めいてい君のブログ

めいてい君のブログ

PR

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

Category

寄稿(宇治見、マドレーヌ、トキめき橋氏ほか)

(64)

自由が丘氏寄稿文

(189)

Tsunami氏寄稿、SCRAP記事、写経・感想など

(326)

政治・経済(国内統計etc.)

(656)

世界、国際比較(国際統計etc.)

(225)

生活全般

(126)

基本事情(各国)

(114)

アジア州

(248)

ヨーロッパ州

(275)

北米地区

(182)

中南米地区

(112)

オセアニア州

(96)

中東地区

(51)

アフリカ州

(126)

宇宙の不思議・開発etc.

(71)

気候変動など

(7)

津波・自然災害

(30)

自然の脅威、驚異etc.

(46)

資源・エネルギー(陸・海洋etc.)

(49)

発電・原発事故・放射能事故

(74)

金融(事件含む)

(128)

PC・家電

(229)

スポーツ・余暇・車

(262)

栄養・健康

(142)

病気・伝染病など

(182)

事故・災害

(102)

福祉・厚生・年金問題

(59)

公害

(15)

流通(商品)・廃棄関連

(17)

新技術

(30)

友人・知人・地縁等

(40)

土佐の高知

(63)

(49)

お墓・葬儀・戸籍

(24)

ガーデニング&DIY

(14)

TV番組

(15)

海外旅行

(6)

国防/テロなど

(41)

財政・税・電子証明など

(28)

自治体、地元、遺産など

(37)

店舗

(6)

公衆道徳/法律など

(26)

裁判/調停

(7)

宗教

(21)

ブログ

(31)

テンプレート(表形式etc.)

(3)

DVD収録など

(6)

ホームページ、ウエブ会議など

(48)

祝い事など

(13)

会社時代

(22)

学生時代

(7)

物語り

(43)

経済学研究

(26)

思考紀行

(73)

作業中マーク(終了次第削除)

(0)
May 18, 2013
XML
カテゴリ: 事故・災害

Mt.Fuji ハザード・マップ

大規模噴火とは火山灰、溶岩、火砕流など


体積で見て1億立方mから数十億立方m


(東京ドーム球場80個分~数千個分に相当)と 


なるものをいう。


三宅島噴火(2000年)は13個分、新燃岳噴火


(2011年)は16個分で大規模には該当せず、


雲仙・普賢岳噴火は220個で大規模噴火である。


10億立方m以上のものは9世紀、18世紀に


ほぼ各3回ほど発生、1914年の桜島大正噴火


以降には起きていない。



表1.過去に起きた大規模火山災害などの分類例

火山現象での分類

説    明

大きな噴石

噴火により火口から直径50cm以上の岩石が吹き飛ばされ短時間で落下、建物の屋根を打ち破る破壊力がある。被害区域は火口から2~4km以内。 

火砕流

高温の火山灰、岩塊、空気、水蒸気が一体となって山体を時速数十kmから百数十kmで流下、温度は数百度に達する。

:例1:浅間山天仁噴火(1108年)・・南北に流れた火砕流は火口から15kmまでの集落や森林を埋没させる、

:例2:浅間山天明噴火(1783年)・・村落を埋没させ、川に流入、泥流となり流域に被害、

:例3:雲仙・普賢岳噴火(1990年~95年)・・溶岩ドーム崩壊が群発、雨で土石流が発生して集落が壊滅

融雪型火山泥流

積雪期の火山の噴火に伴う火砕流の熱で大量の水が近くの岩などを巻き込み高速で流下するもので、時速60km超となるので事前の避難が必要。

:例1:十勝岳噴火(1926年)・・積雪が噴火で一気に溶けて泥流が発生、25km先まで25分間で流下した

溶岩流

マグマの流れで流下速度は遅く、人速でも脱出可能だが、マグマ通過域は不毛の地となる。

:例1:桜島大正噴火(1914年)・・大量の溶岩が海を埋め立て、桜島が大隅半島と地続きとなり、降灰は東北地方に及ぶ

小さな噴石・火山灰

直径2mm以上を小さな噴石(火山礫)、それ以下を火山灰という。小さな噴石は10km以上遠方へ、数分~十数分で到達するので、屋内等での避難は時間的には可能。火山灰は数十kmから数百km遠方までの農作物被害、交通機関麻痺、家屋倒壊、航空機エンジントラブルなどの社会生活への深刻な影響がある。

:例1:富士山宝永噴火(1707年)・・約7億立方mの火山灰が16日降り続き、房総半島にも及ぶ農地埋没・河川氾濫が相次ぐ、

:例2:桜島大正噴火(1914年)・・東北地方まで達する

火山ガス

マグマに溶けている水蒸気、二酸化炭素、二酸化硫黄、硫化水素などが放出され、死亡事故も発生。

:例1:三宅島噴火・・2000年からの三宅島では住民の長期避難生活を強いられる。

想定外:巨大噴火

噴出物が100億立方m以上。9万年前の阿蘇山噴火では九州の大部分および本州西部を覆う火砕流が噴出、火山灰が北海道に15cm以上積もった。日本では1万年に1回程度発生、最後は7300年前らしいが詳細不明。



//////////////

富士山「宝永級噴火」の降灰シミュレーションを見ると、

富士山近辺では3mから1.3m、神奈川県に入り64cm、

東海道新幹線走行区間や東京湾コンビナート地帯では16cm、

羽田空港8cm、成田空港4cm、銚子2cmのようだ。

鉄道、道路はストップ、電力停電、サーバーダウンでネットも

使えず、首都機能が麻痺してしまう。

このような想定は、「富士山大爆発小説」では取り上げられたが、

内閣による政府本腰の取り組み姿勢は初めてである。

世界遺産登録で美しい、神秘な富士山を崇めて、

温泉と観光に浸りたいのだが、

「表」だけではない、・・・「裏」の面は怖いのである。

////////

早く「裏」の面を見つけることで、自然災害を最小限に

押さえ込めれば、

「アベノミクスの3本の矢」が黄金に輝くことであろう。

3本の矢が張りぼてにならず、黄金やプラチナの、輝く矢と

なり、国民のハートをヒットすることができれば、

「お互いに有難い」と思う次第。


表2.首都への噴火の影響度

障害発生

説   明

首都の降灰

1cmでも

首都高、主要幹線の降灰除去作業に全清掃車85台で4日を要し、車はスリップで走行不可、鉄道レール上のシステム障害で運行不可、火力発電所の防塵フィルター故障で運転停止、送電線ショートで電力供給網に支障、空調できないとサーバー・ストップ・・・以下に例示 

健康被害

目・鼻・気管支に影響 

農業被害


露地野菜へ甚大な被害と、土壌の酸性化。


建造物被害

降灰が大きいと倒壊も

電気被害

湿った降灰による送電線漏電、停電

道路被害

視界不良事故、スリップ事故

鉄道被害

レールへの降灰で運行システム障害

通信被害

電波障害が想定される


 ・・・資料出所:朝日新聞2013.5.17朝刊版・・・






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 18, 2013 08:26:43 PM
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: