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数年前、Jason Falknerの初来日公演を見に行ったとき、彼がいました。赤っぽい髪の毛と丸っこい顔と人懐っこい笑顔が印象的でしたが、歌い始めたらとてもいいメロディと優しい声。自己紹介の声があんまり聞き取れなくて、そのときは彼のファーストネームしかわからずじまいでした。Carwyn, Carwynと呼んで、終演後は写真を撮ってもらったりお喋りをしたりして、いい子だな~と思っていたわけです。そしてノイズマッカートニーからリリースされたフルアルバム「Cookie Zoo」で彼の本名とプロジェクトネームを知りました。英国王立音楽院 (Royal Academy of Music)出だそうで…うーん、そんな風には見えなかった(笑)。そんな記憶も薄れかけた頃になって、例の大掃除のおかげで、彼のアルバムを見つけ出しました。たしか、買った当時もブログに書こう書こうと思っていて、流れてしまったんだっけ。なんで書かないでいたんだろう、と後悔。SSWはそれこそ星の数ほどいるけれど、彼はその中でも輝きの強い星。必ず、あっと目に留まるはず。ありがちなフォークサウンドかと思うかもしれないけれど、そこで、さっと流してしまわずにもう少しだけ聴いていて欲しい。どうしてもミディアム~スローになる曲を小一時間、聴き手が飽きることなくまとめるというのは本当に難しいことだと思うのです。ましてや、自分の表現したいことをめいっぱいそこに詰め込むわけですから。Carwynの声は決して朗々とした豊かなものではありません。けれど、その少し細い声の使い方をわかっている。甘すぎず、かといって暗すぎず。そこにぴったりとはまるのが、アコギと、抑え目のバンドサウンド。SSWのアルバムでありながら、とてもライヴ感があるのです。彼がJasonのオープニングアクトで披露した曲がとても良かったので、ライヴ後に彼に曲名をたずねました。その2曲ともに、このアルバムに収録されています。「Dere Mewn」と「Paddy Power&The Glory」。特に「Dere Mewn」。聴き手を優しく包み込んでくれる、ぬくもりに満ちた歌です。ラヴソングにも取れるし、友達、家族…それぞれの大切な人に向けて歌ったものとも取れます。マイスペあのライヴの終演後に、Jasonのバックバンドの人たちとCarwynと撮った写真は、いつ見ても笑ってしまいます。私はピースしてるのに、Carwyn、ピースサインのフリをしてさりげなく指を三本出していました(笑)
2010.05.29
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落ち込んでいるときに、無理矢理明るい曲を聴いてテンションを上げようとは思わない。最近は、そんな風に思うようになりました。だから、私はちょっと落ち込み気味のときも、すごく落ち込んでいるときも、たいてい選ぶのはJoy Division。ひたすら聴いて、暗い暗い暗いと呟いて、しばらくするとちょっとひたってしまうんですね。イアン生きてたらどんなんなってるのかなあとか、ありきたりなことを考えたりしています。…とここまでは昨日の私。---------------------------------ここからは今日の私。昨日より落ち込み加減がだいぶ違うので、書くことも違ってしまうかも。結局、昨日はUnknown Pleasures~Closer~Controlのサントラとローテし続けていました。Controlのサントラは、買った当時よりももっと好きになっていて(たぶんJoy Divisionだけじゃないからかなあ)、よく聴いています。それに、Love will tear us apartとAtomosphereのライヴじゃないのを同時に聴けるやつを、このほかに持っていないからかな。24hr Party Peopleのエンディングで流れるLove will tear~と聴いたときの何ともいえない思いが、再びよみがえってくるような気がします。そして、KillersがカヴァーしたShadowplay。これ、劇場で聴いたとき、本当に良いと思ったのです。友達とも、良かったよねあれ、と話しました。全体に漂う黒い霧のような、靄のような質感が好きで、ついついリピートしてしまいます。
2010.05.29
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やっと感想を書くことができそうな気がしてきました。前もそうだったけれど、この人のアルバムの感想を言葉にするのは難しいです…。Jakob Dylanの2ndアルバム「Women+Country」。バッキングヴォーカルにはなんとNeko Case。すごい。そしてプロデュースはT Bone Burnett。すごいおじさんって言っていいでしょうか、うまく説明できないので(苦笑)。このアルバムも、1stと同様、何回も何回も聴いてこそ、なんとか感想が言える。そんな風に思います。けれど、1stよりはかなり聴きやすいかな。だから、1st以上に聴いています。それも、一曲一曲の粒が立っている感じがするからです。ゆったりとしたリズムから始まり、「Nothing, Nothing」の繰り返しが印象的な「Nothing But The Whole Wide World」。トラディショナル・フォークの王道っぽい、かわいた音がします。そこから広がっていくこのアルバムの世界。これが、ただのアメリカーナっぽい音ではなくて、ストリングスの導入だったり、なんというか…リズムが跳ねている。と思うのです。音数は決して少なくはないのに、うるさいとも過剰装飾だとも感じない。これがT Bone Burnettのおかげ?アメリカーナ、カントリー、そのへんのアルバムは多少持っていますが、いつも、その良い部分でもあるゆったり感に飽きてしまうことがありました。けれどこのアルバムはそうじゃない。そして歌詞。最初は、気難しい歌詞だなと思っていたのですが(中盤くらいまでは、けっこうシビアだったり無常感のある歌詞だと思うのです)、中盤以降のラヴソング的展開には、「ステキ…」とちょっと目がハートになります(笑)。いちばんのお気に入りは「Truth For A Truth」です。「I'm the last man that sweetheart you oughta know...」「I'm guilty of loving you in the worst kind of way...」それでももういいです(笑)。ビターなメロディも良いです。ラスト2曲も、あたたかみとほろ苦さが同居した、エンディングに向かっていくにふさわしい素敵な曲です。マイスペそれにしてもJakob、お父さんにまた似てきたような?口元にうっすら出てきたシワとか、たまらないですね。この記事が、楽天ブログの「洋楽」カテゴリで投稿する1000回目の記事になります。たぶんロクでもない記事もカウントされているのですが、いずれにせよ、大きな節目だなあと思います。
2010.05.28
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1ヶ月早いですが、上半期のベスト5ってどんな感じになるかな~と考えています。困ったことに、今年に入ってからのリリースより、去年のものの方が圧倒的に聴いているという事実に気付きました。困ったなあ。これからの1ヶ月でひっくり返るようなことがあるかしら。もう4枚はカタイのがあるんですね(記事の中でも、やたら長いやつはたいていそう・笑)。あと1枚は…どうなるだろうか。とか言いながら、最近聴いているのはMidlakeとDavid Ford、Corazonの1stと2nd。David Fordはいい。あらためて、いい。素晴らしい。なんか、こう、胸のときめくような、未知のアーティストいないかな。探さないで言うのもなんですが。ディスクユニオンにミカン箱一箱分くらいのCDを売りました。値段がつかないものもかなりあったけれど、意外なものに高値がつくのが面白い。本当はもっと売ってもいいはずなんだけど、どうしても惜しくなってしまいます。どうやったらスパッと吹っ切れるでしょうか。誰か教えて欲しいです、切実に。
2010.05.27
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Apple Crumbleさんで買ったものその2。ポーランドのデュオ・Twiliteのアルバム「Bits&Pieces」。ポーランドというところですでに未知の雰囲気たっぷりなのですが、音を聴けば、こんなに素敵なアーティストがいたんだ、と驚き、同時に嬉しくなります。静かに始まるアコースティックなイントロ、それに乗ってくる声はサウンドに相応しいジェントルなもの。そっと寄り添うコーラスも素敵です。となると、やはり思い出すのはkings of convenienceです。二人組、アコギ、ハモリ…共通するものは少なくありません。「Faces」などはまさにそう。弦がキュッというところまで、そう思ってしまうのが良いのかどうかわかりませんが、雰囲気はそっくり。しかし、アルバムを代表するリード・トラックであるだろう「The Messenger」などは、間奏に入ると、おっと思わずPCをいじる手を止めてしまうほど、力強く感情的なアンサンブルが聞こえてきます。いくつかのVideoがマイスペにUPされているので、音源を聴くだけでなく、ぜひこちらを見て欲しいなと思います。二人とも、情熱的にさえ見えるほどとてもひたむきに音を奏でています。熱い思いがこもっているようで、心を動かされる演奏シーンです。マイブラのカヴァーを街中の小さなトンネルで演奏している様子が、すごく良いです。こんな素敵な二人組がストリートでライヴをしていたら、ずっと聴いていたくなりますね。マイスペ同じく、KOCっぽいアーティストでは、ロシアのMalcovicがそうですが、彼らはもっとポップかな、と思います。Twiliteには、実直さが多分にあるような気がします。そのクソ真面目な雰囲気が、良いのです。頑張れ、ストレートに。
2010.05.24
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彼らの鮮烈なデビューは、当時のUKニューカマーのファンたちを熱狂の渦に叩き込みました。と私は思っています。何て読むんだ、このバンド?いや、その前にこの音…!!22-20s。彼らが日本にやってきた、あの年のライヴを、私はラッキーにも観ることができました。それも、オークションで競り落とした、フジのアフターパーティーでした。たしか、共演はKeane, Stellastarr*, The Stills。どのバンドも良かったけれど、やはりあの中で異彩を放っていたのは、22-20sでした。短い演奏時間が、まるで駆け抜けていく嵐のようでした。圧倒されて、身体を揺らす間もなかったような気がします。その後、彼らは解散を宣言。あの幻のような時間を確かめるすべはもうなくなってしまったんだなあと、とても残念に思いました。それが、なんと嬉しいことに、彼らは2ndアルバムをお土産に戻ってきてくれたのです。「Shake/Shiver/Moan」。どんな音が待っているのかわくわくしました。そして、一曲目「heart on a string」を耳にしたときの嬉しさと言ったら、言葉にしようがありません。淡々と続くイントロから、Martinの伸びやかな声が重なってきた瞬間、新しい22-20sが帰ってきたんだなあとしみじみとしました。解散直前の4人組は、たしかKeyがいたのですが(Supergrassのギャズの弟さんじゃなかったっけ?)、今度は、KeyはいなくてGが一人加わっています。ライナーを読むと、それでMartinはより歌に集中できるようになったのではないか、と書いてありました。1stの彼らの音まんまを期待していたら、ちょっと違うなと思うかもしれません。ギリギリのところで鳴らしている、尖りまくっていたあの音とは違って、余裕があり、広がりがあり、サウンド自体のスケールが大きくなったように思います。スローな曲もあるし、昔の彼らからは考えられないほど、穏やかで優しい曲もあります。そして、ときにドキッするほどの艶かしさもある、チラリズムのごとき色気もあります。それが、私がいちばん気に入った曲「ocean」。キラキラと流れていくギターに、ヴォーカルとコーラスの美しいハーモニー。まさに大海のように広く穏やかな、素晴らしいナンバーです。これを聴いて、22-20sはやはりすごいバンドだったし、今もそうなんだなと確信しました。次に続く「latest heartbreak」などは、ガラッと変わって、昔からのサウンドを思わせる、ロック、かつブルージーな曲。カッコイイです。速すぎず遅すぎない絶妙のテンポで、聞かせるところはしっかりと聞かせ、こちらの心を突き動かすロックな部分もちゃんと主張している。まだまだ若いはずなのに、どうしてあなたたちそんなに老成してるの、と思っちゃいます。国内盤は、ボートラにライヴ音源が入っていますが、うーんやっぱり上手い。フジにやってくる彼ら。どんな音を鳴らしてくれるのか、楽しみで仕方ありません。戻ってきてくれてありがとう。嬉しい、嬉しい再結成です。
2010.05.22
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デンマークのDJというかクリエイターというか、うんやっぱりDJかな。この辺のジャンルの人たちは、どう呼んでいいかわからないことが多いですね。Kasper Bj?rkeというアーティストを、よくお邪魔するショップ(洋服屋です)でオススメしてもらいました。「Standing On Top Of Utopia」というアルバム。今年の2月にリリースされたばかりのようです。マイスペで聴けるのはRemixとかも多いし、ちょっと雰囲気がつかめないかもしれませんが、「Young Again」や「Efficient Machine」などといった曲はPV含め元のメロディで聴くことができます。きらびやかで、けれど黒っぽい霧をまとったような、冷たくも明るい、不思議なエレクトロ・ポップ・サウンドです。私がショップで聞かせてもらった曲は、キラキラしたNew Orderっぽい感じがしたのだけれど…どの曲か忘れてしまいました。この声はKasper自身のものなのかな?低いけれど男くさくなくて、とても素敵な声です。マイスペこのアルバムもちゃんとチェックしておかなくちゃな~。
2010.05.20
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イタリアのバンド・Pipersのアルバム「no one but us」。mixiにちょっと頭のヤバそうな感想を書いたのですが、あながちそれも嘘じゃないよなあ、と一日経ってもまだそう思っています。mixiにはこんなふうに↓詞とメロディの両方が、これほどまでに私の心にぴったりとフィットしたアルバムは、おそらく今年はじめてだ。 たまらない。たぶん、世間的にはどうってことないのかもしれないが、私にとっては、頭を抱えてBritpop万歳と叫んで転げまわりたいくらいなのだ。部屋の隅っこで膝を抱えて笑ったり泣いたりしたいのだ。なんなのかと言われれば、とてもUKで、あるときBritpopで、あるときは叙情派ロック。そんな印象なのです。だから私の好みのど真ん中だったのです。ギターがやっぱり要でしょうか。力強く、叙情的。一曲一曲が長いような気もしますが、まあそれは許容範囲の長さです。メモ書きしたものを転記(手抜きですみません)1 Starsailorとか歌いそうじゃない?このメランコリックなギターのイントロ、繊細なヴォーカル。これがすべて。決して派手でないけれど引き付けられる。2 流麗なピアノに宿るエレガンス。でも詞が暗い。サビは静かながらも情熱的。4 コーラスが可愛い。明るい感じのポップソング。だけど詞はちょっと斜に構えたような変化球ラヴソング。6 Britpop Lovers! Morrisseyになんかなれない、Britpop Loversの僕らは自分たちが世界を変えるなんて絶対に言いやしない 君の事を救うこともできない…こんな詞、最高!!そしてバウンスするほどポップなメロディ。7 これがメインなのかな?スローなポップソング。メロディアスで美しいバラード。8 タイトルの通りBitterな曲。なんだかしんみりと泣きたくなる。Bitter is the taste we're used to.こういうフレーズ、好き。9 Havenっぽいギターだなあと思ったり。後半のストリングス導入でドラマティックに仕上がっている。10 これもUKギターロック風味。ストレートでよい。11 優しいバラード。Travisっぽい。エンディングにふさわしい穏やかな曲…なんだけど詞は絶望的。慈悲も希望もない、とこのメロディで歌えるか…!ブックレットには、すべての詞が記載されているわけではないようです。しっかりにらめっこしているはずなのに、全然違う言葉が出てきたりするので戸惑いましたが。マイスペしばらくこれはやめられないな。
2010.05.19
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久しぶりにApple Crumble RecordさんからCDを買いました。The Pipers / no one but usTwilite / Bit&Piecesまだどちらも一度ざっと聴いただけですが…良盤の予感ワクワクです。Pipersは、思ったよりももっとメランコリックな雰囲気があって、よけいにいいかも。Twiliteは、アコースティック万歳!な感じで。最近はインディものをあまり聴かなくなっているような気がするので(お財布の中の予約票を見ると、メジャーとUKがうじゃうじゃ・苦笑)、とても新鮮です。大掃除も終盤に近づき、見違えるようになった部屋で聴く素敵な音楽は、もっと素敵に聞こえます。
2010.05.18
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フランスのシンガー・Camelia Jordanaがお気に入りです。ファッションもキュートだし、曲もいい。英語で歌ったりフランス語で歌ったりしていますが、やっぱりフランス語の方が、私には意味はわからなくても、もっと躍動している感があります。このPVと曲が最高です。くすっと笑えるPVに、「Non, non, non...」と歌われてしまうと、なんだかすごくいけない感じがして本当に、いいです(笑)ハンドクラップで弾むようなリズム、途中で急にスローダウンするところの色っぽさ、そこから再びテンポアップする様は、さながら小型ジェットコースターな雰囲気。とにかくキュート。可愛い!!と連呼してしまいました。このときのCameliaのファッションも、何てことないのに素敵です。ちょっと冴えない感じの黒縁メガネ、このショートJKがいいなあ。これ欲しいなあ。やっぱり足元はウェッジソールのエスパドリーユかあ。夏ですね。"NON, NON, NON" PVマイスペ「Paint it black」のカヴァーなんてのも(Killing Me Softlyも)マイスペで聴けますが、Cameliaの声にドスがきいていて、こういうのもいいなと思います。まだCD買ってないので、探さなくちゃ!
2010.05.17
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なんとなく、もっとソウルっぽい歌を歌う人なんだろうなと思っていました。けれど、いつも行くショップで流れていた曲を聴いて、「誰の歌ですか?」とたずねたら、Corinne Bailey Raeの新譜だと。そのときに聴いた彼女の声、メロディの印象は、実に清涼感があり、ちょっとスモーキーで舌足らずなところがあって、とても魅力的だな、と。そして、実にスタイリッシュなポップソングだということ。Corinne Bailey Raeの2ndアルバム「The Sea(邦題:あの日の海)」。1stをリリースしてからこれまでに、パートナーの死という出来事があったそうです。それをのりこえて出来上がったこのアルバム…という言い方はあまりにありきたりかと思います。実際、そのことをまったく知らず、この声が彼女のものだということも知らずに聴いて、純粋にいい曲だなと思ったのですから。ヴィンテージ感のあるサウンドだと思いました(と思ったら、ヴィンテージ機材を使用してレコーディングしたらしい)。それなのに小粋なのがニクい。ゆったりと流れるバラードは、ときおりドラマティックな盛り上がりをみせたりもします。けれどあくまでスムースで、ジャズっぽい。かと思えば、ギターポップもかくやと思わせるほどキャッチーで軽やかなナンバーも。共感するというのもなんですが、詞もいい。皆がこういうふうに思ってはいないかもしれないけれど、心の中にある思いを、彼女がまるで代弁してくれたかのようです。ただじっと物思いにふけりたい、そんなときのBGMにはこれが最高。マイスペちなみに、国内盤を買ってアンケートに応募したら、トートバッグが当たりました。何でも応募はしてみるものですね。
2010.05.13
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今日、東京でCopelandがFarewell Tourを行っています。解散を決めてからでもちゃんと日本に来てくれるということは、とても光栄なことだと思います。きっと、素敵なライヴになっていることでしょう。ライヴに行かなかった私は、彼らのラストアルバムになる「You Are My Sunshine」を聴いています。1st「Beneth Medicine Tree」やカヴァーEP「Know Nothing Stays the Same」が大好きだったけれど、2nd「In Motion」~3rd「Eat, Sleep, Repeat」を経て、彼らの音から離れてしまっていました。何か、違ったのでしょう。私の中では。いまさらながら、Copelandは本当に美しい音を奏でていたんだなあと感じています。これを、所属レーベル(インディではMilitiaとTooth & Nail)のカラーから「エモ」にくくってしまうのは、あまりにももったいない。ジャンルレスの美しさを彼らは持っていたと思います。決して大きな輝きではなかった。けれど、小さくとも、大切に両手で包み込んでいたい…そういう光でした。ありがとう。マイスペ
2010.05.12
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大掃除なんてするもんじゃないと言ってみたり、掃除してみるもんだと言ってみたり。このアルバムも、掃除しなかったら出てこなかったかもしれません。ポップという言葉は彼らのためにある。そんな大仰なキャッチフレーズもいいかな、と思ってしまう、Second Saturdayの「Here's The Deal」。今日のドライブミュージックはこれで決まりでした。ライナーにも書いてあるとおり、「胸の高鳴り」をしっかと感じられる、スウィートでポップ、サーフっぽくてときおりエッジー。特にコーラスワークは、Beach Boysを聴いてキュンとしたときと同じときめきを感じます。1曲目の「Forty-nine Percent」は、必ず必ず聴いて欲しい(いやこれは「聴くべき」かな)名曲だと思います。それに続く「The Chase」も最高にキャッチーで、ほろ苦くキュンとくる、まさに、ポップミュージックのお手本。歌詞はもれなくブロークンハートで情けない系なのですが、FOWほどのユルユル加減ではなくて、けっこう切なくなったりもするんですよね。そこがたまらない。Silver Sun、Lolas、Churchills、懐かしいところではSummercamp…そのへんのバンドも思い浮かび、そして聴きたくなってしまいますね。でも、私はやっぱりSecond Saturdayかな。ホントにいいアルバムだと思います。
2010.05.10
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たった今、友達のツイッターで知りました。Owsleyが…。Will Owsleyが、4月30日、亡くなりました。44歳。自殺だったそうです。ソースSemanticsのアルバム、持ってる。Owsley、持ってる。The Hard Way、持ってる。ごめんなさい。2005年のは持ってないんだ。あんなに人懐っこくてポップで素敵なメロディを書いていた人が、「an apparent suicide」?信じられない。「Coming up roses」を初めて聴いたときの興奮は、まだ心の中に残っているよ。あのころはOwsleyばっかり聴いてた時期があったなあ。大好きだった。最近聴かなくなってた。もう遅いけど謝るよ。ごめんね、もっと音楽のひとつひとつを大事にしなくちゃいけなかった。安らかに、オウズリー。
2010.05.09
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今年のフジにも出演決定、おそらくいま最もノリにノッているバンド・The Bawdiesの新譜「There's No Turning Back」が先月末にリリースされました。以前に書いた記事はコチラ。もうね、期待に違わなさすぎるね。とりあえず1曲目から聴いといて欲しい。Royさんの声は相変わらず激渋でロックで、たぶん、以前よりグッとセクシーになっていると思います。この声でこのロック。そしてまた黒スーツにこだわる彼らが、カッコイイのです。前よりもちょっと陽気な雰囲気のナンバーがあるかな、と思いました。少し緩いサウンドも良いです。何でもできちゃうのね、と感心し、嬉しくなります。先行シングルの「It's Too Late」や「Hot Dog」はキャッチーですごく耳に残るのですが、私は「I Want To Thank You」がけっこう、いやかなり、好きです。というのも、日本人好みのメロディ展開が見え隠れしつつ、歌詞は直球ラヴソングだし、それでいて一昔、二昔前の洋楽ロックにありそうな音がいいんです。大好き。いやあメロウです。そこからなだれ込むラストの「Movin' And Groovin'」の弾けっぷりは、有無を言わさぬカッコよさですが。地元のちっちゃいライヴハウスに来ます。売り切れてなかったら行っちゃおうかなあ…。このバンド、アナログも出てるんです。欲しいんだけど買う余裕が…。そんなスタンスも実に好ましい。しかし、これ聴いてると車のスピード出ちゃうので危ないです。
2010.05.09
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最近はあまりブログの更新もせず、音楽を積極的に聴くこともなく、もっぱらMLBのTV観戦と部屋の大掃除とBBC Radioを聴くことばかりしていました。やはり、心機一転するには部屋の模様替えだ!と何年かぶりに思い立ち、いろんなところをごそごそしていたら。The Clienteleの「a fading summer ep」を発見!私、これ持ってたんだ?!たぶん、「Violet Hour」を聴いて、その辺の中古で見つけて買ったのではないかと思います。でも当時の私にはきっとダメだったんだろうな。だからあんな小汚い場所に放置…(汗)なので、さっそくこれをリピートしています。なんだー、やっぱり良いじゃない…!2000年ごろの作品のようですが、もうすでにサウンドは確立されています。このドリーミーな雰囲気は、やはり彼らの持ち味なのですね。ドリーミー・ポップや、シューゲイザー・ポップ、そんな形容がされるバンドがたくさん出てきましたが、Clienteleには及ばないなあ。と、だいぶ片付いた部屋で一息つきながらそう思っているところです。
2010.05.07
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Scott Matthewと元Morrisseyバンドのドラマー・Spencer Cobrinのユニット・Elva Snowのアルバム。Scottソロよりもバンドっぽい音があったりして、カッコイイです。私がいろいろ書かなくても、こちら↓でとても丁寧に解説が書かれているので、どうぞご参照あれ。liricoのsinさんの記事lirico HPさすがに、Scottの声の雰囲気も違うような気がします。これも良いなあと思います。おかしな言い方ですが、もっと人間っぽいような。ソロアルバムは素晴らしすぎて、天上人みたいに思えるのです。さっき、ジュールズ倶楽部のMorrisseyソロを見ていたせいか、Morrisseyがかぶって仕方ありません。
2010.05.05
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Sadsの再始動ライヴに、母と行って来ました。私はごく初期のSadsのみが好きなので、今回のライヴの主導権はもっぱら母にあります。武道館はほぼチケットははけたらしく、めいっぱいの入りでした。ゲイストリッパーのライヴに来た感じ(笑)。キヨハル、うねうねぐねぐねしてやたらエロい肢体をくねらせ、透けてるし網だしなんだかもうすごい衣装をお召しでした。あ、裸に羽の襟巻きみたいなのもしてた。キヨハル以外は新メンバーということで…音は、演出の関係もあるでしょうけれど、かなり分厚く重たい感じでした。身体がビリビリしてしまうような。そんなヘヴィさの中に、キヨハルの放つエロさが妖しげにゆらゆらしている。しかし、「THE ROSE GOD GAVE ME」の流れを、今後のSadsのメインにしていくのかな、というセットリストでした。実は私、このアルバムそんなに聴いてない(苦笑。というか…そんなに好きじゃない)。なので、なかなか身体も反応せず、少し残念でした。まあ、アンコールの流れでだいぶ楽しかったですが。やっぱり1st寄りの曲が好き。そうそう、それと、こんなにたくさんの人がFxxkを連呼しているライヴは久しぶりに見ました(笑)。キヨハルに向かってそんなFxxkポーズできないよ…!!ていうかFxxkなんて言え…ない…特効がすごかったです。炎が上がりまくるし(スタンド席にいる私の顔まで熱くなるほど!)、一曲、ドカーンといきました。消防法クリアできてるのかな、こんなにやっちゃってというほどでした。2時間半ほどのライヴ。ふだん、1時間半~2時間のライヴに慣れている身には、ちょっと辛かったです。腰や脚やいろいろ痛いし、眠いし…けれど、キヨハルはライヴが本当に好きなんだなあということが感じ取れたライヴでした。だって、何回も出て来るんだもん。夏に短いツアーをするそうで、母はもう行く気満々です。7月7日にアルバムが出ます。母は私の名前で予約票を書いています。こ、困る…。
2010.05.02
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