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著 者=福岡 伸一書 名=やわらかな生命発行所=文藝春秋発行年=2013.8評 価=★★★★☆これまで福岡伸一氏の著作は名作の「生物と無生物のあいだ」の他、「できそこないの男たち」「世界は分けてもわからない」「動的平衡」「動的平衡2」「生命と記憶のパラドクス」と読んできている。筆者の選定するテーマ、表現する文体、内容としての論旨すべて好ましい。加えて、筆者とは、生命関連の他にも建築分野が好きなこと、マップラバーとして地図が好きなこと、本の日本十進分類法の400番台(自然科学)が好きなことわりと全ての好みが一致する。にもかかわらず、著者を好きにはなれないのはなぜなのか。本当に不思議だ。著者が好きな本として、須賀敦子「地図のない道」・カズオイシグロ「日の名残り」・川上弘美「センセイの鞄」・朝吹真理子「きことわ」が挙げられており、今度、読んでみようと思う。<読了;2014.5.27>【楽天ブックスなら送料無料】やわらかな生命 [ 福岡伸一 ]
2014.05.27
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著 者=ジャレド・ダイアモンド書 名=昨日までの世界 上 -文明の源流と人類の未来翻 訳=倉骨 彰発行所=日本経済新聞出版社発行年=2013.2評 価=(上・下一括評価)筆者は、かの名著「銃・病原菌・鉄」「文明崩壊」で文明論を展開した社会学の第一人者である。本書の冒頭で、よくある典型的分析は、「自分自身の非典型的な狭いスペクトルの一部だけを切り取り、それを根拠に一般化の大部分を行っている」と主張しており、我々が慣れ親しんでいる典型的な西欧式の国家社会ではない、様々な国家成立前状態にある旧来式の伝統的社会(特にニューギニアの部族の今の社会など)から何か得られることを比較し探し出そうとしている。その意味では、これまでの名著を期待して読み出すと、かなり退屈な本である。別に様々な部族の社会慣習や思考方法などが、一体全体、国家社会に生きる我々に何の参考になるのだろう。そういった思いが最後まで消えない。下巻もこの調子で退屈でもやもやした感じが続くのだろう。不安だ。 <読了:2014.05.24>【送料無料】昨日までの世界(上) [ ジャレド・ダイアモンド ]
2014.05.24
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著 者=TOブックス編集部書 名=ザ・ヒント -ヒット商品の誕生秘話大百科-発行所=ティー・オーエンタテインメント発行年=2014.2評 価=★★★☆☆著者が選んだ、ヒット商品や発明の誕生秘話200アイテムを、正確に見開き2ページで簡潔にまとめた本。恐らくほとんどがウィキのウェブ情報によるものと思われる。2ページでは正確な情報は書き切れないし、実際どうであったかの事実を確認する方法がない。位置づけとしては、マーケティングを少しかじった人の小ネタ集的なものか。ただ、個人的には、008「ナノファルコン」・042「NYC Garbage」・052「お子様ランチの旗」・158「サランラップ」が興味を魅かれた。 <読了;2014.05.17>【送料無料】ザ・ヒント [ ティー・オーエンタテインメント ]
2014.05.17
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著 者=有栖川有栖、河内厚郎書 名=大阪探偵団-対談 有栖川有栖vs河内厚郎発行所=沖積舎発行年=2008.8評 価=★★☆☆☆大阪出身のミステリー作家と、大阪出身の文芸評論家の対談(インタビュー)冊子。ミステリー小説と古き良き大阪がテーマのようで、特にどうということもなし。何を探偵したのでしょうか、スクープはあったのでしょうか。 <読了;2014.05.14>【送料無料】大阪探偵団 [ 有栖川有栖 ]
2014.05.14
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著 者=関西ルール研究会書 名=関西人の「あるある」図鑑発行所=PHP研究所発行年=2012.5評 価=★★☆☆☆特に面白い個所はない。大阪人には受けない内容だし、大阪以外の関西の人には記述が物足りないし、関西以外の人にとって面白さが分からない。誰がターゲット読者なのでしょうか、ケンミンショーを楽しむ人であることは確かか。 <読了;2014.5.11>【送料無料】関西人のあるある図鑑 [ 関西ルール研究会 ]
2014.05.12
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著 者=ブライアン・グリーン 書 名=隠れていた宇宙 上翻 訳=大田直子発行所=早川書房発行年=2011.7評 価=(上・下一括評価)筆者は、最新宇宙論の第一人者である。かのホーキング氏よりも、読むべき価値のある著作をこれまで「エレガントな宇宙」「宇宙を織りなすもの」と執筆しており、本書はその続編である。科学は、解明されていない現象や事象を明らかにする行為であるが、この点に関して言えば、壮大にも「今の全世界=宇宙は、なぜ今の様な形になったのか」ということである。この思考実験と観測される事実を踏まえると、ビックバンに始まり・量子ゆらぎによる負の重力=斥力重力のインフラトン場によるインフレーションが続き、超ひも理論仮説によって必然的に並行宇宙=多宇宙になるという説明になる。言葉にすると、何のことか解りづらいが、本書の内容は順を追って読めるので、とても面白い。上巻では、可能性のある多宇宙の形として、パッチワークキルト多宇宙、インフレーション多宇宙、ランドスケープ多宇宙と様々に考えられるということだが、まだどれが本命なのか明らかにしていない。下巻が楽しみである。 <読了:2014.5.10>【送料無料】隠れていた宇宙(上) [ ブライアン・グリーン ]
2014.05.11
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著 者=マルク・エルスベルグ 書 名=ブラックアウト 上/下翻 訳=猪股和夫、竹之内悦子発行所=角川書店発行年=2012.7/2012.7評 価=★★★★☆テロリストのスマートメータへの遠隔制御コード書換えと各発電所へのSCADA遠隔制御システムプログラムへのウィルスにより全欧に渡り大規模停電に至り、テロリスト確保までの長期停電期間の動きを描く。場面場面が非常に早く切替り、まるで映画を見ているような展開を見せる。とあるしがないイタリア人の元ハッカーが、何かおかしいと初めて気付き、様々な誤解と困難を乗越え最終的には解決に導く活躍を行う小説である。スマートメータ-が初めて本格的な小説に取り上げられたのではなかろうか。<読了:2014.3>【送料無料】ブラックアウト(上) [ マルク・エルスベルグ ]【送料無料】ブラックアウト(下) [ マルク・エルスベルグ ]
2014.05.05
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著 者=若杉 冽書 名=原発ホワイトアウト 発行所=講談社発行年=2013.9評 価=★★★☆☆現役キャリア官僚によるリアル告発ノベルというふれこみ。F1事故以降、再度、電力業界と役所と政治家が結託して様々な水面下の活動を働き、再稼働にこぎつけたは良いが・悪意ある集団によって再び新潟の原子力発電所が電源喪失の危機を迎えると言う小説の流れ。自民党と役所(経済産業省)と電力会社(東京電力)に対する悪意以外、感じられない。リアルに何も知らなかったと思った本当に何も知らない読者が、さもありなんとしたり顔でつぶやくようなことだけは避けて欲しいと願う。あくまで小説なんだから。<読了:2014.2>【楽天ブックス送料無料】原発ホワイトアウト [ 若杉冽 ]
2014.05.05
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著 者=黒木 亮書 名=エネルギー 上/中/下発行所=講談社発行年=2010.9/2010.9/2010.9評 価=★★★★☆エネルギー業界、特にエネルギー資源開発を巡る国際ビジネスの最前線の商社マンや役人の活躍・暗躍を描く小説。特に、サハリン2でのLNG開発、イラン石油掘削権益交渉、中国航空燃料デリバティブ取引などが同時に描かれる流れ。業界用語や人物・企業関係(もちろん微妙に実名を変えてはいる)が、絶妙で緻密な取材に基づいていることが良く分かる書籍に仕上がっており、非常に面白い作品。<読了:2014.1>【送料無料】エネルギー(上) [ 黒木亮 ]【送料無料】エネルギー(中) [ 黒木亮 ]【送料無料】エネルギー(下) [ 黒木亮 ]
2014.05.05
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著 者=池上 彰書 名=伝える力 「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える!発行所=PHP研究所発行年=2007.5評 価=★★★☆☆ビジネスマンに必要とされる作法や基本的素養を、単に自分の経験・体験からまとめ上げたものでしかないにもかかわらず、池上彰という人物は、全く嫌みがなく反感を持たれることなく記述する才能は、天性のものであったとしても特筆すべきことだと思う。キーワードは、「謙虚な姿勢」か。 <読了:2014.3>【送料無料】伝える力 [ 池上彰 ]
2014.05.05
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著 者=サミュエル・ハンチントン書 名=文明の衝突と21世紀の日本翻 訳=鈴木主税発行所=集英社発行年=2000.1評 価=★★★★★国際関係を、イデオロギーや国家(民族)間でなく文明相互の衝突と捉える枠組みは、今更ながら非常に論旨明快で腹に落ちる理論である。翻って日本は、領土=国家=文明なので、国際的に孤立した状態でありいずれにしろ、米国か中国など他の文明のどこかと手を組まないといけないという趣旨である。本書が、9.11以前に執筆されていることを思うと、今でも論旨は色褪せていないし予言どおりに国際関係が進展している点で、著者の力量がまざまざと示されている。<読了:2014.3>【送料無料】文明の衝突と21世紀の日本(にっぽん) [ サミュエル・P.ハンティントン ]
2014.05.05
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著 者=アマルティア・セン書 名=貧困の克服 -アジア発展の鍵は何か翻 訳=大石りら発行所=集英社発行年=2002.1評 価=★★★★☆アジア初のノーベル経済学賞を受賞した筆者の講演論文を再構成したもの。よって重複部分もあるが、非常に奥深い内容を含んでいる。開発独裁でなく人間中心の民主主義が最重要との指摘が根幹。そういえば、ダロン・アセモグル「国家はなぜ衰退するのか」とほぼ同様のことを主張している。時間軸は異なるが主張は同じで、中々人間は変われないようだ。 <読了:2014.3>【送料無料】貧困の克服 [ アマルティア・セン ]
2014.05.05
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著 者=奥野宣之書 名=100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング 発行所=ナナ・コーポレート・コミュニケーション発行年=2008.12評 価=★★★☆☆どことなくサラリーマンではない時間の使い方について、佐藤可士和「超整理術」や上大岡トメ「キッパリ」と同じにおいがする。世の中の人が全て企画を考えている訳ではなかろうに、どこか上から目線で指示される感じ。ただ、読書と文房具はどこか親和性があるのは確かな指摘。情報を自分にインストールなら分かるのだが、表題のインストール・リーディングとは変な用語活用例。出版時期から見てiPhoneやiPadが世に出る前なので、どこまで限りなくアナログで踏ん張れるつもりなのかと、少々心配になってしまう。参考に、「情報は1冊のノートにまとめなさい」もあり。<読了:2014.3>【送料無料】読書は1冊のノートにまとめなさい [ 奥野宣之 ]
2014.05.05
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著 者=藤原和博書 名=坂の上の坂 55歳までにやっておきたい55のこと発行所=ポプラ社発行年=2011.11評 価=★★☆☆☆学生や成年期の他にも、意外と老後にも現れる坂があるので、今のうちに地域と上手く係わっておきましょう、といった感じの内容。こう言った、キャリア持ちの成功者にありがちな上から目線の人生訓・処世術は、人それぞれ置かれた環境や生きてきた状況が異なるので、全く役に立たないと思った方が無難。<読了:2014.1>【送料無料】坂の上の坂 [ 藤原和博(著述家) ]
2014.05.05
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著 者=クリス・アンダーソン書 名=メイカーズ 21世紀の産業革命が始まる翻 訳=関 美和発行所=NHK出版発行年=2012.10評 価=★★★★☆ベストセラー「ロングテール」・「フリー」の著者。主張の骨子は、3Dスキャナーと3Dプリンターによって、21世紀の製造業は個人がだれでもメイカーになれる時代がやってきたとの内容。曰く、新しい時代の家内工業への回帰であり、ウェブがニッチな需要のロングテールを表面化させ・簡易な生産ツールが供給のロングテールを生みだしたそうな。すなわち、モノのロングテールということらしい。非常に違和感があるのは、従来の工場での生産品がどこでも何でもできるように聞こえることと、自分だけのモノや自分が作ったモノにより価値があるように聞こえることである。いくらウェブ文化とDIY文化が融合してデジタルデザインが生まれようと、これ自体がマス・カスタマイゼーションではない。また、3Dプリンターに過多に期待することはない。実際、自分自身ではあまり魅力を感じないし、みんながみんな日曜大工が好きではない。ということで、前評判が高かったせいもあり、逆に失望も大きい。【楽天ブックスならいつでも送料無料】MAKERS [ クリス・アンダーソン ]
2014.05.05
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著 者=西條敏美書 名=知っていますか?西洋科学者ゆかりの地 IN JAPAN PARTI 新しい世界を開いた西洋科学者発行所=恒星社厚生閣発行年=2013.2評 価=★★☆☆☆日本全国にある西洋科学者の銅像・胸像・レリーフなどを訪れ、そのゆかりを調査した旅行記。あまりそういった方面に興味はないので、特になにも感想なし。 <読了:2014.4>【送料無料】知っていますか?西洋科学者ゆかりの地IN JAPAN(part1) [ 西条敏美 ]
2014.05.05
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著 者=元村有希子書 名=気になる科学 -調べて、悩んで、考える- 発行所=毎日新聞社発行年=2012.12評 価=★★★☆☆毎日新聞社科学部の文系記者が著したエッセー。昔エッセー、今ブログ、いやフェースブックか。ベストセラーとアルファブロガーの社会に対する影響力は、現代においてはいかなるものか一考に値する。その意味ではあまり本書は無関係で、内容は特にどうと言うことはない。共著に「理系白書」があるようだが、理系女子(=リケジョ)もSTAP細胞の小保方事件で下火になってしまって、ちょっと残念。 <読了:2014.4>【楽天ブックスなら送料無料】気になる科学 [ 元村有希子 ]
2014.05.05
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著 者=リチャード・フォーティ書 名= 生命40億年史翻 訳=矢野真千子発行所=筑摩書房発行年=2014.1評 価=★★★☆☆リチャード・フォーティ著作ということで、「生命40億年全史」や「地球46億年全史」の様な秀作を期待すると裏切られる。単に、生命の大量絶滅の危機を現代に至るまで生き延びた生物について、筆者個人が訪問し・その生物について考察する旅行記の様なもの。邦題が全く用をなしていない、とても残念な本。 <読了:2014.3>【送料無料】〈生きた化石〉生命40億年史 [ リチャード・フォーティ ]
2014.05.05
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著 者=ローリー・アンドリューズ書 名=ソーシャル無法地帯翻 訳=田中 敦発行所=イースト・プレス発行年=2013.11評 価=★★★☆☆SNSの世界においては、無法でプライバシーがない事例を赤裸々に示した著作。単なるリベンジポルノ問題ではなく、気をつけないと果てしなく個人情報が筒抜けで、盗用・捏造なんでもありのとてもとても恐ろしいことになりますよという箴言。最後には、対策としてソーシャルネットワーク憲法案まで示しており、「ちょっと引く」。 <読了:2014.2>【送料無料】ソーシャル無法地帯 [ ローリー・B.アンドルーズ ]
2014.05.05
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著 者=ジェームズ・ハーキン書 名=ニッチ -新しい市場の生態系にどう適応するか-翻 訳=花塚 恵発行所=東洋経済新報社発行年=2013.1評 価=★★★★☆万人向けの考え方が通用しない、マスマーケッティングが有効に機能しない市場構造に変わってきているという指摘。そこではニッチが大切で、自ら欲しいモノを狩りに行く市場に変わりつつある状況を、事例を交えて示していることが要点。こういったマーケティング関連本は、何か新しいトレンドを見出し・名付けることこそが名を上げる近道であることは良くあるので、全面的に信用するのはどうかと思う。レイチェル・ボッツマン「シェア」の所有がベースで共有・レンタルの動きがあることと同じで、マスがベースでニッチの動きがある程度に思えば良いのではないだろうか。 <読了:2014.2>【送料無料】ニッチ [ ジェイムス・ハーキン ]
2014.05.05
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著 者=ディーン・ブオノマーノ書 名=バグる脳 -脳はけっこう頭が悪い-翻 訳=柴田裕之発行所=河出書房新社発行年=2012.12評 価=★★★☆☆脳の機能とその限界を解説しようとする論旨だが、何分まとまりが悪い。脳がバグる(誤った情報処理をする)事例は豊富だが、読後ほとんど何も残らない。別にコンピュータと比較しなくても良いのでは・・・ <読了:2014.1>バグる脳 [ ディーン・ブオノマーノ ]
2014.05.05
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著 者=安藤忠雄書 名=ANDO TADAO Insight Guide 安藤忠雄とその記憶 (Insight Guide 2)発行所=講談社発行年=2013.2評 価=★★★☆☆最近、建築に興味がある。安藤忠雄は、現役の建築家の第一人者。彼の手掛けた建築物や仕事に対する思いを綴った作品集と言った所。通称「光の教会」と呼ばれる、日本キリスト教団・茨木春日丘教会には、いつの日か訪問してみたい。 <読了:2014.1>TADAO ANDO Insight Guide [ 安藤忠雄 ]
2014.05.05
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著 者=中村吉明書 名=これから5年の競争地図 グローバルものづくりのトレンド 発行所=東洋経済新報社発行年=2013.10評 価=★★★☆☆現役の経済産業省幹部が著した、今後の日本の製造業に関する考察といった所。特に、自動車産業・電機産業・バイオ産業の3つに注目した分析が中心。ただ、役人の作成本にありがちで、残念ながら主張があまり頭に残らないのが現実。 <読了:2014.1>これから5年の競争地図 [ 中村吉明 ]
2014.05.05
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諸般の事情でまたしても遅くなりましたが、2013年の1年間で、私ねぼすけが読んだ48冊の本の中で、少なくとも読んだ時間がもったいなくないお薦めの本の個人的なランキングを、2008年ランキング(104冊中)・2009年ランキング(89冊中)・2010年ランキング(71冊中)・2011年ランキング(74冊中)・2012年ランキング(50冊中)に続いて発表します。したがって、2013年以前に出版された本も含まれています。また、2013年は色々多忙で、読了冊数が例年より少なめです。 私の読書の作法を紹介します。通勤時の会社までの往復時と出張時の交通機関の中やその他就寝前等の細切れの時間を利用して、2-3冊並行して読むのが読書のスタイルです。ただ、最近、以前より読むスピードが遅くなっていることにあせりを感じています。 また、本の入手方法は大きく分けて三通り。一つ、この本を読もうと思う際にはアマゾンか楽天で発注、二つ、古本はブックオフ・新刊本は書店をぶらぶらと見て気になる本があれば購入、三つ、自宅近くの図書館で眼に付いた比較的読みごたえのある本を借りる、この三つがだいたい冊数にして1/3づつ程度を目標とするポートフォリオを目指しています。 興味がある本のジャンルは、自然科学系(生物学、物理学、地球・宇宙・進化もの)・ビジネス人文社会系(経営・マーケティング分野、心理学・社会科学もの)・今話題の本といった所。ほとんどがノンフィクションで、小説やハウツー本はめったに読んできていませんでした。ただ、2011年からは良書の読書対象領域を広げるため、小説にも手を出すこととし、まず、小説の手始めに、ここ10年間分の芥川賞受賞作を全て読んでみた後に、ここ10年間のベストセラー小説も読むように心がけています。従って、2011年ランキング以降は、小説もランキングに入っています。ここ5年の読書量で、過去15年間程度の小説・ノンフィクションを含めた大体のベストセラー作品は読んだように思えます。それでは、発表です。その前に、参考に過去のランキングのベスト5を示すと以下のとおり。(注:*印は小説) 2008年ランキング第1位 銃・病原菌・鉄 (ジャレド・ダイヤモンド、草思社:2000.10)第2位 ウェブ進化論 (梅田望夫、筑摩書房:2006.2)第3位 スタバではグランテを買え! (吉本佳生、ダイヤモンド社:2007.9)第4位 ルポ 貧困大国アメリカ (堤未果、岩波書店:2008.1)第5位 フラット化する世界 (トーマス・フリードマン、日経新聞社:2007.5) 2009年ランキング第1位 利己的な遺伝子 (リチャード・ドーキンス、紀伊國屋書店:2006.5)第2位 反貧困-すべり台社会からの脱出(湯浅誠、岩波書店:2008.5)第3位 希望格差社会 (山田昌弘、筑摩書房:2004.11)第4位 日本にノーベル賞が来る理由 (伊東乾、朝日新聞出版:2008.12)第5位 生命-最初の30億年 (アンドルー・H・ノール、紀伊國屋書店:2005.7) 2010年ランキング第1位 地球46億年全史(リチャード・フォーティ、草思社:2009.1) 第2位 なぜビジネス書は間違うのか(フィル・ローゼンツワイグ、日経BP社:2008.5)第3位 暴走する資本主義(ロバート・B・ライシュ、東洋経済新報社:2008.6) 第4位 恐竜はなぜ鳥に進化したのか(ピーター・D・ウォード、文藝春秋:2008.2)第5位 スノーボール・アース(ガブリエル・ウォーカー、早川書房:2004.2) 2011年ランキング第1位* 1Q84 BOOK1-3(村上春樹、新潮社:2009.5/2009.5/2010.4)第2位* 悼む人(天童荒太、文藝春秋:2008.11)第3位 人類の足跡10万年全史(スティーヴン・オッペンハイマー、草思社:2007.9)第4位 シマウマの縞、蝶の模様(ショーン・B・キャロル、光文社:2007.4)第5位* 告白(湊かなえ、双葉社:2008.8)2012年ランキング第1位 宇宙を織りなすもの 上・下(ブライアン・グリーン、草思社:2009.2)第2位* ローマ人の物語 (1)-(15)(塩野七生、新潮社:1992.7-2006.12)第3位* 十字軍物語 (1)-(3)(塩野七生、新潮社:2010.9-2011.12)第4位* ベイジン 上・下(真山仁、東洋経済新報社:2008.7)第5位* 永遠の仔 上・下(天童荒太、幻冬舎:1999.3)2013年ランキング第1位 生命の跳躍 進化の10大発明(ニック・レーン、みすず書房:2010.12) 生命進化において、非常に重要な出来事を10個選定し、その謎に対して現時点で分かっている最新の知見やどのような解釈・分析があるのかをニュートラルに示してた本。具体的には、生命の誕生・DNA・光合成・多細胞・有性生殖・運動能力・視覚・温血性・意識・死の10個。どれも証明が非常に困難で、極めて意義深い出来事である。進化論関係の集大成のように思える。また、著者は、参考文献・書籍を手短に紹介しており、それも読んでみたい。第2位 それをお金で買いますか 市場主義の限界(マイケル・サンデル、早川書房:2012.5) NHK教育番組「ハーバード白熱教室」、そしてその講義をまとめた「これから「正義」の話をしよう」の著者である。正直、番組自体は閃光が走る程の衝撃があったものの、前作品では「正義」の話が中心で共感はしなかった覚えがある。しかしながら、本書を読んで著者の本当の考え方が良くわかった。結局、「世の中にはお金で値段を付けて売買することに対し、道徳面や平等面で問題があるモノやコトがある。それでも解決しないといけないならば、それは正義とは何か・なにが公正かの観点を十二分に議論しないといけない」と言うことを主張している。第3位 「婚活」現象の社会学(山田昌弘、東洋経済新報社:2010.6) 著者は、パラサイト・シングルといい希望格差社会といい、今回の婚活も言葉のネーミングセンスが本当に素晴らしい。言葉から社会的ムーブメントを起こしており、間違いなく社会学の権威と言える。また本書の内容も、副題にあるように「配偶者選択のいま」で、従来からあったコンパや職場活動の結婚の配偶者を探す活動が、いつの間にか狭き門の好条件の配偶者をより早く・より効率的・効果的に探索する活動に変質した現象を分析した良書。第4位 フリー からお金を生みだす新戦略(クリス・アンダーセン、NHK出版:2009.12) マーケティング用語のロングテールの命名者として有名な作者の第2弾。ネットビジネスには、フリー(無料)のビジネスモデルが良く適合するが、その構造を分かり易く解いた本。巻末の解説は、10ページそこそこだが、本書のエッセンスを十分に反映した久々に解説らしい解説の名文。曰く、フリーを利用したビジネスモデルは大きく分けて3種類、一つ目「直接的内部相互補助」(ひとつ買うと、もうひとつは無料等)、二つ目「三者間市場」(広告収入等)、三つ目「フリーミアム」(一部の有料顧客が他の顧客の無料分を負担)。三つ目がとてもモデルとして斬新で、有料顧客は5%以上・できれば10%で大成功との解説要約。第5位* 舟を編む(三浦しをん、光文社:2011.9) 著者は、「まほろ駅前多田便利軒」でも、その文才を示しているが、本書も同様である。途方もないことを地道にコツコツと一つ一つ行っていく様を、「舟を編む」と表現上例えて、取り上げたテーマは「辞書編纂」の作業である。読み易く、かつストーリー展開も面白い。第6位 国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(ダロン・アセモグル他、早川書房:2013.6) 本書の結論から言うと、独裁者の搾取的ではない包括的に良好な政治・経済制度が、衰退を防ぎ繁栄の基礎と言うこと。ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄」やポール・コリアー「最底辺の10億人」とも機を一にしており、展開する論調は比較的心地よい。ただ、ローマ帝国の共和制から帝政への解釈やベネチアの政治制度についての解釈が、塩野七生「ローマ人の物語」や「海の都の物語」とも違って、多少違和感あるのもご愛嬌。第7位* オレたちバブル入行組(池井戸潤、文藝春秋:2007.12) テレビドラマ「半沢直樹」の原作本。他に「オレたち花のバブル組」と「ロスジェネの逆襲」と合わせて、半沢直樹3部作を構成している。先に小説を読んでからテレビドラマを見ても面白いという、新しいドラマの楽しみ方を提案してくれた。第8位 シェア からビジネスを生みだす新戦略(レイチェル・ボッツマン他、NHK出版:2010.12) クリス・アンダーセン「フリー <無料>お金を生みだす新戦略」と同じコンセプトで、世の中の新しいビジネスの動きを俯瞰した著作である。現代日本でもシェアハウス、カーシェア、中古本リサイクル等共有をビジネスとする経済は、着々と大きくはなってきている。所有から共有の経済への移行は、今後更にネットの力で加速されるというのが本書の主張の根幹である。ただ、基本に所有経済があってこそのレンタル・共有経済であり、所有がベースにあり続けることは間違いない。同様に、貨幣経済があってこその社会であり評判経済でもある。その意味で、緻密な論理展開なしに、単なる多数の様々な事例紹介の積み上げだけで世の中のベースとなる方向性を決めることは思考停止で、本書はもてはやされ過ぎ。第9位* 永遠の0(百田尚樹、講談社:2009.7) 文句なく面白い。映画化されたが、作品が面白すぎて見ようとはせず。第10位 「機会不平等」論 人は格差を背負って生まれてくる?(橘木俊詔、PHP研究所:2013.9) 同じ論点を扱った前作「格差社会 何が問題なのか」(岩波新書・2006.9)に続く、最新データを分析した格差社会に関する著作である。経済格差が世代を越えて親から子へと繋がり、教育・就労・結婚・賃金など人が営む全ての社会生活面で、現代日本において結果不平等でなく機会不平等が著しく顕著になり、これにより格差社会が進行中であることを統計を通じて示している。本書において、この機会不平等の流れ・連鎖を断ち切る処方箋を示している訳ではない。根本的に連鎖を断ち切ることは本当に難しい。機会平等を実現する手始めとして、例えば非正規雇用の所得向上と最低賃金の引き上げ等でさえ、莫大な政策的・経済的支援策が必要となってくる。ただ現時点では、なぜか格差社会が「社会問題化」はしてはいない様に見えることが、一層不気味。以上、小説とノンフィクションをまとめてランキング評価した。年間ランキングは、既に6年目・500冊近くとなったことから、そろそろ通算の分野別総合ランキングをまとめたいと思う。(時間があれば)
2014.05.05
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著 者=百田尚樹(ひゃくた・なおき)書 名=永遠の0発行所=講談社発行年=2009.7評 価=★★★★★文句なく面白い。面白すぎて、映画は見なかった。 <読了:2013.6>【楽天ブックスならいつでも送料無料】永遠の0 [ 百田尚樹 ]
2014.05.04
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著 者=池井戸 潤(いけいど・じゅん)書 名=オレたちバブル入行組/オレたち花のバブル組/ロスジェネの逆襲発行所=文藝春秋/文藝春秋/ダイヤモンド社発行年=2007.12/2010.12/2012.06評 価=★★★★★/★★★★★/★★★★★読 了=2013.07/2013.7/2013.10ドラマが始まってすぐに読んだが、とても面白かった。テレビドラマの原作本を先に読んでからテレビを楽しむという、新しいドラマの楽しみ方があることにも気づけた。オレたちバブル入行組 [ 池井戸潤 ]オレたち花のバブル組 [ 池井戸潤 ]ロスジェネの逆襲 [ 池井戸潤 ]
2014.05.04
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著 者=村上春樹(むらかみ・はるき)書 名=色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年発行所=文藝春秋発行年=2013.4評 価=★★★☆☆村上春樹作品は、最近では「1Q84」に続いて2作目。正直、良く分からない作品。「1Q84」が名作だっただけに、失望も大きい。 <読了:2013.5>【楽天ブックスならいつでも送料無料】色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [ 村上春樹 ]
2014.05.04
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書 名=ノーベル賞でたどる物理の歴史著 者=小山慶太発行所=丸善出版発行年=2013.10評 価=★★★☆☆本書は、ノーベル物理学賞受賞の1901年から2012年までの全受賞者とその業績について詳細に調査し、まとめた本。ノーベル物理学賞だけが全ての物理を網羅しているとは思えないが、ある程度の現代物理学の歴史を辿ることができる。調査文献には最適かも。 <読了:2013.12>【楽天ブックスなら送料無料】ノーベル賞でたどる物理の歴史 [ 小山慶太 ]
2014.05.04
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書 名=脳とグリア細胞 -見えてきた!脳機能のカギを握る細胞たち- (知りたい!サイエンス)著 者=工藤佳久発行所=技術評論社発行年=2010.12評 価= -脳におけるニューロン(脳神経細胞)以外の細胞(=グリア細胞)の機能についての解説書【送料無料】脳とグリア細胞 [ 工藤佳久 ]
2014.05.04
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書 名=史上最強カラー図解 プロが教える脳のすべてがわかる本監 修=岩田 誠発行所=ナツメ社発行年=2011.7評 価= -最近、脳の仕組みに非常に興味がある【送料無料】プロが教える脳のすべてがわかる本 [ 岩田誠 ]
2014.05.04
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書 名=ウルトラ ヤノべケンジ アートプロジェクト2008-2013著 者=ヤノべケンジ発行所=青幻舎発行年=2013.9評 価= -ヤノべケンジの2008-2013の5年間の作品集。サンチャイルドは、非常に興味深い。【楽天ブックスならいつでも送料無料】ウルトラ [ ヤノベケンジ ]
2014.05.04
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書 名=「機会不平等」論 -人は格差を背負って生まれてくる?-著 者=橘木俊詔発行所=PHP研究所発行年=2013.9評 価=★★★★☆同じ論点を扱った前作「格差社会 何が問題なのか」(岩波新書・2006.9)に続く、最新データを分析した機会不平等に関する書籍である。経済格差が世代を越えて親から子へと繋がり(=副題通り「人は格差を背負って生まれてくる」)、教育・就労・結婚・賃金など人が営む全ての社会生活面で、現代日本において結果不平等でなく機会不平等が著しく顕著になり、これにより格差社会が進行中であることを統計を通じて示していることが本書の根幹である。前作もそうであったが、この流れ・連鎖を断ち切る処方箋を示している訳ではない。いやむしろ、示さないことそのことが本当に深刻な状況であるとも言える。流れを緩和するためには、何らかのセーフティネットや労働市場の流動化促進などが考えられるが、根本的に連鎖を断ち切ることは本当に難しいのであろう。なぜなら、ことここに至っては、機会平等を実現するとっかかりとして、非正規雇用の所得向上と最低賃金の引き上げ等でさえ、莫大な政策的・経済的支援策が必要となるからである。ただ、現時点では格差社会が「社会問題化」はしていない様に見えることが、一層不気味かも。<読了:2013.12>【楽天ブックスならいつでも送料無料】「機会不均等」論 [ 橘木俊詔 ]
2014.05.04
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書 名=シェア -<共有>からビジネスを生みだす新戦略-著 者=レイチェル・ボッツマン、ルー・ロジャース訳 者=関 美和発行所=日本放送出版協会発行年=2010.12評 価=★★★★☆クリス・アンダーソン「フリー <無料>お金を生みだす新戦略」と同じコンセプトで、世の中のビジネスの動きを俯瞰して出版された著作である。色違いであるが、書籍の体裁も良く似ている。現在の日本でもシェアハウス、カーシェア、中古本リサイクル等共有をビジネスとする経済は、着々と大きくはなってきているように感じられる。所有から共有の経済への移行は、更にネットの力で加速されるというのが本書の主張の根幹である。ただ、何でもそうだが基本に所有経済があってこそのレンタル・共有経済であり、所有がベースにあり続けることは確信が持てても、共有がベースになることは無いと断言できる。同様に、貨幣経済があってこその社会であり評判経済である。その意味で、緻密な論理展開なしに、単なる多数の様々な事例紹介の積み上げだけで世の中のベースとなる方向性を決めることは浅はかで、本書はもてはやし過ぎとも言える。<読了:2013.11>【送料無料】シェア [ レイチェル・ボッツマン ]
2014.05.04
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書 名=脳科学者たちが読み解く脳のしくみ -3ポンドの謎-著 者=シャノン・モフェット訳 者=藤井留美発行所=日経BP社発行年=2009.12評 価=★★☆☆☆医学部学生の著者が、複数の脳科学者へルポを行ってまとめた本。内容は、新しい知見という意味では、ほとんど価値なし。また、全体として総合的に判断しても読む価値なし。<読了:2013.11>【楽天ブックスならいつでも送料無料】脳科学者たちが読み解く脳のしくみ [ シャノン・モフェット ]
2014.05.04
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書 名=ヒーローを待っていても世界は変わらない著 者=湯浅 誠発行所=朝日新聞出版発行年=2012.8評 価=★★★★☆名著「反貧困-すべり台社会からの脱出」の著者で、民主党政権時に内閣府参与として政権入りをはたした人物の著書である。主張の根幹は、面倒くさくて時間がかかり疲れる民主主義のシステムが結果的には最適で、誰かが何時か何とかしてくれると期待することは愚かなことと言うことである。橋下大阪市長兼維新の会代表へのほわっとした民意に対する、強烈なアンチテーゼと思われる。地道な活動、息の長い調整、粘り強い交渉等そういった愚直な姿勢が、実は非常に大事と言っている気がする。反対に、地に足がついていない言動、イデオロギーに凝り固まった運動、思考停止の反対活動等こういった吐き気のする現在のいくつかの状況をなんとかしたいものです。 <読了:2013.11>【楽天ブックスならいつでも送料無料】ヒーローを待っていても世界は変わらない [ 湯浅誠(社会運動家) ]
2014.05.04
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書 名=経営戦略の思考法 -時間展開・相互作用・ダイナミクス-著 者=沼上 幹発行所=日本経済新聞出版社発行年=2009.9評 価=★★★☆☆時々、本格的な経営戦略本が読みたくなる。本書は、要約にもあるように「過去の学説の流れを大きな視点から再整理し、その背景の思考法をできる限り明示的に示し、その種の思考法の実例を示し、分析例を示した」もの。即ち、単なる相関関係・因果関係だけでなく、メカニズムまで立ち入って解明をめざした経営戦略本というふれこみである。ただし、そこまでハ-ドルを上げて言うほどではないが、これまでの経営学に基づく戦略構築の流れを俯瞰するには丁度良いようには思える。 <読了:2013.11>【送料無料】経営戦略の思考法 [ 沼上幹 ]
2014.05.04
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書 名=国家はなぜ衰退するのか -権力・繁栄・貧困の起源- (上)/(下)著 者=ダロン・アセモグル、ジェイムズ・A・ロビンソン訳 者=鬼澤 忍発行所=早川書房発行年=2013.6/2013.6評 価=★★★★☆結論で言うと、独裁者の搾取的ではない包括的に良好な政治・経済制度が繁栄の基礎と言うこと。少々、米国の民主主義やキリスト教を礼賛するくだりは鼻に付くが、ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄」ともポール・コリアー「最底辺の10億人」とも機を一にしており、展開する論調は比較的心地よい。ただ、ローマ帝国の共和制から帝政への解釈やベネチアの政治制度についての解釈が、塩野七生「ローマ人の物語」や「海の都の物語」とも違って、多少違和感あり。また、この結論に至るまで長文過ぎる。 <読了:2013.9>【楽天ブックスなら送料無料】国家はなぜ衰退するのか(上) [ ダロン・アセモグル ]【楽天ブックスなら送料無料】国家はなぜ衰退するのか(下) [ ダロン・アセモグル ]
2014.05.04
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書 名=見る -眼の誕生はわたしたちをどう変えたか-著 者=サイモン・イングス訳 者=吉田利子発行所=早川書房発行年=2009.1評 価=★★★★☆見る、または見えるということは、昔から自分自身で科学的に解決できていない謎である。勿論、眼から入った信号を脳で処理し脳が見せていることは理解しているのだが、脳が見せている映像がなぜ、眼で見える映像とほぼ寸分たがわずに見えているのかが、不思議でならない。デジカメで例えると、レンズから入る情報をCCDで捉え電気信号に変換し液晶モニターに表示させているのであるが、モニター映像が「レンズを通して見える」ことになるのかが、全く不思議である。この点について言えば、本書には答えはないのであるが、それ以外にも様々な「眼」と「見る」ということに関して歴史的・文化的背景を元に、様々な話題を提供してくれる価値のある良書である。【1000円以上送料無料】見る 眼の誕生はわたしたちをどう変えたか/サイモン・イングス/吉田利子
2014.05.04
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書 名=創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある -海洋堂物語-著 者=宮脇 修発行所=講談社発行年=2003.5評 価=★★★☆☆ご存じ精巧なフィギュア製作会社、海洋堂の創始者の著作である。お世辞にもこなれた文章とは言えないが、小さなプラモデル小売店から始まった会社が、ここまでどのように大きく羽ばたいたのかを、余すところなく詳述しており、非常に好感が持てる。更に海洋堂が好きになること間違いなし。 <読了:2013.9>創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある 海洋堂物語 /宮脇修(著者) afb
2014.05.04
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書 名=意識 <1冊でわかる>シリーズ著 者=スーザン・ブラックモア訳 者=筒井晴香、信原幸弘、西堤優発行所=岩波書店発行年=2010.2評 価=★★☆☆☆意識とは何かを1冊で示す試みだが、全くノンフィクション読物としての体裁を成していない。どこか、脳科学者芸能人の茂木健一郎の論調と同じで、論理の流れも結論も全く信用できない。価値が全く分からないし、読む理由なし。 <読了:2013.9>1冊でわかる【2500円以上送料無料】意識/スーザン・ブラックモア/信原幸弘
2014.05.04
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書 名=小山薫堂 幸せの仕事術 -つまらない日常を特別な記念日に変える発想法-著 者=小山薫堂発行所=NHK出版発行年=2012.8評 価=★★★☆☆クリエイターや企画人の発想法や思考回路は、憧れるが単純に信用できない胡散臭さがある。どれだけ自分が良い仕事をしたかを、こうやればできるでしょ・簡単でしょと何か上から目線のしたり顔が鼻に付くせいかもしれないし、単純に羨んでいるせいかもしれない。この観点でも、本書は同程度だが、著者はまだ愛嬌があるだけましかも。ちなみに、小山薫堂のフェースフックにフォロアーとして登録しました・・・ <読了:2013.8>【送料無料】小山薫堂幸せの仕事術 [ 小山薫堂 ]
2014.05.04
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書 名=意識の探求 -神経科学からのアプローチ-(上)・(下)著 者=クリストフ・コッホ訳 者=土谷尚嗣、金井良太発行所=岩波書店発行年=2006.6評 価=★★★☆☆意識があるという状態がどういうことか科学的に解明されていないので、脳神経科学的にNCC(意識を発生させるのに十分な最小の神経活動)を突きとめることが最重要という主張が本書の根幹。ただし、本書にはその結論は示されておらず、読後感は消化不良に陥る。あまりお勧めできない。 <読了:2013.11>【送料無料】意識の探求(上) [ クリストフ・コッホ ]【送料無料】意識の探求(下) [ クリストフ・コッホ ]
2014.05.04
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マイブログの更新が滞る理由は、3つある。一つ目は、SNSの手段として最早、ブログのような不特定多数のユーザーに向けた情報発信よりも、特定の知り合いに向けた情報発信・意見交換としてフェースブックがデファクトになったこと。従って、ブログの活用メリットが大きく喪失しており、これに手間暇をかける意味合いが薄れてしまったこと。二つ目は、単純に時間がないこと。わざわざデスクトップPCを立ち上げ、キーボードに向かって文章を打ち込むような手間と時間が、その他の日常生活のプライオリティから見て、極度に低下していること。三つ目は、楽天ブログのユーザーは、アフィリエイトを多少なりとも期待する者が多数と思われ、純粋に情報発信や意見交換によって得られる価値が少なく、それほど力を傾注する必要性が感じられないこと。ただ、それでも、自身の備忘のためにアップしよう。
2014.05.04
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