ここのところも、学校教育に引きつけて、大変考えさせられるところがありました。
障害児者差別だけでなく、部落差別や男女差別など、すべての「差別」に通じるところがあると思います。
学校教育では、「差別のない学校」を安直につくろうとして、分離教育が進められてきたという経緯があります。
「一緒に勉強すると、いろいろ問題があるんだ」という理由で、「分けた教育」が進められてきました。
これは、大きな反省点だと思います。
問題は、あって当たり前、起こって当たり前なのです。
上の引用箇所で僕が赤字にしたところは、僕は、死ぬまで覚えておきたいところだと思いました。
ふたをして見ないようにする教育ではなく、いっしょにぶつかり合い、考え合う教育を。
ふたをして見ないようにする社会ではなく、いっしょにぶつかり合い、考え合う社会を。
横田さんが訴えられていたことは、たいへん重要なことだと思います。
今は、「多様性尊重」の社会だと言われるようになりました。
その中で僕たちは、いいことも悪いことも引き受けて、ほんとうに多様な人たちとともに社会で過ごしていく覚悟を持っているでしょうか。
僕たちひとりひとりの覚悟が問われている気がしました。
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