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真夏の夜の夢 南風一昨日夢を見た昼間に美人のきみが私の仕事部屋に入ってきたからきみの姿を正面から見ることとなったきみは白いブラウスを着ていたから胸のふくらみのブラジャーの模様が浮き出ていてちょっとどっきりしたその所為かどうか知らないがその夜きみの夢を見たきみの白いブラウスの胸元は大きく空いていてきみが私の前で少し俯いたので乳房はおろかピンク色の乳首が丸見えになった私は信じられないと半信半疑になりながらきみの乳首を覗き込もうとするときみの乳首は全体を表して富士山型の膨らみの上にピンク色の指先のような姿を現した私は思わずピンク色の乳首を口に含んだところで目が覚めた(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/31
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偶然はズルイ 南風一今の職場は年金受給までのつなぎで就職したほんの5年間だけの職場特に努力して就職したわけでもないし夢や希望を抱いて入社した職場でもない縁があって偶然に入っただけの職場なのにはっとするような美人はいるし穏やかで物静かな物腰の優しい女性はいるし結構当たりの職場には違いないでも特に夢も希望も抱かない出会いは単なる偶然としか思わない私にとってこんな職場はちょっとずるいと思うもし若い頃にこんな職場を知っていたらもっと早く入社して美人の娘か穏やかで優しい女性と結婚していたのに(なんて馬鹿なことを考えている)でも私が若い頃に現在若い美人な娘や穏やかで優しい女性が職場に実在したものかどうかはて?(そんな野暮な疑問は持たないことにしよう)(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/30
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不意打ちの吐露 南風一高校を卒業した春先に高校のクラスのお別れ会があるというので高校へ向かっている途中できみにばったり出くわした(きみは)第一志望の大学に落ちてでも第二志望の大学に受かって急いで進学先へ引っ越して行かなければならないという切羽詰まった大きな人生の節目だったからこそきみの本音の心情を聞き出せることができて思わずきみの好意と勘違いしてしまったという早合点の恋を発生させてしまったのだろうと推測するきみが大学に入学して初めて郷里に帰省した夏休みにきみに暑中見舞いを書いたらきみからの返事には「(あなたのように)受験勉強を頑張っている人たちがいることを忘れて 怠惰な生活を送っていました」という反省の弁とともに「春には進学や引っ越しのことで、ついあからさまな話をしてしまいした」と詫びていたいかにも俺に胸の中を打ち明けたのは春先の彼女の事情がそうさせたのだとでも言いたそうな文面だった翌年の春に彼女のすぐ近くの大学に合格したことを伝えたら「おめでとうございます」という便りがあったけれど住所は帰省先のままだった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/29
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何を目的にして生きるか? 南風一畑に蒔かれたスイカの種が弦や葉っぱが太陽の方向を目指して伸びていくように私たちも何かしら目的に向かって生きる方が充実感という果実も得やすい目標の達成が充実感や達成感をもたらしその成功がまた次の目標へ向けた一層のやる気やがんばりという充実感をもたらすという循環論的な特性はあるもののやはり目標というものを持たないよりは持った方がいいに違いないのだろうか?目標を持たずに生きるということは一面で無為無策ということであり何の為に日々活動して生きているのか?という人生の目的を考えることを放棄してしまっている安易さもあるそれでも人として生まれてきた以上は家族や親族のために生きるという生活本位のものであってもよいしもっと自分の人生の充実のためというものであっても良いだろう目標や目的を持って生きた方が日々の暮らしにやりがいや充足感が持てて随分楽しい暮らしが送れそうだそれでも独りで山奥で隠棲生活を送るという生き方もあっていいと思う自然に触れて誰とも会わずに暮らして行くというのも一つの生き方ではある(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/28
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夏の全国高校野球大会 ブラボー 南風一今年も7月下旬になって全国から甲子園球場の戦いに出場できる各地の代表校が決まったというニュースが連日飛び込んでいる私の住む地方でも今日出場校の代表が決まった結局最後は1点差を守り切った高校がすがり付く高校を振り切って初めて甲子園で行われる夏の全国高校野球大会に出場することとなった1点差で甲子園出場を逃した選手たちにすればあと少しで手に入れられる寸前の甲子園大会への出場切符が目の前からするりと逃げてしまってさぞかし落胆したことだろう高校野球に浪人して再度挑むという選択肢はないからまさに一生に一度の大勝負に違いない知恵と力を尽くして最後に敗れ去ったのには原因と理由があるその最後に敗れた原因と理由を後輩たちに教えて後輩たちに再起を託そうではないか高校生たちの挑戦は一度で終わらない卒業生の背中を追って野球部に入ってくる若者がいる限り全国高校野球の火は消えない今年の夏も全国津々浦々で甲子園出場をめぐる高校球児のドラマが展開されている甲子園大会への切符を掴んだ球児にも不運にも切符をつかみ損ねた球児にも等しく勝利の女神はチャンスを与えてくれたはずそのチャンスをつかみ損ねた球児にこそこれからの再起のチャンスがプレゼントされたものと受け取ろうさあ甲子園大会への切符を掴んだ球児たちも不運にも切符を取り逃がしてしまった球児たちにもこれからの人生は等しく続いていくきみたちは少なくともこれまで人生の敗者ではなかったこれからも人生の勝者の道を歩んでいこう(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/27
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こんにちは! 南風一ほんの20メートルも歩けばきみに会いに行けるけれど普通は行かない1か月に一度くらいお手洗いに出た折に廊下できみと鉢合わせすることがあるけれどそれ以外はほとんどきみと会うことはない今日は4時ころだったのかなお手洗いに行って事務所に戻るところで女子更衣室から出てきたきみとばったり鉢合わせした「こんにちは!」「こんにちは!」きみも私もほとんど同時に同じ挨拶を交わしたきみが「こんにちは!」という挨拶を送ってきたのは初めてじゃないかなと思ういつもなら「お疲れ様です」というので「あれ、今日はどうしたのかな?」私の方はずっと「こんにちは!」という挨拶を送っていたのできみもいよいよ私に感化されてしまったのかなと思うまあそういうことにしてきみの優しい声音と表情に久々に懐かしさを覚えながらきみと私のこんな当たり前の挨拶も永遠に続くことはなくあと何回あるのかな?とそんなことを考えたりした(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/26
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日々生きることの矛盾 南風一近頃、昔職場で威張っていたOBの訃報に接したりすると確かに人間は肉体的な若さが精力的な活動の源になっていたことを実感する昔あんなに肩で風を切って歩いていた人も年老いてしまえば弱々しくなって最後は肉体的な限界を迎えて死んでしまうしかし毎日よく生きること以外に人として生まれてきた人の生きる道はないそして毎日よく生きることは日々年老いてやがて死を迎えることにつながるすなわち毎日よく生きようとして日々をルーティーンに生きることは一日ごとに生存日数を減らして行って早く自分の死がやってくることをひたすら望んでいるような矛盾に違いない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/25
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汗みずくの妄想 南風一今日は土用の丑の日朝から気温はぐんぐん上がってすでに30度Cを超えていたかも知れない仕事に出社したばかりの彼女も最寄りの電車駅から徒歩で700メートルほど歩いてきただけなのに額からブラウスまで汗みずくのようで風呂上がりのような顔をしていた挨拶を交わしたとき軽口の一つも交わせなかったもし「シャワーを浴びるかわりに 素っ裸にして汗を拭いてあげましょうか?」なんて悪い冗談を言っていたら「南風さんって酷いこと言うのよ。私に素っ裸にして汗を拭こうか?って言うのよ」それこそセクハラ男という噂が流れてしまうことになるけれどそれでももし本当に彼女の素っ裸を拝めて乳房や腰を撫でさすることができたら随分嬉しい事かなと想像してそれも一瞬の快楽で長くは続かないかなと思う浅はかな妄想(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/24
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子どもの時間と大人の時間 南風一子どもにとって一年はその年だけの一年だから大きくなっても一年毎の(年齢に付随した)記憶がある他方で大人にとって一年はその一年だけに限らない翌年も繰り返して同じ一年が訪れるから一年毎の記憶がない(従ってある一定年齢以上の年齢に付随した記憶がない)大人が子どものように一年毎の記憶を持つには孫の子どもの時間にちゃっかり紛れ込むことに限る孫は爺と過ごした時間を一過性のものと記憶するから爺の記憶も一年毎の記憶として残る爺は孫の一年毎の記憶を自分の記憶の中である一年の記憶として持つことが可能になるが自分が何歳のときの記憶なのか判然と思い出すことはできない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/23
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今日は大暑 ただ生きている 南風一「今日は大暑」というNHKアナウンサーの声を聞いて「つい昨日聞いたばかりの言葉」のように感じてもそれは一年がすぐに過ぎ去っていることの証左にしか過ぎない今年も正月から(いやもっと昨年の大暑あたりから)一日一日をたんたんとこなして日々が早く過ぎ去ることだけを念じて(日々が早く過ぎ去ったからと言って、何かを期待していたわけではない)日々が早く過ぎた後に何か楽しいこととか嬉しいことが待っているわけでもないのに小学生の頃に遠足に行く日が迫ってくるとやたら嬉しくて仕方なかったように日々がただ早く過ぎ去ることだけを楽しみにして暮らしたそして一年後の大暑は確かにあっという間にやって来たそれで何かが変わったか?と問われれば「何も変わっていないけれど毎年大暑の熱さはどんどん酷くなっているようで」もう来年の大暑には(人類というか私は)生きていられないのではないか?そんな弱気になったりしている(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/22
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先がなくても 南風一一昨日外出仕事から戻って汗だくだくになりながら事務所に入ろうとしたら廊下の向こうで彼女が台車を押しながらこちらを振り返ったいつものように彼女はにこっと笑って会釈を投げて寄越したこちらは暑くて不快感はあってもそれとこれとは別問題なので彼女の方へ同じように笑顔の挨拶を返したそれはいいとしても彼女には付き合っている人がいるというので(1年ほど前に)私の方からショートメールを送ることを止めたのにその後も職場では何事もなかったように(彼女の方も私の方も)以前のままに振る舞っている何事もなかったように振る舞える神経とは如何に?とも考えるがそこのところは彼女の方も私の方もお互い様に違いないこの先がなくても親しく振る舞える心境とは如何に?とも考えるがこれも彼女の方も私の方もお互い様に違いないそれでも以前のままに振る舞えることで彼女も私も以前のとおり節度を持って接することができるそれがお互いに一番いい関係なのかなという気がする二人には先がないけれどそんな関係でも楽しいことに変わりはないし今が良ければそれで何の問題もないそんな風に考えている(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/20
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ほどほどの孝行心 南風一母が亡くなって7年になる母が亡くなる1年前はほぼ一週間に一度母が入院する病院を見舞ったものだったちょうどその頃高校時代のクラス同窓会の案内があったときは週末は母の看護見舞いに行くので出席できないと参加を見送ったそれから7年が経ってもう同窓会の案内は届かなくなった現在は母が亡くなって週末はMLBの大谷翔平の出場する試合をTV観戦しているそんなとき母が亡くなる前の1年間だけだったからしかも一週間に一度だけの看護見舞いだったから何とか続けることができたけれどもしそれが数年間に渡るもので、しかも毎日の介護ということだったならば幾らお世話になった母の介護ということであってもおそらく私は音を上げて母を見殺しにしていたかも知れない孝行心といったところで制限なしにいうものはなかなか難しい私の孝行心など「ほどほど」程度だった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/20
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縁と不思議 南風一縁があって夫婦となり縁があって近所に住む縁があって同じ職場となり縁があって今日を生きることを厭うこともなく縁があって今日という一日を安穏と生きる縁があって大きな病気を患うことがなかった縁があって大きな事故に遭うこともなかった縁があって定年退職まで働けた縁があって第二の定年退職まで働けそうだなぜか?とその理由が分からないとき謎?としか言いようがないとき「縁」と呼んで、その理由は詮索しないでおこう我々の関知しない「縁」に結ばれて我々は生きる縁という必然に感謝して生きていこう(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/19
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健康と命は金で買える 南風一私と同い年生まれの人なら今年65歳になる基礎年金が支給開始になる年齢だからほぼ労働の現役から退く人たちが増えていく時期だと想像する同い年の人たちのうちには事故や病気ですでに他界した人たちもいるだろうまた私はまだ大きな病気や事故に遭うこともなく元気に仕事を続けているけれど同い年の中には病気や事故や障害により生活費にも事欠く人たちもいるのだろう15歳の頃なら体力的にも健康面でもまだそんなに差がなかっただろうに50年も経つうちに何処でそんなに差がついてしまったのだろう?と不思議に思う私は地方都市の一戸建てに妻と住みあと8回分の給料を受け取れば第二の定年退職の時期を迎えるその後は年金暮らしを気ままに楽しみたいと思っているそんな境遇をあからさまに話せない同い年の人たちもいて何処でそんな差がついてしまったのだろう?と不思議に思う50年の歳月は確実に人々の身体や体力や精神に様々なストレスや深刻な病の原因をもたらす能天気に若い頃のままの身体や体力や精神的安定を維持できた者だけが無事還暦を迎えることができ、なおその後の健康を維持することができる健康と命は金で買える世の中になったのかなと思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/19
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1年2か月ぶりの再会 南風一今はもう現在の私の姿を見かけても彼女は私であることが分からないだろうでもまだ高校卒業から1年2か月程度の無沙汰ならば難なく私の姿を見て私と判別がついたものだった今でもそうだろうけれど地方都市に転勤してきた家族が東京に戻るのに合わせて東京の大学に進学する子女というのは昔もいたし、そして今もかなりいるのだろうと思う私の高校3年間のうちにクラスメイトになった友人の中にもそういう転勤族の子女という友人が結構いた彼女と私は高校2年生のときクラスが同じだった彼女の名前は直子というありふれた名前だったけれど両親が性格のまっすぐな子になるように祈ってつけた名前であることは容易に理解できたその彼女の名前を思い出したのは今日仕事で外回りをする機会があって取引先の家を訪ねたときに、近所の家の表札に彼女と同じ姓を見つけて「何か見覚えのある姓だな?」と引っかかるところがあってよく考えてみたら高校2年生のときのクラスメイトの彼女が同じ姓だったことに思い至ったのだったその彼女には同じクラスメイトに通学のときいつも一緒に歩いている男子がいたので特に当時から親しく話すということもなかったそれにもかかわらず私が一浪後に東京の大学に進学したとき5月に大学祭をやっていたとき模擬店の準備をしていたとき私の姿を見つけるや間違えることなく「南風くん、お久しぶり!元気にしてた?」と私のところに駆け寄って来たのが彼女だった私がまぶしそうに声のする方向へ振り返るとそこに立っていたのが彼女だった彼女は〇〇女子大に進学して軽音楽部のサークルに所属しているとのことだった彼女のサークルも模擬店を出しているのでぜひ寄って欲しいということだったあいにく文化祭の一日目に私は自分のクラスの模擬店の手伝いをさぼって学校を休んだそして二日目は模擬店の手伝いに出たそしたら二日目の午後に彼女の方が私の処にやって来た「南風くん、どうして私の処に来てくれないの? 私の方から来たわよ」と睨まれたそのときは「それじゃ、また」と軽い挨拶で別れたけれどその後、彼女と再開したことがないあれから45年が過ぎたけれど彼女は何処で何をしているのだろう?もう私のことなど思い出すこともないのだろうと思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/18
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季節の移ろい~必須のアイテム 南風一例えば一人の女性に対する想いといったものは一年が過ぎようがまた二年目が過ぎて三年目が過ぎてまた四年目が過ぎて五年目に突入しようが早々変わるものではないそれに比べて今年の梅雨の早さといったら6月下旬に少し梅雨時期らしい蒸し暑い日が続いたかと思えば7月に入って日々ぐずついた雨模様の曇り空が続いてときたま集中豪雨を降らせたり各地に災害をもたらしたりするけれど梅雨の日々の様相は刻々と変わっていて雨の降り具合や空模様は着実に季節の移ろいを感じさせる蒸し暑くて湿っぽい梅雨の時期など早く過ぎてくれと思うけれど夏にしろ一年にしろこういう梅雨の時期をなくして存在しないしこういう一年をなくしてきみとの思い出も存在しないそういう意味では梅雨とか暑い夏というのも人生や楽しい記憶には必須のアイテムといえようか(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/16
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スイカの話 南風一スイカは取り立てて珍しい野菜ではないスーパーマーケットの売り場に行けば小さなパック売りが200円くらいで手に入る小さなパック売りのスイカを食べると種がおまけに付いてくるスイカを妻と夕食時に食べた後種を庭のプランターに植えた1週間もすれば双葉が出てすぐに弦が伸び始める梅雨時は 雨降りの中であってもスイカは日々弦を伸ばして葉っぱを着実に広げていく太陽の光をたくさん浴びて実を大きく成長させるためだ最初はスーパーマーケットの少量パックのスイカのおまけの長径5ミリ程度の小さな種に過ぎなかったのに土の中に植えてやると遺伝子の中の親たちから受け継いだ先祖代々のスイカ情報が立派な長径30~40センチメートルの実をむすぶありふれた黒色の5ミリの種が大人でも持ち上げるのに手こずるほどずっしりと重い(重さは10キログラムはあろうか)そんな大きなスイカを作りだすスイカの種は小さいけれど何処にそんなに大きな実を隠していたのだろう?と見紛うほど巨大なスイカの果実を生み出す種は見かけに依らない(人もだけど)そしてスイカの味は祖父が畑で作ってくれた頃とちっとも変わらず甘く、瑞々しい(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/15
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仕事 南風一これまでの日本社会は人口が増えていたからマーケットは拡大していたそんな経済下では顧客さえ獲得できれば売上が上がったからどんな業種も職業も利幅の大小はあっても比較的暮らしていくのは容易だったところが人口減少社会に突入するとマーケットは縮小していく一方だから顧客は減っていく過当競争になると価格はますます下がるから売上は減少していく一方になるそしてついには事業を維持していくことが難しくなり事業をたたむか身売りするかになる事業を継続的に成長発展させていくのは難しい個人事業を続けていくのも難しく大抵の事業は創業者一代が50年ほど続けられたら御の字といえよう(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/15
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エスケープ 南風一私は小学4年生のときわざと学校を休んだことがある理由らしき理由はないただ学校に行きたくなかったから学校へ行く時間が来ても布団から起きなかった母親が「そろそろ起きないと遅刻するよ」と呼びに来たので頭から布団を被って「お腹が痛いから、今日は学校へ行かない」と嘘を言ったそれから午後4時くらいまでの時間の長かったことといったらなかったお腹が痛いと仮病を使った以上退屈でも布団から出て外へ遊びに行くわけにはいかない布団の中から目覚まし時計と睨めっこしながら「やっと一時間経った。でも一日が終わるには、まだまだあるな・・・」と天井の板の模様ばかりを眺めているうちに最後には板の模様が人の顔やら化け物か何かに見えだしたものだった「今頃クラスのみんなは教室で授業を受けたり、運動場で遊んでいて 楽しいだろうな」と自分だけわざと学校を休んだばっかりにこんなつまらない時間を送ることになって自分の浅はかさがつくづく嫌になっていたそうこうするうち午後4時過ぎに近所の友達が学校から帰ってきて「今日の宿題のプリントとクラスのみんなからの手紙」を持ってきてくれたクラスの友達からの手紙には「早く良くなって学校に来いよ」と書かれていた加えて担任の先生までが学校からの帰り道にわざわざ家に寄ってくれて「はじめ君の具合はどうですか?」と母に見舞いの羊羹かゼリーを置いて帰ったとのことだったその夜「いやーエスケープというものは、二度とやるもんじゃない」と大いに反省したものだったその後わざと学校を休んだことはないが大学生になってからはわざと講義に出ないことも多かった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/14
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うっぷん晴らし 南風一大谷翔平は傑出した才能である彼が凄い選手であることに誰も異論を唱えないだろうしかーし大谷翔平が凄い二刀流選手であるからといってチャンスでタイムリーヒットを打ったりホームランを打つことに必ずしも成功するわけではないタイムリーヒットを打てるかそうでないかその成功率が平均打率よりもほんの少し高いならば勝負強いバッターと記憶されその成功率が平均打率よりもほんの少し低いバッターならばチャンスに弱いと記憶される贔屓の選手を応援するMLBファンからすれば贔屓の選手が活躍してチームの勝利に貢献してくれるのが最高のご馳走であり最高のうっぷん晴らしとなる大谷翔平という天才であってもいつもファンにうっぷん晴らしをもたらしてくれるわけではないうっぷん晴らしをもたらす確率がほかの選手より少し高いだけなのかもしれないがうっぷん晴らしは明日か?明後日か?と未来に期待をつなぐこともまた楽しからずやというのもファンの性(さが)といえようか(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/12
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浪花節考 南風一浪花節の世界に浸っているのは非常に気持ちが良い閉鎖的な集団の中で働く論理だから浪花節で選ばれた人物がやることや成すことが社会的な尺度や指標で評価した場合必ずしもベストなパフォーマンスを上げるとは限らない浪花節の世界では組織の論理が優先されるから組織が円滑に回りさえすれば売上がほどほどに上がって利益がほどほどに出て体裁さえ作れれば後は大過なく過ぎればいいので担がれた人物には誰も文句を付けないそうやって日本社会は沈んでいく日本社会のあらゆる集団組織は腐っていくそしていつの間にか日本人自体が少子化で絶滅している(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/11
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天然 南風一塩飴一粒が彼女の手に渡ることでこんなに喜んで貰えるなんてちょっと想定外であった今日昼食に出かけようとしてエレベータの前に出たところで彼女が向こうからやってきたいつものように「こんにちは」と挨拶を投げようとしたら(彼女の方から、いつもとは違って)美人のかわい子ちゃんがもっと可愛くなったような笑顔で猫がじゃれてくるような甘い声で「熱中症対策の飴、ありがとうございました」とお礼を言ってきた私は彼女のプロポーションのいい後ろ姿を見送りながら「うーん、飴一粒でそんなに喜んで貰えるならば」もっと精子でもなんでも役に立てるものを贈れるのにと思いながら「彼女って本当に天然なんだ」と悟った飴一粒であんなに可愛い顔でお礼を言うかな(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/10
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恋の風化それとも迷子 南風一昔好きだった女子のことを恋しく思い出したりするときその恋しさを紛らすために詩を作ったりして自分を慰めた今では昔好きだった女子のことをなぜあんなに恋しく思ったのか全然理由が分からなくて恋しさの思い出し方が分からなくなっている(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/09
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単調さと安らかさ 南風一毎日当たり前に朝起きれば顔を洗って飯を食って仕事へ出かける仕事に行けば毎日暇でやることがないと欠伸ばかりしている夕方が来れば会社を後にしてそそくさと家路を急ぐ家に帰ったからといって取り立てて急ぐような用事はないそれにかかわらず就業時間が終われば脱兎のごとく会社を出る毎日同じことの繰り返しで(仕事も含めて)日々の暮らしに「飽きないかな?」と聞いてもそれが飽きないところが不思議日々おまじないみたいに同じことを繰り返しているだけなのにこの単調な繰り返しが一面では限りない「安らかさ」をもたらしてくれるからそこが不思議(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/08
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なりゆき任せ 南風一まだ梅雨は明けていないというのに今日の静岡市の最高気温は40度Cという静岡に限らず日本全国どこもかしこも35度以上の猛暑日という7月7日は七夕なのに今からこんなに暑かったら8月になったら一体どんな暑さになるのだろう?と今から先が思いやられる昨年の夏も同じような猛暑日が続いたし一昨年も、いやその前の年も、もっと前の年もこの20年くらい ずっと同じような夏の猛暑が続いていると思うので夏の猛暑が来れば 毎年同じように「今年はやれない」とか同じような弱音を吐いているのかも知れないそうやって弱音を吐いても毎年の夏の酷暑は止まらないし私たちも毎年同じような感慨やら感想を持ってそれでも夏を送り、そしてまた冬を迎え、冬を送り再び同じように酷暑の夏を迎えて「今年はやれない」と同じような弱音を吐いている弱音を吐いたところで夏の酷暑は止まらないし人生の歩みと同じように成り行き任せで生きている(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/07
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それぞれのXデー 南風一何が楽しみで生きている?それは 人それぞれ大谷翔平の活躍を観戦するときが一番楽しい人がいて炎天下の中 夏の甲子園大会出場を目指して黙々と練習する高校生がいて炎天下 パリオリンピック出場を目指して黙々と選考レースに臨む選手がいて定年退職後に年金までのつなぎ就職をして本当に楽しい完全退職後が約束されているものか分からないのにすっかりその気になってその日を楽しみに指折り数えて日々出勤する男がいていや会社に入社したばかりの若者や中堅社員ならばこれから会社の中で主要な役割を担う中心社員になって家庭や家族を幸せにしていきたいと望むサラリーマン御仁がいて青春時代の若者ならばきっと彼女や彼が自分の方に振り向いてくれると信じて日々その日が到来することを楽しみに生きている年老いた人や余命いくばくもない人不治の病に侵された人は死期までを精一杯に生きようと思っているかも知れないそれぞれのXデーはそれぞれの人に きっと訪れる(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/06
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何かに打ち込もう 南風一私が経済学部出身だからそう考えるのかも知れない人生の終盤に到って「何が大事だったか?」と問えば何より「自分の持ち時間をどう使ったか?」という点が肝心のことに違いないと思う私は小学生のころ大谷翔平のようなプロ野球選手になりたいと思ったことがあるが小学校を卒業する頃には「それは無理だ」と悟ったので中学生になってからは勉強で身を立てようと考えた自分で勉強を始めたものの学校の授業を受けて家で復習や予習をやっていると結構時間がかかってとても学校で課外活動をやっていたのでは時間が足りないそこで私は中学生になった当初こそサッカー部や卓球部に1、2か月の間所属してみたものの 課外活動に疲れてしまって帰宅後は勉強どころではなかったのであっさり課外活動を止めてしまったそして中学校そして高校、大学、大学院と勉強に打ち込んだから現在の自分があると思っている決して億万長者になったり立身出世はしなかったけれどサラリーマンとして38年間働いたからそれなりの厚生年金を貰えることになった後は「さあ自由に使っていい時間を貰えたのだから何に使うかな?」という問題を解くのが仕事になる小学生の頃のようにスポーツに時間を使ってもいいし中学生以降の学生時代のように勉強に時間を使ってもいい「金儲け」という責務から解放されるのだから社会福祉や奉仕の活動 ボランティア活動に精出すというのも選択肢だ時間配分問題を解くのも最後の時が迫っているので満足度が高くなるものに打ち込みたいと思う(何かに打ち込む楽しさを知っていることは幼少期から変わらない)それが楽しさの秘訣(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/06
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一つ願いが叶えられるなら 南風一27歳という若さで自動車事故で亡くなった叔父(父の弟)まだ私が小学4年生だったころ生まれて5か月に満たない従妹が遺されたけれどその従妹も34歳のとき自死してしまったもし一つ願いが叶えられるなら27歳で亡くなった叔父が世界の何処かで再び生まれ変わってそして今度こそ幸せな家族を作って、幸せな人生を送ってほしい可愛そうな叔父だったから64歳になった甥の私はそう願う昨年の秋に義父(妻の父親)の墓地用地を譲って貰ったときその譲ってくれた人は、亡くなった叔父の同級生ということだったその人はもうすっかりごま塩頭の老人だったけれど叔父が若くして自動車事故で亡くなったことをよく憶えていた叔父がもし生きていたらその老人のように歳を重ねて年老いていたのだろうと思うそして自死した従妹も自死することなく研究者として大成していたかも知れない二人とも余りにも早すぎた死で残念でならない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/04
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同じ一日なのに 南風一夏の一日は長いはずなのに短い冬の一日は短いはずなのに長いそれは夏の昼間が快適過ぎて(最近は温暖化で酷暑ではあるが、冷房を有効に使えば涼しい)あっという間に一日が過ぎてしまうから夏の一日は短い逆に冬は昼も夜も寒すぎる早く冬が過ぎ去って春がやって来ないかなとそんなことばかり考えているからなかなか時間が経たないだから冬の一日は長いそういうわけで一年はあっという間に過ぎていく夏は何の記憶もないくらい早く過ぎて冬がやっと過ぎたらまた新しい一年が始まって新しい一年もあっという間に過ぎていってまた新しい一年が始まる・・・そして人はあっという間に齢を重ねて気が付けば(気が付かないままに、ということもある)文句ばかりを並べて毎日通った職場にも通わなくなりいつかしら鬼籍に入っているそれもこれもただ日々一日を送っていただけなのにいつしか寿命を使い切ってしまっていた(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/03
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おま〇こ 南風一 小学生のころ好きな女子がいた彼女は活発で利発な子で私は彼女といつもじゃれ合ったりいたずらし合って、喧嘩ばかりしていた小学6年生の夏当時はまだ体育の着替えは男女ともに同じ教室の中でやっていた(今からするととても考えられないことだが、昭和40年代はまだそんな時代だった)ある夏の7月、プールの授業が終わって教室で水着から制服に着替えているときだった私は何気なく彼女の方へ眼をやった彼女はスカートの下から水着を脱ぐところだったちょうど片足を上げた拍子にスカートの奥がもろに見えた「な、な、なんだ!あれは?」私はその時見たものが何なのか、すぐには理解できなかったちょうど転んだときにできる切り傷のように赤色をしていた「まさか彼女はプールで怪我をしていなかったし」それにしては赤色の傷口のようなものが見えたしそこまで考えて、私はハッと気づいた「もしかして彼女のおま〇こ?」私はそれに違いないと確信したけれども「これは誰にも言ってはいけないことだ」とすぐに理解できた大好きな彼女の「おま〇こ」が見えたとは誰にも言えないもしそんなことを口外したら彼女が傷つくことは勿論だし何より友だちや担任の先生たちから何を言われるか知れたものではないまだ小学6年生ながら事の重大性は見当がついたそれで私は彼女の「おま〇こ」が見えたことは誰にも言わなかったそれから55年が過ぎたが、今も誰にも言っていない(この詩を除いて)(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/02
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何にもない日 南風一今日は7月最初の日で日本列島は梅雨の真っただ中滋賀県では豪雨による土砂災害もあったけれど私はやや強い雨の中を車で通勤して特にこれといった仕事もなく梅雨の1日を送る周りでは昨日職場ツアーで吉本新喜劇を観覧に行った人たちの談笑やら土産話や土産カステラが配られて職場の人たちも長閑な休日を過ごしたようだった明日は夏季休暇を使って埋蔵文化財の寄贈品整理におもむくこうして何もない日が何もなく過ぎて月日は経っていく完全リタイヤはまだ先のことと思っていたけれど残すところ、もう9か月しかない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/07/01
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