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坂本野原掌てのひらは血に染まりたり煉獄の扉開きしその掌は手を出した方が負けとう常識を軽々超えて鬼畜の所業プーチンにいささ屁理屈あるにせよ涙かなしもウクライナ人美しくのどかなる国ウクライナこの暴虐を神許すまじウクライナ軍の決死の抗戦でロシア軍にも甚大な死者ウクライナ善戦という報をうけ涙こぼるるけなげなるかな深すぎるロシアの闇は暴力と野蛮とそして救済思想足ることを知らぬ西洋文明よ禅の修行をした方がいいプーチンの左手ふるえパーキンソン病といわるる老いのやけくそプーチンも死ぬ気であろう周到に準備されたる拡大自殺九世紀キエフ・ルーシは奈良だった いつの時代の話してんだモンゴルとナポレオンまたヒトラーに踏み躙られしロシアなれども政敵をナチスと呼びしプーチンの菅直人氏と同じ論法粘着性気質昂じて暴発の典型的な症例ならむ政権に批判的なる言論はフェイクニュースとされるその国もう何も解決せぬか仁義なき戦いまたも戦国乱世安倍ちゃんと笑ったころが花だったプーチン老いて最期の暴挙コメディアンみたいな顔の筑波大中村教授やっぱり凄い中国はじっと見ている国連で棄権をしたるその意味深し台湾に侵略あらばわれわれはどうするべきか人ごとならず強烈な物価高騰襲うらむわが民主主義陣営の負担幼少期、戦争映画見て育ち血湧く自分をわれ告白す
2022年02月27日
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坂本野原神業としろうと目には見ゆるなりカミラ・ワリエワ痛ましきかなけがれなき十五の春にけがれたる薬を誰が飲ませた 憎しロシアとう国がわりあい好きである我もこれでは庇いきれぬわたおやかなBGMが幻想のごとく坂本花織滑れり
2022年02月16日
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坂本野原I am a good curler 藤澤の手の字 I have confidence とまばゆき名ロコ・ソラーレは鄙照らす太陽という意味合いらしいこの国の太陽神は女神にて元始も今も女が太陽韓国に花を持たせて和を以て貴しとなす ガス抜きであるワリエワに罪があるとは思えぬが検出されし薬物かなしウィズコロナ、ウィズウクライナ、ウィズ汚染、ウィズ北朝鮮アフガニスタン
2022年02月15日
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坂本野原プラシーボ効果について娘言う人間なんていいかげんだね偽薬効くと思って飲めば効く鰯の頭も信心からよ宗教とは何ぞと一席ぶちたきもさすがに自重した夕ご飯完璧に落葉に紛れいる雀 天の造形細部に宿る芽キャベツとカリフラワーと蕪が好きあまり賛同いただけないが牛タンとローストビーフうまいなと一度たりとも思いしはなし仁丹が何に効くのか知らないがあの味と香のまさに仁なり亡き伯母の鰺の南蛮漬けの味 娘に伯母の一字貰いきはしけやし女神藤澤五月さまミラクルダブルテイクアウトよ
2022年02月14日
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坂本野原欧米とロシア互いの猜疑心、双方向の増幅作用ウクライナ、チキンゲームの行き先はまさかの坂を真っ逆さまか東部地区市民一万数千がすでに犠牲と 引き返せぬかバイデンの耄碌説も囁かれ頼もしいとはとても言えないブリンケン国務長官、北朝鮮どころじゃないが本音なるらむプーチンがよもや男の花道と危うい見得を切るのかどうかプーチンの胸三寸かKGBあがりは馬鹿じゃないと思うが
2022年02月12日
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坂本野原寒いけど死ぬわけじゃなしけさもまたまほらの空に娘見送る野良猫も生きているからせめて水ひそかにやっている我なのだ川岸の丘に古代の遺跡あり真冬の暮らし方など夢む卒の字の上の部分は衣だと漢和辞典ゆ次女見出せりIKEAかと一瞬見えし見出しだがIAEAだったのであるウクライナ、キエフ、ボルシチ、黒海はロシアの京都近江だという発火点いつもこのへん第三次世界大戦わて望まへん解のない問題に似てずるずると膠着するがむしろ正解プーチンを憎みきれざり経験も概念もなき民主主義ゆえ底知れぬロシア文学読みすぎかロシアに少し同情的よ『罪と罰』娘が読破したる夜われ魂の涙流せり日韓の最悪なるは最善と実は内心ほくそ笑むなり銀獲ってがっかりしてる高木美帆そのがっかりにびっくりである逆風が味方したとう物理学ノーマルヒルの小林陵侑
2022年02月09日
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『プレバト』(大阪MBS制作、TBS系全国ネット)3日放送より千原ジュニア春の駅白杖はくじょうの傷夥おびただし秀句。さすがと思う。白杖:目の不自由な人が持つ杖。皆藤愛子悴かじかめる手のひらを刺す乗車券身体感覚(皮膚感覚)に着目して秀逸。季語(冬)、悴む。馬場典子渋谷駅はダンジョン春は遅々として夏井いつき氏添削。原作「春遅々として渋谷駅はダンジョン」。ダンジョンは、西洋の昔の地下牢、転じてロール・プレイング・ゲームなどの迷路のような空間のこと。季語「春遅し」を、ゆったりと滞るようにアレンジした工夫も評価。三人ともプロ級、というより、こりゃもうプロだわ。継続は力なりである。研ぎ澄まされた感性が横溢している。
2022年02月04日
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石原慎太郎 辞世灯台よ汝なんじが告げる言葉は何ぞ 我が情熱は誤りていしや石原慎太郎・曽野綾子共著『死という最後の未来』令和2年(2020)6月灯台よ(海の男である私に)そなたが告げる最期の言葉は何なのか私のとめどなき情熱は誤っていたのか(・・・いや、そんなはずはない)。昨1日、石原慎太郎氏が永眠された。享年89。作家として政治家として、戦後日本を駆け抜けた鮮烈な生涯だった。けさのテレビ朝日の報道によると、辞世(この世を辞するにあたり短歌を詠む伝統的風習、また、その歌)は上掲の通り。解釈の文責は筆者。註誤りていしや:反語的疑問形。強い詠嘆と確信のニュアンスを帯びる。
2022年02月02日
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