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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Oct 2, 2016
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<改訂>


IV. Houses(家屋)

 子供が生れた家(家屋番号)及び両親の死亡した家

(家屋番号)を記録した登録簿から、
 Schumpeter

一族がどこに住んでいたかが解る。


 この記録は Schumpeter Ⅸまで遡れる。

 1770年代から1810年代まで、Schumpeter Ⅸ 及び

Schumpeter Ⅹ は、
No.84、93、94、95、96に住ん

でいた。


 1820年代、Schumpeter Ⅹ、Schumpeter X1 は

No.168、176に住んでいた。


 Karel  ( Schumpeter X1 と共同経営者) はNo.168

で死んだので、
家屋(No.176)も Karel によって

すでに相続されていたと考えられる。


 Schumpeter XⅡ(経済学者 Schumpeter の父)は

No.168で生まれ、No.462で死んだ。


 経済学者 Schumpeter はNo.52( № LⅡ ローマ文

字表記)) で生まれた。


 彼には1歳年下の弟がいるが、1884年4月10日

No.468で死産した。


 Schumpeter XⅡ は長男ではなかったので、

彼は分家を建て、
父親、祖父とは異なる家に住んだ。

 経済学者 Schumpeter は少なくとも1883年から

1887年の間、
No.52 (即ちNo.462) に住んでいた

(もし番号システムが継続しており同一であれば)。


 現在Třešťでは、どの家も家屋番号と、Street 番号

の両方を持っている。


 しかし現在の家屋番号は、古いものとは異なり、

両者は混在している。


 Třešť  での家屋番号(登録簿における)を見ると、

その始まりは1770年に遡るということがわかる。

 番号体系は初めから3種類あった。

 第1は Jihlava に通ずる通り沿いの番号で、Jihlava

の方向から1家屋づつ採番され、
「ND」という文字

がついた。


 この番号体系は、現在、「 Na  Domkách 」または

「 Na Copci 」 Castle Street、
と呼ばれる地区で使用

されている。


 第2の番号体系は、「 Little Town 」地区、

即ち、「 Na Copci 」Castle Street から
橋を渡った反対

側の地域で使用されていて、前者とは異なる番号体系で

ある。


 この体系には文字は含まれない (たとえば13とのみ

表示)。


 1686年以降、Třešť  では、ユダヤ人を一箇所(ひとつ

の Street ) に隔離する政策が
行われてきたが( Ghetto

Policy )、19世紀後半、廃止された。


 以後、ゲットー内の家屋をローマ文字番号で特定する

必要はなくなった。


 むしろ、更に、新しい形の番号方式が導入され、何種

類かの番号体系が混在すこととなり、
しばらくの間、

混乱を引き起こした。


 登録簿によれば、たとえば、Schumpeter XⅢ は 

No.52( ローマ文字表記 LⅡ )で
生まれたが、

彼の父親はNo.462で死んだ。


 しかし、いろいろの情報を総合すると、この2つの

番号は同じ家屋を指すらしい。


 即ちNo.52 は古いユダヤ人家屋表記の番号であり、

No.462は新番号である。


   No.462家屋は  Rooseveltova Street にあり、

 この通りは Lenina Street の南西のはずれにある。

 Schumpeter XⅠの弟(1816-1876)は、Třešť

の市長も務めたが、
この家に一時住んでいた。

 この家は現在食料雑貨店になっている。




 Schumpeter XⅡ が1887年になくなった後、

当時26才の夫人は、
もはや Třešť  に長く住もうとは

思わなかったであろう。


 彼女は、たぶん、すぐに当時4歳の Schumpeter を

連れて、
Jihlava の彼女の実家に戻ったと思われる。

 Třešť  にはドイツ人小学校やユダヤ人小学校の建物

が残っているが、
わが Schumpeter がこの地に長く留

まり、どちらかの小学校に入ったとは思えない。


 母親と息子の Třešť  からの旅立ちは、

 結局、彼らの Graz  及びウイーンへの旅立に道を開

いたことになる。


 家屋番号に係わる登録簿の話題とは別に、ここには、

Schumpeter 一族が
住んでいたといわれる2階建ての

家が、3軒ある。


 1つは Schumpeter 工場の敷地( Street番号

Lenina 38 家屋番号 388)内にある。


 他の2軒は Street の片側に並んで建っている

( Street 番号 Renina 39と41、家屋番号169と164)。






​​  家屋番号体系が変わったので、現在の建物を、古い番号

で言い直すのは難しい。


 しかし、彼らの建物がいわゆる Jewish Street の外れに

存在し、
その Street を渡った Schumpeter 工場の敷地内

にあるので、Schumpeter 一族、
即ち Schumpeter X、

Schumpeter X1、及び  Karel  ( X1 の長男)が
住んだ家と

考えられる。 


    Lenina 39 に住む 101歳の老女の話によれば、彼女の

家族は、
この家を Schumpeter 一族から買ったそうだ。

 これらの家は近所の家に比べ造りがすばらしい。

 その1つ( Lenina 41 )は現在国営農業機械工場の事務

所として使われている。


 工場自体は、後に、その家( Lenina 41 )に付け足され

たものである。





その家の入り口は、螺旋階段で2階に通じ、壁には、

7枚の大きな絵画が飾られている。


 どの絵も 1x2.5 メートルである。

 その1枚は Schumpeter  X1 あるいは Karel  の夫人

といわれている。


 他は女友達であろうか。




しかし、Schumpeter X1 がかれの7人の娘を描かせた

と考えることも出来る。


 これらの絵画は、お城と教会を除き、Třešť  に残る唯一

の芸術作品である。​​
​​





欄外追記:

Figure 3に相当するシュンペーターの生家の写真

  (宇治見氏提供)



(すこし改造されていますね)

★​​
​​​





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Last updated  Oct 16, 2020 10:10:11 AM
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