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Sep 29, 2016
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​​ <改訂>

​ 
チェコ の Třešť における シュンペーター のファミリー・ヒストリー

  作者:Yuichi Shionoya

        翻訳:宇治見氏

    ・・・・・・

以下は、シュンペーターに関する研究・著作で

   有名な

   塩野谷祐一教授(故人)が2005年に著した英文を

   宇治見氏が翻訳したものである。

***原作名:The Schumpeter Family in Třešť  ***

          シュンペーターのファミリー・ヒストリーである。


    ・・・・・・

序文


 Schumpeter は、現代の著名な経済学者の伝記を

 研究し、


  その人たちの随筆を書くことに、特段の興味を持っ

 ていた。


 彼は、その人物の根底に流れる特徴を捉えることを

 得意とし、
 抽象的な表現でその人物を描くことに

 長けていた。


 しかも、その人物の知的成果とは別の、

 人生の周辺を取り巻く事柄に、格段の注意を払った。

 ケインズに関する随筆の中で、Schumpeter は、

 「ケインズは伝記を書く時、主人公の先祖のルーツ

 を大事に扱う」と、
肯定的にのべている。

 Schumpeter は、ある学者の著作を論ずるとき、

 伝記的説明はあえてしないが、いつでも読者に

 対しては、
その学者の追悼欄あるいは伝記の存在を

 教えてあげた。


 Joseph Alois Schumpeter の詳しい伝記はまだ

 ないが、
彼は1883年2月3日、モラビア(チェコ東

 部地方)の Triesch で
生まれたことは知られている。

 織物工業主の息子であった。

 但し、「 Who’s Who 」で解るのは、これがすべて

 である。


 彼は、一族の家系図を書こうとはしなかった。

 Schumpeter を扱った書物においても、

 彼の故郷や一族のことについてより詳しい言及はない。

 一般的には、彼の父親が、彼4歳の時亡くなったこと、

 母親はその後、「オーストリア=ハンガリー帝国」の

 陸軍の将軍と再婚したこと、


 そのおかげで、彼はウイーンの Theresianum という

 エリート学校に入学できた
 ことくらいが紹介されて

 いる。


 Theresianum 入学は、以後、彼がエリート社会と接

 触する機会を与え、


 彼の考え方、その傾向(思想の中身までは至らないま

 でも)を決定づける役割をはたした。


 もし母親が再婚しなければ、彼の人生は名もないモラ

 ビアの田舎に
 うずもれたままだったろう。

 家族とは、その人間に、決して消すことのできない貴

 重な刻印を押してあげる力を
 持っているといえる。

​​​​​​  最近、私は Triesch を訪問した。

 その調査を踏まえ、この論考では、Schumpeter の

 故郷および彼の祖先について
 新たな見解を述べて

 みたいと思う。






欄外追記:

 シュンペーター(WIKIPEDIAから)




チェコ東部地方のモラビア草原風景(Web画像から)




チェコ語のキーボード配列(Webから)


ZとYの位置なども違います



  著者(故人)の写真
(前列向かって左から4人目の白っぽい背広の学者)



(著者の向かって左の方は国際シュンペーター学会会長
Dr.Horst Hanusch アウグスブルグ大学教授
この写真は当ブログSep16,2016に掲載)




以下は著者についての「WIKIPEDIA」のコメント:

 塩野谷 祐一 

(しおのや ゆういち、1932年1月2日 - 2015年8月

 25日)は、
日本の経済学者、一橋大学名誉教授、

 名古屋大学特別教授。


 1991年日本学士院賞、2002年文化功労者。

 経済哲学やヨーゼフ・シュンペーターの研究の第一人者。


 第12代一橋大学学長、国立大学協会副会長、 

 国立社会保障・人口問題研究所長等を歴任。


 愛知県豊橋市生まれ。


★​​​​​
​​





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Last updated  Oct 16, 2020 10:06:54 AM
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