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著 者=加藤直美 書 名=コンビニと日本人 なぜこの国の「文化」となったのか 発行所=祥伝社 発行年=2012.12 評 価=★★★☆☆コンビニは確かに日本発の、都市生活者へ利便性を提供するための一つの回答だと思う。途上国の人々が、固定電話の段階を経ず一足飛びに携帯電話社会になったことと同様に、個別の市場や一般雑貨店を飛ばしてコンビニ社会になることだって可能であろう。そういったイメージを抱いていたのだが、本書のタイトルの投げかけである、「なぜ日本の文化となったのか」についての簡潔な答えは、残念ながら示していない。よくある書籍タイトルのアイキャッチャーでしかない。ただ、細かい緻密なデータを示している章もあるので、それなりに評価できるかも。なお、細かい点は別にして、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートのそれぞれの根本的な戦略の差を示して欲しかった。その点、筆者の力量不足かも・・・【送料無料】コンビニと日本人 [ 加藤直美 ]
2014.07.29
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編 集=斉藤 香書 名=地域発 ヒット商品のデザイン発行所=パイ インターナショナル発行年=2014.3評 価=★★★☆☆土産物に限らず、デザイン・本書ではパッケージによって売上が大きく左右されることは十分にありえる。本書は、日本各地の土産のパッケージデザインの好事例を、地域別に多数取り上げて紹介している。こういった「一度は見てみたい・行ってみたいなんとか百選」とか「ベストなんとか選」とかは、一体どう言った基準で誰によって選択されているのか曖昧な所がある。もちろん、その道のプロが選んだり・純粋な基準で選ばれることもあろうが、一般にはどことなく胡散臭くて・選ぶ方と選ばれる方となにがしかの関係はないのかと疑ってしまう。ただし、本書のデザインはなかなかのモノのように見える。思わず選んでしまうような魅力的なパッケージがテンコ盛りである。ちょっといいかも。
2014.07.27
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著 者=天童荒太書 名=幻世の祈り 家族狩り 第1部発行所=新潮社 新潮文庫発行年=2004.2評 価=(第5部読了後、評価)2014年夏クールのTVドラマで、松雪泰子主演の「家族狩り」が放映されている。原作の天童荒太は、名作「悼む人」・「永遠の仔」の作者でありこの「家族狩り」計5部作もずいぶん前に購入していたのだが、読む機会を逸していたのでTV放映を機に読み始めたものである。同時並行で、登場人物の行動が示されるので、丁度TVドラマを見ていたため混乱せずに役に立った。TVドラマと同様、この第1部だけでは人物の過去や背景が分からない。今後が楽しみである。【楽天ブックスならいつでも送料無料】幻世の祈り 家族狩り[ 天童荒太 ]
2014.07.18
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著 者=磯達雄[文]、宮沢洋[イラスト]書 名=ポストモダン建築巡礼発行所=日経BP社発行年=2011.7評 価=★★★★☆ポストモダン建築とは、合理的で機能主義的となった近代モダニズム建築に対し、その反動として現れた装飾性、折衷性、過剰性などの回復を目指した建築のこと。日本では1980年代に全盛期を迎えたことから、一般に「バブル建築」と同一視される。丹下健三 兵庫県立歴史博物館(姫路)安藤忠雄 姫路文学館(姫路)安藤忠雄 兵庫県立こどもの館(姫路)(直営) ホテル川久(紀伊白浜)高松 伸 織陣(京都)などが本書で取り上げた代表例。わりと自分も建築が好きなのがよくわかった。【楽天ブックスならいつでも送料無料】ポストモダン建築巡礼 [ 磯達雄 ]
2014.07.15
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著 者=池田信太朗書 名=個を動かす 新浪剛史 ローソン作り直しの10年発行所=日経BP社発行年=2012.12評 価=★★★★☆ちょっとした契機がありコンビニ業界の内、特にローソンの経営分析を行う必要があり手にとって読んでみた。こういった経営本にありがちな表面的な美辞麗句が中心の駄作と違って、わりとまともで新浪社長によるローソン立て直しの経緯が紹介されており、好感を持てる。セブンイレブンという巨人を相手に、総力戦では負けても、市場を細分化して局地戦で勝つことで、「勝てない」という負け犬意識を溶かすことを主眼に、セブンイレブンがPOSによる個店の発注手法を極限まで磨くのに対して、ローソンはPONTAカードによるCRMで一足飛びに自動発注を目指し、そのためのSCMを磨く方向へ経営資源を分配していることが良く分かった。また、BPOも興味深く、BPOにより生みだした人材を新規事業に回し、コア事業以外はアウトソースする経営戦略も腑に落ちた。2番手なりのやり方だとは思うが・・・【楽天ブックスならいつでも送料無料】個を動かす [ 池田信太朗 ]
2014.07.13
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監 修=藤田 和男書 名=トコトンやさしい石炭の本 -今日からモノ知りシリーズ-発行所=日刊工業新聞社発行年=2009.4評 価=★★★★☆ ご存じ「トコトンやさしい」シリーズの本であるが、このシリーズは全くの初心者を読者においてはおらず、何らかの理由でこの分野の「一般的な基礎的知識を得るあるいは興味を与える」ことを目的としている。そのための読者が対象である。このため、石炭は世界中で採掘されるが輸出余力のある国は「豪州、インドネシア、南アフリカ、ロシア、コロンビア」であることも分かるし、日本が輸入する際の石炭受入れ基地(コールセンター)は18ヶ所(宇部興産CC、三井鉱山北九州CC、山口下松、水島・JFE物流、新居浜CC等)というのも分かる。また、製鉄所のコークス炉は国内44炉で、石炭メジャーと呼ばれる企業はBHPビリトン(英・蘭)、リオティント(英・蘭)、アングロ・アメリカン(英)、エクストラータ(スイス)の4社で、その他新興国インデペンデント企業はブミリソーシズ(インドネシア)、中国神華能源(中国)、エン州煤業(中国)というのも分かる。本当に基礎からモノ知りになれる、相変わらず良いシリーズである。【送料無料】トコトンやさしい石炭の本 [ 秋本明光 ]
2014.07.11
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著 者=丹羽基二、鈴木隆祐書 名=自分のルーツを探す発行所=光文社 (新書)発行年=2006.3評 価=★★★☆☆本書での自分のルーツとは、文字通り「ご先祖様は誰か」という意味で、いわゆる若者の「自分探し」とは全く違う。各々各自が持つ、苗字は一体誰からまたどこから始まり、今に続いているのかを探し出すための方法を具体的に紹介している。紹介された方法だけでは、それほど確実に何代も・何世紀も辿れる訳ではないが、ルーツ探しのきっかけを与えるには十分かもしれない。リタイア後の自分史編纂と同じ様に、ご先祖探しもそれほど世の中にニーズはないと思うが、マイナーでニッチな部分での存在感はある様に思える。
2014.07.04
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著 者=久保田 浪之介書 名=トコトンやさしい燃焼学の本 -今日からモノ知りシリーズ-発行所=日刊工業新聞社発行年=2012.6評 価=★★★★☆ご存じ「トコトンやさしい」シリーズの本であるが、このシリーズは全くの初心者を読者においてはおらず、何らかの理由でこの分野の「一般的な基礎的知識を得るあるいは興味を与える」ことを目的としている。そのための読者が対象である。燃焼の定義を「発熱と発行を伴う酸化反応」、燃焼の3条件を「燃料、酸化剤、着火源」と示すなど、本当に基礎からモノ知りになれる。相変わらず良いシリーズである。【送料無料】トコトンやさしい燃焼学の本 [ 久保田浪之介 ]
2014.07.02
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