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.ゆうすけ 「小隊長さん、無線は傍受できませんか?」伍長 「らしいのはまだ何処も・・・。」小隊長 「まだのようだ。」ゆうすけ 「そうですか・・・。」 ( 今回は通信先がないからなのかなぁ・・・? )リツコ [第五班に合流しました。]和恵姉さん [ゆうすけ、聞こえる?]ゆうすけ [はい。]和恵姉さん [地図見て。 今私は、7丁目のNTCビル前の交差点。 月の鳥方面を背に有楽園方面を見て 立ってるわ。 その交差点から1時過ぎ方向くらい延長線上に一つ。 2時方向延長線上に一つ。 もう一つは・・・えっと・・・動いてる。 3時方向からこちらに向かってくるわ。 車みたいな速度ね。]ゆうすけ [1時過ぎ、つまり約35~40度・・・この延長線上かぁ・・・。 そして2時は60度と。 リツコさん、現在位置を。]リツコ [三丁目、カメラのドッキリ屋さんの前よ。]ゆうすけ [えっと、三丁目の・・・ あった。 うわっ、丁度二本の延長線の間だっ! 姉さん、リツコさんとの距離感は分りますか?]和恵姉さん [ん~とね、リツコが一番私に近いかも。 私からリツコまでの距離の倍にはならないわね。 もっと強い[気]を発してくれないと分りづらいな・・・。]ゆうすけ [十分ですって。 6km以上離れてますから・・・。 倍よりは内側か・・・。] 「小隊長さん、この一帯とこの一帯に2班ずつ向けて下さい。」小隊長 「分った。」ゆうすけ [姉さん、移動している方はどうですか?]和恵姉さん [まだリツコまでの距離の数倍以上先。 でも近づいているの確かよ。 この半径は異常なし。 そちら側にリツコがいるから、こちら側の半円内を偵察続けるわよ。]ゆうすけ [ラジャー。] ( スペック戦闘員が居る地点からは、この駅ビルは見えないな・・・。 なぜそんなところに・・・。 全く別の用件で、売れている戦闘員なのかな? )和恵姉さん [それとゆうすけ、動いているやつなんだけど・・・]ゆうすけ [どうしました?]和恵姉さん [普通、車なら信号とかで止まるわよね・・・。 それ、さっきから止まらないの。]ゆうすけ [止まらないですって !? ] 地図を見始めたゆうすけ。 ( すると、首都高かあるいは・・・ )小隊長 「ゆうすけ君、2班二箇所、配置に付いた。 近くには有名ホテルが建ち並び宴会や披露宴、公演などで人がごった返しているようだ。」ゆうすけ 「人が多く居る場所か・・・。 くそ・・・。 前回のように強盗の中にいてくれれば分りやすいのに・・・。 小隊長さん、なるべく目立たないように待機するよう指示して下さい。」小隊長 「分った。」伍長 「小隊長っ! 大変ですっ!」小隊長 「どうした!」伍長 「は、只今 JR関東より連絡があり、ブレーキが故障した車両が乗客を乗せたまま暴走してい るとっ!」ゆうすけ 「伍長さん、路線名は分りますか!」伍長 「京浜南北線だそうです!」ゆうすけ 「京浜南北線・・・( 地図を見ながら ) !! まさかっ!」 伍長さん、今通過している場所を知らせてもらって下さい!」 [姉さん、動く方の現在位置は?]和恵姉さん [リツコ、そっちの二人、同時に動き出したわ。 駅ビル方向に近づく感じで。 えっとねゆうすけ、この位置からだと・・・]伍長 「現在、東京駅を通過するところだそうです!」和恵姉さん [右手、線路沿いで東京方面よ。]利江 [ゆうすけ君、こちらプラントタンタンの横、 ガードの線路陸橋下に何か光るものがあるわ。 赤く点滅しているの・・・。 何かしら。]ゆうすけ [赤く点滅?? もしかして、それ時限爆弾かもしれないっ! 利江ちゃん、そこから離れてっ!]利江 「タロちゃん、走ってっ!」 ( 慌ててタロにまたがり声を上げた! )タロ 「GAWuu」 ( 利江を乗せ、一目散に走り出すタロっ! )ゆうすけ [姉さん、電車だっ! スペック戦闘員の乗る電車が暴走している! その先には今利江ちゃんが・・・] その時、ドッカーーーンゆうすけ 「くそっ!」 利江の言っていた線路との高架陸橋が、突然の大爆発っ! 橋げたからなにから全てを吹き飛ばしてしまった。 もくもくと巻き上げる黒い煙の中、枕木もなにもない空中で、捻じ曲がったレール。 先が切断している。利江 [ゆうすけ君、さっきの所が爆発して、あれでは電車が通れないわ。]ゆうすけ [利江ちゃん、無事なんだね。 分った! 姉さん、急いで電車止めなきゃっ!]和恵姉さん [ラジャー、急いでプラントタンタンの前に向かうわっ! リツコも手伝ってっ!]リツコ [分りました!]ゆうすけ 「小隊長さん、消防車を急いでプラントタンタン付近に要請して下さい。 それと、その付近の道路閉鎖も!」 ( これがやりたかった事かよ・・・ 読めるわけねぇーじゃんか。 くそ・・・ ) そこへリツコが到着し、ジャンプ一番、高架橋上に着地し、線路を東京方面に駆け出した! 続いて和恵が到着し、同じく線路を東京方面にっ! ササッ和恵姉さん [いい、電車を止めるわよっ!] (早くも横に並んで話しかける。)リツコ [はい。] 前方からヘッドライトが近づいてきた。 ファーーン和恵姉さん [乗客が乗っていることを忘れずに。]リツコ [はい。] ファーーン ファーーン 列車の運転手が、二人に気づき、警笛を鳴らす。 立ち止まる二人に、ぐんぐんと近づく列車っ! 両手を大きく広げて構える和恵とリツコ! -つづく-第4-389話 不穏な動き再び -5 へ (骨董品ものだな) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2010年03月31日
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. こちらは爆破予告のあった JR最新橋の駅ビル付近。 警官の物々しい対応で、付近の道路は全面通行止め。 一方駅ビルの前は、歩行者の往来も 全く無く閑散としている。 自衛隊もトラックで次々と到着している。 トラックを降りると、機敏に5~6人ずつ敬礼 後、各配置にと駆け足で散っていく。 その現場に向かう黄色いスポーツカーの中から、ゆうすけ 「・・・小隊長さん、出来れば付近一帯のビルの屋上、ビルの隙間、公園などにも目を光ら せて頂きたいのですが・・・ はい ・・・ お願いします。」 (ピっ)リツコ 「前回の教訓を生かして・・・ね。」ゆうすけ 「今回もまるで犯人の意図が見えません・・・。 恐らくは同一犯だと思います。 全く・・・爆破予告だけなんて・・・」利江 「犯行声明を伝えてこない・・・。 交換条件も出さない・・・。」和恵姉さん 「たとばこんな考えはどうかしら。 交換条件は出したくても手持ちにコマが無い。 犯行声明は、目的が判ってしまうから出せない。 とか。。。」ゆうすけ 「そうか、出せない、伝えられないから・・・その観点からも見つめることも必要かもし れません。」和恵姉さん 「ねぇリツコ、運転代わってくれる? 私、この付近から探りながら現場に向かうわ。」リツコ 「はい。」 キィーーーー。 バタン バタン インカム片手に車から降りた和恵は、付近を見渡した後、街のネオンの中に消えていった。~ ~ ~自衛隊員 [了解。] 「小隊長、各班 配置に付きました。」小隊長 「分った。」 ( 深くうなづく。 ) そこへ、 フォン フォーーー、 フォン フォーー キィーーーー。 バタン バタンゆうすけ 「小隊長さん、遅くなりました。」小隊長 「おぉ、ゆうすけ君。 こちらは全て配置に付いているよ。」ゆうすけ 「さすがに早いですね。 早速ですが、今回の作戦です・・・えっと・・・」~~~ ~~~ ~~~椿 勇姿 「なんだってっ! 師範が捕らわれただってっ!」大少林寺拳法クラブ員 石釘君(高校3年生リーダー) 「はい、私がたまたま師範の御自宅に預かっていた物をお返しに行ったら、部屋の中は もぬけの空で、何か争った後も・・・。 そしてこんなメモがテーブルの上にありました・・・。」 玄関に集まった4人。一枚の紙切れを、ズボンのポケットから取り出し、椿に渡す石釘君。 [師範は預かる。 取り返したくば、全拳武道団 東北支部 まで迎えにこい。 二匹の小娘ともう一人の男を連れて。 -全拳武道団 大木竜平-]チーラン 「なんてやつっ!」スウラン 「よほど悔しいあるね・・・。」大少林寺拳法クラブ員 石釘君(高校3年生リーダー) 「お願いします。師範を・・・師範を助けて下さい・・・。」椿 勇姿 「しかし、今度は何かワナでも仕掛けていそうだな・・・」ナンちゃん 「まっ、向こうからの招待状なんだから、行くしかないでしょ♪」椿 勇姿 「だが、のこのこと行くだけでは、敵の思う壺・・・」ナンちゃん 「ワナならそれにハマってあげればいいじゃん。」大少林寺拳法クラブ員 石釘君(高校3年生リーダー) 「ぃゃ、ハマるって・・・」貴子 「少し危険すぎるわ・・・。」チーラン 「大丈夫。 我ら4人なら。」スウラン 「うん、4人なら。。。」大少林寺拳法クラブ員 石釘君(高校3年生リーダー) 「あわわわ・・・、わ、私は全然戦力にならないっすよ・・・」 片手で顔を覆い、もう一方の手はダメダメと前でしきりに振っていた。 椿はナンちゃんの顔を伺いながら、椿 勇姿 「そ、そっか。 ではワナにハマってあげるとするか。」 横でニコニコしているナンちゃんであった。~ ~ ~ゆうすけ 「小隊長さん、これが今回の対応です。 よろしいでしょうか。」 インカムを装着しながら確認したゆうすけ。小隊長 「いいも悪いも、ゆうすけ君の指示に従うだけさ。 分った、オイ!」伍長 「はっ、各班に伝達いたします。」 [第一班、第二班、第三班、はそのまま待機、第四班~第九班は・・・]ゆうすけ [リツコさん、確認取れますか?]リツコ [取れてるわ。]ゆうすけ [利江ちゃん。]利江 [OKよ。]ゆうすけ [姉さん。]和恵姉さん [感度良好。 こちら区の第三・第五公園をチェック。異常なし。この半径で一廻りして から中へと足を踏み入れるわね。]ゆうすけ [ラジャー。 リツコさんは第六班と共に行動していて下さい。 利江ちゃんは第一班のところで待機。]リツコ / 利江 [ラジャー] 今日の利江、ゆうすけの格好は、自衛隊と同じで国から配給を受けた上下迷彩服、キャップ、 そしてチョウカーと呼ばれる足首まで紐で締めるタイプの安全靴姿。 背中には、S.F Forces の文字。 リツコと和恵は、お揃いで黒地のチャイナにグレーの刺繍。 ヒールサンダルも黒という姿。ゆうすけ ( 今回は人質は居ない。 爆破予告だけ。 姉さんが言うように、交換条件のブツは何も無い・・・。 ただ前回と異なるのは、場所が駅ビルということ。 何故駅ビルにしたかを考えると・・・ )和恵姉さん [第二公園、区民会館、異常は見当たらず。 これより半径を縮めるわね。]ゆうすけ [ラジャー。] 地図を広げながら、 ( ・・・ また姉さんはかなり広範囲から始めてるなぁ・・・ にしてもさすがに行動が速い。) 各公園を指差ししながら、 ( このくらい遠くからチェック出来るのは有り難いことだ。 )リツコ [こちらリツコ。 近くのビルからこちらを覗いている人達だけど、報道でこのことを 流しているから、思いの外多すぎるの・・・。]ゆうすけ [ですよね。 えっと、電波受信係りの人とその護衛の方を置いて、移動を続けて下さい。]リツコ [ラジャー]ゆうすけ 「小隊長さん、犯人からの接触は・・・?」小隊長 「まだ何もない。」ゆうすけ 「そうですか。」 ( 駅ビル内は空っぽ・・・。 事前に予告してから時間があるから、この状態は犯人だって想定内のはず・・・。 だが、爆破する時間は伝えてきていない。 そして要求も・・・。 これでは愉快犯と同じだ・・・。 人が困る、集まってきているのを見て楽しむ・・・。 これにスペック戦闘員が絡んでいるだけじゃないか・・・。 )ゆうすけ [姉さん、スペック戦闘員の[気]はそこから感じられますか?]和恵姉さん [私の方には全然・・・。 ただし、そっちの方には3つ感じるわよ。]ゆうすけ [3つっ !? 近そうですか !! ]和恵姉さん [リツコからも少し離れているわね・・・ どれも。 リツコを別の班に付けて見て。]ゆうすけ [分りました。 リツコさん、]リツコ [聞こえてたわ。 では第五班に合流してみます。]ゆうすけ [ラジャー] 「小隊長さん、無線は傍受できませんか?」伍長 「らしいのはまだ何処も・・・。」小隊長 「まだのようだ。」ゆうすけ 「そうですか・・・。」 ( 今回は通信先がないからなのかなぁ・・・? ) -つづく-第4-388話 不穏な動き再び -4 へ (らしいのはまだ何処も) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2010年03月24日
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.~ ピポ パポ ピポ ピポ~♪ゆうすけ 『はい、S.F.Forces(Special Fighting Forces )ゆうすけです。 ・・・・ !! なんですってっ! またっ !? ・・・・ わかりました。』 ピっ利江 「どんな事件?」 カウンターイスに座る利江の横に、ゴロンと寝転がっていたタロが顔を上げた。ゆうすけ 「ま、また爆破予告が来たそうです・・・。」和恵姉さん 「飽きずによくやるわね・・・。 今度は何処・・・?」ゆうすけ 「今度は JR最新橋の駅ビルだそうです。」リツコ 「駅ビル! 被害を大きくしたくないわね。」ゆうすけ 「予告してくる以上、前もって人の出入りは規制できます。 ・・・が、 再び爆破されると、今度は電車も停まる可能性もあります。 姉さん、急ぎましょう。」和恵姉さん 「わかったわ!」 4人と一匹は、黄色いスポーツカーの待つガレージへと素早く姿を消した。~~~ ~~~ ~~~貴子 「ナンちゃん、ご飯をよそりますよ♪」 しゃもじを片手に、茶碗をどうぞと手を差し出して催促する貴子。チーラン 「ナンちゃんのはチーランが盛る! なんでお前がここにいる! それになんだっ! その派手なピンクの服着は・・・。」貴子 「あら、コンパニオンの制服よ。 今日は一つも依頼がないから、自主的サービスでここに お邪魔させて頂いてるの♪ 椿さん、お注ぎしますよ。椿 勇姿 「あ、私はウーロン茶で・・・」貴子 「まぁ、ビールじゃないのね・・・。」チーラン 「当たり前だ! 椿 高校生、酒などやらんっ!」スウラン 「コンパ・・・にょん てなんだ?」椿 勇姿 「コンパニオンというのは、会席、催し物などでお手伝いをする方のことを言うね。」スウラン 「なにを手伝う・・・?」貴子 「たとえば、ナンチャンが酔ってこうして倒れたら・・・ ( 横にいたナンちゃんを、強引に自分の膝の上に頭を乗せ、 ) こうして介抱してあげるの。。。♪」 と、ナンちゃんの顔を、自分の胸に押し付けて、ポヨ~ん、ポヨ~んをして見せた。チーラン 「て、てめえ! なにする!」スウラン 「ふぅ~ん、酔ったらこうすればいいのか。」 なんとスウランは、今度は貴子からナンちゃんの顔を奪い取り、自分の胸に顔を押し付け 始めた。ナンちゃん ( ポヨ~ん♪ ポヨ~ん♪ と、なすがまま。)チーラン 「スウランまです(る)なっ! お前にはゆうすけがおるだろにっ!」 と、強烈な回し蹴りっ! ズゴーーーン★スウラン 「なにするっ! スウラン 悪気ないっ!」 と、こちらも強烈なミドルキックのお返しっ! ズゴーーーン★チーラン 「やったなっ!」 と、またまた強烈な回し蹴りっ! ズゴーーーン★ 二人がドタバタしている横で、貴子 「はい、ナンちゃん~♪ あぁ~ん♪」 ふっと二人の目線が貴子に! 『あぁ~ん♪ ぢゃないっ!』 と、Wの回し蹴りっ! ズゴーーーン★ ズゴーーーン★貴子 「やったわねーーーっ!」 ドーーーン★ バキっ ズゴーーーン★ 貴子を含めた3人で取っ組み合いが始まった!椿 勇姿 「まぁまぁ、ここは落ち着いて・・・」 ( と、なだめに入った椿であったが… ) ズゴーーーン★ (*o*||| ( 椿も蹴り飛ばされてしまう。 ) そんな中、ナンちゃんは一人もくもくとご飯を食べ続けていた。ナンちゃん 「ご飯、無くなっちゃうよ~~~♪」 その声に一同の動きが止まり、テーブルの上に視線が集まった。 その服装、浴衣も肌け、スーツもビリビリ、とても色っぽい。。。 が、周りの壁は穴だらけ・・・チーラン 「メシ、無くなる 困る・・・」スウラン 「まだこれから・・・」 二人は一目散に席に着き、猛然と食事を始めた。 椿はうつ伏せで壁際に倒れたままで、椿 勇姿 「な、なんという女性のパワーなのだろ・・・」 一人あっけに取られていたのであった。 そこへ・・・大少林寺拳法クラブ員 石釘君(高校3年生リーダー) 「 た、大変だぁ~~っ! 」 民宿に石釘君が息を切らしながら。慌てて駆け込んできた! 玄関の扉を開けるなり、大少林寺拳法クラブ員 石釘君(高校3年生リーダー) 「つ、椿さん達はいますか? (ハァ、ハァ、ハァ・・・)」 スリッパが並ぶ玄関先に両手をついて、肩で息をしながら。民宿の女将 「まぁ石釘君、どうしたの? そんなに慌てて・・・」 その声に、女将が奥から顔を出した。大少林寺拳法クラブ員 石釘君(高校3年生リーダー) 「お、おばさん・・・(ハァ、ハァ、ハァ・・・) つ、椿さんや(ハァ、ハァ、ハァ・・・) ナンちゃん達に・・・(ハァ、ハァ、ハァ・・・)」貴子 「どうしたの石ちゃん、そんなに慌てて。 ハイお水♪ まずは落ち着いてから。」 石釘君と貴子は、同じ高校の同級生で幼馴染でもあった。 石釘君の声で廊下を覗いた貴子、気を利かせて水を入れたコップを手にして玄関に足を運んだ。 勢い良く貴子の差し出したコップを掴み取り、一気に飲み干した石釘君。大少林寺拳法クラブ員 石釘君(高校3年生リーダー) 「う、うちの師範が・・・、師範がやつらに連れ去られてしまって・・・ それで椿さん達に伝えたくて・・・(ハァ、ハァ、ハァ・・・)」貴子 「分ったわ。 話してくるから、そこで少し待っててくれる?」 そう話すと、貴子は奥へと消えていった。~~~ ~~~ ~~~ -つづく-第4-387話 不穏な動き再び -3 へ (ワナならそれにハマってあげればいいじゃん) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2010年03月17日
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.~ゆうすけ 「ここですか・・・?」鑑識員 「えぇ、現場検証ではこの辺りにあった、障害者用の低い手すりの中に、爆弾を複数仕 込んであったようです。」リツコ 「手すりの中では見つけ出せないわ・・・」 ここは昨日、爆破事件が起きたビルの中。 現場検証にゆうすけとリツコの姿があった。ゆうすけ 「仕方ありませんよ。 大急ぎで各階をチェックして頂いたんですから・・・。 鑑識さん、複数っていうのは・・・?」鑑識員 「はい、吹き飛んだ手すりの幾つかに、中から破裂した形跡が見受けられましたから。」ゆうすけ 「そうですか。」 その場で周りをグル~と見渡すゆうすけ。ゆうすけ ( やはりそうだ。 複数備え付けた割には、この階すら満足に吹き飛ばせていない・・・ )リツコ 「何? 難しい顔して。」ゆうすけ 「見てください。 複数設置した割には、ビルを倒壊させる程の効果が全くないんです。」リツコ 「そうね・・・、この程度だと倒壊しそうにないものね・・・。」ゆうすけ 「もし私が犯人で、倒壊を目的にするなら、確実にならビル全体の高さの1/4より下に 爆薬を設置します。 それもビルを支えるメインの柱に集中して。 偏った方面の5本以上破壊すれば、あとは自重で崩れてくれますから。 ここの場所はほぼ真ん中・・・。 それに通路の手すりになんて、とてもビルが倒れるまでには。 つまり、今回の犯人は、倒壊させるのが目的ではなかったんだ。」 ( すると、爆破の目的って・・・ )~~~ ~~~ ~~~ナンちゃん 「チーラン、スウラン、もういいよ♪」 大少林寺拳法クラブのみんなと別れ、傷ついたナンチャンをかばうように肩に担いで宿に向けて 歩を進めていた4人。 こういちが二人をうながし、担ぐ姿をやめた。スウラン 「もぅ、チーランっ! 言葉の節々 注意する!」チーラン 「わりわり・・・ど~も ついつい いつものクセで・・・」スウラン 「気をつける! 我ら二人来た意味無くなるよ。まったく・・・」椿 勇姿 「さすがはゆうすけ君の彼女だな、スウランは。 ちゃんと彼の教えを忠実に守っているんだね。」スウラン 「それもあるけど・・・こういちバレる 良くない。」チーラン 「だな。 スペック-1に早くも遭遇した・・・。」 4人は宿舎に向かって とぼとぼ と歩き始めた。こういち / ナンちゃん(改め) 「この町にさ、スペック戦闘員(異人)の[気]が多いんだよ・・・。 来た時から ちらほら とね。」椿 勇姿 「昨日落下した正体不明の飛行物体と直接なのか、間接的になにか関係しているのかもしれ ない。」スウラン 「今朝、運ぶとこ見た♪」こういち 「現状ではまだなんとも・・・。 ゆうすけがいれば紐解くのが早いんだろうけど、まだ今の 所の情報では、直接結びつくものがないし・・・。」チーラン 「多いって・・・? どのくらい???」こういち 「落下現場の反対側の山の中腹に3人から始まり、視界に入ってきたのはさっきの大木。 あとは、[気]が7~8ケ所遠方で動いてる。」椿 勇姿 「すると、最低でも10人を超えるということになる。 こんな地方にしては多いとみていいだろう。 さっきの大木は買われて[ 全拳武道団 ]に居るのだろうか?」こういち 「わかんない・・・。 でも、道場関係者って高額の資金出してまで用心棒を雇うものかな・・・。 見たところ、あいつは道場破り用の守備的要員ではなかったようだし・・・。」スウラン 「じゃあ、多発している道場荒らし 異人が仕掛けてる あるか?」こういち 「かもね。」椿 勇姿 「だとすると、今日接触してきた [ 全拳武道団 ] をひとつのターゲットにして、 調査を進めるべきかもしれない。」チーラン 「うんうん、チーラン そう思う♪」スウラン 「今日 イジメた。 あいつらから動きあるかも・・・。」こういち 「我々に注意を引きつければ、相手の戦力も次第に集まってくるさ。」チーラン 「そこでこういち、一網打尽か?」椿 勇姿 「いや、ダメだ。 相手の・・・、スペック-1を動かす親玉までたどり着かないと、また逃げられてしまう。 そんなイタチごっこの繰り返しでは、いつになっても進展が無い。 ここは当分の間、こういち君には素人で居てもらうことにしよう。 それまでは、我々が矢表に立ってがんばらねば。」スウラン 「それがゆうすけの狙いか。」こういち 「そういうこと♪ 当分ナンちゃんで行くからよろしく。。。」椿 勇姿 「うむ、それがよかろう。」 『おっけ~♪』~ ~ ~ 民宿に到着した4人。チーラン 「ただいまよ~♪」スウラン 「戻ったあるぅ~♪」民宿の女将 「おかえりなさい。 お風呂沸いていますよ♪」チーラン 「おし、入る~♪」スウラン 「スウランも~♪」ナンちゃん / こういち(改め) 「おいらも~♪」チーラン 「ナンちゃん 背中流すよ (^ ^v 」 ポカっ☆スウラン 「女湯 ナンちゃん入れない・・・。」チーラン 「なら チーラン、男湯入る♪」 ズコーーン☆ ( 強烈な回し蹴りで )スウラン 「尚ダメある・・・。」 ( 蹴り終えた姿勢でつぶやくスウラン・・・。 )民宿の女将 「あらあら。 積極的な娘(こ)だねぇ。」女将の娘 「へぇ~凄い、拳法着着た女の娘なんて。。。」 その声に振り向く4人。民宿の女将 「うちの一人娘の貴子です。」魚沼 貴子 / 女将の娘(改め) 「貴子です。」チーラン 「別に、珍しくない・・・。」魚沼 貴子 「ここでは珍しいわ。 拳法は盛んのようだけど、ほとんどが男性なんですもの。 農作業が多いこの地域では、身体を鍛える目的と、時間の合間の道楽として人気があります から。」 もんぺ姿で現れた女将の娘貴子。 まだ高校生で時間のあるときは民宿を手伝っている。 成績は優秀で、学校でも1,2位を争う才女。 ちょっぴりナンちゃんに興味があるようだ。椿 勇姿 「椿と申します。」ナンちゃん 「おいら、南。 ナンちゃんって呼んでね♪」魚沼 貴子 「南君か。 ナンちゃんって呼べはいいのね♪」 ( ニコニコと微笑む。 )チーラン 「こ、こら! ナンちゃん興味ダメ。」 ( 女の鋭い感で先制攻撃のチーラン。 )魚沼 貴子 「あら、既婚者でなければ法律上は問題なくてよ。」チーラン 「ほ、ほうりつ・・・だと・・・」椿 勇姿 「ま、まぁまぁ。。。(^ ^;;; チーラン達は温泉に浸かってくるといい。 我々は部屋に戻ってからにするから。」スウラン 「そうする。 チーラン、行くあるよ。」 フン! っという顔で貴子をあしらい、スウランに続くチーラン。民宿の女将 「いってらっしゃいませ。 貴子、食事の準備を手伝って。」魚沼 貴子 「はぁ~い。」 愛想よくナンちゃんに手を振りながら振り向いて歩き出した。 -つづく-第4-386話 不穏な動き再び -2 へ (コンパ・・・にょん てなんだ) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2010年03月11日
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.[ 全拳武道団 ] 東北の荒熊 大木竜平 「ぬぉっ!」 (左ひざから地面に崩れる大木。)ナンちゃん 「椿さん!」椿 勇姿 「よしっ!」 (大木に向かって走り出したっ!) 倒れた大木に、再びチーランの左足、スウランの右足からの蹴りが、大木の延髄、わき腹に ヒットっ! ズガっ★ ズゴっ★[ 全拳武道団 ] 東北の荒熊 大木竜平 「ぐほっ」 そして、彡ピョン と離れ、再び切り返し技から安全なとこに身を置く。[ 全拳武道団 ] 東北の荒熊 大木竜平 「こ、このぉ、よくもっ!」 (首とわき腹をさすりながら、) 無造作に立ち上がり、チーランに右手拳を打ち込もうとしたその時っ!椿 勇姿 「てぇぇぇやーーーーっ!」 椿の手が打ち込む大木の右手を掴み、クルっと身体を向き直り、豪快な一本背負いをお見舞い したっ! グォーー 無論、 ズゴっ★ ドスっ★ 「ゴホっ・・・」 さらに投げきる寸前に当ててた右手を外し、ひじを首に当て、そのまま地面に叩き付けたっ!! ドシーーンっ★[ 全拳武道団 ] 東北の荒熊 大木竜平 「ぐぁぁぁぁぁっ!」 彡スタっ そして構えて立つチーランとスウランの間に立つ椿。綿来師範 「す、凄いっ!」 ( 目を真ん丸くして叫ぶ師範。 )大少林寺拳法クラブ員 石釘君 「あ…、あぁ・・・」 ( 驚きで言葉にならない。 )ナンちゃん ( 二人共、腕を上げたな。。。 スペック-1をこうも簡単に手玉に取るとは。。。) 指先をピクピクと動かしながら地面に這いつくばり、苦しそうに、そしてゆっくり、ゆっくりと 一つ一つの動作を確かめるように身体を起こしてきた。 左手はわき腹を押さえ、もう一方の手は首を押さえながら。 痛みにこらえる顔は、何かをにが りつぶしたように歪んでいた。椿 勇姿 「どうかな、少しは懲りてくれただろうか。」チーラン 「本場 なめるな。」スウラン 「二度とナンちゃん達 襲わないある。」[ 全拳武道団 ] 東北の荒熊 大木竜平 「て・・・、てめえら・・・ぐほっ・・・ ( なぜこいつらに・・・こ、この俺が・・・ ) お、覚えてやがれ・・・、こ、このままでは・・・済まさないからな・・・。」 大木はもぞもぞと気が付き始めた武道団他4人と共に、振り返ることなくその場を後にしたの だった。 片ひざで右手をお腹に当てているナンちゃんの元に、チーラン、スウランが駆け寄った。チーラン 「大丈夫か? ナンちゃん・・・。」ナンちゃん 「あ、ありがとう・・・。」スウラン 「肩貸すよ。」綿来師範 「あ、あのぉ・・・なんとお礼を申し上げれば・・・」椿 勇姿 「礼には及びません。」大少林寺拳法クラブ員 石釘君 「す、凄いです! あ、あの大木を倒すなんて・・・。」ナンちゃん 「紹介するよ、 こちらがチーラン。 そしてこっちがスウラン。 姉妹だよ。」チーラン 「チーラン。」スウラン 「スウラン。」綿来師範 「凄いお友達をお持ちだったんですね・・・。 本場大少林寺の。。。」チーラン ナンちゃん 我らの指(導者・・・) 」 ポカ彡☆スウラン 「ちょっとした し、知り合い。 ナンちゃん、知り合い。」ナンちゃん 「うん、中華皇国でのちょっとした知り合いなの。」大少林寺拳法クラブ員 石釘君 「あの…、ぼく石釘って言います。 石ちゃんでいいです。よろしくです。」 『わぁ~ぃ』 ( 他のクラブ員達も回りに集まってきた。 ) 『ぼくもよろしく。』 『ぼくも~♪』綿来師範 「大少林寺の師範代とは・・・恐れ入りました。」ナンちゃん 「実力では、もう大少林寺を代表する実力の持ち主の二人さ。 上には秦 岱明(しん たいめい)師範ただ一人だもの。」大少林寺拳法クラブ員 石釘君 「すごぉーーーーいっ! 一流の少林拳の使い手さんかぁ。。。 てか、詳しいんだね、ナンちゃんは。」ナンちゃん 「あ、いや・・・ちょっとした知識だけで・・・ ^ ^;;; でもそう、少林拳は一流中の一流の二人さ♪」チーラン 「ナンちゃん、照れる。。。」綿来師範 「それに椿君のあの投げっぷり。 実に見事でした。」椿 勇姿 「私の得手はお話した通り柔道なんですが・・・、」ナンチャン 「高校生の全国大会個人戦三位の実力なの。。。」綿来師範 「それは見事な成績です。 すばらしい。 通りで身のこなしが キリッ としていて筋が良かった訳です。」大少林寺拳法クラブ員 石釘君 「それより、チーラン、スウラン、本場の少林拳を見せてよ♪」 『うんうん、見せて~♪』 『見せて、見せて。。。』 ( 他のクラブ員達も賛同していた。 )綿来師範 「困ったな・・・ あのなぁ、師範代殿が、お前達に気安く見せられるほど・・・」チーラン 「いいある♪」スウラン 「近づき 印♪」 『わぁ~い♪ \(^ o ^)/ 』綿来師範 「しかし・・・」椿 勇姿 「スウランも言いました。 お近づきの印だと。。。 どうです? めったに無いチャンスだと思って。」綿来師範 「は、はぁ・・・。」チーラン 「良く見るあるよ~♪」スウラン 「いくある~♪」 クラブ員達が囲む円陣の中で、二人は本場少林拳の舞いを見せたのだった。 『ハイ! ハイハイハイっ ハァ~イ!』 『ハっ ハッハッハッ、 ハイっ!』 -つづく-第4-385話 不穏な動き再び へ (ほ、ほうりつ・・・だと) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2010年03月05日
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