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おはようございます、紙太材木店の田原です。過去の気象データを見ると、1970年の11月29日の夜は岐阜は大雪でした。50年以上前ですが明日、大雪が降ったらなんて想像できませんね。翌日の30日の最高気温は3度最低気温はマイナス0.5度誰もが灯油代やエアコンの電気代を気にせず、暖かい家で過ごせればいいのですが、そんな家ばかりではありません。5000万戸のうち約30%が無断熱の家日経BPが作成した資料によると2019年データで無断熱の家は29%1980年基準36%1992年基準22%平成11年(1999年)基準13%6年ほど前のデータですが、平成11年基準というのは当時、次世代省エネ基準と言われていたもので断熱性能等級は4・・・・。等級4程度では、誰もが灯油代やエアコンの電気代を気にせず暖房できるというレベルではありません。でも、当時は国が定めた断熱性能等級の最高等級でした。なので、HMや工務店の多くはそれをうたい文句に暖かいですよ~最高等級ですよ~今ほどSNSなどは普及していませんでした。信頼した営業マンや設計者などの実務者からそう言われますからもう断熱は大丈夫プロがそう言うんだから暖かい家にしてくれるそう思ってしまいますが、そもそもそのプロは暖かい家に住んでいたのか?というギモンが出てきます。割合から言えば13%ですから6人に一人程度。プロが言うんだから大丈夫という訳にはいきませんね。これらの勘違いが起こる主な理由は、暖かい家というとても抽象的な言葉です。暖かい家の定義なんてありませんからある意味、言った者勝ちなのでプロは冷暖房負荷で判断します。一冬家中を20度で暖房した時暖房費がいくらかかかるか27度で冷房した時いくらかかるか5地域、6地域で一冬(11月中~3月)の暖房代が1万円か2万円か5万円か8万円か家中を暖房した時20度で暖房した時この2つを統一しておけば、誰もがどんな家でも比較できます。暖房負荷を計算する時の設定温度は「建築物省エネ法等に基づく一次エネルギー消費計算」により20度と決められています。5地域で断熱性能等級4程度では、30坪ほどの家で一冬の暖房代は7~8万円かかります。(電力単価30円)でも、5.6地域で暖房設定温度を20度にしている家は一般的ではありません。おそらく23度あるいは24度程度ではないでしょうか?暖房設定温度は1度上げると10%電気代が上がるとされています。等級4程度では、誰もが灯油代やエアコンの電気代を気にせず暖房できるというレベルではないことが分かります。パネルで発電するから蓄電池があるからではなく、プロの実務者であれば設備の前に断熱と言うはずです。推奨レベルは自然温度差10度取ってUa値0.3前後でしょうか。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年11月28日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日からKKBの勉強会で栃木県に来ています。空調講座の2回目と重なってしまいどうしようかだったのですが・・・今年のエコハウス大賞を取ったニコハウスの鈴木さんも空調講座に出てるいるのですが、彼もやはりこちらに出席しています。どちらも貴重な勉強会なので、欠席した空調講座はYouTubeで復習しなければなりません。昨日は宇都宮近辺で2つの家を見学。今日は群馬県に移動して、同じように2つの家を見学します。主催者(COMODO建築工房)は群馬と栃木の対決だと煽ってましたが、しっかり勉強して今後の設計に生かしたいと思います。工務店の実務者というのは、実は他社の家を見学する機会というのはあまり多くありません。ある意味同業者であり同時にライバルでもあるので、相当程度親しければお互いに見学というのもありますが一般的にはほとんどないんですね。せいぜいHPなどの施工事例を見る程度ですが、実際にそこに行って見学するのと写真などで見るのとでは大きな差があります。空間の広がりは、いくら広角で撮った写真でも実際目にするのとでは大きな違いがあります。事前に写真で見ておいて実際そこに行って比べるとそのことがよくわかります。写真は写真でしかないんですね。居心地までは感じることができません。一般の方はともすれば間取りに目が行きますが、住宅の場合居心地も大切な要素です。この居心地は行ってみなければわかりません。言葉ではなかなか言い表すことができませんし、写真でも伝えることはとても難しい居心地。その場に行って体感してみるしかありません。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年11月26日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。最近は毎朝一番に、事務所の薪ストーブに火をつけます。前日の晩も火がついてますから暖かさが残っているので、気温が氷点下でも15.16度はありますからそれほど寒くはありません。社員が来る頃には、そのままなら寒くなるので早めに温めておきます。ショールームにお客様が打ち合わせに来られる日も同じですが、こちらは晩には薪ストーブは使ってませんから室温は10度ほど。朝10時に来られるなら7時には薪ストーブに火を入れないと暖かくなりません。薪は広葉樹じゃなくて端材を使ってますからすぐに燃えてしまいます。3.40分おきに薪を放り込むのですが結構面倒・・・事務所ではアグニという国産(岐阜県)の薪ストーブを使っています。ショールームはオーストラリアのマーク2ネクターそれぞれ10Kwと20Kwの出力があります。6畳用のエアコンが2.2Kwですからどれくらいの能力かお分かりいただけるかと思います。マーク2ネクターのような20Kwの出力でも、いったん冷えた空間を温めようとすると3時間ほどかかります。体感気温は空気の温度だけでなく床や壁、天井の表面温度の影響も受けますから、空気だけが暖かくなっても例えば気温が24度になっても壁や床が15度のままでは人は暖かいと感じないんですね。もちろんエアコンは、温度設定24度であれば体感気温なんて気にしませんから24度になった時点で床壁天井は冷えたままですが送風モードに変わります。体感気温は20度程度なのにエアコンは24度と認識して暖房を止めて送風モードに変わる・・・なので、寒ければ設定温度を上げることになりますがこれから寒くなっていくとデフロストと言って霜取り運転が起こるようになります。霜を取る時間は15分ほどその間エアコンは止まっています。設定温度を上げるとその頻度が高くなりますから故障か?と勘違いされる方も多いのですが故障ではありません。寒冷地仕様のエアコンであればその頻度は少なくなりますが、温めて霜取りしますから電気代はもちろん上がります。6地域程度の寒さであればデフロスト(霜取り)対策の第一は設定温度を下げることですが、前提は家を冷やさないということです。家を冷やさないためには24時間暖房することです。なので24時間暖房しても、暖房代が経済的なストレスにならない断熱の仕様が求められます。サッシの性能と床、壁、天井の断熱材の厚さがどれくらいなのか一冬の間でどれだけの暖房費が必要なのかそれは冷暖房負荷から計算できます。経済的にも温熱環境的にもストレスのない住まいにするには冷暖房負荷がどれだけなのか知ることが大切です。どれだけの断熱性が必要かといえばUa値で言えば0.3前後というのが仲間内の共通認識です。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年11月24日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。東京23区の新築マンションの平均価格が、1億5千万を超えたと今朝のニュースで報じてました。首都圏(1都3県)では9800万とか…23区が突出してますが、平均的なサラリーマンでは23区はとても無理な価格になってしまいました。実際の需要は中古のマンションに移っているとも報じてましたが、戸建ての住宅も資材は次々と上がっています。加えて建材屋さんからの見積には、今では運賃が別項目で入ってくるのが普通になっています。職人さんの手間賃も上がってますからこの先戸建ての住宅でも、新築戸建てよりも実需は中古住宅の改装やリノベーションが増えていくでしょう。戸建て住宅とマンションのリノベーションの違いは、戸建て住宅では基礎や耐力壁といった構造まで変えることができますが、マンションでは構造は変えられません。もちろん窓の大きさや窓自体も変えることもできません。窓の性能を上げるには内窓の設置ということになります。戸建て住宅は構造まで変えられるとお話ししましたが、一般的にはそれは木造住宅に限られます。一般的というのは、近所の工務店や設計事務所で建築士なりの資格を有していれば誰でもということです。HMの軽量鉄鋼の家の構造の変更を伴うリノベーションとなるとハードルは格段に高くなります。最近はどうかわかりませんが、以前は大手のHMは構造図面は住まい手に渡していませんでした。なのでリノベーションの為に構造を知ろうとすると、スケルトン状態にする以外ありません。そのうえで詳細な構造計算をしてプランを考えることになります。近所の工務店や設計事務所で建築士の資格を持っていれば、誰もが容易にリノベーションプランを設計できるという訳ではありません。それと最近の建物の多くは長期優良住宅を取得しています。大手HMの場合標準仕様で長期優良住宅が多いのですが、多くの場合それは型式認定を取得して認定を得ています。型式で長期優良住宅の認定を受けていますから、その構造を勝手に変更すると認定は取り消されます。長期優良住宅は税金の優遇措置も受けていますから行政の対応も厳しいものになります。住宅はある意味、個人の資産であると同時に長期にわたって存在することから社会資産でもあります。なので税の優遇ということも行われます。建物完成後の長期優良住宅のリフォームなどは、着手前にリフォーム後でも長期優良住宅の基準に適合している適合証を発行してもらう必要があります。これらのことから大手HMの軽量鉄骨の家の構造を伴うリノベーションとなると、大半の工務店や設計事務所は二の足を踏むことになります。となると手を出せるのは、建てたHMだけということになりますから金額的にはお任せということでしょうか。これからの住宅は従前の住宅と違い、ある程度の耐震性や断熱性が確保されていますから住まいの寿命は優に50年を超えます。つまり、世代を超えて住み継がれることになります。それは同時にリノベーションの機会も増えるわけで、社会資産である住宅は技術者であれば誰もが容易にリノベーションできる構造であるべきと考えます。公正な競争環境の確保という意味においても。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年11月21日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は4度と冷えましたが、それほどの寒さは感じませんから体が寒さに慣れてきたのでしょう。今朝のNHKのおはBizでパッシブハウスの事を取り上げていました。建てるのには一般的な住宅価格の1割以上と解説が出ていましたが、一般的な住宅価格がどれ位かにもよりますから難しいところです。省エネ基準の断熱性能等級4程度を一般的な住宅価格とするとちょっと無理があるように思います。パッシブハウスジャパンの森代表や東大の前先生も出てましたが、放送時間はわずか3分程度。見た人には価格のことしか頭に残ってないかもしれません。残念・・・先週、そのパッシブハウスジャパンの省エネ建築診断士資格の更新登録がありました。英国やデンマークの福祉施設を見学に行ったビデオを見て感想を送るというものですが、高齢者や経済的弱者こそ温熱環境の整った建物に住むべきという考えのもと、福祉施設や低所得者用の建物が国の補助によりパッシブハウスレベル。これにより身体的なストレスやエネルギー代などの経済的なストレスが、低減されることになります。日本でもパッシブハウスレベルまでいかなくても、Ua値で0.3自然温度差10度前後太陽光パネル6Kw程度載せれば現在のFit制度の下でエネルギー消費収支(電気代)はほぼゼロになります。英国やデンマークでは弱い人たちには国が率先して援助するという考えですが、日本の皆が平等、一緒にという考えだと低所得者用アパートをパッシブハウスレベルにするとなるといろいろと言いたい人達が出てくるでしょう。住まいが国中どこの家でもそこそこの断熱レベル以上であれば、同時に猫も杓子も新築住宅でなければ、いろんな意味で余裕がありますから低所得者用アパートをパッシブハウスにとなります。日本では世代は変わるたびに住宅を建ててきましたが、残念ながらその住まいの性能レベルは世代を超えるレベルではありませんでした。次の世代から見れば、そんな家をリノベーションするより建て替えた方がいいと考えて建てたのですが、その建てた家も十分ではない・・・この悪循環をどこかで断ち切り、資産となるような住まいを建てることが求められています。同時に質の良い住宅であれば、リノベーションでも十分な耐震性や断熱性を持たせることができます。世代が変わるたびに定年まで住宅ローンを払えば、その家に資産なんて残りません。その家に資産がなければ、地域でも社会全体でもストックである資産が少ないことになります。これからの時代新たに家を建てる方は耐震性においても断熱性においてものちの世代が資産とできるような住まいを意識すべきでしょう。断熱性で言えば最低6できればUa値は0.3程度でしょうか。そして長期優良住宅とBELS性能評価です。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年11月19日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。いよいよ本格的な落ち葉の季節しばらくは落ち葉掃きが日課になります。木塀の奥にもケヤキが見えますがあれはお隣のケヤキ。塀が木で作ってあると長持ちするのかと心配される方もいると思います。隈研吾さんが設計された建物も、木材が劣化して修繕費が云々と言われてました。そうなると木はやっぱり駄目ねと思われるかもしれませんが、それは使い方が間違っているから。常に水にあたるような場所で使えば傷んでいきますが、雨水が当たらなければ腐朽することを心配する必要はありません。建物の外部で使う場合でも例えば木の塀でも簡単な屋根をつけてあげる、あるいは笠木と呼ばれる簡易的な屋根を付けるだけで、耐久性は飛躍的に伸びます。一昔前田舎の木塀というとこんな感じでしょうか。板金の屋根がついていて、板は交互に隙間を設け風通し良くしてありますから濡れても早く乾きます。板の色が濃くなっている板金屋根の下のところは雨が当たっていないところ色の薄くなっているところは比較的雨の当たるところこの木の塀、実は紙太材木店のお隣の家の塀で既に40年以上経っています。雨にあたりにくくすることと濡れても早く乾く工夫をすることで木材は外部で長期間、使用することができます。こちらは紙太材木店のモデルハウス既に20年以上経過しています。キシラデコールを2回ほど塗りなおしていますが、木部に傷みはありません。写真でもわかるように軒を大きく出して、雨水が当たらないようにしています。外壁を杉板のような木を使う場合軒先を出しておけば雨が木を濡らす確率は低くなります。また、2枚目の写真のように雨にぬれても乾きやすい工夫がしてあれば問題ないといえます。最近はファサードラタンと言って隙間を空けて板材を張る手法もあります。木は腐りやすい傷みやすい隈研吾さんの設計の話を聞くとそう思い込んでしまいがちですが使い方次第対策してあるかどうか次第です。最後は紙太材木店の大正2年(1913年)の杉板外壁垂直面に使う木材は、外部でも相当程度耐久性があることがお分かりいただけたでしょうか。相当程度というのは20年や30年ではありません。念のため(^^♪紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年11月17日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。朝晩は多くの方が暖房するようになってきました。この時期から来年の4月初め頃まで、暖房の季節です。国の暖房エネルギー消費の計算方法は、部分間歇暖房です。これは人がいる部屋だけを人がいる時間だけ暖房するという考えです。例えば、就寝前のLDKは暖房していても寝室や子供部屋では暖房しないというものです。これに対し、人がいる部屋いない部屋問わず家中暖房しているというのが全室暖房です。感覚的にはそんな暖房の仕方は無駄というかもったいないあるいは、してはいけないことのように感じます。しかしきちんと断熱性能を上げれば、低い断熱性で部分間歇暖房をした時よりも暖房費を下げることができます。なぜまだ、部分間歇暖房で計算するかといえば無断熱の家の割合は約30%もあります。同時に断熱がしてあっても、全室暖房するほどの断熱性を有している家の割合はまだまだ多くはありません。低い断熱性なのに全室暖房をしたら、それこそ多額の暖房費がかかってしまいます。なので計算基準は部分間歇暖房なのですが、実際の国の誘導基準や推奨基準の断熱性能等級やUa値は全室暖房を想定しているものです。実際の生活の中で日本で24時間暖房している家は、北海道を除けばそれほど多くはありません。断熱改修は家一軒となると費用も多額になりますが、1階のみであるとかLDKと水回り+寝室といったように部分断熱改修やエリアを決めて断熱する手法が確立しています。自立環境型住宅設計ガイドライン 改修版には詳細な断熱改修の手法も紹介されています。新住協でも技術資料などで断熱改修の手法を紹介していますが、一般方にも知っていただきたいのは2x4住宅のように構造的に気流止めがある家を除き、内窓設置だけでは断熱改修の効果は限定的になります。壁の中の気流を止めることで内窓は効果を発揮するようになります。もうひと手間をかけることで暖かさが実感できますから内窓設置は気流止めとセットでお考え下さい。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年11月14日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。先日、名古屋で空調講座にオープン参加しました。今回名古屋で開かれているのは第17期。最初の頃の第2期で受講したので忘れているところもあったり、新たなテキストでバージョンアップされてるところあって近場で開かれるのは助かります。来年4月まで月に2回の長丁場。最初ほど脳みそに汗をかかなくてもよさげですが、現実の現場では思った通りに行かないことも出てきます。目に見えない空気を扱うイコール雲をつかむようなイメージでしょうか。ダイエットの計画を立てて、体重計に乗って測ってみなければ計画通り痩せているかわかりません。空調も同じで、空調設計をしても設計通りの温度や湿度になっているかどうかは測ってみなければわかりません。これから冬に向かって寒くなっていきますが、南向きの家の2階で南の日当たりのいい部屋と北側の日当たりの悪い部屋では日射の影響の度合いが違います。加えて北側の角部屋だと部屋の壁の2面が外気に接することになります。一方南側に3部屋並んだ真ん中の部屋は1面しか外気と接していません。これら部屋の広さを含め、脱げていく熱も入ってくる熱も異なるどの部屋も同じ温度にするには、給気する暖かい空気の量を変えるしかありません。もちろん、どの部屋にもエアコンを1台ずつ設置すれば可能です。住宅展示場のモデルハウスの裏に行くと、エアコンの室外機が5~6台というのはざらにある光景です。一般の方は住宅展示場に行ってもご覧になるのは室内が一般的。建物の裏側まで見るのはごく少数ですが、裏側見学は一つの真実があります ('_')20年以上前の家ならエアコンが5~6台というのは考えられますが、実は現在の住宅展示場でも普通に見られる光景です。いくらUa値や断熱性能等級が良くても暖房負荷、冷房負荷はまた別のお話です。見学に行かれるときは担当者に冷房負荷、暖房負荷をお尋ねになり、1年間の暖房費や冷房費を必ずご確認ください。家づくりのコンパス コラムです紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年11月13日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。先日、会員になっているゴルフ場の近くで熊の目撃情報の連絡がありました。https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/339443#goog_rewarded田舎の事なので、家から車で10分程度の所に3つほどゴルフ場があります。そのうちの一つです。もともと、そのゴルフ場では日本カモシカも度々コース内で目撃されてましたが、のんびりしたもので誰もそれほど気にしてませんでした。どちらかと言えばゴルフの最中はカラスの方が要注意でしたが、これからは熊にも注意しなければ・・・先日、新住協の事務局から10月に開催された総会での基調講演や研修会の資料とテキストが送られてきました。鎌田先生のテキストは当日の資料に加筆されている所もあって、あらためて今年の夏が例年と比較して暑かったかが分かります。冷房必要期間(6月~9月)122日間の夜間(18:00~6:00)の通風可能時間帯別分布を見ると26度の外気温をエアコン使用の境界温度。つまり26度以上であればエアコンを使い、26度以下であればエアコンではなく窓を開けて通風をするとして、24時以降にようやく26度以下に低下した日が何日かと言うのが出ています。2020年の標準気象データでは大阪は120日のうち33日つまり、夜中の12時まで26度の外気温で12時を過ぎてからようやく26度を切るのが33日ですが、2025年、今年の夏はそれが122日のうち86日とほぼ3倍になっています。4日に3日は夜も暑い日。昼間の暑さについては言うまでもありませんが、従来、年間の暖房費と冷房費を比較すると暖房費の方が圧倒的に多くかかっていました。しかし、今年の夏の冷房費が昨年の冬の暖房費より多くかかっている家が何軒も出てきています。就寝時には暖房をオフにする家庭はまだまだ多くあります。布団の中に入れば暖房をしなくてもある程度の暖かさは確保できるからですが暑さは就寝時だからと言って容赦はしてくれませんから24時間冷房ということになります。設計時に暖房負荷、冷房負荷の計算が出来ている家であれば冷暖房費の予測が付きますが、Ua値が〇〇だから大丈夫です、断熱性能等級が5だから、6だから大丈夫です、なんていうのは何が大丈夫なのかきちんと聞いておかないと、冷暖房費に気を使う生活を送ることになりかねません。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年11月10日
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楽天ブログが先週木曜日の夜からつながりが悪くなり、ようやく本日(11/10)修復したようです。下記は書いておいた金曜日のブログです。おはようございます、紙太材木店の田原です。一日市場北町の家の大工さん工事も佳境に入りました。こちらは室内で使う引き戸やドアの枠。鴨居(かもい)や方立(ほうだて)と言います。全て岐阜県産の杉で、製材所で所定の決められた寸法にカットしてありますがもちろん鉋(かんな)掛けはしてありません。つまり、鋸で切ってあるだけですから大工さんがもう一度必要な厚さに削り、幅や長さをカットして鉋をかけて滑らかに仕上げます。ところどころ溝がありますが、これは引き戸を吊るレールを設置するための溝。これも大工さんが彫り込みます。最近の引き戸は吊り戸が多く敷居はありませんが、障子には必ず敷居が必要です。なので、障子の敷居には同じような溝が掘られます。これを敷居溝、鴨居は鴨居溝と言いますが彫り込む深さは鴨居溝と敷居溝では異なります。敷居の溝の深さは3ミリ程度、下の写真では3本の溝が掘ってあります。下の板が鴨居で上の板が敷居3本の障子が並んで付きます。こちらは昨年お引き渡しをした千種の家の障子ですがイメージはこのような感じになります。手前の床には畳が敷いてありますが、障子や畳は現代的な住まいでもデザイン的に違和感なくお使いいただけます。無国籍でホテルライクな室内デザインもありますが、ホテルが無国籍なのはホテルだから最大公約数的なデザインにする必要があるからであって、個人の住まいをそれを真似てそのままホテルライクにする必要はありません。あなたの住まいは不特定多数の人向けの住まいではなく、あなた自身のあなたが作り上げるべき住まいなのですから人任せにすべきではありません。住まいのインテリアや室内のコーディネートなどの好みがある程度はっきりするのは、30代以降のように感じます。つまり住まいを建てる計画をしているあるいは設計の打合せをしている段階では、まだはっきり好みが出来ている方はそれほど多くありません。だって、今までの生活でそんなこことあまり考える必要が無かったから・・・アパート暮らし子供の世話仕事のこと・・・室内のインテリアやコーディネートの事なんて考える時間を取ることが難しいのが、実情ではないでしょうか。そこでいきなり家を建てるからほらどんなデザインにするどんなインテリアにするなんて言われても、考えたことが無いのですからネットで検索して良さげなものをピックアップ・・・靴や服、鞄などを選ぶファッションであればそれでもいいかもしれません。買ったけど合わないからお蔵入りでも何とかなります。住まいのデザインやコーディネートはファッションではありません。一度設えれば、変えることはできません。いつか家を建てようと思ってる方は、日頃から様々な家を見てください。必ずしもいい家である必要はありませんが伊礼さんや中村好文さん堀部安嗣さん飯塚豊さんなど住宅の設計を多くされている建築家の家はネット上でも調べることができます。なぜこんな家が?とか好みじゃないなと思っても、色々見ていると家を見る目が養われます。20代で買った服が30代40代でも似合う訳ではありません。住まいも同じですが、簡単に変えることはできません。40代50代になって何でこんな家を建てたんだろうと思っている方も実は案外多くおられます。そうならないためにはいろんな家を見て家を見る目を養う以外ありません。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年11月10日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。朝晩がいよいよ冷えてきましたね。9月、10月の暑さがウソのように感じます。事務所も実は既に、薪ストーブを焚いています。もちろん全開ではなく細々とです。でも時々ドアを開けて、室内を冷やしたり・・・さて、住宅業界向けのAI研修が花盛りです。多くの方は図面をAIが作成するのかと思われるかもしれませんが(近いうちにそうなると言われています)HPの作成であったりSEO対策であったりインスタなどでも利用されています。もちろんブログやメルマガなどの文章作成などはお手の物で、すっきり、きっちり作ってくれます。SEO対策もあって検索により多く引っ掛かるような記事タイトルや骨子のテンプレがあります。・悩みや結論を最初に持ってくる・要点を箇条書きにするこれはこの記事や文章で理解できることあるいはこの記事でわかることをポイントとして先に出します。・そして本文の構成が来ます。論点→根拠→手順→事例その後、資料のダウンロード相談申し込み見学会の予約最後に参照元のURLや実績肩書etc検索により多く引っ掛かる構成をAI自体が判断して文章を作成します。打合せの議事録でもそうですが、ブログでもメルマガでもAIの作成する文章は知ってる人は読んでみればこれはAI文章と分かってしまいます。書いた?本人は上手く書けてると思っても読んでる側からするとなんだかなぁ・・・こちらのNOTEにはAI文章の見分け方が出ています。人が書いたものかAIが書いたものかそれは手仕事であるのか工業製品であるのか長く大切にしたいものか使い捨てになっていくものなのかその対比と似たものがあります。工務店や設計事務所のスタンスは、その入口に段階で見分けることができます。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年11月05日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。夜に外気が13度くらいになると、事務所のエアコン暖房では暖かさが今一つで薪ストーブにしますが、外気が13度程度では室内が暑くなりすぎて窓を開けて冷気を入れるという矛盾した行動をしなければなりません。事務所ではこの時期の暖房に一番難儀します。さて、先日ネット広告を見ていたら久しぶりに見ました・・・「住宅性能表示制度6項目最高等級」性能表示制度では10の分野の33項目が定められていて、赤色で塗りつぶした項目は必須の項目となっています。33の項目はそれぞれ等級が定められています。画面に表示されていたのは下の図になります。よく見ると断熱性能等級は等級5それ以外の項目に対しては最高等級〇と記されています。上記は国交省の資料です。2030年に向けて国交省は省エネルギー基準を段階的に引き上げる予定。既にその内容も発表されています。断熱性能等級は現行の1から7までを5から7へ一次エネルギー消費量等級は現行の1から8を6から8へつまり、現行の断熱性能等級5や一次エネルギー消費量等級6は、5年後の2030年には 最低基準になります。断熱性能等級5はUa値で0.6ですが世界的な基準から見るとどの程度かと言うとSNS上では「断熱等級5クリアがちょうどいい塩梅の断熱性能」という意見もありますが、世界にその視野を広げてみると断熱性能等級5の立ち位置がどのようなものか分かります。日本でしか評価されない、通用しないガラパゴスルールと言っていいでしょう。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年11月02日
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