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Ⅰ.米国の消費者物価指数の
2023年12月までの推移
https://www.bls.gov/news.release/
pdf/cpi.pdf
https://www.bls.gov/news.release/
cpi.t01.htm
https://data.bls.gov/timeseries/
CUSR0000SA0&output_
view=pct_1mth
https://www.bls.gov/cpi/tables/
supplemental-files/
1.米国のCPI総平均の水準の推移表
(うち)エネルギー
2.2023年12月の主要品目の前年同月比NSA
と前月比(季節調整済み)SA
(品目別NSA)
3.米国CPI水準の推移グラフ
4.インフレーション(CPIの増減%)
(前期比~季節調整済み系列SAS)
(前年同月比~原系列:NSA)
★
Ⅱ.賃金の名目と実質と物価の関係(試論)
★
Ⅲ.報道
1.Bloomberg
「米CPIは伸び加速、予想上回る上昇-
早期利下げ期待が後退
」
昨年12月の米消費者物価指数(CPI)統計で、
総合指数は前月に比べて伸びが加速した。
米金融当局が近く利下げを開始するという市場
の見方が後退した。
米CPI、利下げ開始が遅れる可能性を示唆:
市場関係者の見方
キーポイント
・総合CPIは前年同月比3.4%上昇-3カ月
ぶりの大きな伸び
・市場予想は3.2%上昇
・11月は3.1%上昇
・前月比では0.3%上昇-
市場予想0.2%上昇
11月は0.1%上昇
・食品とエネルギーを除いたコア指数は
前年同月比3.9%上昇
・市場予想は3.8%上昇
・11月は4.0%上昇
・前月比では0.3%上昇-予想と一致
11月も0.3%上昇
12月は住居費や電気代、自動車保険などが上昇。
中古車は2カ月連続の上昇となった。
年末に伸びが加速したとはいえ、昨年は1年を
通して労働市場に大きな打撃を与えることなく
インフレが広範囲に緩和した。
米金融当局が今年、利下げに転じる土台が整い
つつある。
住居費は前月比0.5%上昇。前月に低下して
いたホテル宿泊費が上昇したことなどが影響
した。
ブルームバーグの算出によれば、住宅と
エネルギーを除いたサービス価格は前月比
0.4%上昇と、
11月に比べてやや伸びが鈍化した。
サービスとは異なり、財価格の持続的下落が
ここ数カ月、消費者に一定の安堵感をもたらし
てきた。
食料品とエネルギーを除いたコア財価格は
6カ月連続で低下した後、12月は横ばいと
なった。
低下が続くとの見方が優勢だったが、中古車
価格が予想外に上昇したことが主として影響
した。
11月に急低下した衣料品は小幅に上げた。
自動車保険は前年同月比ベースで1976年
以来の大幅上昇となった。
ブルームバーグ・エコノミクスのエコノ
ミスト、アナ・ウォン氏とスチュアート・
ポール氏は「12月CPIが驚くほど強かった
ことは、金融当局の目標であるインフレ率
2%への持続的回帰が一筋縄ではいかず、
最後の1マイルが困難となり得ることを示す」
と指摘。
「コア財価格のディスインフレは、過去
数カ月にわたって物価上昇圧力を緩和する
主な要因だったが、一部で推進力を失った。
インフレ率を2%目標に下げるには、
待ち望まれている家賃のディスインフレ
以上のものが必要となるだろう」と分析した。
CPIと別に発表された統計によれば、
インフレ調整後の実質平均時給は12月に
前年同月比0.8%増加。
賃金の伸びがインフレ率を若干上回る状況が
数カ月にわたって続いている。
★
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