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三連休を利用して、これで最後となる“日本海荒波修行”(=ダンナの実家里帰り)の旅へ。あれほど天気予報を何度も事前チェックしたにもかかわらず、折り畳み傘をふたりとも忘れたことに、新幹線内の電光掲示板ニュースを見て気づく。ケチなので案の定タクシーは使わず、小雨そぼ降る中を大荷物抱え黙々と歩く。さ…さむい…我が家を出てくる時、あんなに空は晴れていて雲ひとつなく、コートを着たのを後悔したくらいなのに、なんだ、ここの寒さは!?思ったよりも全然耐えられる寒さだけど、来る度に何かしら店が消え、真新しいものができてもなぜか勢いのない街を、歩きながら思った。やっぱり南国生まれの私には、ココは色んな意味で寒すぎる。お義母さんは、久しぶりに実家に戻る私達をテンションも高く迎えてくれた。部屋という部屋の中はすっかり片付き、がらんどうである。それが余計に冷気を感じさせて、グッと奥歯に力が入る。私が初めてここを訪れたのは、結婚する前だったか後だったかおぼろげだが、とにかく歯がガチガチと鳴って寒い冬だった。こんなに寒い雪の日の暮らしをしたことがなかったから、何度目かの正月に、高熱を出して寝込んだこともあったり…そんなことも今はよき?思い出だけど、今回ダンナに「結婚する時、ココで暮らせと言われたらどうしてた?」と何年ぶりかに聞かれ、今までは少し時間をかけて傷付けないように答えていたが、今回は即答で「東京に別居させてください、って言う」と返したら、苦笑してた。人とのつながりは、絶やしたくないし、助けたり助けられたりそんな風にして人は生きていくのだと解かってはいるけれど、知らない土地で、厳格すぎる親戚や近隣の好奇の目に曝されて暮らすのは、ワガママと言われようとも私には耐えられない。そういう意味で、ダンナや義弟がこちらで仕事をしていることも義母が東京生まれであることも幸いして、こうして3人で今の家で生活する方法を選べたのは、本当にありがたいことだ。1日目の夜から2日目の午前中にかけて。予報を見て覚悟はしてたものの、想像を超える豪雨あーんど雷の連続。夜中にかなり近くで3回続けて落雷した模様(震)。こんな風に冬の雨や雪の日に、呆れるほど派手に雷が鳴るのもこのお国の特徴だと前に聞かされていても、これは怖すぎ。二泊したものの結局、ダンナは親戚の対応に追われ、私は雨が小ぶりになった隙に、夕飯の買い物にちょこっと出たくらい。やっとふたりが自由になれたのは、最終日の帰京前の数時間。実家でお世話になっていた神社に、これまでのお礼を兼ねて参拝。境内で眼光鋭い兄ちゃんが焼いてた“ぽっぽ焼き”を、いきなり買うダンナ。どうやら子供の頃の“思い出の一品?”らしい。庭園のベンチに背を丸めながら座り、センチメンタルな買い食い。1年来ない間に、まーた周辺にこの街に不似合いな巨大マンション群が増えた。実家周辺の色んなことも急激に変わり始め、老人には随分住みづらい所になってしまった。お義母さん、“決め時”だったんだよ。今がきっと、私達にふさわしい……三日目の夜。東京駅に降り立ち、雨は激しく降ってはいたもののその“程好い”寒さに、ホッとした。電車を乗り換え、我が町に辿り着く。雨は相変わらず降り続いていたけれど、なんだろう、身体の真ん中がすごくあったかい。もっともっと名残惜しいのかとも思ったけど、ウン十年生まれ育った家を去った昨日の彼の表情は意外にも、淡々と、すっきりとしていた。さあ、あとは来月、義母を迎えるだけ。前だけを向いて進もう。 ※画像にふれるとコメント出ます ★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「まだまだひたすら片付け中。」
2008.11.25
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我が家にとって、待ちに待ったこの日が今年もやって来た。クリスマスより大晦日より正月よりワクワク感が高まったボジョレ・ヌーヴォ解禁日の昨日。いつもの百貨店のワインコーナーで、厳選商品のうちの200円安い方を迷わずゲット。割引もあって2554円とかだったかな?毎年この辺りの価格帯のを買ってるが、今年のこの1本と言ったら!【ルペ ショーレ 赤 2008】封切した時にもうフルーティな香りが、少し離れてても香ってきたから多少は期待もしたが、ひと口含んで、過去のどれもを押しのけるほどの衝撃を受け、ふたり顔見合わせ「うまいっっっ!!」の声が重なった。最近飲んだワインの中でも間違いなく、“ゴキゲン”な味の1本だ。個人的にはガツンとくる方が好みなので、ジュースの延長みたいな若いワインはボジョレぐらいしか飲まないが、この解禁日のワインが私達のこれからの1年を占う御神籤的な意味合いもあるので、今年はなんだか幸先がいいような♪ふたりして嬉しすぎてゴキゲンになり、かなりのピッチでグラスに注ぎ、あっという間に1本空にした。あ~シアワセ早速、ラベルをワインレコーダーに収める。 ※画像にふれるとコメント出ます※ ラベル収集のきっかけは、結婚前私のマンションから徒歩圏内のイタ飯屋さんで、たまたま頼んだお勧めワインとの出合いからだ。漢方薬みたいな何とも言えない味のワインが、料理やチーズとの相性によって劇的に変化して驚きと感動で興奮したことに始まる。あまりの感動でマスターに声をかけたら、丁寧に説明をしてくれ帰りには「空き瓶どうぞ」と、粋なプレゼントをしてくれた。この時のすべての感動を忘れたくない想いから、私達のそれは始まった。テーブルワインとしてふたりで選んだりお互いが選んだりした他に、パリ旅のお土産、友達からのプレゼント、ライヴや映画のコンベンションで飲んだりお土産にもらったりしたもの………色んな想いや人との関わりや場面が、今もほんのり思い出される。私達ふたりの歴史と言ったら大袈裟かもしれないが、それに近いぐらいの大切なものであることは、間違いない。“ふたりきり”で迎えるボジョレーは、今年が最後。そういう区切りの年の1本が、最高に美味しい忘れられない味で本当に良かった。そして来年の解禁日からは、義母も一緒に3人で“新たな1頁”に乾杯だ。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「あと一歩、のところでまたどっか押して全文消えた。萎えるわ」
2008.11.21
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義母より送られてきた荷物の中に、ダンナの家で昔から使われてたり大切に保管されてたりする様々なモノがあって。その中のひとつに、古~~~い年代モノ?の鍋がある。たぶん、囲炉裏の真ん中に吊り下げるあの鍋じゃないかと思うのだけど、ダンナの記憶では、そういう使い方をしたことがないらしい。ただ、吊り下げる道具はあった、と。正直、それ程高価なモノではないようだが、大切に大切に長年使われてきたのがわかる。本当なら、自分の好みに合う今どきのオシャレな鍋を買いたいところだが、これはなんとなくだが、私がこうして使いながら守っていかなくてはならないような気がしてる。私の後、受け継ぐ人がいないのは、残念だけれど…先日、思い立って、家にある材料で鍋料理を作ってみた。ダンナは、この鍋が再び使われてることが嬉しかったようだ。それを見て私も、嬉しくなった。ちなみに、蓋は使い込まれた木製で、これがなかなかいい味出してたりする。囲炉裏があったらなぁ…今夜はこの鍋で、これからすき焼き風煮こみを作るぞ、と。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「ひたすら片付け中。」
2008.11.18
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このところずっと鼻風邪の症状だのナンだのとふたりして体調下降気味だったが、なんとか回復した模様。昨日今日と天気も良くポカポカなので、着ないのにずっと捨てられなかった衣類をまとめ洗いして、リサイクルに出す準備など。古いアルバムと同じで、一度引っ張り出してしまったらどうしても“試し”に(?)”着てみたくなる。その服を着て鏡に向かうと、がむしゃらに日々闘ってた自分を思い出しちょっと照れ臭い気持ちになった。やっぱりというか何というか…サイズが少し(笑泣)。とりあえずは入るんだけど、明らかに似合ってない。その時々の生き方が、“体型”に出るんだな。あの頃心身共にあったはずのシャープさは、今の私にはない、ってことか。そう思うと想い出の服たちを、潔く見送れる。むしろこのまま“箪笥の肥やし”であり続けるよりも手放した後の方が、この世の中の“何かのため”に新しく生まれ変われるんだ、という安心感があるから決別も悪くない。ついでに細い首で頭を支えられなくなった切花たち↑をリニューアル。最後までしっかり“キレイ”を楽しませてもらおう。今日は実母の誕生日。月に1回電話するかしないかの、数年に1度帰省できるかどうかの超超親不孝娘だけど………何も話していなくても、ピピッと伝わり合ってしまうそんな血の濃い関係を、嬉しく思う今日この頃。貴女が産んでくれたから、私がここにいるんです。そんなことは口では決して言えないけれど、ほんと感謝してます。ありがとう。これからもどうか元気で。そんな想いを籠めながら、今日こそはちゃんと電話しよう。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「松崎しげるが唄ってたのか!」
2008.11.14
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寒くなってきたので、鍋料理が増えてきた。ざっくり大きめに切った野菜を、肉と一緒に鍋に次々放り込むだけ。あとは適当に灰汁をすくって、ちょちょっと味付け。以前は圧力鍋で数分で完成させてたけど、ここ数年はまた使い込んだディナーパンで、ひたすら煮込む。で、昨日の夜作ったのが、この【豚バラ肉のポトフ】。毎度毎度言うけど、ひと晩寝かして今朝温めなおした“二日目”の方が、サイコーにうまいちなみに。一昨日の夜は、酸味の効いたトマト味のポトフ(笑)。ダンナにウマイと言われて、調子に乗って二日連続ポトフ……毎日でも作りたいくらいこの時期毎年、ポトフブームが私の中でアツくなる。ま。ご飯作るの手抜きしたいだけなんだけど♪先週末。日本海より義母の“単身パック”第2弾が到着し、ついに仏壇や神棚までもやって来た。思ってたよりも当日はあっさりと搬入完了で、ホッとするやら気が抜けるやら…その日から少しずつ、色んなことが変わってきた我が家。外出先から戻って扉を開けると、ふんわりとお香の薫りが鼻に……今まで実家に在ったものが、目の前に在ると自分の家のようで違うような…不思議な感じも少々。今は…荷物が色々増えたので、この狭い空間に全部納まるのかちょっと心配。これからの1ヶ月、要らないものを処分する日々が続きそう…年末大掃除兼ねてやれば、なんとかなるっしょ!と思いながらも、昨日から時々、胃が痛い。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「中澤のいない岡田JAPANなんて」
2008.11.13
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うーーーーーーーん。チラホラと、色々な噂を繰り返し耳にしてたので、近いうちこんな日が来るような予感はしてたけど………実際こうしてテレビでニュースで朝から何度も何度も取り上げられてるのをぼんやり眺めてると、本当にその日が来たんだなぁ…と。なんだか2時間刑事ドラマのワンシーンみたく、ほんとに安っぽい画だ。過去に彼が浴び続けたものとは、明らかに違う光を放つフラッシュの嵐に、戸惑いながら力のない目を細め青白く浮腫んだ顔のその男は………ただ、ただ惨めで、とてもちっぽけに見えた。遠い昔。彼の作る音楽のファンのひとりだった私がその後、縁あって実際に様々な形で彼の仕事について、取材したり原稿を書いたりする機会を得るまでになった。当時彼が自宅兼スタジオ兼事務所として利用してた都内のビルを訪れた時。あまりの内装の豪華さに、共に出向いた取材スタッフ全員と揃って絶句したのが、今も忘れられない。今思えば、まさにあの頃が“カリスマ”と持て囃された男の“絶頂”期だった。「21世紀に残る音楽を作りたい」と言っていたと思うのに、日本の音楽シーンの流行仕掛け人だったはずなのに、皮肉なことに2000年代という新しい時代に入って彼とその才能は、あっという間に取り残されてしまった。昔はライヴでアンコールさえしなかった男が、今やバラエティやトーク番組に、夫婦生活を切り売りしながらペコペコしながら出続けているなんてそんな落ちぶれ方、観てるこっちが恥ずかしい。渋谷の小さなライヴハウスで、衣裳代わりに派手なパジャマを着て演奏したそんな売れない時代を経験してた苦労人が、どうしてこんなタダの金の亡者になっちゃったんだろう…才能も稼いだお金も、いつかは枯れてしまうものなのに…まぁ、あんな魑魅魍魎が跋扈する世界で、常識を持て金銭感覚のバランス崩すな、経営面しっかりしろとかってのも、無理な話だが編集者時代、某レコード会社のプロモーターさんが、こんなことを言っていた。「1曲ヒットすると、高級外車だってナンだってキャッシュでポンと買えちゃう。一夜にして生活が変わっちゃうんですよ。そりゃマトモじゃいられなくなりますって!」多すぎても少なすぎても人生をいとも簡単に狂わせてしまう…お金って、怖い。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「微熱あり。鼻水垂れてます。」
2008.11.04
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