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水前寺清子さんの1972年2月発売のシングル。ベスト盤CDなどにも入っていない隠れた名曲。凄い枚数のシングルをリリースしてるので、ベスト盤によくチョイスされる曲なんて一握りです。先月いっぱいで、急に毎週土曜日13時から生放送番組「水前寺清子情報館」が終了してしまった。毎週土曜日、家に帰ってきて録画したのを観るのが楽しみだったのに・・・。と、思ってガッカリしてたら、何と!10月13日土曜日から、時間は短くなって生放送ではなくなったけど、「人生は三百六十五歩のマーチ」が新たにスタートすると知って、これからも毎週土曜日が楽しみが奪われずに済んだ^^;毎週、1曲ずつ水前寺さんにあまりテレビで歌わないようなシングル曲を歌ってほしい。----------------------------------------------------------------------------------------毎週土曜日BSフジ 16時〜17時半 水前寺清子の「人生は三百六十五歩のマーチ」『これまでの芸能人生で歌手・水前寺清子が築いてきた「人間関係」 何よりも大切にしてきた「歌」 そして古き良き時代である「昭和」という3つの要素にスポットを当て、毎回、水前寺清子とゆかりの深い一世を風靡した「昭和」のスターをゲストとして迎える。記念すべき第1回は、水前寺が初めて主役を務めたドラマ『ありがとう』を手がけた、テレビプロデューサー石井ふく子。テレビの創成期から現在に至るまで、第一線で活躍し続ける名プロデューサー、その人生を振り返り、当時の秘話、水前寺とのエピソードを語る。』----------------------------------------------------------------------------------------------水前寺さんと新沼謙治さん、そして「情報館」から引き続き中田有紀さんが出演。これから、どんな昭和のスターが出てくるのか楽しみです!A面「この手にとまれ」作詞 星野哲郎さん 作曲 市川昭介さん 編曲 小杉仁三さん44枚目のシングルで市川昭介さんの作曲作品を歌うのが初めてというのもちょっと驚き。と、思ったらデビュー曲「涙を抱いた渡り鳥」の作曲者のいづみゆたかさんは市川昭介さんの別名でした。水前寺さんと言えば、米山正夫さん、安藤実親さん、叶弦大さんの作曲作品がまず頭に浮かぶ。この後、市川さん名義での作曲作品も多くリリースします。市川昭介さんの楽曲では、やっぱり畠山みどりさんの「恋は神代の昔から」「出世街道」が最高傑作だと自分は思ってます。B面「ふるさと東京」作詞 星野哲郎さん 作曲 市川昭介さん 編曲 小杉仁三さんこのB面がまた名曲で、もっと知られてもいいと思う楽曲です。軽快で軽めの歌謡曲で、ずっと16刻んでるギターにゾクゾクずる。水前寺さんの歌唱もめちゃくちゃ良い!
2018年10月11日
森進一さんの1987年10月25日中野サンプラザでのライブを収録したもの。このライブはなぜか、カセットテープでしか発売されなかった。森さんはレコードはビクター、カセットはアポロンで発売でした。なので、LP1枚のライブ盤などは、カセットでは曲数が多く収録されてたり内容が少し違う物もあります。1989年ライブ盤「熱唱!森進一最新コンサート・ライブ」もカセットでは3曲多く収録されてます。「ラブ・イズ・オヴァー」「夜行列車」「それは恋」の3曲がLPでは聴けません。「夜行列車」はあまり歌わなくて貴重なのにLPでカットする意味がわからない^^;しかし・・・この1987年のカセットのみのライブ盤なら「夜行列車」も収録されています!このライブの内容の説明を森さんは1回目もMCで話しています。「今日のこのコンサートは今までのコンサートとちょっと違いまして、 まあ、あのコンサートやる度にどうしても、こう欠かせないヒット曲というのがありますけども 今日はそういった曲を全部こう、無視しまして、え、普段聴いていただけないような ヒット曲の影に埋もれちゃった曲、そういった曲をメインにお聴きいただきたいと思います。 それでは、まずLPの中から3曲続けて… ちょっと懐かしい曲「東京ハードブレイクホテル」です」森進一さんの、このMC通りにいつも歌ってる曲をかなりカットして、マニアックなファンが本当に聴きたい曲ばかりを集めて1本のライブにしてくれたって感じです。カセットテープなので、ヒスノイズはどうしても仕方ないのですが、90分以上のテープで30年経つとどうしてもテープの伸びで音揺れなど出て来てしまいます。イコライザーで高音ノイズを消してCDに焼いたけど、音揺れはどうしようもできない。CDBOXでこれまでのライブを全て発売してほしいとマジでずっと思ってる。特にこのライブは貴重なライブバージョンだらけなので、このまま埋もれるのは勿体無い。1曲目「悲しいけれど」 1987年7月発売 70thシングル このライブ時点で最新曲2曲目「東京ハートブレイクホテル」 1978年ベストヒットアルバムA面2曲目に入ってる新曲3曲目「ルーム・キー」 1983年4月発売 57thシングル「紐育物語」B面4曲目「古傷」 1978年ベストヒットアルバムA面3曲目に入ってる新曲5曲目「めぐり逢い紡いで」 1978年大塚博堂さんのカバー6曲目「窓の外の女」 チョー・ヨンピルさんのカバー7曲目「命くれない」 1986年瀬川瑛子さんのカバー8曲目「六本木ララバイ」 1984年内藤やす子さんのカバー9曲目「きみよ荒野へ」 1978年12月発売 45thシングル10曲目「望郷」 ここから第二部 1970年12月発売 18thシングル11曲目「湯けむりの町」 1974年12月発売 32thシングル12曲目「夜行列車」 1977年6月発売 40thシングル13曲目「夏子ひとり」 1972年4月発売 23thシングル「波止場町」B面14曲目「北航路」 1974年9月発売 31thシングル15曲目「女がひとり」 1975年4月発売 33thシングル16曲目「悲恋」 1971年12月発売 22thシングル「流れのブルース」B面17曲目「とまり木」 1976年1月発売 36thシングル「故郷」B面18曲目「おんな」 1969年7月発売 13thシングル19曲目「あゝ人恋し」 1975年10月発売 35thシングル20曲目「昭和流れうた」 1985年4月発売 63thシングル21曲目「ゆうすげの恋」 1986年7月発売 67thシングル22曲目「北の螢」 1984年8月発売 62thシングル23曲目「おふくろさん」 1971年5月発売 20thシングル24曲目「冬のリヴィエラ」1982年11月発売 56thシングル25曲目「襟裳岬」 1974年1月発売 29thシングル1曲目「悲しいけれど」のライブバージョンは、このカセットでしか聴けない。2曲目「東京ハートブレイクホテル」は、ライブでよく歌ってたのに、オフィシャルでライブバージョンとして聴けるのは、このカセットのみ!3曲目「ルーム・キー」は、70年代後半のブルーススプリングスティーンと演歌の融合のような曲でライブバージョンが残ったのはうれしい。4曲目「古傷」も「東京ハートブレイクホテル」同様にライブバージョンはかなりレア!できれば5曲目〜8曲目のカバー曲コーナーもオリジナル曲にしてほしかった!「めぐり逢い紡いで」と「命くれない」は絶品ですが、オリジナル曲しか聴きたくない^^;カバー曲以上のクオリティの名曲がオリジナル曲にまだまだたくさんあるのに、勿体無い。9曲目「きみよ荒野へ」も、ライブバージョンを残してくれたアポロンには感謝のみ。コンサート第二部の1曲目は「望郷」まあ、2部のオープニングはみんな知ってる曲で始まるのはいいとして・・・^^;でもファンなら、この日のセットリスト全曲知ってないとおかしい。11曲目「湯けむりの町」に関しても不思議な事にライブバージョンはこれでしか存在しない。12曲目「夜行列車」はオリジナルコンサート2にライブバージョンが収録されていますが、自分はこのバージョンの方がアレンジもテンポも好きです。13曲目「夏子ひとり」は、ライブ盤によく収録されてるので、違う曲の方がうれしい。14曲目「北航路」はめちゃくちゃ貴重!ライブ音源がオフィシャルで残っていない。15曲目「女がひとり」は更に「北航路」よりも貴重なライブバージョンです!16曲目「悲恋」も、ライブバージョンの残してくれたアポロン最高!この3曲のライブバージョンは鳥肌もんです。17曲目「とまり木」も、もちろんライブバージョンはここにしか収録されていない。18曲目「おんな」オリジナルコンサート1でライブバージョンは聴けます。19曲目「あゝ人恋し」も信じられない事に、ここでしかライブバージョンは収録されていない。このライブでの森さんの絶唱は素晴らしすぎて、スタジオバージョンなんて聴けなくなってしまう。20曲目「昭和流れうた」もライブバージョンはかなり貴重。21曲目「ゆうすげの恋」22曲目「北の螢」、2曲のライブバージョンはそんなに貴重ではないのですが、名曲過ぎるだけに、何度入っててもうれしい曲。23曲目「おふくろさん」24曲目「冬のリヴィエラ」25曲目「襟裳岬」の3曲は歌わなくても特に何とも思わない。この代わりに23曲目「さらば友よ」24曲目「夢という名の女」25曲目「哀愁行路」26曲目「別れの接吻」・・・1曲増やしたけど^^;この選曲なら最高すぎる。やっぱり最後は「別れの接吻」!リマスターしてCD化してほしいライブ盤が多過ぎる。ライブ盤「サマーコンサート’84」だけは「北の螢」「うさぎ」「人を恋うる唄」「ひとすじの白い道」以外は聴かないから・・・。「人を恋うる唄」だけは超貴重!一番好きじゃないライブアルバムは「サマー・コンサート'84」です。カバー曲だらけ。。。「1988年 熱唱、森進一最新コンサートライブ」も、負けないくらいにカバー曲だらけですが…1978年コンサートのパンフレットより。この時のコンサートでは「東京ハートブレイクホテル」を歌った。掛布雅之さんと
2018年09月26日
水前寺清子さんの1976年発売の67枚目のシングル。A面「鬼面児」作詞 星野哲郎さん 作曲・編曲 安藤実親さんこのタイトルの「鬼面児」というのは、大きな花を付ける蘭の仲間の植物の名前。子供の頃はこの曲のタイトルから何となく怖いイメージを持ってた。水前寺さんならではの人生の応援歌ですが、歌詞の出だしが、「♪涙街道 左が崖で 右が地獄の一丁目〜」と少し物騒な感じで始まるので、大人になるまで、この曲の意味がよく分かってなかった。2番の出だしも「♪傘をさしても 骨まで濡れる〜」3番の出だしは「墓に入って 目を閉じるまで わかりゃしないさ 勝ち負けは〜」イントロも歌メロも凄いインパクトのある曲で、大人になってから好きになった曲。ベスト盤などに選曲される事はほとんどない曲です。BOXセットなどでCD化されてるのかどうかも分かりませんが、水前寺さんの唯一無二のボーカルで歌い上げると強烈な説得力と迫力です。B面「人生勝負」作詞 堀川敏幸さん 作曲 三島正太さん 編曲 安藤実親さん普通なら、このB面のタイトルの方がA面向きだと思うけど・・・。この曲は、NHK「あなたのメロディー」の公募で作られた曲です。タイトルのキャッチーさはA面向きですが、やはりA面「鬼面児」のクオリティと比べるとかなり落ちるような気もする。
2018年09月23日
森進一さんの1990年発売のフルアルバム。1990年4月発売のシングル、名曲「移り香」と1990年8月発売のシングル「風のエレジー」を含む10曲。1曲目「風のエレジー」作詞 阿木耀子さん 作曲 井上陽水さん 編曲 萩田光男さん先行シングル曲。2曲目「そして物語り」作詞 荒木とよひささん 作曲 森進一さん 編曲 川口真さん軽快なラテン系歌謡曲。この曲は完全にシングル向きだとずっと思ってた。メロディーもキャッチーで森さんの作曲の幅広さも感じられる。3曲目「フィクション」作詞・作曲 井上陽水さん 編曲 井上鑑さんこの曲は大好きな曲。気怠いスローナンバー。森さんの歌唱が素晴らしい!アレンジもシブシブで聴き入ってしまう曲。4曲目「移り香」作詞 やしろようさん 作曲 西谷翔さん 編曲 竜崎孝路さんミディアムアップのロックナンバー。ブラスセクションのアレンジも凄く良いアクセントになってる。ライブで歌ってほしい曲の一つ。シングル曲です。カップリング曲の「慕情」も名曲です。アルバムには収録されていないので、シングルでしか聴けません。5曲目「夢の終り」作詞 荒木とよひささん 作曲 三木たかしさん 編曲 若草恵さんメロディーはヨーロッパを感じるような美しく物悲しい感じ。シンプルで静かなアレンジも良く、引いて歌う森さんの歌唱も最高です。6曲目「顔役」作詞 荒木とよひささん 作曲・編曲 川口真さん王道的な軽快な歌謡曲。このキャッチーさはシングルカットしてても良かったような気もする。7曲目「イエスタディ」作詞 荒木とよひささん 作曲 佐藤隆さん 編曲 奥慶一さんシングル「風のエレジー」のカップリング曲。どちらかと言うと、この「イエスタディ」の方が自分は好きな曲でした。美しいアレンジとメロディーのシャンソンです。8曲目「都会のこの空に」作詞 荒木とよひささん 作曲 森進一さん 編曲 川口真さんこのアルバムの中でかなりお気に入りの1曲です。Aメロの変拍子が慣れると妙に気に入ってしまった。サビのメロはキャッチーで、シングルにしてたら「東京物語」「恋月夜」に続く路線になったかも。9曲目「坂道」作詞・作曲 中山大三郎さん 編曲 馬飼野俊一さん中山大三郎さんの作った曲はハズレなしです。特に森さんに書いた中山さんの作品はどれも名曲。この曲は軽快な歌謡曲です。10曲目「夢を見せてくれ」作詞 杉紀彦さん 作曲 森進一さん 編曲 宮川泰さんこのラスト曲がダントツに一番好きな曲。森さんの作るメロディも最高だし、宮川泰さんのアレンジはやっぱり天才的。6分30秒のドラマチックな大作です!ライブで生で聴けば絶対に泣けるだろう曲。
2018年09月15日
先週発売になった新曲「熊本城」を8日土曜日の「水前寺清子情報館」でテレビ初歌唱!(「水前寺清子情報館とは毎週土曜日13時〜BSフジで生放送されてる番組です)スタジオバージョンの歌唱よりもずっと良くて驚きです。歌詞間違いを一箇所してしまい一瞬ドキッとしましたが、そんな事よりも生の歌唱の素晴らしさに感動でした。レコーディングした日よりもずっと迫力もあったし素晴らしい声量でした。衣装も加藤清正の家紋の入った黒の着物で勇ましくカッコ良かった!A面「おしてもだめならひいてみな」作詞 星野哲郎さん 作曲 首藤正毅さん 編曲 安藤実親さん この曲はライブではテンポを少し速くして軽快な感じにアレンジされてます。力強く落ち着いた感じで聴くには、スタジオバージョンの方が良い。この1曲前のシングルが「みそこなっちゃいけないよ」でした。ひらがなのみの長めのタイトル第二弾^^;「みそこなっちゃいけないよ」も好きな曲ですが、「おしてもだめならひいてみな」の方がインパクトは大きいと思う。B面「俺のために泣かないさ」作詞 星野哲郎さん 作曲 首藤正毅さん 編曲 安藤実親さん「♪道がなければ 自分でひらけ まごころつくせば かならず通る」で始まる、人生の応援歌です。水前寺さんの本物の歌の上手さに圧倒される楽曲です。なぜかサビ前だけユニゾンのダブルトラックにアレンジされてるのが気になる・・・。MIXの時に何とかならなかったのかと、昔から聴くたびに思ってしまう。水前寺さんの新曲「熊本城」みたいな曲も大ヒットするような日本になってほしい気もする。来年はデビュー55周年です。
2018年09月10日
阿久悠さんが森進一さんのために書き下ろした歌詞70曲以上の中から選ばれた16曲を作品化したもの。熱狂な森さんファンは「あの曲入ってないの?」とか「あの曲は入れるべき!」と意見もいろいろあるだろうと思ってしまう選曲です^^;1曲目「悲恋」 作曲 猪俣公章さん2曲目「波止場町」 作曲 猪俣公章さん3曲目「夏子ひとり」 作曲 猪俣公章さん4曲目「放浪船」 作曲 猪俣公章さん5曲目「冬の旅」 作曲 猪俣公章さん6曲目「さらば友よ」 作曲 猪俣公章さん7曲目「妹よ」 作曲 猪俣公章さん8曲目「北航路」 作曲 猪俣公章さん9曲目「故郷」 作曲 大野克夫さん10曲目「引越し」 作曲 馬飼野俊一さん11曲目「東京物語」 作曲 川口真さん12曲目「甘ったれ」 作曲 アダモさん13曲目「北の蛍」 作曲 三木たかしさん14曲目「悲しい歌が流行ります」 作曲 三木たかしさん15曲目「はな」 作曲 宮川彬良さん16曲目「秋のホテル」 作曲 森進一さん選曲された曲の中で、誰もが納得すると思うのは、「夏子ひとり」「冬の旅」「さらば友よ」「故郷」「東京物語」「甘ったれ」「北の蛍」「はな」の8曲かな。1曲だけシングル曲ではない「引越し」が、選ばれているのは、森さんが思い入れのある曲なのだろうか。この曲は1976年発売LP「心の旅路」のA面4曲目に収録されてる曲。このアルバムに阿久悠さんは6曲作詞しています。「はな」と「秋のホテル」の2曲は2005年の作品です。「はな」は森さんの新境地を開拓したと言っても過言じゃない超名曲です。シングルだけで選ぶのなら・・・自分なら「別れの接吻」と「あゝ人恋し」は絶対に外せない。「夢という名の女」のB面「そして煙草<春夏秋冬>」も外せない名曲。「林檎抄」も名曲。そのB面「朝日のブル-ス」も名曲。もう1曲阿久悠さんとアダモさんで森さんのために書いた「みんなやさしかった」も外せない。だからと言って、どの曲を外せば良いとは書かないけど・・・^^;アルバムの曲なら、シングル曲以上の名曲も多くあります。全曲、作詞を阿久悠さん一人が担当したアルバムも何枚かあります。 作詞、阿久悠さん、作曲、猪俣公章さんのコンビ作品は森進一さんの楽曲の最強コンビです。猪俣公章さんが1993年に亡くなった後も、阿久悠さんが森さんの提供した歌詞は素晴らしいものばかりです。
2018年09月10日
水前寺清子さんの新曲が今日!発売になりました。毎週土曜日13時〜 BSフジ「水前寺清子情報館」もおすすめ番組です。1曲目「熊本城」作詞 久仁京介さん 作曲 徳久広司さん 編曲 石倉重信さん久しぶりの勇ましい系の楽曲です。もうすぐ73歳になる水前寺さんが歌い続けてくれてるだけで、元気をもらってる人も多いと思う。当然、全盛期の頃のパワーではありませんが、唯一無二の存在感はそのままです。後にも先にも、二度と出てこない数少ない偉大な歌手の一人!どこにもないオリジナリティで、今でも力強く、多くの人を元気にしています。今回の楽曲も、自分が生まれ育った熊本への応援歌になっています。「♪さすが大地のゆるぎにも 耐えたる石垣 武者返し」この曲を聴いて、熊本城に行ってみたいと思った。2曲目「人生これから」作詞 久仁京介さん 作曲 徳久広司さん 編曲 石倉重信さんカップリング曲はお座敷ソング風アレンジで、軽めの応援歌です。「♪ ここまで来れた おかげさま これから先も おかげさま」
2018年09月05日
森進一さんの9枚目のシングル盤。あまりにも有名な曲なので、とっくにこの曲の事は書いたと思ってた。ライブ盤などでは「花と蝶」のアレンジの事は何度か書いたと思う。B面の「さすらい波止場」が聴きたくて今日はシングルを聴いた。A面「花と蝶」作詞 川内康範さん 作曲 彩木雅夫さん 編曲 森岡賢一郎さんイントロのバリバリ鳴ってる割れかけたトランペットの音が強烈なインパクト!スタジオバージョンの森さんの歌唱もやりすぎなほどに、感情入れて歌ってる。意外とライブでは、スタジオバージョンほど濃く歌っていないことが多い。1974年の「熱唱の森進一オン・ステージ」は、テンポをかなり落としてゆったりとしたアレンジになっています。森さんの歌唱は「♪そんな恋する 女に なりたぁぁああ〜〜い」の部分だけはかなり濃く歌ってます。ライブ盤「明日に向かって」(1975年LIVE)もテンポはスタジオ盤よりもやや遅めで、森さんの歌唱はかなりタメまくりで歌ってます。この時の歌い方は自分の好みです。1976年「ライブ オリジナルコンサート1 愛と涙のオンステージ」バージョンはオープニングで歌われてるので、1コーラス目がPAが定まってなく、リバーブが急に深くなったり、ちょっと落ち着いて聞けない感じですが、この時の森さんの歌唱は絶品です。翌年1977年のライブ盤「オリジナルコンサート2 男と女の季節」のバージョンもなかなか良くて聞き応えじゅうぶんです。歌い出しの「♪は〜なが〜」の部分をこの頃からかなりしゃくり上げて歌うようになってより感情移入が凄くなってきました。この時の「♪そんな恋する 女に なりたぁぁああ〜〜い」は、イアンギランの超高音ばりにどこまで音が上がるのか!と思ってしまうほどの熱唱です。また2コーラス目、3コーラス目のこの部分が最高!オンリーワン!の歌唱です。1979年武道館ライブでは、スタジオ盤を再現したような演奏で森さんの歌唱も濃くなりすぎないように抑え気味で歌ってます。1988年ライブでは「花と蝶」は収録されてません。1998年リサイタルライブ盤の歌唱が今、現在の歌唱の基本になってるように思う。若い頃の強烈に濃い歌唱じゃなく、今は深さをより前面に出してるような「花と蝶」になってるように昨年のライブに行って感じた。2005年発売の「森進一 セルフカバー・アルバム」では、編曲をあの宮川彬良さんが担当!宮川彬良さんの父親は、言わずと知れた宮川泰さんです。そう言えば、ちょうど先週、宮川泰さんの楽曲を集めた38曲入りのCDを買った所だった。まだ、封も開けてないけど、このあと聴こう。宮川彬良さんのアレンジは、少しヨーロッパの香りがするようなバラードになっています。そんな雰囲気に完全に合う森さんの歌唱が素晴らしい。B面「さすらい波止場」作詞 三井もこさん 作曲・編曲 城美好さん今日は、この曲の事を書きたかったのに「花と蝶」の事を書き出したら止まらなくなってしまった。このB面も秀逸な演歌ナンバーです。森さんの濃い歌唱の聴かせどころもきっちりあります。「♪風が吹こうと 吹くまいと 東京はいつでも 荒れている」とキャッチーな歌詞で始まるので掴みは完璧です。この曲のライブバージョンはオフィシャルには存在していません。ブートでも絶対にないと思うけど^^;当時、ショーではこのB面も歌ってたんじゃないかな。勝手な想像ですが・・・。映画「花と蝶」のスチール 野川由美子さんとなべおさみさん。デビュー曲「女のためいき」レコーディング風景 1966年1975年頃
2018年08月31日
水前寺清子さんの1979年2月発売のシングル。A面「カラスの歌」作詞 星野哲郎さん 作曲・編曲 鏑木創さんこの曲、まず誰もが聴いて驚くのは、いきなりイントロが「チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 第一楽章」を使ってる事^^;厳密には「カラスの歌」のキーは「変ロ短調」ではないんだけど。それでも、金管楽器を使ってのイントロ。金管楽器の数は、オーケストラでのこの曲の規定数よりも遥かに少ないけど、それでも雰囲気はかなり出ています。普通の歌謡演歌のアレンジとは歌バックでも少し違います。間奏などにファゴット、フルートを使ってるのは、イントロのクラシカルなアレンジの雰囲気を思い出させる感じです。それから、2コーラス目から特にストリングスとブラスセクションのアレンジはクラシック調です。ホルンがサビに鳴るのも歌謡演歌では珍しい。歌詞は「♪鳩にはやさしい人たちが カラスにゃ石を投げつける・・・」で始まります。この1行で何となく歌詞の雰囲気はわかると思う。水前寺さんの歌唱は、どんな曲でも歌の上手さに惹かれまくりです。B面「恋まみれの詩」作詞 杉紀彦さん 作曲・編曲 曽根幸明さんB面のこの曲もイントロがこれまたやや問題^^;関西住みでキダタローさん好きなら誰もが「うそやろ〜」と思ってしまう。「プロポーズ大作戦」の曲の始まりとほぼ同じ。1音だけオリジナルから外してるので盗作ではないと思うけど。あの頃は編曲にはたしか著作権はなかったと思う。今は知らないけど。この曲も水前寺さんの歌唱の上手さを活かせてるので聞き応えじゅうぶんです。歌詞もキャッチーでユーモラスで楽しめます。水前寺清子さんは本当に歌が上手いと、どの曲を聴いても感動する。演歌、歌謡曲だけじゃなく、JAZZもAOR的なソフトロックでも完璧な歌唱を聴かせてくれます。たとえば、つのだひろさん作詞・作曲の「ハーモニー」などは、民謡、演歌を歌う歌唱法とはまったく違う歌を聴かせてくれます。(1991年発売の99枚目のシングル)
2018年08月30日
水前寺清子さんの21枚目のシングル盤。この楽曲は映画にもなりました。映画のDVDの事は前に書いたような気がする。コーラスは、両面とも、あの!ハニーナイツが担当しています。コーラスグループとして超有名曲を多くリリースしています。何と!名曲「かえせ!太陽を」のコーラスもハニーナイツです。「ウルトラマンA」「スペクトルマン」「ミラーマン」「サスケ」「妖怪人間ベム」「サンダーバード」など、子供向けの番組曲やCMソングでも超有名曲を何曲も歌っています。A面「神様の恋人」作詞 星野哲郎さん 作曲 鈴木邦彦さん 編曲 小林仁三さん作詞の星野さんは水前寺清子の歌詞と言えば星野哲郎さんとすぐに連想できるほど。作曲の鈴木さんは、奥村チヨさんの「恋」三部作や、黛ジュンさんの初期のヒット曲のほとんどを作曲、森田健作さんのヒット曲の多くも鈴木さんの作曲です。(「恋」三部作は「恋の奴隷」「恋泥棒」「恋狂い」)コミカルなアレンジで軽快な楽曲です。イントロを聴くと「天才ドロンボー」が始まるのかと思ってしまう人も多いかも知れない。^^;イントロだけです・・・歌メロの展開、キャッチーな歌詞、コーラスアレンジも素晴らしく、ヒットしました。この前のシングル「艶歌」の大ヒットと次のシングル「ひとりでよいしょ」、続く「三百六十五歩のマーチ」のインパクトが大きくて、忘れられてしまってるように思う。映画の中でも、オープニングだけじゃなく、劇中でも流してたらよかったのに。ジャケットは両A面仕様です。B面「ほほえみ」作詞 星野哲郎さん 作曲 鈴木邦彦さん 編曲 小林仁三さんこの曲がリリースされた10年後に発売された企画アルバム「人生の応援団長」のラスト曲に選ばれた名曲です。水前寺さんの応援歌の中でも、柔らかく優しい印象の楽曲です。握り拳で力強く元気付ける歌が多い中、柔らかい言葉での応援歌です。「♪力なんかじゃ 開かない あたしの心を 開けるほほえみ」力強い水前寺さんの歌唱も柔らかな印象の水前寺さんの歌唱も人を元気にさせる力は凄い。映画「神様の恋人」より映画の中で水前寺さんが歌う場面は多くあります。映画は、水前寺さんの浪曲から始まります。水前寺さんの役は、家の商売が銭湯の娘。坂上二郎さん、水前寺さん、伴淳三郎さん水前寺さんの恋人役の藤岡弘さん映画のラストも水前寺さんの浪曲です。
2018年08月25日
森進一さんの1981年10月21日発売のアルバム。1981年9月21日発売のシングル「命あたえて」収録の全曲新曲のオリジナルアルバム。全曲オリジナルなのに、あまり聴かないアルバムです。オリジナルアルバムなら「森進一作曲全集/わるいひと」「一番短い小説・男と女がいた」「女恋港」「別れの接吻」「北国神話」「追想」「人生ひたすら」などのクオリティが高くて、このアルバムはどうしても敬遠しがち。特に全曲、森さん自身が作曲したアルバム「わるいひと」は良く聴くアルバムです。そして「別れの接吻」のアルバムも文句なしのクオリティ。「一番短い小説・男と女がいた」「北国神話」の2枚も聴き飽きない名曲揃いです。一つ前のシングル「東京みなと」から原点に戻るというコンセプトがあって、「命あたえて」も誕生したのですが・・・結局、原点に帰るという企画は「東京みなと」「命あたえて」「それは恋」の3枚で終わった。次の「哀愁行路」で、歌謡ロック系の楽曲に戻ります。「哀愁行路」ももちろん名曲です。そして上質な演歌曲「男の真情」をリリース。その次は「冬のリヴィエラ」が大ヒット。そしてソフトロック路線が続きます。シンプルな演歌曲はたまに入ってくるから感動出来る。ずっと同じ系統の曲が続くとどうしても飽きてくる。だからソフトロック続きの後の「冬桜」は凄く良い印象を持ってる。A面1曲目「命あたえて」作詞 川内康範さん 作曲・編曲 猪俣公章さんこの曲の事は前にも書いたので…。シングルと同じバージョン。2曲目「通り雨」作詞・作曲 たきのえいじさん 編曲 薗広昭さん少し軽い目のシンプルな演歌曲。3曲目「盛り場の女」作詞 大山りゅうじさん 作曲 岡千秋さん 編曲 斎藤恒夫さんこの曲もやや軽快なシンプルな演歌曲。4曲目「少しだけ倖せに」作詞 鳥井実さん 作曲 西谷翔さん 編曲 あかのたちおさんこの曲もシンプルな演歌ですが、聴き終えて、もう一度聴いてみようと思える曲。5曲目「愛と憎しみに」作詞 川内康範さん 作曲 猪俣公章さん 編曲 前田俊明さんシングル「命あたえて」のB面曲。6曲目「夢人形」作詞 石坂まさをさん 作曲・編曲 猪俣公章さんこの曲は後にシングル「それは恋」のB面にシングルカットされました。このアルバムの中で聴くと同じ系統の楽曲に埋もれてしまう感がありますが、単体で聴くと凄く良い曲です。B面1曲目「東京みなと」作詞 原淳二さん 作曲・編曲 市川昭介さんこの曲は1981年5月発売の51枚目のシングル。「命あたえて」の前のシングル曲。凄く好きな曲です。でもこのアルバムの中に入ると、似てるようなアレンジ曲が多いのでせっかくの名曲が霞んでしまう。2曲目「忘れないよ」作詞 青山五平さん 作曲 市川昭介さん 編曲 斎藤恒夫さんこの曲もシンプルな軽い目の演歌曲ですが、森さんの歌唱は絶品です!3曲目「お前も変わってしまったね」作詞 鳥井実さん 作曲 西谷翔さん 編曲 薗広昭さんこの曲は他の曲と少しだけ毛色が違う。昭和初期な3拍子演歌のような情緒のある曲。4曲目「女の倖せ」作詞 鳥井実さん 作曲 西谷翔さん 編曲 薗広昭さんこの曲はシングル「東京みなと」のB面曲。凄く好きな曲です。5曲目「港町わかれ町」作詞 たきのえいじさん 作曲 西谷翔さん 編曲 あかのたちおさんこの曲も良い曲なのに、このアルバムの流れで聴くと凡作に思えてしまう。同じような曲で構成すると、よほど良い曲だけを集めないと難しいように思う。6曲目「ふり向かないで」作詞 川口真理子さん 作曲 川口祐仁さん 編曲 竜崎孝路さんアルバムラスト曲のこの曲はシングルカットしても良いと思える名曲です。あまり見かけない作家陣ですが(竜崎さんは別)、森さんの歌唱がよく映えるように作られてて、シングル曲以外でなら一番聞き応えのある曲です。アルバム「別れの接吻」に入っていてもいいような雰囲気です。裏ジャケアルバムジャケット写真と別カットの写真。1981年ツアーパンフより。1981年春の香港公演
2018年08月23日
水前寺清子さんの22枚目のシングル。この曲が発売されたのが、1968年9月、この2ヶ月後に、あの「三百六十五歩のマーチ」をリリース。1968年は6枚のシングル盤を発売しています。そのどの曲も大ヒットしていましたが、「三百六十五歩のマーチ」のインパクトの大きさで忘れられがちな曲も多い。ちなみに、1968年発売のシングルは、1月「おしてもだめならひいてみな」3月「男でよいしょ」6月「艶歌」8月「神様の恋人」9月「ひとりでよいしょ」11月「三百六十五歩のマーチ」中でも6月発売の「艶歌」は、自分的には1968年発売シングルでダントツに一番好きです。この曲だけ、他とは少し違った深さのある名曲だと思う。チータ本人も好きな曲としてあげている。そして、1968年リリースした全曲、作詞は星野哲郎さんです。A面「ひとりでよいしょ」作詞 星野哲郎さん 作曲・編曲 安藤実親さん 三味線 豊寿・静子サビを聴けば、この曲を思い出す人も多いと思う。それから、イントロや間奏のブラスアレンジはかなり印象的です。軽快でキャッチーなこの曲も多くの人を元気づけてきた名曲だと思う。B面「若さで体当たり」作詞 美沢香さん 作曲 今井幸雄さん 編曲 安藤実親さんこのシングルも、A,B面表記がないので、両A面扱いに近いのかも知れないけど、「ひとりでよいしょ」に比べるとかなり弱いかも。この曲も良い曲なのですが・・・。ゆったりテンポで力強い楽曲です。
2018年08月21日
水前寺清子さんの楽曲もかなり書いたと思うけど、まだまだ名曲はあります。この曲も隠れた名曲と言える2曲です。この2曲は、2枚組CD「GOLDEN☆BEST 水前寺清子 RCAイヤーズ」に収録されています。A面「涙のマーチ」作詞 星野哲郎さん 作曲 十勝遙さん 編曲 馬飼野俊一さん水前寺さんの楽曲で大まかに分けると「いつでも君は」タイプの曲です。この曲も人生の応援歌で、ストレートに胸にきて元気になれる曲。水前寺さんオリジナル曲の応援歌は、水前寺さんの声じゃないとまったく胸に響かないので不思議。いろんな人が水前寺さんのカバーしてたりしますが、水前寺さんの声質とパンチのある歌唱で成立する応援歌なんだと思う。ストレートな人生の応援歌を歌わせると、水前寺さん以上の人はこれからも出てこないように思う。B面「赤い血の歌」作詞 星野哲郎さん 作曲 十勝遙さん 編曲 馬飼野俊一さん「涙のマーチ」もいいのですが、自分はこの「赤い血の歌」の方が数倍感動します。展開もサビも最高で、水前寺さんの全オリジナル曲の中でかなり上位に入る名曲だと思う。B面のこの曲ばかり聴いてた頃もあった。スコーンと声を張って歌うばかりじゃなく、ダイナミックレンジのかなり広い歌唱が聴けます。強烈な歌の上手さを改めて実感できる曲でもあります。
2018年08月17日
1995年にシングルとしてスタジレコーディングされたバージョンです。1曲目「ひとすじの白い道」作詞・作曲 中山大三郎さん 編曲 前田俊明さんこの曲は1975年の「全国横断リサイタル 明日に向かって」で初めて歌われたと思う。その後、何度もコンサートで歌われてきた名曲です。ライブ会場で聴くか、ライブ盤でないと、聴けなかった曲です。この曲が発表されて20年目の1995年の1月1日にシングルとして発売されました。ライブ盤で聴けるのは・・・全国横断リサイタル 明日に向かって(1976年) オリジナル・コンサート〜愛と涙のオン・ステージ(1977年)オリジナル・コンサートII〜男と女の季節(1978年)輝きの奇跡〜森進一歌手生活40周年記念リサイタル DVD (2005年)今日、スタジオバージョン含め、5バージョン全て聴いてみてましたが、自分は「オリジナル・コンサートII〜男と女の季節 」のバージョンが特に良いと思う。この時、最後のサビでは感情の昂りがいつも以上で、珍しく声のコントロールが狂うほどに気持ちが強く出てる歌唱でいつ聴いても感動です。「全国横断リサイタル 明日に向かって(1976年)」では、ライブのオープニングに歌われています。1曲目から凄い歌唱です。コンサートの最後かと思うほどの歌唱です。スタジオバージョンは、丁寧に感情を抑えながらも、絶唱する所はライブで歌うような熱い歌唱が楽しめます。オリジナルコンサートシリーズは、大編成のオーケストラの演奏なので、どうしても演奏の厚さや深さは、他のバージョンの伴奏は勝てない・・・。ストリングス隊も凄い人数です。その大編成オーケストラの演奏にまったく負けることなく絶唱する森さんは凄い。2曲目「きょうからは」作詞 中村修二さん 作曲 森進一さん 編曲 前田俊明さんカップリング曲は正統派演歌ナンバー。この頃になると森さん本人作曲の楽曲がシングルも増えて来ました。アルバム曲はもっと前から多く、森さん本人が作曲や作詞をしていました。ペンネームで書いてた曲も多くあります。 20周年記念リサイタルのタイトルは「ひとすじの白い道」でした。
2018年08月09日
森進一さんの1978年10月発売のオリジナルアルバム。このアルバムはまだCD化されていません。ベスト盤的な物やカバー曲ばかりのアルバムはCD化しなくてもいいけど、オリジナル曲で構成されてるアルバムは、全アルバムリマスターしてCD化してほしい。A面1曲目「雪よおまえは」作詞 喜多条忠さん 作曲 中山大三郎さん 編曲 若草恵さん44枚目のシングル曲。渡辺プロダクションから独立する5ヵ月前で、少しずつプロモーションも薄くなってきてた印象。水面下ではプロダクションとの交渉などが始まってたのかも知れない。それでも、ある程度のヒットになった。地味な印象ですが良い曲。2曲目「ふられたみたいね」作詞・作曲 中山大三郎さん 編曲 いしだかつのりさん中山さんの作詞、作曲の森さんの楽曲は名曲だらけです。3曲目「夕暮れ」作詞・作曲 蘭世さん 補作詞 山口洋子さん 編曲 高田弘さんこの頃の森進一さんのペンネーム「蘭世」名義での作品。本人の作詞だと思いながら聴いていると、失恋の歌とはまた違った景色が見えてくるようです。サビでメジャーに転調するメロディも凄く良い。4曲目「もう泣かないわ」作詞・作曲 中山大三郎さん 編曲 若草恵さんキャッチーなメロディと歌詞なので、シングル向きだと思う曲。5曲目「しあわせ挽歌」作詞 幸村リウさん 作曲 猪俣公章さん 編曲 馬飼野俊一さんシングル「雪よおまえは」のB面曲。6曲目「哀恋歌」作詞 幸村リウさん 作曲 猪俣公章さん 編曲 馬飼野俊一さん「しあわせ挽歌」と同じ作家陣での楽曲。「しあわせ挽歌」は特に印象も弱いのですが、このアルバムA面ラスト曲はドラマチックでインパクトもある名曲です。B面1曲目「林檎抄」作詞 阿久悠さん 作曲 川口真さん 編曲 船山基紀さんこれは大好きな曲!1978年5月発売の43枚目のシングル曲。「襟裳岬」タイプの、ややフォークな曲。自分は「襟裳岬」よりもこっちの方が好きですが…。やっぱり阿久悠さんの歌詞と森さんの歌唱の相性は最高だと思う。2曲目「赤い夕陽に影を見た」作詞 関口宏さん 作曲 出門英さん 編曲 高田弘さんこの曲は、昔から飛ばして聴いてたけど、久しぶりに聴いたけど…やっぱあんまり好きじゃない。3曲目「流れ者ジョニー」作詞 宇佐美勝美さん 作曲 岩久茂さん 編曲 馬飼野俊一さんこの曲も何となく好きではない曲。1978年6月にアリスが「ジョニーの子守唄」を発売して大ヒット。サビの「♪ジョニー フッフゥ ジョニー」も何となく。このジョニーもミュージシャンのようだし・・・。B面の2曲目、3曲目を飛ばして聴く癖がついてた。4曲目「朝日のブルース」作詞 阿久悠さん 作曲 川口真さん 編曲 船山基紀さんこれは超名曲!! シングル「林檎抄」のB面曲。アレンジも構成も好きだし、シングルA面にしててもヒットしたと思う。森さんの歌唱も最高に良い!5曲目「むかしばなし」作詞・作曲 中山大三郎さん 編曲 若草恵さんこの曲をシングルカットしなかった事が残念すぎる。アップテンポでキャッチーなロック歌謡。6曲目「すすり泣き」作詞・作曲 中山大三郎さん 編曲 若草恵さんアルバムラスト曲は、このアルバムで一番好きな曲。コンサートの最後に歌ったりしたら、感動的な熱唱ナンバーです。
2018年08月02日
水前寺清子さんの105枚目のシングル。このシングルを発売いた1993年はシングルを4枚もリリースしています。1月に出した「人生一路」と、12月発売のこのシングル曲の2曲は、水前寺さんのシングルの中でも好きな2曲です。1曲目「おんな富士」作詞 中谷純平さん 作曲 三島大輔さん 編曲 池多孝春さんこの曲は「コナミ がんばれゴエモン2」のCMソングとしてテレビで流れていました。アップテンポで勢いあるロック演歌で女性の応援歌です。「浪花節だよ人生は」をさらに軽快にした印象の曲。2曲目「おんな節」作詞 星野真弓さん 作曲 中村典正さん 編曲 小杉仁三さん威勢の良い女の1曲目と対照的に男性を支えながら行きる女の歌。曲調もゆったりと優しいアレンジです。水前寺さんの歌唱は伸びやかで力強く感動的です。
2018年07月22日
水前寺清子さんの14枚目のシングル盤。毎週、土曜日の昼、BSフジの生放送番組「水前寺清子情報館」にメインMCとして出演しています。録画し忘れてる時もあるけど、家に帰ってきてからほぼ毎週観ています。先々週はなんと!畠山みどりさんがゲストでした。かなりゆるい番組です。メインMCは、もちろん水前寺清子さん。サブにピーターさん。この二人だけでもかなり濃いのが分かると思う。この前は、「ありがとう」で共演していた岡本信人さんがゲストでした。もっと当時の話を二人に語ってほしかったけど、それでもかなりおもしろかった。この「水前寺清子情報館」には、もう一つ名物コーナーがあります。「カラオケ☆スター誕生」のコーナー^^;30代以上のみ応募出来る、のど自慢コーナー。3人の30代以上の方が出てきて、カラオケで1曲ずつ歌うのですが・・・・・・番組全体はかなり緩いのに、このコーナーだけかなりピリピリの緊張感^^;と、いうのは、歌い終わった後に審査員3人からの意見を聞くのですが、この3人がめちゃくちゃ厳しい^^ 怖いくらいに厳しい^^;本当なら3人のうちから一人選んでチャンピオンとして勝ち抜いていくのですが、ここ3回、「該当者なし」の札をみんなが上げる^^;チータも歌い終わった人へのフォローが大変^^3人の審査員は、演歌の名曲を多く作った作曲家の方々です。まぁ・・・かなり個性的な人が出演する事が多いので仕方ないのかもとは思うけど^^;第一次審査を通過して、第一次オーディションで受かった3人がテレビで歌える。第一次審査落ちた人にも興味が出てしまう^^;番組内でチータは歌ってくれませんが、モロ昭和なMCは楽しい。A面「いのち知らずにゃ敵がない」作詞 星野哲郎さん 作曲 安藤実親さん水前寺さん得意の勇ましい系の人生の応援歌です。「♪君は誰だと 訊かれたときに 俺は男と 答えたい」で始まります。力強く、軍歌っぽい雰囲気でもありますが、展開では軽いラテン系になったりとアレンジも凝っています。このシングルは大ヒット曲「いっぽんどっこの唄」と「どうどうどっこの唄」に挟まれて発売された曲なので、やや地味だった印象です。どの曲を聴いても思うのですが、歌うますぎる!B面「あすなろの唄」作詞 星野哲郎さん 作曲 安藤実親さんこの曲も男への応援歌です。両A面扱いっぽく、この曲もベスト盤に入ってたりします。やや軽快な演歌でA面に比べたら柔らかいのですが、出だしの歌詞はこの曲もインパクト大です!「♪いっぺんぐらいの しくじりだけで バカめ男が 泣くんじゃないぜ」1960年代〜70年代、きっと多くの男性が水前寺さんの応援歌でがんばって生きてたんだろうな。この同じ歌詞を、水前寺さん以外の歌声で聴いても、多分、ここまで説得力がないのかも知れない。前に書いた水前寺さんのLP「人生の応援団長」には、このB面の「あすなろの唄」だけが収録されています。当時の雑誌切り抜き
2018年07月12日
1969年7月発売の13枚目のシングル。この曲の事はまだ書いてないと思う。どのシングルを書いていないか、わからなくなってきた。多分、125枚のシングルのうち、ほとんど書いてるとは思うけど…A面「おんな」作詞 山口あかりさん 作曲 城美好さん 編曲 森岡賢一郎さん前作の「港町ブルース」の大ヒットと、この次の「花と涙」の狭間のシングルなので、少し忘れられがちなシングルです。このシングル盤バージョンをかなり久々に聴いた。もっとゆっくりしたテンポのイメージに思えたのは、1976年大阪で収録したライブ盤「オリジナル・コンサート〜愛と涙のオン・ステージ」のバージョンの印象が強いからです。シングルレコーディングから7年経ったライブでの森さんの歌唱は、テンポをややゆったりとさせたのもあり、深みが増して歌唱力も7年前と比べ物にならないほどに凄くなっています。ライブ盤「愛と涙のオンステージ」で、聴くのがオススメです。(1コーラス目と3コーラス目のみですが…)B面「女のワルツ」作詞 山口洋子さん 作曲・編曲 猪俣公章さん1966年6月発売のデビュー曲「女のためいき」から2012年「女坂」までの間にシングルのA面、B面合わせたら、タイトルに「女」と付く曲が何曲あるのだろう?2012年からは「女」と付くタイトルの曲はシングルにはありません。その前が2008年「波止場」のカップリング曲「新地のおんな」です。初期のシングルはA面B面、2曲とも「女」とタイトルに付くシングルも多くありました。「女歌」のイメージを1971年頃までにしっかり定着させて、1973年辺りから「男歌」の世界を広げていく事になったように感じます。その後も歌の世界の幅がどんどん広がったのも、阿久悠さんとの出会いが大きかったと思う。この「女のワルツ」に関しては、これはB面でも仕方ないと思える曲です。森さんのために書いたのだとしたら、かなり物足りなさを感じる。
2018年07月07日
水前寺清子さんと美川憲一さんの取り合わせってあんまりイメージできない人も多いと思う。この曲の企画は美川憲一さん側での制作です。1曲目「女と男」作詞・作曲 三浦弘さん 編曲 竜崎孝治さん作詞、作曲の三浦弘さんは、もちろん、あの「三浦弘とハニーシックス」の三浦弘さんです。「三浦弘とハニーシックス」は、6人兄弟で構成されてるグループです。三浦弘さんが長男。昭和40年代に多くあったムード歌謡グループのひとつです。今でも、活動しています。ムード歌謡の定番、ラテン系のノリのいい曲です。ティンバレスの音が凄く効いています。ジャケット写真を見ると、水前寺さんが男パート、美川さんが女パートなのかと期待してしまう。普通に水前寺さんが女パート、美川さんが男パートです。逆にした方がインパクトあったようにも思う。水前寺さんは、いつもの威勢の良いイメージの歌唱を封印して「いつでも君は」の歌唱以上に柔らかく優しく歌っています。「ハーモニー」の時の歌唱に近い。プロモーションのやり方とタイミングが合ってたらヒットしてたかもと思える。2曲目「雨無情」作詞 たきのえいじさん 作曲 叶弦大さん 編曲 竜崎孝治さんイントロのド頭のピアノが凄いジャジーでJAZZっぽい曲かと思うと、すぐにド演歌テナーサックス炸裂です^^;曲調は完全に演歌ですが、ピアノのオブリだけがジャジーで不思議な世界。竜崎さんのアレンジはやっぱり良いなぁと聴き入ってしまう。宝塚歌劇男役のような水前寺さん。初めてこのジャケを見た時、水前寺さんが男パートだと思ってしまってた。
2018年06月28日
水前寺清子さんの1995年2月発売のシングル。水前寺さんは基本演歌寄りの歌謡曲を歌っていますが、1980年代以降は何年かに一度ジャンルに拘らない作品を歌っています。(1975年にラテン系の楽曲「みつばちマーヤの冒険」も歌っています)ジャンル関係なしに何でも挑戦する三波春夫さんを引き継いてるような感じもする。三波春夫さんもファンクナンバー「恐竜は生きている」や、テクノファンク「ジャン・ナイト・じゃん」やレゲエナンバー「もいちど、サワディ」や「おまんた囃子」を完全にHOUSE MIXにしたり、かなりぶっ飛んだ事もしていました。三波春夫さんと言えば、自作の長編歌謡浪曲が何と言っても一番最高なのですが、歌謡曲でも民謡でも何でも完璧にこなしてしまう所が凄かった。水前寺さんも昔から演歌だけに拘ってなく、音頭やマーチなどでも大ヒットを何曲も出しています。1曲目「ブンブンビート阿波踊り」作詞 サンディーさん 作曲・編曲 久保田麻琴さん作曲、編曲の久保田麻琴さんは、細野晴臣さんとユニットを組んで活動してたり、実験的・前衛的な音楽を創っていました。そんな久保田さんが水前寺さんとコラボ。水前寺さんのリズム感の鋭さは、どんなビートでも歌ってしまうので、問題なくカッコ良く仕上がっています。阿波踊りのお囃子が基本リズムで、そこにいろんな音やリズムを重ねています。2曲目「ブンブンビート阿波踊り(Radio Edit)」6分38秒の1曲目を4分17秒に短縮した放送向けのラジオ・エディット。普通に聴くには、このバージョンが一番聴きやすいと思う。3曲目「ブンブンビート阿波踊り(KARAOKE)」このインストバージョンも、普通のカラオケじゃなくリミックスされています。4曲目「ブンブンビート阿波踊り(Jungle Mix:Bally Sagoo)」イギリスのバリー・サグーさんのMixで凄い事になっています。ボリウッドの多くの作品のサウンドを作ってる方です。これは、かなりカッコいい! 水前寺さんの歌声も何の違和感なく、強烈なビートの中でも楽しめます。
2018年06月26日
1975年10月10日発売の森進一さん35枚目のシングル。この年は「女がひとり」「別れの接吻」と、この「あゝ人恋し」の3枚のシングルを出しています。3曲とも作詞は阿久悠さんです。作曲は3曲とも違う先生が書いています。A面「あゝ人恋し」作詞 阿久悠さん 作曲 浜圭介さん 編曲 萩田光雄さんイントロアレンジのインパクト大で、出だしの歌詞もかなり強く印象に残る歌詞です。「♪ 夜は誰でも みなし子で みかんむく手が 染まります」と始まります。浜圭介さんの作るメロディーは、強烈にドラマチックで、それに応えるように森さんの歌唱は完璧なダイナミクスで聴き手を一瞬で引き込んでいきます。この曲は絶対にライブ向きな楽曲だと思うけど、セットリスト入りする事はほとんどない・・・この頃よりも確実に表現力も歌唱力も上がってる、今の森さんの歌唱で聴きたいと思う曲。1976年1月1日〜8日の国際劇場での「森進一ショウ」の時に「あゝ人恋し」は歌われています。1975年10月〜12月のコンサートでももちろんセットリストに入っていたのだろうとは思う。B面「枯葉」作詞 阿久悠さん 作曲・編曲 三木たかしさんこのシングルの2曲は同じ世界でコンセプトも近く、続けて聴くとより感動できます。「あゝ人恋し」の歌詞の中に出てくる「♪ 窓にかさかさ 舞い落ち葉 私いくつになったのか あゝ人恋し 人恋し・・」そしてこの「枯葉」の出だしは「♪枯葉が風におどるのは 悲しい季節のしるしです」10月発売なので、どちらがA面になってもいいような感じです。このB面「枯葉」がA面だったとしても確実にヒットしてたと思う。「あゝ人恋し」の広告1976年1月1日〜8日の国際劇場「森進一ショウ」は特別ゲストになんと!天地真理さんが出演していました!森進一さんが歌ったセットリスト1「雪の降る街を」(カバー曲)2「昭和枯れすすき」(カバー曲)3「望郷」18thシングル4「思い出まくら」(カバー曲)5「故郷」36thシングル(この時点で発売前の新曲)6「港町ブルース」 12thシングル7「女のためいき」 1stシングル8「花と蝶」 9thシングル9「年上の女」 11thシングル10「命かけても」6thシングル11「ひとり酒場で」10thシングル12「あゝ人恋し」 35thシングル13「冬の旅」 28thシングル14「おふくろさん」 20thシングル15「襟裳岬」 29thシングルこの時の森さんのセットリストなら「故郷」「命かけても」「あゝ人恋し」の3曲はレア。「冬の旅」を本編最後にして、アンコールで「襟裳岬」の方が自分は良いように思う。天地真理さんのセットリスト1「ひとりじゃないの」2「恋する夏の日」3「若葉のささやき」4「想い出のセレナーデ」5「水色の恋」6「夕陽のスケッチ」超名曲「夕陽のスケッチ」を生で聴いた時の感動は忘れられない。あまりヒットしなかったシングル曲ですが、間違いなく名曲。ライブでの天地さんの歌唱も素晴らしかった!
2018年06月21日
1970年代、第一弾シングル。1970年2月発売。1960年代で「歌手・森進一」の基本形を完成させて、1970年代に入るとジャンルに拘らない幅広い音楽で誰も真似できない森進一の世界を築き上げていきました。その70年代第一弾シングルは、それまでになかった勇ましい印象の演歌でした。A面「恋ひとすじ」作詞 藤田まさとさん 作曲・編曲 猪俣公章さん60年代は、耐え忍ぶ女心を10代〜20代前半だった森さんが女性の心情を見事に歌い上げて、一気に歌謡界の第一線に乗りました。70年代からは曲調も一気に幅が広がって、演歌歌手ではない「森進一」を確立しました。この「恋ひとすじ」は、男歌的な力強いアレンジで、女からでも、男からでも取れる歌詞です。イントロや間奏のメロディは「♪ここはお国を何百里」のメロディを彷彿させる力強い感じです。その後も男から見た哀しい女の歌や、男の友情や、去って行く男の心情などを歌った名曲がどんどん生まれてきます。自分が思うに、やっぱり「冬の旅」が一番大きいと思う。「冬の旅」のカッコ良さは、現在でもまったく色褪せない。曲も歌詞もアレンジも歌唱も最高です。そしてさらに「力強い森進一」決定打は「さらば友よ」です。その間に「襟裳岬」もありますが、自分は「襟裳岬」よりも「冬の旅」と「さらば友よ」の存在が演歌〜ROCKまで関係なしに自然に歌いこなす力を持てた曲のように感じる。「襟裳岬」も好きな曲ではあるけど「冬の旅」や「さらば友よ」に比べるとどうしても自分の中ではかなり落ちる。そして自分の中でこの時期の最高傑作だと思ってる「別れの接吻」が登場します。「別れの接吻」に続いて制作された「ああ人恋し」は、いろんなジャンルの楽曲を歌ってきての女歌です。60年代の女歌とは、まったく違う深さを増した女歌が聴けます。そこから出すシングルは全てジャンル関係なしの名曲の連続です。演歌しか歌わない森進一さんだったなら、自分はここまで深く聴く事はなかったと思う。「恋ひとすじ」は、ライブ盤「オリジナルコンサート I 愛と涙のオンステージ」で聴く事ができます。ライブ音源は、このライブ盤でしか聴けないと思うので、かなり貴重です。CD化されていないのが残念です。LPで聴く事が出来ます。1番、2番、4番と3番を飛ばしていますが、ライブ歌唱は貴重。ライブ盤「愛と涙のオンステージ」では「恋ひとすじ」の次の曲は「さらば友よ」です!B面「夜のこぼれ花」作詞 藤田まさとさん 作曲・編曲 猪俣公章さんB面は少し柔らかいアレンジとメロディも軽めなのですが、歌詞はかなり重い。こっちをメインにしてたとしても、ヒット間違いなし。先週発売になった新曲「北港」まで125枚のシングルを全て1枚ずつ書こうと思ってるけど、多分、三分の二は書いたと思う。どの曲を書いていないか分からなくなってきたけど・・・^^;
2018年06月19日
本日発売の森進一さんの125枚目のシングル!前のシングル「花のブルース」は、2017年6月14日発売で、ちょうど一年ぶりの新曲発表です。1曲目「北港」作詞・作曲 森進一さん 編曲 前田俊明さん森さん自身が作詞、作曲、両方担当するのは、2015年発売の超名曲「あるがままに生きる」以来。前作「花のブルース」は作曲のみ担当でした。作曲のみ担当するシングル曲はかなり多くあります。2016年「私の恋」は、軽い手拍子もの、2017年「花のブルース」は、明るめの3連演歌、そして今年の「北港」も3連ものですが、「花のブルース」とはまた違う昭和の香りが漂う名曲の誕生だと言えると思う。カラオケ趣味の人にも歌いやすく、歌って気持ち良さそうな曲になっています。ここ3枚のシングルはカラオケで歌いやすさを意識した楽曲だと思う。森さんが本気出して歌う曲は、一般人には歌えない難しさなので・・・・。そろそろ、「北の螢」「別れの接吻」「さらば友よ」「冬の旅」「夏子ひとり」「ああ人恋し」「雨の桟橋」「命あたえて」「女もよう」のような、森さんにしか歌えない強烈に濃い曲もシングルのメイン曲にしてほしい。2曲目「恋はぐれ」作詞 鈴木紀代さん 作曲 森進一さん 編曲 丸山雅仁さんカップリング曲のこの曲は、かなり濃く絶唱系に近い曲です。古くからのファンにとっては、うれしい1曲だと思う。アレンジも昭和のド演歌の良い所を凝縮したようなアレンジで聴き入ってしまう。森さんの歌唱は、完全に昔の声を取り戻したと実感できる熱唱です。昨年のライブで生で聴いて、とっくに実感してましたが・・・。
2018年06月12日
2017年10月11日発売の水前寺清子さんの企画盤EP「SPORTS of HEART 2017 応援ソング」の企画で多くの歌手と歌っています。このCD買った時に一度聴いただけで、ほったらかしになってたCD。CDが積み上げてる山の下の方にあるのを見つけて久々に聴いてみた。1曲目「三百六十五歩のマーチ 〜365 Steps, All Cast 2017」作詞 星野哲郎さん 作曲 米山正夫さん 編曲 今井了介さん(参加歌手)水前寺清子さん、TEE、アキシブproject、カプ式会社ハイパーモチベーション、絶対直球女子!プレイボールズ、FES☆TIVE、愛乙女☆DOLL水前寺さん以外は誰も知らない。大人数でユニゾンで歌ってる感じ。途中にまったく違うラップパートが挟まっています^^;2曲目「三百六十五歩のマーチ 〜365 Steps, Girls Represent 2017」作詞 星野哲郎さん 作曲 米山正夫さん 編曲 今井了介さん(参加歌手)アキシブproject、カプ式会社ハイパーモチベーション、絶対直球女子!プレイボールズ、FES☆TIVE、愛乙女☆DOLLテンポアップしてスカっぽいリズムにアレンジされてるバージョン。ここには水前寺さんは参加していない。3曲目「三百六十五歩のマーチ 〜365 Steps, Chita 2017」作詞 星野哲郎さん 作曲 米山正夫さん 編曲 今井了介さん水前寺清子さんソロ歌唱オリジナルよりかなりメロウにアレンジされています。自分が好きな「三百六十五歩のマーチ」のライブバージョンは、「水前寺清子オンステージ1975」です。1975年のライブ盤で「加藤隼戦闘隊」から自然に繋がる構成で「三百六十五歩のマーチ」が歌われています。水前寺さんの勇ましい歌唱は鳥肌もんです。水前寺さんは軍歌のみのアルバムも発売してるほどに、女性で軍歌を歌わせたら右に出るものはいないかも知れない。1975年ライブ盤の聞き所は「君は青空を見たか」をフルで聴ける所。「いっぽんどっこの歌」と「どうどうどっこの歌」は1コーラスずつのメドレーなのが残念。「おしてもだめならひいてみな」もライブバージョン聴けるのは貴重ですが、これも1コーラスのみ。そしてラストの「花の散りぎわ」は強烈な感動です。
2018年05月25日
水前寺清子さんの1969年12月発売のアルバムです。1969年12月時点までに、水前寺さんの発表した人生の応援歌を12曲集めた企画盤。各、楽曲の前に水前寺さんのメッセージナレーションが収録されています。A面1曲目「三百六十五歩のマーチ」誰もが一度は聴いた事があると思う、国民的人生の応援歌。水前寺さんの強烈な歌唱力と説得力で多くの人々を元気にさせてきた名曲です。冒頭のメッセージナレーションは、「人は誰でも満たされないものを持っています。みんな何かが欠けています。「何か」とは何か。 それは、それを望む人によって違います。お金、地位、名誉、思想、車、恋人、仲間、酒 etc…」こんな感じで水前寺さんのメッセージが語られます。2曲目「青空の唄」この曲はシングル「三百六十五歩のマーチ」のB面曲です。アップテンポのロック調ナンバーです。3曲目「あすなろの唄」1967年5月発売シングル「いのちしらずにゃ敵がない」のB面曲。この曲もB面曲だけど、人気曲の1曲。4曲目「いっぽんどっこの唄」1966年11月発売の大ヒット曲です。この曲も100万枚以上売り上げました。水前寺さんはライブ盤を3種類発売していますが、その全てにこの曲はセットリスト入りしてます。1975年ライブでは1コーラスのみなので、イマイチですが、1970年ライブ「素晴らしい冒険 チータ!」では、たっぷり聴けます。5曲目「男じゃないか」1969年発売のシングル。景気のいい祭り太鼓がリズムを取る元気が出るナンバーです。「男でよいしょ(1968年EP)」と、間違いやすい曲^^;6曲目「友達の唄」この曲前のナレーションが、ちょっと意味不明で・・・「友達と書いて「トモラチ」と発音してみてごらんなさい。なんかしら、この口の中であま〜く なってきませんか?トモラチ、トモラチ、トモラチ、目を閉じて何度もとなえていると いろいろな「顔」が浮かんきますね・・・」シングル「男じゃないか」の両A面扱いだった有名曲です。B面1曲目「真実一路のマーチ」この曲は「三百六十五歩のマーチ」以上に多くの人を元気させてきた曲じゃないかな。これはいつ聴いても名曲だと思う。歌詞もメロディもアレンジもだけど、水前寺さんの歌唱力に圧倒される日本を代表する応援歌!この企画盤LPが発売された時点で、この曲が最新シングル曲です。この曲ありきで、企画できたこのLPだと思う。これだけ人を元気させるパワーのある曲はもう何十年も生まれていないと思う。単純な言葉とメッセージは一番人の心を動かせるように思う。水前寺清子さん以上の応援歌を歌うアーティストはこれからも、もう出ないと思う。2曲目「ここでやらずにどこでやる」1969年5月発売の名曲「人間どっこの唄」のB面曲。水前寺さんほど歌えたら、誰でも気持ちいいだろうなと思う。3曲目「にんげんどっこの唄」この曲の前のメッセージはちょっと強烈です。「にんげんどっこ解説するならば「人間の銛」、「人間魚雷」と言うことになりますね。 「斗志」と言う、「爆薬」をつめて人生の荒浪をのりこえて、目的を達したい。・・・と、まだまだ続くのですが、水前寺さんだからこそ説得力のある力強い言葉です。この曲は、「いっぽんどっこの唄」よりも自分は好きな曲です。水前寺さんの歌唱の潔さに鳥肌です。4曲目「どうどうどっこの唄」この曲も小学生の頃から何度聴いたかわからない曲。こう言う曲を知ったのは、神戸東宝って映画館のインターバルにずっと流れてる曲がこの辺りの楽曲を延々と流してくれてたので、映画館にばかり行ってた子供にはキャッチーな歌詞とメロディをすぐに覚えてしまう。「♪勝った負けたと さわぐじゃないぜ あとの態度が大事だよ すべる ころがる 立ち上がる 歩く 倒れる また起きる どうどうどっこのひとり旅」水前寺さんの歌声にバッチリ合ってる超名曲。5曲目「ほほえみ」1968年シングル「神様の恋人」の両A面曲。「神様の恋人」は、コント55号と共演の映画「神様の恋人」の主題歌。この曲は、柔らかく優しい人生の応援歌です。6曲目「いのちかけても損はない」大ヒット曲「真実一路のマーチ」のB面曲。この曲の歌詞も力強く、説得力があります。「♪二ではいけない 一になれ 胸にきかせて 生きようよ どこかにあなたの椅子がある あなたを待ってる城がある いのちをかけても 損はない」この企画盤は、全作詞「星野哲郎さん」です。「いつでも君は」も星野さん作詞なのに、ここに入れたらもっとメッセージの幅が広がったように思うけど・・・。
2018年05月20日
森進一さんのライブ盤は、10種類発売されています。(カセットのみのライブ盤含む)多分、ほとんどブログで書いたと思うけど、森進一さんのライブ盤の中でもかなり重要なこのライブ盤の事は書いてなかったと思う。森進一さん初のライブ盤です。1974年大阪フェスティバルホールでのリサイタルを2枚組ライブ盤にしたもの。Disc 1 A面1曲目「望郷」2曲目「女のためいき」3曲目「命かれても」4曲目「花と蝶」5曲目「MC &芥川隆行ナレーション」6曲目「盛り場ブルース」7曲目「夜の走り雨」Disc 1 B面8曲目「ひとり酒場で」9曲目「年上の女」10曲目「港町ブルース」11曲目「雪が降る(インスト&ナレーション)」12曲目「サン・トワ・マミー」13曲目「夜のメロディー」Disc 2 A面14曲目「冬の旅」15曲目「夏子ひとり」16曲目「爪」17曲目「くちなしの花」18曲目「山谷ブルース」19曲目「朝日のあたる家」Disc 2 B面20曲目「妹よ」21曲目「おふくろさん」22曲目「さらば友よ」23曲目「襟裳岬」このライブ盤の中で特に貴重な物は・・・その1、2部の1曲目「冬の旅」を完全フルコーラスで聴ける所。その2、「さらば友よ」が完全フルコーラスで聴ける所。その3、ライブではあんまり歌われない「夜の走り雨」が収録されてる所。その4、「さらば友よ」のB面「妹よ」完全フルコーラスで聴ける事!「冬の旅」のフルコーラス熱唱はかなり貴重。そして名曲「夏子ひとり」の熱唱に繋がる構成も最高!「さらば友よ」は、この時のライブの最新シングルで、もの凄い迫力の絶唱が聴けます!数人の興奮しきったファンのけたたましい叫び声さえなければ、もっと感動に浸れるんだけど。森さんが母親を亡くして1年、熱狂的なファンが叫んで応援したい気持ちもわかるけど、ちょっと歌の世界を壊してしまう箇所があって残念。マスターテープから観客席を録ってるトラックを完全に消去してリマスターして再発してほしい。観客の歓声も残すところは残して、完全におかしいと思われる叫び声はカットしてCD化したらいいのに。1部ではみんなおとなしいのに、2部から急に興奮してしまうのが不思議。2部から遅れて来た観客が叫んでるのか?と昔から思ってた。会場で叫んでてもいいとしても、ライブ盤では異常な叫び声はカットした方がいいと思う。特にある一人の叫び声だけど、叫び始めるとせっかくの森さんの熱唱なのにガッカリしてしまう。「夜の走り雨」の時は誰も叫んでいないのが、かなりの救いです。「妹よ」は、阿久悠さん作詞、猪俣公章さん作曲(森さんの楽曲を作る最高の二人)です。この二人が森進一さんに書いた曲は全て名曲です。この二人以上に当時の森進一さんの良さを最大限に引き出せる作詞家も作曲家もいなかったと思う。特に阿久悠さん作詞の森さんの楽曲はどれも素晴らしい!森進一さんと言えば、阿久悠さんと猪俣公章さんです。60〜80年代で阿久悠さん以外の作詞家なら、中山大三郎さんは阿久悠さんと同じほどの名曲を作ってる。他には千家和也さん、山上路夫さんも80年代までの森さんの楽曲に名曲を残してる。そして!忘れてはいけない作詞家は吉川静夫さんです!デビューから森進一さんの歌手としての形を作っていった作詞家です。このライブはカバー曲も多い。アダモの曲「サン・トワ・マミー」と「夜のメロディー」は、かなり良いと思う。森さんはアダモの楽曲をこの2曲以外にも当時よく歌ってた。「夜のメロディー」の歌い出しの観客の熱狂は強烈すぎる。カバー曲だから特に気にならない。森さんのオリジナル曲の時だけは、すごく気になってしまう。この2曲以外のカバー曲で良いのは、やっぱり「朝日のあたる家」です!かなりHEAVYなブルースロックにアレンジされてて最高です。アニマルズのバージョンよりも、もっとHEAVYです。「襟裳岬」も完全フルコーラスで聴けます。森さんが、この曲の歌詞を初めて読んだ時に、3コーラス目の歌詞を読んでレコーディングする事をを決めた話は何度か何かで読んだことがある。この曲の作詞は岡本おさみさんです。よく吉田拓郎さんの作詞だと間違って覚えてる人がいます。吉田拓郎さんは作曲のみです。3コーラス目の子の歌詞は、いろいろあった当時の森さんの気持ちにぴったりとハマったのだと思う。「日々の暮らしはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと 飼い慣らしすぎたので 身構えながら話すなんて ああ おくびょう なんだよね」この翌年にもライブ盤が出ていますが、内容はかなり濃くて良いのですが、1枚ものなので物足りなさも感じる。「別れの接吻」のライブバージョンが聴ける事がかなり貴重。そして、アルバム「別れの接吻」に収録されてる、本人作詞作曲の「今、想えば」のライブバージョンも聴けます。「夜の走り雨」は、メドレーで1コーラスのみ。1972年「森進一ショー」パンフに付いてる折り込みポスター
2018年05月15日
森進一さんのライブDVD。(VHSでも発売されています)40周年記念リサイタルの東京公演を収録したものです。(2005年6月24日、中野サンプラザ)このDVD、今ではプレミアが付いてamazonでも13000円以上で売られ、ヤフオクでも15000円を超える価格で取引きされてる作品です。定価は5000円でした。ライブ映像作品も数点VHSで発売されていましたが、そのVHSでも今では10000円超えのプレミアが付いています。ビクターはそろそろ全ての森さん映像作品をリマスターしてBlu-rayBOXか何かで発売してほしい。特に武道館ライブは映像も音もリマスターしてBlu-rayで出すべき。「歌 そして夢はてしなく・・・ ’95 森進一 in 武道館」はビデオのみで発売されています。155分の大作で、1995年までの森さんの代表曲が全て網羅されてる名ライブ盤です。この40周年記念リサイタルも名曲だらけのセットリストです。全て森進一オリジナル曲のみ!第1章から第4章までのパートに分かれています。そして各パートごとに阿久悠さんが書き下ろした朗読詩を白石加代子さんが朗読。凄い豪華な企画です。第1章「歌って何だろう」1曲目「冬のリヴィエラ」2曲目「命かれても」3曲目「年上の女」4曲目「花と蝶5曲目「女のためいき」6曲目「ひとり酒場で」7曲目「望郷」8曲目「冬の旅」第1章は「冬のリヴィエラ」で始まり「冬の旅」で終わる。この中では「冬の旅」が特に名曲すぎる。そして「望郷」も歌詞、曲ともに超名曲です。オープニングは軽い感じで「冬のリヴィエラ」で始まるのは良い感じです。昨年のライブも「冬のリヴィエラ」で軽快に始まった。第2章「心の中の猪俣公章」9曲目「盛り場ブルース」10曲目「襟裳岬」11曲目「新宿・みなと町」12曲目「雨」13曲目「ひとすじの白い道」14曲目「さざんか」15曲目「雨の桟橋」16曲目「ゆうすげの恋」17曲目「はな」第2章はタイトルに猪俣公章さんの名前が付いていますが、猪俣公章さんの作った曲は「さざんか」のみです。13曲目「ひとすじの白い道」から16曲目「ゆうすげの恋」までは中山大三郎さんの作品。「ひとすじの白い道」は作詞・作曲とも中山大三郎さん「さざんか」は作詞 中山大三郎さん、作曲 猪俣公章さん「雨の桟橋」「ゆうすげの恋」ともに作詞・作曲とも中山大三郎さんです。森進一さんの楽曲の歌詞は、阿久悠さんの歌詞がダントツに素晴らしいのですが、中山大三郎さんの歌詞も阿久悠さんの歌詞と同じくらいに好きな曲が多い。初期の作品の歌詞を書いてた吉川静夫さんも名曲を多く残しています。橋本淳さんは、シングルでは「望郷」のみですが、この1曲が凄い曲なので印象に残る。中期では麻生香太郎さんの歌詞が良い!「新宿・みなと町 」「恋月夜」「指輪」など。そして超名曲「うさぎ」の歌詞を書いた保富康午さんは凄い!この1曲のみですが、インパクトは凄く大きかった。そして!「はな」も超名曲です!この曲はもっと知られてもいいと思う森さんの楽曲のうちの1曲。第3章「はなの理由」18曲目「さらば友よ」19曲目「命あたえて」20曲目「それは恋」21曲目「うさぎ」22曲目「おふくろさん」この第3章もかなり濃い内容です。何と言っても「うさぎ」は、何度聴いても感動します。母親への想いを、小学生の頃の「うさぎ当番」の思い出に重ねて歌われる9分近い大作。この曲が凄すぎるので、次に歌う「おふくろさん」が霞んでしまう。「うさぎ」の感動には絶対勝てないし、続けて歌うとちょっと差を感じてしまう。「おふくろさん」は毎回歌ってるので、たまに「母恋い人生」と入れ替えてほしい。母を歌う曲なら「母恋い人生」の方が絶対に好きなんだけど・・・。吉川静夫さんの歌詞が良いし、ド演歌調で変拍子を入れたメロディも凄く良い!そして「さらば友よ」はやっぱり超名曲!阿久悠さんの歌詞は森進一さんの歌声に異常に合う。「それは恋」もフルコーラス聴けるのも、このDVDの良いところ。第4章「日本の歌は万華鏡」23曲目「北の螢」24曲目「秋のホテル」25曲目「東京物語」本編ラストはこの曲!「北の螢」です!「北の螢」は歌詞もメロディーもアレンジも完璧な楽曲だと思う。アンコールは、シングル「はな」のカップリング曲「秋のホテル」と盛り上がるロック調の「東京物語」の2曲。「秋のホテル」は、作詞、阿久悠さん、作曲、森進一さんです。初期の楽曲の中なら、「別れの接吻」「くちべに怨歌」「旅路のはてに」「湯けむりの町」「ああ人恋し」「故郷」は、大好きな曲ですが、あんまりセットリストに入らないのが残念。オープニング「冬のリヴィエラ」名曲「ひとすじの白い道」の「♪両手をひろげ〜 心をひろげ〜」の所。「それは恋」では、グリーンのバリライトが舞台を染める「北の螢」は真っ赤な照明です。アンコール「東京物語」
2018年04月26日
1971年3月25日発売の森進一さんのアルバム。この作品は2005年にCD化されています。1曲目「おふくろさん」作詞 川内康範さん 作曲・編曲 猪俣公章さんヒットシングル。2曲目「小鳥と少年」作詞 川内康範さん 作曲 平尾昌晃さん 編曲 小谷充さんシングル「おふくろさん」のB面曲。ライブ盤「オリジナルコンサート1」でライブバージョンが聴けます。3曲目「めざめ」作詞 川内康範さん 作曲・編曲 曽根康明さんこの曲はド演歌ナンバー。一時期、演歌でよく使われたビブラートかけたエレクトーンのようなオルガンがやたら目立つ感じ。4曲目「旅路」作詞 川内康範さん 作曲・編曲 猪俣公章さんアルバムタイトルにもなってる曲。森進一さんで「旅路」って聞くとやっぱり「旅路のはてに」の方が印象に強く残ってる。「旅路のはてに」は本当にカッコいい曲です。5曲目「愛と哀しみと」作詞 川内康範さん 作曲 彩木雅夫さん 編曲 小谷充さんAメロのボサノバっぽいアレンジとメロディも良いし、森さんの歌唱が凄く良い曲。6曲目「ふるさと」作詞 川内康範さん 作曲 城美好さん 編曲 小谷充さんのんびりした柔らかいナンバー。7曲目「望郷」作詞 橋本淳さん 作曲・編曲 猪俣公章さんこのアルバムはB面の方が絶対に良い曲が揃っています。この曲がアルバムの流れで聴くと、急にレベルが高い音楽のような気がしてしまう。歌詞もメロディーもB面には名曲が多い。8曲目「悲恋」作詞 阿久悠さん 作曲 猪俣公章さん 編曲 竹村次郎さんやっぱり阿久悠さんの歌詞は違う。情景や気温や匂いまで感じられそうな歌詞です。阿久悠さんの格の違いが感じられる1曲。猪俣公章さんの曲も阿久悠さんの歌詞によく合う。このアルバムの中でだんとつに一番好きな曲!9曲目「盛り場ギター」作詞 なかにし礼さん 作曲 城美好さん 編曲 森岡賢一郎さん「盛り場ブルース」と「女のギター」を合わせたようなタイトルだけど、この楽曲もシングルカットしても良さそうなキャッチーな所もある曲です。10曲目「女の歴史」作詞 安井かずみさん 作曲 城美好さん 編曲 小谷充さんこの曲はシングル「慕情」のB面曲。11曲目「雨の噂に」作詞 久仁京介さん 作曲・編曲 鈴木淳さんこの曲もシングル向きのキャッチーな演歌曲。12曲目「裏町ごころ」作詞 石坂まさをさん 作曲 彩木雅夫さん 編曲 森岡賢一郎さん石坂まさをさんの歌詞も胸にグッとくる物が多い。オーサオドックスな演歌アレンジが凄く合う歌詞と曲。このアルバムの中で2番目に好きな曲。13曲目「慕情 -天草の女ー」作詞 山口あかりさん 作曲 平尾昌晃さん 編曲 小谷充さん1971年4月発売のシングル曲。ポンポン船のSEから始まる名曲。アルバムラストを飾るに相応しい良い曲です。やっぱり「♪つらいのよ つらいのよ 天草の 恋が散るとき〜」のインパクトは凄い。「旅路」は映画としても制作されました。主演、森進一さん、他、なかなか豪華なキャストです。これは当時のプレスシートこの頃のプレスシートはタイトルロゴなど、宣伝に使うためにいろんなパターンが掲載されてました。
2018年04月18日
1966年4月発売の畠山みどりさんのシングル。A面「夫婦ちょうちん」作詞 石本美由起さん 作曲 三和完児さんこの曲を聴くと、幼い頃に一番近くの歓楽街の中に、昔ならヘルスセンター的で今ならスパって感じの大規模な銭湯がありました。1階は大温泉で二階は映画館、1階エントランスには食堂、一杯飲み屋。正面入り口入ると真っ直ぐ進めば入浴券の自販機があってすぐに番台。正面入って右に曲がれば食堂と、その先に二階映画館へ上がる階段。エントランスに入る前から、おでんと燗酒の匂いが充満してた。匂いの記憶って不思議なものでリアルに思い出せてしまう。そして同じような匂いを嗅ぐと、その風景が浮かんできたりする。この温泉に幼い頃に両親とも行ったし、祖母にも連れられて行ったり、小学生高学年にもなれば友人同士で夕方から行ったりしてた。いつも熱燗とおでんの匂いがしてた。この曲の1番の歌詞にある「♪おでんかん酒 場末の路地に 夢も小さな 灯りを点す」を聴くと、鮮明にあの温泉の入り口付近から映画館に繋がる階段の風景が頭に浮かぶ。その食堂で入浴後におでんを食べた事もあった。お湯の中に年季の入った、アルミの酒たんぽがいくつも浸かってて、燗が出来るのを待ってるおっちゃん達のタバコの臭いも混じって、独特な大人の世界がそこにあった。畠山さんの声で「♪おでんかん酒 場末の路地に 夢も小さな 灯りを点す」って聴くと昭和40年代の下町が、匂いや街の熱も含め映像も4Dで浮かんでくる。そこにはずっと演歌が流れてて、きっと畠山みどりさんの歌も幼い頃にそこで耳にしていたのだと思う。新開地の中にあった「湊川温泉」はとっくになくなってしまったけど、円形の大きな浴槽と緑と茶色の薬湯が二つあって、薬草の匂いプンプンする茶色の薬湯に入るのが大好きな変な子供でした。B面「せがれよく聞け」作詞 丘灯至夫さん 作曲 市川昭介さんコミカルな歌詞の、のんびりした楽曲です。1番は「せがれよく聞け」と息子に向けたメッセージを歌い、2番は「女房よく聞け」と妻に対してのメッセージ、3番は「親父よく聞け」と息子から親父に向けてのメッセージ^^;この映画館で「ゴジラの息子」「三大怪獣 地球最大の決戦」や寅さんシリーズや駅前シリーズ、社長シリーズなどを低価格でよく観た。スクリーンは意外と大きかったと思う。当時の映画館の中では小さいスクリーンだったけど、いまのシネコンの小さいスクリーンに比べたらもっと立派だったと思う。地下にも成人映画専門の映画館もあったように思う。子供は300円とか500円とかで観られたと思う。
2018年04月14日
1999年1月発売の森進一さんのシングル。1曲目「女の愛」 作詞 土田有紀さん 作曲 弦哲也さん 編曲 池多孝春さんこのシングルの一つ前のシングルが「女心」で、ゴッチャになりやすい^^;両曲とも演歌曲で、作曲が弦哲也さんなのもあって雰囲気が少し似てる。この「女の愛」の方がテンポは速めで軽快なのですが、「♫たった一度〜の」とゆったりめ演歌の「女心」の歌い出しが頭に浮かんでしまう。「女の愛」は「わるいひと」や「私の恋」のようなタイプの曲です。作詞の土田有紀さんは「たずねて小樽」でも森さんの作詞をしています。2曲目「心ほどいて」作詞 結崎乃里子さん 作曲 弦哲也さん 編曲 池多孝春さんカップリング曲も演歌曲です。「女心」「女の愛」と続けて演歌曲をリリース。両方ともカップリング曲も演歌曲です。「女心」の前のシングルが「ライラ ライ」で、ブルース・スプリングスティーンの「ネブラスカ」に入ってそうな曲でした。「女の愛」の次のシングルは「昭和最後の秋のこと」でロッカバラード風歌謡曲。このシングルは地味だった印象で、あんまり聴かなかった曲。カップリング曲なんて完全に忘れてた。 この頃のツアーパンフより
2018年04月11日
1972年8月発売の森進一さんのオリジナルアルバム「輪廻」ちょうどこの頃、狂信的で妄想癖、虚言癖のある森さんの女性ファンから告訴問題を起こされる。もちろん、森さんの全面勝訴だったのですが、この事がきっかけで母親を亡くされてしまい1972〜73年は森さんにとって一番辛い時期だったのかも知れません。そんな時に製作されたオリジナルアルバム。このアルバムはまだ、CD化されてなく、LPで聴くしか手段がありません。この前後のアルバムはCD化されているのですが、森さんにとって思い出したくない事が多く、封印しておきたいアルバムなのかも知れない。A面1曲目「輪廻」作詞 川内康範さん 作曲・編曲 宮川泰さん作詞者の川内さんの解説に「告訴事件中にあまりにも現実的すぎるという声もあった。だが、私は強引に押し切った」と、書いてある。この輪廻の歌詞の冒頭が「♪犯した罪があるのなら 何も言わずに黙ってうけろ」と、聞く側の一部は裁判の事につなげて聴いてしまいそうな歌詞。これは反対するスタッフが出てきても仕方ないかもと思ってしまうが、テーマは輪廻なので、3コーラスまで聴けば、まったく裁判事には関係ないのはわかる。レコーディング時に出だしの歌詞を臨機応変に変えるという手段もあったとは思うけど。ま、歌詞はおいといて、編曲とメロディーはさすがです。宮川さんのスケールの大きいクラシカルなアレンジと引き込まれるメロディーラインは素晴らしい!2曲目「少年の恋」作詞 川内康範さん 作曲 平尾昌晃さん 編曲 宮川泰さん 「輪廻」とは打って変わって柔らかく軽い曲です。A面のコンセプトの「輪廻」の始まりを意味してるような少年の淡い思いを歌っています。3曲目「恋日記」作詞 川内康範さん 作曲 平尾昌晃さん 編曲 宮川泰さんこの曲は20歳を過ぎた青年の事を歌ってる曲。 この曲も軽快な軽めの楽曲。4曲目「傷痕」作詞 川内康範さん 作曲・編曲 宮川泰さんこの辺りから、テーマも少しずつ重くなっていきます。インパクトのあるメロディと洗練されたアレンジが最高です。5曲目「あした」作詞 川内康範さん 作曲・編曲 猪俣公章さん完全に夜の大人の世界に突入していきます。ここにきて、ド演歌ナンバーです。森さんの歌唱はすごい!これはシングルカットしても良かったような曲。6曲目「蝶の季節」作詞 川内康範さん 作曲 猪俣公章さん 編曲 宮川泰さんイントロはいきなり、モスラかキングコングでも出てきそうな原住民の踊り風のリズム^^;そこに絡むオカリナの音が・・・森さんの歌唱は素晴らしいのですが、歌詞は「花と蝶」の使い回し風で新鮮味がないのもあって5曲目で針を上げて、この曲は飛ばしてしまう事が多い。B面1曲目「旅路のはてに」作詞 林春生さん 作詞・編曲 馬飼野俊一さんこのアルバムの中で、やっぱりダントツにカッコイイ曲。森さんの歌い回しや発声もシブい。ライブでもライブ映えする名曲!2曲目「汽笛」作詞 山上路夫さん 作曲・編曲 鈴木邦彦さんこの曲もめちゃカッコ良い!ブルージーなアレンジも良いし、歌詞にも引き込まれる。このアルバムは絶対にB面の方が良いので、B面ばかり聴いてしまう。この曲もシングルにしても良いと思う曲。3曲目「受身」作詞 橋本淳さん 作曲・編曲 三原綱木さんこの曲の作曲、編曲はジャッキー吉川とブルー・コメッツのギターの三原綱木さんです。つなき&みどり、指揮者としても有名です。三原さんの作る、ど演歌は少しムード歌謡っぽさもあり良い感じです。4曲目「親不知」作詞 千家和也さん 作曲 浜圭介さん 編曲 竹村次郎さん千家さんと浜さんのコンビは珍しい気もします。この曲も森さんの良さを引き出せるメロディと歌詞です。この曲もシングル向きなような気がする。5曲目「出来ることなら」作詞 安井かずみさん 作曲 中村泰士さん 編曲 森岡賢一郎このアルバムの中でシングルになった「旅路のはてに」は別格ですが、その次に好きな曲。B面は好きな曲が多い。アレンジはジャジーでベースも動きまくりで最高です。6曲目「霧にむせぶ夕子」作詞 阿久悠さん 作曲 猪俣公章さん 編曲 宮川泰さんこのアルバムの大トリの作詞者はやはり阿久悠さん!ドラマチックな構成のスケールの大きい曲です。この写真だけ1967年の物。
2018年03月21日
森進一さんのミュージック・ブックシリーズの一つ「命かれても」は1968年年明けに発売。6thシングル「命かれても」のA面B面と、7thシングル「盛り場ブルース」のA面B面の4曲がソノシート1枚に33回転で収録されています。聴いてみたけど、ノイズは思ったより少なかったのですが、45回EP盤に比べたら音質の差は大きい。A面「命かれても」「母恋い人生」B面「盛り場ブルース」「伊豆の女」「命かれても」は、初期の楽曲の中では必ずと言っていいほどベスト盤などに選曲されるし、ライブのセットリストにも、かなりの確率で入ってくる大ヒット曲。「母恋い人生」は、前から何度も書いてるけど、母親をテーマにした曲なら「おふくろさん」よりもこの曲の方が絶対に好きです。変拍子の部分の森さんの歌唱が最高だし、この曲を歌ってる森さんの年齢の等身大な歌詞も感動的。「盛り場ブルース」も大ヒット曲。この曲のスタジオ盤の森さんの歌唱は声をより重く太く作っています。20歳になったばかりの森さんにプロデューサーから声の作り方の注文があったのかも知れないし、森さん本人が、20歳になったので、この唱法で歌おうと決めたのかは謎。ビブラートのかけ方もいつもと少し違うような。この唱法はスタジオレコーディングでは、この曲だけのように思います。かなりマイクに近づいていつもと違うマイキングだったような気もするし・・・。「伊豆の女」も良い曲ですが、この頃の森さんのオリジナル曲の中では少しだけレベル低い感じもする。後にあまり語られていないエピソードも載ってる紹介文「森進一の歌をたのしく聞きましょう!」・・・うーん。この4曲に関してはたのしく聴ける要素は一つもないような。シングル曲なら「恋月夜」「東京物語」「林檎抄」「移り香」「夜の無言」「ゆらぎ」等はたのしくも聴ける曲かも知れないけど、この4曲は…レコード針の注意やソノシートの扱いについての説明も興味深い。当時の最新の低価格オーディオシステム。この頃でもマニアックなオーディオはあったから、これはお手頃価格のステレオって事だと思うけど。森さんが足をあげてるのはコンクリートブロックだと思うけど。今は、基本穴が3つだけど、この頃は4つのもあったのかも。
2018年03月19日
畠山みどりさんの1963年7月発売のシングル。このシングルの事、書いたかも知れないけど…A面「あんたこの世に何しに来たの」作詞 星野哲郎さん 作曲 市川昭介さん歌詞もアレンジもコミカルに徹している人生の応援歌です。パーカッションのアレンジが最高で楽曲のコミカルさをさらに引き立てています。畠山さんの歌唱は説得力のある、みんなを元気にさせる明るい歌唱です。初期の畠山みどりさんのコミカルな楽曲の中ではベスト5に入る好きなナンバーです。他に「ちょうど時間となりました」「船は出て行く煙は残る」「馬鹿は死ななきゃなおらない」「さわらぬ神にたたりなし」など、名曲は多い。他にも「あゝしくじった惚れちゃった」「意地っ張りさん負けん気さん」「拝啓一言だれかさん」「ツキツキ節」などコミカルな楽曲も多い。コミカルな楽曲の中で一番好きな曲は最近の楽曲で「その世の歌」が楽曲もアレンジも歌唱も良い!「その世の歌」はカラオケにも入ってて、これは歌わねばと・・・一度歌った事がある^^;B面「ああ無情」作詞 水島 哲さん 作曲 狛林正一さんボレロのリズムです。イントロを聴くとラヴェルの「ボレロ」が頭に浮かんでくる人の多いと思う。畠山さんのボーカルは、力強くドラマチックな面もある楽曲です。昭和30年代はだるまを集める人が多かったのかな・・・スピッツっぽいけどモノクロなのでハッキリわからない。真っ白なスピッツはめちゃ可愛い。買い物かごの中に入ってるのは、土のついたゴボウなのか大根なのか・・・
2018年03月19日
このベスト盤は、1966年のデビューから2011年までの楽曲を満遍なく選曲しています。隠れた名曲的な大作などは選曲されずに、森進一入門的な内容。自分は、「森さんの歌の世界はこんなもんじゃない」って思ってしまいますが・・・。CDはおいといて・・・やっぱりDVDのPV3曲は貴重です。1曲目「冬のリヴィエラ」1982年シングル2曲目「女のためいき」1966年シングル3曲目「放浪船」1972年シングル4曲目「わるいひと」1993年シングル5曲目「暗闇坂 (ニューボーカルバージョン)」 2008年シングル「女の恋」のカップリング曲6曲目「指輪」1989年シングル7曲目「霧の恋」2011年シングル「八甲田」のカップリング曲8曲目「港町ブルース」1969年シングル9曲目「冬の旅」1973年シングル10曲目「おふくろさん」1971年シングル11曲目「十六夜舟」1987年シングル12曲目「昭和流れうた」1985年シングル13曲目「北の螢」1984年シングル14曲目「襟裳岬」1974年シングル15曲目「八甲田 (ニューボーカルバージョン)」2011年シングル16曲目「ここにいるから」2009年シングル「ゆらぎ」のカップリング曲。この中なら、「冬の旅」「北の螢」「ここにいるから」の3曲が自分は、いち押し曲。この3曲は何度聴いても飽きずに感動できる曲。それにしてもベスト盤・・・何種類持ってることやら・・・^^;楽曲は重なりまくりだし、森進一さんの楽曲は全曲持っているのに・・・ベスト盤に選ばれる事が少し珍しい曲は、「指輪」「十六夜舟」「昭和流れうた」の3曲は、どれも良い曲ですが、ベスト盤には珍しいかも。普通なら絶対に入ってそうな曲が多く収録されていません。そこが狙いのベスト盤のようですが…「命かれても」「盛り場ブル-ス」「花と蝶」「年上の女」「望郷」「さらば友よ」「故郷」「さざんか」「雨の桟橋」「東京物語」「新宿・みなと町」「恋月夜」「命あたえて」「それは恋」「ゆうすげの恋」「うさぎ」「愛しい人よ」「ひとすじの白い道」「語りかけ」「終列車」「はな」「人生ひたすら」・・・・この辺りの曲はベスト盤には鉄板曲と言っても過言じゃない。超有名曲が多すぎるので、1枚物のベスト盤を作るのはかなり無理がある。自分のベストとして、ここに挙げた曲以外の大好きな曲は・・(2011年までで)「悲しみの器」「別れの接吻」「くちべに怨歌」「運河」「母恋い人生」「旅路のはてに」「劇場の前」「悲しいけれど」・・・この8曲はそれほど有名じゃないかも知れないけど、いつでも聴き入ってしまう超名曲たちです。DVDには「八甲田」「ゆらぎ」「眠らないラブソング」の3曲のPVとその3曲のカラオケ映像の6曲入り。少し前に小室哲哉さんも出演してる「眠らないラブソング」のPVの事は書きました。今日は、これまでになかった少しぶっ飛んだ^^;「ゆらぎ」のPVのことを。「八甲田」のPVは八甲田の雪景色や吹雪の映像と、森さんの歌入れ風景です。2009年発売「ゆらぎ」PV女性ダンサー2人と踊りながら歌うPVです。昨年のライブのアンコールでも、この振り付けのまま聴かせてくれました。観客は総立ちの大盛り上がりで舞台にみんな突進してきて…2列目で観てたのでちょっと怖かった^^;でも、すごい観客のパワーで盛り上がったアンコールでした。イントロはこのポーズから始まります。昨年のライブでもやってくれた。「♪深く深く深くうずめて〜」「♪(誰にも〜) 出逢わない〜」のキメポーズ2コーラス目歌い出し「♪思い出を忘却に委ねても〜」サビの振り「♪ゆらりゆらり」「♪揺らぎ出す心を〜」「♪(誰かを〜)愛さない〜」「♪(ゆらりゆらり揺らぎ出す心を)いつもいつもいつも抑えて〜」「♪奇跡は〜(起こらない〜)」 アウトロ最後のキメ
2018年03月08日
森進一さんの2010年発売のシングル。1曲目「眠らないラブソング」作詞・作曲・編曲 小室哲哉さん森進一さんのポップス路線楽曲の一つです。「冬のリヴィエラ」からの流れをくむ軽めのラブソングです。発売当初は、森さんの曲の中では、あんまり好きな曲ではなかったけど、何年か前から、よく聴くようになった。森さんの歌唱が柔らかく肩の力を抜いた感じが良い。アレンジも自然で良いし、メロディーも懐かしいような美しさがあって森さんの声に凄く合ってる。歌詞は大人の深いラブソングで重みも感じられます。この曲は2010年6月発売で、2010年5月に活動を止めてた小室哲哉さんが復帰した際に製作されたシングルです。PVには、小室さんも登場します。2曲目「道標」作詞 Kenn Kato 作曲・編曲 小室哲哉さんこのカップリング曲も良い曲です。3連のスタンダードナンバーのようなアレンジで、45周年だった森さんにも、復帰した小室さんににも書かれてるような歌詞に感じる。一度、頂点に立ち、今でも第一線で活躍できる森さんと小室さんのテーマのような歌詞。PVは、レコーディング風景と小室哲哉さんとの打ち合わせ風景などで構成されています。この1曲前のシングルのPVが少しぶっ飛んだ作りだったので、ちょっと期待してたけど、そんなタイプの曲じゃないから仕方ないか^^;今年の森進一さんのカレンダーの3月の写真
2018年03月05日
畠山みどりさんの1964年5月発売のシングル盤。A面「ダンチョネ酒場」作詞 石本美由起さん 作曲 市川昭介さん 編曲 不明「ダンチョネ」と聞くと、今では八代亜紀さんの「舟唄」の中の「♪沖のかもめに 深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ〜」が、真っ先に頭に浮かぶ人が多いと思う。これは「ダンチョネ節」という神奈川県の民謡。同じ「ダンチョネ節」でも歌詞はいろんなパターンがあるようです。畠山みどりさんの「ダンチョネ酒場」は、マグロ船の船乗りさんを歌ってる歌謡曲。「♪紺ののれんに「かもめ」の模様染めた港のダンチョネ酒場〜 チョイト兄さん マドロスさん いかがです 軽く一杯 笑顔で飲んで 海の苦労を ダンチョネ 忘れ酒」湿っぽい感じではなく、畠山さんらしい応援歌になっています。曲調も軽快で明るくノリの良い楽曲です。B面「浪曲渡り鳥」作詞 石本美由起さん 作曲 市川昭介さん 編曲 不明 三味線 豊寿さん・豊静さん三味線奏者を別に書いてるほど、二人の三味線をかなりフィーチャーしています。タイトルもキャッチーだし、曲調もアレンジも派手めなので、こっちをメイン曲にしたほうが良かったと思う。でもちょっとだけ「♪娘ざかりを アア アンアン わたしゃ浪曲 渡り鳥〜」の展開部分が「ちょうど時間となりました」の「♪アイヨ キタサと手を打って (サテその次は) ちょうど時間となりました〜」の転調と似てる^^;同じ市川昭介さんの作曲だからそういうこともある^^裏声での高音部分も心地よく、勢いあるパンチの効いた歌唱です!この写真が出た頃は、すでに250万枚大ヒットの「出世街道」も出てるし、デビュー曲「恋は神代の昔から」は150万枚売れてるし・・・じわじわ売れ続けて250万枚に達したのかも知れないけど…畠山みどりさんが一番尊敬する歌手はエラ・フィッツジェラルドです。
2018年03月05日
1986年7月発売の森進一さんのシングル。この曲は、現在でもライブのセットリスト入りする事も多い人気曲です。このシングルが発売された頃は、ヒットしているものの地味な印象で特に好きな曲でもなかったのですが、あれから30年以上、年を重ねるごとにこの曲の歌詞とメロディーの良さがわかってきたように思う。A面「ゆうすげの恋」 作詞・作曲 中山大三郎さん 編曲 斉藤恒夫さん「ゆうすげ」とは花の名前です。夕方に花が開き始め、翌日の昼には凋んでしまうユリに似た黄色い花。調べてみたらユリ科ではないようです。完全にユリっぽいんだけど。「♪ゆうすげは 淡い黄色よ 夜に咲き 朝に散る花 あなたは夜更けに来て朝帰る その度 別れの匂いをおいてゆく・・・」曲調はモロ演歌ですが、初期の山崎ハコさんの世界に近い感じもする。この曲はライブでも何度も聴いてる曲ですが、何度生で聴いててもイントロが流れ出すとゾワッとする鳥肌ナンバーです。この曲では森さんは、いつもかなり引いた感じで歌います。その分、細かい感情を聞かせます。間違いなく名曲です!B面「湯の町別れうた」作詞 中山大三郎さん 作曲 猪俣公章さん 編曲 斉藤恒夫さんB面も「ゆうすけの恋」と近い世界の歌詞と曲です。AB面とも近い世界の楽曲が入ってるのは、森さんのシングルでは珍しい方だと思う。ちょうどテレビドラマでも、こんな世界を扱った物が流行りだし話題になってた頃。ゆうすげ(夕菅)森進一さんとネコ 武道館公演パンフから
2018年02月24日
1998年発売の森進一さんのシングル。一つ前のシングルが、前にも書いた森進一版ブルーススプリングスティーンって感じの曲「ライラ ライ」。「ライラ ライ」は凄く好きな曲ですが、このオーソドックスな演歌ナンバー「女心」も隠れた名曲。1曲目「女心』 作詞 たかたかしさん 作曲 弦哲也さん 編曲 馬場良さん確実に良質な演歌曲を作る作家陣が森さんの歌唱が活きるように書き上げられた名曲です。1998年リサイタルの東京公演を収録したライブ盤「'98リサイタル「女心」」にライブバージョンが収録されています。ライブ盤での演奏、アレンジとも、スタジオ録音のオケに負けていない豪華さです。特にこの曲は、この時の新曲なので、スタジオアレンジをほぼ忠実に再現しています。森さんの歌唱も聞かせどころもライブ用に特にアレンジせずに歌ってる印象です。2曲目「道ならぬ恋」 作詞 たかたかしさん 作曲 弦哲也さん 編曲 馬場良さん「女心」と同じ作家陣で製作されたカップリング曲も演歌曲としてクオリティーの高い曲だと思う。1曲目よりも、よりじっくりと聴かせるアレンジ。イントロのインパクトも強いので、メイン曲としても成立するように感じる。どちらをメイン曲にするのか、会議で揉めたんじゃないかなと勝手に想像してます^^; 「女心」の広告1998年リサイタルツアーのパンフ
2018年02月17日
森進一さんが2012年に発売したシングルです。メイン曲の「女坂」も名曲なのですが、カップリング曲「今想えば」は名曲。1曲目「女坂」作詞 有馬三恵子さん 作曲 猪俣公章さん 編曲 前田俊明さん演歌色よりも、スタンダートナンバーや、フォーク色が少し強めな名曲です。この曲の事は、多分、これまでに書いたことないと思いますが、最近の曲の中ではよく聴く曲です。2曲目「今想えば」作詞・作曲 森進一さん 編曲 前田俊明さんこの曲は1975年発売のアルバム「別れの接吻」に収録されてた曲のセルフカバーです。当時は作詞作曲 森進一と表記せずに、作家としてのペンネーム「蘭世」になっていました。イントロの「哀愁のヨーロッパ」的なメロディーはそのままですが、よりシャンソン色を強めた感じでアコーディオンの音色とヴァイオリンで奏でています。森さんの歌唱も、感情の強さを抑えたように、哀しさをより前に出したような印象。「♪君からの 手紙だして読むことがあるよ」の部分は、1970年代の歌唱は感情を爆発させるように強く歌っていましたが、このリレコーディングバージョンの歌唱も聴き慣れると病みつきになります。ライブバージョンは「1974年全国縦断リサイタル」で聴くことができます。この曲のライブ音源を残してくれてる事は奇跡のようにうれしい。アルバム「別れの接吻」のオリジナルバージョンも素晴らしいのですが、ライブの迫力ある歌唱を聞いてしまうと、ライブバージョンばかり聴いてしまう。2012年バージョンは、また全然違うアプローチなので、新鮮に聴けます。「別れの接吻」も、リレコーディングしてほしい。今の森さんの歌唱で聴きたい曲。「別れの接吻」は、もっとライブで歌うべき名曲なのに・・・。歌唱も楽曲もアレンジもカッコ良さの極致です。タイトルが演歌っぽいので、アレンジをさらにロック色を強めて「Farewell kiss」にしてみるとか^^;この曲、自分に思い入れが強すぎるのかも知れないけど、森さんのファンの中でも、「別れの接吻」を聴きたいと、思ってる人も多いと思うんだけどな・・・。とにかく、カッコ良い曲!「おふくろさん」よりも何百倍も好きな曲です。「別れの接吻」を出した頃の森進一さんこのライブ写真は1988年頃
2018年02月14日
2004年11月発売の森進一さんのシングル。この曲はZARDの坂井泉水さんの作詞です。この曲の前のシングルは長渕剛さんの作詞作曲の楽曲「狼たちの遠吠え」でした。1曲目「さらば青春の影よ」作詞 坂井泉水さん 作曲 大野愛果さん 編曲 徳永暁人さん作曲の大野愛果さんもZARDや倉木麻衣さんのヒット曲の多くを作曲してる方です。編曲の徳永暁人さんさんはベーシストでもあり、作曲家でもある方で、B'zのライブサポートベーシストとしても多くのTOURに参加しています。デビューの頃からジャンルに囚われことなく、どんなジャンルの楽曲でも歌ってきた森進一さんなので、特に驚きもなく森さんによく合ってる楽曲だと思う。1997年シングル「ライラ ライ」や、1996年シングル「夜の無言」の2曲に関しては初めて聞いた時、あまりに意表を突かれたので驚いたけど、その他、ROCKな曲やフォーク曲、ジャジーな曲などは1970年代から当たり前のようにシングルとして発売してたので演歌歌手だと思ったことは一度もない。本人も言ってるように流行歌歌手が一番しっくりくる。この「さらば青春の影よ」はミディアム3連ROCKナンバーです。森進一さんの良さがよく出ていると思う曲。1974年シングル「さらば友よ」、1973年シングル「冬の旅」、1975年「別れの接吻」などの流れをくむ感じで懐かしい森進一さんを感じることもできる。間奏Gソロは中島みゆきさんの1998年「命の別名」のGソロとめちゃくちゃ雰囲気が似てる^^;2曲目「蜃気楼」作詞 坂井泉水さん 作曲 大野愛果さん 編曲 葉山たけしさん 編曲の葉山たけしさんは大黒摩季さんの楽曲の多くを編曲してる方です。ZARD、WANDS、T-BOLANのヒット曲の多くを編曲しています。自分は断然、この2曲目の方が好きです。歌詞もメロディーも沁みる。シングルA面向きではないのはわかるけど。このシングルの次の発売された2005年6月発売の「はな」が、めちゃくちゃ好きなのでどうしてもこの前後の曲は印象が薄くなっている。宮川彬良さんのシンプルな編曲が凄く良くて、森さんの歌を最高の形で聴けるように作られてるのがよくわかる曲でした。「はな」をレコーディングした時は闘病しながらの頃で声は少し辛そうで本調子ではないとしても、感情の伝わってきかたが強烈です。日劇が85年の歴史に幕を降ろすようです。1974年4月26日〜5月3日の8日間14回公演の「森進一ショー」ゲストは日本デビュー直後で「空港」もまだ発売していなかったテレサ・テンさんでした。
2018年02月11日
森進一さんの2013年発売シングル。「富士山」が世界遺産に選ばれた時に記念として作られた企画盤的なシングルです。1曲目「富士山」作詞・作曲 新井満さん 編曲 千住明さんこの作家陣を見てもわかるように、歌謡曲色はなく、唱歌的な楽曲になっています。千住明さんの編曲は、美しく品のあるストリングスアレンジです。ピアノとストリングスが中心です。ベース、リムショット、混声コーラスが次第に重なり後半に向け盛り上がります。千住さんは谷村新司さんとのコラボも多く、谷村さんがオーケストラをバックにシンフォニー用にアレンジされたオリジナル曲を歌う「TANIMURA CLASSIC」でも指揮を何度もされたり、楽曲のアレンジを多く手がけています。楽曲自体も、谷村さんが書きそうなメロディーで懐かしい感じと雄大さが心に沁みます。森さんの歌唱は日本人の心に響き、震わせる力があるように感じます。だから、この曲を歌う歌手に森さんが選ばれたのかとも思う。2曲目「富士山 (オリジナル・カラオケ)」3曲目「富士山 (インストゥルメンタル)」4曲目「富士山 (一般用カラオケ)」5曲目「富士山 (一般用メロ入りカラオケ)」この曲は2曲目と3曲目も聞き応えあります。特に3曲目のインストゥルメンタルバージョンは、じんわり感動が広がります。少ない音数に耳を傾け、聴き入ってると子供の頃の柔らかい暖かい空気を感じられるような気がする。
2018年02月05日
畠山みどりさんの50周年記念に作られた名曲です。この曲の事は、これまでに何度も書いてるかも知れないけど・・・。1曲目「また逢いませう」作詞 荒木とよひささん 作曲 合田道人さん 編曲 川端マモルさんこのシングルCDはちょっと手に入りにくくなってますが、シングルCDの2曲を収録しているベスト盤があります。「畠山みどり全曲集 また逢いませう」です。このベスト盤は往年の大ヒット曲から最近の名曲も多く収録されてるので、オススメです。「また逢いませう」は、畠山みどりさんのすべてのシングルの中でもベスト5に入るほど好きな曲。(シングル盤はほとんど集めたけど、数曲、まだ聴いた事がない曲もあります)50周年で一区切りとして作られた曲で、ひばりさんの「川の流れのように」的な位置にある曲だと思う。この曲は畠山みどりさんが歌うから感動も大きい曲です。激動の時代を生き抜いて、芸能界で50年間、荒波に揉まれ地獄も見てきた畠山さんの歌声だから重みも優しさも温かさも感じられる。作詞を担当した荒木とよひささんが、この曲を作る事になった過程を語っています。畠山さんのスタッフから50周年記念シングルの作詞の依頼がきた時は一瞬、頭が真っ白になったと語ってます。大御所の畠山さんの50周年曲というプレッシャーだったかも知れない。この「また逢いませう」と、旧仮名遣いのタイトルが閃いた時に書けるかも知れないと一気に書き上げた歌詞だそうです。畠山さんは55周年も終え、60周年に向けてまだまだ元気に歌っています。BSやCSの歌番組で特番を組まれたり、歌番組にも出演しているのを観て聴いていて、衰えない表現力にいつも感動しています。2曲目「いいじゃないか人生」作詞 髙橋直人さん 作曲 聖川湧さん 編曲 川端マモルさんカップリング曲はご陽気なコミカルなナンバー。コミカルなリズム歌謡も畠山みどりさんの歌手生活の中で大切なジャンルの一つです。人生の応援歌を数え切れないほど歌ってきています。CD広告
2018年02月03日
森進一さんの1978年1月発売の2枚組ライブ盤。1977年11月26〜27日に大阪フェスティバルホールで大阪交響楽団のフルオーケストラをバックにレコーディングされたものです。1977年10月5日発売の大ヒット曲「東京物語」までの森さんの歴史を満遍なく網羅したセットリストで初期から中期の森さんの名曲をライブバージョンで聴ける貴重なライブアルバムです。1曲目「序曲 男と女の季節」 森さんの名曲の数々をメドレーにしてシンフォニーアレンジした序曲2曲目「女のためいき」 1966年6月発売のデビュー曲。3曲目「ひとり酒場で」 1968年発売の10枚目のシングル。4曲目「花と涙」 1969年発売の14枚目のシングル。5曲目「慕情」 1971年発売の19枚目のシングル。6曲目「女の岬」 1967年発売の5枚目のシングル。7曲目「雨の桟橋」 1977年発売の39枚目のシングル。8曲目「火の女」 1971年発売の21枚目のシングル。9曲目「波止場女のブルース」 1970年発売の16枚目のシングル。10曲目「命かれても」 1967年発売の6枚目のシングル。11曲目「年上の女」 1968年発売の11枚目のシングル。12曲目「望郷」 1970年発売の18枚目のシングル。13曲目「さざんか」 1976年発売の38枚目のシングル。14曲目「東京物語」 1977年発売の40枚目のシングル。15曲目「花と蝶」 1968年発売の9枚目のシングル。16曲目「第二部オープニング 〜港町ブルース」 1969年発売の12枚目のシングル。17曲目「盛り場ブルース」 1967年発売の7枚目のシングル。18曲目「冬の旅」 1973年発売の28枚目のシングル。19曲目「襟裳岬」 1974年発売の29枚目のシングル。20曲目「夏子ひとり」 1975年発売の23枚目シングル「波止場町」カップリング曲。21曲目「今夜は抱いてしまうぜ」1977年発売の20thアルバム「夜行列車」のラストに収録されてる曲。22曲目「夜行列車」 1977年発売の39枚目のシングル。23曲目「あにき」 このライブのために作られた12分を超える大作24曲目「ひとすじの白い道」 ライブのみで歌っていた曲。1995年に初めてスタジオ録音された。25曲目「おふくろさん」 1971年発売の20枚目のシングル。セットリスト入りするのが少しレアなシングル曲。4曲目「花と涙」5曲目「慕情」6曲目「女の岬」 8曲目「火の女」22曲目「夜行列車」この中でも「火の女」はかなり貴重なライブ音源。スタジオアレンジよりも、ファンキーでハードにアレンジされています。これがめちゃくちゃカッコ良い!森さんの熱唱も強烈です。1975年ライブで「旅路のはてに」を、かなりテンポアップしてファンクアレンジにしたライブバージョンを彷彿させる。森さんのリズム感は素晴らしくて、16刻みの速い曲でも問題なしに歌いこなす。13曲目「さざんか」は、個人的に大好きな曲で、スタジオ録音でもじゅうぶんに感動なのですが、ライブバージョンを聴くと、強烈に響く。いつも胸が熱くなる熱唱です。自分の家の玄関先にさざんかの木を植えてるのは、この曲の影響です。7曲目「雨の桟橋」も凄く好きな曲で、ライブで聴くと心が震える。ダイナミックレンジの強烈な広さ歌唱は毎回鳥肌です。今ではライブの鉄板曲14曲目「東京物語」も発売直後で、スタジオ録音歌唱に近い感じで歌ってる印象。この時に、40年後のライブでもずっと歌い続ける曲になるとは、森さん本人も思ってなかったかも。今では、この曲歌ってくれないとライブが終わらないような気がしてしまう。この曲が発売されてなかったら、今でも「旅路のはてに」が、ずっとライブで歌われてたかも知れない。「旅路のはてに」も毎回、歌ってほしい曲ではあるけど…。松江の歌なので少しマイナーだけど、名曲です^^この時の18曲目「冬の旅」は、やや抑え気味で歌ってる印象。21曲目「今夜は抱いてしまうぜ」のライブバージョンはこのライブ盤でしか聴けません。HEAVYなROCKナンバーです。24曲目「ひとすじの白い道」は、多くのライブ盤に収録されていますが、どのライブ盤のバージョンもそれぞれに素晴らしく、その時々で森さんの思いを込める歌詞部分が違ってるように感じる歌唱でその時代の森さんの背景を感じられるような気もする。森進一さんは50年以上ずっとライブアーティストとしての姿が一番輝いている。生で聴いて本当の森進一さんの凄さがわかる。裏ジャケカラーピンナップ4枚が特典で付いてました。そのうちの2枚。このライブ盤が発売された時にはまだ発売されてなかった新曲「甘ったれ」のジャケ写のカット違い並べて比べたら違いがわかる^^; 後ろのトンネルのオレンジのライトの位置が微妙に違う^^;このピンナップは、シングル「東京物語」のジャケ写のカット違い。この写真とほぼ同じ写真が1978年12月発売「きみよ荒野へ」のシングルジャケットになってます。これも並べてみると、「甘ったれ」以上に微妙な違いがわかる^^;2004年の直筆サイン入り写真
2018年02月01日
森進一さんが1994年にリリースしたシングルCD。この曲は、松竹映画「土俵の鬼たち」の主題歌です。カップリング曲はエンディングテーマ。1曲目「土俵の鬼』作詞 秋元康さん 作曲 後藤次利さん 編曲 若草恵さん映画「土俵の鬼」の劇場公開日と同じ1994年5月21日発売。この映画は観てませんが、曲だけは聴いてました^^:映画の内容は今、いろいろ盛り上がってる相撲の世界を描いた映画のようです。作家陣も、森さんのシングルでは、珍しい。歌い出しが、何度聞いてもどうしても東海林太郎さんの「名月赤城山」の歌い出しが重なってしまう。「♪男ご〜こ〜ろ〜に 男が惚れて〜 意気が〜解け合う 赤城山」・・・「♪おとこ」の部分だけなんだけど^^;この前後のシングルは森進一さん本人の作曲作品でした。特に1993年〜1996年の時期、シングルは本人作詞作曲の作品が多かった。A面だけでも6作品あります。70年代〜80年代は、蘭世というペンネームで本人が作曲にしてる曲が多かった。2曲目「一本道ーどうせ長旅じゃないかー」作詞 秋元康さん 作曲 後藤次利さん 編曲 若草恵さん映画「土俵の鬼」のエンディングテーマ曲。自分は、このカップリング曲の方がずっと好きです。バラードナンバーでアレンジも優しく美しい。作曲の後藤次利さんといえば、1985年両国国技館での中島みゆきさんの4daysに日替わり曲の時に登場してベースを弾いてたのが印象的。4日目の「夜曲」のフレットレスベースの演奏は最高でした。1日目「美貌の都」では、派手めなアクションで、ステージ中央で弾いてました。
2018年01月18日
畠山みどりさんの1969年11月25日発売のシングル。両A面扱いっぽい仕様です。A面、B面の表記はなし。1曲目「男ぶし」作詞 丹古晴己さん 作曲 野原耕さん 編曲 佐伯亮さんこの曲は任侠演歌系の音です。畠山さんの楽曲では意外と任侠系の楽曲は多くない。迫力ある歌唱です。こぶしの回しも最高です。こんな曲はライブで聴くと、もっと迫力があって感動するんだと思う。力強く男らしいアレンジも凄く良い!2曲目「サムライごころ」作詞・作曲 野原耕さん 編曲 佐伯亮さんこの曲も男らしく力強い楽曲です。1曲目ほどではないけど、この曲も任侠演歌です。歌詞は「〜〜なされ」でまとめられています。「♪ お呼びでなくても 行きなされ 勝負は先手と 決めなされ」「♪ 文句があるなら 良いなされ 素面で言えなきゃ やめなされ」 など・・・。「♪ 男に生まれて 来たのじゃないか 惚れたら 命を張りなされ」力強いメロディに合う良い歌詞です。この前のシングルのB面「武田節」は絶品!A面の「ああ!人生」は、すぎやまこういちさんの曲です。力強い人生の応援歌です。ちょっとシュールなデザインのジャケット。「男ぶし」の振り付けは、勇ましく男らしい。
2018年01月17日
畠山みどりさんの1964年発売のシングル。映画「歌くらべ満月城」の主題歌。A面「恋は買いもの腕しだい」作詞 関沢新一さん 作曲 市川昭介さん 編曲 安藤実規さん映画「歌くらべ満月城」は、ロビーカードやポスターしか観た事なくて、ずっと観たいと思ってる映画です。主演は畠山みどりさん本人です。DVD化してくれたら(できればブルーレイ)うれしいのですが・・・。松竹は最近、古い邦画も映像化してるので、少しは期待できるかも。この曲は、阿波踊りのリズムでご陽気なナンバー。映画のどんな場面で歌われたのだろうか?B面「忘れましょう」作詞 関沢新一さん 作曲 市川昭介さん 編曲 安藤実規さんこの曲も映画「歌くらべ満月城」の主題歌って書いてるけど、主題歌が2曲あったのだろうか?B面はムード歌謡です。
2018年01月15日
畠山みどりさんの1967年発売のシングル。このシングルはデビュー5周年記念盤としてレコーディングされた両A面曲。A面「女の街道」作詞 西条八十さん 作曲 編曲 市川昭介さん1967年は4枚のシングルを発売しています。2/1「馬鹿は死ななきゃなおらない」、4/1「やん衆太鼓」、6/1「Go!Go!安兵衛」と、このシングルが10月1日発売です。両A面ですが、メインになってるのは「女の街道」です。スケールの大きい演歌曲です。一つ前のシングルがコミカルで軽快なカントリーロック調のナンバーでした。コーラスの入れ方とか「ぶらり信兵衛―道場破り―」のテーマ曲をアップテンポにしたような感じの曲でした。「Go!Go!安兵衛」の方が、ぶらり信兵衛よりも5年も前ですが。力強いアレンジに負けないほどの畠山さんの力強い歌唱がしっかり聴ける曲です。B面「俺のひとりごと」作詞 関沢新一 作曲 編曲 市川昭介さん曲調は少し軍歌っぽくアレンジされて凛々しい演奏です。このシングルは両面とも、シリアスな楽曲です。B面も力強い歌唱に惹かれます。このシングルの次に発売された「北国は恋がいっぱい」は、このシングルの雰囲気から一転、変拍子が個性的な歌謡ポップス調の明るいナンバーです。「北国は恋がいっぱい」も良い曲です。ド演歌からコミカルな歌謡曲、明るいPOPS、ROCKまで幅広いジャンルをいつも歌っています。
2018年01月12日
森進一さんの1975年発売の17枚目のアルバム。1975年は2枚のアルバムを発売しています。2/25、アルバム「湯けむりの町」発売。このアルバムは、フォーク色の強いシングル「湯けむりの町」を中心に全曲、当時のフォークナンバーのカバーで構成されています。このアルバムはCD化されています。「精霊流し」「心もよう」「旅の宿」など、誰もが知ってるフォークナンバーですが、意外と「岬めぐり」のような軽めでテンポのある曲が凄く良かったりします。「結婚するって本当ですか」も意外なカバーです。そして7/25に全曲オリジナルのこのアルバムを発売。34枚目のシングル「別れの接吻」と33枚目のシングル「女がひとり」を収録した名盤です。CD化されそうもないので、LPをCDにコピーしてiTunesに入れました。A面1曲目「別れの接吻(くちづけ)」作詞 阿久悠さん 作曲 平尾昌晃さん 編曲 馬飼野俊一さんこの曲は本当にカッコイイ曲です。ヴァースがあってAメロに入っていく構成の曲は森さんのシングルでは少し珍しい。歌い上げ系のロッカバラードです。ライブでの歌唱は更に強力で鳥肌立ちまくりです。超名曲!!2曲目「男と女」作詞 阿久悠さん 作曲・編曲 三木たかしさんメロディやアレンジはヨーロッパの哀愁を感じさせるようなシャンソン色強めの曲。アダモっぽい楽曲です。「別れの接吻」も少しアダモっぽさもあるけど、この曲の方がより強く感じます。イントロや間奏のメロは有名な映画音楽をモチーフにしたようなメロディだったりします。そのメロは「男と女」ではありません^^;3曲目「三つの恋の物語」作詞 阿久悠さん 作曲 猪俣公章さん 編曲 森岡賢一郎さん3連のロッカバラード風。30枚目シングル「さらば友よ」を彷彿させる楽曲です。4曲目「夕映えの雲」作詞 山上路夫さん 作曲 劉家昌さん 編曲 馬飼野俊一さん歌謡曲よりのフォークっぽい曲です。5曲目「紅のあと」作詞 阿久悠さん 作曲 猪俣公章さん 編曲 森岡賢一郎さんこの曲は歌詞も良いし、メロディもアレンジも凄く好きです。構成は「冬の旅」に似てるような感じもしますが・・・6曲目「霧笛」作詞 山上路夫さん 作曲 平尾昌晃さん 編曲 馬飼野俊一さんシングル「別れの接吻」のB面曲。歌詞もメロディもキャッチーでシングルA面でもいいような名曲です。B面1曲目「真珠の指輪」作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 編曲 馬飼野俊一さんAメロはアコギのスリーフィンガーが鳴り続けて、サビからは演歌っぽいアレンジになっていく。森田公一さんの曲を歌うのは珍しい。シングルでは1曲もないと思う。2曲目「行きずり」作詞 阿久悠さん 作曲・編曲 三木たかしさんこの曲はめちゃ好きな曲です。アレンジはフォークっぽくアコギのアルペジオが前で鳴ってます。森さんの肩の力を少し抜いた感じの歌唱も凄く良い!3曲目「今想えば」作詞・作曲 蘭世さん 編曲 森岡賢一郎さん蘭世さんとは、この頃の森進一さんのペンネームです。今では森さん本人の作詞、作曲は当たり前のように名曲を多く書いていますが、1975年時点では珍しかった。歌詞もメロディも凄く良い。特にメロディはプログレかと思うような譜割が出てきたり。ただ、編曲はどうかと思う・・・。イントロとか「哀愁のヨーロッパ」丸ままっぽくていつ聴いても、それだけ気になる。この曲はライブ盤でも聴けます。「1973年全国縦断リサイタル」に収録。ライブアレンジも「哀愁のヨーロッパ」なのが何となく残念。4曲目「夜ふけ」作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 編曲 馬飼野俊一さん軽いフォークナンバーです。この曲もシングルにしても良いと思う名曲。天地真理さんのアルバムに入ってそうなメロディが少し出てきたりします。5曲目「夢のあと」作詞 阿久悠さん 作曲 彩木雅夫さん 編曲 森岡賢一郎さんシングル「女がひとり」のB面曲。「♪幸せだった〜 夢のあと 尚のこと〜〜 辛くなる」はかなり印象的です。6曲目「女がひとり」作詞 阿久悠さん 作曲 彩木雅夫さん 編曲 森岡賢一郎さんこの曲も大好きな曲です。「女がひとり」は、前にかなり長く書いたような気がするので・・・。アルバム、シングルジャケの別カットアルバム裏ジャケ
2018年01月10日
森進一さんの1979年発売の21枚目のシングル。この曲は大ヒット曲「おふくろさん」に続いて発売されたシングルです。A面「火の女」作詞:川内康範 作曲・編曲 彩木雅夫ミディアムテンポでキャッチーなイントロの歌謡演歌。軽い感じの演奏ですが、森さんの歌唱は強烈にソウルフルです!Aメロの歌唱は、この頃の森さんがあまりしなかった歌い方なのも聴きどころ。20代半ばになってきて低音の響きがより強力になってきた頃の歌唱です。この曲のライブバージョンは、強烈です!2枚組ライブ盤「1977年ライブ オリジナルコンサートII 男と女の季節」で聴くことができます!EGがずっと16刻んでて、ノリは完全にR&Bです。スタジオバージョンとはまったく違うアプローチでソウルフルに歌う森さんがカッコ良すぎる!このライブバージョンを残してくれただけでも、このライブ盤の存在がうれしい。「雨の桟橋」をスタジオ盤通りに感動的に歌った後に、この曲に繋がる構成も最高です。B面「二人のいのち」作詞:川内康範 作曲・編曲 三木たかしさんこの曲はライブで聴ける音源は残ってないのが残念な、ド演歌系のナンバーです。たしかにA面にするには弱い感じもするけど、この頃の森さんの勢いなら、この曲でもヒットしたと思う。森さんのシングルはB面にも名曲が多く、オリジナルアルバムの中にも隠れた名曲が多い。中島みゆきさんの「ひとり」のジャケットを見てたら、森さんのこのシングルのジャケットを思い出して「火の女」の事を書いてないことを思い出した。どちらも各アーティストにとって少し珍しい白が基調になってるジャケット。
2018年01月07日
森進一さんの1970年6月発売の大ヒットシングル。この曲は映画にもなりました。A面「波止場女のブルース」作詞 なかにし礼さん 作曲 城美好さん 編曲 森岡賢一郎さん森進一さんのシングル曲やアルバムの中の名曲の事をいろいろ書いてますが、シングル曲でもまだ半分も書けていない。シングルの枚数もアルバムの枚数も凄いので・・・アルバムもほぼ全て持っていますが、ライブで一度も歌われてない名曲も多い。CD化されたアルバムもありますが、まだまだ1割もCD化出来ていないと思う。この曲のライブバージョンは、3種類のライブ盤で聴く事ができます。「1973年 全国縦断リサイタル」「オリジナルコンサート I 愛と涙のオンステージ」「オリジナルコンサート II 男と女の季節」の3枚です。オリジナルのスタジオ録音バージョンは、かなり力が入ってて感情を爆発させて歌っています。一番激しい歌唱で聴きたい場合はスタジオ録音バージョンがおすすめ。ライブでは、1976年「オリジナルコンサート I 」のバージョンがテンポもオリジナルとほぼ同じで、力みすぎていない歌唱です。1977年「オリジナルコンサート II」は、MIXや音質は一番良いのですが、テンポを上げすぎててじっとりしたブルース感がなくなってるのが残念。歌唱は素晴らしいのですが…。「1973年全国縦断リサイタル」バージョンも凄く良いのですが、メドレーに組み込まれてる形になってるのが残念です。演奏も歌唱も最高なのですが。B面「女の明日は南の果てに」作詞 千坊さかえさん 作曲 花礼二さん 編曲 川口真さん森さんの楽曲の中ではタイトルが一番長いかも。このシングルの次のシングル「銀座の女」のB面「女の願いよ花になれ」も長めですが。あと、長いタイトルのシングルと言えば「わが故郷は心のふるさと」「ひとり東京の片隅で」くらいしか浮かばない。編曲の川口さんは有名ですが、花礼二さんと千坊さかえさんは森さんの楽曲では珍しい。花礼二さんは、若くして亡くなった青江三奈さんの夫。青江さんの楽曲の多くを作曲してます。の千坊さかえさんも青江三奈さんの楽曲に多く携わってます。この曲は青江三奈さん用に作ってた曲を、何かの事情で森さんが歌った可能性もあると思う。青江さんが歌ってても何も違和感のない楽曲です。宮崎、長崎、島原と九州のご当地ソング。「波止場女のブルース」をメインにした4曲入りコンパクト盤。A面1,2曲はシングルのAB面と同じ。B面の2曲は14枚目シングル「花と涙」、8枚目シングル「湯の町の女」何かコンセプトのある選曲なのかどうか・・・。B面を1967年「女の波止場」と1968年「さすらい波止場」の2曲にして波止場シリーズにすればいいのに^^;
2018年01月02日
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