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【本日の一冊】妻は言った。「あたしが殺したのよ」――湖畔の別荘には、夫の愛人の死体が横たわっていた。4組の親子が参加する中学受験の勉強合宿で起きた事件。親たちは子供を守るため自らの手で犯行を隠蔽しようとする。が、事件の周囲には不自然な影が。真相はどこに? そして事件は思わぬ方向に動き出す。傑作ミステリー。まあまあおもしろかった。東野氏の作品としては、いまひとつ…という感じですが、最後まで飽きさせずに読ませる力は、さすが東野氏!本書は『レイクサイド マーダーケース』という題名で、映画化されているらしいです。全然しらなかったけど。そのうちテレビで放映するかな。
2006年04月27日
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【本日の一冊】みんないってしまう大人になるにつれ、時間はだんだん早くなる。物事は思った以上に早いスピードで流され、手のうちからこぼれおちていく。そんな時、大切な何かをひとつずつ失ってはいないだろうか?例えばそれは恋、信頼、友情だったり…。そうして残されるのは自分だけ。喪失を越え、人はたったひとりの本当の自分に出会う。希代のストーリーテラーが贈るかなしくも、いとおしい自分探しの物語。 【目次】裸にネルのシャツ/表面張力/いつも心に裁ちバサミ/不完全自殺マニュアル/愛はお財布の中/ドーナッツ・リング/ハムスター/みんないってしまう/イバラ咲くおしゃれ道/まくらともだち/片恋症候群/泣かずに眠れ おもしろかった!
2006年04月26日
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【本日の一冊】ブランコのむこうで改版ある日学校の帰り道に、もうひとりのぼくに出会った。鏡のむこうから抜け出てきたようなぼくにそっくりの顔。信じてもらえるかな。ぼくは目に見えない糸で引っぱられるように男の子のあとをつけていった。その子は長いこと歩いたあげく知らない家に入っていったんだ。そこでぼくも続いて中に入ろうとしたら…。少年の愉快で、不思議で、すばらしい冒険を描く長編ファンタジー。 「夢の国」にはいりこんでしまった少年は、さまざまな夢の国をさまよい、その夢の主の現実の世界ものぞいていきます…この本、表紙がとてもかわいらしいのに、なんで楽天ブックスに画像がないのかしら ←これね。この絵で、内容は想像してください ファンタジー好きな方にはおすすめです
2006年04月25日
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【本日の一冊】「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。 『明日の記憶』では、シリアスなテーマを扱っている著者のミステリー作品。「衝撃のラスト一行に瞠目!」 と帯に書かれていますが、まさに驚き!! こんな仕掛けがあるなんて…|||||/( ̄ロ ̄;)\||||||| 真相が明かされ事件が解決して…と思った最後の最後に ぞぉ~~っ とする一言!たった4文字の言葉にこれほど驚愕させられるとは
2006年04月22日
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【本日の一冊】いまはなにもしていず、夜の散歩が習慣の19歳の私こと子、おっとりとして頑固な長姉そよちゃん、妙ちきりんで優しい次姉しま子ちゃん、笑顔が健やかで一番平らかな‘小さな弟’律の四人姉弟と、詩人で生活に様々なこだわりを持つ母、規律を重んじる家族想いの父、の六人家族。ちょっと変だけれど幸福な宮坂家の、晩秋から春までの出来事を静かに描いた、不思議で心地よくいとおしい物語。≪よそのうちのなかをみるのはおもしろい≫ 家族というのは独特の繋がりだから、そこにいろいろなルールや習慣があって、それは家族という閉鎖された空間ではものすごくあたりまえなんだけれども外から見たらちょっと変だったりする…どこのうちも、そんな変なところが多かれ少なかれあるのでしょうね。 だからこそ≪よそのうちのなかをみるのはおもしろい≫のだひさびさに江國さんで楽しませていただきました
2006年04月21日
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【本日の一冊】聖羊祭日にドーナツを食べた呪いの為クリスマスソングが作曲できない羊男は、穴のあいてないねじりドーナツを手に秘密の穴の底におりていきました。暗い穴を抜けるとそこには――。なつかしい羊博士や双子の女の子、ねじけやなんでもなしも登場して、あなたを素敵なクリスマスパーティにご招待します。「僕と鼠シリーズ」が面白いので、羊男が主人公のこの絵本も買ってみました。 フリマで。「ふしぎな図書館」と同じような感じの絵本です。絵本なのに、ラストに喪失感をただよわせているところなんかが(笑)「僕と鼠シリーズ」を読んでいなかったら買わなかった一冊だと思うけど…。
2006年04月20日
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【本日の一冊】恋人同士がたがいに触れ合えないとしたら、ふたりはそんな世界をあきらめるだろうか?あるいは仮想世界の動物園でキリンが鳩を食べたとしたら、それは、現実に住まう神の御業なのだろうか?あるいは、仮想世界で生涯を終えた者がいて、果たしてその魂はどこへ向かうのだろうか?人間の意識と神についての思索が、現実と仮想のあいだを往還する―20年間の歳月を費やした、神林長平の原点にして到達点たる連作集。 【目次】抱いて熱く/なんと清浄な街/小指の先の天使/猫の棲む処/意識は蒸発する/父の樹この本は「タイトル買い」したもので、実は 神林長平氏の名前すら知りませんでした(^^;)(SF物って、あんまり読んでなかったんだなぁ… )読みやすい文章ですので、さらっと読んでもSFとして充分面白いのですが、本書は「仮想世界」を描くことによって、「現実」とか「意識」「存在」といったものを再認識させてくれる内容でもあります。また「人間であること」や「生命」についても考えさせられます。本当の意味での「生きる」とは、どういうことなんだろうとか…SFって、こんなに深いものだったのか? と ちょっと驚きでもありました。
2006年04月17日
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【本日の一冊】 鉄鼠の檻忽然と出現した修行僧の屍、山中駆ける振袖の童女、埋没した「経蔵」…。箱根に起きる奇怪な事象に魅入られた者―骨董屋・今川、老医師・久遠寺、作家・関口らの眼前で仏弟子たちが次々と無惨に殺されていく。謎の巨刹=明慧寺に封じ込められた動機と妄執に、さしもの京極堂が苦闘する、シリーズ第四弾。 これだけの長さがあっても全く飽きさせません。 本書では「禅」を扱っていますが、わたしのような宗教に無知な者でも ストーリーを把握できるように書かれているので楽しめます。というか、これはシリーズ全般にそうなんですが、「それは何だ?」と思う内容については登場人物(関口など)にタイミングよく質問させて、別の登場人物(京極堂など)が説明するという形になっているんですね。そこがまた面白いところです。本書では、第1弾の『姑獲鳥の夏』の事件関係者たちも登場させていますが、その内容については 詳しく語られていないので、これを読まれるなら、先に『姑獲鳥の夏』を読んだ方がより楽しめると思います。まあ、2冊も読んだら≪京極堂≫にどっぷりはまっちゃうと思いますけど(^^) これね。
2006年04月16日
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【本日の一冊】男はもうこりごりと思った私は、ついに念願の猫を飼うことにした。が、二匹のうちの一匹がどうしてもなつかない。表題作「秋の猫」。夫婦で犬を飼い始めたとたん、仕事は順調、夫は女をつくった。いざ離婚というときに、夫も私も犬の親権を主張して譲らない。「幸運の犬」ほか、犬や猫との交流をとおして、心を癒され、孤独の寂しさを埋めてゆく男女を描く、心温まる短編集。 【目次】秋の猫/幸運の犬/ドルフィン・ハウス/病む犬/公園まで どの話も主人公の女性が計算高くてしたたか。それでいて、犬や猫を我が身のように愛する姿が描かれています。「ドルフィン・ハウス」では猫に対して『ぽっくり逝っちまってくんないかな』というギョッとするような言葉を吐く女性が登場しますが、この主人公自身が飼い主を探す猫のようであり、いわば同種に対するライバル心が言わせたセリフといった感じでしょう。この主人公たち、30代~40代の計算高いしたたかな女性たちが、なぜか憎めないんですね。そこが面白い。彼女たちの独白にはスパイスも効いているし。孤独を抱える人間たちを描いていながら、読後感のいい作品です。
2006年04月15日
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先日ニュースで見て、『ナショナル ジオグラフィック日本版 2006年5月号』が発売されたら買おうと思っていたのですが、 ←これね。 ←こっちの方がおもしろそうなので、これを予約しました!【予約】 ユダの福音書を追えユダは裏切り者ではなかった!1700年前の禁断の書「ユダの福音書」に記されたイエス最後の日々。発見、復元、解読を追った衝撃のドキュメント。本書は『ユダの福音書』写本が発見された経緯、真贋の検証、そしてその衝撃的な内容を伝えるノンフィクション。『死海文書』発見などにならぶ考古学的な大発見でもあり、宗教界に衝撃を与える問題の書です。『ユダの福音書』写本は“裏切り者”というユダ像をくつがえすもの。聖書では、イエスは弟子のユダに裏切られて、十字架にかけられました。結果、ユダの名前は裏切り者の代名詞になり、ユダヤ人迫害の根拠にもなりました。しかし写本の内容は180度異なります。写本ではイエスは自らの魂を“肉体の牢獄”から解放するために、ユダに指示して密告させたとあります。これはユダの名誉回復だけでなく、イエスの死と復活を重視するキリスト教を揺るがしかねない衝撃的な内容です。
2006年04月12日
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【本日の一冊】あの日、少女たちは赤ん坊を殺した灼熱の太陽の下、放置された赤ん坊に出会った二人の少女。乳母車はしだいに熱を帯びるが、家族の姿はどこにも見あたらない。少女たちは赤ん坊を保護しようとその場から連れ去るのだが…。七年後、施設から出所した少女たちの“あの日”の記憶は曖昧だった。ひとつだけ確かなのは赤ん坊を殺してしまったこと。少女たちはなぜ殺害に至ったのか?そして、二人の身辺で新たに頻発する幼児連れ去り事件の悲しき真相とは?全米読者・作家・評論家が選んだナンバーワン!アンソニー賞受賞。ミステリ専門誌によって与えられるバリー賞も受賞。 おもしろかった!【あの日】の真相、そして七年後の幼児連れ去り事件の真相… 驚きました!原題は『 Every Secret Thing 』 登場人物は誰もが、真実を隠したり、本心を明かさなかったり、自分自身すらもごまかしたりしていて、それが事件を起こさせ、真実を見えなくしていき、新たな悲劇を生んでいきます。人種問題などアメリカの社会問題もからんできて、実に奥深いミステリ作品だと思います。読み応えのある一冊でした。 (hamutan評価 )
2006年04月09日
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【本日の一冊】さようなら、3フリッパーのスペースシップ。さようなら、ジェイズ・バー。双子の姉妹との“僕”の日々。女の温もりに沈む“鼠”の渇き。やがて来る一つの季節の終り―デビュー作『風の歌を聴け』で爽やかに80年代の文学を拓いた旗手が、ほろ苦い青春を描く三部作のうち、大いなる予感に満ちた第二弾。やっぱりこれは順番に読むべきでした。第1弾を読んでいるからこそ広がりとか繋がりが楽しめるっていう部分が多くあります。キーワードもちりばめられているようだし。 考えすぎかな?ということで、既読の第3弾『羊をめぐる冒険(上)(下)』を読み返してみようと思います(^^)この前読んだ時と違うおもしろさが発見できそうその次の『ダンス・ダンス・ダンス』も買っとかなくっちゃ!
2006年04月07日
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【本日のよみもの】 仲よし四兄弟、セルマ、ロジャー、ジェームス、ハリエットは、お母さんもため息をついたくらい、翼をはやして生まれてきた猫たちです。荒れた町から森へ飛んでいった彼らはハンクとスーザンの心やさしい兄妹に出会うのですが。ル=グウィンの世界を村上春樹さんが美しい日本語に翻訳した素敵な童話です。猫好きさんにおすすめのシリーズです。村上氏が「なるべく読みやすい、そして耳で聞いてわかりやすい文章にするということを頭において」日本語の文章にしたというこのお話は、こどもに読み聞かせをしてあげるのにも良い作品だと思います。また、大人の方はファンタジーとして楽しめるのはもちろんですが、「アーシュラ・K.ル・グインという作家は、かなり意図的に寓意的に物語を作っていく人」 (訳者あとがき)ということなので、この猫ちゃんたちにこめられたメッセージを感じとる事ができれば作品の味わいがもっと深まることでしょう。でも、まあなんと言っても猫の描写がなんともいえないんです難しいことは抜きで、猫好きにはたまらない一冊だわ(^^)絵も素敵~このシリーズ、もっと続かないかしら
2006年04月05日
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【本日の一冊】 風の歌を聴け一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。 青春三部作の第1弾。第3弾の『羊をめぐる冒険』を先に読んでしまったので第1弾から順番に読むことにしました(^^;)「僕」と「鼠」の出会いはどんな設定になっているのかとか結構劇的なものを想像したりしていたのですが… ある意味すごい。 う~ん、やっぱり村上春樹だぁ~! 他に形容のしようがありません第2弾『1973年のピンボール』も楽しみだわい
2006年04月04日
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【本日の一冊】絵描きの植田さんの住む村に、ある日、母娘が引っ越してきました。娘メリの天真爛漫な明るさに、植田さんも心がほぐれます。そんなメリが、吹雪の夜森で遭難し、病院に運び込まれ…。植田真の絵が彩る、奇跡みたいな物語。 よかった!『雪屋のロッスさん』もよかったけれど、こっちの方が好き自分も物語の中にいて、その情景をみているような気持になってきます。寒い日のホットミルクのような 心をあたためてくれる一冊です。植田真さんの絵もとても素敵です。 が!残念なことに、表紙に汚れが…(T△T)白い表紙なんだからさ…気をつけてくれよ… 楽天ブックス!そして… 気になって一緒に届いた『プラネタリウムのふたご』をみたら…( ̄□ ̄;)!!やっぱり…汚れていました。 同じような靴の底の模様みたいな汚れだ…もしや、足で扱ってるのか? 最近 発送が早くなってよくなってきたかなぁと思っていた楽天ブックスですが、こりゃ、担当者の問題だろうなぁ
2006年04月01日
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