・子育てグリーン住宅支援事業・給湯省エネ2025事業リフォームには4つ・子育てグリーン住宅支援事業・先進的窓リノベ2025事業・給湯省エネ2025事業・賃貸集合給湯省エネ2025事業どちらも「子育てグリーン住宅支援事業」がありますが、言葉からはなんだ、子育て世帯だけが対象の補助金か・・・ネーミングが悪いのでそんな風に思いがちですが、HPをご覧になるとTOP下にわざわざ一部の新築住宅を除き、子育て世帯に限らずすべての世帯が対象になります。新築では長期優良住宅 と ZEH水準の新築だけが子育て世帯対象ですが、GX志向型住宅や他のリフォームの補助金は全ての世帯が対象になります。それとリフォームの場合、勘違いされ易いのが必須工事が3項目あってそのうちの二つをしなければなりません。3項目は・開口部の断熱改修・躯体の断熱改修・エコ住宅設備の設置上記のうちの2つする必要がありますが例えば昨年既に内窓設置して開口部の断熱改修をしている場合今年は躯体の断熱改修をしようとすると1項目だけになってしまって対象外かと思いがちですが、交付決定を受けている場合はそれもカウントしてくれます。つまり昨年窓リノベで補助金をもらっていれば、今年は躯体の断熱改修だけあるいはエコ住宅設備の設置だけでも補助金受給対象となります。冬は寒い家で寒さを我慢するのが当たり前でしたが、きちんと断熱リフォームすれば膝から下まで暖かくなります。「子育てグリーン住宅支援事業」なんて誤解されやすいネーミングですが、内容はいいものですから一度検討してみても損はありません。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年03月31日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。最近の暖かさで、葉を落としていたケヤキに一斉に葉が付き始めました。お祭りもすぐですから梅雨入りまでは最高の季節ですが問題は花粉・・・家中閉め切っていても朝起きると同時に、くしゃみと鼻水と言う方も多くおられるのではないでしょうか。かくいう私もその一人です。今では断熱気密と口を酸っぱくして言ってますが、30年ほど前に建てた2x4の離れは断熱はそこそこでも気密はそれほど意識してませんでしたから隙間がかなりあります。昨年内窓をつけてサッシからの漏気が少なくなったようで、以前ほどひどくはありません。商売柄、換気や漏気による熱損失なんてことも計算するので、隙間から入ってくる花粉のことも意識していますが一般の方は花粉なんて家の隙間から入ってくるの?実は入ってくるんですね。換気回数と言う言葉があります。家の空気が1時間に何回入れ替わるか?建築基準法では1時間に0.5回新鮮な外気を室内に入れて換気しなさいとなっています。隙間から入ってくる空気は漏気と言って、0.5回の換気とは別なんですね。なので換気扇の給気口にフィルターがあっても、隙間から入ってくる空気にはフィルターが無いので花粉は入り放題。漏気による換気回数は凡その数字があって家の隙間を表すC値で変わってきます。C値5cm2/m2で0.5回C値3で0.3回C値1で0.1回前回お話しした未熟な断熱改修をするような設計事務所や工務店だと、気密なんてそれほど意識しませんから新築でもC値は3程度でしょうか。漏気による隙間風で1時間に0.3回空気が入れ替わるということは何もしなければ、3時間で家中の空気が花粉まみれの空気になることになります。花粉対策の空気清浄機が売れるはずですね。でも取っても取っても入ってくる花粉。除湿器がありますが除湿しても除湿しても水がたまり続ける除湿器と同じで、根本の対策が大切です。花粉対策の基本は先ず、隙間を極力減らすことで、建築時にできるだけC値をよくしておくことです。その上での空気清浄器でしょうか。もちろん、漏気による熱損失も抑えることができますからC値を良くすることは一石二鳥の効果があります。因みに、漏気による熱損失の計算式は簡単です。1m3の空気の温度を1度上げるのに必要な熱量は約0.35w(m3・K)漏気による熱損失=0.35x換気回数x気積x温度差換気回数0.3回(C値3)気積(家の容積)300m3温度差:外気0度 室内20度熱損失=0.35x0.3x300x20K=630W紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年03月28日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。それほど寒くない朝です。杉の花粉が終わり、桧の花粉に代わったようです。ここ数日、顕著に反応しています。さて本日は、ただ入れただけの断熱改修地方で家を建てたのが20年以上前とすると、壁や床の断熱材の有無は建築した工務店や設計者の意識次第・・・入っていればラッキー入ってなければ・・・・そんなものは要らんと工務店や設計者に言われれば、それで通用する時代でした。時は巡り今になって何とかしようとすると実は問題が出てきます。どんな問題か?その昔、断熱材なんて要らんと言った工務店や設計者、MHは実はまだゾンビのように生きてます。もちろん時代が変わってますから断熱材なんて要らんなんてことは言いません。でも、その心は足りない断熱材は、入っていない断熱材はいれればいいんだろう。入っていればいいんだろう。そんな工務店や設計者が断熱改修をすると残念ながら、いれればいい入っていいればいいそんな断熱改修になります。もちろん、アンテナを張って時代の流れに合わせて勉強していれば新たな考えや知識も加わって断熱材の厚さや性能も変化していきますがこれでいいいままでこれで大丈夫だったからと歩みを止めてしまえば、そこで進歩は止まります。先日お伺いした住まいは、新築時に床の断熱材が入っていなかったため数年前、床だけ断熱改修されました。床下から断熱材が取り付けてありましたが残念なことに根太と言われる床を支える木材の下から取付けてあります。一般的に床断熱の断熱材は根太の間に入れるんですが、根太の下に入れてあります。後から根太の間に入れようとすると細かく切断しなければなりませんし、フローリングを張るための釘が飛び出していますから断熱材を床の裏面に密着して取りつけることができません。なので、根太の下から断熱材を取り付ける・・・そうなると、断熱材と床板の裏との間に5センチほどの空間が出来ることになります。その空間の空気が静止空気ならある程度の効果が見込めますが、後施工ではそれは望めません。このような断熱材を取り付けただけの工事は断熱改修にはあたりません。断熱材の効果が望めないのですから。断熱改修をお考えの方はどんな工事をするのか事前に設計者にお尋ねください。断熱改修はちゃんと勉強していないと経験と勘だけの断熱改修になってしまいます。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年03月26日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。暖かい日が続いて、昼間は気持ちがいいですね。花粉さえなければ最高でしょうか。例年、この時期はマスクが手放せないんですが、時折くしゃみや鼻水が出る程度であまり花粉に反応しなくて助かってます。ただこれから杉が終わって、桧の花粉に交替するようですからどうなるか気になるところです。さて、GX志向型補助金の要件発表からず~っと検討中で明らかになっていなかった「高度エネルギーマネージメントの導入」がようやく発表されました。補助金対象要件は上記の他に・断熱性能等級6以上・再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量削減率35%以上・再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量削減率100%以上この三つの要件を満たす必要があります。GX志向型補助金の対象になるか、ならないか工事中の住宅の住まい手も施工業者も、最後の「高度エネルギーマネージメントの導入」の詳細が分かりませんでしたから固唾を飲んで発表を待ってました。で、出てきたのが「ECHONET Lite AIF仕様」に対応する「コントローラ」として、一般社団法人エコーネットコンソーシアムのホームページに掲載されている製品を設置すること簡単に言うとHEMSという家庭で使うエネルギー(電気代等)を管理する機器の設置をしなさいその製品は別途HPで指定の製品です。大山鳴動して鼠一匹・・・交付申請時には対象のHEMSが記載されているHPのアドレスを明記完了報告の時は製品型番が記載されたメーカーの保証書の写し更に何故だかわかりませんが注釈には「申請手続きにおいて、HEMSと設備、機器との接続状況の確認は行いません」とあります。???つまり買えば保証書は付いてきますから買ってくれるだけでいいよ接続までは確認しないからねそう言ってるようにも、取られかねない表現。住宅の国からの補助金の多くは、住まい手を通して関係業界に流れていきます。つまり、断熱性能を向上させようとすると補助金の多くは断熱材メーカーとサッシや硝子のメーカーに行きます。今回のGX補助金は、太陽光パネルが必須ですからその業界にも流れていきます。その他に一次エネルギーを削減しようとすると高効率な設備が必要になりますからエアコンや給湯器メーカーにも「高度エネルギーマネージメントの導入」も要件に入ってますがある意味、手を広げすぎて収拾がつかなくなったからHEMSの設置でお茶を濁した・・・Gx志向型住宅の要件の断熱性能等級6は5.6地域ではUa値は0.46この程度のUa値で一次エネルギーを削減しようとすると設備機器の効率やパネル設置容量を大きくする必要があります。断熱はマックス設備はミニマムが基本Ua値は0.3前後まで上げておくのをお勧めします。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年03月24日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は0度氷点下ではありませんがまだ寒い朝です。今朝の 日経クロステックの記事に「エネルギー消費ゼロ、ZEH住宅の失敗3選」という記事が出てました。少しズレてる感じがしないでもない記事ですが、パワコンの発熱量については一般方や実務者でも気づいていないケースがありますから覚えておくといいと思います。太陽光パネルのパワコンは室内設置か屋外設置かどちらでもできます。室内設置の場合、分電盤の近くに取付けますから物置や脱衣室あるいは洗面室などが多いと思われます。これらの部屋はスペース的には、2畳とか3畳程度の広さです。ここで問題になるのは、記事でも紹介していたようにパワコンの発熱量です。発熱量=容量x(1-変換効率)5KWのパワコン変換効率92%の場合だと発熱量=5000x(1-0.92)400w大人の人体の発熱量が80W程度ですから2畳の脱衣室に大人5人がいる・・・パネルが発電している時だけ発熱しているのですが、それでも結構な発熱量です。なのでパワコンを狭い空間に設置する時は、その発熱量も知っておく必要がありますし設計者はその対策も考えておくといいでしょう。パワコンを屋外に設置すれば問題は起こりませんが、屋外用のパワコンは値段が高くなりますしせっかく発熱してくれていますからパワコンを室内設置してその熱を何とか暖房に利用したいと考えると色々と工夫が必要になります。もちろん、夏場にも発熱していますから暑さ対策も必要になってきます。クロステックの記事の紹介でも夏場に室内が暑くなることによるクレームでした。高性能な住宅でのパワコンの室内設置は設計者の能力が試されたり、推しはかられるバロメーターと言ってもいいかもしれません。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年03月21日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日は氷が張ってましたが、今朝は3度ほど午後は晴れるようですが、気温はそれほど上がらないとか…暖かくしてお過ごしください。昨日は名古屋で新住協のオープンセミナー鎌田先生が、途中一回の休息を挟んで4時間講義されました。新築だけでなく、既築建物の断熱改修についてもかなりの時間講義されました。特に部分断熱改修(エリア断熱)の効果や計算の仕方、施工のポイントなどマンションの断熱改修にも応用できる手法の解説は、受講者の方に好評でした。部分断熱改修については一昨年の新住協の総会の時に、青森で工務店をしている小松工務店さんが実例発表をされました。その手法を解説されました。青森の東津軽郡にある工務店ですから、津軽と言う地名を聞いただけで冬のイメージは極寒でしょうか。家全体の断熱改修となると大掛かりで費用も掛かりますし、一部屋ずつ住みながら改修と言うのも、住まい手にとっては負担がかかります。部分断熱改修と言うのは1階だけとかLDKだけあるいはLDKとお風呂や脱衣室トイレなどの水回りを含めた住まいの一部を断熱改修することを言います。実際、紙太材木店でも再生工事の場合は断熱も含めて工事をしますが、断熱改修を目的とした家全体の改修は過去に一度だけ。断熱改修の多くは、1階だけとかLDK+水回りと言うのが大半です。今回の講義では部分断熱改修の完全な方法部分断熱改修の簡易な方法部分断熱改修の検討中の方法三つの解説で青森の小松工務店さんの手法は二番目の簡易な方法で、コストを抑え同時に効果が検証された手法です。断熱改修は部屋のどの部分をどのように断熱するか?部屋には窓、天井、床、壁があるわけですが、その組み合わせにより効果の違いがあります。内窓の設置だけの場合内窓設置と気流止めの場合内窓設置と天井の場合内窓設置と気流止めと天井の場合様々な組み合わせがあって、改修に掛かる費用や効果もそれぞれ異なります。もちろん、完全な方法がいいのですが手間もコストもかかるわけで、小松工務店さんが発表した手法が部分断熱改修の簡易な方法として解説されました。極寒の津軽で実績のある簡易な部分断熱改修は温暖地?の東海地方でも有効です。温暖地と言いながら朝の寒さは2025年1月の朝の最低気温の平均美濃加茂市 -0.6度多治見市 -1.5度新潟市 0.7度福島市 -0.9度山形県酒田市 -0.2度青森市 -2.4度断熱改修の手法は学校では教えてくれません。日本の住宅にあった断熱改修の手法があります。寒い家だと思われるなら寒い部屋だと思われるなら一部屋だけからでも断熱改修はできます。どうぞ、暖かくお過ごしください。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年03月19日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。晴れの予報ですが、今はまだ曇り空気温は5度ほどありますからそれほど寒いわけではありませんが、日中も予報では10度程度なので花冷えの一日になりそうです。昨日は構造の内覧会氷雨の降る中でしたが、お越しいただきありがとうございます。壁や床の断熱、気密はできていましたが天井、屋根はまだの状態。小さなお子さんも来られるのでストーブを1台設置しましたから、室内は16度程度になりました。上着を着ていれば寒さは感じません。来られた方とのお話の中で出たのが吹付の断熱材のことどんな話かと言うと他社の見学会に行った時、ウレタンの吹付の断熱材を使っている会社から「グラスウールの断熱材だと壁の中にカビが生える」そう言われたんですけれど・・・実際、グラスウールの断熱材を使ってカビの生えている写真もネット上には溢れてますから(実際は浮遊粒子状物質SPMのケースが多い)見学先の実務者からグラスウールはカビが生えますよと言われれば不安になるでしょう。気密シートという言葉があります。防湿層とも言いますが、気密シートの気は 水蒸気の気英語では vapor barrier(水蒸気のバリア)と言います。室内で発生した水蒸気が、壁の中の断熱材に入り込まないようにするためのシートです。壁の断熱材の中に入ると室外側は冷やされてますから、そこで結露する可能性が高くなります。それを防ぐのが気密シート(水蒸気のバリア)です。でも、一昔前(50年ほど前)日本で断熱材を壁の中に入れるようになった頃は、気密シートの考えがありませんでした。加えて、断熱材の取り付け方も入っていればいいという程度の考えでしたし、厚さが5センチ程度で性能的にも低いものでした。残念ながら今でもそのようなケースが無い訳ではありません。完成した後では、壁の中は見えません。だからこそ、構造や内部が見える断熱や気密の見学会は見ておいて損はありません。どんな断熱材の入れ方をしているかどんな気密シート(vapor barrier)の張り方をしているかご自分の目で 確認することができます。パラマウント硝子工業のHPに新潟県妙高市の築17年の住宅の外壁のグラスウールの写真があります。きちんと気密シート(vapor barrier)が施工されていれば、問題はありません。写真:パラマウント硝子工業HP紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年03月17日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は1.5度ですが、日中は暖かくなるようです。ただ、花粉も大量に飛散しますからお出かけにはマスクは必須ですね。先日のJBNのZOOMのセミナーは「地域ごとの適切な壁の断面構成を学ぶ」北は青森の菊池組さんから南は鳥取のやまのすみかさんまでの6社JBNの主催ですが参加の6社は皆さん、PHJや新住協あるいは両方の会員さんでどの社も付加断熱をされています。他の4社は 山梨の天野保建築 岐阜の鳳建設、滋賀の夏見工務店、大阪のダイシンビルド地域ごとの壁の断面構成なので、その地域の気候風土を考慮した断面なのですが面白いのは青森の菊池さんを別にするとそれほど違いはありません。もちろん、使っている断熱材や透湿防水シート付加断熱の取付け方などは多少違うのですが、数値にするとそれほど大きな違いはありません。青森の菊池さんのところは外だけでなく内部にも付加断熱をしてましたから他の地域とは異なりますが、青森の更に北のむつ市ですから地域の特性に合った断面構成となっています。このことからわかることは南東北(福島、宮城、山形)以西では断熱性能を意識した工務店では付加断熱が普通。あるいは当たり前であるということです。「地域ごとの適切な壁の断面構成」なのですが菊池組を除けばそれほど違いが無いのはナゼカと言えば、南東北(福島、宮城、山形)以西では一日で一番寒い最低気温にそれほど差が無いから2024年の1月の福島市の最低気温の平均は-0.2度岐阜市は1.5度大阪は3.6度鳥取は2.4度彦根は1.6度(寒いイメージの北陸の金沢は2.4度 新潟は1.2度 秋田は-0.1度)それなりの違いはありますが寒いことに変わりはありません。もちろん一日の平均気温では差が出ますから地域区分があるのですが、どの工務店もそれほど違わない一番寒い時間帯に合わせた断熱材を選定しているので断面構成も大きな違いはありません。PHJも新住協も異なる団体ですが、基本的な考えに大きな違いが無いことがわかります。南東北より西では一日で一番寒い時間帯を考えると付加断熱は普通と言うことになります。菊池組さんの口癖「断熱はマックスに 設備はミニマムに」紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年03月14日
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こんにちは、紙太材木店の田原です。本日も更新がこんな時間になりました・・・昨日から新住協の理事会で仙台でした。理事会の後は食事会でした。その後の懇親会には、いつもは誰かが仕事で抜けていましたが珍しく理事全員が参加して建築談義でした。可変調湿シートのことも話が出ました。実は今日の午後は、JBN環境委員会のzoomのセミナーが2時から5時の予定でした。昨夜一緒だったダイシンビルドの清水さんも押っ取り刀で仙台から駆けつけて出てましたが、色々話が盛り上がり終わったのはつい先ほどの18時前・・・と言うことで、こんな時間になりましたm(__)m可変調湿シート最近は夏型結露対策で可変調湿シートを施工するところも増えてきました。実は理事会でもその話が出ましたしセミナーでも出たのですが、壁体内結露(夏型)における結露と湿害は本来別のものであるのに混同されていて、結露=湿害となっているのが現状なので結露計算をしてNGなら壁体内で湿害が起こると解釈されていますが、Heat20設計ガイドブックPlusの防露設計と評価方法(第6章)を読むと02に「結露の被害と許容範囲」の項目があります。これの私なりの解釈を簡単に言うと高温多湿な日本で初期結露や一時的な壁体内結露は避けられないから許容する(せざるを得ない)なのでHeat20の基準は結露防止では無く湿害防止を目的とした基準である。簡単に言うと初期結露や夏季の一時的な結露は発生するけれど、建物や健康に被害を与える湿害を起こすような結露では無いから許容範囲ですよ。Heat20の設計ガイドラインを読むと夏型結露に関してはそのようなスタンスです。ただ、実務者でもいろんな意見があるのが現状で可変調湿シートについてはJBNでもメーカーを含め議論を始めるとか言っていましたから、日本における夏型結露対策については関東以西の蒸暑地を含めしばらくすれば一定の方向性が出ると思われます。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年03月12日
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こんばんは紙太材木店の田原です。本日はこんな時間の更新になりました。m(__)mさて、今年度の住宅に対する補助は「住宅省エネ2025キャンペーン」と言います。目玉はGX志向型住宅で全ての住宅が対象の補助金になります。補助額は160万円です。従来の子育て世代対象の長期優良住宅(建替え)が100万円それ以外長期優良住宅は80万円同じ子育て世代対象のZEH水準(建替え)60万円それ以外のZEH水準は40万円Gx志向型住宅の要件は拡大するとGX志向型住宅へは子育て世代の建替えの長期優良住宅の1.6倍の補助金が出ます。国の思惑は、新築住宅は極力エネルギーを削減できる住宅だけにしたい800万戸も家が余ってるんだからこれ以上家を余らせて空き家を増やしたくない同時に、温暖化ガス削減の国際公約も何とかしたい(多分今のままでは無理)選択肢を複数出して極力高めの性能に誘導したいなので、補助金もそれなりに差をつけるわけですが毎年建てられる住宅の数は今後も減っていくわけで、全体としてCO2を減らすには既存の建物の省エネ改修にももっと予算をつぎ込むべきでしょう。窓リノベの補助はそれなりに継続してますが、窓だけ改修では削減効果は限定的です。多くの実務者は断熱改修の手法を熟知していません。なぜなら、そんな機会も経験も今まで無かったからです。となると断熱改修=窓リノベ(内窓設置)でお茶を濁した改修になりがちです。しないよりはいいのですが剛床ではない家で、窓リノベだけしても効果は半減です。在来木造で剛床が採用されるようになってまだ、20年程ですから・・・それ以前の建物の場合、壁の中の気流止めをしなければ窓リノベをしても効果は限定的です。改修版自立環境型住宅への設計ガイドラインには1階のLDKだけというように住宅の一部だけ断熱改修した時の熱損の計算例が出ています。区画熱損失係数と言いますが①外気への熱損失②隣接する非暖房室への熱損失③壁内気流による熱損失①から③の合計を床面積で割って断熱改修した時の熱損失を数字で出しています。国の思惑や時代の流れを見ていけば、住宅の高性能化は避けられませんが同時に、価格も比例して上がっていきます。これからの時代、性能の低い新築住宅は負債にこそなれ資産にはなりません。選択肢の一つが、筋のいい中古住宅の耐震性や省エネ性を上げる性能改修です。今現在の基準や補助金を見ると新築住宅では断熱性能等級6で十分のように見えますが、同業の仲間内では20年、30年と言う先を見れば断熱性能等級6は最低基準という認識で一致してます。等級6はUa値で0.46ですが紙太材木店では平均して0.3前後仲間内の工務店も同じような数値です。これからの時代新築住宅だけが選択肢ではありません。中古住宅の断熱改修や耐震改修も選択肢になり得ます。技術力を見て、どこに依頼するかを決める必要があります。区画熱損失係数の計算ができるかどうかも一つの目安になりますから、断熱改修を検討する時は参考にして下さい。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年03月10日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。氷点下に逆戻りで今朝は氷が張っていますが、ここ数日の天候はどこかへ行ってしまったような快晴で気持ちのいい朝です。さて、先日放送された「カズレーザーと学ぶ」でカビクライシスと言うのを初めて知りました。番組を見ているとなんだか不安になってしまい日本中のどんな家でもこれから建てられる家はカビから逃げられないと感じてしまうのではないかと心配になります。番組では高断熱住宅に潜むカビの落とし穴を三つ紹介してます。・換気扇を大量設置・窓を閉める・2階リビング何やこれ?・・・・と言うのも番組の冒頭では来月施行される基準法の改正についても触れられていて、来月以降は高断熱基準に満たないと建築できないと紹介しています。なので上のカビクライシスは、基準法改正後はいろんな家で起こる可能性があるとある意味、警鐘を鳴らしているのは分かるのですが10分程度の限られた時間の中での紹介ではただただ説明不足になってしまい、不安感だけが残ります。高断熱住宅と言う非常にその性能のあいまいな定義の住宅についてそれぞれの立場や考えであるいは自己の都合であれやこれやとSNSやYou Tubeで発信されますし、今回のTVの番組のように広く公開されると高断熱住宅イコールカビクライシスそのように受け取られる可能性が高いと思われます。高断熱住宅は気密と換気がセットなのですが、それらをスルーしての議論は成立しません。番組が紹介した高断熱住宅に潜むカビの落とし穴の対策は・換気扇をやたらにつけるな・トイレの窓を開けて外気を入れろ・2階リビングは1階が冷えすぎるから 階段に上向きにサーキュレーターをつけて 冷気が1階に下りないようにしろお茶を濁したような対策ですがTV番組もスポンサーやステークホルダー(利害関係者)で成り立っています。コマーシャルを出してくれている会社の意向も考える必要があります。無難、忖度、気配り、当たらず触らずで答えを出そうとすると上記のような対策になるのは致し方ない・・・・スカッと新住協やPHJに相談しましょう!そう締めくくってくれたら、流石、カズレーザーと思えたのですが残念。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年03月07日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。寒の戻りと言うには少し早い気がしますが、先週の暖かさからすればまさに寒の戻りですね。今日も朝から雨。現場の外工事ができません。さて、ようやく溜まっていた耐震診断の報告書が出来ました。地震が起きた年には耐震診断の申し込みが増えますが、翌年以降は喉元過ぎれば熱さを忘れるで需要は激減します。現在の耐震診断の対象は昭和56年以前に建てられた住宅です。何故なら、昭和56年に新しい耐震基準ができたからそれ以前の住宅は旧耐震基準と言われる基準で建てられています。それは「数十年に一度の地震(震度5程度)でほとんど損傷を受けない」という基準です。しかし、震度6以上の地震はここ10年で20回以上発生してます。(過去の地震情報)と言うことで、日本で平均して年に2回も震度6以上の地震が発生するなら「数十年に一度の震度5でほとんど損傷を受けない」という基準ではNGだよねということ。旧耐震基準で建てられた家には、補助金も出して補強しようということですが旧耐震基準の家を補強しようとするとそれなりの費用が掛かります。特に田舎では対象となる住宅の多くが土壁の家、土葺きの瓦屋根。必要な壁の量が基準の1割程度と言うケースも稀ではありません。そうなると屋根を土葺きから桟葺きやガルバに替えて軽くしても、1階の既存の壁のほとんどを補強することになります。もちろん、改修費用も相当程度必要となり、上記のようなケースでは多くの方が補助金をいただけたとしても、改修に踏み切るケースは稀です。国に考えていただきたいのは昭和56年以前の旧耐震基準だけでなく、2000年までの新耐震基準の家も補助対象とすること震度7の熊本地震や能登半島の地震では、新耐震基準の家でも無被害なのは2割程度。残りの8割は何らかの被害を受けていますし、18%は倒壊か大破です。現況の補助対象である昭和56年以前の建物では費用が掛かり過ぎて多くの方が改修を諦めますし、56年以降の住宅は震度7では8割が何らかの被害を受ける改修費用は少なく済むのに補助の対象外。同時に、対象外だから多分大丈夫と考えている人が多い。家余りの日本では昭和56年以前の建物が次の世代に引き継がれる可能性はそれほど高くありませんが、新築住宅が高騰していく中昭和56年以降の建物であれば耐震や断熱の改修をすればそれなりの性能が確保され次の世代に引き継がれる可能性があります。若い世代や将来の日本の為にも1981年以降の建物にも耐震改修の補助が必要と考えます。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年03月05日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は雨。9度ほどですが、一日こんな気温とか…週末の暖かさは、どこかに行ってしまったようです。さて、以前お伝えした可児市で開催予定の断熱と気密と構造の見学会日程を変更して3月18日に一日限定で開催します。6宅地の分譲地ですが先日、最後に工事が始まったダイワハウスも平屋と判明。紙太材木店だけが2階建ての家という時代を表している?ような町並みとなりました。さて普段、断熱や気密、あるいは耐震性などについて話してますから今回は桧について。実はこの可児の家C総桧造りの家、桧普請とも言いますが柱も梁も構造材は全て地元の桧を使ってます。一昔前の感覚(50年前)だとほう~今はふ~ん、で?でしょうか。杉については日本各地に秋田杉、飫肥杉、天龍杉、吉野杉長良杉、尾鷲杉、北山杉、日田杉などがあって、各地の工務店や設計事務所の住宅ではそのブランドを表記しています。実は岐阜県の東濃地域は杉ではなく、桧の文化圏。木曽川流域と飛騨川流域では昔から主に桧が植樹され、重宝されてきました。伊勢神宮の御用林も木曽川水系にあります。木材の運搬は筏を組んで川を下りましたから、その流域では桧が主流。同じ岐阜県でも長良川や揖斐川水系では杉が主流。それぞれの川の各地に綱場と言われる場所があって、川に流した木材を集積し筏を組んでいました。木曽川では八百津町の錦織綱場飛騨川では川辺町の下麻生綱場昔は地産地消が当たり前ですから東濃地域では桧で家を建てるのが一般的。わざわざ他の地域から杉運んできて、柱や梁に使うことはありませんでした。ヤング係数と言って木材の強度や弾性を表す係数がありますが、桧は杉よりいいんですね。なので東濃地域では杉を梁に使う感覚はありませんでしたし、伊勢神宮の式年遷宮でも使用されるのは木曽川水系の桧でしたから、この地域では杉よりも桧という感覚が強くなったと思われます。しかし、時代は下り一般の方の多くは杉でも桧でも、強度的に問題がなければどちらでも気にしないというのが普通になりました。ただ、地産地消と言う観点から見ると地元で育った桧に軍配が上がります。価格が同じなら地元の桧でいいんじゃないでしょうか。使用したのは加茂郡東白川村の桧です。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年03月03日
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