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. 『ぬわ~~~!』 『ぎゃ~~~!』 ↓スタン彡和恵姉さん 「次っ!」 彡ピョーーン↑ゆうすけ [そうだ、利江ちゃんっ!]利江 [分ってるわっ! まっかせてぇぇ~!] 「タロちゃんっ! いっけーーーーっ!!」 利江が指差す先、タロが湧き出る黒い煙をキツく睨みつけ吼えるように大きく口を開けたっ! 次の瞬間っ!ΣΣ キーーーーーン ΣΣ 煙がモクモクと湧いていた中腹辺りが、広く上下に一瞬で氷ついたビル。 煙がピタッと止んでしまう。 そして崩れだしていた柱も、凍りついたお陰でしっかりと頑丈に上からの荷重を支えていた。ゆうすけ 「お見事~♪」自衛隊小隊長 「す、凄い・・・・」 しばらくすると、隣のビルから自衛隊員と共に無事救助される人質達の姿が見えた。ゆうすけ 「す、すいませんでした、小隊長・・・。 結局ビルを爆破させてしまって・・・。」自衛隊小隊長 「仕方がないさ。 人質が無事だった上、犯人も捕まえることができた。 それに、彼らの本当の目的である宝石強盗も見抜いて阻止できたのだからな。」ゆうすけ 「 ・・・・ 」 (違う、何か、何かが引っかかる・・・)~ ~ ~ 翌朝の福の島駅、スウラン 「着いた~♪」チーラン 「電車の旅 悪くないが・・・」 (駅前でキョロキョロとしている。) ブッブー 車の往来がそれなりに激しい駅周辺。新幹線の停まる駅だけあり通勤ラッシュとも重なり、人 通りも多めだ。チーラン 「少し田舎になるぞってゆうすけが・・・。 くそ、荷物持ち過ぎた・・・。」 大きなリュックの両脇に、ヤカン、鍋、お玉などをぶら下げていたチーラン、ちょっとばつが 悪い感じで恥ずかしそうにしている。 リュックの上に拳法着だけを結わって運ぶスウラン、荷物の量が少なめで対照的な二人。スウラン 「こんなところでも、大少林拳 やっているあるか。。。」チーラン 「なぁ、早くタクシー 乗る!」スウラン 「タクシー 高~い! バス 乗るよ、バス。」チーラン 「そうだけど・・・ ちょっと恥ずかしい・・・ なぁ バスやめてタクシー。 な。」スウラン 「ダメダメ、節約するある。」チーラン 「頼むよ・・・」スウラン 「もぉ~。。。 でもお金そんなに持ってない。」 しっかり者のスウランとは対照的に、口を尖らせて膨れっ面のチーラン、少し考え始めた。 しばらくして手の平で拳を叩いて、 ポン♪チーラン 「いい考えある~♪」スウラン 「何々~?」チーラン 「軽くアルバイトするよ。」スウラン 「アルバイト・・・?」チーラン 「そっ♪ アルバイト~♪」~ ~ ~チーラン 「さぁさぁ~、みんな見るよろし。 本場中華皇国の武術見せるあるよ~♪」スウラン 「どなた様も、見るよろし~☆」チーラン 「お目に止まったら見物料を少し置いていくあるよ~♪」 スウランが、チーランのリュックから鍋を取り外し、二人と通行人の間に置く。 『交通費ピンチ! 少しだけでいいある』と記載した紙も添えて。スウラン 「ここに入れる、よろし あるよ♪」 駅に足早に進めていた人々の何人かが足を止めて、二人の行動に注目し始めた。 二人は和恵のお下がりであるチャイナ服に着替えてあり、2mほど距離を置いて並び、通行人に 向かってスッと立った。 チーランは、明るいブルー地に、白の刺繍のチャイナ。スウランはシ ョッキングピンクの地に黄色いと白の刺繍を施したチャイナを着ている。 脚の横には、裾から腰の脇まで見事に割れたスリット。 立ち姿でもチラリ、チラリとその綺麗 な御み脚が覗いている。チーラン 「いくあるよっ! これが本場中華皇国、大少林寺の少林拳あるっ!」 蹲踞の姿勢を取り、そして二人同時に掛け声と共に始まった! 『ハ~、ハッ、ハッ、ハッハッ!』 『ハッ、ハッ、ハッハッ!』 『ハッ、ハッ、ハッハッ!』 力強く足を地面のコンクリートに踏み込み、スパっ スパっ と素早く拳を左右打ち込む。 そして向きを変え、逆の足を踏み込み拳を左右打ち込む。 女の子の掛け声と、綺麗な色合いのチャイナ、深く割れたスリットから見えるバランスの取れた 美形の脚に、通行人の足が次々に止まり始め、二人の動きに見入っていた。 程なくして二人は動きを止めて蹲踞の型に戻り、すっと自然体の姿勢になる。 通行人からまばらではあるが、拍手が点々と沸き起こった。 そして二人は、一度お互いを見つめるように立った後、クルっと回って背中合わせに。 続いて一歩、二歩、三歩・・・とそのまま二人同時に歩き始めた。 七、八歩くらいで同時に停まり、再び二人が元居た地点に振り返り、お互いに向き合った。チーラン 「これからお互いに拳を交えるある。 試武とはいえ真剣に戦う。 本来、これ見世物違う。 でも、交通費無い。気持ちでいい 見物料置いていくよろし。 ・・・では始める・・・。」 二人同時に蹲踞の姿勢を取り、目を瞑り精神統一。 7,8秒の時間が過ぎる。 そして目を開けた時には、二人は真剣で鋭い目付きに変わっていた! さすがは各修行房を卒業した上級の上、最上級の使い手となっていたチーランとスウラン、試武 とはいえ、手抜きをしない意気込みが伝わる。 周りを囲む人の壁が、どんどんと厚くなり、二人が動き出す次の瞬間には、駅前ロータリー全体 にまで広がりを見せていた。 そしてっ! 『ハァァァっ!』 『ハイィィィ!』 互いに相手に向かって素早く突進っ! 『ハィッ!』 彡ビュー ガシ★ パシっ パシっ パシっ ビュー パシっ 彡ビュッ 『ハッ!』 『ハァァィ!』 ガシっ★ 彡さっ 最初にチーランが左足を空中で反動を付けて右足で下から蹴り上げる。 受けるスウラン、 それを右に交わして手套を打ち込むも、チーランの左腕にガードされた。 そのまま手套の打ち合い、それに合わせたガードが交互に続き、トトンっとリズム良く後ろに 下がった チ-ランが、後ろ足を前に伸ばし、突然強烈な手套を打ち込んだっ! それを横から叩くスウラン。 『おぉぉ!』 観衆から驚きの声が沸きあがり、数箇所から始まった拍手が、あたり一面に広がった。 彼女達が合間見えていたスペースの横の公衆トイレ付近から、清掃員の格好をした作業着姿の 男が、手にした二つの長い柄のモップを見つめてから二人を見た。 そして間合いを計りそのまま二人に投げ入れたのだった。 『ほれっ♪』 ヒョイ~ パシっ バサ、バサ、クルっ パシっ チーランは目線を変えずにその場でモップを手にし、スウランはステップして少し下がって足で 反動を付けて空中で回転しながらキャッチした。 そして二人同時にその手にしたモップをクルクルと体の回りで回し始め、棒術を披露し始めた。 ビュン ビュン ビュビュン ビュン ビュン ヒュン ヒュン ヒュヒュン ヒュン ヒュン 『おっ、やるなぁ。。。』 『すげーーぞーー、ねぇちゃん♪』 突然のサプライズに、湧き上がる観客。 再び拍手喝采が湧き上がる。 そして、 -つづく-第4-380話 見えぬ企み -7 へ (もっと上まで~~♪) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2010年01月26日
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. ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン カタカタカタカタカタカタカタ・・・・ 弾装のマガジンを一本打ち尽くし、空回りで弾を送る音だけがこだましていた。 打ち尽くした火薬が撒き散らした白煙で視界が悪い中、半身になり腕で顔を覆っていた盗賊指揮 官、その腕をゆっくりと下ろし、和恵が無数の弾を身体に受け、手足がもげてバラバラになって いる姿を目で探しにいく・・・・・ ところが、 辺りが徐々に晴れる中視界に入ってきたのは・・・ 綺麗な白いヒール姿の生脚を青いチャイナのスリットからスッと足を横に出し、腕を組んでこち らを見据えている、和恵の姿だった。盗賊指揮官 ( ・・・ @o@||| ) もう言葉にならない。 マシンガンをぶっ放した6人もその姿を見て硬直したまま動けなかった。 和恵は組んでいた腕を前に伸ばし、握ったこぶしを上に向けて、そっと開いて見せた。 その中には、山盛りになった弾丸が2盛り。 そのまま手の平を横に傾けて地面に落下させる和恵。 ボト ボトボトボト ボトボトボトボト・・・ 落ちた足元、既にここにも無数の弾丸が転がっていた。和恵姉さん 「ごめんね~、遣られてあげられなくて。。。 やっぱりあなたの方だったわね、残念だったのは。。。 さぁ~て、お次は何を出してくれるのかなぁ~~♪♪♪」 そこへゆうすけから連絡を受けた機動隊と警察官達が、次から次へと押しかけたのだった。~ ~ ~リツコ 「くっ・・・」 ( この男、私の記憶には無い・・・。 私が抜けた後に新しく作られたのだろうけど、スペック の数字が分らないことには、私よりスピードが遅いのか同等なのかが分らない・・・。 このマシンガンを後ろの男に渡してしまうと、私のスピードで避けられるの? 無理なの? やってみたことないから分らないわ・・・・。 姉さんなら[気]の大きさで01か03か分るのでしょうけど・・・・ ) その時和恵から無線が。和恵姉さん [リツコ、こっちは 出来そこないのスペック-01だったけど。 でも、安心して。。。 あなた以外ににスペック-01を超える[気]は感じないわよ。]リツコ 「分ったわ・・・。」 渋々とマシンガンの銃口を上に向け、さっと手を離し、落下するマシンガンの銃口付近を再び掴 んだ。 そしてまず片方のマシンガンを後ろに倒れている二人の真ん中付近、かなり届かないところに前 を見たままブラ~ンと手を振って放り投げる。 ひょ~い彡 ガシャン 続いてもう一方のマシンガンを同様にブラ~ンと後方に投げ・・・ると見せかけて、前方で体育 座りをする4人目のビル爆破予告犯人に向かって、それもやや右に逸れるように山なりに放り投 げた。 ひょ~い彡 が、次の瞬間っ! 猛ダッシュで4人目のビル爆破予告犯人に駆け寄ったっ! ビル爆破予告犯人4人目は放られたマシンガンを目で追いながら片手をついて取りに行く、が、ビル爆破予告犯人4人目 「何っ!」 ガツーーン★ 「ぐえっ!」 リツコの前蹴りがドテッ腹に見事に決まるっ! そのまま宙に浮くマシンガンを逆の脚で蹴りぬいて、左の遠いところに飛ばしたっ! ガシーン彡リツコ ( こ、この男・・ ) 後ろを見ると、マシンガンどころではなく、気絶したままの二人、そして今蹴りこんだ男は、完 全に白目で意識不明であった・・・。リツコ ( 戦闘員じゃない・・・普通の人・・・。 ) 意識のない4人目の犯人が握っていた手の中から、黒いプラスチックの箱をつかみ出して手に する。リツコ ( 戦闘員だと思って、かなり強く入れてしまったわ・・・。 それにこれ、小型のトランシーバーじゃない・・・。) [こちら、片付きました。犯人は4人。 一人は起爆装置を思わせる小型の箱を持っていましたが、ただのトランシーバーのようで す。念のため、そのまま持ち帰ります。]ゆうすけ [ご苦労様でした。 すぐに自衛隊の方に向かってもらいます。]利江 「ふぅ。。。 片付いたみたいね。 私たち、出番無かったわね~タロちゃん。」タロ 『Cuuu…』ゆうすけ [出番は無いに越したことはないさ。 それに、利江ちゃんから貴重な報告をもらえたから事件に進展を見ることができたもの♪ 大活躍だよ。。。 ただ、爆発物が本当に無いか、これからが自衛隊の皆さんの大変なところさ。 お疲れ様。] だがその時 !!ドッカーーーンゆうすけ 「なんだって!」 驚くゆうすけを他所に、ビルの真ん中、約30階付近で窓ガラスに続き、赤い火柱が噴出しビル の一面が突然吹き飛ぶ姿がっ! ガラスの破片が、炎に照らされてキラキラと夜空に舞うっ! そして急いでビルに入り込む和恵の姿もそこにあった。リツコ 「何っ!」利江 「うそっ!」自衛隊小隊長 「爆発したぞーーーっ! 伍長、中にいる隊員たちの様子はっ!」伍長 「は、今確認しております。」自衛隊小隊長 「くそう・・・やはり爆弾が仕掛けてあったか・・・」 真っ赤な火柱を横に噴出したピル、その後は真っ黒な煙がもくもくと噴出していた。伍長 「小隊長、中にいる隊員は、まだ7階付近までしか上っておりませんでした。 全員無事です。」自衛隊小隊長 「よし、全員引き返させろっ!」伍長 「了解。」自衛隊小隊長 「くそ、人質がまだ中に・・・。」ゆうすけ [リツコさん、人質の方々を・・・] ( ゆうすけの通信に被せるように、 )和恵姉さん [ゆうすけ、今リツコと合流したわ。 人質は二人で隣のビルに移すから、そっち に救援隊を向けさせて頂戴。]ゆうすけ [ラジャー!] すると、人質を両脇に抱えた和恵、屋上から隣のビルの屋上に飛び降りたっ! 『うわ~~~!』 『ひぇ~~~!』 ↓スタン彡和恵姉さん 「大丈夫でしょ。」 続いてリツコも同様にして飛び降りてきた。和恵姉さん 「次っ!」 彡ピョーーン↑ 隣のビルも、およそ45階を越えており、中では程近い高さであった。和恵姉さん [リツコ、一人6回往復で24人だからね。 すぐよ♪] 「はい次、飛び降りるわよ♪」リツコ [はい。] 『ぬわ~~~!』 『ぎゃ~~~!』 ↓スタン彡和恵姉さん 「次っ!」 彡ピョーーン↑ -つづく-第4-379話 見えぬ企み -6 へ (いい考えある~♪) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2010年01月20日
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. 判断後、即マシンガンを持つ男に近づき、まずはその持つ腕に左のミドルキック、続けてその左 足を左横に立つマシンガンを持つ二人目の男の腹にトントンと連続蹴りをお見舞いしたっ! 空中に舞うマシンガン。 そのまま間髪居れずに右足でステップし、左足で床を蹴り、最後の一人に飛び掛るように右足で 横蹴りをお見舞いしたっ! 華麗なる連続技だっ! そして宙を舞うマシンガン二つをそのままキャッチし、両腕に抱えて今まさに飛ばされてやはり 宙をまう最初と二人目の男に向けて構えた。 最後の三人目は・・・というと、完全にグロッキーのまま、受身無く頭から壁に突っ込んでいく 姿が見えた。 そして、 最初の二人が柱、展望用のガラスにそれぞれ打ち付けられて、床に転げたのであった。リツコ 「爆弾の起爆スイッチは何処にあるの・・・?」 突然ドアの壊れる音に続いて急に飛ばされ、転げてしまった次の瞬間には自分の目の前にマシン ガンの銃口を突きつけられていた二人、何が起きたのかも分らず倒れたまま、ただぼー然として いた・・・。~ ~ ~盗賊指揮官 「横取りしようってんだな・・・。 そうはさせるか!」 指揮官が片腕を高く持ち上げると、ビルの裏口から5、マシンガンを手にした6人の男達がぞろ ぞろと出てきた。 その更に後ろから、一人がたいのデカイ男がのっしのっしと続いて出てきた。 マシンガンを持つ男達は、次々と和恵に銃口を向けた。 カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ和恵姉さん 「あら、鉄砲まで用意して、準備がいいのね。 最後のデカイ人だけでも普通なら用が足りる んでしょうけど・・・。」盗賊指揮官 「念には念をだ。 相手も同じ能力の用心棒を持ってたら、最後に物を言うのはこの弾きの方 だからな。」和恵姉さん 「強そうな人だものね。 相手も同じ・・・か。 いくらで買ったの? いいお値段だったで しょ。」ゆうすけ ( なにっ! 用心棒を買っただと・・・? やはりスペック戦闘員ってことか !? )盗賊指揮官 「ほぅ~? 事情を知っていると見えるな。 すると貴様も同類項かな・・・?」和恵姉さん 「残念・・・、違うわ。 同じ種類でも、類似品でもないの。」盗賊指揮官 「そうか、残念なのは貴様の方だ。 相手にならないと思うが・・・。」和恵姉さん 「そうね・・・、早々に立ち去ろうかしら・・・。」盗賊指揮官 「そうはいかん。 色々と見られたり、知られもしたんでな。 生きては返さんっ! やれっ!」 その声に、和恵に向かって猛然とダッシュをした用心棒スペック戦闘員っ! 和恵が、後ろを向いて逃げ出そうとしたところへ、野獣の如く襲い掛かったっ!~ ~ ~リツコ 「爆弾の起爆スイッチは何処にあるの・・・?」 突然ドアの壊れる音に続いて急に飛ばされ、転げてしまった次の瞬間には自分の目の前にマシン ガンの銃口を突きつけられていた二人、何が起きたのかも分らず倒れたまま、ただぼー然として いた・・・。 両手にマシンガンを持ち、仁王立ちのリツコ。 ところがその後ろから・・・ビル爆破予告犯人4人目 「起爆スイッチなら、ここにあるぜ。」 慌てて振り返るリツコ! そこには、人質に混じって並んで座っていた一人の男が。そしてその 男の左手の中には、なにか黒いプラスチックの箱のようなものが握られていた。ビル爆破予告犯人4人目 「おっと、それ以上動くんじゃねぇ。 へたに動くとこのビルごと吹っ飛ぶぜ。」リツコ 「く、くそ・・・気が付かなかった・・・。」ビル爆破予告犯人4人目 「姉さんは身のこなしがかなり素早いようだ。 出所は我らと一緒なんだろうな。」リツコ ( 何っ、この男、スペック戦闘員ということか? 姉さんのところにも居るようだし。 )ビル爆破予告犯人4人目 「悪いな、マシンガンは後ろの二人に投げ返してくれたまえ。」リツコ 「くっ・・・」 ( この男、私の記憶には無い・・・。 私が抜けた後に新しく作られたのだろうけど、スペック の数字が分らないことには、私よりスピードが遅いのか同等なのかが分らない・・・。 このマシンガンを後ろの男に渡してしまうと、私のスピードで避けられるの? 無理なの? やってみたことないから・・・・。 姉さんなら[気]の大きさで1か3か分るのでしょうけど・・・・ )~ ~ ~盗賊指揮官 「そうはいかん。 色々と見られたり、知られもしたんでな。 生きては返さんっ! やれっ!」 その声に、和恵に向かって猛然とダッシュをした用心棒スペック戦闘員っ! 和恵が、後ろを向いて逃げ出そうとしたところへ、野獣の如く襲い掛かったっ! ===> スゴーーーーン★ =>スガン★ =>スガン★ =>スガン★ 次の瞬間、もの凄い勢いでビルを突き抜けていく物体がっ! 彡彡彡うわぁぁぁ~~~ そう、逃げると見せかけて後ろを向いた和恵、ところが、不用意に近づいた用心棒スペック戦闘 員にそのまま右の後ろ回し蹴りが炸裂っ! ホームランの打球の如く用心棒の身体はビルを突き 抜け、豪快に飛ばされてしまったのだったっ !!盗賊指揮官 「なにっ! う、嘘だ・・・あの男よりも上手が居るなんて・・・・」(*o*||| 和恵の一発でけりが付いた姿を目の当たりにし、ガタガタと震えだす指揮官。 和恵は青いチャイナのスリットからスッと足を横に出し、腕を組み、笑顔で指揮官を見つめた。和恵姉さん 「さっ、次は何かな~♪」(*^o^* 盗賊指揮官 「く、くそ・・・、う、撃てっ! 撃ち殺してしまえっ!!」 六つのマシンガンの銃口が和恵に向く、そしてその銃口が連射で火を吹いたっ! ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ そして金属の薬莢(やっきょう)の転がる音が、無数聞こえてくる。 キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ キン カラン キンキンキン キンキンキンキンキンキンキンキキン カタカタカタカタカタカタカタ・・・・ 弾装のマガジンを一本打ち尽くし、空回りで弾を送る音だけがこだましていた。 -つづく-第4-378話 見えぬ企み -5 へ (ひぇ~~~!) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2010年01月14日
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.ゆうすけ ( ん・・・? 待てよ・・・、たとえばこのビルの騒ぎは "陽動" で、本当の目的は別の場所だとしたら !! ) 「小隊長! この付近の・・・このビルの立ち入り禁止地域の地図を下さいっ!」利江 [どうしたの? 急に・・・]ゆうすけ [このビルの爆破予告、これは陽動で、ここに注意を引き付けておく間に、別のところに 本当の目的を持っている可能性もある。]利江 ( 別のところに・・・かぁ・・・ ) ビルを眺めていた視線を、隣近所のビルに移す利江・・・。 すると、静けさの漂うビルの谷間に、なにか動く人影が・・・。 隣ビルの裏側の路地に一台の 車が路上駐車してあり、その付近を数人の人影が行ったり来たりを繰り返していた。利江 [ゆうすけ君、隣のビル・・・]ゆうすけ [隣のビルがどうかしたの?] (地図が届き、ガサガサと広げているゆうすけ。)利江 [うん、ビルの出口に車が停まっていて・・・人が何人も行き来してるの・・・。]ゆうすけ [何だって! 立入禁止なのにか・・・。 そのビルの名前は? えっと、一階の店舗の名前とか・・・]利江 [え~っと、一階は・・・コンビニがあるビル。 その隣で。。。]ゆうすけ ( んと、コンビニ・・・・あった。 その隣・・・・ !!! ) 「宝石店っ! これだっ! これかもしれないっ!」 [姉さん、すぐに降りてきて下さいっ! 隣のビルの一階、宝石店で強盗かもしれないん ですっ! リツコさんにはそのまま上に向かって頂きますっ!]和恵姉さん / リツコ [ラジャー♪] ( 何故か二人、嬉しそうな返事が返ってくる。 )和恵姉さん [ゆうすけ、ビルの外に1人 戦闘員の [気] 発見]ゆうすけ [外にっ !? ]利江 ( 強盗・・・??? そういわれると、確かに大きな袋を担いできて、車に積んでいるよう にも見えるかな・・・・。) と、その時! パリーーン ガラスの割れる音がしたと思うと、爆破予告ビルの50階付近のガラスが飛び散り、黒い塊が飛び 出してきたのが見えたっ! 片足を伸ばし、もう一方の足は膝で曲げ、その曲げた方の腕の肘を体の前で曲げ、向かいのビル の下に向かって一直線っ!和恵姉さん [ [気] が弱すぎて、スルーしてたけど何か持ち上げたのかな、 ちょっぴり強く出たから。]利江 「やだお姉さま。。。 ドンピシャ♪」 そして・・・ \ボコンっ!/ それは、向かいのビルに横付けしてあったワンボック型の車両の屋根が突然、物が落ちて凹んだ 音であった。盗賊団一味 『なんだっ!』 『何があった???』 荷物を担いでいた男達が、一斉に騒ぎだした。 ドーーン (続いて車の横が吹き飛び、穴が空いた。) その穴から、右足、続いて左足と艶かしい生脚が見えてきた。その脚の主は車から出てくると、 立ち止まり、青いチャイナのスリットからスッと足を横に出し、腰に手を当てていた。和恵姉さん 「あら坊や達~♪ そんなところで荷物の配達かしら。。。」 目をパチクリ * . * * . * させたまま固まっている盗賊団の一味達・・・。 バサン と、担いでいた大きな袋が、手からスベリ落ちて地面に落下した。盗賊指揮官 「どうかしたのか・・・?」 (ビルの裏口から出て来る親分。) 黒いスーツに身を包み、気取った蝶ネクタイをしている。白いYシャツが目を引くスタイルだ。盗賊団一味 「こ、こいつが・・・・」盗賊指揮官 「ほぅ、姉さん、あんたそこで何やってんだい。」和恵姉さん 「ごめんなさいね、車、踏んじゃったの・・・。」盗賊指揮官 「車を踏んだだと・・・? (運搬用に用意した車に目を向ける。) ぉぃ姉さん、なんてことしてくれんだよ。」~ ~ ~リツコ [最上階展望室の入り口まできたわ。 踏み込むけどいいかしら?]ゆうすけ [リツコさん、ちょっと待ってて下さい。 姉さん、その袋の中身、盗品かどうか確認して下さい・・・。]~ ~ ~和恵姉さん 「弁償しろっとでも言いたげね・・・。」盗賊指揮官 「当たり前だ。 壊した物はちゃんと弁償するというのは、社会のルールだぜ・・・。」和恵姉さん 「なら・・・、 ズボッ (落ちていた一つの袋を蹴り抜いた!) ゴスン ジャラジャラジャラ・・・ 蹴られた袋が、盗賊指揮官の頭の横を通過し、背中の壁にぶつかり、袋が破けた。 そして中身 が袋からごぼれ出し、床に散乱したのであった。 どぉ、それで弁償してあげるわよ。」盗賊指揮官 ( なにっ、この重量を蹴り飛ばすだとっ! ) 「貴様・・・・なぜ中身を知っている!」和恵姉さん 「だってここ、宝石屋さんじゃない。 ダイコンやキャベツを運び出すとは思えないわ。 他人の物・・・でしょ。 修理代ならそれで十分にお釣りが来ると思うけど♪」盗賊指揮官 「横取りしようってんだな・・・。 そうはさせるか!」和恵姉さん [決まりよ。]ゆうすけ [了解。 リツコさん、慎重に進めて下さい。]リツコ [了解~♪] >==ズボーーン 返答と同時に、非常階段の頑丈な扉が蹴り飛ばされたっ!ビル爆破予告犯人 「うわっ!」 突然の出来事に、固まる予告犯人達。 リツコは突入しながら、素早くフロアーの状況を判断した。リツコ ( 犯人は3人。内、マシンガン持つのが2人、小型拳銃が一人・・・。 手にするスイッチは・・・・見当たらない・・・・ 衣服のどこかにしまってあるのかしら? 人質は、奥の隅っこに手足を縛られて固まっている・・・か。) 判断後、即マシンガンを持つ男に近づき、まずはその持つ腕に左のミドルキック、続けて その左足を左横に立つマシンガンを持つ二人目の男の腹にトントンと連続蹴りをお見舞い したっ! 空中に舞うマシンガン。 -つづく-第4-377話 見えぬ企み -4 へ (早々に立ち去ろうかしら) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2010年01月06日
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