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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝、事務所の入り口に新しいモグラの山が二つできてました。1週間ほど前のものを合わせると3つ。毎年この時期になるとわざわざ砂利が敷いてあるところにできます。先日、新建ハウジングから住宅産業大予測2026が送られてきました。毎年年末になると送られてきますが、これから2年以内に家を建てる予定の人と3年以内に建てた人のアンケートがあります。最近の住まい手の方の考えや流行などが、分かって重宝しています。耐震や断熱に対する意識がどうなのかなんてのもあるのですが意外なものもあります。それはバルコニー何が意外なのかというとその設置率が40%と高いことです。建てる前の人へのアンケートでは23%だったのに建てた人へのアンケートでは40%これはなぜ?バルコニーをつける気がない人に設計者や営業担当者が強く勧めた?私自身はバルコニー不要派なので、住まい手の方には不要ですよと言います。バルコニーはオマケでついてくるものではありません。構造材だけでなく、外壁材やアルミの手すり雨水用の樋掃出しサッシとの差額防水工事バルコニーの軒裏材もちろん大工さんの手間賃もそして防水に関しては10年の保証期間毎のやり替え工事バルコニーの防水工事は順番があって新築の場合は先に防水工事そのあとに外壁の防水紙ですが、やり替えの場合は新築と同じようにはいきません。1階に洗濯機があった場合わざわざ2階のバルコニーまで洗濯物を持っていくでしょうか?室内干しが主流になった最近では、水に濡れた重い洗濯物を2階までもっていく方は多くはありません。バルコニーを作ってもその利用形態は限られます。もちろんバルコニーを取り付けるには数十万以上のお金が必要です。同時にメンテナンス費も必ず発生します。何よりもバルコニーのある家で見た目のいい家はあまりありません。アンケートの結果を見ると将来のメンテナンスを狙ってバルコニーを勧めているのではと勘ぐってしまいますが、それが疑いすぎでしょうか。バルコニーは住宅においては不要なものの筆頭です。知り合いにバルコニーを取り付けた人がいたら何に使っているか聞いてください。おそらく、使ってないという答えが大半だと思います。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年12月26日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。もう明日はクリスマスですね。紙太材木店の仕事納めは27日の土曜日。建材店や同業他社もほぼ同じの様です。そんな中、今日は今年最後の打合せが入っています。来年2月の初め頃には着工の予定ですが、長期優良住宅の認定が下りないと着工できません。審査機関によっては申請から1か月以上かかる状態が、普通になってしまっているのが現状。大手のHMのように型式認定された家ではありませんから、認可に時間がかかってしまいます。何とかしてくれというのが本音です。さて、昨日は空調講座中津川市で今年最後の講座です。4回目の昨日からはいよいよ実践編に突入です。懇親会で出た話の一つが省令準耐火。2x4住宅ではなく在来木造での省令準耐火は、JBNなどで講習を受け必要な手続きをすれば取得できます。火災保険もかなり安くなりますから住まい手にとっては出来れば省令準耐火にしたい工務店にとっても一つのウリになりますから積極的に住まい手にアピールします・・・建物を省令準耐火の構造にする必要がありますが、そのように作られているかどうかの検査はありません。図面や書類上の手続きで省令準耐火を取得できてしまいます。性善説を期待した制度と言ってもいいかもしれませんが、実際施工しようとするとどうしようという箇所も。懇親会で話した他の工務店も、住まい手からの省令準耐火の要望はお断りしていますと話してました。昨日、空調講座に出てた工務店や設計事務所はみんな、省令準耐火はお断りしてるんですね。でも、ネット上ではそれをウリにしている会社もあります。ちゃんとできているのか?どうかわかりませんが、昨日集まった仲間内では誰もやっていません。在来工法で省令準耐火ができるという設計事務所や工務店、HMと相談される時は、図面以上に施工がキモです。省令準耐火には第三者の施工確認が必要と考えます。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年12月24日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。12月なのに、昼間はそれほど寒いと感じません。それはそれで助かるのですが、やはり冬ですから寒さ対策は必須。暖かくして過ごしましょう。さて、エアコン暖房先日、栃木の神長さんがFBで今住んでいる低気密低断熱の家でエアコン暖房(6畳用)するとリビングは13度にしかならないなので奥さんは炬燵が必須だったけれど、エアコン暖房止めてアマゾンで購入した電気ヒーター使ったら外気温6℃の20時では、室温18℃台外気温3℃の9時では、室温15℃台電気ヒーターなので電気の生炊き1200w6畳用エアコンは2200wですから、ほぼ半分の1200wの出力で13度の部屋が15度か18度になったこのように言われています。計算通り、教科書通りではなくて面白い現象ですね。エアコンは換気をしませんからエアコンの室内機の上部にある給気口から(2週に1回は掃除をするフィルターのついているところ)室内の空気を取り込んで、出口の排気口から暖かい空気を出します。同時に同じ量の空気を出し入れしているから外気が入ってくることはないはずなんですが・・・吸う空気は室内の空気なのですが吸って減圧されると室内の空気だけが移動しているのではなく同時に隙間から外気も入っているそして室内機が掃出す空気は室内だけに留まっているのではなく隙間から室外に出ている神長さんはそう言っているんですね。簡単に言うとエアコン暖房では隙間があると外気もそのまま室内に取り込んでしまいますよ。面白いですね。低気密、低断熱の家ではエアコン暖房だとむしろ外気が同時に入ってきて家の中が温まらないなので電気ストーブやガスストーブのように直接的に採暖できる暖房機器の方が室内を温めることができるようです。この低気密低断熱の家はまだまだ数多くあります。断熱改修がまず第一ですが、出来なければエアコンで無理して室内を温めるのではなく、採暖的な暖房器具を使う方がかえって室内を温めてくれるようです。もちろん、電気代はエアコンが600w程度電気生炊きの電気ストーブでは1200wと倍ほどになります。肌感覚でエアコンでは室内が暖まらないゆえにその他の暖房器具を使うのですが、低気密低断熱の家でエアコン暖房が暖まらない理由が明確になりました。エアコンの室内機が大量に空気を吸うため同時に空気を掃出しても気密が悪いと隙間から外気も入ってきてしまう住まいの隙間、大敵ですね。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年12月22日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。朝晩はそれなりに冷えますが、日中は日差しがあって暖かく感じます。工事中の一日市場北町の家も吹抜けから入る日差しが室内を温めています。上の写真で正面に見える窓の左は吹抜け。そこにも同じような窓があります。吹抜けから1階の部屋の奥まで日差しが届くことで、明るさだけでなく暖かさも感じることができます。でもそれは冬のお話。夏は朝や夕方でも、日差しはかなり強烈です。真南に向いた家というのは案外少なくて、南向きの家でも東や西にそれなりに傾いているものです。そうなると夏は朝から日差しが、あるいは夕方には西日がとなります。その日差しを夏と冬でコントロールすることで、暮らしやすい環境が可能になり、同時に冷暖房費を節約することができます。その代表的なのものは外付けのブラインドです。建築家の西方さんの自邸は秋田県の能代市にあります。南面に大きな窓があり、その全面をカバーするように外付けのブラインドが取り付けてあります。窓の数は少なく窓の大きさはできるだけ小さく窓を小さく、少なくすればUa値は小さくなり、断熱性能等級も上がりますから見かけの断熱性能は上がりますが日射の豊富な地域では、暖房費は必ずしも削減できるわけではありません。あなたの求める断熱性は小さなUa値ではなく、少ない冷暖房費のはずです。だったら、年間の冷暖房費で断熱性を比較、判断するべきでしょう。さて、この優れものの外付けブラインド西方さんの自邸では、ブラインドの収納ボックスはデザイン的な工夫がされていて、壁の中に組み込まれて見えません。一般的なシャッターと同じで収納ボックスがあります。これを如何に目立たせなくするか?違和感の無い外観にするか?取って付けたようなこのボックスを目立たせなくするには、軒の中に入れたり壁を厚くして壁の中に組み込んでしまえばいいのですが、当然コスト的な問題が出てきます。安価でボックスを目立たせなくするということで今回はボックスを外壁と同じ杉板で囲いました。来年、1月の下旬に完成見学会を予定しています。詳細は後日HPに掲載しますので、興味のある方はお楽しみに。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年12月19日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。年の瀬も近くなってきて、どういう訳か机の上に本やら図面が乱雑に並び始めました。年末までに読みたい資料や本しなければならないアレコレの・・・さて、冬の隙間からの漏気をお金に換算するとどれくらいか?家の隙間は、相当隙間面積(C値)として表されます。1m2当たりの床面積に対して何cm2の隙間があるかというのが、C値です。現在の新築住宅では必ず断熱材を入れることになっています。一般的なその断熱材は袋入り断熱材と言われるもので、室内に面する側に防湿用のポリエチレンフィルムが取り付けてあります。その取り付けには、とても丁寧な施工が求められるんですが取り付ける職人さん次第で大きなバラツキがあります。現在の新築住宅の標準的なC値は、東大の前先生の資料によると5cm2/m2また、その時の漏気量は120m2の家の場合(36.3坪)約100m3/hとあります。この漏気量からどれだけお金が出て行っているか計算できます。空気の体積比熱は0.35wです。単位は[W/((m3/h)K)]なんですが、細かくて面倒なので省略(^^)/*空気1m3を1度上げるのに必要な熱量なので、簡単に漏気量100m3×0.35w/hで35w/hということになります。室内を24度に暖房しています。1月の平均気温を4度としたときその差は20度あります。そうすると35w/hなので35w/h×20K(温度差)=700w/hこれは温度差が20度ある時、1時間あたりに逃げていった熱量です。一日あたりにすると700w/hx24時間で16800wになります。Kwに直すと16.8Kw(1日に逃げていった熱量)ここでこの逃げていった16.8Kwの熱ですが、これを2.2Kwの6畳用エアコンエネルギー消費効率3(APF3)で温めていると、16.8Kw/3=5.6Kwの消費電力になります。1か月だと5.6Kw×31日=173.6Kw1Kwの電気代を33円とすると173.6Kwx33円/Kw=5.728円因みにC値1の家の漏気量は約20m3/h単純に約五分の一ですから1.145円となって、その差は4500円ほど。気密を意識した家とただ袋入りの断熱材が壁の中に入っているだけの家では、24時間暖房していれば1月ひと月で4500円ほどの差が出ます。12月から3月一杯となると4か月あります。温度差は1月ほどありませんが、各月の平均気温から計算できます。psエアコンの消費効率を3としています。カタログ数値では5とか6最近では7なんてのもありますが、自動車の燃費と同じとお考え下さい。C値0.1だと?漏気は10m3ほどになります。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年12月17日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は1度。自宅から道を挟んだ事務所まで外を歩きますが、氷点下ではありませんからそれほど寒いとは感じません。事務所の中は昨夜の暖房で18度を保っています。暖房してなければ、10度近くまで冷えていたはずです。先日、北海道の山本亜耕さんがFBに荒谷登さんが北海道医師会で公演された要約を載せてました。荒谷登さんはこのブログでも度々お話ししている旧荒谷邸を建てられた方で40年ほど前に天井の断熱材は40センチ壁は25センチ窓は3重窓というQ1.0住宅を建てられた方です。その中で、暖房用の灯油の消費量の話がありました。東海地方でも、ここ10年ほどの間に建てられた新築の家でも、灯油のファンヒーターを使われている家もかなりあると思います。エアコン暖房だけでは暖かくならないのでエアコン併用であるとか炬燵も一緒にという家もあると思います。家計簿をつけていると暖房のファンヒーターに使った灯油の量が計算できると思いますが、当時、北海道の普通の家で使われる暖房用の灯油の量は一冬でドラム缶(200L)換算で10本約2000リットルとか。1平方メートルに換算すると30リットルから多いと70リットル荒谷邸は3.5リットルですから十分の一から二十分の一ということになります。新築で計算する時はエアコンなので〇キロワット電気代に換算して〇円などと出てきますが、東海地方でも既存の住宅ではまだまだ灯油を使われているはずです。灯油だけが主な暖房というケースは少ないかもしれませんが、ファンヒーターを使わなければエアコンだけでは暖かくならないそのような家は数多くあるのが実情です。これらは断熱の不足と気密が取れていないことによるものです。東海地方でも高性能な住宅では、トリプルガラスのサッシが使われるようになってきましたがいまだに、東海地方でトリプルガラスなんてそんなの過剰という話があります。過剰?何に対してでしょうか?周りに立っている住宅と比較して?あるいは自分の考える常識と比較して?10年前、粟野の家で初めてAPW430を使った時も同じような反応でした。それは社内や職人さん達からです。430で行きましょうというのは住まい手のご主人と私だけ(^^)/どちらかと言えば実務者の方が常識に捕らわれ易い。判断基準は 暖房エネルギーの消費量 です。窓から逃げていく熱を極力減らすために、430は必要だったんですね。手段は2つ性能のいいサッシを使うことと窓を少なく、小さくすることです。でも、窓を小さく少なくすれば日射が利用できません。自然温度差が小さくなってしまいます。それでは本末転倒。(いまだにそんな設計の家がありますが)窓を小さく、少なくすればUa値はいい数字になります。でも日射の豊富な地域では暖房代は増えてしまいます。家づくりにおいては、常識というものは先ず、疑ってかかるほんとかな?と調べる手段は数多くあります。他人任せにすれば後悔しか残りませんから先ず、ご自分で調べることでしょうか。自分事でなければ責任はありません。残念ながら日本では住宅性能についての常識というのは、疑ってかかるくらいがいいかと。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年12月15日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝はそれほど冷え込んでいませんが、日中はそれほど気温が上がらず寒い一日と予報が出ていました。この時期になるとヒートショックが話題になります。浴室や脱衣室の寒暖差が大きいことから、心臓に負担がかかり入浴中に亡くなるケースです。既存の住宅の3割程度が無断熱の家で断熱材取り付けてあっても、厚さが5センチ程度ではほとんどその効果は期待できません。1999年の省エネ基準は次世代省エネ基準と呼ばれるものですが、全世帯数に対する割合は2割に届きません。新築住宅では省エネ基準の義務化もあって、ある程度の暖かさが確保されますが多くの家ではまだまだ寒い浴室、脱衣室になっています。対策としては、脱衣室に暖房器具を設置することや入浴前に浴室内にシャワーでお湯をかけて浴室を温めることなどが推奨されています。もう一つ加えていただきたいのが、入浴する前にいる部屋全体も暖かくすることです。気密が取れていない次世代省エネ基準程度の家では、エアコンでいくら暖房してもひざから下が寒く足が冷たい状態になります。部屋の天井近くから暖気が抜けていき、床付近の隙間から冷気が入ってきます。いくら部屋を暖めても、この隙間がある限り足元の寒さは防げません。内窓をつけて暖かくなったと感じても、足元が冷えたままでは効果も半減です。入浴前の部屋を先ず暖かくすることが、ヒートショック対策の一歩と考えます。暖房していても足元が冷えるようなら暖房が不足しているか断熱が不足しているか気密が取れていないかこの三つのどれかです。旧荒谷邸(タギ邸)のタギ先生が、以前お訪ねした時こう言われてました。「家の中が暖かければ子供は雪が降っていても外で遊びますよ」効果的な断熱改修の技術は、新住協の技術資料などにも掲載されています。家や部屋が寒いから体を温めるために熱いお風呂に入りたい。でも、家や部屋が暖かければ冬でも入浴はシャワーで済ますことができます。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年12月12日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝も0.5度と冷えましたが、体が寒さに慣れてきたのかそれほど寒くは感じません。昨日は全館空調講座で一日缶詰でした。計算は出来ても、計算式を理解するのに時間がかかります。つまり計算式自体は加減乗除で、微分するとか積分するなんてありません。小学生レベルなんですね。例えば20度 55%の家家の中の気積(空気の量)が240m3その家の窓から日射が入ってその日射は2100wで30分入った場合、家の中の温度と湿度はどれだけになるか?南面の開口部の日射量は時間や日によって異なりますが下の図のようになります。建築研究所 建築研究資料第119号よりこれにサッシの日射取得率や庇の影響、カーテンなどの付属物の影響を加味して計算すると、開口部からの日射熱の取得量が分かります。庇や付属物を無視するとおおよそ掃出し窓(2mx2m)=4m2で1000wほどの日射熱が入ってきます。なので2100wだと掃出し窓2つと小窓程度でしょうか。比エンタルピーの増加分は3600J/Wh×2100wx0.5h×0.83m3/Kg×1/240m3=13072.5j/Kg=13KJ/Kg絶対湿度は変わらないので、20度55%の比エンタルピーが13KJ/Kg増加した点を湿り空気線図で探すと約33度 26%になります。実際の家の温湿度は、これらにUa値や換気の熱交換率などを加味して計算して出していきますが式自体は先ほどお話ししたように加減乗除のレベルです。覚えておいていただきたいのは、掃出し窓二つと小窓程度で2100wですから2.2Kwの6畳用エアコン1台分と同じだけの暖房効果があります。エアコンを稼働させればお金がかかりますが、窓からの日射はかかりません。日射の豊富な地域は、窓の利用が環境的にも経済的にも理にかなった設計と言えます。もちろん、断熱性のある窓を設計者とご相談ください。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年12月10日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日は久しぶりに料理をしたのですが、研いだばかりの包丁で指先を切ってしまいました。作ったのはレンコンとセロリと豚肉の炒め物。味付けは塩コショウ、風味はニンニクだけ。以前香港で食べてこれならできると時々作るのですが、簡単そうでなかなか料理屋さんのようにはいきません。炒めるとセロリの風味が飛んでしまうんですね。調べると香りの主成分のアピオールとセリネンは揮発性が高くて、熱を加えると揮発するのだとか次回は炒めた後にセロリを和えてみようかな。他にはライスペーパーで作る蒸しエビ餃子骨付きもも肉のバンバンジー風ライスペーパーで作る蒸し餃子は、簡単だけど味が皮から抜けてしまうようです。皮はやっぱり澄麺皮を買うか、自分で作る方がいいでしょう。骨付きもも肉の方は、これなら白切鶏の方がいいかもしれません。鶏は蒸すのではなく、優しく茹でないと駄目ですね。今回の料理はどれもYou Tubeやインスタで見て、レシピ通りに作ってみました。腕の問題もあってかなかなか期待通りの味になりません。空調設計も同じで、設計では家のUa値や冷暖房負荷室内で発生する顕熱や潜熱など、様々な要素を検討して外気がこの温度、湿度の時このエアコンで冷房すると室内は何度、何%になると計算します。冬の暖房については問題ないのですが、夏の冷房については計算通りかどうかは新居での生活が始まってからの実測しかありません。つまり答え合わせをしないとわからないんですね。料理なら食べてみればすぐにわかりますが、夏の室内の温湿度となると実測しかありません。同時にその室内環境を維持するのに、エアコンはどれだけのエネルギーを使ったか電気代はいくらかかったかも知らなければなりません。最近は夏型結露対策で可変透湿シートを使う工務店も出てきました。夏は水蒸気を通し、冬は水蒸気の移動を遮断するという優れモノのシートです。夏は壁の中の結露を防止するため壁の中の水蒸気を室内側に放出するのですが、室内はエアコン冷房で除湿していますからそこに壁の中から水蒸気が入ってくる当然、室内の湿度は高くなります。どこのメーカーのどんな種類のものを使うか?料理でも同じ調味料でも風味や味が変わりますが、可変透湿シートも同じ。調べているとこんな論文にもお目にかかります。調味料なら次回は別物と簡単に変えられますが、透湿シートとなるとそんな訳にはいきません。夏型結露は何とかなっても冬型結露は注意が必要です。設計図書通りマニュアル通りレシピ通りでも結果は検証してみなければわかりませんが、検証のしようがないとなると・・・事前の下調べが大事ですね。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年12月08日
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一日市場北町の家 内装工事中おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は1°ちょっと(1.4度)もう少しで初氷ですが、寒波は今日まででしばらくお預けの様です。日射の豊富な太平洋側の5地域や6地域では、冬の昼間の気温が低くても日射があれば暖房がなくても日差しを浴びることで暖かく過ごせます。暖房負荷を計算する時も日射の影響は大きく、冬の暖房費の削減に大きく貢献します。ηAc(イーターエーシー)は夏季の日射熱取得率ηAh(イーターエーエイチ)は冬季の日射熱取得率夏は日射熱は少ない方がいいですし冬は逆に多い方がいいんですが、実はこの数値には国が定めた基準があります。あるんですがあるのはηAc夏季の日射熱取得率の方です。日射が入りすぎて家の中が暑くなりすぎるエアコンをかけても熱中症になるようなそんな設計はNGですよそんな意味で基準があります。ηAh冬季の日射熱取得率には基準はありません。お隣の建物の陰になってとか南面に窓が取れないとか住宅密集地だからetc様々な立地がありますから、基準を設けても無理なんですね。それとこのηAcやηAh数字の意味するところが分かりにくいんですね。ηAc(夏季の日射熱取得率)の基準値は5地域で3.06地域で2.8数字が大きいと夏に日射が入りやすい家つまり日射で熱くなるので冷房の効きが悪い家と言えます。6地域の方が数字が小さいのは、5地域より暑い地域だからそこにたくさん日射が入ってはさらに暑くなるから日射を入りにくくしなさいという訳です。きちんとした日射対策がしてある家は、このηAc(夏季の日射熱取得率)は1.0以下となります。2025年の4月からすべての住宅は一次エネルギー消費量計算が義務付けられています。契約時には省エネ基準に適合しているか説明する義務があり、その説明の中に一次エネルギー消費量計算があります。その中にηAc(夏季の日射熱取得率)とηAh(冬季の日射熱取得率)が記載されています。さて、冬のηAh(冬季の日射熱取得率)には基準値はありません。基準値はありませんが推奨値としてパラマウント硝子が2.2を挙げています。ηAc(夏季の日射熱取得率)とηAh(冬季の日射熱取得率)どちらも満足させようとすると南面の窓の大きさと数庇のサイズ日射対策など設計者と相談しながら考えることになります。気を付けていただきたいのは設計者のお任せにしないこと。設計者だからそんなことは言われなくてもちゃんと考えてくれている実はそれは、幻想かもしれませんから。ご自分でもその数字がどれだけか確認する必要があります。そしてその結果として、家中20度で暖房した時一冬の暖房費がいくらになるか住まい手の方にとってはこちらが一番大事ですね。それに図面が完成してしまってからでは、遅いということもお忘れなく。上の写真 一日市場北町の家家中20度で暖房した時、一冬の暖房費は5.478円(QPEX計算)です。24度で計算すると13.134円になります。一冬というのは一日の平均気温が18度以下になる11月末から4月初めまでのことを言います。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年12月05日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日は12月なのにと思うほど暖かな日でしたが、今日からはいよいよ冬本番の寒さになりそうです。先日、ホームセンターでドアの下に置くクッションが売っていました。今の住宅の多くは、換気のためドアの下がカットされていて1センチほどの隙間があります。3種換気の方式で多く見られる構造です。寝室やリビングの換気のため、ドアの下の隙間が空気の通り道になっています。換気扇自体はトイレや脱衣室、お風呂などに設置してあって、そこから家の中の空気を出しています。何か所かの換気扇が回って、家中の空気を外に出していますから家の中は減圧されます。換気扇から空気が出て減圧されますから給気のための給気口が必要です。それは寝室や子供室、リビングなどにあるのですが、冬はそこから新鮮ですが冷たい空気が入ってくるはずです。となると空気の通り道は寝室の給気口から入って寝室の空気を新鮮にし、その後入口のドアの下の隙間を通って廊下やホールに出てそこの空気を新鮮にし、脱衣室やトイレのドアの下の隙間を通って換気扇にたどり着き、家中の空気を換気している。でもこれは、家の外とつながる穴は給気口と換気扇以外ないという前提での話です。2003年以降に建てられた住宅はすべて換気扇の設置が義務づけられています。ドアの下に隙間がある家は換気ルートだから隙間が設けてあります。でも実際はそこから冷たい空気が部屋の中に入ってくるんですね。ホームセンターでドアの下のクッションが売っているのは、冷たい空気が入ってこないようにするため。ではなぜ入ってくるのか?出ていくのではなく入ってくるのはなぜか。脱衣室やトイレで24時間換気して空気を出しているから、給気口がある部屋のドアの下は空気が出て行っていいはずなのに入ってくるのは、一つは家に隙間がありすぎて、脱衣室やトイレといった換気扇のある部屋の周りから先に空気が出されてしまうからもう一つは寝室の給気口は本来空気が入ってこなければならないけれど、温められた空気が実はそこから出て行っているからさらに言えば給気口だけでなく、壁と天井の取り合いに廻り縁が入れてあるけれどそこにも隙間があるから加えて、天井に埋め込み型のダウンライトがあればそこからも空気は出ていきます。熱気球と同じで、温められた寝室の空気は圧力となって天井付近の隙間から外に出ようとします。隙間がなければどんどん暖かい空気はたまっていきますが、隙間があれば出ていき、出て言った分はドアの下の隙間から廊下やホールの冷たい空気が入ってきます。なのでドアの下の隙間をふさぐためクッションが必要になります。5地域や6地域では暖房の主流は空気を温めるエアコンです。エアコンの暖かい空気は部屋の上に溜まり、隙間から入ってきた冷たい空気は床近辺のひざから下に溜まります。そういう空気を温める暖房方式なのですから空気の特性を理解して家の中の隙間を極力減らすことがより暮らしやすい住まいへの第一歩になります。一度建ててしまえば、気密性能を上げることは断熱性能を上げることと同じくらい手間がかかります。建てる時であれば、それが容易にできますからくれぐれもお忘れなく。忘れると家人に文句を言われてドアの下のクッションを買う羽目になります。壁付けの3種換気は価格がお値打ちですが、だからこそきちんとした気密が求められます。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年12月03日
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※紙太材木店は2020度以降のすべての新築住宅においてGX志向型住宅の省エネ水準をクリアしています。おはようございます、紙太材木店の田原ですみらいエコ住宅2026先週、令和7年度の補正予算が閣議決定され昨年に引き続き、住宅の省エネ化を推進する補助金がスタートしました。昨年はGX志向型住宅で160万円の補助金でしたが、2026年度は同じGX志向型住宅の名称で110万円の補助金が出ます。諸条件は昨年と同じ、・断熱性能等級6以上・パネルを除いた一次エネルギーの削減率35%以上・パネルを含む一次エネルギーの削減率100%以上・HEMSの導入この諸条件が発表される前は、蓄電池の設置がGX志向型住宅の補助金の要件にはいるのではと噂されてましたが、幸い時期尚早と判断されたようです。補助金の額は160万から110万に減額となりましたが、要件は昨年と同じになりました。長期優良住宅は平屋の場合75m2以上の延べ床面積が必要で、2階建ての場合でも1階は45m2以上の面積が必要です。GX志向型住宅の場合は必要な要件が50m2以上です。紙太材木店でも最近は平屋のご要望が多くなっていて、次に着工する住まいは平屋です。長期優良住宅の取得のための要件の75m2以上の広さとなると、ご夫婦二人の場合でも実は広いんですね。65m2程度の広さでもご夫婦二人なら十分な広さです。75m2との差10m2というと6畳一部屋分の広さですが使う予定のない部屋を作っても・・・長期優良住宅を建てたいけれど余分な部屋は必要ありませんから国には是非この75m2という面積要件を緩和していただきたいものです。設置になるか噂になっていた蓄電池ですが、東京都の場合パネル設置を義務付けたこともあって設置には手厚い補助が出ます。岐阜県の場合も30余りの市町村で補助金が出ています。ほぼ共通していて15.5万円/kwhで5kwhまでの1/3が上限約25万円ほどの補助金が出ます。資金的に余裕があれば設置も視野に入れてもいいですが、「設備の前の断熱」です。Ua値で言えば0.3前後までは断熱を優先。それでも余裕があれば、蓄電池の検討でしょうか。蓄電池は後からでも容易に設置可能ですが、断熱は後から向上させようとすると大きな工事になってしまいます。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです紙太材木店インスタグラムこちらから
2025年12月01日
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