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東京電力福島第1原子力発電所の溶融事故があった3月11日に因んで、仙台でも毎年原発反対の大集会を開催している。今年も宮城県民大集会を3月に開催する予定だったのだが、コロナ禍のために延び延びなっていてようやく9月26日の開催となった。
朝から曇天が続いて、暑くもなく寒くもない集会日和、デモ日和となった日の午後、勾当台公園市民広場には300人ほどの参加者が集まった。
集会(勾当台公園市民広場)。(2021/9/26 13:50~14:23)
写真を撮りながら会場内をぐるぐると歩き回ってバナーの類を眺めていると、今日の集会のテーマが見えてくる。一番多いのは、当然ながら原発反対(再稼働反対)のバナーだが、ほかに「汚染水の海洋放出反対」と「子どもを放射性被爆から守れ」という趣旨のものに集約できそうである。
午後2時を回り始めたころ集会が始まり司会の鈴木真奈美さんから、コロナ感染予防のため集会はできるだけ短い時間で、という趣旨の説明があった。
「さようなら原発みやぎ実行委員会」代表の多々良哲さんの挨拶に続いて、女川原発差し止め裁判原告団長の原伸雄さん、子ども脱被ばく裁判原告団代表 今野寿美雄さんのスピーチがあった。原さんは女川原発差し止め訴訟の経緯と決意を語られ、女川原発で働いていたことのある今野さんは、原発事故時に一緒に避難した5歳のお子さんが既に高校生になられたことに触れながら、子供たちに被曝させない、子どもたちに放射能に塗れた故郷を残さないことへの強い思いを語られた。
集会の最後に「脱原発みやぎ金曜デモ」代表の西新太郎さんからアピール行進の経路と歩くときに注意点、とくに2列でソーシャルディスタンスを確保しながら歩くことや、流れ解散地点では舗装上で集団化しないで速やかに捌けることなどを聞いてから、300人の参加者は一番町から青葉通りを歩くアピール行進に出発した。
一番町。(2021/9/26 14:29~14:41)
300人のデモの写真を撮るというのはこれまでも何度も経験して、信号で集団が分断されても2グループぐらいだろうと考えていたが、2列でソーシャルディスタンスをとるデモは意外に長くなって、4グループに分断されてしまった。
できるだけ大勢の人を写したいと老骨であることを忘れて走りまわったが、行程の3分の1くらいで諦めざるをえなかった。
300人も集まるとしばらくぶりに会う人も大勢いたのだが、全員マスクをしているので誰かわからずに見逃してしまうことも多かった。すれ違った瞬間に気づいても後ろ姿ではどうにもならないのである。
青葉通り。(2021/9/26 14:50~15:05)
なるべく大勢の人の写真(できればその表情)を写しとりたかったのだが、それが叶わなかったので、解散地点の手前で待ち構えていて、少し離れた歩道から車道を歩くアピール行進の最後のグループまでの動画を撮ることにした。うまく撮影できていればつなぎ合わせて先頭から最後尾まで一連の画像にするという魂胆である。
とてもよく走ったので疲れることは疲れたのだが、帰宅時の足は軽い。年寄りの疲労は時間差で顕在化するのである。明日か明後日かの不幸には目を瞑って、さしあたり今日は大満足での帰宅である。
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