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2006年2月24日 京都国際会館テーマ 「オンリーワン技術とチャレンジ精神」企業が勝ち残るためには、「変化への対応」がポイントになる。変化には「チャンスの変化」と「ピンチの変化」がある。ピンチの変化の対応を誤れば、死活問題になる。ピンチの時に、全社で危機意識を持たなければならない。[ピンチ1]1978年、アメリカへのテレビ輸出規制(4割減)国内での需要を増やす必要性に迫られた。◇日本企業の強みを生かして対応。トップダウンとボトムアップの双方向経営と現場力を生かす。モノ作りには、雇用の安定がベース。◇現場を歩く。神田の電器店で発見した情報。ヒット商品はお客の目の高さの棚に並べられる。試作品を目の高さに並べてもらって、ユーザー目線のモノ作りをしよう。技術者の一人よがりになってはいけない。モックアップの新製品を並べてもらい、生のお客の意見を聞く。その結果、着脱式チャンネルリモコンを開発。大ヒット。◇工場が営業をする工場のショールームを商談室に改造。販売店教育を行う。訪問者が増えた。変化は、目に見える形にすることが重要。◇コストダウン戦略50%のコストダウンを実現させる。[目標設定]従来の延長では出来ない目標値。トランジスタをIC化することによって目標達成。(2年で実現)[ピンチ2]1985年 プラザ合意。円高が進み、日本は世界で最高の企業コストになる。国内で競争力のあるモノ作りをするには、 世界にない物をつくる。 世界にない作り方をする。液晶事業の本格立ち上げ。 シャープには1973年に世界初の液晶表示電卓を開発した実績がある。要素技術(液晶を進化させる) 生産技術(適正なコストの追求) 応用商品を三大柱とする。世界初の液晶専門工場を建設(天理市)液晶テレビの成功。液晶は、携帯電話などにも応用展開される。まだまだ伸びる。[結びとして]現物現場主義をつらぬく。メーカーとしての本業を地道にまじめにやる。 本業重視 社会のルールを守る(CSR) 会社は社会に認められてこそ価値がある あきらめず、粘り強く
2006.02.25
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ある工場に電話したときのこと。「西谷経営技術研究所です」「いつもお世話になっております」「どうも、こちらこそ。○○部長はおられますか?」「ちょっとお待ちください」30秒待っても、1分たっても、アニーローリーが鳴りっぱなし。おそらく、工場の現場を捜してくれているのだろう。さんざん待たされた挙句、「申し訳ありません。只今席をはずしております」こんな時は、「お待たせして申し訳ありません。現場を捜したのですが、見つかりませんので、こちらからお電話させていただきます」というのが正しいのではないか。電話の掛かってきた相手が席にいなければ、「只今席をはずしております」と言えばいい。見つかるか見つからないか分からないのに、捜しに行く必要はないのです。別の会社に電話して、「西谷経営技術研究所です」と名乗ったらすぐに、「はい、ちょっとお待ちください」と言って電話を回されることもある。私がいつも掛ける相手を知っているからだろうけど、これも感じのいいものではない。もっと不快なのは、ある大手コンピュータ会社でいつも経験すること。「西谷経営技術・・・」言い終わらないうちに「いつもお世話になっております」「○○部の△△部長・・・」また言い終わらないうちに、「替わりますのでしばらくお待ちください」毎度のことながら、非常に不快ですね。これらの例はまだかわいいものだが、電話の応対をきちんと教育していない会社が多い。社長の知らないところで社員が、悪意のあるなしは別にして、お客に不快感を与えていることがよくあります。親しい相手なら教えてくれることもあるだろうが、そうでない場合は、お客は何も言わずに離れて行く。「ジョハリの窓」に「他人には見えているが、自分には見えないゾーン」があります。会社に置き換えると、「お客が知っているのに、社長の知らない部分」になるでしょうか。従業員のお行儀の訓練も、顧客満足のためには大事な項目ですよ。
2006.02.23
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[駒澤大学教授 吉田敬一氏 講演概要]1980年までは、大企業/中小企業の二重構造。大企業が求める製品を供給するのが中小企業の仕事。政府の中小企業対策費も1980年までは増加傾向。大企業発展のために中小企業を援助しようという施策。お客の要求には何としても応えようという経営者の熱意と、QCサークル活動など、現場労働者のボトムアップの改善で、中小企業のプロセスイノベーション能力は極度に向上した。しかしながら、プロダクトイノベーションは全く育たない。大企業が指定した仕様を、確実に、早く、安く作る技術のみが発達。海外生産などで、大企業にとって国内中小企業の存在価値が低くなる。中小企業には、製品仕様を提示する力はない。商品開発力もない。中小企業がこれから生き延びるためのキーワードは「地域文化の創造」。地域文化は、ヨーロッパでは強く根付いているが、日本では地域文化を破壊する傾向。大型店と地元店の経済効果は、「単位面積当り売上」「単位面積当り波及額(他業種への貢献額)」「1ドル当り効果」どれをとってもあらゆる業種で地元店が大型店より高い。(岩波新書 矢作弘「大型店とまちづくり」)地域文化を創造し、活性化するために、ネットワークを構築する。自社のオリジナリティを発揮して、ブランド力を培う。商品・ターゲットとなる客層を絞って、提案型経営を目指す。
2006.02.16
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24×365を計算すればいいのですが、答は8760時間。サラリーマンの場合、1日10時間仕事をするとして(通勤時間・休憩時間・残業も含めて)、1年220日出勤で、2200時間。一方睡眠時間1日6時間とすると、1年で2200時間。仕事をしている時間だけ、睡眠で休息をとっている計算になります。8760時間を8800時間とすると、仕事は2200時間で、丁度4分の1。睡眠時間も同じく4分の1。仕事にも拘束されず、睡眠で無意識でない自由時間が、4400時間もあるのです。この4400時間、ビールを飲みながらテレビを楽しむか、目標を明確に設定して、計画的な行動に使うか、大きな差が出るでしょうね。
2006.02.11
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「サーブリック分析」とは、作業を18の動作に分解するものです。18の動作とは「空手」(工具などを取りに行くなど、両手がからの状態)「運ぶ」(工具・製品などの運搬)「使う」(工具などを使用している)「組立」(文字通り組立作業)このほかに「捜す」「見出す」「遅れ」等があります。実際仕事をしている動作は「使う」「組立」だけ。そのほかは「付随作業」といって、間接的な仕事、いわば「ムダ」と呼ばれます。付随作業を減らすための知恵を絞るための分析手法です。改善とは、マクロからミクロへ進めるのが原則です。整理整頓が十分できていない作業現場、仕掛品が山積みになっている工場で、サーブリックを行っても、重箱の隅をつつくことになってしまいます。しかし、合理化が十分浸透した作業現場で、搾りかすのレモンをさらに搾ってミクロのムダを消滅する段階では、必須の分析手法なのです。
2006.02.02
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「システム」とは「仕組み」のことです。「仕組み」とは 「何と何と」 「どんな順序で」 「誰が(どの部門が)」 「実行するか」ということです。
2006.01.30
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「個人情報保護方針」は「プライバシーポリシー」とも呼ばれます。社長自らが作成されるのが本来です。これに盛り込む事項は、要求事項に定められています。文字数は自由ですが、A4で一ページほどの分量になります。サンプルを指導先に見せると、「随分長いですね。ISO9001の品質方針は2行にまとめました」という声がありました。2行はあまりにも短すぎるけれども、確かに品質方針は長くてもA4半ページ程度のものが多い。品質方針は、名刺大のカードに印刷して、社員全員胸ポケットに入れて持ち歩きなさい。審査員が品質方針を尋ねてきたら、そのカードを見ながら答えなさい。こんな風に指導するコンサルタントも事実多かったようです。カードに書けなどど、要求事項はひと言も言ってないのですが。お客様からお預かりしている個人情報の取り扱いに付いては、弊社はこのような姿勢で、最大限ご迷惑をおかけすることのないように体制を整えています。こういった経営者の誠意ある心情を表現しようとすれば、数行ではとても書ききれないものです。最近頻発している企業の不祥事、姑息な手段による利益追求。お客が読まれたときに、経営者の誠実な経営姿勢が行間からにじみ出ている、そんなポリシーを打ち出していただきたいのです。
2006.01.27
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「ISOイコール文書管理」と考えておられる会社がまだまだ多いようです。仕事の進め方を文書化することは確かに必要なことです。これまで文書化の習慣がなかった会社にとっては、文書作成は面倒なことですし、それをしないとISOの審査にパスしないのであれば、文書作成が精神的な負担になるのも、やむをえないのかもしれません。文書化というものは、「見える形に記述する」ということです。何も法律の条文のような文言を、書き連ねることではありません。たとえば、品質マネジメントシステムを構築するのであれば、まずは、現状のやり方を書き出してみる。次に、現状で不十分な点を補正して、「ありたい姿」を明らかにする。表記方法は、フローチャートを使うなり、手順を箇条書きにするなり、自分たちが使いやすい形態を用いればいいのです。
2006.01.25
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工場改善を指導するのに、二つの方法があります。(1)改善の進め方(ステップ)を紹介して、作業を進めてもらい、コンサルが結果をチェックする。(2)こちらが現場に入り込んで、現状分析や改善立案までコンサル主体で進めて行く。(1)はコンサルにとっては非常にラクな進め方になる。相手が出してきた報告を見て、あれこれ指摘をすればいい。しかし、時間がかかるのが欠点。こちらも苛々するし、指導先の社長から、「このコンサルは仕事が遅い」と評価される恐れがある。(2)は改善スピードは早い。しかし、コンサルに「おんぶに抱っこ」になってしまう場合も多い。経営者が短期間で改善効果を狙う場合は(2)、従業員の教育も期待されている場合は(1)と使い分ける。私の場合は、性格上、つい自分で何でもやってしまう傾向がある。クライアントさんのニーズをもっと理解するようにしないといけないのですけどね。
2006.01.14
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今年も残すところ6時間40分。「日記」ならぬ「年記」を思いつくままに、書き綴ると、○ISO9001取得2社。○プライバシーマーク新規1社。○工場改善2社。○中国四国へ進出。○セミナーは、四国のJA・草津市の倉庫会社・広島の電機メーカー・滋賀県内の商工会議所・京都の会計事務所・塗料報知新聞・・・○パソコン更新。○CONFID入会。○ビジネスに繋がる人脈がかなり増えた。○売上は前年横ばい。・・・どうも今年は“Give”が少なかったような気がする。2006年は、「人のため、周囲のために」を心掛けるようにしよう。
2005.12.31
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ついひと月前にISO9001を取得した会社の社長から電話がありました。引き続いて14001を取得したいとの話。9001と違って14001の場合、それほど収益面でのメリットが出るものではない。省エネによるコストダウンは多少は期待できるものの、それよりも社会的責任にウエイトを置いたものである。まずは9001をしっかり社内に定着させて、社長の理想とするマネジメントシステムを確立させることが先決。14001はそれからで十分である。しかしながらその社長の意思は固く、結局来年4月にキックオフすることになった。助成金を利用しながらのチャレンジである。社長の改善意欲は頭の下がる思いである。湖北の会社であるが、4月ならば雪も溶けているでしょう。およばずながら、お手伝いさせていただくことにしましょう。
2005.12.30
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さっき木ノ本から帰ってきました。木ノ本の雪は半端じゃない。積雪1m。これに比べたら、大津はかわいらしいもの。屋根の雪おろしをしていた老人が、落下して、雪に埋まって窒息死したそうな。こういった事故は、毎年必ず数件発生しますね。道路に定間隔に小さな穴が開いていて、水が噴出している。勿論雪を溶かすためだが、「あれは水道水ですか?」「地面が茶色に汚れるので、多分地下水でしょう」との返事。今日は風がそれほどでもなかったので、寒くはない。しかし、帰りの北陸線が数分遅れた。突然のどか雪ならともかく、JRは何をしているのか。自然現象は自分たちの責任ではないと考えているのだろうか。職員総出で雪かきをさせるくらいの指導力がないのかね。
2005.12.27
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前に勤めていた会社から、社員名簿と社友会(OB・OG会)名簿が送られてきました。社友会はご丁寧に電話連絡網まで同封されています。従業員も個人情報の対象になるんですよ。せめて名簿の表紙に「取り扱い注意!! 第三者への提供厳禁」くらいのことは印刷しておかないと。名簿が漏えいしたら、会社の責任になるのにね。
2005.12.24
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「ISOで儲かる会社を作る」というCDを作って、HPから販売しているのですが、専門家に見ていただいて、ご意見を聞いてみました。全体の構成の問題、たとえば、起承転結が不十分、箸休めがないので、聞いていて疲れる、等の批評をいただきました。CDのラベルについても指摘を受けました。これまで購入してくれた人に電話フォローをしても、お褒めの言葉をいただくことはありますが、なかなか問題点の指摘はしていただけません。以前勤めていた会社で新製品開発を担当していたことがあります。時折営業マンに同行して、客先回りをするのですが、その時は必ず、「今の製品で何かお困りのことはありませんか?」「こんな物が欲しいというご要望はありませんか?」と質問するのですが、期待した答(新製品のテーマ)が返ってくることはありません。「何が欲しいですか?」と聞いても、「何かもっと売れる製品を出してくださいよ」という返事が返ってくるだけ。お客の潜在ニーズは、お客自身も判らない。それを察知するのが、供給者の責任なのですね。お客に教えてもらおうというのは、実にあまい考えだったようです。「お客満足」「お客の立場に立つ」ということが、いかに難しいものか。人間、どうしても独りよがりになってしまうようです。
2005.12.22
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油圧装置の部品の油漏れを検査する機械を、女性の作業者が操作しています。(1)部品を箱からひとつ取り出して、機械にセットする。[右手](2)機械を操作して、部品に油漏れがないかを検査する。[目視および左右の手でスイッチ操作](3)チェックOKならば、部品を機械から外して、左側にある箱に入れる。[左手]時間を観測すると(1)に0.25分、(3)に0.11分かかっている。同じ部品なのに、セットと取り外しにどうして2倍もの時間差が出るのか?よく見ると、機械の右側においてある箱の位置が遠い。スイッチボックスがあるために、箱を少し離して置いている。スイッチボックスの取付位置を左に50cmずらして、箱を機械に近づけた。これだけで9%の生産性アップ。現場は本当に宝の山ですね。
2005.12.21
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小学校時代の友人との懇親会がいまだに続いています。同級生だった者、その友達のさらに同級生など。40年以上経ってるのですけどね。その一人がベニヤ板の製造業を経営していて、工場改善をしてくれとの依頼。本社は大阪なのですが、工場は石川県。滋賀県からはちょっと遠いですね。経営者は売上を増やすことが責任ですが、利益を生み出すためにはコストダウンは避けて通れない。この時期、重装備が必要かもしれませんが、石川県も久しぶりなのでいいかも。兼六園の雪吊りでも、ついでに見てくるとしましょうか。
2005.12.19
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東大阪の製造業、業界3位の売上なのですが、生産現場を見ると、旧態依然の状態。営業力が強いのでここまで伸びたのしょう。わずか3ヶ月で20%の生産性アップを実現しました。社長からは、神様のように有難がられています。ちょっとしたムダを無くす工夫をしただけなのですが。生産性改善はしぼりかすのレモンをさらにしぼる技術が必要ですが、ちょっと握っただけでぼたぼた汁が出てくる会社もまだまだあるようです。
2005.12.17
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「我が社では、検査工程がネックです。検査工程の処理能力が不足しているために、納期遅れが慢性化しています」この会社は、「組立」「配線」「検査」という流れになっている。時間測定しても、確かに、「組立」「配線」の処理能力が高く、検査待ちの仕掛品が山積みになっている。しかし、検査は専用の検査装置を使っているため、処理能力を上げることが出来ない。検査装置を増設するには、何千万円もの投資が必要になる。検査作業を観測してみると、検査が終わった後、合格品に刻印を打っている。この作業も同じ検査員がやっている。刻印を打つ間は、検査装置は遊んでいるわけだ。ストップウォッチで計測すると、検査装置の稼働時間は60%。あとは刻印打ちや、その他の付帯作業で、40%のロスを作り出している。検査装置の稼働率60%を70%にするだけでも、1割以上の生産性向上を実現することができるのです。
2005.12.07
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「来週定期審査があるのですが、何も出来ていません。これから書類を揃えようとしているのですが、どうしたものでしょうか?」丁度一年前にISO9001を取得した会社の、管理責任者から連絡を受けました。「何も出来ていないんですか?」「はい、全く何も」折角、人手とお金を投入して取得したISO。仕事の仕組みを見直して改善しようという意欲いっぱいだったのに。必要性の少ないルールをたくさん作って、自分をがんじがらめにする例はよくあるが、私が指導する場合は、絶対にそれはない。十分実行可能で、かつ、効果的な仕組みだったはずだ。社長のポリシーが社内に行き渡り、マネジメントが小気味よく実行されるシステムだったはずだ。「週1回のコミュニケーションタイムをとる」といった、些細なことでも、社長も従業員も、非常に効果がある、と喜んでくれていた。「なぜ決めたことが実行できなかったのです?」「先生もご承知のとおり、大体社長にやる気がないのです。」社長ばかりでなく、管理責任者にも大いに責任がある。改善とは、仕事のやり方を変えること。押し付けの改善は、かならず現場担当者の反発を買うが、合議制の場合は、そうはならないはず。しかしながら、不慣れなやり方よりも、従来のやり方のほうが、やりやすいのは当然の話。新しいやり方を実行させ、定着させるのは、マネジメントの問題になる。「ISOは継続的改善を要求しています。この1年間で仕事がどれだけ変わったか。仕事が変われば手順が変わる。手順が変われば、手順書を改訂しなければならない。手順書がいつまでも初版のままだと、改善が進んでいないと評価されます。」コンサルタントの仕事として、ISOが取得できたらそれで終わり、というのでなく、アフターフォローのサービスも必要なのかもしれない。
2005.12.03
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依頼を受けたので出掛けて行ったのですが、BtoBの会社なので、顧客の個人情報なんてほとんどない。個人情報といえるのは、社員の個人情報(履歴書・誓約書・家族情報等など)が大部分を占めている。「プライバシーマークを取得することもないようですね」「我が社は設計業務のウエイトが大きいので、図面や設計仕様書がたくさんあります。図面にも作成者や承認者の名前が書かれているので、これも個人情報に入るのではないのですか?」確かに、図面にも、設計仕様書にも個人名が書かれています。したがって確かに個人情報になります。しかし、図面や新製品の設計仕様が漏えいしたときの問題は、個人情報よりも会社の機密情報の漏えいになるのではないのか。この会社では、ISO27000を取得するかどうかは先の話として、新製品情報の保護管理の仕組みを作ることが先決のようです。
2005.12.01
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コストを下げるために品質を落とす。それも規格を大きく外して。技術者として許されないことです。この場合は、構造的な問題も大きいと思いますが。社内でも予算内に収めるために、設計仕様を落とすことがあります。が、結局完成してから問題が発生して、仕様追加ということになる。ISO9001が要求している「デザインレビュー」をしっかりやって、設計ステップのひとつひとつを確実にすることの必要性を感じましたね。
2005.11.28
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「営業力アップ」のコンサルタントは別として、コンサルタントには営業下手が多いようです。特に私のような技術系コンサルは尚更。コンサルタント専門会社ならば、営業マンがいて仕事を取ってくるのですが、個人コンサルタントは営業も必要だし、訪問指導もする。指導のためには勉強時間も結構必要なので、実際営業活動をする時間もない。大体、効率的な営業方法も知らない。私の場合、商工会議所からの紹介と、クライアントさんからの口コミ紹介がほとんどですが、何年もこの仕事をやっていると、営業代行業の方が営業させてほしいと、声を掛けてきてくれる。大手コンサルタント会社で営業をしていて、独立した人が多い。さすがに手馴れたもので、社内教育やコンサルティングの仕事を次々見つけてきてくれる。同じテーマで同業の会社を複数指導することはできないので、そんな時は別のコンサルタントを紹介する。人間だれでも得て不得手がある。努力は必要だが、何でも自分ひとりでしようとしないで、専門家に任せたほうが、効率がいい。結局費用も安くつく。さて、明日はコンサルタント仲間とエージェントさんも交えての今年初めての忘年会。火曜日朝早いので、注意しないと。
2005.11.27
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安国寺(兵庫県豊岡市)の“どうだんつつじ”が真っ赤に色づいているとのこと。昨日、どうせなら城之崎で一泊しようかと旅館を探したがどこも満室。知り合いのホテルの社長に、裏から手を回してもらおうとしたが、それも及ばず。カニが解禁になったし、しかも土日。あわよくば、と思ったが、予約なんかとれるわけないですよね。今日、安国寺に電話したら、見ごろは過ぎたとのこと。思いつきの行き当たりばったりでは、何事もうまくいくはずがない。仕事でも、遊びでも、それは同じですね。
2005.11.26
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先日ある会合で、ポリテクカレッジの校長先生(工学博士)と話す機会があった。私の指導先(製造業)が、丁度設備に強いオペレーターを養成しようとしていたので、その話をしたところ、ご協力いただけそうな感触。今日早速、訪問して施設を見学させていただいた。校長先生直々に各種実習用の設備を案内していただき、同時にカリキュラムの説明も受けた。会社で直ぐに役立つ技術者・技能者を養成するための設備が揃っている。会社のニーズに合わせたカリキュラムの編成も可能とのこと。場合により、教育助成金を受けることもできる。一部の会社は、積極的に利用しまくっているが、ほとんどの会社は、こういう施設を低料金で利用できることを知らない。もったいない話である。
2005.06.01
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4月1日に個人情報保護法が施行されたが、過敏になりすぎている会社と、のんびり構えすぎている会社がある。どちらにしても、内容を十分理解されていない。色んな質問をいただく。「異業種交流グループのホームページに会員名簿を掲載したいのだが、本人の同意を得るために往復葉書を出そうと思っている」―往復葉書を使えば確かに確実だが、お金も掛かるし、そこまでしなくても、会報で告示すればよい。「DMの配送をしているが、作業者の管理をどうすればよいか?」―作業手順書を作って、作業者に徹底すること。ラベルの取扱い、ラベルを貼った封筒の取扱い、休憩時間の作業場所の施錠など、社内ルールをはっきり決めておくこと。同時に作業者教育を十分行って、情報の取り扱いに関する責任を自覚させることが必要です。社内規程や標準類の整備が不十分な会社がまだまだ多いので、これを機会に見直すことも管理水準の向上になるでしょう。
2005.05.28
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パソコンでエクセルが使えなくなった。専門家にも見てもらったが、ディスクを初期化するしか方法がないとのこと。主要なファイルはバックアップをとっているが、初期化は一寸勇気がいる。幸い新品同様で遊んでいるパソコンがあったので、それを使う事にした。ところが、LANに対応していない。急遽、ミドリ電化にLANカードを買いに行ってセットしたが、パソコンがカードを認識してくれない。ミドリ電化にパソコンを持ち込んでチェックしてもらったが、やはりカードを認識しない。新しいカードを挿入しても同様。その担当してくれた技術者が、どちらかといえば職人タイプの無口な中年男性。対応があまりに開き直り的なので、ひとつゴネてやるか、と身構えた。しかし、何かとこつこつ黙って作業している。「うまくいきました」カードを別のスロットにいれたところ、うまく認識してくれたようだ。カードとスロットの相性が悪かったという結論。お互いにすっかり気分がよくなり、急に話がはずむようになった。さっきまでく無口だった職人肌の男が、明るくしゃべり出すようになった。エクセルが動作不良になったことにも話が及び、あれこれ原因を推定して、コンピュータ内部の構造など、わかりやすく説明してくれたりして、喧嘩をしかかっていた相手だったのに、すっかり打ち解けてしまった。料金を払おうとしたがいらないと言う。「またうちの店でお買い上げください」閾値を超えると、0が1になる。相手の心を開かせるために必要な事は、相手を持ち上げる事でも何でもない。毛沢東が言うように、徹底した話し合いである。二三日停止していた仕事が復活できた。何とも気分のいい一日になった。
2003.12.06
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もともと堅かった体が、最近特に堅くなってきたので、真っ向法を始めた。まだひと月あまりなので、大きな効果は見られないものの、徐々にではあるが、変化を感じ始めている。アンディフグ並のかかと落としを得意とする空手の先生に聞いたが、体を柔らかくするのに特効薬はないらしい。風呂上り30分の柔軟体操を毎日根気よく続けていれば、必ず効果が出るとの事。齢50歳を過ぎて、自覚症状は全くないのだけれど、頭のほうももしかしたら堅くなりつつあるかもしれない。パズルと発想法の訓練は毎日続けているが、どれだけ効果があるか。色んな業種の社長方と真剣勝負で話すことが、結構頭の若さを保つのに役立っているかも。頭を柔らかくしようと考えられるうちは、まだ十分柔らかいのかもしれない。
2003.11.22
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商工会議所から「NM法」のセミナー依頼を受ける。「NM法」は半年ぶりである。いつ、どこでやっても、喜んでもらえる。ある会社で、技術者向けのNM法セミナーをやった。好評で、次は営業マン・事務職を対象に実施。その次は四国の工場まで出掛けていって、同じセミナーを。お世話になっていた会社だったので、サービスの積りだったのだが、最後に金一封頂戴する。恐縮した。突然アイデアが閃くことはだれでもあるが、閃きを待っていたのでは仕事にならない。いつでも必要なときに閃きを作り出すのが、発想法。中でもNM法は無理なく結構独創的な発想が出るので、個人的にもよく活用している。ある会社で、新製品発表会の企画を立てる時に使った。ありきたりでない仕掛けを、数多く仕込んだ。ユニークな発表会だったといって、大好評。さて今度は、どんなメンバーが集まるのやら。
2003.10.15
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ISO9000の取得件数は3万件を超えている。最近3年の登録件数では、75%が従業員100人以下の組織である。完全に中小企業にシフトしてきている。しかしこれら3万の事業所のほとんどが、ISOのお守に困り果てている現状をご存知だろうか?ISOは最初、大手建設業・大手製造業からスタートした。大手企業はもともとマネジメントの仕組みがしっかり出来あがっており、文書化もほぼ完成されている。ISOの要求事項と照らし合わせながら、不十分だった仕組みを改めて作り上げ、文書化すれば形が出来る。ところが中小企業では、マネジメントの仕組みが不十分であり、文書化もほとんど出来ていないところが多い。「ISOは仕事のルールを文書化して、それを実行する仕組みを作ること」だと教えられるものだから、何が何でも文書を作ることにエネルギーを裂く。文書化といっても、具体的にどのようにすればよいのかよく分からないから、大手の文書を参考にする。ISOを取得した親会社から文書を借りてきて、自分の会社に合ったようにアレンジして、「これがISOだ」と思って満足してしまう。従業員100人前後の会社が、1000人・2000人規模の会社のISOをお手本にして、実用的な仕組みができるわけがない。原チャリで走るような狭い道に、大型トラックを持ち込むようなものだ。審査にはパスしても、使いにくくてどうにもならない。おまけに、維持管理費用が膨大にかかる。それでも会社の売上増・収益増につながればよいのだが、経費が増え、作業量が増え、会議が増えただけで、売上も収益も一向に増える様子がない。そもそも、ISOで売上を上げよう、という発想が全くない。ISOを取ってから仕事が増えたが、ISOとはこんなものだ、と思って我慢を続けている。「ISOに掛かる負担を減らしたい。方法はないか」という相談が最近多くなった。社長自身がISOに疑問を持たれている場合もあるし、従業員から強い要求を受けて、放っておけない事態になった会社もある。訪問してみると、とにかく文書類が多い。「品質マニュアル」は仕方ないとしても、そのほかに「文書管理規程」「購買管理規程」「設計管理規程」「工程管理規程」「内部監査実施規程」・・・など、延々と文書が続く。さらにその下位文書として、「文書作成要領」「文書配付要領」「デザインレビュー実施要領」「QC工程表作成要領」「妥当性確認実施要領」・・・など、きりがない。「○○規程」や「○○要領」は、仕事の進め方を記述した「文書」である。仕事の結果は必ず「記録」を残すことが必要だから、「文書」があれば、必ずその中に「記録」の作成がうたわれている。「文書」をたくさん作ると、必ず「記録」が増える。「記録」を作るのは「人」以外にない。したがってその結果、人の仕事量が増えることになるのである
2003.10.01
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ISO9001では、「品質方針」と「品質目標」を設定することを要求している。私はこれらを「経営方針」「経営目標」と読み換えて、「経営計画書」としてまとめてもらうようにしている。ある時、経営者15名程の会合で、「それでは経営理念はどのように位置付けたらいいのか?」という話が出た。「経営理念」「経営スローガン」「社是」「経営方針」等など、色んな言葉がある。これらを三つも四つも額に入れて、社長室に掲示している社長もおられる。会社によっては、社長の写真に並べて、経営理念を会社案内に載せておられるところもある。一体「経営理念」とはどんなものか?「理念」とは、「理性より生れる思念」と訳される。反対語は「情念」(感情より生れる思念)である。「理念」という語は、ソクラテスの弟子のプラトンが使った「イデア」の日本語訳であるらしい。となると、「理念」という語には、どうも哲学的なにおいが漂ってくる。ISOの求める「方針」は、もっと具体的なものである。顧客満足・社業繁栄のために、実行するための方向付けが「経営方針」である。「どの商品に力を入れるか」「どの業種・どの客先を重点的に攻めるか」といったことや、「徹底したコストダウンを図って、収益増を達成する」といった、経営ベクトルの方向をいう。建設業で、「これからは公共工事が減少傾向にあるので、民間市場に力を入れていく」というのも「方針」になる。「目標」はもっと具体的なもので、「この商品をこの地域に○億円売る」だとか、「○○業の新規顧客を10社開拓する」といったものである。それでは「理念」とは何か?私の提唱するマネジメントフローでは、「経営理念」は最上位に位置付けられる。「理念」-「方針」-「目標」-「方策」-「仕組み」-「ルール」・・・と続く。ISOは「経営理念」の設定は要求していない。私も普通は「経営理念」の指導をすることはないのだが、この経営者の会合で、ひとつ「経営理念」を作ってみよう、ということになったので、一緒に考えることにした。「カード法」という発想技法を使った。小さなカードに経営者の思いをひとつずつ書き出してもらう。頭の中の考えを書き出すことを「外化」、外化された情報を再度頭の中にインプットして新たな思いを巡らすことを「内化」という。「外化」と「内化」を繰り返すことによって、考えが高い次元で絞り込まれてくる。「カード法」が終わった後は、どの経営者諸氏も例外なく晴れやかな顔になる。「混沌から抜け出せた」わけである。思考のプロセスは、必ず社長室に貼り出していただく。1年に1度くらいは、経営者としての自分の心の奥底を覗いてみることもいいものである。
2003.09.30
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会社は粗利で食っている。粗利から人件費や諸経費を差し引いて、利益が残る。粗利を発生させてくれるのはお客だけ。お客を増やすか、客単価を上げるかしないと、粗利を増やすことは出来ない。製造業の場合、生産能力を超えた注文を受けることはできない。リードタイムを減らして、時間あたり製造量を増やすか、単価の安いところにアウトソースするしか、方法がない。利益率の高い注文だけを受けることはできないからだ。IEやQCの出番になる。非常にオーソドックスな生産性改善技法である。いたずらに新製品開発に走らないで、こういったオーソドックスな技法を徹底して取り入れている会社は少しずつではあるが、間違いなく効果を出している。経営は長期戦。地道な努力を怠ってはならない。こうすれば直ぐに売上が上がる、といった類の情報が相変わらず氾濫している。ついふらふらと気持ちが揺らぐ。くれぐれも、惑わされ無いように、経営ポリシーを貫くことが大事である。浮気者の社長が成功した例は、見たことが無い。
2003.09.13
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某外資系保険会社から電話が入る。自動車保険の見積りを出させて欲しいとのこと。11月更新だし、見積りを取るだけならやってみようか。運転者は私だけじゃなくて、家族も車を使うのだが。同居の親族ならばOKです。同居の定義は、住民票の住所が同じということか?住民票を移さずに、別に生活していても、同居とみなされるのか?住民票は関係ありません。主として一緒に生活されておれば、同居になります。主としてとは、ひと月の内、16日寝泊りしていたら、同居とみなされるの?何日一緒に寝泊りしていたか、どうやって検証するの?どうも要領を得ない。見積書に、同居の定義を書いた文書を添付してくれ。文書は添付できません。どうして?外資系はそのへんははっきりしているんじゃないの?電話ならばお答できますが、文書はちょっと・・・。それじゃ、あんたの話を録音しなけりゃならないの?約束事をファジーにしたために、痛い目に合った経験があるだけに、こういったことにはシビアになってしまう。こんなに難しい事をいわなくても、こちらが同居だと申請したら、同居扱いになるのかもしれないけれど。
2003.09.12
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5Sに取組んでいる会社は思った以上に多い。しかし、どこもやりかたが中途半端である。毎朝または毎週、時間を決めて掃除することが5Sだと思っている会社も多いが、そんなことをいくら続けても会社は変わらない。5Sとは、整理・整頓・清掃・清潔・しつけのこと。整理は、不用物を捨てること。整頓は、必要な物を使いやすい状態に配置すること。以下云々。チョイ置きを無くす習慣を付けるだけでも、人間が変わり、会社が変わる。私も5Sの指導を頼まれることがよくある。最初は表向き、決められたステップの指導をしていたが、実は、腹の底では、5Sの効果をそれほど期待していたわけではない。しかし、最近5Sに対する考え方が変わった。習慣を変えると、人間が変わる。ごみが落ちていたら、拾わないではいられなくなる。テーブルの上にグラスが放置されていたら、片付けないではいられなくなる。グズグズ癖がなくなって、今やる・直ぐやる、習慣が身に付く。成功哲学の本を読むと、必ず書かれている。目標を鮮明にイメージしなさい。行動計画を紙に書きなさい。等など。しかし、行動に移すことが出来ない。明日延ばし、来月延ばし。大抵は一生延ばしで終わってしまう。なぜ行動に移せないのか?やろうと思ったことを、直ぐに行動に移せる神経回路が出来ていないのである。片付け癖をつけると、即実行の回路が出来る。仕事の先送りがなくなる。積極性が出る。これは大きな効果である。ところで、5Sという語は一体だれが考えたのか?阪神優勝みたいに、商標登録しているせこいヤツはいないのか?形のある商品ではないから、それは大丈夫かもしれない。何か新しい名前を考えて売り出せば、商売になるかも。これはヒミツ。
2003.09.11
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ISOの維持管理に人手が掛かりすぎて困っている。何とかならないか。この種の指導依頼が最近非常に増えている。そもそも何を目的としてISOを取得したのか。作り上げたISOのシステムが、その目的に合致しているのか。親会社から強い要請があったから已む無く取得した。だとか、建設業の場合は、公共工事の入札に有利になるから。だとか、外部要因でISOを取得するに到ったケースは多い。それはそれで構わない。きっかけは何でも良いのだが、会社にとってマイナスに作用しているのであれば、早急に改善しなければならない。審査機関の責任も大である。ISOを必要以上に権威付けしたいのかもしれないが、受審する会社のレベルを超えた要求をする審査機関がある。審査機関の問題というよりも、むしろ審査員個人の資質に起因する場合が多い。審査員は、大手企業で品質保証部長だの、品質管理部長の出身者が多い。大半が審査機関の契約社員である。大手企業のシステムを押し付けようとする。中小企業はとてもついていけない。まともに大手企業を真似ようとすると、人手とコストがとてもついていけない。中小企業経営者は、今一度ISOをよく見直して欲しい。経営理念、経営方針、経営目標を初心に帰って確認していただきたい。審査員にぺこぺこする必要は全く無い。経営には信念を貫いて欲しいのである。
2003.09.04
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先日、指導先の会社がISO9001の予備審査を受審した。大手の審査機関である。この審査機関は、元々システム全体を見る、というよりも、ミクロな観点からチェックする傾向があった。要求事項をよく理解して、要求事項に沿ったISOのシステムを構築することを評価する傾向が強かった。ところが最近は、マクロな見地から審査する傾向に変わりつつあるように感じていたので、この審査機関に決めたのだが、やはり審査員によっては自分の流儀を押し付ける傾向が強いようだ。「既製服に身体を合わせよ」「既製服が似合うように、アクセサリーを工夫せよ」というわけである。行きがかり上もうやむを得ないが、もうこの審査機関はやめることにしよう。私は大体、ISOのいいとこ取りをしようとする傾向が強すぎる。指導先の経営内容が良くなれば、それでいいではないか。経営改善のために、ISOをうまく活用すればいいではないか。そんな考え方である。ISO様様という考えは全く持ち合わせていない。ISOを飯の種にしている審査員には、どうもそぐわない点もあるだろう。類似のポリシーを持ち合わせている審査員に当る確率の高い審査機関を選んだ方がよかったのかもしれない。クライアントが審査を受けるのは、自分自身が審査されているようで、あまり気持ちのいいものではない。次の審査は、どこの会社のお世話になろうか、悩むところである。
2003.08.29
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ISO9001で儲かる会社を作るというコンセプトを貫いているのだが、ISOはいいから、儲かる方法を教えてくれ、という依頼がよくある。書店に陳列されている本を見ても、メルマガを見ても、「3ヵ月で売上が10倍に上がる」といった類の出版物が多い。今まで色んな本を読んだがうまくいかなかった。でも、これは本物かもしれない。と思わせるタイトルが付けられている。一攫千金など狙うものではない。経営は長期戦。長期戦は必ず確率の法則が作用する。競馬で大穴を当てても、パチンコで10万円儲けても、それは一時的なこと。博打は胴元が儲かるようになっている。長いレンジで考えると、絶対に損をしている。奇妙なネットワークの紹介を受けた。会員制のコミュニティを作って、ネット通販をするシステム。パソコンを使ってインターネットですればいいものを、わざわざファクシミリまがいの機械を買って、会員にならなければならない。約40万円。このシステムをだれかに紹介して入会させたら、つまり40万円払わせてファクシミリまがいの機械を買わせたら、マージンが入る。子が出来、孫が出来る。ねずみ講そのもの。いまだに遊んで儲かることを期待する人がいる。通販ならば、インターネットでグループウエアを作ったらいい。それではせいぜい入会金と月会費くらいしかとれないので、原価1万円程度の機械を40万円で買わせて儲けようとするシステム。一種の宗教である。一旦はまったら、人のアドバイスを聞こうとしない世界に没頭してしまう。自分で気付いてもらうしかない。
2003.08.22
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指導先が先週ISO9001の予備審査を受審した。指摘事項が今日ファックスされてきたのだが、思っていたより指摘が少ない。実はこの会社、非常に動きが緩慢である。此方の指示したことの半分も仕事を進めてくれない。苛々していた。このままではいつまでたっても終わることがない。審査を受けるとなると、多少はその気になってくれるかもしれない。そう思って今回の審査のはこびとなったわけである。審査員の指摘事項を見ると、審査直前に私が指導したことも処理してくれていない所があったようだ。困ったものである。指摘内容は、揚げ足取り的なものもなくはないが、成る程、と思わせる指摘もある。なかなかよく見てくれている。あまり細かいところばかり見られると、いくらでもほこりが出てくるが、会社全体の仕組みがきちんと出来ていて、ルールどおりに運用されているかという視点で審査してくれているので、報告書を見ても、悪い印象は受けなかった。あとは、指摘事項の是正をすれば、登録審査もなんとか乗り切ることができるだろう。それにしても、経営者や幹部社員と直に接すると、実に勉強になる。経営の基本を理解していない経営者でも、それなりに収益を上げているところがある。会社経営をわざと難しく表現するのは、あるいはコンサルタント会社の経営戦略なのかもしれない、と思ってしまう。いたずらに危機感を持たせることなく、本当に困っている社長をサポートするコンサルタントに徹するのが正しい道と考えることにしておこう。
2003.08.11
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指導先のA社。社長は50代後半。経営幹部は40代・50代。同じく指導先のB社。社長は30歳そこそこ。幹部社員も20代後半から30代前半。対照的で面白い。A社はずっしりした雰囲気がある。尻が重たい。直ぐに行動に移そうとしない。言われるまで動かない。B社は躍動的である。反応が早い。こちらが指示する前に仕事を始める、とまではいかないが、もっと色々やらせてくれ、というムードがある。C社。100名以下の規模であるが、組織構成が大企業的である。指示系統がはっきりしている。役割分担も比較的はっきりしている。ISOを取得している所為かどうか分からないが。D社。言い逃れが多い。出来なかった理由を並べ立てる。これもある意味では大企業的ともいえる。しかし、大企業は上手に責任転嫁する場合が多い。「なりふり構わず」といった、野武士的精神がない。D社の社長は、何とか社員を変えたいと悩んでおられる。その他は全く悩んでいない。危機感が欠如している。社長を慌てさせてやろう。何とかしようという気になるかもしれない。
2003.08.05
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部下にやる気がない。予算未達でも涼しい顔をしている。できなかった言い訳ばかりしている。どうすればよいだろうか?これらはすべて、「社長の目から見たら」の話である。確かに「やる気」のない、または乏しい社員はいくらでもいるし、真剣に仕事に取組んでいる社員でも、社長の目から見たら、切迫感に欠ける。オーナー社長と、そこで働く従業員の意識、意欲の違いは確かにある。大手の社員はよく働く。幹部候補生ほどよく働く。将来経営者の仲間入りをしたいというはっきりした目標を持っているからだ。仕事で成績を上げるだけでは取締役になれないということもよく知っている。だから、あの手この手を講じる。目標を達成する為に。それでは、中小零細の社員はどうか。すべての会社というわけではないが、経営陣が一族で占められていて、よそ者の入り込む余地の無い会社も多い。取締役になることは、まず不可能といえる。昇進意欲が持てない。責任の少ない場所で、程よく仕事をして、それでなんとか生活が成り立てばよいと考えている社員も多い。(こういった社員は大企業にももちろんいる)そうだからといって、必ずしもしらけているというわけではない。管理職以上にばりばり仕事をこなす社員も多い。責任感がある。得意先から、定年になったらぜひ内に来て欲しい、と誘われる営業マンもいる。管理職じゃないから、天下りはありえない。定年後に取引き先の中小企業で再度活躍の舞台を得る。彼の目的は、得意先への再就職ではなかったはずだ。某製造現場の職長も似たようなのがいた。外部との接触がなかったから再就職は叶わなかったものの、現役時代、実によく仕事をこなしていた。人生目標がなくても、仕事はできるのだ。人生目標がなくても、バリバリ仕事をする人間は結構いるのだ。会社はより高いレベルの仕事にチャレンジさせようとして教育・訓練を行なうが、彼等は必ずしも自分の力量を上げようと思っているわけではない。販売予算が未達だからといって、製造現場で不良品を沢山出したからといって、給料が減るわけでもない。何も考えていないのである。小中学生が、試験で高得点を取ろうとするのは、何も将来の進学・就職を考えての行動ではない。(親は別として)試験では高得点を取らなければならないという、理屈抜きの思い込みがあるのだ。ほとんどのサラリーマンも、こういったものではないのか。成功哲学の本を読めば、必ず目標を設定しなさい。具体的にビジュアル化しなさい、と書かれている。それが自分自身のモティベーションを喚起することは間違いない。しかし、目的・目標がなくても、バリバリ人生を送る人は多いのだ。彼等はいまわの際でどのような回想をするのだろうか?自分はこれまで一所懸命仕事をしてきた。家も建てた。家族にも恵まれた。平凡だが、幸福な人生だった。今度生まれ変わる時は、もっと豊かな人生を送りたい。このように考えるのかもしれない。
2003.07.26
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3週間前に長男が我が家に引っ越してきた時、運送屋がテレビを落として破損させた。一筆書かせたものの、恐らく支払を渋るだろうと考えていた。だって、運送料金よりも修理代の方が高かったから。当然保険に入っているだろうが、何しろ相手は個人事業主。けんかになったらどういうふうに対処してやろうか。ま、少額訴訟が順当なところかなと思っていた。ところが運送屋の屋号は分かるが、個人名が分からない。簡易裁判所に電話して聞いたら、個人事業主の場合は相手方の氏名が必要だとのこと。住所が分かっているから調べられないことはないが、面倒だなと思っていた。電器屋からテレビの修理が終わったと連絡があったので、運送屋に電話したら、直ぐに電器屋にテレビを取りに行って修理代金を支払い、テレビを我が家まで届けてくれた。取り越し苦労だったわけである。債権の未回収では何度もいやな思いをしているだけに、人を疑ってかかる習慣がついてしまっている。全く恥ずかしい思いである。
2003.07.23
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ISOに関して言えば、どうも会社に主体性がない。ISOとは、一口で言えば、要求事項を自分の会社流に焼きなおして、マネジメントのルールを作って実行することである。自分の会社は、このようなルールでマネジメントを実行すれば、お客に満足を与えることができる、と自信を持った仕組みを作ればよいのに、こんな内容で審査が受かるのだろうか、と審査員の目ばかり気にしすぎる傾向がある。審査員や審査機関のためのISOではない。自分の会社のためのISOなのだ、と口をすっぱくして言っても、どうもピンと感じてもらえない。困ったものである。今週はISOの指導予定はないが、来週2社入っている。内1社は来月が予備審査。おどおどびくびくしてくれなければいいのだが。
2003.07.22
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ISOに人手が掛かって困っている、との相談。ISOがお荷物になっている会社が相変わらず多い。重たいISOになってしまった原因は、大企業の真似をしたこと。文書や記録を数多く作った方が、管理が行き届いているという印象を審査員に与えると思ったこと。そのどちらか、又は両方である。中小企業が大企業の真似をして成功した例はない。従業員が100人足らずなのに、事業部制をとったりしている。社員のモティベーションを上げるためにポストを数多く準備しておくという考え方もあるようだが、決裁だけを受持つポストは、中小企業には不要である。べたべたハンコを並べるだけの稟議書も必要ない。小回りの利いた経営をするためには、コミュニケーションの手段をしっかり決めておいて、ジャッジは社長がすればいい。来週、中小製造業経営者を対象とした講演会が入っているが、もいちどこの辺を強調しておこうと思っているところである。
2003.07.18
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今日は非常に気分が悪い。県内の商工会に提案したセミナー企画が、別の講師を呼んで進められている。今日商工会の担当者に電話して初めて知った。設計だけタダでさせられて、工事を別の業者に発注された建築会社の心境。私が立てた企画といっても、そうオリジナリティの高いものでもないし、ま、いいとするか。道義上問題だと思うが。提案した後のフォローが不十分だったということにしておこう。二度と同じ失敗を繰り返さないように、以後注意。
2003.07.15
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指導先が来月ISO9001の予備審査を受審する。内部監査員養成を先日済ませて、内部監査の実施をお願いしておいたのだが、きちんと進めておいてくれているか?兎に角目が離せない。毎週でも出掛けて行ってチェックしたい気持ちがあるが、そういうわけにもいかない。お互いビジネス。割り切るところは割り切らないと。工程のリードタイムが長くて困っておられる会社がいくつかある。残業続きで、作業者も限界である。長続きしないだろう。大手でも工程管理の基本が不十分な会社がまだまだある。トヨタなんて30年も前に超合理化システムを完成させているのに。バブルの時にTQCが大流行したが、今はだれも見向きもしない。いまはISOが主流になっている。ISOはTQCよりもはるかに完成された管理技術だと思うが、TQCもISOも、どちらかといえば、経営者よりのマクロな管理技術。個々の品質管理や工程管理が不十分でも、ISOの審査には合格する。現場リーダーの役割が忘れられている。いたちごっこである。自分の責任範囲で何が重点課題か。経営者は経営者の責任があり、現場リーダーは現場リーダーとしての責任がある。ボトムにカツを入れる必要がある。
2003.07.14
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髪を気にしている人は「ふさふさ」という単語に敏感に反応する。体重が気になる人は、「痩せる」という単語に敏感である。これまで色んな方法を試してみて、すべて失敗だったにも拘わらず。そう言えば私も頭をよくしようと思って、その種の本を買いまくったことがある。最近は流石にやめたけれど。「どうせだめ」と思う反面「もしかして」と考える。もっと心理学の勉強をしておけばよかった。儲けた会社の事例をいくつか挙げて、成功法則を解説した本が、合いも変わらず売れている。本当ならば、最後に小さく「これはすべての会社にあてはまるものではありません」と断り書きを入れるべきだろうね。
2003.07.11
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指導先も、極端に受身のタイプと、能動的なタイプに分かれる。受身の会社は、こちらが一所懸命話したことの半分も消化していない。能動的な会社は、こちらがほとんど喋ることをしなくても、先手を打って仕事を処理している。私の仕事は、相手の仕事の結果のチェックだけである。間違いがあれば訂正する。もっとよい方法があれば、アドバイスする。仕事が気持ちよく進む。腰の重たい会社。決してやる気がないわけでもないのだが、積極性が極端に劣っている。言われたことだけやっていれば、なんとかなる、と考えている。自分で仕事を先取りすることをしない。仕事が嫌いで、いやいややっているとも思えない。会社の業績は、決して悪くはない。活き活き仕事をしていても、会社でうだつの上がらない人もいる。気が付いたら、同期や後輩がはるか先を行っている。仕事の面白さにかまけて、昇進努力を忘れていたことに気付くが、時すでに遅し。途端にやる気をなくしてしまう。管理職・経営者に求められる能力と、一般社員のそれとはかなり異なる。ピーターの法則である。バリバリ仕事を処理して、喜びを感じる人間は、いつまでもバリバリやってくれればいい。本人にとっては不幸な評価がなされるわけだが、元はといえば、本人に目的意識が不充分だったことが災いしたわけである。プレーヤーでは一流、管理監督者で三流という例は、プロスポーツの世界でも珍しくはない。仕事が遅いから、こいつはだめだ、と決めつけることもないということか。
2003.07.08
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このところISOの指導が多い。今日もそうだったし、明日も予定が入っている。重たいISOで苦労している会社、一日も早く取得したい会社。色々である。どちらの会社も社長が若い。ISOを取ろうかどうしようか、決断を明日延ばし、明後日延ばし、結局一生延ばしにする人も多いだろう。中小企業は即断即決。途中で考えが変わったら、修正変更すればよいのだ。稟議書を書く必要もない。責任は自分がすべてかぶる。自律神経の利いた行動をとらないと勝ち残れない。僧侶になろうと決心して、早歌と乗馬の稽古に明け暮れ、説教を勉強する時間がなくなって、歳を取ってしまった男の話が徒然草に出ていた。目標を達成する為に、どうしても習得の必要なことと、習得するほうが望ましいこと。両者の区別をつけないと、時間ばかりがすぎてしまうということ。優先順位を見極めて、行動計画を立てることが大切というわけである。
2003.07.07
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煙草の値上げを機会に、禁煙を考えた人は多いだろう。私もその一人である。煙草が体に悪いなどとは、全く考えていない。国別の成人一人当り喫煙本数と平均寿命はみごとな相関がある。私も長生きしたいから煙草を吸っているわけなのだが、塩ビのダイオキシン問題と同じで、マスコミが騒ぎ出すと、どんな正論を持っていっても弾き飛ばされてしまう。煙草の目的のひとつはリラックスであるが、周囲に気遣って吸うと却ってストレスになる。本当に堂々と人目を気にすることなしに吸えるのは、自分の部屋と、新幹線の喫煙車輛だけというのも悲しい。喫煙自体がストレスになる環境で煙草をすうのは止める、ということにしておくことにしよう。
2003.07.05
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2,3日前、長男が私のところに引っ越してきた。荷物を家に運ぶ途中、赤帽運送屋がうっかりテレビを落として破損させた。修理に出すから、費用を負担しろ、と言ったら、保険に入ってますから、と言う。詫びの一言も無い。一筆書け、と言ったが、いつまで待っても書く様子もない。こちらで紙を準備して、ようやく書かせた。そのくせ、しっかり運送料を請求。私が目を離したすきに、長男が代金を支払ってしまった。テレビの修理代金と相殺するべきだったのに。運送という業務の機能は、指定された場所に荷物を確実に移動することである。「確実に」ということは、「預かった時点の品質を維持する」ことが前提になる。テレビが破損したということは、業務が全っとうされていないということ。したがって、運送料金を請求することはできないはずである。私のクライアントにも、運送業がいる。顧客の要求が厳しくなっているので、神経を張り詰めて仕事をしている。もちろん法人相手のビジネスであるが、個人はまだまだ甘いということか。今回の運送屋も個人経営の赤帽。まだまだ厳しさが足りない。というよりも、相手が要求しなければしめたもの、という甘さがある。ISOを取得して「仕事きっちり」のコマーシャルを出している運送業があるが、こういったところを使う方が確実なんだろうね。
2003.07.04
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今日のISO指導先はコンピュータソフト開発業。契約最終日だったので、なんとか仕上げてしまわなければならない。100%には至らなかったが、95%完成といったところか。しかし、短期間の指導で、先方もよく頑張ってくれた。指導の延べ時間から計算すれば、通常の2倍のスピードである。従業員数も少ないのに。ということは、指導のやり方次第では、もっとスピードを早めることができるということだ。私の手取りは減るが、指導先を増やす方がいい。ここの会社は、社長の経営理念がしっかりしていたから、マネジメントシステムの基盤がすでに完成されていた。こざかしいテクニックは、必要最小限度に押さえることができた。やっぱり、経営者次第ということか。経営実力が不十分なくせに、やれ経営理念を確立しようだとかいったことに精力を使っている社長をよく見掛けるので、何かおかしな宗教にのめりこんでいるのかと思っていた。社長報酬は一千万円にも満たない。宗教まがい団体に投資している。我が師、ランチェスターの竹田陽一先生は、外出禁止令を指導しておられる。外部から情報を収集することはもちろん大事なことだが、無闇なボランティアはやめた方がよい。外出ばかりしていて、実質的に取締役部長に会社を乗っ取られた社長がいる。会社がどのように動いているのか、さっぱり分からない。したがって、発言権もない。反面教師としての話題のネタにはなるのだけどね。
2003.07.03
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