みきまるの優待バリュー株日誌

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Feb 6, 2022
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カテゴリ: 優待株について
​​ ​​​  今日の日記は、「絶対基準優待バリュー株を考える」シリーズの最終回となる第3弾です。





 「優待族としての根幹&次世代司令塔発掘」のための極めて重要な記事となっています。




 なので、未読の方はぜひ第1弾からお読みくださいね。。。。。










 ここまで、第1弾となる




 ​ ​絶対基準優待バリュー株のこれまでの変遷​








 第2弾となる




​​ 絶対基準優待バリュー株の定義




 をお送りしてきました。













 さてそれでは今回はいよいよ、今の4代目司令塔の ​ 8591オリックス ​ に代わる5代目の候補を考えてみましょう。なにしろオリックスには既に70万人もの株主がいます。いつ優待改悪や廃止があっても経験上全くおかしくはない状態ですからね。




 つまり、「絶対王者オリックス亡き後の5代目」を前もって見定めておくことは「優待族としての危機管理」上必須なのです。だって何の準備もないままに突然にオリックスを失う日が来たら、





​​ G-7の悪夢





 が丸っとそのまま再現されかねないからですね。(滝汗)







 それでは大切な日記を始めましょう。。。









 ​​​​
筆頭候補は7552ハピネット ​ です。指標的に安く、総合利回りも高く、巧みなM&Aを繰り返しながらじりじりと成長を続けており、玩具卸業界内での地位はダントツトップで一定の  「経済的な堀」  もあり、財務状態は鉄壁でほぼ無借金、個性豊かな選択制のおもちゃ優待の独自性も素晴らしい、極めてハイクオリティな銘柄だからです。



 ただし過去25年間で2回最終赤字があり、​ 「リンディ効果」 ​ があるかはちょっと不安があります。またおもちゃ業界の宿命で、その年にヒット作が出るか出ないかで業績が大きくぶれやすいのも弱点ですね。


















 次の候補はややトリッキーですが、 ​ 7185ヒロセ通商 ​ です。FX大手で指標的に安く、利益率が高く、安定的に美味しいビジネスを展開しています。



 また「ヒロセびっくり箱」とも称される優待内容もエキセントリックでとても印象的です。欠点としては実質的な総合利回りがやや物足りないことと、FX銘柄は株式市場での評価が元々低いので、同じ業界内のライバルである7338インヴァスト、8704トレイダーズHD、8732マネパ辺りと較べた時の相対的な割安感に乏しいことです。


















 3つ目は、マンデベ大手の ​ 8928穴吹興産 ​ です。市場では最も不人気な業種の1つに属する銘柄ですが、ここはリーマンショックも余裕の黒字で切り抜け過去25年間で一度も赤字が無く、かつ
​「11期連続で未契約完成在庫0戸」と極めて手堅いビジネスを展開しています。



 もちろん指標的にも安いですし、またうどんの本場である香川県の会社だけあって、ご当地優待のおうどんも非常に美味しいです。欠点としては、激安水準だらけのマンデベ業界内で見るとやや相対的には高いことです。


















 4つ目は、東京・多摩地区から北関東へ展開する食品スーパーの ​ 7520エコス ​ です。​ここは、指標的に割安であり、更にこの数年で「経費削減や管理強化、店舗のスクラップ&ビルドや改装などの地道な努力の積み重ね (IRへの取材より)」によって、以前とは見違えるほどに利益が出る筋肉質の体質に変貌してもいます。



また同時に、「積極的かつ巧みな同業者M&Aによる成長力」があるのもとても良いと思います。過去20年間の優待族としての経験上、「うん、中長期でみると、こういう銘柄が結局一番いいんだよ。いつでも割安で、でも少しずつ確かに成長している。こういう子って、株価ヨコヨコのように見えてもいつの間にかジリジリと上げっていることが多いんだよな。」という感覚を覚える銘柄です。



 欠点としては、総合利回りがやや低くて基準となる4.0%を満たしていないことですね。

















​​
 うーん、5代目の候補は今のところこのくらいかな?






 皆様も、「他にもっといい株があるよー。この優待株も5代目候補になるよー。」というものがありましたら、是非私にもツイッターの方で教えてください。(終わり)
​​





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Last updated  Feb 6, 2022 09:29:26 AM


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