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さて今日も通常の2019PF概況シリーズです。 241位 5363 TYK (東1、3月優待) ◎ PF241位は、鉄鋼向け耐火物の大手のTYKです。 なるほど印象的な表紙の色はコーポレートカラーなんですね。 現在の株価は368円、時価総額167億円、PBR0.59、自己資本比率は66.1%、今期予想PER7.46、配当利回り3.0%(11円)、総合利回り3.3%(11+1=12円)で、優待は1000株保有で1000円相当のクオカードです。 TYKは低PBR・低PER・好財務を誇る3拍子揃った魅力的な銘柄です。「低PBR優待株」が大好物の私にとっては「保有していて自然に笑みがこぼれる」存在であり、PF中位としては十二分に合格点ですね。 ♪
Apr 30, 2019
さて今日も通常の2019PF概況シリーズです。 240位 6222 島精機製作所 (東1、3・9月優待) ○ PF240位は、電子制御横編み機の世界最大手で、国内9割、海外6割のシェアを持つ島精機製作所です。 現在の株価は3725円、時価総額1363億円、PBR1.07、自己資本比率は83.2%、今期予想PER38.92、配当利回り1.5%(55円)、総合利回り1.7%(55+10=65円、優待品は私の判断で1000円で換算)で、優待は100株保有で3月株主に選択式の自社取扱商品 9月株主に 「オーベルジュサウステラス」30%優待割引券4枚(優待券4枚のヤフオク平均落札価格は100~500円。そのためここでは0円で換算。) です。 島精機製作所は指標的に格別の割高感もありませんし、優待内容にも力がありますし、PF中位としては十分に良い銘柄と思っています。
Apr 29, 2019
さて今日も通常の2019ポートフォリオ概況シリーズです。今日紹介するのは優待品が「美味しい」銘柄ですが、実際に株を買って「美味しい」ことがあるかは私には全く保障できません(笑)。 239位 2288 丸大食品 (東1、9月優待) △ PF239位は、ハム・ソーセージ大手の一角の丸大食品です。 食肉事業の売上高が意外に大きいんですね。 現在の株価は1943円、時価総額515億円、PBR0.64、自己資本比率52.8%、今期予想PER32.93、配当利回り1.8%(35円)、総合利回り2.6%(35+15=50円)で、優待は200株保有で9月株主に3000円相当の自社商品(ハム)です。 丸大食品の優待ハムはとっても美味しいんですね。実際の優待品を見てみましょう。 包装紙が綺麗ですね。 松岡修造さん、実に多くのCMに出られています。日本企業の多くが「アドレナリン極限全開人間」を常に強く求めていることが良く分かりますね。(笑) さて丸大食品の優待ハムは実に美味しいので、毎回色々な料理に使ってあっという間に無くなってしまいます。具体的にいくつか見ておきましょう。 丸大優待ハムのペペロンチーノ 丸大優待ハムのゴーヤチャンプルー あー、美味しかった。 丸大食品は指標的にはちょっと高いかな?と思いますが、優待品には実に力があります。これからも優待を楽しみにのんびりとホールドして応援していく予定です。
Apr 28, 2019
さて今日は通常の2019PF概況シリーズです。 238位 4695 マイスターエンジニアリング (東2、3月優待) ○ PF238位は、メカトロメンテと施設メンテのマイスターエンジニアリングです。 現在の株価は788円、時価総額71億円、PBR0.79、自己資本比率は62.0%と良好、今期予想PER12.27、配当利回り2.3%(18円)、総合利回り3.0%(18+6=24円)で、優待は500株で3000円相当、2000株で4000円相当のフリーチョイスカタログギフト券です。 それでは私の過去の選択品をいくつか見ておきましょう。 マイスターエンジニアリングは指標的にもまずまず割安ですし、優待を楽しみにホールドしていくのには何の問題もない水準と考えています。
Apr 27, 2019
いやあ4月が終わりましたね。 今月は私が専門としている中小型の優待バリュー株には全体として株価推移が軟調なところが目立ちました。ファンダメンタルズが極めて良好でもズルズルと少しずつ下がるところが多く、なんと言うか、個人投資家の心理状態が極めて弱気に傾いていて、その影響が大きい様に個人的には感じました。 さて今月の成績ですが、対2018年末比で+5.6%となりました。先月の+5.8%からは微減という結果でした。 ま、いずれにせよ、とにかくこの先も全力を尽くして頑張ります。それでは皆様、来月もよろしくお願い申し上げます。
Apr 26, 2019
さて今日は2018~19主力株概況シリーズです。51位 9027 ロジネットジャパン (札証、3月隠れ優待) ◎◎◎ PF51位は、陸運持株会社のロジネットジャパンです。ここは最初昨年2018年に隠れ優待狙いで100株だけ買ってあって、その後非常に割安なので「目の届くところに置いておこう。」と思って優待ランクアップとなる500株までは買い増ししていました。 数か月前に自分の「優待株いけす」巡回中に、「おっ、ちょっと待てよ。ここ滅茶苦茶に安いぞ。主力で行けるんじゃないか?」とピンときて調べまくったところ、「うん、やっぱりいける。余裕で主力の一角で戦える。」という結論となり、ドカンと大きく買い乗せしたため、赤丸急上昇でPF上位に今回ステルス初登場となりました。(上記データはロジネットジャパン会社HPより引用) 仕込みの関係で日記では本日の登場となりましたが、実際には既に2019年のフレッシュ&ブランニューな主力株(本日現在11位)として先行して戦っています。 現在の株価は1613円、時価総額113億円、PBR0.89、自己資本比率は36.8%、今期予想PER5.29、配当利回り2.2%(36円)、総合利回り3.5%(36+20=56円、優待品はネット平均価格の2000円で換算)で、優待は100株保有で「北海道大雪山ゆきのみず」550ml 24本入り 1箱などです。(上記データはロジネットジャパン会社HPより引用) ロジネットジャパンは2015年3月期までは非常に冴えないダメダメな業績が続いていましたが、その後 2016年3月期からは急激に利益の出る体質に変貌を遂げ、覚醒&躍進(上記データは会社四季報2019年2集 東洋経済新報社 P1730より引用) しています。IRによると、業績飛躍の理由は以下の3つとのことでした。1. ロジネット西日本がそれまで全然収益が出なかったのが、挽回 してきた。2. 業界全体に追い風 が吹いている。 料金値上げの要望が通る 状況になっている。3. アマゾンの デリバリープロバイダー (Amazonの日本法人「アマゾンジャパン」が提携する地域限定の配送業者のこと。)になったことの効果。 また過去数年の業績はとても良かったですが、肝心の今後はどうなのか?という質問に対しても、4. 今後も利益成長が見込める。 その理由は業界的にドライバー不足が続くので、コスト増に比例して料金に転嫁できる、 値上げをお願いできる状況にある からである。 という力強い返答でした。 更にここは過去数年業績の上方修正を繰り返しているのですが、それについては、5. 当社は業績予想を保守的に出すという習性がある。 ということでした。 さてここロジネットジャパンは、高い成長力・指標的な割安感・実用的な隠れ優待の3拍子が揃った最高にクールかつエクセレントな銘柄ですが、所属市場が札証と超マイナーなことが災いして、日々の出来高が枯れ枯れの枯山水でほとんどなく、その極端な流動性不足から株価も激安水準に放置されています。IRによると、「札証脱出の検討はしているけれども、現時点では直接的な計画はない。」ということでした。 陸運セクターは他にも、9029 ヒガシトゥエンティワン9040 大宝運輸9057 遠州トラック9059 カンダホールディングス9060 日本ロジテム9078 エスライン9099 C&Fロジホールディングス など、「持ってない優待族の方は全部即買いでOK」レベルの割安感あふれる魅力的な優待バリュー株の宝庫ですが、ここ ロジネットジャパンはその中でも総合戦闘力において完全に頭一つ抜けている 感じがします。 また陸運セクターからは、ロジネットジャパンと同じアマゾンのデリバリープロバイダーでもある 9090丸輪運輸機関 が「5年で株価10倍」のテンバガーを達成 しているのですが、 ロジネットジャパンは今の成長力を今後も維持できるのであれば、「第2の丸輪運輸機関」になっても全く不思議ではない とも個人的には感じています。 次に1つだけここのネガティブな話題に触れておくと、 アマゾンのデリバリープロバイダーとしてのネット上での評判が非常に悪い ということが挙げられます。これについても質問をしたのですが、IRによると、6. ネット上の悪評は認識 しており、既に対策をした。昨年の一時期、想定したより1.5倍くらいの仕事量があり業務に支障をきたしたことがあったのは事実だが、その後ECサイトと綿密に打ち合わせをして対応できるように変更した。 とのことでした。 以上、高いポテンシャルを持つ札証所属の超レア銘柄、ロジネットジャパンを今後PF最上位の一角として楽しくホールドして応援していく予定です。2019主力株概況シリーズ 免責事項2019主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Apr 25, 2019
さて今日は2019PF概況シリーズです。237位 2726 パルグループホールディングス (東1、2月優待) ○ PF237位は、ヤングレディス衣料を多展開しているパルグループホールディングスです。 現在の株価は3530円、時価総額816億円、PBR1.86、自己資本比率は44.6%、今期予想PER14.12、配当利回り2.4%(85円)、総合利回り2.6%(85+8=93円、優待券はヤフオク平均落札価格の1枚400円で換算)で、優待は100株保有で共通割引優待券2枚 { (1)自社店舗での商品購入15%割引(買物限度額10万円、一部除外品有) (2)自社インターネットショッピングサイトでの商品購入15%割引(買物限度額10万円、一部除外品有) (3)自社子会社運営宿泊施設「浜木綿くろしお山荘」・「フリーゲート白浜」宿泊コース料金50%割引(4名まで)※1枚につき(1)~(3)より1つ選択} です。 さて私は元々7598ナイスクラップを100株持っていたのですが、2015年に株式交換によってパルに完全子会社化されました。そして株式交換比率が、パル「1」に対して、ナイスクラップ「0.11」、つまりナイスクラップ1株に対し、パル0.11株を割り当てると言うものだったために、私はパル株を11株だけ貰う事となったのでした。 私は優待族なので、「こうなった以上はパル株を100株まで買い増しして何が何でも優待を貰いたい。」という強烈な帰巣本能が働いた様で、2018年7月2日に自分でも全く知らない内に夢遊病の様に100株買ってしまい、優待権利を手に入れました。 でも後で冷静になって良く考えると、今や立派なおっさんの私がヤングレディス衣料チェーンの割引券を貰ってもまさに「猫に小判」でどうにも使いようがないのですが、当時は「一回は優待を貰ってみよう」という好奇心が優ってしまい、どうしても自分を抑えきれなかったのです。 という訳で、今は私にとっての初優待の到着を楽しみにしています。(笑)
Apr 24, 2019
さて大変なご好評を戴いている 「株式投資本オールタイムベストシリーズ」 ですが、今日はその ベスト85 をまとめておきます。 私が投資家としての生を受けて今年で19年が経ちました。今日紹介するのは、今までに数千時間以上をかけて読み倒してきた数百冊の投資本の中のまさに至高の「ベスト・オブ・ベスト」です。 今この日記を書いている机から8.5秒以内に手が届くところに全てがある、投資家として「全幅の信頼を寄せている」本たちです。私は資産を失っても、家を失っても、投資家として何度でもやり直せるという絶対の自信があります。でもその時にもしも、この子達が自らの傍にいなかったらそれはもう全然ダメです。つまり この記事は、私の投資家としての頭の中の全て ものの見方・考え方の全て ということです。 そして同時にこの記事は、私の投資家としての 「ある意味での集大成」 とも言える内容でもあります。このベスト85には私がどのような投資家であり、何を大切にしているのか、そしてどういうことを考えて毎日を戦っているのか、の全てが表出していると思っています。 全部読めば実力UP間違いなし、まさに「永久保存版」 絶対の自信を持って皆様に贈る渾身の日記となります。勿論完全に無料でのお届けですが、率直に言えば有料note化して高額な原稿料を戴いても全く問題がないレベルにあると自負しています。 前置きが長くなりました。 それでは早速始めましょう。 1~10位 11~20位 21~30位31~40位41~50位 51~60位61~65位66~70位 71~75位 76~80位 なお未読の方は「持てる筆力の全てを尽くした」完全燃焼の上記のベスト80を是非今すぐに御覧下さい。 81位 マーケットの魔術師 大損失編 (アート・コリンズ著、パンローリング社) この黄本はその名の通り、世界を代表する凄腕トレーダー35人へのインタビュー集です。彼らが直面した大損失、受けた精神的・経済的なダメージがどのようなものであったのかが率直に語られた好著です。1. 総論2. ナンピンをしてはいけない3. 損をしたら、贅沢にふけることが大切 お勧め4. 投資を統計学的なビジネスとして捉えることが大切5. S級投資家のルール お勧め82位 マーケットの魔術師 システムトレーダー編 (アート・コリンズ著、パンローリング社) この緑本はその名の通り、世界を代表する凄腕システムトレーダー14人へのインタビュー集です。凄腕過ぎる「マーケットの魔術師本家」のジャック・D・シュワッガーに比べて、コリンズが総合的な投資家としての力量に欠け、またインタビューの構成力も著しく劣るのは事実ですが、それでも十分に素晴らしい内容であると思います。1. 総論2. 含み益に耐えることが大切 お勧め3. S級投資家は非人間的4. マネーマネジメントは感情のマネジメント5. ブレイクアウトシステムと二重移動平均システムが現在でも優れている6. 下げが急速な理由7. トレンドフォロー戦略は劣化しない8. 群集と一緒には動かない9. 有効な手法は突き詰めると、ファンダメンタルズか人間心理の弱点の2つ お勧め10. S級投資家はとても寡黙で冷静83位 生涯投資家(村上世彰著、文藝春秋) 「村上ファンド」の運営者だった著者が沈黙を破って、自分が目指してきたもの、やろうとしたことを赤裸々に語ったベストセラーであり、我々投資家界隈でも大きな話題となりましたね。1. 総論2. 村上氏もバリュー→モメンタム戦略3. 村上氏は徹底したバリュー投資4. 全ては「期待値」84位 ファクター投資入門 (アンドリュー・L・バーキン ラリー・E・スウェドロー 著、パンローリング社) この本は、株式投資における「ファクター」の考え方や使い方を、我々個人投資家に分かりやすく解説してくれている1冊です。2010年代に新しく発売になった投資本でも5本の指に入る、ホームラン級の名著と思います。とんでもない、震えがくるほどに最高の1冊ですね。1. 総論2. 魂の震える名著3. 有効なファクターに必要な5つの要素4. 市場ベータ5. サイズファクター6. バリューファクター7. モメンタムファクター8. 収益性・クオリティのファクター9. ファクター投資のまとめ 超お勧め10. プレミアムは広く知られると減少するのか? お勧め11. ファクター投資が効力を発揮するのに必要なもの85位 暴落を買え (阿部修平著、ビジネス社)です。 著者の阿部修平氏は、資産運用業の上場持ち株会社である 8739 スパークス・グループ の代表取締役社長であり、日本を代表するバリュー投資家の1人として知られています。 そしてこの本の良い所が何かと言うと「インデックス投資disり芸」が強烈で、非常にインパクトがあるのです。彼は日本を代表するアクティブ投資家でもあるので、インデックス投資家界隈から際限なく無限に繰り返されるアクティブファンド攻撃に辟易とし、同時に凄くストレスが溜まっているのだと思います。そして、その抑えきれない怨念が、激情が、感情を抑えた文章の中に炸裂しほとばしっているのが、実に趣深いんですね。1. 総論2. 超絶インデックス投資disり芸 以上、 みきまるの優待バリュー株日誌特別編 株式投資本オールタイムベスト85のまとめ でした。
Apr 23, 2019
さて日経マネーで好評連載中の、「みきまるさんの優待バリュー株投資入門」ですが、今回で第11回目となりました。 私のシリーズ連載では、第1~6回は私が専門とする優待バリュー株投資法について概説し、第7回からは新章突入で「インデックスに勝つための秘密の8つの方法」を徹底解説中です。 今回は、6番目の方法である「リターンリバーサルとフレッシュモメンタム効果を使う」ことの重要性についてです。いわゆる「逆張り投資」が何故有効なのか?についての説明ですね。 また今回は、現在の市場で私が「逆張りに適している」と考える業種やその具体的な銘柄例も一覧表にして分かりやすくまとめています。気になる方は、是非本屋さんで御覧になってみて下さいね。
Apr 22, 2019
さて今日は通常の2019ポートフォリオ概況シリーズです。 236位 5819 カナレ電気 (東1、6・12月優待) ◎ PF236位は、放送ケーブル主体の電線中堅で音響ケーブルでは最大手のカナレ電気です。私はオーディオ好きなので個人的にも以前から大変お世話になっています。大好きな銘柄ですね。♬ カナレ電気のハイクオリティーな製品群は日本のあちこちで使われています。 空港 サーキット場 中継現場 社長さんのサインが難解で良く読めません。。。 現在の株価は1952円、時価総額137億円、PBR1.00、自己資本比率は87.4%の有利子負債0で鉄壁、今期予想PER12.43、配当利回り2.5%(48~50円)、総合利回り3.5%(48+20=68円)で、優待は年2回100株で1000円相当、200株で2000円相当のクオカードです。 カナレ電気の優待クオカードはデザインがクールで非常にカッコいいです。今日はいくつか見ておきましょう。 どうです。? 皆様もちょっと欲しくなってきたでしょう。 カナレ電気は、業績も好調かつ安定していますし、なにしろ財務は万全ですし、PF中位としては十分過ぎるくらいに良い銘柄と思います。これからも優待改悪・廃止が無い限りはホールドして応援していく予定です。
Apr 21, 2019
今年のここまでの相場を優待バリュー株投資家としての立場から俯瞰すると、一言で言うと、「難しい相場」だなあ、と感じます。 指標的に目玉が飛び出る程に割安でも上がらない、同じく指標的に割安でかつまずまずの成長力があっても上がらない、総合利回りが非常に高く指標的にも妥当な位置でバランスの良い銘柄でも上がらない、要は、バリュー投資家+優待族的な見地からは「この水準なら十分に安い」と確信を持てる銘柄であっても株価はピクリとも反応しない、そういった状況が続いています。 ただ改めて考えてみると、アベノミクス下で億り人が量産されたここまでの数年間があまりにも優しくかつ異常だっただけで、今くらいの「爪がちーとも引っ掛からないツルツルの氷柱相場」が日本株市場の通常の状態であるようにも思います。 また、優待株バブルが既に破裂し、東証1部昇格狙い投資法で何杯でも新米が食べられた素敵な季節も終了した今、私は「手元に強力な武器が、切り札となるジョーカーがない状態」ともなっています。 そんな中で今一番心掛けているのは、ポートフォリオ上位銘柄に関して、極力業種的な分散を掛けて多様な視点から銘柄を選択することと、後は過去の自分の取引結果を精査して、相性の良い、いいパフォーマンスを上げることが出来たやり方・セクターの投資比率を上げることです。 自分の昨年2018年の成績は過去最悪の酷いものでした。投資家として間違えることはよくありますし仕方のないことですが、間違ったままの状態であり続けることは致命傷となります。強い決意と覚悟をもって、今年の2019年相場に取り組んでいます。
Apr 20, 2019
さて今日は株式投資本オールタイムベスト87位 ザ・タートル (マイケル・コベル著、日経BP社) の最終回第4弾です。 今日も抜群に面白い第11章、チャンスをつかんだ男 から。今日は、23人のタートルズの中で出世頭となった、ジェリー・パーカーの言葉を見ていきましょう。 パーカーは、、、言う。「みんな結局は、株式への分散投資やバイ・アンド・ホールド、あるいはアナリストのファンダメンタル分析に耳を傾けるほうを選ぼうとする。そんなやり方で利益が得られると本当に思うのだろうか?」 どんなに精密に分析しても、トレンドフォローの要素を組み入れなかったら、運用成績は良くならない。 トレンドフォローは民主主義のようなもの だ。見た目はそれほどよくないかもしれないが、ほかのどのトレーディング手法よりも優れている。バイ・アンド・ホールドに頼る方が賢明だろうか? バイ・アンド・ホールドとは、本当は「バイ・アンド・ホープ(買ってから値上がりを願う)」ではないだろうか。 世界は分析するにはあまりに広すぎる。ファンダメンタル分析で立ち向かうには相手が巨大すぎる。 パーカーはバットを構えてボールを強くヒットする準備が出来ていた。。。彼はそれを実現した。ストライクゾーンに入ってくるボールを目がけて、バットを猛烈に振り下ろした。 23人のタートルズの中で、断トツナンバーワンの出世株&トレンドフォローの申し子のジェリー・パーカーの言葉にはずっしりとした鋼鉄の響きがあります。 あらゆる投資家はその投資法にトレンドフォローの要素を組み込むべきであり、またそうしなければ良いパフォーマンスを上げることが出来ない という事は、投資家人生19年の内で前半の15年をバリュー一辺倒に捧げてきた私も今では身を持って痛切に体感しています。そして自らの投資手法にトレンドフォローの魔法を取り入れることによって、少しでも、半歩でも良い投資家になりたいと考えています。 さて、これでこの本の紹介は終わりです。激辛コベル節満開の最高に刺激的な一冊ですね。未読の方は是非。
Apr 19, 2019
そのイタリアンレストランは、街中の大きな交差点に面したボロボロの雑居ビルの3階にあって、もちろんお店まではエレベーターなんかは無いのでぎょっとするほど凄く狭い階段を歩いて登らなくてはならなくて、でも途中の2階の踊り場にはなんかゴミみたいのも置いてあるし、全体に薄暗いし、ちょっと入るのに勇気がいるお店でした。 さらに悪いことに、そのボロい雑居ビルは形もなんだか三角っぽくておかしくて、そのせいでお店の中もウナギの寝床みたいに細長でちょっとおかしな空間でした。 じゃあなんでそんなお店に入ったのかというと、私はその交差点を良く通っていて、そのぼろビルの3階にイタリアンレストランがあることは以前から知っていて、よく見上げて観察をしていたのです。最初は、「3階かー、商売には厳しそうだな。いつまで持つかな。。。」と思っていたのですが、何年経ってもどうしても潰れないし、お店の大きな窓越しにはいつもお客さんがいる気配がしているので、「うーん、これはきっといいお店なんだな。」と推測するに至ったのです。 そうして入ったお店は、まだ若そうで、でもかなり気難しそうな男性のシェフが1人でやっていて、もしも混雑したら全然回らなくなりそうな感じでした。メニューはパスタなどのシンプルで素朴なイタリア料理が中心で、どれもリーズナブルでかつとても美味しくて、私の様なバリュー投資家にはとてもいい感じのお店でした。 でも、このお店の長所はそこではありませんでした。長細い店内にはカウンターと、後は大きな窓際のテーブル席しかないのですが、このテーブル席から、下の交差点を行き交う人々が実に良く観察できるのです。3階と言っても背の低い雑居ビルなので2.5階くらいの感じで、歩きいく人の表情まで見て取れます。そしてみんな、古ぼけた雑居ビルなどに興味はないので、こちらを見上げる人もいません。 ところで私の母親に趣味を聞くと、昔から「人間観察。」と即答するのですが、その血を引いた私も「じっくりと人を観察する」ことが大好きで、このレストランはそんな私にはぴったりのお店なのでした。美味しいパスタを頬張りながら、じーっと地上の交差点を過ぎ行く人々を飽きもせず眺めるのは、自分には極上の時間でした。 そしてその時、ふと、気付いたのでした。 結局自分が欲しているのは、「もっと高い所からの景色を見ること。」ただそれだけなんだと。
Apr 18, 2019
さて今日は株式投資本オールタイムベスト87位 ザ・タートル (マイケル・コベル著、日経BP社) の第3弾です。 今日は、抜群に面白い第11章、チャンスをつかんだ男 から。 結論を言えば、ジェリー・パーカー、リズ・シェヴァル、トム・シャンクス、ハワード・シードラー、ポール・レイバー、そして師匠のビル・エックハートは、、、才能を発揮した。特別な何かがあったということだ。 タートルたちが独立する以前の1986年、、、(タートルズの育ての親の)デニスは、次のように答えている。「、、、全員が史上最高のトレーダーになるわけではないだろう。だが、本当に 凄腕のトレーダーが何人かは育つはず だ。」 その言葉通りにジェリー・パーカーは凄腕トレーダーになった。 1988年から2006年までのパーカーの収入を見れば、タートルの物語がいまなお健在であることがわかる。。。 パーカーの純資産は7億7000万ドル ほどと推定できる。 前述したとおり、 タートルズは初年度13人、次の年に10人の合計で僅か23人 しかいません。そして その中の数割が巨大な金銭的な成功を収め、特に最も成功したジェリー・パーカーは世界有数の投資家にのし上がったという事実は極めて重い と思います。トレンドフォロー/モメンタム投資手法には明らかなスーパーパワーがあることを何よりも明白に示している ということですね。 (続く)
Apr 18, 2019
さて今日は株式投資本オールタイムベスト87位 ザ・タートル (マイケル・コベル著、日経BP社) の第2弾です。 今日は非常に出来のよい第4章、哲学 から。 タートルたちは、「トレンドフォロー」のトレーダーとして訓練された。。。市場価格が動くのを待ち、動き出したらその流れをつかむのである。 トレンドフォローという手法を生み出したのは、、、1950年代から1970年代にかけて活躍した、、、リチャード・ドンチャン。。。ドンチャンこそ、誰もが認めるトレンドフォローの父である。 トレンドフォローでは、価格がどれだけ動くかという予測はしない。 トレンドフォローでは、毎回正しくあろうと思ってはいけない。その取引が間違いだと気づいたら、すぐに損失を受け入れて、次の取引へ進むのだ。 「価格」という要素こそが、唯一信頼できる定量的な指標 だ。 われわれが取引しているのは、人間の心理 だ。 トレンドフォローの考え方が良く表れた名言が多いですね。♬ ファンダメンタル分析から利益を得ることはできない。利益は、売買することによって得られるもの だ。 価格と言う本質がわかっているのに、どうして見せかけの情報にとらわれる必要があるのか。 このデニスの言葉は、トレンドフォロワーからのバリュー投資家に対する攻撃として非常に良くあるものなのですが、一面の真理を突いていると思います。私達バリュー投資家は 「未来の価値を探求し過ぎていて、現実を全く見ていない。ちょっと泰然・悠然とし過ぎている。」 という大きな欠点があるんですね。(滝汗)
Apr 17, 2019
さて今日は株式投資本オールタイムベストです。第87位は、 ザ・タートル (マイケル・コベル著、日経BP社)です。 著者のマイケル・コベルに関しては以前に、超名著 規律とトレンドフォロー売買法 を紹介しています。今日は当時の書評を貼っておきますので、未読の方はこの機会に是非ご覧下さい。1. 総論2. トレンドフォローこそが投資の聖杯3. トレンドフォローがうまく行く理由 お勧め4. トレンドフォローはバイ・アンド・ホールド戦略に勝つ5. ジョン・ヘンリー6. エド・スィコータ7. ホームラン8. ナンピンするのは気分が悪くならないとおかしい9. 強気なのに買っていないのは非論理的10. 勝ちトレードをいつ手仕舞うのか? お勧め そして今回紹介するザ・タートルもこれまた実に良い本です。 さてここで復習として、まずは「タートルズ」とは一体何だったのか? を説明しておきましょう。 僅か数千ドルを元手として30歳台半ばまでに数億ドルの資産を築いた伝説の先物トレーダーで、 超名著である マーケットの魔術師 にも登場しているリチャード・デニスと、 新マーケットの魔術師 に登場し、デニスの親友&パートナーで天才数学者のウィリアム・エックハート の2人は、 「有能なトレーダーは養成できるのか?」 で論じ合いました。デニスは「誰でも訓練すれば勝てるトレーダーになれる。」と言い、エックハートは「それは絶対に無理。トレーディングの技術は教えることが出来ない。勝てるかどうかは素質で決まる。」と言いました。 そして2人は賭けをすることになりました。 まるで映画のような魅惑的な話 ですね。大きな新聞広告を打ち人材を募集し、初年度13人、次の年に10人に教育を施し実際にトレードをさせました。そしてこの 23人の中から大成功を収めるトレーダーが続出した ことから、彼らは タートルズ として知られるようになったのです。 賭けはなんとデニスの勝ち だったということですね。ちなみに何故この名が付いたのかと言うと、デニスがシンガポールで亀(タートル)の養殖場を見たときに 「シンガポールで亀を育てるように、私達はトレーダーを育てよう。」と言ったから だとされています。 、、、そしてこの「ザ・タートル」はその僅か世界に数十人しかいないタートル達が、先生であるデニスとエックハートから本当は何を学んだのか?、その後の人生はいったいどうなったのか? について赤裸々に迫った驚愕のドキュメントです。 著者のコベルは「良い意味で常軌を逸している、完全にクレイジー」な熱心なライター なので、読み物としても抜群に面白いですし、またトレンドフォロー投資手法について学ぶ本としても第一級であると思います。 それでは次回からは、この本のベストオブベストのところだけをコンパクトに見ていくことと致しましょう。(続く)
Apr 16, 2019
さて今日は2019ポートフォリオ概況シリーズです。 235位 3132 マクニカ・富士エレホールディングス (東1、3月優待) ◎ PF時価総額235位の中堅銘柄は、独立系の半導体商社としては国内トップ級のマクニカ・富士エレホールディングスです。 現在の株価は1628円、時価総額1022億円、PBR0.79、自己資本比率は45.5%、今期予想PER9.89、配当利回り3.1%(50円)、総合利回り4.0%(50+15=65円、利回りが一番高くなる200株保有の場合で換算)で、優待は100株保有で1000円相当のクオカード、200株保有で3000円相当のカタログギフトまたは「クラブオフ」会員サービス、500株保有で3000円相当のカタログギフトおよび「クラブオフ」会員サービスです。 それでは今日はマクニカのカタログギフトの実際を少し見ておきましょう。 滅茶苦茶美味しかったです。 マクニカは富士エレHDは、指標的にも割安ですし、優待内容も手厚くて株主思いの良い銘柄です。これからも優待を楽しみにのんびりとホールドして応援していく予定です。
Apr 15, 2019
さて大変なご好評を戴いている 「株式投資本オールタイムベストシリーズ」 ですが、今日はその ベスト80 をまとめておきます。 私が投資家としての生を受けて今年で19年が経ちました。今日紹介するのは、今までに数千時間以上をかけて読み倒してきた数百冊の投資本の中のまさに至高の「ベスト・オブ・ベスト」です。 今この日記を書いている机から8秒以内に手が届くところに全てがある、投資家として「全幅の信頼を寄せている」本たちです。私は資産を失っても、家を失っても、投資家として何度でもやり直せるという自信があります。でもその時にもしも、この子達が自らの傍にいなかったらそれはもう全然ダメです。つまり この記事は、私の投資家としての頭の中の全て ものの見方・考え方の全て ということです。 そして同時にこの記事は、私の投資家としての 「ある意味での集大成」 とも言える内容でもあります。このベスト80には私がどのような投資家であり、何を大切にしているのか、そしてどういうことを考えて毎日を戦っているのか、の全てが表出していると思っています。 全部読めば実力UP間違いなし、まさに「永久保存版」 絶対の自信を持って皆様にお届けする渾身の日記となります。勿論完全に無料でのおとどけですが、率直に言えば有料note化して高額な原稿料を戴いても全く問題がないレベルであると自負しています。また余談ですが、このシリーズに関しては個人的に書籍化を希望しています。「出してもいいよー。」という出版社がありましたら、是非宜しくお願い致します。 前置きが長くなりました。 それでは早速始めましょう。 1~10位 11~20位 21~30位31~40位41~50位 51~60位61~65位66~70位 71~75位 なお未読の方は「持てる筆力の全てを尽くした」完全燃焼の上記のベスト75を是非今すぐに御覧下さい。 76位 ワイコフの相場大学 (リチャード・ワイコフ著、パンローリング社) リチャード・ワイコフ(1873~1934) は、 ジェシー・リバモア と同時代を生き抜いた投資家&ジャーナリストであり、 モメンタム投資家の始祖 と言っても良い偉大な人物です。そして彼の影響は、 アナ・クーリングのVPA(価格出来高分析) や ウィリアム・オニール の CAN-SLIM投資手法 にもはっきりと見て取れます。つまり、彼の一連の著作は、株式投資界におけるまさに古典なんですね。1. 総論2. プロは悪材料で買う。3. トレーダーの報酬は無限大∞77位 ワイコフの相場成功指南 (リチャード・ワイコフ著、パンローリング社) ワイコフの文章と言うのは非常にシンプルで分かりやすいんですね。インターネットも、そしてコンピューターさえも存在せず、株式投資に関するノイズが少なかった100年前だからこそ書けた、相場の真実がここに静かに記録されているのです。1. 総論2. 株で損をするとIQが下がる3. 指値注文は節約になるというよりも、相当に損をすることの方が多い4. ワイコフが蒔いた種 1 (L=先導株を買え)5. ワイコフが蒔いた種 2 (N=新高値を買え)6. ナンピンは手探りで天井や底を見つけようとする行為である78位 ブラックエッジ 資産1兆円の男、スティーブ・コーエン物語 (シーラ・コルハトカー著、パンローリング社) 本書は、 マーケットの魔術師 株式編 にも登場する、天才トレーダーの スティーブ・コーエン が率いる世界最大級のヘッジファンドであるSACキャピタル・アドバイザーズが犯した一連のインサイダー取引をめぐる、SACとFBI(米連邦捜査局)やSEC(米証券取引委員会)の激烈な攻防を描いたドキュメントです。読み物としての面白さも抜群ですね。1. 総論2. 投資成績を分けるのは、心理的な障害を超えられるかどうか3. トレードの最中に爬虫類の様に振る舞う能力は、ほとんど遺伝子の異常4. ホワイトエッジ・グレーエッジ・ブラックエッジ5. 究極のドテン6. その後のスティーブ・コーエン79位 会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方(渡部清二著、東洋経済新報社) この本を読むと、渡部氏は「本物の稼いでいる投資家」であるということが喉元にダイレクトにグイグイと伝わってきます。そして、自分もいつか彼の様な「本当に役立つ」本を書きたいな、とも感じましたね。1. 総論80位 ヘッジファンドの帝王 (マイケル・スタインハルト著、パンローリング社) マイケル・スタインハルト は、永遠の名著 マーケットの魔術師 にも登場している著名ファンドマネージャーであり、その 抜群の成績とヤバくて超キレやすい激しい性格で有名 ですね。1. 総論2. 見ててやるよ3. スタインハルトの4原則 以上、 みきまるの優待バリュー株日誌特別編 株式投資本オールタイムベスト80のまとめ でした。
Apr 14, 2019
さて今日は通常の2019PF概況シリーズです。 234位 9728 日本管財 (東1、3・9月優待) ◎ PF234位はビル総合管理会社の日本管財です。 現在の株価は1987円、時価総額818億円、PBR1.51、自己資本比率は65.2%、今期予想PER14.25、配当利回り2.5%(50円)、総合利回り4.5%(50+40=90円)で、優待は100株保有で年2回2000円相当の商品です。また3年以上継続して保有の場合は3000円相当にグレードアップします。 日本管財は何と言っても年2回優待銘柄なのがいいです。これは優待族としての根本的な大原則ですが、 優待は絶対に年1回よりも年2回銘柄の方がいい のです。株価が安定する、御褒美が2倍なので御機嫌でホールドしていきやすい、万一売却しなくてはならなくなってもその好機となるタイミングが多い、などの様々なメリットがあるからです。そしてそれは、例え優待が年1回で4000円相当が、年2回に分けることで2000円相当になるという、 「朝三暮四」的な事であっても、それで全然OK です。 こういう話をすると、 お前ら優待族は、本当に文字通りに脳みそがサル並なんだな。 という御批判と、 マリアナ海溝 よりも深い軽蔑を歴戦の凄腕バリュー投資家の方々から戴くことが良くあるのですが、 猿(優待族)が人間(バリュー投資家)に結果として勝つこともある のが、 メンタルの安定が投資成績に対して決定的に重大な役割を果たす株式市場の奥深さ なんですね。ウキキッ。(笑) すいません、話が大幅に脱線しました。それでは年2回の魅惑の日本管財優待の実際を見て行きましょう。私は過去に様々な商品を楽しく選択しています。今日は1つだけ代表例を見ておきましょう。 日本管財優待の朝のスープセット 本当に文字通りに朝ごはんに抜群に良く合います。いくつか見ておきましょう。 ほらぁ、みんなもここが欲しくなってきたでしょう。♬ 日本管財は地味ながら確かな成長力もありますし、指標的に特に割高感もありませんし、何しろ年2回優待銘柄ですし、優待族的にはなかなか良い銘柄です。これからも優待を楽しみに御機嫌でホールド継続の予定です。ウキキキッ。♪♪
Apr 13, 2019
さて今日は株式投資本オールタイムベスト86位ティリングハストの株式投資の原則 (ジョエル・ティリングハスト著、パンローリング社) のクライマックス&最終回第9弾です。 今日は、第16章 どれだけの債務が過大なのか から。 たいていの場合、終局の引き金を引くのは過大な債務である。 企業のライフスパンに興味がある投資家にとっては、日本は学ぶべき場所である。 1700年以前に設立された企業は全世界で967社あり、そのうちの半分以上が日本にある。 日本の上場企業の半分は借り入れを上回る現金を保有しているが、これはほかの先進国では見ることのできない現象 である。彼らの貸借対照表に計上されている営業権はほかの地域に比べて小さなものであるが、日本企業も独自の有名なブランドと不滅のフランチャイズを持っている。 日本企業はこの「失われた30年」で絞り上げられかつ鍛え上げられ、財務的に極めて健全なところが多くなりました。また世界各国と較べても指標的にも非常に割安なところが多くなっています。 ティリングハストは割とそんな日本株が好きで、「株式投資18の勝ち技(日経ホームマガジン)」の中のインタビューでも激賞しています。ちょっと見てみましょう。 日本は小型株の投資家にとっては素晴らしい市場 だ。米国よりも人口が少ないのに、米国に比肩するほど多くの小型株が上場しているからだ。 また、 他国に比べて日本は詐欺師まがいの悪質な経営者が少ない。これも私が日本の小型株を強く選好する理由の1つ だ。 日本は特に小型株が過小評価されている。 世界最高のファンドマネジャーであるティリングハストの目から見ても、「日本の小型株は激安」ということ ですね。これはとても力強い言葉ですし、励みになります。 さてこれでこの本の紹介は終わりです。味わい深い文章表現が多く、何度も読み返したくなる名著ですね。未読の方は是非。
Apr 12, 2019
さて今日は株式投資本オールタイムベスト86位ティリングハストの株式投資の原則 (ジョエル・ティリングハスト著、パンローリング社) の第8弾です。 今日も、危険な企業の見極め方に関して述べている、 第12章 送りつけられたレンガと会計の謎 から。 マイナスのフリーキャッシュフローと売掛金と在庫と無形資産の急増は、利益の改ざんに共通してみられる兆候である。 危険を避けるために、会計の謎を解明する必要などない。ただ、警告を見出しさえすればよい。 確かに「ヤバそうだな。何か会計的なトリックを使ってそうだな。」という企業というのは財務3表に「隠しきれない何らかの痕跡」が現れることが多く、その実態ははっきりとは分からないにせよ、少なくとも危険性は事前に察知できることが多いです。9963江守グループホールディングスなんかは典型例でしたね。 マジシャンたちは、「調整済みEBITDA」のような呪文を繰り返すことで、自らの都合の良い点に注意をそらすことができることを知っている。 EBITDAは操作できないと言う者もいるが、インチキ会社のワールドコムはEBITDAと利益の双方を水増ししていた。 最近は日本でも最終利益は全然出ていないのに、「調整済みEBITDAでは大幅プラス」などと過度に強調する企業が出てきています。私も非常に注意しなくてはならないと気を引き締めています。 不正会計の最も邪悪な種が簿外債務。 サーキット・シティは脚注で、40億ドルのオペレーションリースの支払いを含めた56億ドルに上る将来の支払い義務を公表していた。 人生はあまりに短く、苦悩にかまけている暇はない。選択対象となる銘柄は何千とあるのだ。 情報開示は素晴らしいことであるが、 大量の情報を必要とする複雑な構造を持つ企業で幸運に恵まれたことはない。 複雑な構造を持つ企業やあいまいな情報開示を行う企業が何かを隠そうとしている ことは珍しくない。 脚注があまりにも多すぎる場合、投資家はその企業から離れるべき である。 脚注に多くのページが割かれており、私自身、株式を保有していないのであれば、私はその企業は何かを隠そうとしていると結論付け、その場を離れる。 悪い情報を「脚注」に押し込めて投資家を欺こうとする企業は多いですね。私も過去に主力で投資していた銘柄で、自分の実力と経験不足で脚注トリックを見抜くことが出来ずに爆死したことがありました。それ以来、「脚注にごにょごにょと変なことが書いてある」場合は、極力大きな投資を避けるようにしています。(続く)
Apr 11, 2019
さて今日も通常の2019PF概況シリーズです。 233位 3288 オープンハウス (東1、9月優待) ◎ PF233位は、不動産仲介からスタートした独立系不動産会社のオープンハウスです。 高い成長力が魅力ですね。♬ 現在の株価は3985円、時価総額2294億円、PBR2.08、自己資本比率は28.2%、今期予想PER6.06、配当利回り3.0%(121円)、総合利回り3.8%(121+30=151円)で、優待は100株保有で3000円相当のクオカード+自社仲介または自社グループ販売住宅購入時10万円キャッシュバック(こちらは0円換算)です。また長期株主優遇優待制度もあります。 オープンハウスの魅力は何といっても業界最高とも称される営業部隊の強大な戦闘力です。私はしばらく前に東京のある街を散歩していた時に偶然オープンハウスのサンドウィッチマンの方に出会いました。 思わず「お疲れ様です。株主として応援しています。」と声をかけたら、凄まじい形相で、「それはありがとうございます。ちょっとすぐソコなんで、是非、家を見に来て下さい。」 と迫られたことがありました。 そしてその尋常ではない血走った切迫感と湯気のように漂う凛とした緊張感から、「これは本当に頼もしい。これだけ熱意溢れる営業部隊を持つオープンハウスは大安心してホールドできるな。」と強い感銘を受けました。これからも優待と成長力を楽しみにしながら、ホールド継続の予定です。
Apr 10, 2019
さて今日も2019PF概況シリーズです。市場も凪(な)いでいますし、ガンガン行きます。232位 7939 研創 (東JQS、3月優待) ◎ PF時価総額232位は、企業向けサイン、ネーム板等金属銘板の国内トップの研創です。 現在の株価は417円、時価総額16億円、PBR0.76、自己資本比率は38.6%、今期予想PER6.75、配当利回り2.4%(10円)、総合利回り3.6%(10+5=15円)で、優待は100株保有で500円相当、1000株保有で1000円相当のクオカードです。 研創は指標的に十分に割安で、PF中位としては実に良い銘柄と思いますね。
Apr 9, 2019
さて今日は通常の2019PF概況シリーズです。 231位 2613 J-オイルミルズ (東1、3月優待) △ PF時価総額231位の中堅銘柄は、2004年に製油企業3社(ホーネン・味の素製油・吉原製油)が合併して誕生したJ-オイルミルズです。 現在の株価は4090円、時価総額685億円、PBR0.78、自己資本比率58.6%、今期予想PER15.13、配当利回り2.2%(90円)、総合利回り2.9%(90+30=120円)で、優待は3月株主に100株保有で3000円相当の自社商品です。 今日は私が過去に戴いた優待品をいくつか頂きましょう。 2018年です。 2017年です。 2016年です。 J-オイルミルズは、会社誕生来の業績推移を見ても、第1期に少し赤字を出しただけで後は非常に安定しています。これからも優待を楽しみにのんびりとホールドして応援していく予定です。
Apr 8, 2019
さて今日は通常の2019PF概況シリーズです。 230位 8032 日本紙パルプ商事 (東1、3月優待) ○ PF230位は、紙流通首位の日本紙パルプ商事です。 現在の株価は4160円、時価総額624億円、PBR0.65、自己資本比率は25.1%、今期予想PER9.16、配当利回り2.6%(110円)、総合利回り3.2%(110+25=135円、優待品はみきまる調べによると2500円相当)で、優待は100株保有で 「JPワンタッチノーコアNトイレットペーパー」24ロールです。 写真では分かりにくいですが、実際には凄まじい重量とボリュームです。更に巻きが固くて1つが非常に長持ちもします。また「う●ち」をしない人間はこの世の中に1人もいませんので、このへヴィー級の優待品が親切にも家まで届くというのは、極めて実用的とも言えるでしょう。 日本紙パルプ商事は指標的にもまずまず割安ですし、優待品にも一定の魅力があり、PF中位銘柄としては特に過不足の無いものと考えています。
Apr 7, 2019
さて今日は2019ポートフォリオ概況シリーズです。 229位 3708 特種東海製紙 (東1、3・9月優待) ○ PF229位は、特種製紙と東海パルプが統合して誕生し、独立系の特種東海製紙です。 現在の株価は4170円、時価総額642億円、PBR0.84、自己資本比率52.4%、今期予想PER14.84、配当利回り1.2%(50円)、総合利回り1.4%(50+10=60円)で、優待は1000株保有で3月に1000円相当のクオカード、9月に自社特製カレンダー(0円換算)です。 尚3年以上継続保有の場合、3月優待は100株以上300株未満の株主は自社グループトイレットペーパー8パックまたは同キッチンペーパー12個、300株以上は自社グループトイレットペーパー8パックまたは同キッチンペーパー18個より選択となります。 具体的に内容を見てみましょう。 3月優待(100株を3年以上保有)です。 9月優待のカレンダーもさすが製紙会社だけあって上質です。 特種東海製紙は指標的には妥当な株価位置ですが、優待内容は実用的でかなり魅力的です。これからも優待を楽しみにのんびりとホールドして応援していく予定です。
Apr 6, 2019
さて今日は、2018~19主力株概況シリーズで紹介してきたポートフォリオTOP50銘柄をまとめておきます。平成最後のポートフォリオまとめですね。 まず復習として、TOP40銘柄についてはこちらをどうぞ。 1~10位 11~20位 21~30位 31~40位 それでは私にとって大切なPF上位銘柄がぎっちりと並ぶ、41~50位のまとめです。 41位 2153 E・Jホールディングス 東証1部昇格狙い投資法の終焉を強く印象付ける事例となりました。ただ、個別で見ると、ここは実にいい銘柄ですね。 42位 7485 岡谷鋼機 江戸初期創業で、中部財界のドンでもあります。地元の名古屋では、「嫁に出すならトヨタより岡谷の社員」と言われるほどの超名門企業ですね。 43位 9268 オプティマスグループ ここは グリッチ 狙いで多めに買ってみました。どうなるでしょうね。? 44位 7475 アルビス 優待株いけす内の定期的な巡回探索中に「あっ、アルビス、この株価位置は安いな。これはイケる!!!」と突然に見出され、「赤丸急上昇」でポートフォリオ上位に一気に飛び込んできました。高い成長性と割安性を同時に兼ね備えた、「 クオリティ & バリュー 」な非常に良い銘柄ですね。 45位 7508 G-7ホールディングス G-7の着実な成長を見ると、「フランチャイジービジネスだけでもこれほどの成功を収めることが出来るんだな。」と改めて目を開かされる思いがしますね。 46位 7552 ハピネット ハピネットは指標的にも安いですし、優待内容にも非常に力がありますし、更には十分な総合利回りも出ています。総合的に考えると、十二分にPF最上位の一角に足る素晴らしい銘柄であると考えています。 47位 5902 ホッカンホールディングス その驚異的な指標的な割安感と、自分の大好物の 「缶詰優待」銘柄 であることを高く評価して優待MAXとなる2000株+αまで買い増したため、ホッカン史上初のPF上位への進出を果たしてきました。 48位 2193 クックパッド 私は、「クックパッドの実質的な企業価値がたったの数十億円というのは、常識的にそして多面的に考えておかしい。」と思って今回主力参戦しました。 49位 7516 コーナン商事 ここはこの数年でエクセレントな銘柄に変貌してきていますね。 50位 9202 ANAホールディングス 、、、私の最愛の優待株ですね。 以上、2018~19ポートフォリオTOP50のまとめでした。 2019主力株概況シリーズ 免責事項 2019主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Apr 5, 2019
さて今日は 2018~19主力株概況シリーズ です。ついに50位まで到達しました。 50位 9202 ANAホールディングス (東1、3・9月優待) ◎ PF時価総額50位の上位銘柄は、国内線・国際線共に日本1位のANAホールディングスです。私は個人的に幼少の頃からANAの事が好きでした。そして今でもそのまま、いやむしろ以前よりも大好きです。なので、率直に言って、ここが私の「最愛の優待株」となります。 「空飛ぶウミガメ」、、、私も乗りたいなあ。。。 現在の株価は4033円、時価総額14054億円、PBR1.25、自己資本比率は41.2%、今期予想PER12.91、配当利回り1.7%(70円)、総合利回り4.2%(70+100=170円、優待券はヤフオク平均落札価格の1枚5000円で換算)で、優待は100株保有で年に2回普通運賃50%割引の株主優待券+グループ優待券などです。 また、この優待カレンダーがカッコいいんですよね。。。 うっとりするほどに美しい写真ですね。 ちなみに優待券は到着の度に色が変わるのですが、私の観察によるとどうやら全部で4色あるようです。 さてANAは2012年に大型増資爆弾投下があり、 株価超暴落で、我々ホルダーが「枕を並べて仲良く討ち死」したのは未だに記憶に新しいところ です。 また、 一般的に言って航空会社と言うのは、競争が厳しく、利益水準は非常に低く、新しい機材を永遠のラットレースの様に買わなくてはならず、更にはテロ等の世界情勢不安定化の影響を強く受けるなど、悪材料には常に事欠かない状態 です。 そのため航空会社というのは、 バリュー投資家としての観点からは、PF上位でホールドするなど「言語道断&完全にクレイジー」な鬼畜の所業 なのですが、優待族的な見地からは優待券の実用性の高さから逆に超鉄板銘柄でもあり、非常に悩ましいところです。 ただ、ここ数年のANAは珍しく業績も絶好調ですし、私は「嬉しいけど、でもなんだか逆に不気味なんだよな。」と思いながら、久方ぶりにのんびりとくつろいだ気分で楽しくホールドを継続しています。♪♪♪2019主力株概況シリーズ 免責事項2019主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Apr 4, 2019
さて今日は2019PF概況シリーズです。228位 7277 TBK (東1、3月優待) ◎ PF228位は、トラック、バス用ブレーキで首位のTBKです。 現在の株価は427円、時価総額125億円、PBR0.41、自己資本比率は53.1%、今期予想PER11.70、配当利回り3.8%(16円)、総合利回り4.9%(16+5=21円)で、優待は「1年以上の継続保有を条件として」100株保有で500円相当のクオカード、500株で山形県産米2キロ、1000株で山形県産米5キロです。 TBKは低PBR、好財務、高い総合利回りの3つが揃った実に良い銘柄です。それにしても自動車部品関連には本当に魅力的な水準の優待バリュー株が多いですね。♬
Apr 3, 2019
さて今日は当ブログ一番人気の2018~19主力株概況シリーズです。 49位 7516 コーナン商事 (東1、2月優待) ◎◎ PF時価総額49位の上位銘柄は、ホームセンター業界4位で大阪地盤のコーナン商事です。 現在の株価は2747円、PBR0.86、自己資本比率は34.3%、今期予想PER9.29、配当利回り1.9%(52円)、総合利回り2.2%(52+9=61円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の90%で換算)で、優待は100株保有で1000円相当の自社商品券です。1000株保有までは戴ける商品券はどんどんと増えていきます。 実際の買い物例を御覧頂きましょう。 コーナン商事は他の中堅ホームセンターの買収などによるマイルドながらも確実な成長力があり、また自社PB商品の拡充などを通じて着実に利益率も高まってきており、 更に同時に指標的に非常に割安で、過去10年間で一度も赤字がなくかつ常に営業キャッシュフローもプラスと、この数年でエクセレントな銘柄に変貌しつつあります。 (上記データは良かった頃の昔の四季報オンラインプレミアムより引用) そのため、優待MAX分を保有していくのに全く問題が無いばかりか、更にポートフォリオ上位で戦えるだけの総合戦闘力を秘めた銘柄であると私は認識を新たにしています。 ここコーナン商事は、2012~2013年頃には予想PERが3~4倍台と驚異的に割安だったためにPF10~20位あたりの主力の一角として戦った銘柄ですが、今の市場環境下で改めて見直すと、再び大きく勝負できるポテンシャルがありそうです。2019主力株概況シリーズ 免責事項2019主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Apr 2, 2019
いやあ桜舞い散る4月になりましたね。 さて新元号は「令和」に決まりました。英訳の「Order and Hermony」の様に、私もポートフォリオの秩序と調和をしっかりと守ってこれからも戦って行きます。 それでは皆様、今月もよろしくお願い致します。
Apr 1, 2019
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