全3件 (3件中 1-3件目)
1
手作りごはんに挑戦される方が徐々に増えてきている様子、嬉しい限りです。今日は、職場の先輩のお宅へにゃんこさんの手作りご飯出張セミナーに行ってきました。が!実は、今日のセミナーの開始時刻がバッチリ男子フィギュアスケートフリー演技とバッティング。待ち合わせの駅では早速試合速報を先輩から伺い、その時点で小塚選手は2位!スゴイスゴイ!と喜び、お宅へ伺った直後からセミナーは「後回しにしましょう」と言うことになり先輩と二人してテレビの前に釘付け!だって、よりによって織田選手のアクシデント。もう目が離せません。高橋選手の演技までだったはずなんだけど、結局プルシェンコ選手の演技も見て、高橋選手の銅メダル確定まで見ちゃいました。いや~メデタイ!あ、いえいえ、プロの食育講師たるもの、何やってるんだか!?気持ちを切り替えて、猫ちゃんの手作りご飯を生まれて初めて作るという先輩に、フードと手作りご飯の長所短所、消化吸収のメカニズムや手作りご飯の注意点などを講義。嬉しいことに、いつもはシャイで人前に出てこないと聞いていた先輩の2猫さんのうち、男の子の蓮ちゃんが途中から登場。足元で匂いを嗅いだり、何となーく側をウロウロしてみたり。とっても大きな5キロ!の蓮ちゃんにびっくりしつつ講義を進めていると、蓮ちゃんがスタッとテーブルの上に上がって、モアナ母ちゃん持参の煮干しの袋をクンクン。動物病院育ちで、子猫時代からフードを食べつけており、ササミやお刺身も殆ど食べないという蓮ちゃんが煮干しにものすごーく関心を示してくれました。モアナ母ちゃんは内心「ヤタ!」と手を打ち、ちょっとお味見してもらおうかな?と煮干しの頭と内臓を除いてほぐしたものを蓮ちゃんに差し出すと、あ~ららら、生まれて初めての煮干しを蓮ちゃんが食べてくれるじゃございませんか!?(それも、知らないおばちゃんが差し出したのに!)猫の手作りごはんで、食べてくれない、とお悩みのそこのあなた!鮮度の良い煮干しはお勧めですぞ=!!どうもお腹が空いているらしい蓮ちゃんのために、この機会を逃してはならじと、講義から実習へスイッチ。ササミ、煮干し、ごはん、人参すりおろし、オリーブ油(これは食べる直前に加えます)の材料で猫ちゃん2匹分の初めての手作りごはんを作りました。当初予定では、手作りご飯が初めての猫さん達なので、小指の先ほどの人参のすりおろしに煮干しの粉を混ぜて、フードのトッピングにしようと思っていたんです。でも、蓮ちゃんの予想外の煮干しへの執着の様子に、これは「イケルカモ?」と2猫さんの一食分まるまるを作ってみました。講義を再開して少々冷ましたところで、いつものご飯皿にご試食用に出してみましたが、、、やーっぱり蓮ちゃんは匂いを嗅ぐだけで食べません。でも、とても気になるらしく、ウロウロそわそわ。そこで、先輩が押し入れに隠れている女の子の花ちゃんの方へお皿に盛ったご飯を持って行きます。(花ちゃんは野良時代に近所の方にあれこれ貰っていたので、茹で野菜でも以前から食べていたそう)お皿をもって行かれた蓮ちゃんは、ニャーニャー鳴きながらお皿を追いかけるんだけど、やっぱり食べられない。しばらくすると、花ちゃんは結構食べているのが減っているご飯で確認できて、モアナ母ちゃんは高橋選手じゃないけど、ヤッタネ~!じゃあ、蓮ちゃんにはフードのトッピングにしてみましょうか、と提案してみました。するとすると~、蓮ちゃん、フードは完食。その上、人参のすりおろしも、煮干しのまざったササミおじやも、食べてる食べてる食べてるぅ~~~!キャ~~ウレシイ!フード育ちの上に、手作り初めての大人猫ちゃんが、お初の手作りご飯をこーんなに食べてくれるなんて!オリンピックで日本選手の活躍した日の出張セミナーは、モアナ母ちゃんにとっても記念すべきセミナーになりました!(デジカメ持って行ったのに、あれこれあり過ぎて、すーっかり写真撮るのを忘れました。)
2010.02.19
コメント(4)
ワクチンを製造するためには、ウイルスの培養のために他の動物の臓器を使う。例えばヒト用のインフルエンザ・ワクチンには鶏の卵が使われたりする。これはワクチン製造の過程でやむを得ないものだけれど、種の異なる動物の臓器や卵を使用する製造方法では、借りた動物が持つ菌などが培養中のウイルスに入り込んでしまう可能性は、、、、、、やっぱりあった!というニュ-スです!毎日新聞に京都&イギリスの大学の合同調査で分かった猫のレトロウイルスがワクチンに混入した、という情報が出ています。新聞記事の元になった研究論文は、緊急性の上から一般公開されているそうです。英文ですが、抄訳のみならず論文全文もダウンロードできますので、関心のある方はこちらへどうぞ。また、この研究者が既に2007年に発表していた研究の一部が国内の獣医師向け雑誌でも読むことが出来るようです。研究者氏のブログはこちらです。この猫のレトロウイルスが犬の体にワクチン接種により入り込んでしまって悪さをする可能性は、、、、あるかも、と報道されています。(研究者は、僅かでも可能性のあるものについては「絶対ある」「絶対ない」とは表現しません。では、臨床に携わる方達は、どう解釈され、どう対応されるんでしょうね?)混入ワクチンの名称なり会社なりを知りたいところですが、、、日欧の製薬会社のワクチン全てを調査した訳ではないので、製造元は非公開なのだそうです。うーん、それは、製薬会社には公平かもしれないけれど、そのウイルス混入の可能性のあるワクチンを接種されるかも知れない犬の飼い主には全く公正ではないと思います。公開しないなら、ワクチンは即刻回収するべきでしょう。たかが犬猫のワクチンだから、リコールはしなくて良い、ということでしょうか?個人的には、ワクチンの過剰接種は反対だけれど、必要性は認めています。ですから、余計に詳細を知りたいのです。風評被害を避ける必要からも、一般の飼い主にも分かり易く解説して公表して欲しいと思います。だって、被害を被る可能性が高いのは私達一般飼い主であり、私達の愛犬家族なのですから。
2010.02.09
コメント(0)
![]()
メディカルハーブの勉強を始め、有機化学と取っ組み合いをやっていると、石鹸や手作りご飯の謎が解けたりして、改めて目からウロコがまた一枚一枚と落ちています。今日は、ば~ばが奈々に泣かされた「テオブロミン」のお話。もしかすると「テオブロミン」と目にしただけで「大丈夫だったの?」と、心配して下さる方もおいでかも?そうなんです。テオブロミンはカカオに含まれている成分で、犬猫はこの成分の代謝がNG!犬猫はテオブロミンで中毒を起こすと言われています。先日、帰宅するとば~ばがヘロヘロとドアを開けてくれました。いつもはモアナと奈々が玄関まで迎えに来てくれるのに、今日は廊下の向こう台所でワンワン言っているだけ。あれ?と思っていたら、案の定ば~ばが開口一番「今日は、大変だったのよぉ~~!」言いながら、もう半分ベソベソ。「もう疲れちゃって、何にもできない。もう駄目ぇ」 あ~、これは奈々が何かやったに違いない! ば~ばが泣くような出来事は、大抵お転婆奈々コが原因。 何をやったかは分からなくても、犯人はすぐに分かる!モ母「奈々ちゃん、何やったの?」ば 「食べたのよ!チョコレートを!!二つも食べたのぉ!!!!」モ母「(ホッ)なーんだ、脅かさないでよ。明治のミルクチョコでしょ? 大丈夫、あれくらいならテオブロミンの量も知れてるから」ば 「そんな事言ったって、チョコは駄目だって言ったじゃないの! T動物病院に電話したらお若い先生に体重とか聞かれたし。 分からないからモアナより小さいですって言ったの」 ブッ!それは先生も困ったことだろう! ちなみに、奈々が食べたチョコレートは●【明治】 ミルクチョコレート 140g 28枚入 (T6-96-320)モ母「先生、大丈夫って言ってたでしょ?」ば 「うん、あれは大量に食べた時の話だって、、、。 でも、もう、本当にどうしようかと思ったんだから~~~」 (と再び涙声になる) 事の起こりは、前日ば~ばのお客さんに出したお茶菓子の残りのチョコレートが そのまま応接間のテーブルに残されていたこと。 犬達のいるダイニングとの仕切り戸を開閉して掃除をしていた隙に、ちゃっかり 入り込んだ奈々が盗み食い! それも、銀紙に包まれていたものだから、奈々はストーブ前の犬ベッドへチョコを 持ち込んでクチャクチャと噛んで格闘し、白いベッドを茶色に染め上げていたらしい。 ば~ばが発見した時は、噛みちぎられたチョコの包み紙と茶色に染まったベッド! チョコレート中毒で死にそうになって血を吐いた?! 大変だー!死んでしまう~~~~! と、なったようです。*テオブロミンは、チョコレートの原料であるカカオに含まれているアルカロイドです。植物成分のアルカロイドと言えば、良く知られているのはモルヒネやストリキニーネなど、薬物、毒物の成分であることが多い物質です。って、ここまで読んだだけでぞぉ~っとなっている方、いらっしゃいますか?大丈夫、大丈夫、モルヒネやストリキニーネとテオブロミンは基本的な骨格は似ているものの、人間はちゃーんとテオブロミンを排泄しちゃいますから中毒になりません。(稀に、人でもアレルギーの方はいらっしゃるようですが)ただ、犬や猫はテオブロミンを上手に処理できないようです。犬の場合は、全く代謝できない訳ではないらしいのですが、排泄に時間がかかる、つまり体内にテオブロミンが長く留まるので、大量に摂取すると肝臓で処理しきれなくなって中毒になります。そして、犬は猫より雑食性な分、甘い匂いを放ち実際甘味のあるチョコレート菓子類をキライっていう子はまずいないでしょう。この辺りが、犬の危ないところですね。(猫ちゃんは新規の食べ物には警戒心が強いし、植物性のものはあまり口にしにくいとは思いますが…)では、チョコレートのテオブロミンの含有量を見てみると、ある調査では、ホワイトチョコレートのテオブロミン含有量は1グラムあたり13.6μg。ただ、これはホワイトチョコの数値なので、使われているカカオの量が少ないことに比例してテオブロミンの含有量も低くなっています。セミスイートチョコレート、ブラックチョコあるいは80%を超えるカカオを使って作っていますと宣伝されている某有名チョコレートメーカーのお品だったりすると(モアナ母ちゃんも1枚だけ食べたことあるんですけど、正直苦かった)、当然テオブロミンの量も跳ね上がります。テオブロミンの犬の致死量ですが、体重1キロあたり240~500mgで50%の犬が死ぬ、という数値が報告されています。(個体差があるので、50%という示し方になっています。中毒症状があらわれる数値として挙げられているのは、100~200mg/Kgです。)ミルクチョコレートのテオブロミン含有量は154mg/100g今回、奈々が食べたのは1枚5gのミルクチョコを2枚で10g。従って、テオブロミンは15.4mgしか摂取していないので、本犬はケロリとしていたそうです。(お客さんに好評で、チョコがあらかた食べられていたのが不幸中の幸いでした。)ただし、この箱入り(28枚入り)のミルクチョコレートを3箱全部たべてしまっていたら、、、下手すると、50%のうちの1頭になる可能性も。。。あるいは、2日連続で1箱ずつ食べていても、中毒は起こりえますね。奈々は小型犬と言っても、体重は5キロ近くありますから、ば~ばみたいにミルクチョコ2かけらで泣きの涙になる必要はないけれど、体重2キロのチワワちゃんだったりすると、同じミルクチョコでも半箱で大事です。やはり何をするか分からないのはワンコですから(3歳児程度の知能と言われていますよね)皆様もどうぞお気をつけになって下さいね。*テオブロミンの中毒症状は、嘔吐、下痢、多飲多尿、興奮、運動失調、血尿など。重症になると、不整脈、ふるえや痙攣発作など。
2010.02.01
コメント(6)
全3件 (3件中 1-3件目)
1