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職場と暮らし 南風一仕事と家庭は別けれども仕事で稼くことで家庭は成り立つ職場の同僚と給料は別けれども職場の同僚と仲が上手く行かないと給料はなかなか上がらない職場の上司と部下は別けれども上司は業務上の指示と私憤によるパワハラを勘違いして部下を叱りつける叱責と業績は別だから叱責された部下はふてくされて余計に業績悪化や仕事の停滞を招く職場は単に金儲けの場に過ぎない上司と部下は身分制でも奴隷制でもなく単なる組織上の役割にしか過ぎないそこのところを勘違いして職場をパラダイスと勘違いして部下を奴隷のように思っている上司がいる(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/31
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台風消滅 南風一8月21日過ぎから一週間以上に亘って恐れられた台風10号は8月29日午前8時頃に鹿児島県に上陸したあと九州地方でうろうろ迷走して大分県に大雨を降らせた後気象衛星ひまわりの衛星写真上は中心の渦が消え雲は残りまだ風速20メートルの風が残るものの実質的には中心風速50メートルを超える台風は消滅したといえるなぜこんなことが起きたのだろう?台風10号の進行速度は自転車並みの速さということだったので早くから方向が定まらないところに持ってきて海から九州という土地に上陸したため海上のような温かく湿った空気が供給されなくなって活発な上昇気球に伴う積乱雲の形成運動が鈍ってしまったということだろうしかし奄美地方を迷走している最中には超強力なスーパー台風に成長するという予想だったのでその点では台風10号は鹿児島県に上陸してそれ以降は完全にエネルギーの供給源を断たれたということなのだろう加えて東の太平洋高気圧と西の大陸高気圧に挟まれ北を吹く偏西風には乗れなかったために余計に身動きが取れなくなって弱って行った(すなわち強力な上昇気流を維持成長できなかった)ということだろうしかし台風10号は余りにもスーパー過ぎるので私はこの台風が日本列島を襲えば一体どんな災害がもたらされるかちょっと想像もできないくらい恐ろしく感じたので「どこかで消滅してくれないかな」とそんなことばかりを期待していたそしたら8月30日になって台風10号は随分弱くなって実質的に消滅してしまったと聞いてさもありなんと不思議に思ったことだった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/30
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美しさとジャングルのようなもの 南風一台風10号が迷走している中珍しく出社時と帰社時にわが社のカワイ子ちゃんと遭遇した「おはようございます」そして帰りには「お疲れ様でした」大きな目といたずらっぽい表情うりざね形の涼しい顔うーんさわやかな美しさはいつ見てもこちらにとっても心地よいでも美しいだけでは今一何かが足りない足りないものはジャングルのようなものかな?彼女の細い毛がゆらゆらと囲ったアワビのような肌色の部分二つのコントラストは最高にワンダフルかなとも思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/29
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模範的な夏休みの過ごし方 南風一高校時代の夏休みをどう過ごせば良いのか?当時はいよいよ分からなかった大学進学を目標にしていたから勉強をしておけばよかったのだろうけれどそうそう勉強ばかりも続かないまた予備校に通うなどという知恵も財力もなかったから長い夏休みを戦略的に活用するという発想もなかったそんなだったから暑くて長い夏休みを同級生たちは一体どんな風に暮らしていたものか?当時も今も同級生に尋ねたこともないから今もって不可解な謎おそらく3年で高校を卒業すると同時に大学に進学するつもりなら首尾よく大学に合格するための勉強法などの研究もやれば良かったのだろうけれど私は成り行き任せだったのでなんとなく勉強している振りをして自分をごまかしていた結局自分をごまかしたところで志望校に合格するような学力なんて身に付かないから浪人して初めて夏休みの過ごし方を一生懸命に考えた(というか)一生懸命に実践したいよいよ過ごし方の解からなかった高校3年間だった暑い夏に一体何を考えて過ごしていたのかな?今でも不・思・議(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/28
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大切で貴重な一日(8月27日) 南風一小学生や中学生の頃なら夏休みが終了に近づいて「夏休みの暮らし」の宿題や課題を嫌々ながらやっつけにかかっていた頃かなと思う8月下旬の一日なんかとり立てて珍しいとも何んとも思わない今年は運悪く最強スーパー台風10号が八丈島に接近していてこの後日本列島を縦断する恐れがあるという一大事が起こっているそれでも今年の8月27日も特に取り立てて何事も起きることなく1年366日の中の一日として第二の定年までに残された出勤日の中の一日として過ぎていく確実に過ぎ去って後年思い出の中の現役時代の一コマとしてカウントされる一日なのになあなんで現に過ぎていく今日というときにはそんなに大切とか貴重とか思えないのかな?(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/27
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母校自慢 南風一私の母校は言わずと知れた旧東京商科大学この大学の名称は現在東京都千代田区の一地名に過ぎない名前を冠名称としている極めて狭いエリアの一地名が大学名称となっている大学も珍しいさてこの大学の真価とは何か?最近では司法試験の合格率が高いとか昔は上場会社の社長数が多いとか言われていたがそんなことはどうでもよいもっと大切なことは私の語学クラスの同級生たちの卒業後の進路である大学の入学時に偶然に第二外国語としてドイツ語を選択したに過ぎない仲間たちは卒業後はそれぞれに自分の意志で職業を選択して世渡りをしてきた当たり前の銀行員や公務員がいて当たり前の化学メーカ社員や商社員がいて当たり前のシステムエンジニアや運輸業社員がいて当たり前の教師や福祉団体職員がいて当たり前の飲食店主の女房や能楽師がいて当たり前のコンサルティング社長やゴルフ場支配人がいて当たり前の会社員の女房がいて当たり前の定年後の学士入学者がいて夫々に自分の人生を楽しんでいるその多様性かな私が近頃いいなと感じているところ(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/26
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恋より暑さ 南風一今年の夏は暑すぎるお盆を過ぎた残暑もまだまだ残暑どころか7月から8月に突入した頃の本番そのものの暑さを維持しているそういうわけで仕事の所用で外出した日には終業時刻が到来するやもう早く家に帰って酷暑から解放されることの方が最大の関心事となるだから帰り際に出口の通りで彼女に出食わしたところで通り一遍の挨拶を投げてさよならと一目散に自転車に跨って走り出す彼女より暑さからの解放の方が一大事なんだから恋はどこかへ吹っ飛んだということなのだろういつからそんな風に暑さの方が大事になったのかな?(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/23
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言い当てる(迷信?) 南風一亡くなった母はたまに迷信染みたことを言った例えば祖父が病気で入院したときには私が「祖母のような癌じゃないだろうね?」と言えば母は「バカ!何言ってるの?言い当てると言って本当に癌になったりするから」と言っていたまた姉が看護師試験を受けたときには姉が「試験はあまりできなかったから多分駄目ね」と言えば母は「ダメだと思うと本当に試験に落っこちるから、試験はよくできたと思っておくこと」と言っていた母のように何でも言い当てるというのが正しいなら良いことばかりを考えておけば特に努力しなくてもどんな目標でも達成できることになるまさか現代において悪いことは一切考えずに良い事だけを考えて生きる人などいないだろうでもそういう楽観的な生き方というのもそれはそれで母の生き方の知恵だったのかな(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/22
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楽しい一日 南風一3歳の幼児ならば自分の一日をただ流すための一日とか今日は我慢の一日だからなんて一日の価値を決め付けたりしないだろう大人だって今日の一日は貴重な自分の人生そのもので一日たりとも無駄に流したいと思うような一日がない方が人生が楽しいに決まっているだから人生を楽しく生きるコツは一日を楽しく生きることに尽きる何をするにしろどんなことをして過ごすにしろ今日の一日を楽しく過ごすそれは心の持ち方かなと思う人生に無駄な一日はないと思えば今日の一日は楽しくなる(そんなものものかな)(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/21
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分からないことはたくさんある 南風一終業時刻が来れば彼女が会社を去るのは早い今日も帰り際にお手洗いに寄って眼下を見るとちょうど向こうの公園際の道を左方向へ向かって歩く彼女の姿が見えた彼女はいつも左方向へ帰るそちらの方向は電車の乗車駅から遠ざかっていくさて彼女の用件とは何か?といつも思うのだが彼女に用件のことを尋ねたことがない俺だってそれほど野暮じゃないからね(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/20
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交感手段 南風一50年前に現代のようなスマホが個人一人一人に行き渡っていたなら彼女と俺の関係はもっと違ったものになっていたかも知れない通話機会という点では「いつでもどこでも」ということだから昔ほど制約はないかも知れないでも「いつでもどこでも」状態になったときそんなに頻繁に通話するかメッセージを交感し合うとして果たして「それほど話したり交感し合いたい思い」ってものは存在するのかな?という疑問が湧く会えない思いが募っていよいよ我慢できなくなってようやくきみへ電話していた俺からするとそういう時にたまに電話してきみの声を聞くというのが一番浮き浮きして嬉しかった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/19
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同じ一日なのに 南風一一日の長さは24時間と決まっているけれど人によってその長さは異なってくる土日の長さは24時間より短くウィークデイの長さは24時間より長い同じウィークデイでも仕事が忙しい日の長さは24時間より短く仕事が暇すぎて欠伸か居眠りばかりしている日の長さは24時間より長い今日は長男のお盆休暇が終わって明日から仕事だというので夕方空港まで見送りに行く予定だそのため休暇を取って朝から買い物とかに行ったりしているが余りウィークデイを楽しむという気分でもなく結局一日の長さは24時間より長い一回限りの人生なんだから持ち時間を大いに楽しみたいという気もするが40年近くサラリーマン稼業を続けるとウィークデイは世間様が働いているので自分だけ遊んでいるのは申し訳ないという憚りがあってウィークデイ休暇をなかなか楽しめないサラリーマンの貧乏性とは恐ろしいものでせっかくの24時間が長くて(居心地が悪くて)早く一日が過ぎることばかりを願っている同じ一日に変わりないのに時間も一日の色も全然違ってくるから不思議だね(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/19
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居心地のよさ 南風一病院で長らく闘病生活を送る高齢者はまず家に帰りたいという家で死にたいという御殿のような広い自宅ならば確かに家に帰った方が快適な生活を送れるだろうが普通の家ならば自宅に帰ったところで例えば病状が良くなるというものでもないそれでも自宅の方が良いというのは自宅だから居心地が良いということだろう御殿や宮殿でもない普通の家に過ぎないのに自分の住み慣れた場所だから居心地がよい病気だろうと不便だろうと居心地がよいからストレスが少ない結局自宅に居る安心感には替え難いということだろう(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/18
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夏の全国高校野球大会(in甲子園球場) 南風一夏の全国高校野球大会(in甲子園球場)が佳境を迎えるお盆過ぎそろそろ準々決勝チームが決まるといよいよ残り3試合となるその頃には依然として暑い昼間とは打って変わって夜にはそろそろ虫の鳴き声が聞こえ始めて夜明けの空気は心なしかひんやりして秋が静かに忍び寄っていることを実感するそういえば8月も半ば過ぎとなりいよいよ今年も4月ばかりを残す時期となり長いと思った夏や1年もいよいよ終盤を迎えつつあると知るそんな風にしてまだ始まったばかりと思っていた正月はいつの間にか過ぎて暑いと思った夏も過ぎてやがて寒い冬もいつの間にかやってきていつの間にか春が来ているのだろう(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/17
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一夏の楽しかった独身生活 南風一妻が第一子を生むので実家に戻っていた夏目黒から国立に引っ越して仕事から中央線快速電車に揺られて国立駅まで帰り着く頃にはもう午後7時を回っていた駅前の中華料理屋に入って決まって定食とビール大瓶1本を頼んで一人でTVのニュースを見ながらグラスを傾けた喉に流し込むビールの冷たさが一日の疲れを癒して最高に旨かった妻は実家に帰っていたので給与口座のお金は見る見るうちに貯まっていった特に何かに使いたいというものもなかったけれど一日一回夕食のときは大瓶ビールの晩酌を楽しんだ土日は買い物に出かけて食べたい果物やビールを買い込んだたったそれだけの気ままな一夏だったけれど金銭的にも夕食的にも若さの点でも気楽さの点でも(人生の中で)最高に楽しかった一夏だなと今だからそう思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/16
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二人きりになれないから 南風一ことさら二人きりになれたからといってすぐにきみに抱きついたりきみの頬にキスをしたいわけじゃないことさら二人きりになれたからといってきみにデートを申し込んだり一緒に帰ろうと誘うわけじゃないことさら二人きりになれたからといってすぐに好きだとか付き合ってくれと懇願するわけじゃないそれなら二人きりになって何をしようというの?それは内緒内緒の話し(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/15
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夏祭り 南風一夏祭りで踊らなくてもただぶらぶらと祭りに行ってみることもしできれば素敵な可愛い彼女と連れ添って「俺にはこんなに素敵でかわいい彼女がいるんだぞ」と知り合いたちに見せびらかせてそんな他愛ない虚栄に何かしら優越心をくすぐられる高校生時代もあったなと夏祭りの会場の周りに集まる若者たちの姿を見てほんとに馬鹿な高校生だったなと我が身を振り返っている(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/14
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熟年離婚の理由 南風一新聞記事によれば近頃熟年離婚が増えているという離婚者数は減っているが熟年者の離婚が横ばいのため熟年離婚の比率は上昇しているとのことだ熟年離婚者の事例が書いてあって一つは夫が金融機関に勤務していたが57歳の時に役職定年制のために給与が半減し妻に子どもの教育費や生活費の切りつめを求めたら「給与減少はあなたの所為よ」と言って離婚されたそうだもう一つの会社員の事例も夫の役職定年制による給与減額が離婚の引き金になっていたそのことを近くで新聞を眺めている妻に話したら「それは奥さんの方も働いていて、生活力がある奥さんの話でしょ」という「妻の方も働いて収入を得ていなければ、そもそも離婚などできない」と考えているらしいそれは妻の短絡的な考えに過ぎない現代の熟年妻が思っているのは「これまで不満があっても生活費が入っていたから我慢していたのに 生活費も満足に入らないのなら、夫と一緒に暮らして行く理由がない」まあ そんなところだろうと思う夫の給与以外に夫と一緒に暮らして行く理由がない妻にとって自分の収入の多寡には関係なく、夫との最後の絆に当たるものが消えてしまえばもはや夫と一緒に暮らす理由がないたとえ自分がパート収入で生活していくとしても、夫と離婚するというものだ世の男性は自分の所得の多寡以外に自分の魅力を高めておかないと所得が半減したりすれば妻にさっさと逃げられる(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/13
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酷暑の乗り切り方 南風一昨夏も暑かったが今夏は昨夏に輪をかけて暑かった朝からこんなに暑い中を自転車で通勤するときつい2年前の夏に通勤途上のバス停乗り場でお茶を飲みながらベンチに腰を下ろしていた昔の同僚を思い出す彼はその半年後の昨年の正月に病で亡くなった享年62歳私が定年退職後はもう会社に残らないと伝えたら彼は「(何か仕事に就かなければ)霞を食って生きて行くわけにもいくまいし」なんて冗談を言っていたそんな彼は退職後も継続雇用でしんどい仕事をこなしていた現役時代と変わらない仕事を続けて年金を貰うことなく病気で死んでしまった彼のような運の悪い男もいるのだと思うと酷暑くらいで文句を言っていられない私は何一つ病気をすることなく今日も元気に通勤している(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/11
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楽しい恋の物語(4) 南風一「これは先がないな」と彼女のことを諦めたのは彼女が勤務先の同僚男性とのあれこればかりを話してとても私の方には靡きそうにないなと確信したからだったでも私が彼女に「私の結婚」の報告をしたら彼女が怒ったのなんのって電話口から響いてくる彼女の言葉の激越さといったら無かった彼女がそんなに激越な言葉で私をなじるなんて(それが最初で最後だったので)私は彼女の言葉を聞きながら随分がっかりもしたし「これで終わったな」とも諦めたそもそも自分の勤務する会社の同僚男性とのあれこれをいろいろ話して自分はその同僚男性のことが好きだのに同僚男性の方は分かってくれないとか職場の飲み会で同僚男性が終電を逃したから「彼女のマンションに泊めてくれ」と言うので彼女はその同僚男性をマンションに泊めてあげたのにその同僚男性はすっかり酔いつぶれて彼女には何もしなかったとかそんな話を電話で話すたびに(私に)聞かせておいて私が「結婚した」と言ったら「(私に)もう少しで騙されるところだった」「結婚しておきながら、よくも奥さんの手前恥ずかしげもなく(彼女に)電話をかけて これたものね」と私をなじったまあ最後の捨て台詞は甘受するとして私が感じた「彼女の職業女性としての人生観にはとても私が入り込める余地はない」という判断はもしかして誤っていたのかも知れないなと思った彼女も普通の嫉妬深いヒステリックな女性だった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/11
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楽しい恋の物語(3) 南風一大学を卒業後の彼女はそれまで私が好きだった彼女とはまた別の一面を見せていた彼女の容姿や会話の楽しさというか賢さとは別に彼女の一本すっと筋の通った生き方というか職業人魂というものだった私は彼女が勤務する会社における彼女の仕事に対する思い入れの真剣さを知るところとなるとともに「これはちょっと厄介なことになった」と思った「これじゃとても彼女のことを好きだからという程度のことで 彼女を満足させることはできない」そう気づいたから私はそれまで通り彼女と変わらぬ好意を持ち続けているように振る舞ったけれどだんだん心は彼女から離れて行くのだった彼女の方は本当に仕事のことや彼女が好意を寄せる職場の先輩男性の対応ぶりについて人生相談みたいに私を相談相手にしていろいろ話をしてくれるのだったけれど私は彼女ののろけともつかない職場の先輩男性との間の話に付き合うのがだんだん億劫になって行った(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/10
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楽しい恋の物語(2) 南風一 彼女と本当に親しくなったのは高校を卒業してからだった彼女は東京の女子大に進学して私は一年遅れで彼女の後を追って東京の大学に進学した大学に行き始めて暫くしてから彼女を訪ねて行ったその日は平日の夕方だったと思うが突然彼女のアパートを訪ねて行ったにもかかわらず彼女は特に嫌な顔もせずに(気兼ねする家族も友人たちも近くに居なかったから当然かもしれないが)「ちょっと待って」と言って外出着に着替えてきたかと思ったら「お待たせ」と言って姿を現した高校時代には周りの目があるからと言って一緒に登下校することや親しく会話することさえ余り乗り気でなかったくせに大学生になるやこんなにあっけらかんというか周りを気にしなくなるのかと思って私は嬉しくなったものだったそれから私が会いたくなったときに限ってだけれど私の方が彼女に会いに行った私が彼女のアパートを訪ねたときは大抵彼女は私に付き合ってくれて外出して四方山話をしたものだった休日に待ち合わせて私の大学方面まで一緒にデートしたり山手線に乗って横浜あたりまでデートしたこともあった彼女が先に大学を卒業してメーカに就職したけれどその後も互いの友人を誘って信州辺りまでドライブして夜は互いの友人を交えて楽しいひとときを過ごしたものだったお互いの身の振り方はちょっと分からなくてお互いに探りを入れ合うというデートだったのかも知れない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/10
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楽しい恋の物語 南風一きみを初めて見かけたのは高校2年生の始業式の日授業が終わって何気なく校門前の本屋さんに立ち寄ったときだった見かけない娘だなと思って後姿を見ていた帰り道に電車に乗るとなんと彼女も同じ電車に乗り込んできた彼女は始発駅から2駅目で降りて行ったほどなくして芸術の授業に出ると彼女が斜め前に座っていた(その時は本当にびっくりした)まさか彼女が隣りのクラスで同じ芸術科目を取っていたなんて信じられなかったまさに偶然というかラッキーというか幸運な巡り合わせをありがとうと誰にともなく感謝したそれから彼女と私が仲良くなるのは早かった彼女は隣県から転校してきたとのことでどおりで一学年のとき彼女を見かけなかったわけだった(当時は私はまるで田舎のガキだったので彼女が他県から引っ越してきたというだけで 何かしらシンデレラ姫が舞い降りてきたように感じたものだった)私は一学年のときにある娘をデートに誘って(その言葉の意味するところが何を意味するのか自分でもよく理解しないままに)「付き合ってくれ」とストレートに告白してしまってあっさり振られてしまったというトラウマ体験があったそれで「好きな娘には、たとえ本当に好きな思いはあったしても そんな気持ちは抑えて単なる友だちのように振る舞う方が良い」という思いがあったそれで彼女に対しても極力抑制気味に接することにした通学時に会ったときは挨拶程度にしてあんまり話し込んだりしなかったそんなわけで特に彼女と親しく付き合うこともなくただ通学時や学校の廊下ですれ違ったときだけ挨拶を交わす程度で高校3年間はあっという間に過ぎてしまった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/09
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きみの一日と俺の一日 南風一同じ一日なのにきみと俺の一日の長さは随分異なっているきみの一日は朝から会議や支店との調整や仕事の連絡で埋め尽くされて極めて密度が濃いだから一日は極めて短いそれに比べて私の一日は朝から数件の事案が舞い込めばいい方で午前中に一件の事案も舞い込まないこともある勿論午後も午前中と似たようなもので事案が来ない限り図書館の本を広げて読書に勤しむだけでただ終業時刻が来るまで時間をつぶしているだから一日の時間は長い(でも実際のところは 時間のつぶし方を会得しているので 周りの人が思うほど 時間の長さを感じない)要は時間の長さは意識の長さなのですることが何もなくても何事かを考えていれば時間はあっという間に過ぎていく(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/08
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余計なお世話 南風一今日も昼食へ向かうためにエレベータの前まで出たところで向こうからやってくるきみと鉢合わせした「こんにちは」といえば「お疲れ様です」と彼女から挨拶が返ってくる彼女は相変わらず4年前のまま美人だけれど4年前に私が定年後の就職でやってきたときより年齢的なフレッシュさは薄れているのかな?とそんなことを考える箸がこけても笑う年ごろから同級生の多くが既婚者に転じている(はず?)年頃になったとすればそろそろ結婚のこととかパートナーのことなんかを考えるのかな?と余計なことを考える彼女にとって仕事やキャリアは若さを犠牲にして余りあるものかどうか?そんなことは分からないただ一つ自分のことを振り返って言えることは自分の身の振り方ということと結婚とは密接に関係していたから現在はパートナーとか結婚の必要性を感じないということであれば仕事の日々が忙しくて とりあえずは結婚とは無関係に日々を暮らしていけるのだからそのまま仕事を主体とした日々を送るのがいいのだろうそうとも思う余計なことだけど(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/07
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楽しい知らせは突然に 南風一全国紙の投稿欄に掲載するという知らせが突然やってきた今日はひと月に一回のボランティア作業の日だったので朝から車で出かけたり帰宅して妻と散髪屋へ出かけたり突然屋根専門の建築屋が訪ねてきて屋根の棟瓦が大きくズレて風で吹き飛ばされる恐れがあるというので屋根に上がって悪いところを見て貰ったりとそんなこんなでスマホを見たのは午後8時を回っていたショートメールが7本くらい入っていて投稿原稿について私に聞きたいことがあるという趣旨だったようやく連絡が取れて私の投稿は6年ぶりに8月12日の朝刊に掲載するとのことだったそうか 今更ながら前回投稿が掲載されたのは私がまだ定年前の職場に勤務していたときのことだったそれから随分長い歳月が流れて再び私の投稿が載るというたまに自分の投稿が全国紙を飾るというのも楽しいことに違いないがそんな幸運も6年に一回ということなら多いことと思えばいいのか少ないと思えばいいのか幸運は回数の問題ではないと思えばいいのか?(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/06
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楽しいこと 南風一スポーツをすることとか山に登ることとか釣りに行くこととか休日にそういう趣味に没頭する楽しみのためにウィークデーの間の仕事の頑張りがあるという御仁はたくさんいよう私の場合は月に一度のペースで地域の埋蔵文化財センターのボランティア調査員として寄贈資料の整理に出向くという楽しみがあるがそのこと自体の楽しさということもあろうがそんなことよりひと月に一回年休を取ってウィークデーに仕事をさぼって午前中は資料整理をして遊んで(要するに遊んでいる感覚なのですよ)午後は妻と散髪屋へ行って髪をさっぱりして帰ってくるというその気楽さと安逸さそういう行動スタイルが楽しいところがあるおまけに平日の散髪屋にはシルバー割引があるので少し得した気分になれるついでに車で帰宅した後はスイカや植木に水やりをしたりして随分気分が落ち着くおまけに昨夜はアマゾンで購入した遮光シートを座敷のサッシに貼り付けたのでその効果を試してみた遮光効果は確かにあるのかな?(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/06
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日々流していくだけの暮らしかな 南風一今朝も通勤時から太陽がぎらぎら輝いてとても雨など降りそうに思えなかったから自転車で通勤することにした少し早く家を出たので職場の二つ前の交差点のところで日傘を差して歩いているきみに追いついたすぐそばを通り過ぎざま「ワン」と呼びかけてみたらきみは傘を少し上げて私の方を振り返ってびっくりしたような顔をしていたそのあと笑っているので私が「びっくりした?」と尋ねたら「びっくりしたわ」と応える「犬と思った?」と尋ねたら「南風さんと思った」と即答する「なぜ俺を分かったのかな?」「そんな声をかけるのは南風さんしかいないから」だってさ(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/05
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オリンピックと人生 南風一堀米雄斗選手はパリオリンピックのスケートボード・ストリートの後半のベストトリックの5回目の挑戦で「ノーリーバックサイド270ブラントスライド」を成功させ土壇場で大逆転の金メダルを獲得したオリンピックとはいえ4年に一度のしかも競技時間は数分に満たない中での挑戦が実を結んだ確かにそんなスポーツ選手がいる他方でもっともっと長く人の一生だったら80年近くかな毎日あるいは毎週あるいは毎月あるいは毎年挑戦し続けるとすれば80回は挑戦できることになる人生の長さはオリンピック選手の練習時間よりはるかに長いのだから何回でもあるいは何年でも挑戦することができるでも多いように見える80回の挑戦だって80回の全部で成功したとしても81回目の前には死を迎える(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/04
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人の愚かさと影響力 南風一警察官とか検察官国会議員とか自衛隊職員自治体の長や幹部職員彼らは自治体や国から給料を貰っているからそのような定期的な収入がない人に比べたら恵まれていると言えよう給料が低すぎて潜水艦の潜水手当をチョロマカサなければ生活が苦しいというのは国に責任があるしかし警察官が県警本部長の隠ぺいに不満があるというので内部通報をすれば国家公務員守秘義務規定に違反するから逮捕するとか検察官が取り調べ時に黙秘権を行使しようとする容疑者を罵倒するとかそれらはその職務や地位に相応しからざる行動といえよう(要は職務不適格者といえよう)国から給料が出る国会議員の公設秘書の給与を詐取したり県知事が市町村長にワインをねだったことを告発されたり公用車から降りて20メール歩かされたからといって部下の幹部職員にパワハラしたり県の幹部職員が知事のパワハラ告発を行った同僚幹部職員のパソコンを調べて処罰したりそんな悪さをしてもらおうと思って国民や県民は国税や地方税を払っているわけではないしか~し税金徴収や社会保険料徴収は法律に基づくという理由で日常的に(サラリーマンにとっては毎月の給料から、自営業者にとっては年間利益から)支払っている税金や社会保険料は支払いが遅れれば過怠税を払わなければならずもし支払ができなければ財産差押えとなるまあこれくらいならば平和な時代のことなので、税金や社会保険料を支払わない国民の方が悪いので、仕方ないかと思うしかしウクライナやロシアのように戦争が始まったから徴兵制を敷くと言われた日には「おいちょっと待ってくれよ」となる日頃から国家権力を行使している警察や検察や自治体職員や国家公務員や自衛隊や国会議員が国家運営を誤るという事例は、日本国の日中戦争や太平洋戦争で起きたことであるだから日常的にその役職に相応しくない不適格者がたくさん混じっている中においてもそんな不適格者ではなかったと思われる第二次世界大戦を遂行した国家権力者でも完全に間違った行動を選択してしまうわけであるそれから判断すると「人間はよく誤るので、国家や国民の命を預かるという国家運営の職席に係わる人たちといえども、彼らの個人的な良識に任せておくことは危ない」ということである第二次大戦前の天皇はもとより、内閣や閣僚や関係省庁幹部や実行部署・部隊は個人的な信念や信条という第三者からは到底客観的な評価を下しえない理由に基づいて、様々な公的な決断を下して行った。その結果が、日中戦争や太平洋戦争における壮絶な敗戦であった人間は愚かなので国家公務員だとか言ったところで「長い目で見て国民にとって何が一番大切か?」という判断はその職席にいる者の個人的な事情や経験や性格や信条に基づく判断に依存してしまっているので何年か過ぎて客観的な目で見られるようになると「過去の決断は愚かな判断であったな」という結果になる人間は未来が読めないので未来から過去を見れば必ず社会的な職席に就いていた者たちは、それぞれの立場で間違っていたとわかるしかし何年か過ぎて「あれは間違っていました」と後悔したところで日本国が日中戦争や太平洋戦争で関係国に酷いことをしたことや当時の日本国民に塗炭の苦しみを味合わせた事実は消えない人が変われば また時代が変われば国家の責任ある役職にある人たちも変わるそして国家の責任ある職責にある人は完全無欠な人ではない従って国家は誤るだからと言って戦争を始めるのは過去の歴史から何も学ばない愚かな行動といえよう愚かな所作を止められないというのも人間の所業といえよう(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/03
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初々しさ 南風一妻と結婚するとき大学の恩師に仲人を頼むために妻を東京の下宿に呼び寄せた時はちょうど正月2日の寒い日だった妻と下宿に着くや荷物もそこそこにさっそく妻を素っ裸にした上着やスカートを脱がしてブラジャーやストッキングショーツを順に脱がして行った最後にショーツを脱がしてもう何も脱がすものがなくなったとき妻は両手を性器の前に当てて割れ目が見えないように隠していたそんな妻だったのに今では「これから遊ぶよ」と誘えば私の布団に潜り込んできて自分から素っ裸になっているまあ親愛の証というかそこまで私に身も心も許せるということだろうけれど最初にセックスした頃のような初々しさも良かったなあと思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/02
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女性の魅力 南風一女性を一々裸にしなくても女性は女性器を持っている女性器を持っていながら自分は女性であることに違和感を持つ女性がいるその場合彼女の意識(頭)と身体(性器)が一致していない大抵の場合は女性という意識と女性器を持つことは一致しているから男性は女性を好きになったとき同時にその女性の女性器にも期待するもしその女性の性器の外形は女性器でありながら意識が女性でないから女性器に対する挿入は受け入れられないそう言われたらそう言われた方の男性は好きになった女性の女性器にも期待を寄せていたのに女性器として使えないということになればやっぱりその男性は好きになった女性から去るしかないだろう女性を好きになるということはその容姿や性格とともにその女性の女性器にも期待を寄せる少なくとも私は好きになった女性にはその女性器にも期待を寄せてしまう(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/02
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ルーティンと新しいこと 南風一お手洗いに行くときとか昼食に行くときとか日々事務所の通路などで同僚女性の何人かと顔を合わせることがある(彼女たちはスタイルが良くて魅力的だ)そんな機会は仕事を辞めれば そうそうやって来ない貴重な体験に違いないそんなことを考えながら今日も昼食に出ていくためにいつものようにエレベータに乗り込んだ昨日も一昨日も二昨日も11時30分が来れば同じようにエレベータに乗り込んでルーティンとして外出する日々のルーティンは何の変りもないけれどこの日々のルーティンを繰り返すこと以外に人生ってものはないし新しい明日もやって来ないそう思っていたらエレベータが1階に着いて私はまた37度Cの灼熱の外へ繰り出していく(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/08/01
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