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横浜中華街 の発展は、 関帝廟 を支え、心のよりどころとして
信仰してきた人々の歴史そのものの様な気がしてならない
関帝廟 の初代は明治6年頃で、現在の様な大きなものではなかったらしく
その後二度の改修などで当時としては立派な廟が完成したといわれている
しかし関東大震災によって全壊
次代は第二次世界大戦の戦災により消失
三代目は戦後すぐに建立されるも
原因不明の出火により焼失
現在ある 関帝廟 は四代目で平成二年に建立されました
その姿は 、中国の伝統建築工芸をこらした
豪華絢爛かつ荘厳なもので
モデルとなった 関羽 は今から1800年程前の後漢
三国時代にかけて活躍した実在の武将でした
関羽 は信義に厚く金銭にも潔白な人物だったことから
古くから神明として祭祀されていました
また 関羽 は簿記法を発明したとも言われ
商売の神様 として世界中の華僑の間で信仰されています
カメラも腕も悪く申し訳ありません!
廟に入ってみると中国伝統建築工芸の贅を尽くした
傑作であることがわかると思います
三国志の物語を彫り込んだ龍柱
関帝廟 は 関帝廟通 りにあり、夜はライトアップされます
一方、 海の女神・航海安全の守護神 として信仰されている
媽祖廟 のモデルは、約1000年前に実在した女性で
幼少の頃から才知に長け、16歳で神から教えと銅製の札を
授けられ、28歳で天に召された後も、海上の難民を救ったとされています
天后・天上聖母 などの名で呼ばれ、 海の神様 としてのみならず
自然災害、疫病、戦争、盗賊から人々を護る女神として
世界中の華僑の間で信仰されています
関帝廟 とは違い、女性らしく優しい色合いとやわらかさを感じます
左:媽祖廟の近くに媽祖小路 という通りがありました
右: 関帝廟通り の横浜バザールの前ではジャズが流れていました
場所は中華街マップをご参考にしてください
関帝廟・媽祖廟 ともに華僑の人々の心のよりどころで
ここまで発展したのは信仰心の賜物でしょうか~
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