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今日は日曜日。午前中はW氏の住んでいる地域のイベントで、私も仕事でそのイベントに出席した。途中、2人きりになったとき、「カオルちゃん、この後は予定あるの?」と聞かれ、「特にないですよ。Wさんは?」と聞き返すと「僕もないんだ。一緒にどこかでランチしようか?」ということになり、イベントが終わった後、ちょっとだけ離れた場所にあるカフェで落ち合った。その場所は私が大学時代を過ごした学生街で、そのカフェも今は改築して大きくなっているものの、店自体は昔からあったカフェだ。今では学生だけでなく、主に30代ぐらいまでの比較的若い人たちが集まる場所だから、W氏の知り合いに会うことはほとんどないだろうと思ってその店を私が指定した。メニューの種類は少ないが、奥のソファー席をとることができ、環境的には完璧で、W氏と私は大味のスパゲティと飲み放題のドリンクを飲みながら、1時間半ほとんどずっとしゃべっていた。いつもデートのときは、しゃべっていても、途中で違うことを始めてしまうので、こんなに話すことだけに集中したのは、ほぼ初めてだった。それでもなんとなく喋り足りなかった私たちは、場所を変えて、落ち着いた喫茶店に行った。そこでも2時間。アルコールもなしで映画の話や本の話など、話題は尽きることがなかった。しかしそろそろ帰らなければ、という時間になったとき、W氏が近くにある神社でお参りをしよう、と言い出し、二人で神社に行った。私はこの神社で初もうでなどもしているので、「お礼参りもしないと」と言うと、W氏は「よくぞめぐりあえた。お礼参りだ」と言うので、「出会ったのは5年前ですけどね」と返すとW氏は「いやー、やっぱり5年前じゃ無理だったな」と笑っていた。すべてのものごとはタイミングなのだろう。W氏との関係が深まり、お互いに一生何らかの形で続いていくだろうと言い合うようになった今になって、研究者の知り合いから、自分の大学で募集をしているので出してみないか、という誘いがあった。専門や要件をみると、私にとても合っているようにみえる。今回の話は、もしかしたら、ほんとに縁かもしれない。
2015.09.27
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昨日、W氏からメールがきて、この連休中、奥さんや子供たちは皆それぞれ旅行にでかけて留守なので、もし少しでも家を抜け出せるならば少しでも会えないか、ということだった。私は連休明けに締切の仕事を抱えて、この連休はまるっきりその仕事でつぶれる予定だったが、W氏と少しでも会いたいと思い、今日の午前中、まだベッドで寝ている夫に「ちょっと職場に出かけてくる」と言って家を抜け出し、W氏に会いに行った。私が9時過ぎに電話すると、W氏は驚いた(でも嬉しそうな)声を出して、診療所で会おうということになった。誰もいない診察室で、電気を消して、診察ベッドの上でセックスをしたのだが、普段、ここで診療をしているW氏の姿を知っているだけに、ちょっと申し訳ない気持ちがした。(W氏はまるっきり何とも思っていないようだったが)2時間半ぐらいの時間を過ごしたのだが、W氏は私を何度もイカせたものだから、朝から何も食べていなかった私は低血糖で倒れそうだった。昼前、夫から連絡が入り、私はW氏の診療所を出た。こんなふうにほんのちょっとの時間でも、人目を忍んでW氏の日常生活の場に入り込んでセックスしてしまうと、急にW氏との関係が安っぽい情事のように思えてしまった。W氏はかつて「自分は慎重だから浮気がばれたことはない」と言っていたが、今日のこの行動は慎重とはいいがたい。同じマンションの人に見られる可能性もあるわけだし、今考えればとても危険だった。いろいろ考えると、今日は会わないほうがよかったかなと別れた直後は思ったのだったが、帰宅し、あまりの睡魔に負けて夕方まで寝てしまった。起きてからようやく仕事にとりかかったところ、W氏とのセックスでリフレッシュしたせいか頭がすっきりしてかなりはかどった。やっぱり会ってよかったかも、と思い返した。
2015.09.21
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急にT氏のことを思いだした。彼は元気なのだろうか?5年間も付き合っていたはずなのだが、もうすっかり遠い存在で、付き合っていたことすら、嘘のように思えてしまう。一方、12月にアジアのある大都市で、以前あるプロジェクトで一緒になった仲間たちと同窓会をやることになり、私の元彼であるアメリカ人のX氏ともそこでおそらく会う予定だ。X氏と会うのは実に7年ぶりぐらい。T氏に比べれば会う頻度も少なかったけれども、私の中では、X氏は「ちゃんと付き合った」という想いが強い。私の方が恋い焦がれたという想いがあるかないか、なのだ。多分。会っていた期間はあんまり関係ない。
2015.09.18
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ひと雨ごとに秋が深まる。今日も夕方に仕事の途中に外出したら、薄闇の中でキンモクセイが強く香って、いつのまにか、すっかり夏が終わっていたことに気づかされた。W氏が「俺とカオルちゃんの仲も真夏だな」なんて言っていたのは、ついこの間だったのに。私とW氏との関係も、逢瀬が10回を(おそらく)超え、メールのやとりも(おそらく)500通を超え、気分的には1年以上付き合っているような安定感が出てきている。夜、W氏は私の職場に顔を出したのだが、ほかの人もたくさんいたため、全く個人的な会話はしなかったものの、目で会話するような、そんな空気があり、それをとても嬉しく感じた。デートしたのはつい数日前なのに、もう会いたくなっている。
2015.09.18
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W氏はぱっと見は、まるっきり初老の男性だと思う。髪の毛はほとんどないし、おなかだけがぽこっと出ているのだ。だけれども、表情は豊かだし、よく見ると肌にハリはあるし、おなか以外には贅肉がなく、ふくらはぎや腿、腕には、今でも続けているテニスで鍛えた筋肉がついている。だから、二人で会っているときには、あまり年齢が気にならないのだが、写真を見ると、W氏の年齢にちょっとひるんでしまう。昨日のデートのとき、セックスの後、W氏は気持ちが盛り上がったのか、「カオルちゃんとは、もうこのまま一緒に死んでしまいたいぐらい好きだ」と私のことをぎゅーーっと抱きしめて言った。こういうときに、「死ぬまで一緒にいたい」ではなくて「一緒に死んでしまいたい」という表現になるんだなあと、私はちょっと驚いた。また、実はおととい、私は突然動悸が激しかったのと、いつも飲んでいる漢方薬がなくなったので、W氏を受診して処方箋をもらってきたのだが、あんなに動悸が激しかったのは生まれて初めてで、このまま死んじゃったらどうしようと思った、と言ったところ、W氏は、「もう死にそうだと思ったら、俺のところにきて。俺の腕の中で看取ってあげる」。彼にとっては、死というものは、とても身近なもので、生の延長上にあるものなのだろう。他人の死をたくさん看取ってきたから、自分の死も私の死も当然当たり前のもので、一緒に生きることよりも、一緒に死ぬことのほうを重要視しているようにみえた。ちょっと前から、彼はメールでも、あるいは直接の会話でも、私との関係を未来永劫続けていきたい、続いていくような気がする、というようなことを言うようになっている。それについては、私もW氏とはいつかセックスをしなくなるかもしれないが、セックスがなくても親しい関係は続いていくような気がしている。でも、そうだとしても、私は「未来永劫」なんて言葉は使わない。W氏の死生観はいったいどうなっているのだろう???
2015.09.16
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相変わらず2週間ぶりぐらいのデート。前回は昼過ぎから夜までのロングバージョンのデートだったが、今回は夜7時~10時ぐらいのショートバージョン。私が部屋に入るとすぐにいつもどおりに濃厚なハグとキスをされたのだが、「今回は(会うまでの時間が)一番長かったなあ」とW氏。2週間、まったく顔を合わせる機会がなかったからかもしれない。私にとってはこの2週間は仕事で次々トラブルが起こったり、週末は学生時代の親友と会ったりしていたので、実はそんなにすごく長い、という感じでもなかった。まずはいちゃいちゃしてひとしきりお互いを堪能した後、ちょっと休憩と言っていつもどおり買ってきたお酒やらつまみやらを出してきて、話をしているうちに、やっぱり10年前に出逢いたかったなあ、と私が言うと、彼も、そうだなあ、それだったら絶対に子どもができていたなあ、そしたら俺は絶対に認知したのに、と言った。それでもし私の行き場がなくなったら、俺が養ったのに、とも言った。10年前だと仮定しても、私に子どもができてもやはり離婚するという選択肢が彼にはないのだということが、まずはよく分かった。それでも、彼が私に子どもを産めるものなら産んでほしかったというのを聞いて、ふいに涙がこみあげてきた。W氏の子どもだったら産みたかった。ものすごい好きだと思いながらセックスして、そのセックスで妊娠してみたかった。でも、後悔してもしょうがないことがあるとすれば、これはまさにそうだ。まあ、そんなちょっとウェットな感じの話題を出しても、話題が変われば、あっという間にお互いドライになるのだが。
2015.09.15
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相変わらずW氏とは毎日1~2通の長いメールのやりとりをしている。仕事の話もあれば、社会問題について触れることもあるし、あるいはちょっとした哲学的な視点での話のときもある。どんな内容のメールでもW氏は、私のことを褒めたり、いかに私との関係が素晴らしいものであるかを礼賛するような一言を書いてきてくれる。私ももちろんそのような内容のメールを出しているのだが、彼の内容は私のさらに上をいく。先日は私たちが共通で知っている政治家の話になり、政治家は情で動くようにみえても結局はGive and Takeだ、という内容のメールがW氏からきたので、「私たちの関係もGive and Take なのか? もしそうならば、何と何が対応関係に あるのだろうか?」というような質問をW氏にしてみた。すると彼からはGiveについては言及がなく、自分は私という女性をまるごと味わえるしあわせをTakeするだけだ、というような返事がきた。考えてみたが、私にとってもW氏との関係ではGiveあるいは何かを犠牲にしているという意識がない。これまで、アメリカ人のX氏との関係では私ばかりアメリカに行っていたため、お金も時間も労力も、そして英語で喋るという精神的な苦痛も一方的に私がGiveしていたという不公平感を持っていた。T氏に対しては、会いたい会いたいといつも言ってくる彼に対して私が「わざわざ」時間を作ってあげていると心の底では思っていたし、面白くない話に対しても合わせて「あげている」と思っていたことが多かった(楽しかったこともあったが)。それがW氏に対しては、私自身が何か与えたり犠牲にしているということがないのだ。デートする場所はすべてW氏が出してくれるし、私は一緒に食べるものを買うぐらいだ。時間についても、2週間に一度ぐらいの頻度は犠牲でもなんでもない。(T氏とも2週間に一度ぐらいの頻度だったのに、別れる前数か月ぐらいは、その頻度でさえ、 面倒だと思っていた)なので、W氏に対して「そうすると、私たちはお互いにGiveすることなしに、お互いにTakeだけしている関係なのですね」と返事すると、彼から「これはきっと、これまでの人生で他の人に対してGiveしてきたことに対するご褒美なのだと思う。カオルちゃんは自分にとって人生で一度の至福のご褒美だ」というメールが返ってきた。そしてそれに続き、「男女を問わず、一人の人とこんなにいろいろな話をしたことも初めてだ。それがとても嬉しい」とあった。私にとってもW氏と出逢えたのは、ご褒美なのだろう。いったい私がそんなすごいご褒美をいただけるほどの良いコトを、どれだけこれまでの人生でやってきたのかはとても疑問だが、もしかしたら子供を産めなかったこととか、そういうことの埋め合わせとして神様が用意してくれたのかもしれない、とも思っている。
2015.09.13
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来月中旬、W氏と一泊二日で近郊の温泉に行くことになった。全ての客室が離れになっていて、部屋で食事がとれるという、いかにもお忍びカップルが泊まるような隠れ家的旅館。たまたま私がネットで見つけたのだが、W氏のツボにはまったらしく、彼がすぐに予約をしてくれたうえ、行くときの電車の時間まで調べ、途中の乗り換え駅までは、同じ電車の違う車両で行こう、とまでメールに書いてあった。すごいなあ。W氏の行動力にはいつも驚かされる。ものすごく楽しみだ。この温泉旅行を楽しみに、あと一か月がんばれそう。
2015.09.07
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今、夫がいないので、久しぶりに連続投稿。昨日のデートが何回目なのか、分からないけれど、そろそろ付き合い始めて半年だなと思った。おそらくデートは10回ぐらいなのだけれども、付き合い始めて半年で、こんなに深く広く、好きになったことがあったかな、とデートに向かう道すがら考えていた。この日記を読み返してみたら、T氏のときは半年も経たないうちに既に付き合うのに疲れを感じていた様子が伺えた。このブログでの日記には、なんでこの人は毎回毎回私のことを「好き過ぎてごめんな」とかそんなことばっかり言うのだろうと、いらだたしげに書いているのだ。何度も何度も。T氏からはよく一緒になりたい、みたいなことを言われていたけれども、真面目に取りあったことは一度もなかった。想像して楽しむなんてことすらなかった。二人で写真を撮ることもなかった。もちろん、携帯を持ってなかったわけじゃないのだから、自撮りしてもよかったのだ。なのに私は一度も撮らなかった。W氏は奥さんのことを全く好きではない。口ぶりからそれは非常によく分かる。それでも、子供たちのことはとても愛しているため、子供の母親であるということと、料理が上手だということの2つの理由だけでつながっているようなものだ、と昨日も言っていた。もし料理が上手ではなかったら、話も合わない、片付けもできない、見かけもものすごい太っている、素直ではなく可愛げがない、など全くいいところがないのだから、とっくに離婚していた、と言う。でも、離婚するのにエネルギーはかかるし、財産分与なども面倒だし、そういうことを考えると離婚せずにお互いに不干渉の生活にしておいて、外で私のような恋人をつくるのがベストだと思っているようだった。私もW氏との付き合いを総括し始めていたが、W氏もそんな気分だったらしく、4月初めぐらいからの私とのメールのやりとりが何通になっていたのかを調べてみたところ、なんと490通にもなっていたんだ、と笑っていた。半年で490通!!しかも、一通一通がかなり長いメールなのだから、その文字数といったらすごいものだ。付き合い始めてまだ半年とは思えないね、なんてことを言い合っていたのだが、話している途中でW氏はトイレに行き、ドアをあけてじょぼじょぼとおしっこをしていたと思ったら、ぶーっっと大きなおならをした。もうすっかり慣れた関係になってしまったのだろう。なんてことを私は、彼のおならを聞いて思ったのだったが、その後セックスをして、二人でベッドで横たわっているときに、「カオルちゃんは、最初から電気を消して、なんてことは言わなかったな」とW氏に言われた。そういえば、初めて彼とこういう関係になったときも、電気はつけたままだったかなあ…と一生懸命考えていたが、思い出せなかった。「そうだったっけ?」と言うと「そうだよー、普通は『恥ずかしいから暗くして』とかいうのにカオルちゃんは何も言わないなと思ったんだから」と言われてしまった。W氏からすれば、最初から私とは慣れた関係のように思えたのかもしれない…。
2015.09.04
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昨日の木曜日も、午後から夜まで、比較的長い時間、W氏とデートした。2時のチェックイン同時に、W氏がまずシティホテルの部屋に入り、その後私が部屋を訪ねる、といういつものパターン。最近はルームサービスを頼まずに、デリでいろいろなものを買ってくるので、誰にも邪魔されずに8時間ぐらいを2人きりで過ごすことができる。昨日もそんな感じで、部屋に入ったらまずすぐにシャワーを浴びてしばらくは抱き合い、それに疲れると、シャンパンを飲みながらちょっと休憩したのだが、話が盛り上がってしまい、結局2時間ぐらい真面目な話も含めて、ソファに座って話した。その後、再度セックスを始めたが、まだイキたくないというので、イキそうになれば動きを止めて、というのを10回ぐらい繰り返していたところで、私の携帯が鳴り、セックスを中断して電話に出た。普通ならばセックスの最中に電話に出ることなんてないのだが、昨日はたまたま、ちょっと心配な事態があって、連絡を待っていたものだから、電話に出たところ、まさにその件での連絡で、ちょっといいニュースだった。その後、数年ぶりに女性の友人から連絡が来ていて、私の仕事を手伝える、というメールだった。折しも、私は今、個人で請け負っている仕事がとてもボリュームが多くて手伝ってくれる人がいればいいなあと思っていたところだったので、専門分野が同じ彼女からのその申し出は、まさに渡りに船だった。その話をW氏にすると、ちゃんと前金でお金を払って手伝ってもらったらいい、そうすれば彼女にとってもいい話だから、と即答してくれた。W氏は、なんとなく「運」が強い人だと思う。普通にしているだけで、物事があるべき方向にすーっと進んでいく。彼自身は、それに対して無茶や無理をしているように見えず、自然体でいるだけで、水がまるで高いところから低いところに流れていくように、いろんなことが動いていくのだ。W氏と一緒にいると、私もその「運」にあやかっているような気がする。
2015.09.04
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