今日は「勉強に王道なし」という言葉について考えていた。
昔からよく聞く言葉だが、若い頃は「とにかく根性で勉強しろ」という意味だと思っていた。寝る間も惜しんで机に向かい、誰よりも多くの時間を勉強に費やした人が勝つ。そんなイメージだった。
もちろん今でも勉強にはある程度の物量が必要だと思う。
英語なら単語を覚えなければならないし、資格試験なら問題を解かなければならない。知識は頭の中に自然と湧いてくるわけではないのだから、一定の時間と努力は避けて通れない。
ただ、年齢を重ねると少し見方が変わってきた。
仕事もあるし、家のこともある。若い頃のように何時間も机に向かうのはなかなか難しい。だからこそ、効率よく学ぶ方法を考えるようになった。
重要な論点に絞る。
間違えた問題を重点的に復習する。
そんな工夫をすることで、同じ時間でも学習効果は大きく変わる。
だから「王道はない」というよりも、「近道はあるが、最後は自分で歩かなければならない」という表現の方がしっくりくる。
ランニングも同じだ。
フォームを改善したり、ペース配分を工夫したりすることで効率よく走れるようにはなる。しかし、どんなに優れた方法を知っていても、自分で走らなければ体力はつかない。
勉強も同じなのだろう。
結局は問題を解き、間違え、復習する。その地味な繰り返しが力になる。
そう考えると、特別な才能よりも「続ける力」の方が大切なのかもしれない。
今日も大きなことはできなかったかもしれない。でも、一問解く。一ページ読む。それだけでも前進だ。
勉強に王道はない。
けれど、少しでも歩きやすい獣道を見つけながら、地道に進んでいきたいと思う。
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