PR
Keyword Search
Category
Freepage List
昨日は、1日出かけていたので遅くなり、その上夜中にメンテナンスに引っかかり、今日も1日来客で・・・丸1日飛ばしてしまった
それにしても久しぶりのメンテナンス被害(全部すっとんだ)・・
なぜ事前に警告してくれないのか・・。
に、してもよく邪魔が入る回である。
さて、残していたモンマルトルを終了するのに、それだけで何なので、ベル・エポックに関連して昔の絵はがきも載せました。
モンマルトル 8 (ベル・エポックとアール・ヌーボー)
フランス(France)、パリ(paris)
モンマルトル(Montmartre)
ベル・エポック(Belle Epoque)
アール・ヌーボー(Art Nouveau)
モンマルトル下山
中腹のアパートの人は大変ですね。
モンマルトルから扇状に広がる界隈(ピガール等)は、ストリップ・ショーや怪しい店やホテルのならぶ危険な地帯なのです。
乗車時間は5分やそこら・・。
登りの駅は行列です。
近代的なフニクラーレは、モンマルトルに似合わない?
古い物の中に新しい物が混在してもうまく融合してしまうのは、パリ・マジックだと思う
1.6ユーロ(135円計算で216円くらい)並んで登るか・・歩いて登るか・・。
ムーラン・ルージュの前にあるブランシュの駅は、 アールヌーボー期の代表する建築家エクトール・ギマール(1867年~1942年)の手掛けたメトロ入り口の装飾
が今も残っています。
アール・ヌーボーとベル・エポック
モンマルトルの最盛期は、ベル・エポックの時代に重なります
。
ベル・エポック(Belle Epoque)
直訳すると「(古き) 良き時代
」。それは、「昔は良かった・・・」と言う懐かしみの表現です。
1900年の弟5回パリ万国博覧会が開かれた頃のフランスは、産業や文化など世界の頂点に君臨していた時代
です。
国力も増して、景気も良く、世界の中でも パリの街が最も華やかに輝いていた時代
だったようです。
特に パリから発信された文化は最新の誰もがあこがれ
る物ばかりで、それにあやかろうと パリを目指した者も多かった
はず・・。
サラ・ベルナール
はその時代に生きた フランスのトップ・スターの舞台女優
で、彼女の舞台と1900年の弟5回パリ万国博覧会を見る為にパリに来た観光客は多かったと言います。
彼女自身アール・ヌーボーのファンで、彼女のコレクションは美術館行きの品ぱかり・・。
彼女の波瀾の人生は次回に・・。
アール・ヌーボー(Art Nouveau)
アール・ヌーボーは、 広義には 1895年~第一次世界大戦前
までのフランスの世紀末美術様式
を指しています。
先程、モンマルトルの最盛期は、ベル・エポックの時代に重なる・・・と紹介しましたが 、ベル・エポックの時代に最も流行ったのが、世紀末様式であるアール・ヌーボーの様式
でした。
この美術様式は、自然の植物や花、生物の人間、虫、蝶、爬虫類等の有機的フォルムをモチーフにした装飾で飾られていて、分野はガラスアート等のオブジェ、アクセサリー、家具等の装飾小物からポスター、そしてギマールのような建築の世界にまで波及
その名の由来は、 1895年にサミュエル・ビングが現代美術のギャラリーでタイトルとした「アール・ヌーボー(新しい芸術)」から
きており、そこでそれら装飾のオブジェが紹介された事から、そのスタイルを称してアールヌーボーと呼ばれる事になったようです。
「美術様式」とは言え、 アール・ヌーボーの様式はモンマルトルの画家達には何ら関わりはありません。
先程紹介したように メトロなどパリの建築にアール・ヌーボーの装飾は徐々に現れてきていますが、
アール・ヌーボーは職人の技が結集された上に成立する庶民には届かないとても高価な品(もともと美術品)なのです
。(ポスト・カード以外は・・・。)
モンマルトルはこれで終わりますが、次回引き続きアール・ヌーボーのポストカードを少し紹介します。
リンク アール・ヌーボーのポスト・カード
back number
リンク モンマルトル 1 (聖人と丘)
リンク モンマルトル 2 (サクレ・クール寺院)
リンク モンマルトル 3 (風車とカフェとキャバレー)
リンク モンマルトル 4 (テルトル広場とモンマルトルの芸術家)
リンク モンマルトル 5 (ユトリロ 1 恋多きユトリロの母)
リンク モンマルトル 6 (ユトリロ 2 モンマルトルを描いた画家)
リンク モンマルトル 7 (フニクラーレ 1)
モンマルトル 8 (ベル・エポックとアール・ヌーボー)
お勧めブログ・バックナンバー4 (グランドティートン国… 2017年07月12日
お勧めブログ・バックナンバー3 (イエローストーン国立… 2017年07月06日
お勧めブログ・バックナンバー2 (芸術家の話と… 2017年06月29日