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本当の高倉健「処世術に長け人付き合いもすごく器用」健さん撮り続けた写真家が知る素顔<「後輩の役者が挨拶に来ると、自身もすっと立ち上がり、一礼をする。まめに手紙を出す。サプライズ・プレゼントを贈る。私も母が亡くなった時、健さんから葬式に香典とお花を贈っていただきました。かように、健さんは気遣いの人なのです。ただ客観的に見れば、こうしたことからも、彼が処世術に長けた人だということが分かります。不器用どころか、実はすごく器用な方だったと評価できる。知人に数え切れないほどロレックスをプレゼントしており、確かに気前は良いのですが、値段の高いデパートなどでは買わず、輸入会社から直接仕入れていました。こういう細やかさ、周囲への気配り、まめなところは、剛健な俳優というより、柔らかさを持った女優的なものを感じます」> 網走番外地シリーズ時代からスチール撮影で高倉健に密着し、公私ともに親交の深かった写真家のムトー清次氏は『週刊新潮』で高倉をこう分析している。 今週は各誌グラビアを含めて健さん一色といってもいい。週刊誌には「おめでた1号悲しみ3号」という言葉がある。結婚などのおめでたい話は1週間しかもたないが、有名人の離婚や葬儀は3週間もつというのだ。 健さんのプライバシーの多くはベールに包まれているが、少しずつ明らかになってきている。たとえば、江利チエミにぞっこんだった健さんは、ストーカーまがいのことをやっていたという。彼女の所属事務所社長だった木村隆氏が振り返る。<「生前のチエミから聞いた話ですが、大豪邸だった江利家の前の電柱に、夜な夜な身を隠すようにして立つ人影があったそうです。家人が気味悪がり、父親が誰何すると、『俳優の高倉健です』と答えた。しかし、空前の人気を誇ったチエミに比べ、当時の健さんはまだ無名。父親は『そんな俳優、知らん』と取り合わなかった」> それでも彼はチエミ詣でを続け、鉄格子の門からチエミのいる洋館のほうに向かって靴を投げ込み、自分の来訪を知らせたという。父親もここまで娘のことを思っているならと交際を許したそうだ。東京・高輪の理髪店にあったチーム高倉の「執務室」 健さんが東京にいるとき、世田谷・瀬田の自宅から毎日通ってくる「場所」があった。ボルシェやマセラッティなどこだわりの車コレクションの管理、ロケ同行、諸々の手配をこなす「チーム高倉」がそれだが、そこは港区・高輪の商業施設内にある理髪店なのだ。<「一見したところ、高級理髪店の雰囲気なのですが、隠し部屋がありまして。実はそこ、健さんの『執務室』になっているんですよ」(ベテラン芸能記者)> 部屋の中央に散髪台が置いてあるほか、テレビやFAXなども完備していて、店主とコーヒーを飲みながら歓談して1日を過ごした。 高倉健にはしばしば「ゲイ説」が流れたことがあったが、実際の彼は無類の女好きだったと、ベテラン映画記者が明かしている。<「古くは、東映ニューフェイスの2期生として入社した直後に同期の女優、丘さとみに手を出し、付き合っていた。江利と結婚していた当時も、女遊びは豪快でした。たとえば木曽でロケを行った際、1日時間が空くと、後輩たちを引き連れて、名古屋まで繰り出し、遊郭で遊ぶこともありました」 倍賞千恵子とも男女の仲を疑われたことがあった。60代半ばに差し掛かった90年代後半、ある女性タレントに夢中になっていたという。長渕剛や広岡瞬と結婚、離婚を繰り返し、当時は独身だった女優で歌手の石野真子だ。(健さんてああいうのが趣味なのか?)。口説き方が凄い。北海道・札幌すすきのにある豪壮な寿司屋を丸ごと借り切り、二人きりで寿司をつまみながら語らい、彼女への熱い思いをぶつけ、その夜、彼女を口説き落としたそうだ。 さらに、高倉健には80歳を超えてなお、親密に会食を楽しむ女性がいたという。この数年、自宅に近い高級イタリアン・レストランに40代の女性を伴って、お忍びで食事に来ている姿が何度も目撃されていたそうだ。裏方も必ず名前で呼んだ撮影現場の気配り『週刊文春』によると、健さんが入院した病院は慶應大学病院のVIP病棟。健さんの知人がこう話す。<「健さんが本当に心を許していた人は、数少なかった。俳優では小林稔侍さん、中井貴一さん。それに、毎日のように通っていた理髪店の主人Sさんと、都内で飲食店を経営するJさんです」> とくに、中国から来日して苦労して事業を成功させたJさんを弟のように可愛がっていて、中国ロケの際も通訳として同行させた。闘病中もずっと一緒で、悪性リンパ種を患った健さんを連れて上海、北京に行き、高名な漢方医や鍼灸医、気功医に見てもらっていたそうだ。Jさんは自宅に大きな祭壇を作っていて、そこに健さんと親しかった人たちが訪れ、別れの挨拶をしているそうである。先日は長嶋茂雄も顔を見せたという。 多くの人が健さんについての思い出を語っているが、『週刊ポスト』にあった「鉄道員」「ホタル」で助監督を務めた佐々部清さんの話を紹介しよう。<「『鉄道員』の完成をお祝いした時でしょうか。撮影所の中で、降旗さん、高倉さんを真ん中に記念写真を撮ったんです。倉庫整理の人、美術、カメラ整備など東映を下支えして定年を迎えられたり、退職した人たちを含めて100人ほどが集合しました。 何十年、ともに映画をつくってきた人たちです。みな、おじいちゃんです。高倉さんは全員の名前を憶えていました。昔から、『そこの照明』とか絶対いわない人でしたが、その時もみなさんの名前を呼んで、おじいちゃんたち泣いておられました。 高倉さんはおっしゃった。『あと何年、自分は役者でいられるか。もうあと何本出られるかわからない。だから何を撮ったかではなく、なんのために撮ったかが大事なんです』と」>高倉健 ポスター TX-6093 人一倍寂しがり屋で話し好きだった高倉健は、生涯「孤高の昭和の男」を演じ続けた。最後の映画俳優の死を心から悼む。高倉健も立川談志もいない人生なんて、寂しい。【送料無料選択可!】【試聴できます!】特選・歌カラベスト3 高倉健 / 高倉健邦画・映画パンフレット 高倉健 【映画パンフレット 八甲田山 】 1977年公開東宝映画 監督森谷司郎【新品CD】高倉健 Best・BEST黒麹で醸す本格芋焼酎!上品な芋の甘みに柔らかく品のある良い香り。【知覧醸造】知覧ほたる 25度 1800ml【黒麹】【高倉健】【焼酎】【映画】【地酒】【平和】【芋焼酎】【鹿児島】【太平洋戦争】【特攻基地】【特攻の母】【お中元】【ギフト】【贈答品】
2014.11.27
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有給休暇を取りにくいという雰囲気は、まだまだ従業員の意識を縛っているようだ。 数日前にラジオで耳にした事例がとても面白かった。 有給休暇の他に「ずる休み」を取ることを奨励している、というのだ。「ずる休み」とは言い換えれば「とんち休みあるいは「知恵休み」のようなもの。 面白い中身かどうかで、休みが取れる……という仕組みは非常にユニークだ。 たとえば「(彼女の)ぬくもりが欲しくて休みたい」は却下。「鶴が恩返しに来る、と言うので、家で待っていたいのですが」はOK。「一歳と三歳の子どもが、芝刈りに行くおじいちゃんと洗濯に行くおばあちゃんに会いに行くんで、母親のあたしもついて行こうと思います」はOK。 それを「判定する」上司の感性や考え方を知っておかなくてはならない、ということから、また仲間との「作戦会議」も必要になった、というところから、社内の交流も活発になった……。 さらには、接客態度にも表れるようになって、効果は色々な形で生きているらしいのだ。日本の有給休暇取得率は48.1%と5割を切る結果 従業員の有給取得促進、企業のメリットは?一定の条件を満たせば法的に取得が認められている有給休暇(年次有給休暇)。きちんと取れていますか? 平成23年厚生労働省の調査では、企業が労働者一人に付与した有給休暇日数は平均17.9日(繰越分を除く)。それに対し、実際に労働者が取得した日数は8.6日でした。取得率は48.1%と5割を切る結果となっています。政府は当面の目標値として、有給休暇取得率を70%にまで伸ばそうとしているようですが、現状では遠い道のりです。フランスやスペインの取得率はほぼ100%だそうですから、やはり日本は「有給休暇が取りにくい国」と言えるでしょう。 また、諸外国では有給休暇を「自分や家族のため」に充てることが多く見受けられますが、日本では有給休暇について、「病気やけがで仕事ができないときに使うもの」といった臨時休暇的な意識が未だに強く、会社へ有給休暇を請求しづらい風土があるようです。働く人の意識の変化に伴い有給休暇取得促進の動きも 従来の日本人サラリーマンの働き方は、いわゆる「24時間戦えますか?」のCMキャッチフレーズに代表されるような「がむしゃらに仕事をする」スタイルが一般的でした。しかしその結果、ワークライフバランスは大きく仕事側に偏り、休暇を返上するなど自分の時間が極端に少なくなったり、揚句、心身の不調をきたすなどの弊害も生まれてきました。 しかし、近ごろではワークライフバランスがより重視されるようになり、「仕事だけでなくプライベートも充実させたい」というように働く人の意識も大きく変化しています。確かに「仕事だけが生きがい」なんていうことは、今ではあまり流行らなくなっているように感じます。 こういった流れを受け、有給休暇を「法的義務だから仕方なく与えなければならないもの」としてではなく、積極的に活用する企業も出てきています。生産性の向上とメンタルヘルス対策コストの低減が一度に図れる では、有給休暇取得促進によって、企業にどのようなメリットがあるのでしょうか。 まず、従業員に時間的・精神的な余裕が出ることにより、モチベーションアップや作業効率の向上、新しいアイデアの創造などの効果が生まれます。併せて、過重労働によるメンタルヘルス不調の予防にもつながります。生産性の向上とメンタルヘルス対策コストの低減が、一度に図れることになるのです。 次に、企業イメージの向上があります。有給休暇をきちんと取得できるということは、働く人からすれば大きな魅力です。人材難といわれるご時世、労働環境の良さをアピールすることで、優秀な人材を集めたり、人材定着につながったりする効果があるでしょう。 給料を払って休暇を与えるということは、企業にとってロスに思われがちですが、こういった様々なメリットがあるのです。日本において、従業員が諸外国並みに「1か月間休暇を取って旅に出る」といった状況になるのは、なかなか難しいかもしれません。 しかし、きちんと休暇を取る・取らせることで、従業員と企業の双方にとってメリットが得られるのであれば、有給休暇取得を積極的に促進する意義は大きいと言えるでしょう。従業員の有給取得促進、企業のメリットは?大竹 光明 | 社会保険労務士【楽天ブックスならいつでも送料無料】OLさんの有給休暇【楽天ブックスならいつでも送料無料】年次有給休暇制度の解説とQ&A改訂5版 [ 労働調査会 ]【送料無料】 やった。 4年3カ月も有給休暇をもらって世界一周5万5000 / 坂本達 【単行本】
2014.11.27
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月10億人のユニークユーザーを誇る巨大メディア「YouTube」。 まだまだ右肩上がりで衰える様子のない巨大市場で簡単に月収50万円を目指してみませんか?http://directlink.jp/tracking/af/834526/OOyn8QW4/「葉山直樹氏」×「沼倉祐氏」"ネットビジネス業界で知らない人はいない"と言っても過言ではない程の有名人です。 その2人が名を連ねている無料キャンペーンが物凄いです。 今回は遂に「YouTube」を使った稼ぎ方を公開されるそうです。 世の中に出回っている稼ぎ方とは一線を画す、最新かつ斬新な手法。『YouTubeを使うのに動画作成を必要としない理由とは?』『1日10分作業の楽々3ステップとは?』『早ければ作業開始から"2日後"には 報酬が発生する仕組みとは?』 WEBページを読み込めば読み込むほど気になる要素が溢れ出す魅力的な内容となっています。 全員にプレゼントされる動画はもちろんですが、特に、抽選プレゼントとなっている成功イメージを一気に膨らます豪華成功体験の数々…「カリブ海クルーズ」、「マカオツアー」、「豪華ディナー」、「VIPパーティー参加権利」 …このような経験が無料で出来るチャンスはまずありません。公開終了となる前にぜひ、ご確認下さい。http://directlink.jp/tracking/af/834526/OOyn8QW4/
2014.11.26
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香港(CNN) 軍事専門誌IHSジェーンズのディフェンス・ウィークリーは25日までに、衛星写真をもとに、中国がフィリピンなどと領有権を争う南シナ海西端の南沙(スプラトリー)諸島に人工島を建設していると伝えた。 これについて中国外務省の華春瑩報道官は24日の記者会見で、南沙諸島に対して中国は「争う余地のない主権」を有していると主張。人工島建設の目的は捜索救助活動を支援することにあると強調した。 IHSジェーンズによると、南沙諸島の永暑礁が埋め立てられて、全長約3000メートル、幅200~300メートルの人工島が建設されている。これだけの大きさがあれば、滑走路などの施設が建設できるという。 問題の海域ではマレーシア、フィリピン、台湾も環礁や島に飛行場を建設していたという。しかしIHSジェーンズは、「領有権を主張する他の国に比べて圧倒的に勝る軍事力を考えると、この施設は他国の主張を力ずくで抑え込む目的で意図的に建設されたと思われる。または少なくとも、領有権を巡る交渉が行われた場合に中国の立場が大幅に強まる」と解説する。 人工島にはタンカーや軍艦が寄港できる大きさの港が建設されているという。 南シナ海では中国、ブルネイ、マレーシア、フィリピンなどが領有権を争っているほか、台湾とベトナムも複数の諸島や領海を巡って争っている。 フィリピンの裁判所は24日、中国の漁師9人が南シナ海で絶滅危惧種のウミガメを密漁したとして、1人当たり約1万3000ドル(約1200万円)の罰金を言い渡した。【中古】 南沙諸島作戦発令 トクマ・ノベルズUNICOONシリーズ1/大石英司【著】 【中古】afb【楽天ブックスならいつでも送料無料】紛争南沙諸島 [ 楊作洲 ]
2014.11.26
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「ある日、ミツバチの巣箱を見てみると、こつ然と蜂たちがいなくなっていた」。まるでミステリーのような現象が多発しています。アメリカで2006年に初めて報告があって以来、世界中で続々と続く「蜂群崩壊症候群(CCD)」です。「すでに北半球のミツバチの1/4が消えた」ともいわれています。このペースでミツバチが減り続けると、2030年代にはミツバチは全滅することになります。 これは大変な事態です。 ミツバチは蜂蜜を生産しますが、それより遥かに重要な仕事を担っています。それは農産物の「受粉」。実に農産物の7割が、ミツバチの「受粉」によって「結実」しているのです。ミツバチが花から花へ花粉を運んでくれるからこそ、私たち人間は豊富な農産物の恩恵を得られている、といっても過言ではありません。 「真犯人」は「ニコチノイド系の農薬」か? 蜂群崩壊症候群については、世界中の科学者によって、さまざまな原因が検討されました。例えば、ミツバチにたかる寄生虫、病原菌、原虫、ウイルス、農薬等の化学物質、花の減少や農作物の単一栽培による栄養失調、果ては携帯電話の電磁波説まで、ありとあらゆる可能性です。そして最近になってやっと「真犯人」らしきものの影が見え始めました。それは「ニコチノイド系の農薬」です。「ニコチノイド系」は1990年代から使用が始まった新型農薬である。タバコのニコチンに構造が似ていて昆虫の神経系に作用します。浸透性、持続性、人体に対する安全性など、今までの「有機リン酸系」の農薬とは段違いで「夢の農薬」として瞬く間に世界中に広まりました。実は、ミツバチの顕著な減少は、この時期とまさに重なっているのです。 致死量よりはるかに微量でも、ミツバチは巣に帰れなくなる この農薬は、強い浸透力で植物体に入り、長期にわたり植物に残留します。つまり、植物体自体が「農薬」になるようなものです。もちろん、花粉や蜜にも残留することになります。 先ごろ、日本の市販ハチミツから「ネオニコチノイド」が検出されました。その濃度は、人間には影響はないものの、ミツバチの致死量の数分の1にあたる量でした。実は最近の実験で、神経系に作用するニコチノイド系の農薬は、極めて微量でも昆虫の行動に絶大な影響を及ぼすことがわかってきました。致死量よりはるかに微量でも、ミツバチは巣に帰れなくなることが各国の実験で再現されたのです。 EUが農薬の規制に踏み切った中、日本はさらなる規制緩和へ? EUはこうした実験結果を鑑み、このニコチノイド系の農薬の規制に踏み切りました。こうした「まだ証明はされていないが、事実だった時の重大性を考え一定の規制をする」ことを「予防原則」というが、今回の場合、極めて妥当な判断と言えよう。翻って日本は、もともとこのニコチノイドの残留規制が欧米の10倍から100倍甘かった上、 さらに業界の希望に沿って規制緩和しようとしています。いったい何を考えているのか見当もつきません。 さらに、ネオニコチノイド系農薬の使用拡大時期、ミツバチ以外の自然界の「花粉媒介昆虫」もどんどん減少しています。地球上の植物全体の4分の3は、昆虫の花粉媒介で命脈を保っています。植物が4分の1になった世界を想像できる者がいるでしょうか。 農薬による子どもの健康被害の警告も。状況は待ったなし また、最新のオランダからの報告では、ネオニコチノイド系農薬を使った土地において、明らかな野鳥の減少報告もされていいます。昆虫減少による食糧不足が原因ではないか、という結論でしたが、研究者の中には、神経毒であるニコチノイドの鳥類への直接的影響もあるのではないか、との意見もあります。 では、人間への直接的影響はないのでしょうか?2012年、米国小児学会は「子どもの農薬曝露を減らすよう勧告」の声明を出しました。発達障害や脳腫瘍など、農薬による子どもの健康被害を警告したものです。 すべての局面で、状況は待ったなしの様相を呈してきています。 ある日、ミツバチが消える…「真犯人」の正体北川 実 | 理科講師
2014.11.25
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「ネット依存」中高生は51万人以上。「きずな依存」が深刻 中高生の自我形成を阻む「ネット依存」に陥っている中高生は51万人以上。そのうち、依存度が「中」以上の割合は50%以上ともいわれています。多くの中高生の間では、ネットは身近なものを通り越して、生活や心の中にまで押し寄せている状態です。 単に「ネット依存」といっても、その種類は複数あります。オンラインゲームをやめられない「ゲーム依存」や、動画やアプリ、ネットサーフィンの接続時間が長い「コンテンツ依存」など。 このような中高生のネット依存で問題視されているのが、「きずな依存」とも呼ばれる、LINEやFacebook、TwitterなどのSNSに依存するパターンです。すべては「つもり」。SNSの「絆や友情を築く力」は弱い 私のところへカウンセリングに来る子どもたちの多くがスマートフォンを持っています。そんな彼らに「SNSの良い点」を聞くと、このような意見が聞かれます。○気軽に多くの人や友人にリアルタイムに情報を届けられ共有し合える○友人との距離が縮まる○仲間と気持ちを共感できる(つながれる) しかし、その多くが「つもり」に過ぎません。○リアルタイムな情報を「共有できた」のではなく、「共有したつもり」○友人との距離が「縮まった」のではなく「縮まったつもり」○仲間と気持ちを「共感できた」のではなく「共感できたつもり」 人と人との絆や友情は、確かに「共有や共感」などの繰り返しで築かれていきますが、SNSは持つその力は低いと考えます。「きずな依存」は、自我の確立とは間逆の方向へ向かわせる 絆を築くには、相手の情報を知るだけではなく、個々に違った自我を持った者たちが同じ空間の空気や感覚を五感すべてで感じながら、相手の心理を探り、自分の心も伝え、理解し合えるように努力をすることが必要です。そのことが共有・共感を生み、最終的に絆が築かれるのです。 自我が確立されており、絆が築かれた人同士のSNSは、彼らが言うようにとても便利なツールだと思います。しかし、まだまだ自我を形成途中の中高生では、「相手に合わせる自分作り」「相手の時間に合わせる自分作り」など、自我の確立とは間逆の方向へ向かわせしまう危険があります。現実世界で味わう「共有・共感する嬉しさ」をプレゼント では、子どもたちに、このことをどのように理解させれば良いのでしょう? 子どもたちの好奇心や流行を追う気持ちには絶対勝てませんし、全国の中高生からネットを取り上げるは不可能です。「みんな持っているから」「みんなやっているから」という子どもたちの言い分もわかる気もします。「きずな依存」を解決する唯一の方法は、「真の共有や共感とは何か?」を現実世界で味わうことができる体験を子どもたちにプレゼントしてあげることだと思います。 運動会や遠足、クラス発表や音楽会など、昔から催されている行事が、とても良い機会です。これらを、単なる行事として 淡々と行うのではなく、「子どもたちの共感・共有、そして自我や個性を育み、そして最終的には、絆を構築できる最高の機会」と、まずは私たち大人が再度、見つめ直すことが大切です。 本当の「共有・共感する嬉しさ」「絆のありがたみ」を知れば、子どもたちはその方向へ、きっと向かってくれるでしょう。中高生の「きずな依存」自我形成を阻むつだ つよし。 | 心理カウンセラー
2014.11.24
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日本では一般的に「アン、アン」「イク」などと表現されるあえぎ声。しかし、それは現代日本のスタンダードであり長い歴史の中で、表現方法は様々な変化を遂げてきた。特に官能文学の世界においては、あえぎ声を独自の響きで、巧みに取り入れてきたようだ。 官能小説評論家の永田守弘氏によれば、江戸時代の枕絵(春画)にもあえぎ声が添えられていたという。以下、代表的なものを紹介する。 「あれよあれよ」 「スーハー、スーハー」 「ソレソレ」 「きくきく」 「まちやんせ、わたしもアレアレ」 実に多彩である。 「その後、明治~戦前期はわいせつ表現の規制が厳しくなって、一般に描く人がいなくなった。しかしアングラ作品として水面下で出回ったものには、江戸時代特有の描写が見られます。 例えば大正期の永井荷風作とされる戯作『四畳半襖の下張』。ここから拾ってみると、“アレアレ、またイクまたイク”や、“えーわ、えーわ”、“止めて死んじゃうわ”“ハッハッ”“ウウンウウン”という直接的な表現が散見される。一方、同じく大正期の芥川龍之介作とされる『赤い帽子の女』では、例えば〈女は何度気をやったか知らないが、隣の部屋まで響くような呻き声を上げた〉と第三者の視点で描かれています」(永田氏)※週刊ポスト2014年11月21日号
2014.11.20
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古賀茂明 @kogashigeaki 11月14日 『選挙の争点を決めるのは国民だ!』安倍さん、私たちを馬鹿にしないでください。選挙の争点は、安倍政権が決めるのではありません。読売新聞が決めるのでもありません。 NHKや日本テレビやフジテレビが決めるわけでもありません。私たち国民が決めるのです 古賀茂明認証済みアカウント @kogashigeaki 11月14日 『安倍さんとマスコミの嘘』4消費税やアベノミクスを争点にすれば、政治とカネ、特定秘密保護法、集団的自衛権、原発再稼動、派遣法改正などから目をそらすことが出来るという単純な仕掛け。新聞が一面トップに書いて、テレビが毎日流せば、「国民は愚かだから騙される」という読みだろう。 古賀茂明 @kogashigeaki · 11月14日 『安倍さんとマスコミの嘘』3では、何故「消費増税延期で信を問う」と言うのか?安倍さんが消費増税を止めるので、増税に反対の人は自民党に投票してくださいという選挙にしたいということ。昨日のテレビの街録で、「増税を止めてくれるなら選挙に行きます」という若者の声が紹介されていた。 古賀茂明認証済みアカウント @kogashigeaki 11月14日 『安倍さんとマスコミの嘘』2自公民三党合意の「税関係協議結果」には、消費税を上げるかどうかは、「その時の政権が判断する」と書いてある。つまり、安倍政権が判断すれば良いという意味。いちいち選挙で信を問う必要はないということだ。しかし、御用マスコミはこれを報道しない。 古賀茂明 @kogashigeaki · 11月14日 『安倍さんとマスコミの嘘』1「消費税増税延期は法律の予定を変えるので、総選挙で国民の信を問う必要がある」という安倍政権の嘘八百をそのまま流す御用マスコミ。三党合意に基づいて成立した消費税増税法附則第18条には、経済状況を総合的に勘案して(悪ければ)増税を停止すると書いてある。
2014.11.17
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「インク消し」を購入しようとしたら「それ、なんですか?」と若い店員がびっくりした顔で問い返した。「修正液」と言わなければならないらしい。「浮気」も「不倫」か。それにしても「倫(みち)に不(あらず)」とは、どこの御用学者、あるいは男を卒業・失格したお方が思いついたものか。なんだかうす汚い文字。 いつか「不倫」に代わる言葉も生まれるのだろうか。 それにしても、日本語は「賢い」生きものだ。「コップいっぱいの水」「優勝カップを手に記念写真」と使い分けるし、「少女のスカート」「テニスのスコート」の違いも面白い。「窓ガラスが曇る」「ブランディーグラスをしっかり磨け」などもある。 例としては少し別のものになるが、話の流れの中で続ければ、「テケ」というものが、少し前まで背広の襟の裏についていた。「切符入れ」を指す小さなアナ、と言うかポケット。「チケット=ティケット」がなまったところから、洋服の仕立て職人が使ったとか。「ふりがな」を意味する「ルビ」は宝石の「ルビー」から由来。読めない文字も読ませてくれるありがたいもの、というわけか。「ルビー」があれば「ダイヤモンド」もあるだろうが、まだ探し当てていない。「でかい」って何? 「で」は朝鮮語(韓国語}の「大=デ」から来ている(金大中=キム・デジュンなど)のではないか、とかねがね思っているのだが賛同者は現れず。 田舎などで「兄やん」「おばやん」などと言った「やん」は「様=ヤン=中国語」ではないか、と考えているが、誰も興味を示さず。「ち○ぽこ」「アナぽこ」は「poco(ポコ)=少し=スペイン語」からでは? と思っているが、これも反応なし。 進取の気性(気象)に富んだ我々の先輩たちは七つの海を越えて見聞・見識を高めただろう。さまざまな言葉を耳にし、持ち込んだかも知れない。もちろん、宣教師たちが伝えた言葉も、挙げればきりがない。「カルタ」「かっぱ」「こんぺいとう(金平糖)」などなど。「なんなんなんなん なんきんさん なんきんさんの言葉はピーチク言葉」などという唄もあった。破裂音が多くて抑揚の激しい広東語・南京語を耳にした島国の人間たちの驚き! 横須賀・横浜に異国人たちが現れた頃。ただの犬を見て、「ああ、カメというのか」と思い込んだ、らしい。「come come on」と犬を呼ぶ声。「カム カモ(メ)ーン」…… 当サイトではこれまで、世代別で数字に差が出るアンケート結果を多数紹介してきたが、世代間でギャップを感じる代表的なものといえば、「言葉」だ。例えば、「キャミソール」が大ブームの頃、それを「シュミーズ」と呼ぶ年配の人たちが多くいた。絶妙に時代感が出た2つの言い方といえるだろう。 世代によって呼び方が変わる言葉は、「キャミソール」以外にもたくさん。最近では、一体どういった言葉に大きなギャップが表れているのだろうか? このことについて、アンケートサイト「みんなの声」で2万4964人を対象にアンケートが行われている。(調査期間:2014年10月29日~2014年11月12日)●「世代の差が出る言葉といえば?」トップ51位 アベックとカップル:17.8%2位 とっくりとハイネック:14.2%3位 スパッツとレギンス:9.5%4位 チョッキとベスト:9.2%(四捨五入で算出)5位 ズボンとパンツ/ボトム:9.2%(四捨五入で算出) 2位から5位は、全て衣服に関する言葉がランクインした。「とっくり」は、関西周辺の地域ではまだ使っている人も多いため、一概に古い言葉とは言いがたいかもしれない。ただし、全国展開するチェーン系のアパレルショップでは、「ハイネック」という表記が現在では一般的。若い世代にとってはやはり、「とっくり」はギャップを感じる言葉のようだ。 4位の「チョッキ」に関して言えば、普段スーツなどの下に着るようなものは「ベスト」と呼ぶのが一般的だが、同じ形状であっても「防弾チョッキ」などは、「ベスト」よりも「チョッキ」の方が広く使われている印象がある。5位にランクインした「ズボン」は、男性か女性かで呼び方が変わることも多く、男性は実のところ「ズボン」という言い方のほうが親しみがあるのではないだろうか。 また、「スパッツ」の元となった英語の「spats」は、足首に装着する「脚絆」と呼ばれるものを指す言葉であり、和製英語に近い使われ方をしていた。それが、元々欧米で使われていた「レギンス」に正されたという経緯がある。「チョッキ」も、元々はボルトガル語の上着を意味する「jaque」が訛ったものであり、ズボンもフランス語の「jupon」が語源。こうした和製英語のような言葉が、国際化が進んだことで正され、それが世代間のギャップを生んでいるようだ。 そして1位に選ばれたのが、「アベック」と「カップル」。2人組、とくに恋人同士を指す言葉として使われるものだが、現在は「カップル」が一般的だ。 実は「アベック」は、フランス語の「avec」が語源。「avec」の元々の意味は、英語でいう「with」に近く、「~と一緒に」という意味であり、和製英語ではあるものの、フランス語であると聞くと途端にオシャレ感が出てくるから不思議だ。 国際化の影響で、和製英語を本来の英語に正す風潮が言葉を変化させているようだが、そもそもここは日本。「2人組」「とっくり」「股引」「ちゃんちゃんこ」「下袴」と呼んでみるのも、風情があってよいかもしれない。【集計結果】出 典:dメニュー・iメニュー 「みんなの声」集計期間:2014年10月29日~11月12日投票数:24964票(文/しらべぇ編集部・常時系
2014.11.17
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(更新 2014/11/14 07:00) 12月10日の施行日が迫る特定秘密保護法──。政府による“情報隠し”“言論弾圧”という疑義が残る同法に対し、児童書出版の関係者らは「子どもたちの幸せにつながるとは思えない」とフォーラムなどを開き、今も反対を訴え続けている。ベストセラー作家・あさのあつこ氏もその危機感を露わにする。* * * 法律を新たに作ったり、憲法を改正したりするために議論をすることは悪いことではありません。ただ、特定秘密保護法や集団的自衛権の行使容認など、最近の一連の動きには、議論の跡が少なく、国民に理解してもらおうという姿勢も感じません。戦時中に戻るかのような法律が、国民の意思とは全く別のところから生まれています。こんな恐ろしいことはありません。 国が国民の自由を縛る特定秘密保護法とは、いったい誰のための法律なのでしょう。原発をめぐっても、後から後から国民に知らされていなかった事実が明らかになる。政府にとって都合の悪いことを軒並み隠してしまうのだろう、と思わざるを得ません。国家機密とは、日本を含めてどんな国にも存在するものなのでしょうけれど、これ以上、いったい何を秘密にしたいのでしょうか。 私は、生まれ育った岡山県美作市でずっと家族と暮らしています。商店街にはシャッターが下り、1日1食で命をつないでいるお年寄りがいて、子どもを進学させるだけの収入がないと嘆く母親がいます。地方にいると、不況、貧しさを日々目の当たりにします。もっと優先すべき政治課題は山積しています。 2012年12月、第2次安倍内閣がスタートしてから、あまりに急激に事態が進み、非常に独裁的であると危機感を覚えています。その一方で、ここまで押し流されてしまったわれわれ国民の鈍さにも危機感が募ります。もっと強く徹底して声を上げていれば、食い止めることができたかもしれない。「どうして、こんなことになったのだろう」と思いつつ、この社会全体を覆いつつある根っこのない雰囲気は、私の世代がつくり出してしまったものだとも思っています。 私は安倍首相と同じ1954年生まれで、今年60歳になりました。終戦後に生まれ、高度経済成長期とともに年を重ね、バブルを経験。「明日は今日よりよくなる」と信じて疑いませんでした。野原に自然に花が咲き、自然に葉が落ちるように、平和な日常は当たり前にあり、永遠に続くと信じてきた世代です。心の底では「戦争なんて起きるわけがない」と思っているのです。安倍首相も同じなのではないでしょうか。マイクを通し、刺激的なフレーズを伝えていますが、本当の戦争の意味はもちろん、特定秘密保護法がもたらす結果もよくわかっていない──。そんな私の世代の雰囲気は下の世代に伝わり、危機感が喪失している状態で、戦時中に戻るかのような法律が成立してしまったのではないでしょうか。「誰かに支配されることなく生きていこう。自分たちの暮らしを、より良いものにしていこう」 物書きのひとりとして、作品にはそんなメッセージを込めてきました。これからも強く訴えていきたいと思っています。 (構成 本誌・古田真梨子)※ 週刊朝日 2014年11月21日号
2014.11.15
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オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」702業種を徹底調査してわかった たとえばバーテンダーの仕事。これがコンピューターに代わられる確率は77%-。そんな大胆予測を披露した論文が全世界で話題だ。論文の執筆者が本誌に語った、凄まじすぎる「雇用の未来」。■仕事はほぼ半減する「コンピューターの技術革新がすさまじい勢いで進む中で、これまで人間にしかできないと思われていた仕事がロボットなどの機械に代わられようとしています。たとえば、『Google Car』に代表されるような無人で走る自動運転車は、これから世界中に行き渡ります。そうなれば、タクシーやトラックの運転手は仕事を失うのです。 これはほんの一例で、機械によって代わられる人間の仕事は非常に多岐にわたります。私は、米国労働省のデータに基づいて、702の職種が今後どれだけコンピューター技術によって自動化されるかを分析しました。その結果、今後10~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いという結論に至ったのです」 人間が行う仕事の約半分が機械に奪われる-そんな衝撃的な予測をするのは、英オックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授である。 そのオズボーン氏が、同大学のカール・ベネディクト・フライ研究員とともに著した『雇用の未来-コンピューター化によって仕事は失われるのか』という論文が、いま世界中で話題となっている。 同論文の凄味は、702の職種すべてについて、コンピューターに取って代わられる確率を仔細に試算したことにある。言うなれば、これから「消える職業」「なくなる仕事」を示したに等しく、これが産業界に衝撃を与えているわけだ。 載せたのは、そうした「消える、なくなる」可能性の高い主な仕事である。いずれもコンピューターに代わられる確率は90%以上という驚くべき数字が弾きだされている。 オズボーン氏が言う。「各仕事に必要なスキルはどのようなもので、そのスキルを機械がどれだけ自動化できるのかを、テクノロジーの発展のトレンドを考慮して詳細に調べ上げました。具体的には、コンピューター化の障壁となりうる9つの仕事特性を抽出して-たとえば、手先の器用さ、芸術的な能力、交渉力、説得力など-、702の職種を評価したのです。 これまでロボットはルーチン的な作業しかできないとされてきましたが、ここ10年間におけるロボットの能力向上は目覚ましいものがあります。ロボットが完全に人間の知性を手に入れるにはあと少なくとも50年はかかると言われていますが、その過程で、多くの仕事が機械の脅威にさらされることがわかってきました」 日本におけるロボット市場は直近では9000億円ほどだが、これが'20年には約3兆円、'35年には10兆円程にまで達するといわれる。 この10月に行われた日本最大のIT・エレクトロニクス見本市『CEATEC』では、人間相手にラリーをする卓球ロボットなどが披露され、来場者の度肝を抜いたばかり。最近では携帯大手ソフトバンクが、人間相手に会話をする世界初の感情認識パーソナルロボット『Pepper』を発表するなど、各企業のロボット開発競争は熾烈化している。 子供の頃に憧れたSFの世界が現実化する日が近づくようでワクワクする面もあるが、オズボーン氏が指摘するように、それは同時にロボットが人間の仕事を奪う皮肉な結果をもたらすのである。■弁護士から警察まで そんな時代がいよいよ本格化しようとしている中で、気になるのはどのような仕事が「消える、なくなる」可能性があるのか、だろう。 オズボーン氏は言う。「最近の技術革新の中でも注目すべきはビッグデータです。これまで不可能だった莫大な量のデータをコンピューターが処理できるようになった結果、非ルーチン作業だと思われていた仕事をルーチン化することが可能になりつつあります」 その具体例として前出の論文に書かれているのが、「医療診断」である。米国のニューヨークメモリアルスローンケタリングがんセンターが、米IT大手のIBMと協業している事例が取り上げられている。 同がんセンターでは、米国のクイズ番組で人間相手に勝利を挙げたワトソンというIBMの人工知能型コンピューターを活用して、60万件の医療報告書、150万件の患者記録や臨床試験、200万ページ分の医学雑誌などを分析。コンピューターが患者個々人の症状や遺伝子、薬歴などをほかの患者と比較することで、それぞれに合った最良の治療計画を作ることに成功しているというのだ。 法律の分野でも、裁判前のリサーチのために数千件の弁論趣意書や判例を精査するコンピューターがすでに活用されており、米ソフトウェア大手シマンテックのサービスを利用すると、2日間で57万件以上の文書を分析して分類することができる。その結果、弁護士アシスタントであるパラリーガルや、契約書専門、特許専門の弁護士の仕事は、すでに高度なコンピューターによって行われるようになっているという。 オズボーン氏が続ける。「センサー技術の進化も重要です。センサー技術が発展すると、これまで人間にしかできないとされていた認知能力を備えた機械がさまざまな分野で活躍できるようになるからです。たとえば、カタールの首都ドーハやブラジルのサンパウロ、中国の北京などでは、水道のパイプやポンプにセンサーを設置。センサーが水道管の漏れをチェックした結果、水漏れを40~50%削減することに成功しています。こうした機器の不具合を観察する作業員は必要でなくなるでしょう」 センサー技術がさらに普及すれば、患者の状況を観察する医療スタッフの仕事がいらなくなる可能性も出てくる。 また、街頭や歩道などにセンサーが張り巡らされ、音や映像を記録することによって、「警官の人数も減らせるかもしれない」とオズボーン氏は指摘する。「人間は休憩や睡眠をとる必要があるので、観察が中断することがありますが、センサーは常に見張りができる。また、人間は集中力の低下や人それぞれに思考のバイアスがありますが、ビッグデータを分析するコンピューターにはそのようなデメリットがない。結果として、機械のほうが人間よりすぐれた仕事をする可能性すらあるわけです」■知識労働者が次々失業 こうしたビッグデータによる情報分析、センサーによる認識能力を組み合わせることで、人間並み、もしくはそれ以上の「判断力」を備えたコンピューターも出現し始めている。 たとえば米アップルのスマホは、人間が「東京の週末の天気は?」と話しかけると、それを認識し、実際の天気予報を画面上に映し出す。 米国では、コールセンター業務を人間に代わって行える音声応答システムも開発されており、これにより従来に比べ60~80%のコストが削減できるようになりつつあるともいう。金融業界では、人間のトレーダーよりも大量かつ迅速に、コンピューターがプレスリリースや決算資料を分析し、それに基づいた投資判断を下すのが日常の風景となっている。 ウェブ上に顧客が情報を入力するだけで、コンピューターのファイナンシャル・アドバイザーが顧客それぞれにあった資産運用アドバイスを行うサービスもスタートし、人気を博しているというのだ。「教育の現場では、無料でオンライン講義を受けられる『MOOCs』が急成長しています。そして、学生がディスカッションでどんなやり取りをするか、課題を勤勉にこなしているか、講義をきちんと視聴しているか、そして最終的にどれくらいの成績をおさめているか、などについての莫大なデータが集まり始めています。こうした情報を利用すれば、人間に代わってコンピューターの講師が、個々の学生に応じた講習や評価ができるようになるし、卒業後の就職適性も導き出すことができるようになります。その技術を人材採用に適用すれば、各企業の人事部の作業はいまよりずっと効率化できたりもするのです」(オズボーン氏) マッキンゼー・グローバル・インスティチュートによれば、こうした高度な技術が、世界で約1億4000万人のフルタイムの知識労働者にとって代わると予測されているという。 オズボーン氏は語る。「経済の歴史を見ると、技術的進歩といえば、たいていは身体を使う手作業を機械化することを表していました。しかし、21世紀の技術的進歩は、これまで人間の領域とされてきた認知能力を必要とする幅広い仕事を機械化することを意味するのです。 さらに、手作業についても従来は単純化できる作業だけが機械化されていましたが、今後はより複雑な作業まで機械化できるようになります」 その具体例として論文に上げられているのは、たとえば、「病院ロボット」。病院内で、食事や処方箋を患者ごとに自動的に輸送するロボットや、手術を行うロボットがすでに出現しているという。 食品業界でも、スペインのある食品加工メーカーでは、ベルトコンベアーで運ばれてくるレタスをロボットが測定し、品質基準に満たないレタスを選り分けているという。 われわれが気付かないうちに、ロボットが人間の代わりに働く光景はすでに世界中に広がっているのだ。「たとえば、米ゼネラル・エレクトリックは、風力タービンを登ってメンテナンスをするロボットを開発している。物流の分野でも、日本のメーカーが遠隔操作できるほどの高度なコンピューターと通信機器を搭載している自動車を開発しています」(オズボーン氏)■絶対に消えない仕事とは?『バクスター』という汎用ロボットは、人間がロボットの腕などを動かして仕事を憶えさせることで、パターンを暗記してその作業を自動的に行えるという。しかも、『バクスター』の値段は約2万ドル(約210万円)ほどで、産業用ロボットが平均して10万~15万ドルする中にあっては安価だ。 ロボットがこうして広く普及するにつれて、大量生産によってその値段はどんどん下がっていく。「10年以内に産業用ロボットは平均して5万~7万5000ドルほどの値段で買えるようになる」とオズボーン氏が指摘するように、価格下落がさらにロボットの普及をうながし、人間の仕事をさらに奪っていく。「『バクスター』のような低価格で多目的なロボットは、製造業だけでなく、サービス業でも活用されるようになるでしょう。サービス業は人と人とがコミュニケーションをしなければいけない業種なので機械化は難しいとされてきましたが、その壁すら乗り越えようとしているわけです。かつてレストランのウェイターやウェイトレスの仕事は機械に奪われないと言われていましたが、いまはタブレット端末で注文できるレストランが増えています。受付業務や秘書業務も同じような流れにある。今後はさらに、調理、医療、清掃、高齢者介護などのサービス産業で、ロボットが複雑な作業を担うことになるでしょう」(オズボーン氏) ロボットが職場に溢れ、仕事を奪われた人間が失業者になっていく様は想像するだけで恐ろしいが、オズボーン氏は「人類にとってこれは歓迎すべきことだ」と主張する。「かつて洗濯は手作業で行っていましたが、洗濯機の登場でその仕事は奪われました。しかし、それによって余った時間を使って新しい技術や知恵が創造された。こうして人類は発展してきたわけです。現在起きているのも同じことです。 ロボットやコンピューターは芸術などのクリエイティブな作業には向いていません。となれば、人間は機械にできる仕事は機械に任せて、より高次元でクリエイティブなことに集中できるようになるわけです。人間がそうして新しいスキルや知性を磨くようになれば、これまで以上に輝かしい『クリエイティブ・エコノミー』の時代を切り開いていけるのです」 もちろん、そうした高次元でクリエイティブなスキルを身につけられなければ、失業者に転落するリスクが大きいということでもある。来たるべきロボット社会で生き残るのは、なかなか容易ではなさそうだ。「週刊現代」2014年11月1日号より
2014.11.10
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2014年9月3日、第2次安倍改造内閣が発足した。閣僚18人のうち5人が女性で、01年の第1次小泉内閣と並んで最も女性が多い内閣となった。 新内閣について、新聞や情報番組などでは女性の多さを取り上げることが多く、フジテレビ系「とくダネ!」でも女性大臣に焦点を当てた特集を放送した。その中で社会学者の古市憲寿氏が「女性議員って妖怪みたいな雰囲気」などと発言、視聴者から反発の声が上がっている。「男社会でやってきて、中身がオジサンって人が多いと思う」 新内閣では、経済産業相に元少子化担当相の小渕優子氏が起用されたのをはじめ、総務相に高市早苗氏、法務相に松島みどり氏、国家公安・拉致問題担当相に山谷えり子氏、女性活躍・行政改革担当相に有村治子氏と、5人の女性が名を連ねている。 スポーツニッポンの記事には、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」と新内閣が女性5人という共通点から「ももクロ内閣」とも書かれたが、古市氏から見た女性大臣は「ももクロ」とはかけ離れていたようだ。 14年9月4日放送の「とくダネ!」では、女性大臣5人の経歴などについて詳しく紹介した。 笠井信輔アナウンサーが「古市さんどうですか」と話を振ると、古市氏は「何か女性議員の方って、誰とは言いませんけど、妖怪みたいな雰囲気の人が多いなって…」と笑いまじりに答えた。 笠井さんから「誰とは言わなくても5人しかいないんだからあんまり言わない方がいいですよ!」とたしなめられた後、「中身がオジサンって人が多いと思うんですね。男社会の中でやってきて。ただそれでも女性は増やした方がいいとは思うんです。日本って女性議員が8%しかいなくて、先進国の中で最下位。女性閣僚の数が3割弱になったのはいいこと」 と持論を展開していた。「女性蔑視の差別主義者」とリプライ送り付ける人も 古市氏の「妖怪」発言に視聴者はビックリしたようで、番組をネット上で実況していた人々は「こらww」「妖怪wwwwwwww」「妖怪は言い過ぎじゃ~」などと書き込んだ。中には「ひどすぎ。新閣僚発表時に、しかも外見についてしか言及出来ない似非学者」「耳を疑いました。失礼な方ですね。こんな酷い発言をさせるのはフジテレビの仕込みですか?」「『侮辱』じゃん、『ヘイト』じゃん」など、かなり怒った人もいたようだ。 古市氏のツイッターアカウントあてにも、「よう女性蔑視の差別主義者」「こんな事テレビで喋る人がいるの?」「これこそヘイトスピーチじゃあないですか!」など、批判や中傷がいくつか寄せられてしまっている。 古市氏は9月5日18時現在、こうした声に対してFacebookやツイッターでは特に反応していない。
2014.11.10
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「だって実は本当に大事なことは自分たちで決められないんだもの」 http://sun.ap.teacup.com/souun/15712.ht https://twitter.com/KazuhiroSoda 想田和弘 内田樹先生の新刊『街場の戦争論』、一気に読了。出だしからぐいぐい引き込まれました。 「ミッドウェイ海戦で負けたときに戦争を終えていたら」という仮定で歴史の「IF」を推論するのですが、これが非常にスリリング! やっぱりあの戦争の負けっぷりが尾を引いて今でも苦しんでいるんだよなあ。 『街場の戦争論』、現代を「あの戦争」と「これから起きる戦争」の間にある「戦間期」としてとらえる視点、絶望的ですが説得力あります。 ほぼ同じ時期に出た『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(矢部宏治)と非常に重なる部分もあり、シンクロニシティを感じました。 僕も長い間、日本はいちおうは主権国家だという幻想をなんとなく抱いていたんだけど、鳩山首相が普天間基地を国外か県外に動かそうとしただけで失脚したのを眺めながら、その幻想が粉々に砕け散った。 だって外国軍の基地の位置さえ動かせないんだよ。 そんな主権国家はない。 僕が生まれたときには既に日本中に米軍基地が存在し、そんなものだと思い込まされていたけど、よくよく考えたら外国軍の軍隊がずっと駐留していること自体が異常ですよ。 かつての僕がそうだったように、大半の日本人は異常だとも思っていないけど。 日米同盟っていうけど、自衛隊の基地は米国にはない。 外国軍の基地があるという「異常な状態」を異常だと感じないのは、病に罹患しているのに病識がないということ。 病識がなければ治療もできない。まずは病識を持つことが必要なんだと思う。 僕がはっきりとした病識を持ったのは、本当にまだほんの数年前。 重症だったと思う。 日本は主権国家ではないので、重要な決定はアメリカの同意なしには下せない。日本に民主主義が根付いていない大きい理由は、その点にあるんじゃないかと思う。だって実は本当に大事なことは自分たちで決められないんだもの。 でも、小さなことは自分たちで決めるシステムがいちおう整っているし、外務省もあっていちおう外国と交渉したりもするから、主権国家であるとの幻想はなかなか壊れにくい。
2014.11.05
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「AED(自動体外式除細動器)」をつかって女性を助けたら、痴漢として警察に通報されたというエピソードが10月中旬、ツイッターに投稿されて大きな話題を呼んだ。 ツイートによると、投稿者の男性は、たまたま居合わせた交通事故現場で、事故車に乗っていた女性が心停止状態だったため、すぐさま人工呼吸と胸部マッサージを開始した。そして、「AED」の電気パッドを貼り付けるため、女性の服をハサミで切ろうとしたところ、女性の同伴者から「服を切るな」「痴漢だ!やめろ!」と言われ、制止されたのだという。 男性は「そんなことを言ってる場合じゃない」と反論して、構わず女性の服を切り、AEDを使ったが、その後到着した警察官から痴漢の疑いで事情を聴かれるはめになったそうだ。 結局、男性はおとがめなしどころか、人命救助で感謝されたということだが、AEDを使おうとして痴漢呼ばわりされるのは、納得がいかなかっただろう。今回のケースのように、人命救助のために女性の服を切った場合でも、犯罪になってしまう可能性があるのだろうか。刑事事件にくわしい大川一夫弁護士に聞いた。●投稿者は罪に問われるのか?「一般的に、女性の服を切った男性が罪に問われるとすれば、『器物損壊罪』か『強制わいせつ罪』でしょう」 大川弁護士はこのように切り出した。「まず、強制わいせつ罪ですが、この犯罪が成立するには、犯罪者が性的意図を持っていたかどうかが問題になります。 今回のケースでは、男性は心停止している女性を助けるためにAEDを使おうと服を切ったわけですから、性的意図はありません。したがって、そもそも強制わいせつ罪は成立しません」●器物損壊罪に問われる可能性は? それでは、「器物損壊罪」はどうだろうか?「実際に、女性の服(器物)を切ったわけですから、器物損壊罪の構成要件に該当することは間違いありません。 しかし、刑法37条では、『自己または他人の生命、身体、自由または財産に対する危険を避けるためにやむを得ずした行為は、これによって生じた害が避けようとした害の程度を超えなかった場合に限り、罰しない』と規定しています」 これは「緊急避難」と呼ばれる行為で、要件を満たせば、罪に問われないのだ。「今回、男性は心停止している女性の人命救助のために、やむを得ず器物損壊をしました。人命救助のほうが、『服を切る』という器物損壊よりも重要なのは間違いありません。したがって、男性の行為は犯罪になりません」 大川弁護士はこのように説明していた。(弁護士ドットコムニュース)【取材協力弁護士】大川 一夫(おおかわ・かずお)弁護士大阪弁護士会所属、元同会副会長。労働問題特別委員会委員、刑事弁護委員会委員など。日本労働法学会会員、龍谷大客員教授。連合大阪法曹団幹事、大阪労働者弁護団幹事など。事務所名:大川法律事務所
2014.11.03
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今秋から始まったテレビ朝日系の深夜バラエティ枠「エンタメファクトリー」で放送された『美女も野獣』が、下ネタ発言連発で下品すぎると話題になっている。特に10月25日の初回と11月1日放送分の両日に登場した芸人の大久保佳代子(43)とタレントで漫画家の峰なゆか(30)は、自身のプライベートなセックス体験を披露するなど大暴走。そんな番組で独特の存在感を見せたのが、セクシー女医として近頃メディアに露出している脇坂英理子(35)だった。 脇坂といえば、今年6月に放送された『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に美人開業医として登場して一躍有名になった人物。胸元の大きく開いたトップスを着て、浜崎あゆみのようなデカサングラスでVTR出演した彼女は、年収は5000万円ながら、週に1~2回のホストクラブ通いで貯金はゼロであると明かし、大いに話題となった。その派手な容姿と桁外れの豪遊ぶりを見せた彼女には、ネット上からも「呆れるほど豪快だな」「開業医ってすごい」「感覚がズレすぎ」などといったコメントが寄せられている。 そんな脇坂は『美女も~』の中でも期待通りに大暴れ。共演者したモデルの立花亜野芽(たちばな・あやめ/22)が、男性との○体関係は100人以上と宣言すると、彼女は「言うても100台」と言い放ち、自身は「4桁にいかないくらい」と対抗心むき出し。大久保から「800(人)くらい?」と聞かれると、自慢げにうなずき、「美味なものを少しずついただく」と発言するなど、脇坂節を炸裂。さらに立花が男を落とすテクニックとして「キスをするフリ」を実践すると、少し鼻で笑った脇坂は「私はストレートです」と言い、「○っぱい大きいコとや○たくない?」でほとんどの男はやれると自信満々。加えて「あそこ(のホテル)ならマットとローションあるよ」と言って男を誘惑すると話した。 深夜番組で大胆な発言を繰り返す脇坂だが、9月には『ネプリーグSP』(フジテレビ系)に出演するなど、ゴールデンタイムのバラエティにも姿を見せている。さすがにその時間帯での彼女の発言は過激ではなかったが、ほとんど素人といえる彼女がこれだけバラエティに呼ばれる理由はどこにあるのだろうか。「近頃の深夜バラエティには、この番組同様、大久保さんが司会を務める女子目線の性を扱った『おーくぼんぼん』(TBS系)や、女子の"胸キュン"をテーマにした『BF会議』(テレビ朝日系)など、視聴者層を女性に絞ったものが増えています。こうした現象は、テレビのメイン視聴者が女性になっていることの証拠といえるでしょう。マツコ・デラックスさんがこれだけブレイクしたのも、やはり女性からの支持が圧倒的だったからですし、大久保さんも同じです。今やテレビの企画会議で出される提案はほとんど女性ウケを狙ったものですからね。そういった中で、脇坂さんは赤裸々な女子の本音を語るキャラクターとして受けているのでしょう。気取った発言もなく、自由奔放に生きているイメージは、女性からも憧れの目線で見られているのだと思います。ともすれば反感を買いそうですが、一定の支持はあるので、女医の西川史子さん(43)のように本格的にブレイクするかもしれませんね」(テレビ番組放送作家) 肉食女子の代表として番組に出演した脇坂。その過激な発言はときに大久保を圧倒していた。さらに彼女には女医という肩書きもあり、番組の中でも「女性版○イアグラ」があることを紹介し、膣に直接塗りこむという薬には大久保も素早く反応し「8ダースください」と言うなど、大いに盛り上がった。過激なトークと医者ならではの知識で今後バラエティ界を席巻するのか。セクシー女医・脇坂から目が離せない。(文=峯尾)
2014.11.02
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2014年11月2日 20時0分 LITERA/リテラ 平成26年度内閣情報調査室採用パンフレットより 写真拡大 やっぱりこうきたか。安倍内閣の閣僚の政治資金問題噴出を受け、今度は野党幹部の政治資金収支報告書記載漏れ、不正がどんどん報道され始めた。民主党の枝野幸男幹事長、福山哲郎政調会長、大畠章宏前幹事長、近藤洋介衆院議員、さらには維新の党の江田憲司共同代表......。「野党議員の政治資金問題はほとんどが読売新聞が第一報ですが、大元の情報はすべて官邸、菅義偉官房長官、今井尚哉首相秘書官の周辺から流されていると考えていいでしょう。読売はいまや完全に官邸の広報紙と化していますからね」(全国紙政治部記者) ただし、こうした野党の不正を直接調査したのは自民党や官邸スタッフではない。内閣に設置されている我が国唯一の情報機関、内閣情報調査室(内調)が調べあげたものだという。 実は小渕優子や松島みどりの問題が噴き出した直後から、内調が民主党議員の政治資金を調べているという情報が流れていた。「組閣の際に閣僚の"身体検査"を取り仕切っているのが内調なんです。ところが、今回、内調が"シロ"と判定した小渕、松島に相次いで問題が発覚。内調のトップである北村(滋)内閣情報官が菅官房長官から厳しく叱責される事態になったらしい。それで失点挽回のために、必死で民主党のネタを探し始めたという訳です。なんでも全国で民主党議員の収支報告書の開示請求を行っていたらしいですよ」(同) しかし、内閣情報調査室といえば、国家を揺るがすような重要政策や海外情勢、経済情報の調査をする機関で"日本版CIA"ともよばれているのではなかったのか。それが、民主党のちまちました政治資金問題を調べていたとは......。だが、内調の内部事情をよく知る政府関係者はこう笑う。「内調は日本のCIAなんていわれていますが、とんでもない。ほとんどが他省庁からの出向者で、しかも、警察出身者が中心。実際は警備公安の出先機関と化しているといってもいい。ですから、政策問題の情報分析能力なんてまったくないし、経済や国際情勢なんて、新聞や雑誌をスクラップするくらいのことしかしていません(笑)。その一方で、彼らが一番熱心に取り組んでいるのは、定期的に新聞や週刊誌の記者と会って接待し、内閣や与党の不祥事を報道する動きがないかをチェックすること。それと、逆に野党のスキャンダルを流すことです」 ようするに、内調はもともとが政権の情報謀略がメインの仕事だったというわけだ。しかも、内調のスタッフは200人弱と少ないため、事実上の調査は彼らの出身母体の公安警察に丸投げしているのが現状だという。 実は、警察には政治家の情報を収集する目的で作られた「IS」と呼ばれる秘密組織がある。「公安警察はISの存在自体を認めていないので、現在でもその正体はベールに包まれたままです。正式な名称もインテリジェンス・サポートとか、インテリジェンス・セキュリティ、はたまた当時の警備局幹部でエースと言われた石川正一郎(現・内閣官房拉致問題対策本部事務局長)のイニシャルをつけたなどの諸説がとびかっているほど。しかし、ISは確実に全国の警察に配置されていて、自民党も民主党も共産党も関係なく片っ端から政治家の情報をかき集めている。組閣の際も、この組織が内調から指示を受け、入閣候補者の地元で身辺調査を行っています」(公安担当記者) しかし、その情報は内調にそのまま上がってくるとは限らない。例えば、政治家の女性スキャンダルを握っても、「何かあった時」のための隠し球として隠蔽してしまうこともあるという。「そもそもISは90年代は冷戦体制の終焉以降、公安警察の存在意義が薄れる中で、余剰人員を有効活用するためにつくられたんですが、警察組織に批判が向いた時のために政治家の急所を抑えておこうという目的があるんです。ですから、政権への忠誠というより、警察にいかに有利に情報を使うか、ということしか考えていない。むしろ、IS=公安が内調を操っているというのが実情でしょう」(同)"日本版CIA"のとんでもない実態が次々浮かび上がってくるが、しかし、こんな内情にも関わらず、安倍政権下で内調は権限や組織を一気に拡大しそうな気配だという。 その引き金となるのが、年内に予定されている国家安全保障会議(日本版NSC)の設置だ。これが整備されれば、情報の一括管理の必要性から、内調の予算や人員、そして権限を強化されることが見込まれている。実際、8月30日の朝日新聞は、内調を「内閣情報局」に、そしてトップの内閣情報官を「内閣情報監」に格上げすると報じている。 さらに、目前に施行が迫った特定秘密保護法でも、内調=公安警察の権限が驚異的に増大するのではないかといわれている。「もともと特定秘密保護法案作成の事務局は内調の中にあり、法案成立を裏から糸を引いていたのも内調なんです。そのため、警察に一番有利なように法律を制定させたといわれている。その最大のものが他の官庁では大臣が秘密を指定しますが、警察だけは警察庁長官がこれを指定する。これでは自分の都合の悪い情報をいくらでも隠せることになるし、チェック機能も働かない。例えばテロ対策という名目で警察はいくらでも情報を隠蔽できてしまう」(同)「安全保障」や「危機管理」という言葉の裏で、安倍政権と公安警察は自分たちの権益を守るためにどんな謀略でもできるような体制をつくりあげつつある。この暴挙をストップしないと、日本は本当にとんでもないことになるのではないだろうか。(野尻民夫) LITERA/リテラ
2014.11.02
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