おしゃれ手紙

2013.12.22
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カテゴリ: 映画
利休にたずねよ ■♪音が出ます!!

私が額(ぬか)ずくのは美しいものだけでございます


雷鳴がとどろく雨嵐の早朝。
茶人、千利休(市川海老蔵)は、自らの腹に刃をたてようとしていた。
その絶対的な審美眼から、かつては戦国の覇者・織田信長(伊勢谷友介)に重用され、
のちに天下人となった豊臣秀吉(大森南朋)のもと「天下一宗匠」としての名を馳せながらも、
秀吉の怒りを買い、死に向う利休。
そんな夫に対して、妻・宗恩(中谷美紀)がたずねる。
「あなた様にはずっと想い人がいらっしゃったのでは・・・。」
この言葉が利休の胸中に秘められた、遠い時代の記憶を甦らせていく・・・。

茶道   若い頃、茶道を習っていた。
しかし、千利休のよさを知ったのは、だいぶ後になってからだ。

最近、インテリアがもてはやされている。
私もインテリアや、庭(ないけど)に興味がある。
しかし、最近の部屋は飾りが多く、庭は、花が咲き乱れている。

豪華絢爛が美しいと誰が決めたといいたい。

その点利休はいい。

竹を削って作った茶杓や、竹を一節切って作った花入れ。
その花入れにも、一輪をそっと入れるだけ。


利休の作った茶室は、朝鮮の小屋から思いついたというのを聞いたことがある。
朝鮮の小さな家であろうが、その中に美を見いだすってすごい。
コッツウォルズは美しい
ウィリアム・モリスも羊小屋としてたてられた小さな小屋が立ち並ぶ
コッツウォルズ ■の村を「世界で一番美しい村」と言った。

利休は、美しく見せることもよく知っている。

始まりの方に織田信長に塗りのお盆を見せるシーン!
タダの塗りの盆を「月を見るお盆」にしたのは、流石!!

そういえば、茶道には、見たてという言葉がある。
例えば、井戸の水を汲むつるべを水入れにしたりするような・・・。

映画の中には、日本の美しい道具と共に美しい所作がでていた。



西洋人にも、その美しさは、分かるのか
「第37回モントリオール世界映画祭 最優秀芸術貢献賞」を受賞。

美は時空を超え、洋の東西を超える。

利休の美は、今も私たちの暮らしに残っている。

美は滅びない!!

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昔 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2013年12月22日 *植物切り抜き帳:柚子 *
・・・・・・・






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Last updated  2013.12.22 20:36:45
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