今日は朝から、相場格言について少し考えていた。
昔からよく聞く「国策に売りなし」という言葉だ。
政府が後押しする産業や政策に乗れば、株は上がる。
まあ確かに、理屈としては分かる。お金も流れるし、世の中の注目も集まる。
でも最近は、どうもそんな単純でもない気がする。
ニュースで「支援策決定」と出た瞬間に株価が跳ねる。ところが数日後にはもう失速していたりする。むしろニュースが出た時点で天井みたいなことも多い。
結局、みんな考えることは同じなのだろう。
「これから上がるぞ」と思った時には、もう誰かが先に買っている。
特に今は情報が速い。
個人投資家よりも早く、機関投資家やAIが動いているのかもしれない。
そう考えると、「国策に売りなし」というよりは、「期待で上がって現実で戻る」の方がしっくりくる。
もちろん、本当に長い時間をかけて伸びる分野もある。
半導体だとか、防衛だとか、AI関連だとか。数年単位で見ると確かに強い。
ただ、短期で簡単に儲かるほど甘くはないんだろうなと思う。
なんだか人生にも似ている。
「これをやれば絶対うまくいく」みたいな言葉は世の中にたくさんある。でも実際には、その後に地道な積み重ねが必要だったりする。
相場格言も、結局は万能ではない。
最後は、自分で考えて、自分で判断するしかないのだろう。
そんなことを考えながら、朝のコーヒーを飲んでいた。
今日は少し天気も良さそうだ。焦らず、目先に振り回されず、一日を過ごしたい。
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