おしゃれ手紙

2026.05.26
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カテゴリ: 父の麦わら帽子
私の親の世代、明治・大正生まれの人は、植物について詳しかった。

父は、田畑に植えている植物の
植える時期、
連作を嫌う植物、
収穫はいつか・・・?などなど全てを知っていた。
稲も
「農林一号を作っている」というように、品種もよく知っていた。
「イモチにやられた」と稲の病気を知り、その対策も怠らなかった。

桃の葉っぱを入れた風呂に入ると子どもの汗疹がよくなるなど、誰もが知っていることだった。
 私の妹が2歳の頃の話。

それを知った父は、家から離れた病院に連れて行った。
そして山にロクテンソウを採りに行った。
ロクテンソウは、煎じて飲めば、利尿作用があることを父は知っていた。
そして、ロクテンソウの生えている場所も知っていて、医師の許可を得てのことだ。


妹は、入院して元気になった。
マツタケ 父や村の男性は、山に入って紙の原料になる■ 雁皮 ■を採って売っていた。
 ■ 五倍子(ふし) ■という不思議な形をしたものを採ってきて売りに行っていた。

染料に使うというが、私は、それを使っているものを知らない。
けれど五倍子(ふし)の匂いは今もはっきり覚えている。
アケビ 山に入ると土産に、キノコやアケビを採ってきてくれたので、私たちは大喜びだった。
 今から20年以上前、伯父が大病を患った。

ロクテンソウなどの貴重な薬草は、誰にでも教えてはいけないという不文律があったが、伯父は私にだけ教えてくれた。


「薬降る(くすりふる)」という言葉がある。
「くすりふる(薬降る)」は、陰暦5月5日、いわゆる薬日(くすりび)の正午ごろに降る雨を指す。

陰暦5月5日は薬草を摘むのに良い日とされ、薬効を重視する伝統的な知恵が反映されている。
このため「くすりふる」は単なる雨ではなく、薬効や健康にまつわる象徴的な雨として日本文化に位置づけられている。


そんな時代の最後に私は立ち会っていたのかもしれない。
 セリ、イタドリ、チガヤ、クワ、椋・・・。
私の植物との接し方は、食べるか食べられないか・・・だ。
植物の思い出は、全て懐かしい。
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Last updated  2026.06.12 00:27:17
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天地 はるな@ Re:昔語り:父の方言(01/26):追加 ●手にあわん 手ごわい、悪い・・・。 悪…
天地 はるな @ Re[1]:天声人語:消えゆくブログ(06/06) 七詩さんへ 今や主流は、インスタやxの時…
七詩 @ Re:天声人語:消えゆくブログ(06/06) そうですか?消えゆくブログではなく、消…
天地 はるな @ Re:昔語り:父の方言(01/26) ●ほとびる *柔らかくなる。ふやける。 安…

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