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異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGN
より
-旅行期間11月4日~11日-
ところどころにある水でまわるマニ車のお堂などに寄りながら、
来た道と同じ道を下っていきます。
行きにチェックをしたところで、牛や馬が放されていたのでちょっと散歩。
ブータンでは、基本、みんな放し飼いで飼われているようです。
そのあと、チベット人が経営しているという売店でサモサをおやつに食べました。
ブータンでチベット人が作るインドのサモサ。
なんともブータンの国の位置を表していると思います。
続いて、ブータンらしい棚田が綺麗に見える高台や、
ティンプーの町が一望できる道路脇など、ポイントにくるたびに車を止めて、
先生と一緒に写真撮影をしました。
今でこそ、写真が大好きな先生ですが、
以前は、観光客がいろんなところで写真を撮るのが理解できなかったそうです。
でもあるツアーのガイドをしたとき出合った写真家に
いろいろと写真の撮り方などを教わってから、すっかりはまってしまったとか。
今では、お客さんよりも熱心に写真を撮ってしまい、
早く行こうとせかされる側になってしまったそうです。
たくさん寄り道をしながら、
ティンプーの町の入り口にあるシムトカ・ゾンへ行きました。
ここは、僧侶の学校にもなっているブータン最古の城です。
ラチューを肩に掛け正装し、中へ入ります。
夕暮れ時ということもあり、見学者は私たちだけのようでした。
ほとんどの僧侶もお勤めが終わっているらしく、本堂のほうにはあまりいません。
そのせいか、とても静かで、
仏様の前に立って拝んでいると自分まで静かな気持ちになりました。
本堂から外に出て、その周りを囲む高い建物の間の回廊を歩きます。
壁にはマニ車が並び、空を見上げると、月が青白く輝いていました。
旅してる
という実感が、お腹の底から湧き出てくるような感じを覚えました。
こういうゾクゾク感を味わいたくて、旅行がやめられないのかもしれません。
ひととおり見学した後、犬に見送られて本堂の門から出ました。
そこで、全員の集合写真を撮ろうということになり、
シャッターを押してくれる人を探すと、ちょうど近くに数人の僧侶を発見。
先生が彼らを呼びとめ、撮ってくれとお願いしています。
若いお坊さんは、快く引き受けてくれましたが、
どうやら一眼レフで撮ったことがないらしく、操作方法がわからないようでした。
すかさず先生が使い方の指導をし、フレーミングを決めています。
他の僧侶たちも、なにが始まったんだと、興味深げに集まってきました。
一眼レフを持ったお坊さんは、初めての体験にとても楽しそうにカメラを触っていますが、
そのぎこちない姿がとても愛らしく、私たちも集まった僧侶もみんな笑いがとまりません。
撮り方を教える先生とがんばるお坊さん
やっとのことで写真を撮ってもらいましたが、それを見ると、
人は首から下が切れ、ピントもずれ、斜めになっているという、
非常に残念な作品になっていましたが、それを見たみんなは再び大笑い。
それぞれのカメラを他の僧侶にも貸してあげて、
お互いの写真を撮りあう、大盛り上がりの撮影大会となりました。
写真を送ってくれと言うので、
日本に帰ったら先生経由で送るという約束をし、僧侶たちと別れました。
思わぬ異文化(?)交流ができ、きっかけを作ってくれた先生に感謝です。
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ブータンの写真を掲載しました。
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