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開戦してアメリカの世論は大統領支持率を上げた。でも、アメリカの戦争賛成派のインタビューを聞いていて不思議に思ったことがある。アメリカ人だから、大統領を支持する、アメリカ人だからアメリカを支持するという発言が多い。アメリカ人だからという理由で、その後の思考を放棄して大統領を支持するという考え方はおかしい。ブッシュ政権の政策を無条件に支持するという姿勢には反感すら覚える。大統領は選挙で選ばれたのであって国民が白紙委任状を渡しているわけではないはずだ。大統領のやることに何でも従うというのではそれは民主主義ではない。戦争反対を唱えるとまるで愛国者ではないような言われ方をしてしまう風潮も太平洋戦争当時の日本で盛んに言われた非国民という言葉に等しいような気がする。大統領に反対すると非国民なのか。そもそも自分の国を愛するということはどういうことだろう。少なくとも、国のやってきたこと、やろうとしていることは全て正しいと思い込むことではないはずだ。自分の祖国を愛するということは愛すべき国になるように努力することを言うのだと僕は思う。そのためには自国の都合のいいように解釈した歴史でなく、公平な歴史を学ぶことと、国際社会の中で協調と尊敬を勝ち得るような国になるために行動することか大切なのだ。悪党が最後に行き着く先は愛国者だといったのは劇作家のバーナード・ショーだ。アメリカのタカ派、新保守派のラムズフェルト国防長官の憎憎しげな顔を見るたびに、僕はこの言葉を思い出してしまう。「世論に従うと間違う事もある」と小泉首相は言った。世論の後押しと田中真紀子人気だけで首相になったくせに、よく言うよーと思う。国会でのこの発言の説明を求められた時、小泉首相は世論が誤る例として、日露戦争当時の戦争の状況や日本の国力について知らされていなかった当時の日本人のことをあげた。小村寿太郎の締結したポーツマス条約に反対して日比谷で焼き討ち事件を起こした人々(世論)ことだ。そう、世論が間違う事もあるだろう。だけど今回間違っているのはブッシュを支持しているアメリカの世論の方だとは考えないのだろうか。感情的に9.11の報復としか思えない戦争を支持しているアメリカ人の心情・・・戦争に反対したフランスを嫌ってフレンチフライをフリーダムフライと呼びかえる・・・各国政府の主権を無視してまで他国のイラク大使館の閉鎖・国外追放を要求するアメリカ政府・・・その幼稚さはどこか日比谷の焼き討ちをした群集に似ている気がするのは僕だけだろうか。
Mar 28, 2003
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戦時のニュースはプロパガンダに利用されることが多い。イラク側の放送は明らかに誇張とやらせだとわかるからいいものの、アメリカや日本の放送だって信用ならないものが多いと思う。どれが本当のことなのか我々は判断できないのが悔しい。今度の戦争にあたってアメリカ軍はかつてないほどの従軍記者を同行させているという。だがそれらが伝えてくる報道は真実を伝えているのだろうか。かつて湾岸戦争の時、戦火のクエートを脱出してきた女性が米議会で泣きながらイラク兵の残虐さを証言していた。保育器に入った赤ん坊までを虐殺している…としかし、これは後にクエート政府とアメリカの広告代理店が絡んだヤラセだったことがわかる。この女性も在米のクエート大使の娘だったし、まったくの狂言だった。真実が明らかになったころには湾岸戦争の大半は終わってしまっていた。またイラクによる原油垂れ流しによって油にまみれた海鳥の映像を各マスコミがこぞって流した。湾岸戦争の象徴ともいえる扱いを受けたこの油まみれの水鳥…あれは実際には湾岸とは全然関係ないところで撮影されていた映像だった。これではまるで北朝鮮のやらせTV番組と同じレベルではないか。難しいかもしれないが、何が本当なのか真実を見定める目を我々は養わなければならない。あまりにも瑣末な映像にとらわれていると大きな真実を誤りかねない気がする。それに戦争となるとマスコミ各社の報道の力の入れようも危なっかしい。特別枠で戦況を伝えるのは当然なのだろうけれど、中には高揚してしまって、はしゃいでいるとしか思えない記者やキャスターもいるようだ。瑣末なことだけにこだわった、報道とドッキリカメラを混同しているような局もある気がする。(どことは言わないがフジ系列…)これはTVゲームじゃない、あの爆撃の映像の下で血を流しているバクダット市民…子どもたちが死んでいるんだということを胸にかみ締めて報道してほしい。
Mar 26, 2003
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バクダットの空爆が激しくなった。9.11のようなテロを防ぐ為にこの戦争は本当に必要なのか。今アメリカに対する怨嗟の嵐がアラブ諸国だけでなく世界各国に蔓延している。圧倒的な武力を持った国がその力だけを背景に自分の主張をごり押ししている姿に恐怖を感じるのは僕だけでないはずだ。自分たちの考えは正しい。だからお前たちも私たちに従うべきだ。という考え方は行き着くところ暴力を生む。その構造はアルカイダもアメリカも同じだ。米を除く先進国10カ国の防衛費を合わせたよりも多い武力を一国で持つアメリカは、どこへ行こうとしているのだろうか。フセイン政権は今回の戦争で確実につぶされるだろう。だけど、それでアメリカは本当に勝ったと言えるのか、テロの脅威が減少して取り除かれるのか。アメリカに対する恨みはこの戦争でかえって増幅されるだろう。バクダットで空爆の下にさらされている子どもたちに刻まれる新たなアメリカへの憎悪を考えると、バクダットに投下された爆弾の数よりも大きく、後のアメリカへの脅威になるのだ。10年後20年後新たなアルカイダがうまれ、新たなテロ自爆志願者がでてくるに違いない。今回の戦争でフセイン政権に代わって親米の政権ができたとしても、アメリカがそれに伴う石油の利権を得たとしても、これらの未来のテロを生み出すリスクを考えたら大損になるはずだ。ブッシュ政権の首脳部は石油の利権にまみれているという・・・彼らは一時の利益を得られるかもしれないが、テロの脅威はブッシュやラムズフェルトが死んだ後も続く。イギリスとIRAの血を血で洗うような抗争をみるまでもなく、過去の植民地支配や他国への侵略という歴史上の誤りが、その後何十年何百年ものウンザリするような爆弾テロや抗争を生む。その負の遺産に苦しむのは未来の国民なのだ。未来の子どもたちの血が流される・・・20年後30年後、いや50年後の若者の血が流される事に、ラムズフェルトやブッシュはどう責任をとるつもりなのか。アメリカの話だけではない、そんな国に率先して支持を表明している小泉政権を抱えている日本とて、例外ではいられないだろう。
Mar 23, 2003
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アメリカが国連決議を得ないで戦争をはじめようとしている。ブッシュも愚かな事をするものだ。いったい米国は何のために戦争を始めようとしているのか。9.11の報復がまだ続いているのだろうか、新たなテロを起こさない為と言うにはあまりにも短絡過ぎる。専制国家イラクを民主化するためか。確かにフセインはとんでもない独裁者だけれど、無辜の市民を巻き込んでまで戦争をして排除する必要が今あるのだろうか。イスラム社会では今でも議会を停止している専制国家は数多い。親米的な専制国家に対してはアメリカはその石油利権を守る為に、ひと言も民主化などといってはいないではないか。かつてイランでパーレビ国王がひどい専制をしていたことがあった。パーレビがゲシュタポまがいの秘密警察でその政権を維持していたのを全面的に支援していたのはアメリカだ。チェコのチャウシェスクよりもひどい国家をCIAを使って陰日なたからバックアップしてた。ホメイニ師によるイラン革命がおきる前、そのCIAが何回も民主革命を影で叩き潰していたのだ。イラン革命当時、こういうことを日本のマスコミは全然言っていなかった。アメリカ大使館を占拠するイランに対して、何でそんなにアメリカを敵視しているのか疑問に思ったものだ。そんなアメリカがフセインを排除する民主主義の宣教師のような主張をしている。ふざけるな、とイスラム各国の人たちは思っているに違いない。国連決議を何年も無視し続けたフセインは確かに悪い。だけど、占領地区を不当に占拠し続けて国連決議を無視し続けているイスラエルはどうなのか、その事を一つも問題視さえしないアメリカの正義の程度を疑ってしまう。
Mar 20, 2003
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先日、話題のマイケルのインタビュー番組を見てしまった。イギリスの番組とそれを控訴したマイケルサイドの番組まで・・・じっくり見たわけじゃないけど、児童虐待疑惑や整形疑惑?なんてあんまり興味ない。マイケルの顔がだんだん人類じゃなくなっていってしまうような気がして少し恐いけどね。ただ、このマイケルっていう奴は、単に変わった変人(2重表記だよ、これ。変わってない変人なんていない)なんだろうなと思った。そして、たぶん彼はあんまり幸福じゃないのだろう。有り余るほどのお金があっても、ジョービジネス界では成功したかもしれないけれど、今のマイケルはけっして幸せそうには思えない。だからかもしれないけど、見ているのがツライ番組だった。全盛期のそれこそ世界を席捲していた頃(スリラーあたり)のマイケルを知っているだけに、見ていて可哀想でしょうがなかった。実は私(ころすけポー)はマイケルと同じ誕生日だったりする。年は違うけど・・・昔は「俺、マイケルと同じ誕生日なんだぜー」とよく言っていたけれど、今じゃ、痛くてそんなことおくびにも出せない。その昔、マイケルがまだソロになってすぐの頃(ビート・イットでブレイクする前)、日本のスクーターのCMに出ていたことがある。まだ黒人顔の鼻の丸いマイケルが、「スズキィー!」と言っていた。あの頃が一番良かったのかもしれないな。左手の甲を指二本で叩いて、「バブルス、ノー!」「バブルス、ノー!」と懐かしいギャグを言っていたら、家の子ども(3歳)がマネをしはじめた。親(僕のことです)に向って、「バブルス、ノー!」「バブルス、ノー!」と言っている。俺はチンパンジーじゃないぞー。
Mar 13, 2003
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