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【本日の一冊】しょっぱいドライブお金か?セックスか?いや…わたし(34歳・独身)、九十九さん(60代・妻子持ち)。しょっぱい愛の物語。さびれた港町で生活する34歳のミホが、60代のへなちょこ老人と同棲するまでに至る顛末を、哀しくもユーモラスに描く。第128回芥川賞受賞作!【目次】しょっぱいドライブ/富士額/タンポポと流星 まあ… う~ん。 さらっと読み終わっちゃって、おーしまいっていう感じでした(笑)
2006年08月31日
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【本日の一冊】こうばしい日々ウィルミントンの町に秋がきて、僕は11歳になった。映画も野球も好きだけど、一番気になるのはガールフレンドのジルのことなんだ…。アメリカ育ちの大介の日常を鮮やかに綴った表題作「こうばしい日々」。結婚した姉のかつてのボーイフレンドに恋するみのりの、甘く切ない恋物語「綿菓子」。大人が失くした純粋な心を教えてくれる、素敵なボーイズ&ガールズを描く中編二編。【目次】こうばしい日々/綿菓子 どちらも主人公は10代初め。 男の子と女の子の視点を通して語られています。そしてこの主人公たちは どちらも「恋心」を抱いていますが、やはり女の子の方が早熟に描かれていますね。小学6年生の女の子に「女って、哀しいね」と言わせてしまう江國さん、すてきです。
2006年08月30日
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【本日の一冊】フェルメールの暗号 「数世紀まえに犯された罪をあきらかにすべく、あなたの力をお借りしたい…」差出人のないこんな手紙が、たがいに見ず知らずの3人の人間に配達された…。暗号とパズル好きのコールダーと本好きのペトラが犯人がしかけたフェルメールの謎解きにいどむ。エドガー賞受賞の話題のYAミステリー。おもしろかったジャンルは児童書ですが、大人も充分に楽しませてくれます。実際にフェルメールの作品は何度も盗難にあっていますし、画家自身の経歴も謎が多いのでそのミステリアスな存在は、この冒険小説にピッタリといえるでしょう。本書の挿絵にもメッセージが隠されていて、読者に挑戦しています。絵画好きな方には特におすすめです
2006年08月26日
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【本日の一冊】 蛇にピアス舌を二つに裂き続ける少女。神の名を持つ異形の青年達。暗い時代を生き抜く若者の、受難と喪失の物語。第27回すばる文学賞、第130回芥川賞受賞作。 ブック○フの105円コーナーにあったので、買ってきました。芥川賞受賞作っていうことですが…文章が稚拙でも、描写力がなくても、読み手に訴えるものがあれば「いい作品」だと思えますが、この作品は… 私には後味の悪さだけが残った感じです。
2006年08月26日
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【本日の一冊】 コンビニ・ララバイ小さな町の小さなコンビニ、ミユキマート。オーナーの幹郎は妻子を事故で亡くし、幸せにできなかったことを悔やんでいた。店には、同じように悩みや悲しみを抱えた人が集まってくる。堅気の女性に惚れてしまったヤクザ、声を失った女優の卵、恋人に命じられ売春をする女子高生…。彼らは、そこで泣き、迷い、やがて、それぞれの答えを見つけていく―。温かさが心にしみる連作短編集。【目次】カンを蹴る/向こう側/パントマイム/パンの記憶/あわせ鏡/オヤジ狩りの夜/ベンチに降りた奇跡 読書人・ゆきさんの感想を読んで、はじめて手にした作家さんです♪≪幸せになりたいと願う不器用な人間たちの、そのささやかな希望と苦闘と哀しみ≫ がミユキマートを舞台に描かれています。『重松清と浅田次郎を足したような小説』と解説者が評していますが、まさにその通りでした。ミユキマートがあったなら、私はきっと常連になるでしょう… 私も不器用な人間のひとりですから。いい作品に出会えました
2006年08月25日
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【本日の一冊】むだに過ごしたときの島いらいらしてる?しなければならないことがありすぎる?これをしろあれをしろってうるさく言われる?もう自分がだれだかもわからなくなっちゃった?ちょっと待って!それじゃ、とっておきのバカンスをとろうよ。“むだに過ごしたときの島”で。イタリアアンデルセン賞受賞。 ちょっぴり哲学的な要素の含まれた冒険ファンタジー≪ときを無意味にむだにするのではなく、 とてもよくむだにしている人たちみんなへ≫ と冒頭に書かれていますが、著者によれば、時間を一番まずくむだに使ってしまっているのは「日本人」らしいです! ついでアメリカだって読んでみると なるほど、と肯けます(笑)そして日本やアメリカだけじゃなく、他の国々も同じ道をたどっていると。私たちはずいぶんと大切なものを失くしてきているな、と思い出させてくれる一冊でした。 ちょっとおまけこの本を読んでいて思いだしたのが『鏡の中、神秘の国ヘ』です。こちらは「生と死」「存在するということ」について、『むだに過ごした~』は「いかに生きるか」について問いかけてきているように思います。あわせておすすめしたい本です鏡の中、神秘の国ヘ
2006年08月20日
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【本日の一冊】シリウスの道東京の大手広告代理店の営業部副部長・辰村祐介は子供のころ大阪で育ち、明子、勝哉という二人の幼馴染がいた。この三人の間には、決して人には言えない、ある秘密があった。それは…。月日は流れ、三人は連絡をとりあうこともなく、別々の人生を歩んできた。しかし、今になって明子のもとに何者からか、あの秘密をもとにした脅迫状が届く!いったい誰の仕業なのか?離ればなれになった3人が25年前の「秘密」に操られ、吸い寄せられるように、運命の渦に巻き込まれる―。著者が知悉する広告業界の内幕を描きつつ展開する待望の最新長編ミステリー。おもしろかった!『テロリストのパラソル』の≪彼≫も登場させているのが これまた憎い演出だわ。そういうわけで、本書を読むなら『テロリストのパラソル』を先に読んでおいた方がより楽しめます これ。
2006年08月18日
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【本日の一冊】アーモンド入りチョコレートのワルツピアノ教室に突然現れた奇妙なフランス人のおじさんをめぐる表題作の他、少年たちだけで過ごす海辺の別荘でのひと夏を封じ込めた「子供は眠る」、行事を抜け出して潜り込んだ旧校舎で偶然出会った不眠症の少年と虚言癖のある少女との淡い恋を綴った「彼女のアリア」。シューマン、バッハ、そしてサティ。誰もが胸の奥に隠しもつ、やさしい心をきゅんとさせる三つの物語を、ピアノの調べに乗せておくるとっておきの短編集。 【目次】子供は眠る―ロベルト・シューマン“子供の情景”より/彼女のアリア―J.S.バッハ“ゴルドベルグ変奏曲”より/アーモンド入りチョコレートのワルツ―エリック・サティ“童話音楽の献立表”より よかった! 現在進行形の中学生にはもちろんですが、遠い昔(いや、遠くなくても)中学生だったことがあるすべての人におすすめしたい本です
2006年08月17日
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【本日の一冊】愛の流刑地(下)生まれて初めて知った狂おしいほどの性の悦び…。エクスタシーの頂点で、女が男に求めた究極の行為とは。男女の性愛を大胆に描写し、日本経済新聞連載中から大反響を巻き起こした衝撃の問題作。≪法は、この愛を裁けるのか≫ (下巻 帯より)上巻が赤裸々な性描写で埋め尽くされていた分、下巻は起訴から判決にいたるまでの主人公の心理描写や 法廷でのやりとりを期待したのですが、う~ん、、、、 『いま、純愛ブームだという。肉体関係がない、精神的なつながりだけの愛が純粋だと思いこむ。だがそれは単に未熟な幼稚愛にすぎない。精神と肉体と両方がつながり密着し、心身ともに狂おしく燃えてこそ、愛は純化され、至上のものとなる』 という著者の言葉に共感できる方には おすすめの一冊です。私はこの本を楽しむには未熟者のようだわ…(^^;)
2006年08月14日
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【本日の一冊】愛の流刑地(上)生まれて初めて知った狂おしいほどの性の悦び…。エクスタシーの頂点で、女が男に求めた究極の行為とは。男女の性愛を大胆に描写し、日本経済新聞連載中から大反響を巻き起こした衝撃の問題作。久々に渡辺淳一氏の作品を手にしました。日経に連載していたというけれど、駅売りスポーツ新聞の間違いじゃないか? と思うほどの性描写に驚きこれはいわゆる官能小説なのでしょうか?作者いわく 「今度の小説は、その純愛のきわみのエクスタシーがテーマである」 とな。とすると、これは純愛小説なのだろうか?と、とりあえず下巻を読んでみます…(^^;)
2006年08月14日
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【本日の一冊】ダヤンとハロウィーンの戦い死の森での戦いのあと、つかの間の平和を得たタシルでは、ふたたび襲ってくるだろう魔王やニンゲンに備えて、ジタンの指揮のもと、街ぐるみの防戦の準備を進めていました。そこに流れ着いたのは、ニンゲンの職人たちの一団。かれらはタシルに住みつくことになりましたが、百年に一度の大ハロウィーンの祭の夜、ふたたび宿命的な戦いが…。そのさなかに花ひらいた大魔女セの恋のゆくえは…。大好評の長編ファンタジーシリーズ第5弾。 これって、きっといつまでも完結しないんだろうなぁ~ って、今頃気づきました(笑)で、いつまでも買い続ける私がいるだろうなぁ~毎回ハラハラドキドキさせてくれるダヤンとタシルの仲間たちにすっかり魅了されている私。これはもう子ども用ではなくて、私の為の本だわ ←こんな表紙です。
2006年08月12日
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【本日の一冊】償いの椅子その夜の銃弾は、友と、足を奪った―。5年後、足跡を轍にかえて、男は戻った。やり残した仕事を終えるため、そして自らを慕う幼い姉弟のために。公安、警察、巨大な裏組織との対決、そして父子愛。新潮ミステリー倶楽部賞から4年。圧倒的なスケールで描く大型冒険小説。おもしろかった!この作家さん、前作一発で終わっちゃったかと思っていたら、執筆されていたのね(笑)もう一冊並んでいたので、そっちも買ってきました。天国の扉 ちなみに、前作『愛こそすべて、と愚か者は言った』もおもしろかったです。 ←これ。
2006年08月11日
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【本日の一冊】凍りついた香り今でも彼の指先が、耳の後ろの小さな窪みに触れた瞬間を覚えている。まずいつもの手つきでびんの蓋を開けた。それから一滴の香水で人差し指を濡らし、もう片方の手で髪をかき上げ、私の身体で一番温かい場所に触れた―。孔雀の羽根、記憶の泉、調香師、数学の問題…いくつかのキーワードから死者をたずねる謎解きが始まる。リンク先の きたあかりさんの書評を見て手にした本です。小川洋子さんのミステリーかぁ… どんなのだろう? と思って読み始めましたが、いわゆる「謎解き」とは ちょっと趣が異なる作品です。では面白くないのか? というと、面白い。やさしい旋律を奏でるような不思議で美しい物語です。
2006年08月11日
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【本日の一冊】すみれの花の砂糖づけ「すみれの花の砂糖づけをたべると/私はたちまち少女にもどる/だれのものでもなかったあたし」。恋人と心のまま体を重ねもするし結婚をしているしどこへでも旅することができる。大人の自由、大人のよろこび。だけど少女のころ、一人決然と向きあった、ままならなさ、かなしみは、変わらず健全ではないか!―言葉によって勇ましく軽やかな、著者の初の詩集。単行本を購入しましたが、文庫版は単行本版に12編を増補していると後から知りました文庫版も買おうかな…。 これ。江國さんらしい詩集です。 好きだわ~
2006年08月09日
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【本日の一冊】100万回の言い訳 (文庫版)私たちどうしてわかれないのだろう。夫婦の意味を問う結婚小説。 恋愛すると結婚したくなり、結婚すると恋愛したくなる。離れて、恋をして、再び問う夫婦の意味。結婚から始まる物語。 ≪夫婦の意味を問う≫というのに惹かれて読んでみました。そういう意味では少々期待はずれでした。妻に共感できる部分が少なかったせいかもしれません…あと何年かしたら、こういう妻の気持がわかるようになるのかもしれませんが(笑)「夫婦のあり方」を問う小説というよりも、恋愛小説としてとらえた方が楽しめるかも。
2006年08月07日
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【本日の一冊】工藤公恵は都内の保健センターに勤める三十四歳の保健婦。ある日、公恵の勤務先に渡井敦子という若い母親から異常な電話がかかってきた。ただならぬ様子を察し、同僚とともに駆けつけた公恵が目にしたものは、敦子の三歳になる長女・弥音が血まみれとなった姿だった。幼児虐待―そう直観した公恵は渡井親子を注意深く見守り続けるが、しだいに想像を遙かに超えた虐待の真相が明らかになっていった…。急速に壊れゆく母子の絆。なぜ母は我が子を虐げてしまうのか…?平凡な家庭に潜む地獄図を描いた問題作!第1回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。怖い。 仕事で幼児虐待を扱っている保健婦が 自分の子どもに虐待を…という設定が、まず怖い。そして、この保健婦が扱うことになったケースには さらに驚愕 現実に「虐待事件」というのが頻繁に報道される昨今、本書の恐ろしさは超自然的なホラーをはるかに超える恐怖を運んできます。「三歳半ですか… 一番のいじめ時ですよねぇ」 (本書より)…これも怖い一言でした…
2006年08月06日
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【本日の一冊】きみのためにできること ←文庫版すばらしい音を創りたい。が、夢までは遠い。未熟な音声技師・俊太郎が恋と夢を追い、時を駆ける。ほろ苦く、過激にせつない、清冽な青春小説。 【目次】桜の樹の下で/南のかぜ風力5/旅人の木/きみのためにできること これは表紙がかわいくて買ってしまった本 (ブック○フで105円) ←この装画がかわいい♪で、内容の方は… 今まで読んだ村山さんの作品からするとやや物足りない感じはしますが、まあまあ楽しめました。何より「パソコン通信」なんて言葉が出てきたことに驚き 奥付みてみたら1996年発行かぁ~。 10年前は「パソコン通信」っていう時代だったんですね…で、今のメールのやりとりともちょっと違ったんですね~。そして主人公は携帯電話も持っていない、と。今は便利になったんだなぁ~~、と しみじみ…
2006年08月05日
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【本日の一冊】絡新婦の理当然、僕の動きも読み込まれているのだろうな―二つの事件は京極堂をしてかく言わしめた。房総の富豪、織作家創設の女学校に拠る美貌の堕天使と、血塗られた鑿をふるう目潰し魔。連続殺人は八方に張り巡らされた蜘蛛の巣となって刑事・木場らを眩惑し、搦め捕る。中心に陣取るのは誰か?シリーズ第五弾。おもしろかった!このシリーズは はまります。 今回は関口君は出てこないのか? と思いきや、しっかり登場しました(^^)前の事件や登場人物も絡んでくるので、このシリーズは1弾から順に読んだ方が楽しめます。しかし、バラバラの事件、関係ないような事象が こうも繋がるとは…読み応えのある一冊です。 かなり厚みがあるので、電車で読むには分冊版がおすすめ。
2006年08月05日
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【本日の一冊】 インストール女子高生と小学生が風俗チャットでひと儲け。押入れのコンピューターからふたりが覗いた“オトナの世界”とは!?最年少・17歳、第38回文芸賞受賞作。 ブック○フで105円だったので、購入した本。『蹴りたい背中』を読んだときも感じたんですが、好き嫌い、というか 評価が分かれる作品だと思います。若い人にはうけるのかなぁ? (私も若いから 楽しめましたけど)
2006年08月03日
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【本日の一冊】ダヤンと時の魔法長い冬が終わり、タシルの街は春の喜びにあふれていました。けれども、死の森の魔王は、かつて破られたことのない雪の神の掟をついに破って、ジタンの秘密の元になる命の泉をめざして北へ向かいました。怒った雪の神は、世界を氷一色の世界にしてしまおうと、恐るべき力をふるいはじめました。この危機を救うため、大魔女セは、ダヤンとジタンをはるかな過去へと旅立たせます。…わちふぃーるど創世の秘密にせまる、長編ファンタジー第3弾。 夏休みなので、ダヤン。その3いや~、ちょっと、ここで終わっちゃったら気になるじゃないもうちょっとあたためてから読もうと思っていたけど、ガマンできなくて、続けて その4に 引きずりこまれてしまったわ【本日の2冊目】ダヤンとタシルの王子過去へと吹く風は、ダヤンとジタンを乗せて、時の虫食い穴へむかって吹きおりていきます。ジタンは「ここからきみはひとりで行くんだ。だけど、きみはもうじきぼくに会える」と言い残して消え、ダヤンはひとり過去の世界へとむかいます。…ダヤンが目覚めたのは、まだ王国だった時代のタシル。そこではアビルトークは滅亡への道をたどっていて、まだ若い大魔女セなど、心ある者たちは憂慮するばかりでした。遙かな世界からやってきたダヤンが目にしたのは?ダヤンとともに闘うタシルの王子とは?ますます広がるわちふぃーるどの世界、待望の長編ファンタジー第4弾。物語を読むと、ますますダヤンが好きになります
2006年08月02日
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