ボクの音盤武者修行

ボクの音盤武者修行

2026年06月21日
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1.東京アカデミッシュカペレ 第70回定期演奏会

開催日:6月21日(日)13:30
会場:すみだトリフォニーホール 大ホール
ソリスト:安川みく(ソプラノ)
     小泉詠子(アルト)
     小堀勇介(テノール)
指揮者:角田鋼亮

      野の花が教えてくれること(交響曲第3番第2楽章)(マーラー=ブリテン編曲)
      春の交響曲(ブリテン)

 昨年「復活」を聞いての2回目となります。こちらはオケと合唱団の両方を有するアマオケで合唱付きの大曲をよく演奏しています。合唱もオケもよく訓練されているしプログラムも面白いしこれからも聞き続けたい団体さんです。

 今回はブリテンの春の交響曲という滅多に聞けない曲を中心に、攻めたプログラムです。すれっからしのクラオタからするとよく考えた内容で痺れました(笑)。

 まずはシューマンのマンフレッド序曲をマーラーが1890年代に手を加えたもの。大指揮者マーラーがシューマンの交響曲にオーケストレーション修正を加えていました。マーラーの耳には先人の作品は不完全と聞こえたのかもしれません。といっても全く変えてしまうわけではなくより明確に声部が聞こえるようにするため。これはバッハでもベートーヴェンでも同じスタンスです。今回のマンフレッドも冒頭のシンバルが目立った違いであとはよくわかりませんでした。演奏はすばらしくバランスがよく迫力もあっていきなりよかったです。
 続く曲はブリテンがシェーンベルク主宰の私的演奏会用に編曲したマーラーの交響曲第3番第2楽章。私的演奏会は演奏機会の少なかったブルックナー第7番やマーラー第4番など大オーケストラの曲を小編成に編曲して演奏していました。これもよくできた編曲で2管編成でマーラーの響きを再現していました(ハープは入れてます)。

 さてお目当ての春の交響曲。ディスクで自作自演盤とガーディナー盤を聞いてましたがライブは初めてです。作曲は1949年なので「春=平和」と考えれば平和が訪れた喜びと同時に戦争被害者への追悼の意味もあったと思います。ブリテンは反戦主義者でしたから。出だしこそ少々硬い感じでしたが、第4部に入るころには素晴らしい演奏を繰り広げていました。ワルツの部分では合唱も体を揺らしながら春の訪れを喜びいっぱいに歌っていました。
 合唱もバランスよく児童合唱の声は天使の声でした。ブリテンの意図がちゃんと伝わる良い演奏で大変満足できました。


 それと大好きな安川さんを生で見れて、美しかったです!

 次回はヴェルディのレクイエム。指揮は藤岡幸夫さん。この間エンターザミュージックでこの曲やってましたよね。これは楽しみであります。





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最終更新日  2026年06月27日 19時47分53秒 コメントを書く
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