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よろしくわたしはこだわりますよろしくわたしは今日の足首ですやおらぶらさがる大きな目が見ると吠えるが声のないメカニックの犬アイボっていいましたっけ一時そうとう話題になりましたねメカドックといわれたって少し心音にもなれないなら立って歩いてよくよく次のステージまで判断はここからの踏み出しではなくよろしくわたしはメタリックのくずになりよろしくわたしはイタチ野郎であるのんきな外見にだまされてはいけない一度食いついたら簡単には話さず引きずり引き裂き貪り食うって自らの内側に穴がいたとしたって機械の犬なんかっじゃない機械の犬になろうとは思わない擦り切れて血がにじむまでせめて吠える声であってくれよ丁寧に語るさ諦念に語るさ誰かから命じられないためのよろしくよろしくよろしく御題は太郎本人さんでした。こりゃ難しいわ。
2008.04.30
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5/1(木)武蔵小金井アートランドhttp://www.freespace-artland.com/ 「大人になれNIGHT2008」 open 18:00,start 18:30,入場料、参加費共に、\1000(飲食別) 出演 ・ちりがみ〈生〉 ・MU2.1 ・加藤チャーリー千晴+宮保恵 ・カワバタカズミチ etc. GUEST-森川雅美(詩人) イベントコミュ↓ http://mixi.jp/view_community.pl?id=3067153 即興朗読やります。
2008.04.29
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海の暗いそこに羽根をはばたかせ 飛翔するおよいでいる 小さな生き物たちクリオネと呼ばれる 殻を持たぬ透き通る貝の 天使と呼ぶのはあなたの勝手です 氷と氷の間に浮き沈みながら 漂っているたまに発光する 触手を伸ばして生き血を吸う 血が失われる時の痙攣が伝わり どんなに小さくても血を 吸わなければ生きて行けません 悪魔と呼ぶのもあなたの勝手です 明日にはわずかなくずになって 海のそこ深く沈んでいきます マリーンスノウになるのです 誰もが思うときがあるのです こんな小さな生き物の存在を 百科全書をめくる時の 指の動きよりも確かな感触で 御題はTASKEさんでした。 ありがとうございます。 今まで書いたことのない書き方で書こうとしたらうまくいきませんでした
2008.04.28
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新しい同人詩誌「酒乱」が創刊しました。102ページ。 定価千円。 詩 伊藤浩子 象の墓場 廿楽順治 四方拝 小池田薫 誕生を待つ 松本秀文 乗合馬車 郡宏暢 デリバリー・ヘルスメーター 森川雅美 山越 三村京子 水について 小峰慎也 ベトナム 平川綾真智外 37.6℃飯田保文 あなたの名を知った 松岡美希 「うれる」他二編 岡崎よしゆき クオリア 小川三郎 眼球譚 谷口哲郎 今日、石の中で 散文 恥ずかしい 廿楽順治 締め切り直前のアンパン 平川綾真智 どこへ行けばいいのか分からなくなった時代の中で詩を書くということ 松本秀文 ずしりときた。それでいいのだよ 田中宏輔『The Wasteless Land.3』小峰慎也 ランディ・ニューマン 三村京子 わたしにとっての「ことばのつえ、ことばのつえ」伊藤浩子 「詩ではないところで詩を書く」という詩の存在了解 近代文学の終りなんて知らない! 郡宏暢 詩集評 阿部嘉昭『昨日知った、あらゆる声で』松岡美希 不思議な言葉 小川三郎 私娼のいる街 岡崎よしゆき 反復的な「対立」に内属しながら後退するあらわな「生命」にさらされた「私」は、掘り進めた「塹壕」の中で、「他者」を生かしめるひとつだけの「愛」を見出した 稲川方人『聖―歌章』について 谷口哲郎 「亡霊」と「馬」の行方 稲川方人『聖―歌章』と『われらを生かしめる者はどこか』森川雅美 表紙イラスト 石田尚志 発行 あんど出版
2008.04.13
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たまぐしという言葉 を知ったのは 確か十八歳のころでした それまでなら 串焼きの一種か たまに来し くらいにしか 思わなかったでしょう 何で知ったのかは 覚えてはおりませぬ 玉串ではなく 玉櫛だったのかもしれません 大阪の地名です 知っていますか あるいは神様の名前 胡散臭いです ともかくも玉串は 起源を天の岩戸に 遡るとのこと 元は榊のえだ 神様の貢物なり 断じて金にあらず でも金は必要よねって 言葉を置き換えるは 実の喪失なり との意見で一致 まだ金を玉串というか そこに直りおれ それならばまだ団子と申せ 振って振って降りつづければ たまたまの 地名です榊です 御題は太郎さんでした。ありがとうございます。 少し遊びすぎ。
2008.04.12
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今日は何の日だったかねえなんていっているうちに三日が過ぎるなんてまったく夢の中の話じゃないですかそんなこと言ってるんじゃだめですよってだれかから忠告された気もして辞めなさい病めなさいといわれたとしてももう少し小さくなったほうがいいですよねって話しているのは私なのか話しているのは猫なのか離してください放してくださいつかまえた猫が三日過ぎても腕の中で暴れ続けていてさて今日はほんとに何の日だったのだろうかと三日前の人が考えていて猫鳴きますかまだ泣きませんか耳を澄ましてとうに三日過ぎました御題は中村 梨々さんでした。ありがとうございます。
2008.04.08
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陽がかげる前にうらぶれる閉ざされた門に唸ってる弱い息を吐いている時には痩せたあばらである歩行というにはまばらであるあれは病気の犬ですそんなものはおりませぬ目で捉えるには浮遊する片足を引きずり歩いているぼんやりとだけ見えている生きていくにはだんさである立っているにはだんざいであるあれは病気の犬なんですまだ吠えないでください御題は阿部嘉昭さんでした。ありがとうございます
2008.04.06
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「ガニメデ」発行者の武田肇氏に的外れな「あんど」批判をただいた。私が同人を軽視しているだの、寄稿者を慇懃に扱ってるだの。邪推もいいところである。少なくとも同人は理解して協力してもらっているし、勉強会や座談会の参加など、何らかのプラスになるように考えている。確かに18000円という少し多い同人費を取っているが、これも納得済みである。同人は協賛者であり、私自身は道楽に付き合ってもらっているという負い目もある。作品だけの同人誌なら一人1万円で足りる、と私は考えている。特集にしても、同人はすべて書こうと思えば書けるようにしている。ただ、同人が書かないだけだ。ゲストに関しては、その特集にあった人に、限られた枚数で頼んでいるだけで、全体のごく一部でしかない。いわば、詩誌として成り立たせるためにはどうしても必要なゲストにだけに、原稿料も払わないのを承知で書いてもらっている。同人に開かれた詩誌であろうと勤めている。今回の共作詩でも、同人にも参加してもらった。では、「ガニメデ」はどうなのか。たなかあきみつ氏の訳詩などすばらしいものも少なくはない。しかし、全体を見ると、必ずしも厳選された作品という印象はなく。アットランダムに数が多い。内情の詳細はわからないが、一人うん万円をとってということなので、充分にお釣りが来る。これは憶測ではなく、私も一度参加しようとした時があっったが、幸か不幸か失業で中止になったことがあるので、本人より知らされた数字だ。さらに、掲載費を取る人と取らない人が秘密裏にあり、それを知った時にはこの策士ぶりに開いた口がふさがらなかった。こんな詩誌にうん万円も払わなくて良かったと思ったものだ。掲載者を軽視しているのはどっちなのだ、とも言いたくなる。詩誌月評では書かなかったが、同誌に限らずけっこう高い金を取っている同人誌が少なくない。月評では「無償の行為だ」と書いたが、多くはそうだとしても、必ずしもそんなきれいごとではない部分もある。正直どこでも金儲けにしてしまう人がいて暗澹とする。武田氏は私の散文に関しても、「出版社の戦略」に巻き取られ時流に凭れた形の自己愛と感傷にまみれ、飛躍がないと書かれている。確かに雑な文章であることは認めるが、誤解も甚だしい。私が書きたかったのは、野放図な「新しさ」信仰に対しての批判だった。それは私自身そのような方向に踏み込んだことへの、反省と自戒を含めたものだ。たぶん武田にはそれが読み取れなかったのだろう。 いま小さな熱気の後の、個個の詩人が孤独に沈潜し、自分の中の本当の新しさを、追求するときではないでしょうか。私のこの後記の文章に関して、「森川状況(これ自身変な言葉ですね)の中の無気力なつぶやき」とも書かれているが、武田は、「腕を組んで声高に新しいぞ」といい続けることを望んでいるのだろうか。だとするなら、そこに自己批判はないのではないか。実際、武田の文章は、攻撃性は強いが自己批判は弱いように思える。さらにいうなら、武田氏からは「ガニメデ」は送られてなかった。藤本真理子さんから送られてきた。これだけ批判したなら送ってくるのが礼儀ではないか、と思うのだが。。
2008.04.05
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暗くかすれていく闇に目が少しだけ見える眠りの隙間では、皆まだ昨日を生き続けていて食卓のメニューは前の日の尺度では測れないから押し込んでください 口のなかに咽喉の奥まで甘いのがいいですか苦いのがいいですか冷えた果実 薄皮のピッと弾けたその部分を剥がれていく果皮をついばむ絶滅した鳥のくちばしをこの手にすっぽりと収めて握りつぶすでん部の形のよい盛りあがりをもっと凝視し乾燥が止まらない皮膚 粗くなった肌理をなでる時の欲望と熱量の関係を解析せよ抵抗を期待する指先から 無限に吹き込む熱風過剰になる劣える風水の堕らくに賭けて遠い惨事は石となり 身に課せられていく どこかで水が落ち 人は神のために死ぬのではないひとつの夜のために産み落とされて茹でたかためのアスパラガスを何度も噛みやわらかくゆれる春の月になる月光にあわく浮かぶうなじのなだらかな曲線に獣のような孤独 途方にくれた爪を食い込ませて突き刺すなら内側の見えない切り傷にまでうすく滲む上澄みが 最初の一滴となりからだの曲線をためらいながら流れる流れながらためらう あまりにも多い境界線の間で立つ爪先のために荒れた舌を裸の肌にすべらし遥か下方に名も無い小さな空洞を見つける水が流れはじめる 人の生死は今日も繰り返され骨ばった小さな手で扉を開けようとする開ける前にもう一度だけ立ち止まってくださいはやく開けさせてください 耐えられません耐えられぬなら自分の名前を三度つぶやくが良い誤って叫んでしまう 扉は開かれないままでまだ夜明けまで少し時間があり鶏も眠っているのにまどろみの中 覚醒し続けていく半睡の瞼の内側にいくつもの流れ星がよぎりそのひとつひとつに無数の開きかけた花が犇めくうめこぶしつばきもくれんライラック 見上げれば重なり合う淡光 降りはじめた霧雨も弾かれて再び眠りに落ちる前に花が開く音を聞く目を閉じる 幼少期に訪れた湖畔 薄暮色足裏が感じた流されていく砂の感触はよみがえり水面に映る自らの影が 絶えず揺らぐのを見る少しだけ越えたかった段差 初恋の次の恋だったから図書館で勉強したのは 互いの唾液の粘度についてくちびるは渇いていたから小さな痛みだったと思い出し内部に潜む湿度を ふやけた辞典と一緒に閉じた閉じたところから忘れないでください そう膨らみを包み体中から汗をかく 記憶はみるみる流れ出していって発光 じきに明るんでいく夜の空気のために発熱 節足動物たちが冷えた肘を忘れないためにうすぼやけた月の明かりの中に立っている独り舞う 点滅する指先の向こうに螺旋の裾を見る舞う足の先に力をこめるなら地球のダンスだ息を吸う度に毒が廻るんです 紫色の愛しさも少しずつたまっていけば体が疲れるね好きになってしまったんです もうどうしようもないんです告げられたことばかいつかの記憶か 心音に掌を置き重ねられた色彩は 暗闇を少しだけ動かすだろうか髪に触れ明るみかけた空が風に揺れる一瞬を待ち誰も触れていない新鮮な冷気で肺を満たす遠くで鶯が鳴きもうじき朝の食卓につく今日に向かって放たれていく 絶望しないよう必死でへその窪の形をひとさし指でなぞり少しずつずらしネジを巻いていく やがて動き出す世界のために誰かの大きな手があるならまだ今日も目を開き声帯を振るわせ 声を発することができるゆっくりと揺さぶるような声でささやいてください丸いものたちが転がりはじめ 張りつめた糸をゆるませる少しずつ部屋に光は満ち人の歩く音が聞こえるノイズが体を支配し 時間の中にならされていく繰り返し問われる眼を開く瞬間の訪れのために瞬きはできるだけ短く めぐり来る夜を舐めることだ明道聡子さんと3週間ほどかえけて創りました。
2008.04.03
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牛が歩いていて 草を食む日日の 何度も胃から戻しては 噛みつぶす日日の 寛容である 尻尾の揺れる まだ眠くて 今朝の道をゆっくり歩き ほうぼうから 目をつぶっていたり 鼻を鳴らしていたり にぎやかな鳴き声も聞こえ どこかでそんな牛たちが 休日に洗われています ようにと願っている 御題は中村 梨々さんでした。ありがとうございます。
2008.04.02
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