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【ソリチュード】「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」をカッピングしていて浮かんだ新作ブレンドです。穏やかなひと口目から、すーっと豊かなワイニーな風味に包まれて・・・ふた口目はぐーっとベリー系やフローラル系の風味に満たされて、柑橘系の余韻に移っていきます。冷めると、やさしい滑らかなフルーツ感と甘さが重なって、そのまま長く心地よい余韻にひたってしまいました・・・さかもとこーひーの今までになかった新しい魅力・味わいのブレンドになったと思います。ひとり静かに落ち着いてゆっくりと味わい・・・そこから静かなエネルギーに満たされるようなイメージでブレンドしました。使った豆は「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「エチオピア・モカナチュラル」です。ナベサダ渡辺貞夫さんの70周年記念コンサートをWOWOWで観ていて、ビックバンドのフォーンセクションの響きがご機嫌で結構のりのりに進行していたんですが・・・終盤に入って、内省的で気高くうつくしいソロに聴き入りました・・・「ソリチュード」という曲でした。コロナ禍で疲弊している今・・・静かなエネルギーが伝わってきて、そうだ「ソリチュード」というブレンドを作ろうと思ってできました。意味をネットで調べると・・・「孤独の時間を好み、あえて一人になることがソリチュードなのです。一人の時間を積極的に楽しめる人こそ、ソリチュードだといえるでしょう。一人で好きな音楽を聞きながら好きな本を読み、その時間の豊かさに満足します。ソリチュードは孤独でありながら深い喜びと安らぎを感じ、安定感を得られます。」と、ありました。まだまだコロナ前のような暮らしになっていませんが、孤独にならずに、一人の時間を豊かに過ごしたいなぁーという思いです。
2022.04.19
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【ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド】新登場・「ボルドーレッド」と言われるようにボルドーの赤ワインのような芳醇な味わいとフローラル感に包まれて・・・少しするとアプリコット系のフルーツ感と甘さがまろやかで・・・アールグレイのような感じもあって複雑で豊かな味わいから、この「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」の素晴らしさが伝わってきます・・・この赤ワインのニュアンスはさかもとこーひーの新しい魅力だと思います。冷め切ると、余韻に柑橘系の爽やかさが漂ってやさしいキレが次のひと口を誘います、勿論素晴らしいクオリティの素材ですので、クリーンで甘さ、マウスフィール、余韻、バランスと心地良いです。余韻は・・・ワイニー、フローラル、アプリコット、アールグレイ、シトリック、スパイシーとまろやかに長く続いて楽しいです。ワイニーなキャラのコーヒーは軽やかさや繊細さに欠けることがありますが・・・この「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」はエレガントで繊細な魅力でワイニーさをより魅力的にしているところにクオリティの高さを感じてご機嫌です。「ゲイシャ種」の源流ということで有名になった「ゲシャヴィレッジ」の「ゲイシャ種」ですが・・・その同じ「ゲシャヴィレッジ産」でも「ゲイシャ種」とは違った「イルバボール種」の際立った個性ある魅力が伝わってきます。ベリー系のスイーツや生チョコにぴったりでしょう、勿論クリーム系にも合いますね。鮮烈なシトリック&フローラルな香りと繊細な味わい、豊かで長い余韻で際立った魅力の「ゲイシャ種」をさかもとこーひーでは「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」や「グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ」に「ゲイシャ・ヴィレッジ」・・・そしての今年のお正月には「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」と様々な農園の「ゲイシャ」をお届けしてきましたが・・・「ゲイシャ・ヴィレッジ」の「イルバボール種」でコーヒーの新しい魅力に出会えました。・農園名 : GESHA VILLAGE 農園(ゲシャ・ビレッジ)・総面積 :471ha/コーヒー栽培:320ha・地 域 : エチオピア最西部スーダン国境沿いのベンチ・マジ地区・区 画 : Gaylee 地区(ガイリー) 区画面積:34.7ha 上記オレンジ部分・標 高 : 1916~1982m・土 壌 : 赤茶ローム層・品 種 : イルバボール種 Illubabor Forest1974種 エチオピアのリサーチセンターで採択された耐病性品種。1974 年にイルバボアの森で発見される。・開 花 : 3~4 月 / 雨量 : 2000 mm・精 製 :【ナチュラル】フローター除去⇒アフリカンベッドでの乾燥 29 日(1 月中旬~2 月中旬)※ビニールシートで覆い乾燥時間が早過ぎない様、最適な日数で乾燥を仕上げる1.ゴリゲイシャの森 ~ゲシャビレッジの始まり~ゲシャビレッジはエチオピア南西部のベンチマジゾーンに位置しております。 農園から約 20 kmに位置する Gesha 種の原生林ゴリゲイシャの森(Gori Gesha Forest)は、森というよりジャングルそのもので、猛獣対策の警備員付きでの正に探検そのものでした。 遥か高く聳えるジャングルを歩き続け、遭難の危機にも瀕し、辿りついたのはジャスミンの香りが広がる Gesha種の現生地でした。様々な Gesha 種が実を付けていました。 ゴリゲイシャの森から持ち帰った様々な品種をまずはカッピングを行い9種類の風味特性に優れる品種を選抜しました。そこから樹形などから 6 種を選抜、試験的に栽培し、試行錯誤の後、風味に優れる 3 品種に絞りました。ゴリゲイシャの森の遺伝子を反映している「ゴリゲイシャ2011」、木の形態、果実サイズ、外観、カップ品質がパナマのゲイシャに酷似している「ゲイシャ1931」、そして風味特性が際立つ印象度の「イルバボール・フォレスト1974」がそれら三つでした。中でも、農園関係者にとっても未知で、思い入れ(興味)が強かったのが、「イルバボール・フォレスト1974」でした。2.ゲシャビレッジ ボルドーレッド25 ナチュラル ~独自の変化を遂げたイルバボール種~エチオピアではラテンアメリカのような単一品種は殆どなく、ゲイシャと並び特定農園の特定品種は貴重なコーヒーと言えます。イルバボール種は1974年、エチオピアのリサーチセンターで選抜された耐病性品種でした。これがゴリゲイシャの森にも存在し、周辺のゲイシャ種の影響を受けながら(異化受粉)果実味溢れる風味特性を持つゲシャビレッジのイルバボール種となっていったものと推察されます。ゲシャビレッジの選抜過程において、その風味特性は際立っていたと言います。イルバボール種の糖度は25度と極めて高く、ゲイシャ種(ゲイシャ1931は20度前後/ゴリゲイシャ2011は15度)のチェリー糖度と、比較しても驚異的な甘さです。また通常チェリーは成熟の過程で徐々に赤さを増していくのに対し、イルバボールは一気にボルドーワインを連想させるような赤紫となっていきますが、そこから熟度が上がっていきます。面白いことに、チェリーはボルドーレッドながら熟度が上がってこないと果実は枝から離れない特性のため、収穫は均一な完熟のチェリーのみが収穫できる利点もあります。樹高は比較的低く、成長が早い品種でもあり、収穫時期が比較的集中する傾向があり、同農園の事務所近くで収穫のしやすいGaylee 地区(ガイリー)で同種の栽培をすることにしたそうです。非常に特殊でやっかいな品種と言えそうです。Gaylee 地区は農園南東部に位置し、正式名称は『Gaylee-Gesha』と呼ばれています。特筆すべきは農園全体の水源となる Yetgordon 川を有する区画であることです。この河川の恩恵を受けた土壌の水分値は高く、その結果、気温も他の区画に比べ穏やかに変化しています。結果的に、酸が円やかになり、甘味をより濃厚に感じることのできるエリアです。Gaylee 地区では当初、Gori Gehsa種や Gesha1931 種も試験的に植えていましたが、収穫した 3 品種の内、Illubabor Forest1974 種が最も特徴のある味わいになったため、今では Illubabor Forest1974 種のみを育てています。また、このエリアはシェードツリーの割合が高く、急傾斜の好環境によりチェリーはゆっくりと成熟することで、収穫熟度は向上し、その味わいは非常に強い印象の熟したアプリコット、ピーチの濃厚な甘さがナチュラル製法のクリーミーな質感と共によく出ております。加えて、ゲイシャ種との異花受粉によるものと思われるフローラルで甘味が長く続く後味もゲシャビレッジのイルバボールならではの味わいです。ゲイシャ種の選抜過程で発見された貴重なコーヒーをぜひお楽しみ下さい。
2022.04.18
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プロのつぶやき1155「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド、ソリチュード、夏への扉、スプラッシュカフェ、マンデリン・タノバタック」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。今週は初夏の陽気でご機嫌になったら、急に冷え込んで今朝は10℃切ってヒーターつけてます、寒暖の差についていくのが大変です、くれぐれもご自愛ください。カード払いのネットショップでのお支払いが「PayPay払い」に引き続き「Amazon pay払い」も使えるようになりました。「PayPay払い」でのご利用は時々でしたが・・・「Amazon pay払い」は毎日ご利用いただいて、その広がりを実感しています。もっとも坂本自身もネットショッピングで「Amazon pay」使えると利用することが多いので、当たり前といえば当たり前ですね。少しずつ便利にしていきます。そんなこんなで、春から初夏に移っていく季節のこーひーのご紹介です。新登場・ワイニー&フローラルな香りとまろやかな甘さの「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」・・・・ボルドーレッドを使った新作・ブレンド「ソリチュード」・・・20年目・爽やか系初夏の人気ブレンド「夏への扉」・・・キレ良く爽やかな深煎り「スプラッシュカフェ」・・・深煎り・アーシーでクリーミーさで人気の「マンデリン・タノバタック」・・・以上、5種類ご紹介いたします、お楽しみください。-「マンデリン・タノバタック」2022年4月20日(水)発送・販売分から、1620円/225gパック(税込)でよろしくお願いします。【ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド】新登場・「ボルドーレッド」と言われるようにボルドーの赤ワインのような芳醇な味わいとフローラル感に包まれて・・・少しするとアプリコット系のフルーツ感と甘さがまろやかで・・・アールグレイのような感じもあって複雑で豊かな味わいから、この「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」の素晴らしさが伝わってきます・・・この赤ワインのニュアンスはさかもとこーひーの新しい魅力だと思います。冷め切ると、余韻に柑橘系の爽やかさが漂ってやさしいキレが次のひと口を誘います、勿論素晴らしいクオリティの素材ですので、クリーンで甘さ、マウスフィール、余韻、バランスと心地良いです。余韻は・・・ワイニー、フローラル、アプリコット、アールグレイ、シトリック、スパイシーとまろやかに長く続いて楽しいです。ワイニーなキャラのコーヒーは軽やかさや繊細さに欠けることがありますが・・・この「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」はエレガントで繊細な魅力でワイニーさをより魅力的にしているところにクオリティの高さを感じてご機嫌です。「ゲイシャ種」の源流ということで有名になった「ゲシャヴィレッジ」の「ゲイシャ種」ですが・・・その同じ「ゲシャヴィレッジ産」でも「ゲイシャ種」とは違った「イルバボール種」の際立った個性ある魅力が伝わってきます。ベリー系のスイーツや生チョコにぴったりでしょう、勿論クリーム系にも合いますね。鮮烈なシトリック&フローラルな香りと繊細な味わい、豊かで長い余韻で際立った魅力の「ゲイシャ種」をさかもとこーひーでは「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」や「グアテマラ・エルインヘルト・ゲイシャ」に「ゲイシャ・ヴィレッジ」・・・そしての今年のお正月には「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」と様々な農園の「ゲイシャ」をお届けしてきましたが・・・「ゲイシャ・ヴィレッジ」の「イルバボール種」でコーヒーの新しい魅力に出会えました。・農園名 : GESHA VILLAGE 農園(ゲシャ・ビレッジ)・総面積 :471ha/コーヒー栽培:320ha・地 域 : エチオピア最西部スーダン国境沿いのベンチ・マジ地区・区 画 : Gaylee 地区(ガイリー) 区画面積:34.7ha 上記オレンジ部分・標 高 : 1916~1982m・土 壌 : 赤茶ローム層・品 種 : イルバボール種 Illubabor Forest1974種 エチオピアのリサーチセンターで採択された耐病性品種。1974 年にイルバボアの森で発見される。・開 花 : 3~4 月 / 雨量 : 2000 mm・精 製 :【ナチュラル】フローター除去⇒アフリカンベッドでの乾燥 29 日(1 月中旬~2 月中旬)※ビニールシートで覆い乾燥時間が早過ぎない様、最適な日数で乾燥を仕上げる1.ゴリゲイシャの森 ~ゲシャビレッジの始まり~ゲシャビレッジはエチオピア南西部のベンチマジゾーンに位置しております。 農園から約 20 kmに位置する Gesha 種の原生林ゴリゲイシャの森(Gori Gesha Forest)は、森というよりジャングルそのもので、猛獣対策の警備員付きでの正に探検そのものでした。 遥か高く聳えるジャングルを歩き続け、遭難の危機にも瀕し、辿りついたのはジャスミンの香りが広がる Gesha種の現生地でした。様々な Gesha 種が実を付けていました。 ゴリゲイシャの森から持ち帰った様々な品種をまずはカッピングを行い9種類の風味特性に優れる品種を選抜しました。そこから樹形などから 6 種を選抜、試験的に栽培し、試行錯誤の後、風味に優れる 3 品種に絞りました。ゴリゲイシャの森の遺伝子を反映している「ゴリゲイシャ2011」、木の形態、果実サイズ、外観、カップ品質がパナマのゲイシャに酷似している「ゲイシャ1931」、そして風味特性が際立つ印象度の「イルバボール・フォレスト1974」がそれら三つでした。中でも、農園関係者にとっても未知で、思い入れ(興味)が強かったのが、「イルバボール・フォレスト1974」でした。2.ゲシャビレッジ ボルドーレッド25 ナチュラル ~独自の変化を遂げたイルバボール種~エチオピアではラテンアメリカのような単一品種は殆どなく、ゲイシャと並び特定農園の特定品種は貴重なコーヒーと言えます。イルバボール種は1974年、エチオピアのリサーチセンターで選抜された耐病性品種でした。これがゴリゲイシャの森にも存在し、周辺のゲイシャ種の影響を受けながら(異化受粉)果実味溢れる風味特性を持つゲシャビレッジのイルバボール種となっていったものと推察されます。ゲシャビレッジの選抜過程において、その風味特性は際立っていたと言います。イルバボール種の糖度は25度と極めて高く、ゲイシャ種(ゲイシャ1931は20度前後/ゴリゲイシャ2011は15度)のチェリー糖度と、比較しても驚異的な甘さです。また通常チェリーは成熟の過程で徐々に赤さを増していくのに対し、イルバボールは一気にボルドーワインを連想させるような赤紫となっていきますが、そこから熟度が上がっていきます。面白いことに、チェリーはボルドーレッドながら熟度が上がってこないと果実は枝から離れない特性のため、収穫は均一な完熟のチェリーのみが収穫できる利点もあります。樹高は比較的低く、成長が早い品種でもあり、収穫時期が比較的集中する傾向があり、同農園の事務所近くで収穫のしやすいGaylee 地区(ガイリー)で同種の栽培をすることにしたそうです。非常に特殊でやっかいな品種と言えそうです。Gaylee 地区は農園南東部に位置し、正式名称は『Gaylee-Gesha』と呼ばれています。特筆すべきは農園全体の水源となる Yetgordon 川を有する区画であることです。この河川の恩恵を受けた土壌の水分値は高く、その結果、気温も他の区画に比べ穏やかに変化しています。結果的に、酸が円やかになり、甘味をより濃厚に感じることのできるエリアです。Gaylee 地区では当初、Gori Gehsa種や Gesha1931 種も試験的に植えていましたが、収穫した 3 品種の内、Illubabor Forest1974 種が最も特徴のある味わいになったため、今では Illubabor Forest1974 種のみを育てています。また、このエリアはシェードツリーの割合が高く、急傾斜の好環境によりチェリーはゆっくりと成熟することで、収穫熟度は向上し、その味わいは非常に強い印象の熟したアプリコット、ピーチの濃厚な甘さがナチュラル製法のクリーミーな質感と共によく出ております。加えて、ゲイシャ種との異花受粉によるものと思われるフローラルで甘味が長く続く後味もゲシャビレッジのイルバボールならではの味わいです。ゲイシャ種の選抜過程で発見された貴重なコーヒーをぜひお楽しみ下さい。1620円/100gパック(税込)【ソリチュード】「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」をカッピングしていて浮かんだ新作ブレンドです。穏やかなひと口目から、すーっと豊かなワイニーな風味に包まれて・・・ふた口目はぐーっとベリー系やフローラル系の風味に満たされて、柑橘系の余韻に移っていきます。冷めると、やさしい滑らかなフルーツ感と甘さが重なって、そのまま長く心地よい余韻にひたってしまいました・・・さかもとこーひーの今までになかった新しい魅力・味わいのブレンドになったと思います。ひとり静かに落ち着いてゆっくりと味わい・・・そこから静かなエネルギーに満たされるようなイメージでブレンドしました。使った豆は「ゲシャヴィレッジ・ボルドーレッド」「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「エチオピア・モカナチュラル」です。ナベサダ渡辺貞夫さんの70周年記念コンサートをWOWOWで観ていて、ビックバンドのフォーンセクションの響きがご機嫌で結構のりのりに進行していたんですが・・・終盤に入って、内省的で気高くうつくしいソロに聴き入りました・・・「ソリチュード」という曲でした。コロナ禍で疲弊している今・・・静かなエネルギーが伝わってきて、そうだ「ソリチュード」というブレンドを作ろうと思ってできました。意味をネットで調べると・・・「孤独の時間を好み、あえて一人になることがソリチュードなのです。一人の時間を積極的に楽しめる人こそ、ソリチュードだといえるでしょう。一人で好きな音楽を聞きながら好きな本を読み、その時間の豊かさに満足します。ソリチュードは孤独でありながら深い喜びと安らぎを感じ、安定感を得られます。」と、ありました。まだまだコロナ前のような暮らしになっていませんが、孤独にならずに、一人の時間を豊かに過ごしたいなぁーという思いです。1620円/200gパック(税込)【夏への扉】軽めで爽やかで飲みやすく・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)のフローラル系の香りが印象的で・・・余韻まで心地よく香っています。もう20年目になった、春から夏に向かう季節のブレンド「夏への扉」です。日に日に陽射しが輝きを増して、花が咲き、葉があおくなり、爽やかな風が吹き抜ける季節の人気ブレンドです。初夏向けの、爽やかさや円やかさは勿論…より華やかな魅力をイメージして…ブラジル・クラシクスをメインにして…モカ・イルガチェフェ(ハマ)とコロンビアを贅沢に使いました。まず…爽やかと円やかさがベースになっていて、どなたにも親しみやすい味わいになっていますし…初夏のケーキや和菓子にもドンピシャで相性が良いですから…「桜ぼんぼりカフェ」の後として、安心してご自宅用にも、気軽なプレゼント用にもお勧めできます。さらに…華やかさを…フローラル系や柑橘系で際立った魅力にしようとイメージして…モカ・イルガチェフェ(ハマ)とコロンビアで、香りの素晴らしさや味わいの繊細さ、円やかさをブレンドしました。ゆっくりと味わっていくと…優しい甘味から、爽やかに切れの良い後味…さらに冷めると、余韻の香りと味わいが長く華やかに続くと思います。キラキラ感が持続するのは…初夏の心地よい風と優しい日射しをイメージしました。春の「桜ぼんぼりカフェ」から、薫風香る初夏の「夏への扉」に上手くバトンタッチできたと思います、お楽しみください。名前は山下達郎の曲にもあって、SFファンの方にはお馴染みの、「ロバート・ハインライン」の名作《The Door into Summer》から借りました。扉を開けるたびに夏に近づいていく気分です。(達郎ファン仲間で常連のOさんに、初夏のブレンドの名前が決まらないと言うと…それなら「夏への扉」でしょうと、即決まりました。Oさん、ネーミングして頂いて、もう20年になりました!!)1080円/225gパック(税込)【スプラッシュカフェ】夏むけの後味のキレの良い深煎りブレンドです・・・ダークな印象からやわらかな口当たりになって、キレの良い後味で爽やかな余韻です。余韻のフルーツ感とキレの良さが爽やかさを押し上げています・・・ホットでも、アイスでも、乳脂肪にも合うのでミルクを加えても、スイーツとの相性の良さも格別です。デビュー21年目の夏向けのお馴染み、深煎りベラ・ノッテ系の「スプラッシュカフェ」です…基本的なイメージは…「水しぶきの爽やかさ」で決まっています。ホットでも、アイスでも、ストレートでもミルクを加えても…涼しげなコーヒーの魅力をお届けします。ポイントは柔らかな甘さと切れの良さ、爽やかな余韻です。「深煎りグアテマラ」「深煎りコロンビア」「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです。深煎りコロンビアのコクで円やかな口当たりにすることで、しっかりとした深煎りの感覚に仕上がったと思います。深煎りの華やかさと円やかなコク…そして苦味がニガニガ残らず、キレ良く爽やかな後味がポイントです、お楽しみください。タンザニア・ムベヤをブレンドして、より爽やかな印象になったと思います。乳脂肪の味わいとバランス取って・・・後味のキレを良くして、爽やかな深煎りをイメージしています。半袖が心地よい季節にホットでもアイスにしても・・・そのままでも、たっぷりのミルクを加えても・・・爽やかな余韻が魅力だと思います。ベラ・ノッテ…ミモザカフェ…スプラッシュカフェと基本のバランスを大切にしながら…季節にあった魅力になるようブレンドしています。ベラ・ノッテの夏バージョンです。お気に入りのアイスクリームと一緒に「スプラッシュカフェ」をホットでもアイスでも一緒に味わうのが好きです。1080円/225gパック(税込)【マンデリン・タノバタック】-2022年4月20日(月)発送・販売分から、1620円/225gパック(税込)でよろしくお願いします。2014年頃からマンデリンの仕入高騰がありまして・・・2019年5月に200gパックにしました。「マンデリン・タノバタック」しか注文しないヘビーユーザーの方が多く、できるだけ価格を据え置いてきましたが・・・去年今年でさらに高騰しまして・・・本当に心苦しいのですが・・・1620円/225gパック(税込)でよろしくお願いします。まろやかでコーヒー感豊かで酸味を感じないコーヒーといったお好みのお客様におすすめしています。クリーンでクリーミー、まろやかさが素晴らしいです・・・風味は、マンデリン特有のハーブ系の風味に加え、チョコレート、バターのような質感、更にアーシーな風味をお楽しみいただけます。マンデリン特有のオーソドックスなダークの味わいです…勿論、クリーンな味わいで…まずクリーミーな円やかさと心地よい甘さが印象的です…少し冷めるとマンデリン特有のスパイシーさやアーシーさがエキゾチックで余韻の柔らかな口当たりとハーブやシガーのキャラクターがこの「マンデリン・タノバタック」をより味わい深く魅力的にしています。さかもとこーひーがマンデリンに求める…当然汚れた味わいでは無いことが大前提ですが…マンデリン特有のクリーミーで円やかな口当たりです、この口当たりがダークな味わいと重なってより魅力的に感じられると思います。そしてアーシーやスパイシーといったエキゾチックなキャラクターが他の豆に無い個性です。深煎りで、苦いというよりはダークな味わいの印象です。長年マンデリンしか注文しない熱烈な常連さんが何人もいます…深煎り好きの常連さんにもお勧めです、お楽しみください。スマトラ島のアラビカコーヒーは、マンデリンとも呼ばれ、深い緑色の生豆、コクのある風味で日本人のコーヒー通に親しまれてきました。スマトラ島のトバ湖南部のリントンニフタ村があります。リントン周辺にはキリスト教を信仰するバタック族が居住し、コーヒーを中心とした農業を営んでいます。バタック族は、言語の違いによる6つ民族(トバ族、カロ族、シマルングン族、パッパク族、マンデリン族、ニアス族)から成り立っています。名称である「タノバタック」は「民族の大地」を意味します。様々な民族からなるバタック族にとって、コーヒーは共通の重要な農産物です。伝統的なスマトラ式での精選方法を代々受け継いでいます。火山灰土壌、有機物に富んだ肥沃な土壌とマメ科植物をシェードツリーとし(窒素固定)、肥沃度や土壌水分の安定の為のマルチング、手作業による除草、牛豚の排泄物+コーヒーパルプ+雑草を原料としたコンポストに化学肥料を年間1、2回施肥し、理想的な環境下で栽培しています。コーヒーの樹から収穫された、熟したチェリーを、各農家が木製のパルパーで皮むきし、パーチメントを10-12時間プラスチック桶で発酵処理します。その後、浮く未熟な豆と夾雑物を除去、粘液質をきれいな水で洗い流し、天日乾燥します。輸出業者で再度乾燥された後、パーチメントは脱穀され、比重、大きさ、ハンドピックで選別され、良い風味を出すよう最良の状態に仕上げます。エチオピア同様、他に替えの無い魅力のマンデリンですが…高品質の豆が少なく…品質は安定しないこともあって…なかなか難しい産地です…小農家から集める仕組みで高品質な豆が少ないです。しかし…タノバッタクは、生産者、仲買人、輸出業者が連携し、安定的、継続的な取引により、高品質を維持しております。 以下は、2011/09/18にアップしたものです。「10年ちょっと前にはじめてアメリカに行き、色々と回ったスペシャルティコーヒーの店で驚いたのが…マンデリンのきれいな味わいとスパイシーなキャラクターでした。日本のマンデリンは、マンデリンくささといわれるようなタイプばかりだったので、こんなマンデリン使いたいなぁーと思ったものです。その後、日本には入っていないタイプのマンデリンを使えるようになり、ずーっと使っていました。その後、そのルートのマンデリンに飽き足らなくなり…さらに魅力的なマンデリンを探して来たのですが…知り合いのバイヤーの方が紹介してくれたのが、この「マンデリン・ボナンドロク」です、そして新しいクロップになりました。ボナンドロクという小さな村に選別の指導に入って…徹底した選別による素晴らしいマンデリンだと思います。クオリティの基本となる…味わいのきれいさや、スパイシーさ、円やかなマウスフィールは勿論のこと…そこに繊細さが際立っていると思います。クリーミーでシルキーなマウスフィールがご機嫌です。そこに、ハーブなキャラクターやスパイシーさが際立って…ほのかなフローラルやチョコレートな感じもあって、華やかさに繋がっていると思います。冷めてからの心地よく円やかな苦味は他に無い魅力でしょう。」スマトラ リントン スペシャル タノバタック栽培地:スマトラ島リントン地区標高:1,400~1,600m(斜面の多い山岳地帯)土壌:火山灰土壌、豊富なミネラルを含む肥沃な大地生産処理:伝統的なスマトラ式インドネシアはブラジル、ベトナム、コロンビアに次ぐ第4位の生産国です。更にスマトラ、ジャワ、スラウェシ、バリ島等、島々で個性のあるコーヒーを産出する国です。コーヒー生産量はロブスター90%に対しアラビカ種が10%のみとなっています。それは20世紀初頭にかけて葉さび病によりアラビカコーヒーの大部分が壊滅し、生き残った標高1,000m以上の地域のみでしかアラビカ種が栽培されていない為です。スマトラ島のアラビカコーヒーは、マンデリンとも呼ばれ、深い緑色の生豆、コクのある風味で日本人のコーヒー通に親しまれてきました。近年のスペシャルティコーヒー産業の発展から、アメリカ市場でもそのコクのある風味から、大変人気のあるコーヒーです。スマトラ島のトバ湖南部のリントンニフタ村があります。リントン周辺にはキリスト教を信仰するバタック族が居住し、コーヒーを中心とした農業を営んでいます。バタック族は、言語の違いによる6つ民族(トバ族、カロ族、シマルングン族、パッパク族、マンデリン族、ニアス族)から成り立っています。名称である「タノバタック」は「民族の大地」を意味します。様々な民族からなるバタック族にとって、コーヒーは共通の重要な農産物です。伝統的なスマトラ式での精選方法を代々受け継いでいます。火山灰土壌、有機物に富んだ肥沃な土壌とマメ科植物をシェードツリーとし(窒素固定)、肥沃度や土壌水分の安定の為のマルチング、手作業による除草、牛豚の排泄物+コーヒーパルプ+雑草を原料としたコンポストに化学肥料を年間1、2回施肥し、理想的な環境下で栽培しています。コーヒーの樹から収穫された、熟したチェリーを、各農家が木製のパルパーで皮むきし、パーチメントを10-12時間プラスチック桶で発酵処理します。その後、浮く未熟な豆と夾雑物を除去、粘液質をきれいな水で洗い流し、天日乾燥します。輸出業者で再度乾燥された後、パーチメントは脱穀され、比重、大きさ、ハンドピックで選別され、良い風味を出すよう最良の状態に仕上げます。タノバッタクは、生産者、仲買人、輸出業者が連携し、安定的、継続的な取引により、高品質を維持しております。 風味は、マンデリン特有のハーブ系の風味に加え、チョコレート、バターのような触感、更に雑味が少なく、クリーンな風味をお楽しみいただけます。1620円/225gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.04.17
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プロのつぶやき1154「おかげさまで、おゆみ野店開店4周年」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。おかげさまで、おゆみ野店開店4周年を4/6に迎えました、ありがとうございます。おゆみ野はぽかぽかな良いお天気になって、小学校中学校の入学式の行き帰りにおゆみ野店の前を歩く姿が毎年の風景になっています。満開の桜が散ってきました、これから気持ちの良い初夏に向かいますね。今週は、朝ドラの「カムカムエブリバディ」が終わって、店のスタッフさんともネットでも盛り上がってました(笑)BGMが良くてCD買って聴いていますし・・・それぞれの役者さんが生き生きしていて、さらに深津絵里ってあまり知らなかったのですが、こんなにいい役者なのかと感心しました。世代毎の様子が見事でした。そして、昨日4/9(土)は村田VSゴロフキンの日本ボクシング史上最大の大一番、ミドル級世紀の一戦でした。大盛り上がりの激闘で、最後はTKOで負けましたが、終わった後のファンの声援、本人や関係者の表情が全てを物語っていました。格闘技スポーツの魅力いっぱいで・・・錦織選手がBIG4に立ち向かっていく姿に重なって見えました。個人スポーツ好きな坂本ですが、心技体頭を駆使した試合を堪能できました、次は井上尚弥VSドネア2 が楽しみです。そんなこんなで・・・おかげさまで、おゆみ野店開店4周年を迎えました。通販メインの本店は車での来店が少し面倒ですので・・・一番常連さんが多いおゆみ野に支店を出して4年、明らかに隣近所の常連さんが増えてきています。通販の常連さんはヘビーユーザーの方が多いのですが・・・ご近所の方はヘビーユーザーの方もいらっしゃいますが、たまにひと袋とか、お湯に浸けるだけのコーヒーバッグなら手軽だからとか、お客さんの幅が広がってきて、とっても励みになります。「ホームこーひー」から「ホームタウンこーひー」へとシフトしてきてよかったと喜んでいます。自家焙煎とか、スペシャルティコーヒーとか、カフェではなくてビーンズショップとか・・・一般的には専門的な敷居の高いイメージのさかもとこーひーですが・・・実は、気軽に、手軽に暮らしの中のこーひーをというのが開店以来変わらない気持ちなんです。しかし・・・その辺の分かりづらさがさかもとこーひーらしいというか、世間一般の当たり前とはずれてしまっています(笑)まぁ、そうは言っても地道に常連さんが増えて・・・息子二人もキャリアを9年と5年と重ねて、任せる部分が年々増えています。今年は67才になりますので・・・同級生は完全にリタイア世代ですので、自分自身も最近は9時間労働、一応週休二日と世間並になってきて、あまり疲れなくなってきました。70才くらいにはセミリタイアに近づけて、より健康に現役でいられるよう準備しています。働き過ぎは身体に負担になっていたと実感しています。コーヒーの世界は50年近くなるキャリアの中でも一番生豆の高騰が大きく、また品不足にもなっていますが・・・そこはキャリアがモノを言って・・・かなりやりくりができています。在庫がなくなると、豆によっては値上げになるものもあると思いますが・・・一斉値上げとか避けて、クオリティも守って、常連さんの暮らしに負担にならないよう色々と手を尽くしています。現場仕事のウェイトを減らす一方で、若い人のビーンズショップやカフェのサポートが増えています。コーヒー業界は昔から今も・・・基本のんびりしていて、やさしいと言いますか・・・甘いとか自己満足な面が目立つ人が多いのですが・・・たまに真面目で熱心な若い人もいます。そういった若者がコーヒー業界できちんと仕事して食べていけるようにサポートするようにしています。そういう若い人とのコミニケーションは楽しいものです。現場の細かいことから、商いの色々、ネット情報では分からない業界の裏事情など伝えることがたくさんあります。そして、おゆみ野店4年のうち2年がコロナ禍でした・・・さかもとこーひーは元々開店以来「ホームこーひー」をテーマにしてきましたが・・・よりリアルに常連のお客さまの暮らしの中のこーひーが伝わってきたコロナ禍の2年でした。今でも毎日のようにネット注文のコメントに・・・「珈琲を頼りに毎日を乗り切っております」「いつも朝のコーヒーに癒されています。」「そんな生活に欠かせないコーヒーです。」「元気をささえていただき、感謝です。」・・・といった言葉が書かれています。コロナ禍の非常時の2年とこれからの暮らしを少しでも平穏に安らいで過ごしてもらいたいなぁーと心しています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.04.10
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プロのつぶやき1153「火力と液体の職人」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。満開の桜があちこちで咲き誇っています・・・さかもとこーひーの近所では生実池やおゆみ野の遊歩道の桜がきれいです。コロナ禍でも戦争があっても花は咲いて散っていきますね・・・ボクシングでは村田VSゴロフキン、井上VSドネアの大一番・・・達郎のニューアルバムにツアー・・・錦織もリハビリ進んで練習の様子が動画でアップされてきました・・・BGMも役者も素晴らしい朝ドラカムカムエブリバディがいよいよ最後の週です・・・落語のチケットも取り始めました・・・コロナ前の日常の楽しみが待ち遠しいです。そんなこんなで・・・先日幕張本郷サンクオピエさんの21周年コースのワイン会に行ってきました、ワイン会もずいぶん久しぶりです。お店に着いたら・・・厨房にお邪魔して新しくなったプラック(フランスレンジ)を見させてもらいました、21年使って新調したそうです、受注生産ですぐには手に入らないそうです、価格も高い!ガスの火口ではなくて鉄板になっています・・・鉄板の下でガンガン燃えているようですが・・・真ん中は手をかざせない程の熱さ・・・そこから端まで手のひらひとつ動かすと火力が変わって、そのままどんどん弱火になっていってます。真ん中だと小鍋に水入れて乗せるとあっという間に沸騰するくらいの火力・・・端っこの方は弱火の弱火で・・・熟練したら、強火弱火必要なカロリーを自由自在に操れるんでしょう。手をかざしながらシェフの説明に聞き入ってしまいました・・・まぁ、お互い火力の職人なんで・・・さかもとこーひーの焙煎機と同じように重要なものですね。そして、サンク・オ・ピエ、21周年記念コースです。イタリア、パルマ、ガローニ社の24か月熟成生ハムサラダ添え・・・フォアグラのソテーバルサミコと蜂蜜風味のささがきゴボウ添えときて・・・ささがきゴボウとフォアグラの組合せと深い味わいに唸って・・・エゾ鹿のコンソメです。クリーンで上品で、豊かさとか味わいに厚みがあって、余韻の香りにうっとり・・・特に液体なのに豊かで厚みのある味わいが素晴らしいです。勿論コンソメなのでポタージュのような濃さとは違う世界です、エレガントなのに厚みのある味わい・・・最初のひと口から最後のひと口まで流れるようにひと口ひと口を誘って、アンコールが欲しくなりました(笑)濃いというより厚みのある味わいでしょうか・・・その厚みはクリーンで複雑な味わいに支えられているように感じました、複雑と言ってもひとつの美味しさにまとまって一体化していますね。昔のホテルの披露宴では折角手間かけて仕込んだコンソメが残されていたりしたそうです。まぁ、見た目はコンソメですから派手さには欠けて、映えないし、静かに集中して味わわないと味わう暇ないままに喉を通ってしまいます。手間と素材が見えませんしねー。コーヒー、紅茶という液体の美味しさを仕事にしてきたので、その辺の厄介さが身に染みています。ワインや日本酒やらお酒も同じですがアルコールは少し違う感じです。「鶏ガラを3キロ、牛すね肉を3キロで下地のブイヨンを作り、そこにシカ肉を3キロと香味野菜を入れて卵白であくをひいて澄ませたコンソメを3リットルに仕上げました。つまり、スプーン1杯に肉のエキスが3杯分という濃いスープです。これだけ濃いときれい澄ますのもまた、鹿という野生動物の肉の嫌な癖を出さないようにするのは至難の業なんですが、それをやり遂げるのがベテランの技ですね(笑)大変美味いです!ワインが飲みたくなるスープです。」とシェフのブログにありました。コンソメという贅沢な料理は時代に合わないのかもしれませんが・・・それを手間暇かけて、年に数回楽しめるのはとっても嬉しいことです。お互い、火力の職人でもあるし、液体の職人でもあって話しが弾みました。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.04.03
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プロのつぶやき1152「ぬれ煎餅とこーひー」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。霙がふったり、真冬の冷え込みだったりしましたが・・・週末になってようやく春らしいぽかぽかな陽気になってきた千葉です、今朝は15℃でした。おゆみ野店の近所は木蓮の花が咲き誇っていますが、これで一気に桜が開花するでしょう。本店の近所の生実池も桜の名所ですし・・・おゆみ野店の周りは公園から遊歩道から桜でいっぱいです。そんなこんなで・・・3/26(土)に銚子駅前に「SOLE Bar」というコーヒースタンドが開店するので、開店準備中のお店にひとっ走りして行ってきました。銚子は3年くらい前からアンディ君が「andy’s COFFEE STAND」で活動していて・・・今回彼がSOLE Barさんをサポートすることになって紹介されました。アンディ君は本店店長がスタバにいた時の先輩で・・・遠いのに時々さかもとこーひーまで豆を買いにきていて・・・andy’s COFFEE STAND のスタートで色々と話しを聞いてからの付き合いなんです。彼のコーヒーキャリアのスタートは、日本に1年展開したピーツコーヒーでした。その前にバークレーのピーツの工場を訪れていたので話しが弾んだものでした。で、SOLE Bar さんは銚子の70年になるぬれ煎餅イシガミさんが、その銚子駅前店の一角を改装してコーヒースタンドをスタートしようというものなんです。で、アンディとイシガミさんの社長さんと専務さんがおゆみ野店に来られて打合せをして・・・せっかくなのでお煎餅に合うオリジナルブレンドを翌日に作ってサンプルを送りました。煎餅は・・・醤油のメラノイジン、カラメル、旨み、発酵がポイントになって・・・油脂分は無くて、炭水化物です。そして、担当の直貴君が20代でホテルのフレンチで修行したそうで、スイーツも色々と用意するそうだということで・・・その辺もイメージしたブレンドになりました。すぐに、サンプルへの的確な感想がメールされてきて・・・話しが噛み合い、これからが楽しみになっています。因みにお煎餅に合わせたブレンドは・・・深煎りコロンビア、深煎りブラジル、マンデリン、エチオピア・モカナチュラルの4種類を使って・・・グアテマラやコスタリカは使っていません。チョコレートや生クリーム、バターなどリッチな油脂分の場合はグアテマラやコスタリカの酸味のボリュームが良い仕事をしますが・・・お煎餅なのでブラジルやマンデリンといった酸味の隠れた豆に活躍してもらいます。深煎りコロンビアとエチオピア・モカナチュラルはボリュームは抑え気味ですが、キャラの明確な酸味があります。マンデリンを除いてカッピングすると深煎りブラジルだけでは酸味をカバーできずにバランスが取れませんでした。マンデリンを加えると、すーっと酸味が隠れてバランスが良くなったのです。スイーツには脂肪分があるので、隠れていてもボリュームを抑えた酸味は欲しいので・・・上手くいきました。いきなり、お煎餅にこーひーで、しかも昔からあるように自然にぴったりと相性良いので、びっくりしていました、まぁ、その辺は得意技です(笑)・・・なんでも美味しいものは味わっておくものですね。銚子の日常に「andy’s COFFEE STAND」と「SOLE Bar」が馴染んでくるのがとっても楽しみです。そうそう・・・ブラウンサウンドコーヒーさんからは2022年春夏のエスプレッソブレンドのお題が出ました。カラメル感ととろろんの質感で、高級な生キャラメルのような甘さとコクということです。2021年秋冬は、スパイシーなホットワインのようで、マンデリンのキャラも欲しい、でした。さっそく、ブレンドカッピングして完成・・・サンプルでOK出たら、一番に飲みに行こうと思っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.03.27
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【ブラック・オルフェ】香りが良くて、まろやかな深煎りブレンド・・・昨年の春にデビューして1年・・・おかげさまで、定番深煎りブレンドに育っている「ブラック・オルフェ」です。ダークな深煎りで、まろやかさ柔らかさのある口当たり、深煎りモカ・シダモの余韻が最初に浮かんで・・・ダークでディープ・・・そして豊かな風味でありながら、柔らかな口当たりが心地よく・・・「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」「深煎りモカ・シダモ」「深煎りブラジル」のブレンドです。ダークチョコレート、カシスやベリー・・・まろやかで、ゆたかな味わいと香り・・・余韻の深煎りモカ・シダモの魅力・・・柔らかな口当たりは深煎りブラジルの仕事です。冷めてからの華やかさ、明るい余韻・・・香りと味わい全体にリズム感を感じるような流れをイメージしました。ご好評いただいて・・・お気に入りのブレンドになっています・・・生クリーム系、チョコレート系、焼き菓子などのスイーツ・ケーキにドンピシャ、おすすめです。ネーミングは・・・「ブラック・オルフェ」は昭和34年のカンヌ映画祭パルムドール受賞映画で・・・主題歌がカルロスジョビンでジャズのスタンダードになっています。黒人とブラジルがテーマの映画ですから・・・深煎りのブレンドで深煎りブラジルも使っているのと、土岐英史さんと片倉真由子さんのデュオアルバムでブラック・オルフェを演奏していて、それが深く柔らかい印象だったのでネーミングしました。ダークでディープでありながら・・・柔らかく豊かな風味・・・余韻に深煎りモカ・シダモの黒いベリーの華やかさも漂います。
2022.03.24
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【はじまりの春】おかげさまで4月に4周年を迎えるおゆみ野店の4周年記念ブレンドです。コロナ、戦争、地震と不安が重なる日々になっていますので・・・基本の春の柔らかな日差し・・・やさしい口当たり・・・うきうき明るい印象・・・余韻の穏やかな魅力は変わらずに、より甘さに包まれた円やかさにバランスを取りました。昨年の「コロンビア・ロスイドロス」を「深煎りコロンビア」に変えて・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」・・・「パナマ・アルコイリス農園」を「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」に変えて・・・ブレンドの基本的な構造は変えずに・・・より甘さや円やかさにフォーカスしながら、春のフローラル感やフルーツ感の魅力をブレンドしました。春の柔らかな日差し・・・円やかでやさしい口当たり・・・うきうき明るい印象・・・余韻の穏やかな甘さ・・・をお楽しみください。上質でエレガントな印象・・・まろやかさと華やかさ・・・柔らかで穏やかな口当たり・・・フルーツ感と甘さの心地よさ・・・スイートシトリック柑橘系の甘さとフローラルな余韻・・・冬が終わって春に向かい、身も心もほぐれて、明るさを感じるイメージです。「はじまりの秋」は60歳になって・・・これから人生の秋がはじまるというブレンドで・・・「はじまりの春」は、本店店長に次男、おゆみ野店店長に長男がなって・・・それぞれが新しいさかもとこーひーを積み重ねて行くスタートの春を記念したブレンドです。勿論、さかもとこーひーのブレンドですので・・・春のケーキや和スイーツにもぴったり・・・色とりどりのマカロンにもお勧めです。さかもとこーひーのはじまりの春をお楽しみください。
2022.03.23
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【グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス】エレガントでシルキー上品な口当たり・・・華やかな余韻の魅力・・・冷めると次々と感じられるフローラル、シトリック、チェリー等々・・・お問合せやリピートが多い・・・黄色く熟す品種特有の華やかさにまろやかな甘さが重なって、際立つ魅力になっている「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」です。冷めると円やかさがより心地よく、華やかな長い余韻が嬉しいです。余韻の甘さは和三盆にフルーツ感が重なったような上質で魅力的なものに感じます。最初の印象から・・・黄色いキャラが印象的で・・・クリーミー&シルキーな口当たり・・・エレガントという言葉が自然に浮かぶ魅力・・・フローラル、シトリック、チェリー、フランボワーズ、アプリコットと次々と押し寄せる魅力・・・ブライトと呼ばれる明るく華やかな印象・・・冷めてからの円やかさと甘さとフローラル感・・・リピートがとても多いのが納得です・・・他のこーひーとの違いが際立っているからでしょう。本店店長が3回訪問して・・・さかもとこーひーが世界で一番だと勝手に思っている「グアテマラ・エルインヘルト農園」ですが・・・その中でも一番のリピートがあるのがこの「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」なんです。本店店長の息子を3年連続でグアテマラの「エルインヘルト農園」に訪問させましたが、農園主のアギーレさんに農園の奥深いエリアまで案内して頂いたようです。その時に…このイエローナンスのネーミングの説明を聴いたそうで…それは、メキシコ原産のナンスという黄色の果物があって、農園には古くからある黄色く熟すコーヒーの品種があり、それが何という品種か分からないために「イエローナンス」とインヘルト農園で呼ぶようになったそうです。インポーターからの説明では…イエローカトゥーラ、イエローカトゥアイということですが…それだけでは無いようです。冷めてからの明るい印象やまろやかでシルキーな口当たりは「エルインヘルト農園」の土壌栽培収穫精選といった全ての工程のレベルの高さが伝わってきます。しかし、この「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」は黄色く熟す品種なので、赤く熟す品種よりも熟度を見分けづらいんです。その黄色く熟す品種で…見事に揃った熟度が伝わってくるブレの無い味わい、甘さ…素晴らしい農園だと感じます。農園名:エル・インヘルト・ウノ農園農園主:アルトゥロ アギーレエリア:ウエウエテナンゴプロセス:フリィウォッシュド品種:イエローカトゥーラ、イエローカトゥアイ標高:1,500-2,000m認証:レインフォレスト・アライアンス認証エルインヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア250ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。この地区は平均気温が16-28℃と冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマをもったコーヒーを生み出します。農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目で判ります。堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも細心の注意を払っています。敷地内の470ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。果肉除去された後60-72時間をかけて醗酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧き水を利用し洗浄します。こうして充分に甘味を持ったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで、伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。このエル・インヘルト・ウノ農園のコーヒーはグァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグァテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーといえるでしょう。イエローナンスはこのうち、イエローカトゥーラとイエローカトゥアイの二品種(どちらも黄色の実がなります)をブレンドしたコーヒーです。
2022.03.22
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プロのつぶやき1151「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス、はじまりの春、ブラック・オルフェ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払いも使えるようになりました。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。千葉は木蓮がきれいに咲いて・・・桜の開花がそろそろになってきました。20℃を超えて暖かな日になったと思ったら、朝は4℃と冷え込んだり・・・寒暖差が大きく焙煎の温度管理に気を使う季節になっています。コロナに戦争・・・そこに大きな地震もあって不安な気持ちになってしまいますが・・・気持ちを落ち着かせることが心身の健康に繋がると思って、変わりなく過ごそうと思っています、花粉対策もありますし。そんなこんなで・・・明るい日差しの春にぴったりなこーひーでおくつろぎください。春にぴったりな黄色く熟す豆の「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」・・・おゆみ野店開店4周年記念ブレンド「はじまりの春」・・・デビュー1年で人気になった深煎りブレンド「ブラック・オルフェ」・・・の3つです、お楽しみください。【グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス】エレガントでシルキー上品な口当たり・・・華やかな余韻の魅力・・・冷めると次々と感じられるフローラル、シトリック、チェリー等々・・・お問合せやリピートが多い・・・黄色く熟す品種特有の華やかさにまろやかな甘さが重なって、際立つ魅力になっている「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」です。冷めると円やかさがより心地よく、華やかな長い余韻が嬉しいです。余韻の甘さは和三盆にフルーツ感が重なったような上質で魅力的なものに感じます。最初の印象から・・・黄色いキャラが印象的で・・・クリーミー&シルキーな口当たり・・・エレガントという言葉が自然に浮かぶ魅力・・・フローラル、シトリック、チェリー、フランボワーズ、アプリコットと次々と押し寄せる魅力・・・ブライトと呼ばれる明るく華やかな印象・・・冷めてからの円やかさと甘さとフローラル感・・・リピートがとても多いのが納得です・・・他のこーひーとの違いが際立っているからでしょう。本店店長が3回訪問して・・・さかもとこーひーが世界で一番だと勝手に思っている「グアテマラ・エルインヘルト農園」ですが・・・その中でも一番のリピートがあるのがこの「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」なんです。本店店長の息子を3年連続でグアテマラの「エルインヘルト農園」に訪問させましたが、農園主のアギーレさんに農園の奥深いエリアまで案内して頂いたようです。その時に…このイエローナンスのネーミングの説明を聴いたそうで…それは、メキシコ原産のナンスという黄色の果物があって、農園には古くからある黄色く熟すコーヒーの品種があり、それが何という品種か分からないために「イエローナンス」とインヘルト農園で呼ぶようになったそうです。インポーターからの説明では…イエローカトゥーラ、イエローカトゥアイということですが…それだけでは無いようです。冷めてからの明るい印象やまろやかでシルキーな口当たりは「エルインヘルト農園」の土壌栽培収穫精選といった全ての工程のレベルの高さが伝わってきます。しかし、この「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」は黄色く熟す品種なので、赤く熟す品種よりも熟度を見分けづらいんです。その黄色く熟す品種で…見事に揃った熟度が伝わってくるブレの無い味わい、甘さ…素晴らしい農園だと感じます。農園名:エル・インヘルト・ウノ農園農園主:アルトゥロ アギーレエリア:ウエウエテナンゴプロセス:フリィウォッシュド品種:イエローカトゥーラ、イエローカトゥアイ標高:1,500-2,000m認証:レインフォレスト・アライアンス認証エルインヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア250ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。この地区は平均気温が16-28℃と冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマをもったコーヒーを生み出します。農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目で判ります。堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも細心の注意を払っています。敷地内の470ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。果肉除去された後60-72時間をかけて醗酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧き水を利用し洗浄します。こうして充分に甘味を持ったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで、伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。このエル・インヘルト・ウノ農園のコーヒーはグァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグァテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーといえるでしょう。イエローナンスはこのうち、イエローカトゥーラとイエローカトゥアイの二品種(どちらも黄色の実がなります)をブレンドしたコーヒーです。1620円/200gパック(税込)【はじまりの春】おかげさまで4月に4周年を迎えるおゆみ野店の4周年記念ブレンドです。コロナ、戦争、地震と不安が重なる日々になっていますので・・・基本の春の柔らかな日差し・・・やさしい口当たり・・・うきうき明るい印象・・・余韻の穏やかな魅力は変わらずに、より甘さに包まれた円やかさにバランスを取りました。昨年の「コロンビア・ロスイドロス」を「深煎りコロンビア」に変えて・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」・・・「パナマ・アルコイリス農園」を「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」に変えて・・・ブレンドの基本的な構造は変えずに・・・より甘さや円やかさにフォーカスしながら、春のフローラル感やフルーツ感の魅力をブレンドしました。春の柔らかな日差し・・・円やかでやさしい口当たり・・・うきうき明るい印象・・・余韻の穏やかな甘さ・・・をお楽しみください。上質でエレガントな印象・・・まろやかさと華やかさ・・・柔らかで穏やかな口当たり・・・フルーツ感と甘さの心地よさ・・・スイートシトリック柑橘系の甘さとフローラルな余韻・・・冬が終わって春に向かい、身も心もほぐれて、明るさを感じるイメージです。「はじまりの秋」は60歳になって・・・これから人生の秋がはじまるというブレンドで・・・「はじまりの春」は、本店店長に次男、おゆみ野店店長に長男がなって・・・それぞれが新しいさかもとこーひーを積み重ねて行くスタートの春を記念したブレンドです。勿論、さかもとこーひーのブレンドですので・・・春のケーキや和スイーツにもぴったり・・・色とりどりのマカロンにもお勧めです。さかもとこーひーのはじまりの春をお楽しみください。1620円/225gパック(税込)【ブラック・オルフェ】香りが良くて、まろやかな深煎りブレンド・・・昨年の春にデビューして1年・・・おかげさまで、定番深煎りブレンドに育っている「ブラック・オルフェ」です。ダークな深煎りで、まろやかさ柔らかさのある口当たり、深煎りモカ・シダモの余韻が最初に浮かんで・・・ダークでディープ・・・そして豊かな風味でありながら、柔らかな口当たりが心地よく・・・「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」「深煎りモカ・シダモ」「深煎りブラジル」のブレンドです。ダークチョコレート、カシスやベリー・・・まろやかで、ゆたかな味わいと香り・・・余韻の深煎りモカ・シダモの魅力・・・柔らかな口当たりは深煎りブラジルの仕事です。冷めてからの華やかさ、明るい余韻・・・香りと味わい全体にリズム感を感じるような流れをイメージしました。ご好評いただいて・・・お気に入りのブレンドになっています・・・生クリーム系、チョコレート系、焼き菓子などのスイーツ・ケーキにドンピシャ、おすすめです。ネーミングは・・・「ブラック・オルフェ」は昭和34年のカンヌ映画祭パルムドール受賞映画で・・・主題歌がカルロスジョビンでジャズのスタンダードになっています。黒人とブラジルがテーマの映画ですから・・・深煎りのブレンドで深煎りブラジルも使っているのと、土岐英史さんと片倉真由子さんのデュオアルバムでブラック・オルフェを演奏していて、それが深く柔らかい印象だったのでネーミングしました。ダークでディープでありながら・・・柔らかく豊かな風味・・・余韻に深煎りモカ・シダモの黒いベリーの華やかさも漂います。1080円/225gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.03.20
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プロのつぶやき1149 「弥生、桜ぼんぼり、花かすみ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。朝出勤のとき眩しい朝日が正面から差している季節になりました・・・ダウンを着なくなって、今年は遅かった春一番が吹いて、花粉が飛んでます。月曜日に孫の4才の誕生日と9ヶ月の女の子の初節句をしました・・・いつの時代も男の子は戦隊物にはまりますね。女の子は我が家で初めてなのでかわいさにドキドキします、だいぶ爺いになってきました。先日息子世代でこれからカフェをスタートする若い人が訪ねて来たのですが・・・料理の基礎できているし、浮つくことなく考えているのが伝わってきました。2時間くらい色々とアドバイスしましたが・・・可能性感じました。そんなこんなで・・・ここ数年、さかもとこーひーは深煎りを充実させてご好評いただいていますが・・・深くない味わいのこーひーも魅力的なので、酸っぱいとかとは別世界の魅力を色々とイメージしています。いわゆるサードウェイブ系の浅煎りは酸っぱいと言って苦手なお客様の声を聞くことが多いのですが・・・まぁ、昔から酸っぱいコーヒーが苦手という声は多いですが・・・そういった酸っぱさではなくて、酸っぱくはなくてまろやかな味わいだけれども酸味がいい仕事していて甘さとのバランスが魅力的な味わいを色々なパターンでお届けしてます。(全然酸っぱくないとか、酸味ないですね~と仰るお客様もいらっしゃいますし・・・酸味に敏感な方は確かに酸味ありますねと仰ることもあります。よく例えるのは・・・完熟して香りも甘さも素晴らしいフルーツの酸味です。甘いだけではもの足りません。)今人気の「桜ぼんぼりカフェ」や新作の「花かすみ」はそういった魅力をイメージしています。さかもとこーひー開店した時から・・・コーヒーで日本の暮らしを彩る季節感をお届けしたいなぁーと思っていました。和菓子が好きで・・・和菓子って材料がシンプルなのに季節毎のお菓子が日本の暮らしを豊かにしてくれていて・・・コーヒーでも同じようになりたいなぁーと思って・・・季節のブレンドを大切にしてきました。特にスペシャルティコーヒーに出会ってからの20年はブレンドの可能性が広がって楽しい仕事になっています。「桜ぼんぼりカフェ」は・・・2002年にデビューですので、もう20年目になります・・・すっかり、さかもとこーひーの春を告げる季節のこーひーとしてお馴染みになっています。2月に入ると「桜ぼんぼりカフェもう発売しましたかー?」とお問い合わせを頂いたり・・・「桜ぼんぼりカフェ」のお知らせいただくと春を感じます、とメール頂いたり、とっても嬉しいです。桜餅のように日本の暮らしに春を告げるこーひーを目指したブレンドですが…ホームこーひーとして、こーひーで四季を感じてもらいたいというイメージを常連のみなさんと共有できてとってもお気に入りのブレンドです。春らしい…優しく柔らかな口当たりと甘さ…モカ・イルガチェフェ(ハマ)のフローラルな香りと余韻…「花のような爽やかな香り」と「親しみやすい甘さ味わい」が、長かった冬から解放された今の季節にぴったりだと思います。透明感のある春の香りと心地よい豊かな口当たりをイメージしました。「花かすみ」は今年の新作ブレンドで・・・やさしい味わいで香りがよくて・・・春を感じる・・・やわらかな口当たりやいい香りで、気持ちがゆるむような、リラックスできるような・・・淡い印象を魅力的に!・・・そんなイメージです。遠くの満開の桜の花が霞がかったように見える・・・淡い桜いろが見えてきて、コロナ禍が長引いて、アフターコロナの春がとっても待ち遠しく感じて・・・そんな心もちからできました。酸味も苦味も抑えて・・・親しみやすく円くてやわらかな口当たり、フローラル&フルーティな味わい、余韻に心地よい甘さ・・・長引く緊張感を和らげるようなイメージです。12月に京都の老舗和菓子屋鍵善良房「祇園 鍵善 菓子がたり」を読んでいたら・・・ZEN CAFE というカフェの季節のお菓子に「花霞」という淡い桜いろの繊細なきんとんが目に止まりました。あー! いかにも日本的な春のうつくしさだなぁーと惹きつけられて・・・これをブレンドにしようと思いました。桜いろのイメージならパナマを上手に使いたいなぁーと・・・あとはそれに合わせて豆を選びます・・・「グアテマラ・アゾテァ」の強すぎない味わいに、ハニーライクな甘さとフローラル感をベースに使って・・・「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」と「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」でフローラルな魅力と余韻をイメージしました。コロナ禍が過去になって振り返るようになっても、この「花かすみ」を毎年お届けして・・・「あの時は日本中世界中が大変だったと」思えるような平穏な日々になるといいなぁーと思っています。出来上がった「花かすみ」を飲んでいて、自分の感性が少しは熟してきたかなぁ~と・・・60代後半からの仕事が楽しみになってきました。「売るお菓子も、買っていただくお客さんも、時代とともに少しずつ変わっていく。でも、良いお菓子を作ってお客さんに喜んでもらう、それは何も変わりません。」・・・「祇園 鍵善 菓子がたり」の一文です。お菓子をこーひーと入れ替えたら、そのまま通じると思います。さかもとこーひーは28年というまだ短い商いですが・・・それでも時代とともに少しずつ変わってきています。コロナ禍に戦争も重なってしまいました・・・戦争を知らない子供と呼ばれた世代で、日本には騒乱がありませんでしたが、10代の頃はベトナム戦争が激しく、その後も世界には騒乱が無くなりません。人間は厄介なもので、哀しいものです。テニスのTwitter仲間が jimi Hendrix の "When the power of love overcomes the love of power The world will know peace " をアップしていました。シアトルに行った時に見たジミヘンの像を思いだしました。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.03.06
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【ミモザカフェ】こちらは、17年目のベラ・ノッテ系深煎りブレンドの「ミモザカフェ」です・・・爽やかでキレの良い「タンザニア・ムベヤ」を使って・・・春らしい円やかで爽やかなキレの良い深煎りブレンドになっています。常連さんに頂いて、本店の前に植えた、ミモザが3年前の台風の暴風で折れて倒れてしまいましたが、店内のウエルカムフラワーのミモザがかわいいです。僕の好きな花は、桜にミモザ、杏の花も好きです、基本的に木に咲いている花に惹かれます。ミモザカフェは明るく爽やかないい感じの苦味系をイメージしています…優しい円やかなコクと口当たり…キレの良い爽やかさ明るい素直な親しみやすい感じです。春のいい感じの苦味系の爽やかな甘さ、円やかな優しいコクが印象的な魅力になっていると思います。「桜ぼんぼりカフェ」と並んで春を告げる深煎り系「ミモザカフェ」がすっかりお馴染みの人気ブレンドになりました。使ったこーひーは「深煎りエルサルバドル」に「深煎りグアテマラ」と「タンザニア・ムベヤ」で…さかもとこーひーらしいベラ・ノッテ系のブレンドです。生クリームのケーキやプリン、チーズケーキ、チョコレートやクッキーにマカロン。ナッツやチョコレートのアイスクリームにもドンピシャですね。お楽しみください。
2022.02.25
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【桜ぼんぼりカフェ】もうすっかり、さかもとこーひーの春を告げる季節のこーひーとして人気になっています。2002年にデビューですので、もう20年目になります。2月に入ると「桜ぼんぼりカフェもう発売しましたかー?」とお問い合わせを頂いている春の人気NO1ブレンドです・・・先日もご来店のお客さまから「桜ぼんぼりカフェいるから?」と聞かれて・・・とっても嬉しかったです。毎年「桜ぼんぼりカフェ」のお知らせをすると…「桜ぼんぼりカフェ、もう春ですねー♪」と常連さんから言われたり、メールを頂いたりします。桜餅のように日本の暮らしに春を告げるこーひーを目指したブレンドですが…ホームこーひーとして、こーひーで四季を感じてもらいたいというイメージを常連のみなさんと共有できてきてとってもお気に入りのブレンドです。春らしい…優しく柔らかな口当たりと甘さ…モカ・イルガチェフェ(ハマ)のフローラルな香りと余韻…「花のような爽やかな香り」と「親しみやすい甘さ味わい」が、長かった冬から解放された今の季節にぴったりだと思います。透明感のある春の香りと心地よい豊かな口当たりをイメージしました。使ったこーひーは…「エルサルバドル」…「コロンビア」…「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」とブレンドしました…飲みやすさだけでは無い…円やかで優しく、又味わい深さもイメージしています。桜餅やイチゴのケーキと相性のよい円やかさですね…イチゴのケーキ、シフォンケーキやサブレ、ムース…りんごや洋梨のケーキ…桜餅に草餅…ご機嫌なひとときになると思います。カジュアルなギフトにもピッタリだと思います…お楽しみください。
2022.02.24
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【花かすみ】やさしい味わいで香りがよくて・・・春を感じる・・・やわらかな口当たりやいい香りで、気持ちがゆるむような、リラックスできるような・・・淡い印象を魅力的に!・・・そんな新作ブレンドです。遠くの満開の桜の花が霞がかったように見える・・・淡い桜いろが見えてきて、コロナ禍が長引いて、アフターコロナの春がとっても待ち遠しく感じて・・・そんな心もちからできたブレンドです。使ったこーひーは・・・「グアテマラ・アゾテァ」「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。酸味も苦味も抑えて・・・親しみやすくやわらかな口当たり、フローラル&フルーティな味わい、余韻に心地よい甘さ・・・長引く緊張感を和らげるようなイメージです・・・女性の常連さんの感想が楽しみです。12月に京都の老舗和菓子屋鍵善良房「祇園 鍵善 菓子がたり」を読んでいたら・・・ZEN CAFE というカフェの季節のお菓子に「花霞」という淡い桜いろの繊細なきんとんが目に止まりました。あー! いかにも日本的な春のうつくしさだなぁーと惹きつけられて・・・これをブレンドにしようと思いました。桜いろのイメージならパナマを上手に使いたいなぁーと・・・あとはそれに合わせて豆を選びます・・・「グアテマラ・アゾテァ」の強すぎない味わいに、ハニーライクな甘さとフローラル感をベースに使って・・・「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」と「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」でフローラルな魅力と余韻をイメージしました。コロナ禍が過去になって振り返るようになっても、この「花かすみ」を毎年お届けして・・・「あの時は日本中世界中が大変だったと」思えるような平穏な日々になるといいなぁーと思っています。出来上がった「花かすみ」を飲んでいて、自分の感性が少しは熟してきたかなぁ~と・・・60代後半からの仕事が楽しみになってきました。
2022.02.23
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【パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン】ひと口目から、口当たりがやわらかな、華やかでフローラル&ジューシーなパナマの魅力が伝わってきます。ゲイシャで有名な名門パナマ・エスメラルダ農園の・・・こちらもすっかり人気になった「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」を・・・春に向けて・・・柔らかな口当たりと甘さ、フローラルな魅力でお届けします。パナマは運河で有名なように太平洋と大西洋に挟まれて海洋性気候があるので温暖でやさしい柔らかな味わいが特徴ですが・・・コロンビアに接しているように赤道に近くその日差しや気候で華やかな香りも素晴らしいと思っています。柔らかな口当たりとやさしい甘さ・・・フローラル、フルーティ、柑橘系、チェリー系、シルキー、エレガント、アールグレイ・・・「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」でお馴染みのエスメラルダ農園「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」です。まさにエレガント…素晴らしいです。フローラル…フルーティ…スイート…シルキーで滑らか円やかな口当たりで余韻まで華やかさと口当たりの上品さが続きます・・・上品でエレガントな魅力にコンプレックス複雑な魅力が重なって、なんとも言えない圧倒的な魅力に包まれます。とても柔らかな優しい口当たりと上品な甘さ、余韻が素晴らしいですが…そこにオレンジやチェリーピーチのキャラが顔を出すフローラル感が際立っていると思います。冷めてくると紅茶のアールグレイの雰囲気も出て来て味わいを複雑にして長い余韻がより魅力的になると思います。ゆっくりと味わうとスパイシーさが余韻を高め…上質なミルクチョコレートに爽やかなレモンも重なって、柔らかな味わいを押し上げてくれました・・・是非、冷めてからの上質なマウスフィール・口当たりの心地よさや静かに伝わってくるフローラル感フルーツ感スパイシー感を味わってみてください。この「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」特有の魅力を楽しめると思います。ゲイシャ種で有名になったエスメラルダ農園ですが…この「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」もエスメラルダ農園の素晴らしさ…土壌、技術、気候等…が伝わってくるこーひーだと思います。品種はティピカ、ブルボン、カツアイですが…素晴らしいです。勿論ゲイシャ種とは違うこーひーなんですが…やはりグアテマラの「エルインヘルト農園」とパナマの「エスメラルダ農園」は2トップなんだなーと思いました…特にお勧めです。農 園 名:ラ エスメラルダ農園 農 園 主: プライス ピーターソン エ リ ア: ボケテ ハラミージョ地区品 種:ティピカ、ブルボン、カツアイ プロセス:フリーウォッシュド 標 高:1, 400m 認 証:レインフォレスト ダイヤモンド マウンテンは、ラ・エスメラルダ農園で栽培されています。パナマ西部・バルー火山の山裾に広がり、平均標高 1400m、豊かな降雨に恵まれ、農園内にも天然林が保護されているなど、豊かな自然環境に囲まれています。また、農薬を使わず、完熟実だけを手摘みし、収穫後の加工も細心の注意を払って行われているなど、まさに『世界最高のコーヒー』が生産されるにふさわしい環境です。 このエリアの年間降雨量は 4000 ミリと非常に多い反面、乾季は風が非常に強く、自然林が残されていますが、これは防風の役目も果たし、この防風林がなければコーヒー樹は倒れて生育出来ず、ボケテ渓谷を挟んで西側に位置するボルカンシートやアルトキィエルに比べ多降雨の為湿気が高い。気温は 10℃以下にはならず最高は25℃程度。 生産処理工程 6~8 時間発酵後コンクリート・パティオで 5 日間天日乾燥し、水分を 30%に落としてから乾燥機によって乾燥されます。その後、選別機で精製し品質管理室でカッピングテスト後出荷されます。
2022.02.22
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プロのつぶやき1147「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン、花かすみ、桜ぼんぼりカフェ、ミモザカフェ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。今朝は久々の雨の千葉です・・・陽射しも明るくなって、これから三寒四温で春が近づいて来るでしょう。千葉の郊外のさかもとこーひー周辺でもオミクロンの感染の声が聞こえてきています。ピークは越えたようですが、不安な毎日が長引いています。くれぐれもご自愛ください。そんなこんなで・・・明るい日差しの春にぴったりなこーひーでおくつろぎください。名門エスメラルダ農園の「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」・・・新作・やわらかな口当たりとフローラルな香りの「花かすみ」・・・軽やか系春の人気No1「桜ぼんぼりカフェ」・・・春の深煎りブレンド「ミモザカフェ」・・・の4つです、お楽しみください。【パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン】ひと口目から、口当たりがやわらかな、華やかでフローラル&ジューシーなパナマの魅力が伝わってきます。ゲイシャで有名な名門パナマ・エスメラルダ農園の・・・こちらもすっかり人気になった「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」を・・・春に向けて・・・柔らかな口当たりと甘さ、フローラルな魅力でお届けします。パナマは運河で有名なように太平洋と大西洋に挟まれて海洋性気候があるので温暖でやさしい柔らかな味わいが特徴ですが・・・コロンビアに接しているように赤道に近くその日差しや気候で華やかな香りも素晴らしいと思っています。柔らかな口当たりとやさしい甘さ・・・フローラル、フルーティ、柑橘系、チェリー系、シルキー、エレガント、アールグレイ・・・「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」でお馴染みのエスメラルダ農園「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」です。まさにエレガント…素晴らしいです。フローラル…フルーティ…スイート…シルキーで滑らか円やかな口当たりで余韻まで華やかさと口当たりの上品さが続きます・・・上品でエレガントな魅力にコンプレックス複雑な魅力が重なって、なんとも言えない圧倒的な魅力に包まれます。とても柔らかな優しい口当たりと上品な甘さ、余韻が素晴らしいですが…そこにオレンジやチェリーピーチのキャラが顔を出すフローラル感が際立っていると思います。冷めてくると紅茶のアールグレイの雰囲気も出て来て味わいを複雑にして長い余韻がより魅力的になると思います。ゆっくりと味わうとスパイシーさが余韻を高め…上質なミルクチョコレートに爽やかなレモンも重なって、柔らかな味わいを押し上げてくれました・・・是非、冷めてからの上質なマウスフィール・口当たりの心地よさや静かに伝わってくるフローラル感フルーツ感スパイシー感を味わってみてください。この「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」特有の魅力を楽しめると思います。ゲイシャ種で有名になったエスメラルダ農園ですが…この「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」もエスメラルダ農園の素晴らしさ…土壌、技術、気候等…が伝わってくるこーひーだと思います。品種はティピカ、ブルボン、カツアイですが…素晴らしいです。勿論ゲイシャ種とは違うこーひーなんですが…やはりグアテマラの「エルインヘルト農園」とパナマの「エスメラルダ農園」は2トップなんだなーと思いました…特にお勧めです。農 園 名:ラ エスメラルダ農園 農 園 主: プライス ピーターソン エ リ ア: ボケテ ハラミージョ地区品 種:ティピカ、ブルボン、カツアイ プロセス:フリーウォッシュド 標 高:1, 400m 認 証:レインフォレスト ダイヤモンド マウンテンは、ラ・エスメラルダ農園で栽培されています。パナマ西部・バルー火山の山裾に広がり、平均標高 1400m、豊かな降雨に恵まれ、農園内にも天然林が保護されているなど、豊かな自然環境に囲まれています。また、農薬を使わず、完熟実だけを手摘みし、収穫後の加工も細心の注意を払って行われているなど、まさに『世界最高のコーヒー』が生産されるにふさわしい環境です。 このエリアの年間降雨量は 4000 ミリと非常に多い反面、乾季は風が非常に強く、自然林が残されていますが、これは防風の役目も果たし、この防風林がなければコーヒー樹は倒れて生育出来ず、ボケテ渓谷を挟んで西側に位置するボルカンシートやアルトキィエルに比べ多降雨の為湿気が高い。気温は 10℃以下にはならず最高は25℃程度。 生産処理工程 6~8 時間発酵後コンクリート・パティオで 5 日間天日乾燥し、水分を 30%に落としてから乾燥機によって乾燥されます。その後、選別機で精製し品質管理室でカッピングテスト後出荷されます。 1620円/200gパック(税込)【花かすみ】やさしい味わいで香りがよくて・・・春を感じる・・・やわらかな口当たりやいい香りで、気持ちがゆるむような、リラックスできるような・・・淡い印象を魅力的に!・・・そんな新作ブレンドです。遠くの満開の桜の花が霞がかったように見える・・・淡い桜いろが見えてきて、コロナ禍が長引いて、アフターコロナの春がとっても待ち遠しく感じて・・・そんな心もちからできたブレンドです。使ったこーひーは・・・「グアテマラ・アゾテァ」「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。酸味も苦味も抑えて・・・親しみやすくやわらかな口当たり、フローラル&フルーティな味わい、余韻に心地よい甘さ・・・長引く緊張感を和らげるようなイメージです・・・女性の常連さんの感想が楽しみです。12月に京都の老舗和菓子屋鍵善良房「祇園 鍵善 菓子がたり」を読んでいたら・・・ZEN CAFE というカフェの季節のお菓子に「花霞」という淡い桜いろの繊細なきんとんが目に止まりました。あー! いかにも日本的な春のうつくしさだなぁーと惹きつけられて・・・これをブレンドにしようと思いました。桜いろのイメージならパナマを上手に使いたいなぁーと・・・あとはそれに合わせて豆を選びます・・・「グアテマラ・アゾテァ」の強すぎない味わいに、ハニーライクな甘さとフローラル感をベースに使って・・・「パナマ・エスメラルダ・ダイヤモンドマウンテン」と「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」でフローラルな魅力と余韻をイメージしました。コロナ禍が過去になって振り返るようになっても、この「花かすみ」を毎年お届けして・・・「あの時は日本中世界中が大変だったと」思えるような平穏な日々になるといいなぁーと思っています。出来上がった「花かすみ」を飲んでいて、自分の感性が少しは熟してきたかなぁ~と・・・60代後半からの仕事が楽しみになってきました。1620円/225gパック(税込)【桜ぼんぼりカフェ】もうすっかり、さかもとこーひーの春を告げる季節のこーひーとして人気になっています。2002年にデビューですので、もう20年目になります。2月に入ると「桜ぼんぼりカフェもう発売しましたかー?」とお問い合わせを頂いている春の人気NO1ブレンドです・・・先日もご来店のお客さまから「桜ぼんぼりカフェいるから?」と聞かれて・・・とっても嬉しかったです。毎年「桜ぼんぼりカフェ」のお知らせをすると…「桜ぼんぼりカフェ、もう春ですねー♪」と常連さんから言われたり、メールを頂いたりします。桜餅のように日本の暮らしに春を告げるこーひーを目指したブレンドですが…ホームこーひーとして、こーひーで四季を感じてもらいたいというイメージを常連のみなさんと共有できてきてとってもお気に入りのブレンドです。春らしい…優しく柔らかな口当たりと甘さ…モカ・イルガチェフェ(ハマ)のフローラルな香りと余韻…「花のような爽やかな香り」と「親しみやすい甘さ味わい」が、長かった冬から解放された今の季節にぴったりだと思います。透明感のある春の香りと心地よい豊かな口当たりをイメージしました。使ったこーひーは…「エルサルバドル」…「コロンビア」…「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」とブレンドしました…飲みやすさだけでは無い…円やかで優しく、又味わい深さもイメージしています。桜餅やイチゴのケーキと相性のよい円やかさですね…イチゴのケーキ、シフォンケーキやサブレ、ムース…りんごや洋梨のケーキ…桜餅に草餅…ご機嫌なひとときになると思います。カジュアルなギフトにもピッタリだと思います…お楽しみください。1080円/225gパック(税込)【ミモザカフェ】こちらは、17年目のベラ・ノッテ系深煎りブレンドの「ミモザカフェ」です・・・爽やかでキレの良い「タンザニア・ムベヤ」を使って・・・春らしい円やかで爽やかなキレの良い深煎りブレンドになっています。常連さんに頂いて、本店の前に植えた、ミモザが3年前の台風の暴風で折れて倒れてしまいましたが、店内のウエルカムフラワーのミモザがかわいいです。僕の好きな花は、桜にミモザ、杏の花も好きです、基本的に木に咲いている花に惹かれます。ミモザカフェは明るく爽やかないい感じの苦味系をイメージしています…優しい円やかなコクと口当たり…キレの良い爽やかさ明るい素直な親しみやすい感じです。春のいい感じの苦味系の爽やかな甘さ、円やかな優しいコクが印象的な魅力になっていると思います。「桜ぼんぼりカフェ」と並んで春を告げる深煎り系「ミモザカフェ」がすっかりお馴染みの人気ブレンドになりました。使ったこーひーは「深煎りエルサルバドル」に「深煎りグアテマラ」と「タンザニア・ムベヤ」で…さかもとこーひーらしいベラ・ノッテ系のブレンドです。生クリームのケーキやプリン、チーズケーキ、チョコレートやクッキーにマカロン。ナッツやチョコレートのアイスクリームにもドンピシャですね。お楽しみください。1080円/225gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.02.20
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プロのつぶやき1146「世界ランキング100位、30位、10位に入れる違い」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。今朝も冷え込んでいますが・・・先日、また雪でびっくりしました・・・予報では千葉だけ雨でしたが、朝TV観ると都内より我が家の方が積もってる、凍結が怖いので自宅で仕事してからゆっくりと出勤しました。前回の雪かきは軽くて、サクッとすくえましたが・・・今回は湿ってずっしり重くて重くて、腰にきました。そんなこんなで、春が恋しいなか・・・Facebook見てたら、テニス雑誌スマッシュの伊達さんのコラムで・・・「100位、30位、10位に入れる選手の違いは?」というテーマがありました。個人競技で階級制でないテニスの世界ランキング100位といったら、間違いなく天才だと思っています。テニスやボクシングの個人競技が好きなんですが・・・心技体頭の勝負だなぁーといつも感じています。テニスはオフシーズン短いし、世界中をツアーで周りながら試合するし、試合中誰にもアドバイスもらえないで孤独ですし、2時間3時間と戦い続けます、ほんとタフな競技です。「テニスで100位以内と言えば、世界で戦う選手の一員として認められるランキングです。グランドスラム本戦に入れるかどうかのラインなので、ここには天と地ほどの差があります。」・・・と、伊達さんが仰るように100位のラインは天と地ほどの差があるのでしょう。ボクシングなら17階級ですので・・・各階級10人だと170人・・・100位だと各階級のざっくりと5位以内の感じですか・・・テニスの100位以内はボクシングで世界挑戦できるようなポジションって感じでしょうか、まさにトップ選手でしょう。まぁ、グランドスラム本戦に入れるので当然トップですね。「100位に入れる人と入れない人の違いは、「勝負に対する執着心」だと思います。どんなに泥臭くても、どんな方法でも試合に勝とうとすること。」・・・執着心ですかー、紙一重なんでしょうねー。「例えば、空港に着いて迎えが来てくれるのか、大会と会場移動は車なのかバスなのか。上のレベルの待遇を見るチャンスがない人は、未来を描きづらく下部ツアーに留まりがちです。しかし、1度上の世界を見た人は、もう下部ツアーには戻りたくないと言います。」・・・なるほどなぁー。「目の前の試合をこなしているだけだと、目の前の結果にしか執着心は生まれません。先の世界を思い描いて、がむしゃらにそこに到達することです。」執着心と言っても、目の前の結果・今日の試合の結果への執着心と・・・もっとロングスパンでの執着心、まぁ目標設定と達成への執着心なんでしょうか。「30位以内になるとシードが付きます。テニス界は強い者が優遇されるのが当たり前なので、待遇は良くなります。30位に入る選手と入れない選手の違いは、「意識の高さ」でしょう。」日本の男子テニス選手だと以前だと松岡修造さんが46位・・・最近だと杉田選手は36位まで上がりました。西岡選手は48位、ダニエル太郎選手は64位・・・この二人はまだ若いのでこれからが楽しみですが・・・30位以内には4位やトップ10以内だった錦織選手で抜きん出てます・・・外国選手と比べたら身体的に小さいのに・・・30位以内は別世界なんでしょうねー。日本の男子選手で次に30位以内に入ってくるのは誰でしょう、楽しみです。「例えば食事。気にせず食べたい物を食べるのか、必要な物を食べるのか。練習の仕方、トレーニングの取り組み方、ストリングの張り替え方など、30位に入れる選手は全てにおいて意識が高いですね。」食事、練習、トレーニング、道具・・・全てにおいて意識が高いと仰っていますが・・・プロのトップ選手なら当然だと思いますが・・・そこからさらに差があるんでしょう、多分少しの差なんでしょうが、その徹底ぶりとか、そこまでやるかという差なんでしょうか。「最後にトップ10に入れる人。違いは「究極の負けず嫌い」でしょう。私はじゃんけんでもトランプでも負けたくありません。トップ10選手は負けず嫌いの集合で、私レベルの負けず嫌いでは、トップ10の中でも赤ちゃん並みです(笑)」伊達さんの仰る意識の高さや究極の負けず嫌い・・・想像を超えています。錦織選手の活躍は・・・身長やパワーのフィジカル的なハンデを補うスキルの高さ、スピード、テニスIQ創造性や意識の高さに究極の負けず嫌いがあってこそでしょう。さかもとこーひーの場合だと・・・コーヒーや美味しさについての面と、経営的な面とありますね。坂本自身も息子二人も商売的にもっと大きくとか儲けたいとかいった執着心に欠けてるを感じますが、性格的なものなので仕方ないですね。ただ、店潰すとお先真っ暗ですから・・・拡大しなくても、一生継続して行けるような商いということには相当執着心が強くてやってきました。まぁ、組織では通用しない性格だということを10代で自覚しましたので(笑)逃げ道ないですから。若い同業者を見ていると、のんびりというか甘いというか・・・そんなんでは店続けられなくなると心配するお店が多いです、基本の営業時間すら守れない店多いですし、欠品も目立ちます。コーヒーとかカフェとかはなんか気楽なイメージがありますが・・・それを一生の仕事にするには相当な執着心が必要でしょう、まぁどんな仕事でも同じです。飲食店が廃業率高いのは構造的な問題と店主の意識の問題があるんでしょう。クオリティや美味しさについても同じで・・・コーヒーだけでなくて、色々な飲食への興味や体験、知識に対する執着心や意識の違いも気になりますね。コーヒー大好きになって相談にくる人でも・・・一般の美味しいもの好きなお客さんレベル(多分その人の周りの人からグルメとかこだわりとか言われているんでしょう)がほとんどです。でも、お金払う側ならいいのですが、もらう側となったらそうはいかないんです。移動や情報が発達して、昔よりも経験値や知識が豊かなお客さんがいっぱいいますから、謙虚に精進するしかありません。現実に僕と同世代や先輩で同じ頃に自家焙煎で独立した人は30年経ってほとんど残っていません。年齢的なものもありますが・・・。伊達さんの仰る「執着心、意識、負けず嫌い」はプロとしての色々な場面で通じるのかなぁーと思いますね。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.02.13
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プロのつぶやき1145「町の老舗の魅力」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。節分・立春が過ぎて、朝6時すぎの出勤時明るくなってきましたが、今朝はマイナス2.5℃で寒かったです。節分なので、知り合いのお寿司屋さんで恵方巻きをテイアウトしました。いつもの太巻きに、今年は海鮮太巻きもいただきました。色々と具だくさんの海鮮太巻きは初めてで・・・あんまり美味しくてびっくり、まぁネタが良いので当たり前なんですけどね。シャリ、海苔とのバランス良いし・・・食べやすく切ってくれていたので助かりました。まぁ、丸かじりしないし、方角も気にしてないし(笑)・・・太巻きもいつものように干瓢や卵焼きで好物です・・・食べ過ぎました。海苔と言えば・・・先日、週一で通うお気に入りのお蕎麦屋さんで40数年ぶりにざる蕎麦を食べました。20代で手打ち蕎麦の名店を回るようになってからは、ざる蕎麦のように海苔ののった蕎麦は頼まないで、せいろやもり蕎麦ばかり食べていました。しかし、気合の入った手打ち蕎麦屋さんは、せっかく行ってもお昼なのにもう蕎麦が売り切れたとか、予約で入れないとか・・・それに値段も高めだし、量は少なめだし・・・普段使いにはちょっと不便なんですね。やっぱり蕎麦は気軽にふらっと寄れるのが嬉しいです。そんな時に、老舗のお蕎麦屋さんを知って・・・機械打ちでもいい蕎麦粉使っていて、美味しいし、つゆは勿論バランスいいし、量はたっぷり、値段も手頃で・・・ほんと使い勝手がいいんです・・・そしてとっても繁盛しています。11時開店で11時10分には席が埋まり始めて・・・気がつくと行列・・・厨房もホールも少ない人数でテキパキとこなしていく様は流石の年季を感じて気持ちの良いものです。手打ち蕎麦だと冷たい蕎麦ばかりでしたが・・・最近温かい種ものも美味しくて・・・さらに天丼やカツ丼、カレー丼の楽しみもあってご機嫌なんです。お蕎麦屋さんでは卵とじが作れたら調理担当は一人前と言われるそうですが・・・卵とじ蕎麦にお餅をトッピングしたとき、いいお餅で焼きもきれいで・・・添えられた海苔がいい海苔で美味しかったので、これならざる蕎麦も美味しそうと思ったのです。僕の祖母や母は戦後海苔やっていて・・・冬の寒い中舟出して摘んで、夜は家族総出で洗って、包丁で叩いて、型で成形して、天日干しした話を聞いてました。なので、海苔は台所の大きな缶にいつも入っていて・・・ご飯のときは勿論、学校から帰っておばあちゃん家に行くと、海苔炙って、鰹節かいて醤油まぶして、海苔巻きをおやつに作ってくれたもので、ソウルフードとも言えるものでした。(蒲田出身の鈴木雅之マーチンもおじいちゃんが海苔やってて、子供の頃海苔巻き食べていて、ソウルフードだと言ってました、1歳下です、昭和30年代の東京湾の風景ですね。)で、ざる蕎麦食べたら・・・海苔の風味と蕎麦とつゆのバランスが良くって、満足満足でした。Tweetしたら、そのお店が船橋の老舗海苔問屋の海苔使っていると教えてくれました。船橋から千葉木更津は海苔の本場でしたからね。そういったわが町の老舗の魅力をしみじみといいなぁーと感じています。紅茶の店テ・カーマリーやってた頃は常連さんが老舗のおでん屋さんの息子で、仕事帰りにぶらっと寄っておでんつまみにして一杯やったものです。大根やつみれは勿論、三つ葉や豆腐、牡蠣とか通ぶってました。たまにお土産にしてもらったので・・・我が家のおでんはそのおでんやさんの味がベースになってます。さかもとこーひーで販売しているお茶は、おばあちゃんの頃から贔屓にしているお茶屋さんで今3代目ですね。知り合いの和菓子屋のご主人は彼が専門学校に通っている頃から知ってますが、今50代、3代目です。伝統的な業種のお店は、歴史があって、3世代4世代の常連さんがいて、いいもんです。さかもとこーひーだと2世代の常連さんはいらっしゃいますが、3世代の常連さんはまだ先でしょう、あと10年20年かかるでしょう。それでも、開店して毎日配達していた時に幼稚園生で玄関開けると奥から走ってきていた子が就職して、結婚して、お子さんいるようになりました。コーヒーや紅茶は高度成長期から普及してきましたし、輸入文化なので、まだまだ若い業種ですね。スペシャルティコーヒーは出会って20年少しですからさらに若いです。常連さんとのキャッチボールを繰り返しながら町のお店として成熟していきたいものです。若い頃はとんがったお店ばかり気になっていましたが・・・2年に及んでいるコロナ禍もあってか、身近な町の老舗の魅力を心地よく感じています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.02.06
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プロのつぶやき1144「グローリア2022とボンボンショコラを楽しむ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。2022年1月が過ぎていきます・・・出勤する朝6時頃は冷え込んでいますが、昼間はダウン無しでもOK、朝晩少しづつ日が伸びてきてます。コロナのオミクロンは急拡大して、店の近所でも感染や濃厚接触を聞くようになりました。ピークがきて急速に収束するのを期待してます、みなさんくれぐれもご自愛ください。私坂本は仕事が終わると即帰宅してテニスの全豪とカムカムエブリバディ観てます、その全豪テニスも今晩が男子決勝・・・昨日は女子シングルスと男子ダブルスの決勝で共に地元オーストラリア人チャンピョン誕生で盛り上がってました。錦織選手は股関節の内視鏡手術をして6ヶ月後の復帰を目指しているそうです。術後はリハビリの様子をSNSでアップして・・・「またトップに戻って来れるので気長に待っていてください」とメッセージしてました。強い意志を圭らしい言葉で言っていて安心しました。そんなこんなで・・・なぜか「グローリア2022」が人気になって毎日よく売れています。まぁ、試飲で飲まれて買われる方も多いのですが、通販でも同じように人気なんです。そこで市原市のフランス菓子エリソンさんまでひとっ走りしてボンボンショコラを色々と買ってきて「グローリア2022」と「陽だまり」とペアリングしてみました、勿論、スタッフの分もね。まぁ、さかもとこーひーは基本チョコレートに全て合うのですが・・・バレンタインの季節は少し贅沢なチョコがたくさん出回りますので・・・フルーツやナッツにスパイスを使ったようなボンボンショコラにうっとりするような相性の良さをイメージしたブレンドなんです。「グローリア2022」使ったのは・・・バークレーロースト、深煎りモカ・シダモ、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン、ブラジル・パッセイオの4種類・・・確かに自分でもなかなかお気に入りのブレンドなんです。バークレーローストのダークさをベースにして・・・深煎りモカ・シダモ、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン、ブラジル・パッセイオという・・・エチオピア、グアテマラ、ブラジルという個性の違うトップクオリティの豆をバランスよく組み合わせたブレンドです。生チョコのようなシンプルの美味しさには、バークレーローストや深煎りモカ・シダモがチョコの魅力をより引き上げるように・・・フルーツやナッツが印象的なボンボンチョコラにもぴったり合うようにと4種類の個性の違う豆をブレンドしています。「陽だまり」は・・・深コロンビア、深ブラジル、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボンといかにもチョコレートに合いそうなブレンドです。「深煎りのまろやかなコクとコーヒー感・・・きれいな味わいと余韻のキレの良さ・・・真冬向けこーひー15年目の「陽だまり」です。使った豆は…「深煎りコロンビア」に「深煎りブラジル」と「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」です。深煎りの円やかで味わい深いコク…そこに「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の華やかで上品なキャラがブレンドされて…余韻の魅力を引き立てていると思います。」・・・といった感じです。ペアリングしたチョコは4種類・・・ユズ、プラリネペカン&トンカ、パッション、フランボワーズカシスと個性の違うものです。-ユズ・・・なめらかなミルクチョコの余韻に柚子の香りなんですが、グローリア2022がぴったり合って・・・柚子の風味をより際立たせた余韻が印象的です。そしてチョコのキレの良さが次のひと口を誘います。-プラリネペカン&トンカ・・・ピーカンナッツのプラリネとトンカの2種類のガナッシュの組み合わせで、こういうの大好きです。プラリネとトンカの豊かな味わいをグローリア2022が高級なガナッシュをより引き立てています。陽だまりだとガナッシュが心地よく馴染みます。-パッション・・・パッションフルーツの豊かな酸味と香りが魅力的で・・・グローリア2022はドンピシャ、待ってましたという感じですね。パッションフルーツとチョコの相性をさらに印象的にして、チョコだけでは味わえない美味しさに一体化しています。陽だまりも相乗効果でチョコもこーひーもより魅力的になりますね。-フランボワーズカシス・・・フランボワーズとカシスのパートドフリュイとガナッシュの2層という、3つの個性の組み合わせです。グローリア2022だとグーっと引き立ちますね。3つの個性をきれいにバランスとって一つの美味しさにまとめるって感じです。陽だまりもきれ良さが3つの個性を次へと誘います。「グローリア2022」はどのチョコにも香りよくキレ良く合いますね・・・特に個性的なチョコにも自然な感じで一体化します。「陽だまり」は酸味の効いたチョコにも相性良くて、こーひーもチョコも魅力的に仕上げます。チョコレートだけとか、こーひーだけとかでは味わえない、チョコとこーひーの美味しさというよりも快感に包まれますね。官能というか、至福のひとときでしょう。暖かい部屋でゆっくりと楽しみたいです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.01.30
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プロのつぶやき1143「こーひーバッグ9種類」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。コロナのオミクロンが急激に広まっているし・・・先日は温暖な千葉でもマイナス4℃に冷え込んで・・・自宅でひきこもる日々です、くれぐれもご自愛ください。「浅草キッド」がやたら評判いいので、Netflix 入りました・・・そこへテニスの全豪が始まって、ダニエル太郎が大活躍、元1位のマレーにも勝ちきりました。Youtubeではボクシングと柔術を追いかけているし・・・昔の映画探して観たり、積み重なっている本も読まないと・・・引きこもっても時間が足りません(笑)そんなこんなで・・・熱湯に漬けるだけのティーバッグスタイルの「コーヒーバッグ」のリピーターさんが年々増えてきて品揃えも増えてきました。始まりは、ドリップバッグでした・・・世間のドリップバッグの印象でさかもとこーひーとしては無視していましたが・・・知っているお店のドリップバッグをもらって淹れたら、そのお店の味がきちんと出ていました。これなら自分の豆使ったらさかもとこーひーの味になる!・・・それでドリップバッグを作りました。しかし、出張などで自分で使ってみると上手く淹れられない時がありました・・・そこへディップスタイルのお湯に浸けるコーヒーバッグに出会って、即採用したのが2017年でした、もう5年になります。最初は簡易で便利にいつものさかもとこーひーの味わいとクオリティを楽しんでいただけるようにと2種類からスタートしました。そして、リピートの方が増えるに従って色々なお好みにお応えできるように増やしてきました。最近は、いつものこーひーに「コーヒーバッグ」を足して買われる方・・・「コーヒーバッグ」だけいつもリピートの方・・・ギフトに使われる方・・・みなさんそれぞれの暮らしの中でのご利用の仕方を感じていて・・・もうドリップやプレスと「コーヒーバッグ」は同じように楽しめないといけないと思うようになリました。そこで、人気のシングルオリジン「タンザニア・ムベヤ」と「マンデリン・タノバタック」のコーヒーバッグを加えました。出来上がってさっそく「タンザニア・ムベヤ」と「マンデリン・タノバタック」をマグカップで淹れて飲みました。予想以上にそれぞれの魅力が素直に伝わってきて、その上にまろやかな飲みやすさがあって、少し驚きました。「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」のコーヒーバッグもそうですが・・・シングルオリジンはコーヒーバッグに向いているようです、嬉しかったです。さかもとこーひーの「コーヒーバッグ」には・・・(12gの細挽きの粉)が入っていて(個包装・窒素充填パック)です。簡易で便利ですが・・・カフェプレスで淹れるのと同じ条件ですので、香りや味わいは簡易ではありません。(他店のーヒーバッグやドリップパックは8~10gで、粗挽きが多いようです。量が少なく、粗挽きですと濃く出ません。そして個包装窒素充填ですので袋を開けた時の香りが良いです。)大きめのマグカップに1個・・・沸騰しているお湯、95℃以上の熱湯を一気に注いで4分以上で出来上がりです、これが一応の基準です。ポイントは・・・「沸騰しているお湯、95℃以上の熱湯を一気に注ぐ」ことです、さかもとこーひー淹れるコツと一緒です。浸ける時間は「4分以上」です。常連さんに聞くと・・・コーヒーバッグ1個で二人分淹れるという方、3杯は大丈夫という方もいらっしゃいます、当然薄くなっていきますが、お好みですね。その際はコーヒーバッグを2回3回と使うよりも・・・グラスサーバー等で1回で2杯3杯分と淹れた方が安定した味わいになると思います。(300ccとか500ccのサーモマグで薄めに淹れて、仕事しながらゆっくりと飲まれている方もいます。)手間もかからず、コスパもいいと・・・細挽き、12g使ってる効果ですね。(たっぷり12g入って、細挽きで成分がよく出ます。)これで、お好みの味わいを、手軽に、コスパよく、こーひーのある暮らしを楽しんでもらえると思います。勿論お徳な「オフィスパック」がよく出ています、皆さん上手に利用されています。ご自宅で、オフィスで、アウトドアで、出張で、気軽なギフトで・・・お楽しみください。・ベーシックなブレンド・・・「カフェデイジー(軽め)」「カフェボッサ(中)」「カフェフィガロ(やや濃いめ)」「特上フレンチ&特上アイス(苦め)」・・・濃さが順番になっています。・カフェインレス・・・「デカフェ・エクストラブレンド」「デカフェ・マンデリン」・シングルオリジン・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「タンザニア・ムベヤ」「マンデリン・タノバタック」ブレンド4種類、シングルオリジン3種類、デカフェ2種類・・・9種類のコーヒーバッグです。・コーヒーバッグの淹れ方 *ティーバッグのような形になっています。 お好みのカップにコーヒーバッグをひとつ入れて 95℃以上の熱湯を注ぎ、4分以上置いて コーヒーバッグを引き上げて出来上がりです。 マグカップ(200cc位)に1個が目安です。 コーヒーカップ(150cc位)だとしっかり濃い目。 タンブラー(300cc位)で軽やかな味わいです。 一度にたくさん淹れたい時は 大きめのサーバーやポットで淹れて かき混ぜてからカップに注ぎ分けると便利です。・コーヒーバッグでアイスこーひー 水出しアイスこーひー 「特上フレンチ&特上アイスコーヒー」がオススメです。 (軽やかで優しい味わいになります) コーヒーバッグ1個に対し水500ccを目安に 冷水ポットやタンブラーに入れて 冷蔵庫で1晩で出来上がりです。(注ぐ前にかき混ぜて下さい) オン・ザ・ロック (こーひー毎の特徴がしっかり出ます) コーヒーバッグ1個を150cc位のお湯で濃い目に出し 氷をたっぷり入れたグラスに一気に注ぎ、かき混ぜて急冷します。 氷が溶けるとちょうど良い量になって出来上がりです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.01.23
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【ハートバレンタイン・カフェ】苦くなくて、軽めでまろやか爽やかな味わい・・・冷めるとよりまろやかな魅力が感じやすいです、勿論酸味は隠れて感じにくいので酸っぱさはありません。クリーンで爽やかな口当たり・・・甘さとミルクチョコレートな感じが追いかけて・・・まろやかな口当たりとオレンジのような甘さが余韻となって続きます。さかもとこーひーとチョコレートの相性の良さは年期が入っています、元々お菓子好きチョコレート好きですから…さかもとこーひー開店以来28年間こーひーとチョコレートのご機嫌な相性の魅力を追いかけています。チョコレートに合わせたコーヒーと言うと深煎りが多いですが…この「ハートバレンタインカフェ」は中煎りの優しい味わいです。深煎りがお好みに出ない方にチョコレートと一緒でも…こーひーだけでもぴったりだと思います。円やか爽やか系で、とってもきれいで上品な味わいに…柔らかな口当たりと甘さが心地よいものとなっています。そして…チョコレートをひと口、そしてハートバレンタインカフェをひと口…チョコレートがグッと魅力的に、そして後味がきれいに、次のひと口へと進みます。少し高級なチョコレートにもピッタリ合うように…華やかさ、円やかさに…柔らかなコクをイメージしてブレンドしました…そして、上品な甘い余韻。使った豆は…「エルサルバドル」…「ブラジルクラシクス」…「タンザニア・ムベヤ」です。「ハートバレンタイン・カフェ」の魅力を、寒さ厳しいこの季節に、お気に入りのチョコレートと一緒にお楽しみください。高級なチョコレート、滑らかな口溶けの心地よいチョコレートとスッと寄り添ってしまう相性の良さ、口の中で一緒になった時の心地よさ、柔らかく長く続く余韻がご機嫌だと思います。
2022.01.21
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【陽だまり】深煎りのまろやかなコクとコーヒー感・・・きれいな味わいと余韻のキレの良さ・・・真冬向けこーひー15年目の「陽だまり」です。風の無いよく晴れた冬の日、窓辺でお気に入りのチョコレートと一緒に和む…そんなあったか~い美味しさをイメージしました。真冬の寒さに縮こまった気持ちや身体がふっと緩む心地よさを感じるようなブレンドを作りたいと思っています。さかもとこーひーの季節の人気深煎りブレンド「ベラノッテ」の真冬バージョンになります・・・ベラノッテは後味のキレ良くクリーンな味わいが魅力ですが・・・陽だまりはそこに円やかさとコクが加わっています。使った豆は…「深煎りコロンビア」に「深煎りブラジル」と「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」です。深煎りの円やかで味わい深いコク…そこに「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の華やかで上品なキャラがブレンドされて…余韻の魅力を引き立てていると思います。深煎りの円やかさ滑らかさ甘さ長い余韻の心地よい魅力…お気に入りのチョコレートをひと口…「陽だまり」をひと口…チョコレート…「陽だまり」…ご機嫌です。
2022.01.20
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【グアテマラ・アゾテァ】ハニーライク、フローラル、スイート・・・グアテマラのメインの産地アンティグアの魅力が素直に味わえます。クリーンでスムースで親しみやすくなめらかな味わい、余韻の心地よい香りと甘さを引き立てるグアテマラらしいハニーライクさはグアテマラのトップクオリティによる魅力でしょう。グアテマラ・エルインヘルト農園は・・・グアテマラのメキシコ国境に近いウエウエテナンゴ地域のものですが・・・今回の「グアテマラ・アゾテァ」は・・・グアテマラ のメインの産地アンティグア地域のグアテマラらしいグアテマラです。クリーンでスムースで・・・優しい味わい・・・華やかさと甘さ・・・グアテマラらしいフローラル感と甘さが一体となったハニーライクさ・・・冷めるとミルクチョコレートから・・・オレンジやチェリーの印象も感じられます。冷めてからの余韻のオレンジのキャラが際立ちますね・・・親しみやすくて、コーヒーのとびっきりの魅力を味わえると思います、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」との違いも楽しいです。品 種: ブルボン、カツーラ、ティピカ 栽培地: グアテマラ アンティグア地域 (中心部よりやや北部) 標 高: 1,550m 年平均気温20℃、相対湿度65% 土壌: 火山灰質 農園規模: 21ha、年間生産量 約3,000袋 収穫時期: 1月から2月 生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥 古都アンティグア周辺にそびえ立つ3つの火山(アグア、フエゴ、アカテナンゴ)は、アンティグアの伝統とそ の美しい景観を引き立たせています。 アンティグアはアナカフェが認定する8つの地域の中で、最も有名な産 地の一つです。18世紀にキューバの宣教師によってコーヒーがグアテマラにもたらされましたが、アンティグア としてのコーヒーは1939年に認定されました。 2000 年には34の農園主が集まり、アンティグアコーヒー生産者協会が設立され、アンティグアの原産地統 制呼称(アペラシオン)を守り、アンティグアコーヒーを価値あるものとなるよう活動を行ってきました。またアナ カフェが支援する GPS を使用したアンティグア・パイロットプロジェクトでは、各農園の地理的情報、土壌、気候 条件、その他生産者情報がデータベース化され、ワインのような価値ある方向に向かう、今日のスペシャルティ コーヒーにおけるアペラシオンのお手本になっています。 アンティグアのコーヒーは、古くはドイツ等欧州の高級コーヒーとして使用されてきましたが、その後米国スペ シャルティコーヒー産業の発展により、消費地が米国にシフトしていきました。実際、その確りとした風味とコク は、深煎りにも負けない、現在では世界の産地でも数少ない貴重なコーヒーです。 アゾテア農園は1883年にマルセロ・オリベ氏により、コーヒー農園として生まれ変わりましたが、以前は染料 用の植物を栽培しておりました。1908年には農園の拡張、本格的な水洗工場が出来ました。現在のオーナー はチェコスロバキア系のグアテマラ人です。軽い火山灰質の土壌、平地に並ぶ、コーヒーの木々とシェードツリ ー、好天と山をバックにした乾燥場、農園は典型的なアンティグアの風景です。赤い実の収穫、48時間の醗酵 処理、水洗、乾燥場での天日乾燥によってコーヒーは出来上がります。 同農園には農園の歴史を伝える古い機器類(水洗設備等)そしてコーヒーの収穫や生産処理を知ることので きる美術館も併設されております。 アゾテアの確りとした風味、コクをお楽しみください。
2022.01.19
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【グローリア2022】冷え込む日々にお気に入りのチョコレートと一緒にくつろぐ・・・真冬のご褒美です。バークレーローストの深煎りの味わいをベースにして、深煎りモカ・シダモのダークチョコやベリーのキャラが魅力的です。オミクロン株が急増して、緊張や不安の多い毎日が続く冬に、バレンタインで好きなチョコをストックして、この「グローリア2022」と一緒に和んで笑顔になっていただきたいなぁーという深煎りブレンドです。「バークレーロースト」「深煎りモカ・シダモ」と深煎りでご好評いただいていますが・・・この2つを発売したときからこのブレンドをイメージしていました。深煎りモカ・シダモとバークレーローストを使ってバレンタイン用に・・・深煎りの円やかでダークな味わい、口当たりの心地よさ、ダークチョコやベリーの魅力、柔らかな甘さの余韻・・・そんなイメージです。使ったのは・・・バークレーロースト、深煎りモカ・シダモ、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン、ブラジル・パッセイオの4種類。ダークチョコやベリーの個性・・・円やかさと深煎り感は即出来上がりましたが・・・仕上げのポイントとなったのはブラジル・パッセイオで、口当たりの心地よさや柔らかな甘さの余韻にいい仕事をしてくれました。コロナ禍の冬ですので、疲れない優しい味わいも欲しかったのです、和みます。勿論、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボンがあじわい深さや長く続く余韻に良い仕事をして特別なブレンドになっています。「グローリア」はキャデラックスという大好きなドゥワップグループの有名曲で・・・♪グローリア マリーじゃなくて、グローリアなんだ シェリーじゃなくて、グローリアなんだ♪・・・というあまりにもシンプルで素敵な、切なく美しいラブソングです。まぁ、そんな切なさは映画や小説のなかだけになってしまいました(笑)
2022.01.18
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プロのつぶやき1142「グローリア2022、グアテマラ・アゾテァ、陽だまり、ハートバレンタイン・カフェ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。オミクロン株が急拡大しています・・・くれぐれもご自愛ください。今日1/16(日)の夜は国立演芸場の談笑一門会チケットを取ってありましたが、慎重を期して見送ることにしました。千葉の住宅地にいればリスクが小さいですが、都内に出るのは怖さがあります。重症が少ないと言っても66歳になっていますので慎重にします。そんなこんなで・・・季節は進んで真冬のチョコレート三昧がやってきます。4時過ぎには帰宅しているのですが・・・まずストレッチして、ダンベル振り回して・・・チョコを一つとか最中を一つおやつにしながら、仕事を少しして、夕食までCDかけながら本読んだりYoutube観たりしています。真冬にお気に入りのチョコにぴったりなこーひーでおくつろぎください。深煎りモカ・シダモを使ったチョコ&ベリーな魅力の「グローリア2022」・・・グアテマラの魅力が素晴らしい「グアテマラ・アゾテァ」・・・真冬向けまろやかな深煎り「陽だまり」・・・やさしい味わいと香りの「ハートバレンタインカフェ」・・・の4つです、お楽しみください。【グローリア2022】冷え込む日々にお気に入りのチョコレートと一緒にくつろぐ・・・真冬のご褒美です。バークレーローストの深煎りの味わいをベースにして、深煎りモカ・シダモのダークチョコやベリーのキャラが魅力的です。オミクロン株が急増して、緊張や不安の多い毎日が続く冬に、バレンタインで好きなチョコをストックして、この「グローリア2022」と一緒に和んで笑顔になっていただきたいなぁーという深煎りブレンドです。「バークレーロースト」「深煎りモカ・シダモ」と深煎りでご好評いただいていますが・・・この2つを発売したときからこのブレンドをイメージしていました。深煎りモカ・シダモとバークレーローストを使ってバレンタイン用に・・・深煎りの円やかでダークな味わい、口当たりの心地よさ、ダークチョコやベリーの魅力、柔らかな甘さの余韻・・・そんなイメージです。使ったのは・・・バークレーロースト、深煎りモカ・シダモ、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン、ブラジル・パッセイオの4種類。ダークチョコやベリーの個性・・・円やかさと深煎り感は即出来上がりましたが・・・仕上げのポイントとなったのはブラジル・パッセイオで、口当たりの心地よさや柔らかな甘さの余韻にいい仕事をしてくれました。コロナ禍の冬ですので、疲れない優しい味わいも欲しかったのです、和みます。勿論、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボンがあじわい深さや長く続く余韻に良い仕事をして特別なブレンドになっています。「グローリア」はキャデラックスという大好きなドゥワップグループの有名曲で・・・♪グローリア マリーじゃなくて、グローリアなんだ シェリーじゃなくて、グローリアなんだ♪・・・というあまりにもシンプルで素敵な、切なく美しいラブソングです。まぁ、そんな切なさは映画や小説のなかだけになってしまいました(笑)1620円/225gパック(税込)【グアテマラ・アゾテァ】ハニーライク、フローラル、スイート・・・グアテマラのメインの産地アンティグアの魅力が素直に味わえます。クリーンでスムースで親しみやすくなめらかな味わい、余韻の心地よい香りと甘さを引き立てるグアテマラらしいハニーライクさはグアテマラのトップクオリティによる魅力でしょう。グアテマラ・エルインヘルト農園は・・・グアテマラのメキシコ国境に近いウエウエテナンゴ地域のものですが・・・今回の「グアテマラ・アゾテァ」は・・・グアテマラ のメインの産地アンティグア地域のグアテマラらしいグアテマラです。クリーンでスムースで・・・優しい味わい・・・華やかさと甘さ・・・グアテマラらしいフローラル感と甘さが一体となったハニーライクさ・・・冷めるとミルクチョコレートから・・・オレンジやチェリーの印象も感じられます。冷めてからの余韻のオレンジのキャラが際立ちますね・・・親しみやすくて、コーヒーのとびっきりの魅力を味わえると思います、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」との違いも楽しいです。品 種: ブルボン、カツーラ、ティピカ 栽培地: グアテマラ アンティグア地域 (中心部よりやや北部) 標 高: 1,550m 年平均気温20℃、相対湿度65% 土壌: 火山灰質 農園規模: 21ha、年間生産量 約3,000袋 収穫時期: 1月から2月 生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥 古都アンティグア周辺にそびえ立つ3つの火山(アグア、フエゴ、アカテナンゴ)は、アンティグアの伝統とそ の美しい景観を引き立たせています。 アンティグアはアナカフェが認定する8つの地域の中で、最も有名な産 地の一つです。18世紀にキューバの宣教師によってコーヒーがグアテマラにもたらされましたが、アンティグア としてのコーヒーは1939年に認定されました。 2000 年には34の農園主が集まり、アンティグアコーヒー生産者協会が設立され、アンティグアの原産地統 制呼称(アペラシオン)を守り、アンティグアコーヒーを価値あるものとなるよう活動を行ってきました。またアナ カフェが支援する GPS を使用したアンティグア・パイロットプロジェクトでは、各農園の地理的情報、土壌、気候 条件、その他生産者情報がデータベース化され、ワインのような価値ある方向に向かう、今日のスペシャルティ コーヒーにおけるアペラシオンのお手本になっています。 アンティグアのコーヒーは、古くはドイツ等欧州の高級コーヒーとして使用されてきましたが、その後米国スペ シャルティコーヒー産業の発展により、消費地が米国にシフトしていきました。実際、その確りとした風味とコク は、深煎りにも負けない、現在では世界の産地でも数少ない貴重なコーヒーです。 アゾテア農園は1883年にマルセロ・オリベ氏により、コーヒー農園として生まれ変わりましたが、以前は染料 用の植物を栽培しておりました。1908年には農園の拡張、本格的な水洗工場が出来ました。現在のオーナー はチェコスロバキア系のグアテマラ人です。軽い火山灰質の土壌、平地に並ぶ、コーヒーの木々とシェードツリ ー、好天と山をバックにした乾燥場、農園は典型的なアンティグアの風景です。赤い実の収穫、48時間の醗酵 処理、水洗、乾燥場での天日乾燥によってコーヒーは出来上がります。 同農園には農園の歴史を伝える古い機器類(水洗設備等)そしてコーヒーの収穫や生産処理を知ることので きる美術館も併設されております。 アゾテアの確りとした風味、コクをお楽しみください。1620円/225gパック(税込)【陽だまり】深煎りのまろやかなコクとコーヒー感・・・きれいな味わいと余韻のキレの良さ・・・真冬向けこーひー15年目の「陽だまり」です。風の無いよく晴れた冬の日、窓辺でお気に入りのチョコレートと一緒に和む…そんなあったか~い美味しさをイメージしました。真冬の寒さに縮こまった気持ちや身体がふっと緩む心地よさを感じるようなブレンドを作りたいと思っています。さかもとこーひーの季節の人気深煎りブレンド「ベラノッテ」の真冬バージョンになります・・・ベラノッテは後味のキレ良くクリーンな味わいが魅力ですが・・・陽だまりはそこに円やかさとコクが加わっています。使った豆は…「深煎りコロンビア」に「深煎りブラジル」と「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」です。深煎りの円やかで味わい深いコク…そこに「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の華やかで上品なキャラがブレンドされて…余韻の魅力を引き立てていると思います。深煎りの円やかさ滑らかさ甘さ長い余韻の心地よい魅力…お気に入りのチョコレートをひと口…「陽だまり」をひと口…チョコレート…「陽だまり」…ご機嫌です。1080円/225gパック(税込)【ハートバレンタイン・カフェ】苦くなくて、軽めでまろやか爽やかな味わい・・・冷めるとよりまろやかな魅力が感じやすいです、勿論酸味は隠れて感じにくいので酸っぱさはありません。クリーンで爽やかな口当たり・・・甘さとミルクチョコレートな感じが追いかけて・・・まろやかな口当たりとオレンジのような甘さが余韻となって続きます。さかもとこーひーとチョコレートの相性の良さは年期が入っています、元々お菓子好きチョコレート好きですから…さかもとこーひー開店以来28年間こーひーとチョコレートのご機嫌な相性の魅力を追いかけています。チョコレートに合わせたコーヒーと言うと深煎りが多いですが…この「ハートバレンタインカフェ」は中煎りの優しい味わいです。深煎りがお好みに出ない方にチョコレートと一緒でも…こーひーだけでもぴったりだと思います。円やか爽やか系で、とってもきれいで上品な味わいに…柔らかな口当たりと甘さが心地よいものとなっています。そして…チョコレートをひと口、そしてハートバレンタインカフェをひと口…チョコレートがグッと魅力的に、そして後味がきれいに、次のひと口へと進みます。少し高級なチョコレートにもピッタリ合うように…華やかさ、円やかさに…柔らかなコクをイメージしてブレンドしました…そして、上品な甘い余韻。使った豆は…「エルサルバドル」…「ブラジルクラシクス」…「タンザニア・ムベヤ」です。「ハートバレンタイン・カフェ」の魅力を、寒さ厳しいこの季節に、お気に入りのチョコレートと一緒にお楽しみください。高級なチョコレート、滑らかな口溶けの心地よいチョコレートとスッと寄り添ってしまう相性の良さ、口の中で一緒になった時の心地よさ、柔らかく長く続く余韻がご機嫌だと思います。1080円/225gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.01.16
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プロのつぶやき1141「新春こーひー放談2022-2」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。1/6.7と思わぬ雪であたふたしました・・・自宅前と本店前の雪かきで太ももから腰までパンパンになったくらいです(笑)・・・さかもとこーひー1/5(水)から通常営業しています。元旦は家族が集まって呑んだり食べたり笑ったり・・・二日からは映画三昧「MIFUNE」「プロヴァンスの休日」「素晴らしき哉、人生!」「エマの瞳」・・・最近はフランスやイタリア映画観ることが増えてきました。アメリカ映画とはストーリーの起伏が違いますね。若い時からどちらが好きということは無いんですが・・・アメリカのアクション映画はあまり観ないです。映画の合間に「祇園鍵善 菓子物語」(今西善也著・世界文化社)を四季のきれいなお菓子の写真を楽しみながらパラパラと捲ってました。(江戸享保年間和菓子屋の十五代当主)「意匠の美」「自然を写す、四季の干菓子」「木型と焼印」等々大好物のテーマが続いて・・・「未来の菓子帖」の ZEN CAFE での彩りきんとんで三月の「花霞」という銘の桜色に淡い白のきんとん散らしたのがかわいくてきれいで・・・その瞬間ブレンドのイメージが浮かびました。桜の季節にお届けしたいと思っています・・・使う豆がほぼ浮かんでいます。そして最後の「これから」には・・・「私たちは商売人であり、文化人ではありません。お菓子を作り、売る菓子屋です。お客さんあってこその仕事なのです。」「ただお菓子を売るのではなく、それを求める方々に喜んでもらうことを大事にしなければなりません。」京都の老舗で伝統的な業界のお店の気持ちが伝わってきます・・・「伝統を現代に」・・・「変わらないために変わる」・・・どんな商売でも長く続けるために必要なことでしょう。さかもとこーひーは「おいしさは作るものではなくて、感じるもの」を大切にしていますが・・・そのおいしいと感じるのはお客さんですから・・・自店のお客さん、常連さんの感じ方をいつも意識しています。そして、そのおいしいというひと時を大切にしています。「お菓子は人々の暮らしにあって、その空間を彩るものです。」「私は常にお菓子は人と人の間にあってその間を埋めるコミュニケーションツールだと思っています。」餡子、和菓子が子供の頃から好きですが・・・コーヒーや紅茶の仕事をするようになって、和菓子は豆や粉、寒天葛等々限られた材料なのに・・・季節毎に色々なお菓子が出て、お客さんはそれらを当たり前のように楽しんで、暮らしに馴染んで・・・憧れたものでした。自家焙煎さかもとこーひーをスタートしたらこーひーで季節感を感じてほしいと・・・季節のブレンドをたくさん作ってきました。お客さんの暮らしを彩りたかったのです。そして、コミュニケーションツールとしても意識してきました。(昔は季節のコーヒーと言ったらアイスコーヒーくらいしかなかったんです。あとはスペシャルブレンドとかオリジナルブレンドとか・・・。)「売るお菓子も、買っていただくお客さんも、時代とともに少しずつ変わっていく。でも、良いお菓子を作ってお客さんに喜んでもらう、それは何も変わりません。」お菓子をこーひーと入れ替えたら、そのまま通じると思います。さかもとこーひーは28年というまだ短い商いですが・・・それでも時代とともに少しずつ変わってきています、不易流行ですね。開店した頃幼稚園小学生ママだったご常連は一緒に年を重ねて、お互い孫のいるリタイア世代になりました。配達していた頃幼稚園生だったお子さんが成人して結婚してお子さん産まれて・・・今は息子世代のお客さんが増えています。素材もスペシャルティコーヒーになって20年が過ぎて・・・スペシャルティコーヒーも多様化してきて、多くの素晴らしい素材からどれを選んで、どう使うかに店主の好みが出ています。それでも、素晴らしい素材、ブレのない焙煎、多様な魅力のシングルオリジンやブレンドをお届けしていくことは変わりません。最近はコアーな常連さんのお好みは勿論・・・増えているライトユーザーのお客さんに気軽に楽しんでもらえるよう意識しています。専門店のクオリティを大切にしながら・・・敷居を低く、幅を広げていこうと思っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.01.09
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プロのつぶやき1140「新春こーひー放談2022」*新年1/5(水)から通常営業します。カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。あけましておめでとうございます。2022年がスタートしました。暮れは店の大掃除をして・・・いつものように駆込みの常連さんにも販売できて・・・大晦日はボクシング、RIZIN、紅白と能天気な年越しでした。RIZINは柔術のサトシ・ソウサの理にかなった見事な勝利が良かったー、紅白はマーチンや薬師丸ひろ子とさすがで・・・大トリのMISIAにはどこまで行っちゃうのかと最高でした。そんなこんなで・・・冬晴れで部屋は陽が当たってぽかぽかな千葉のお正月は家族でお墓参りして新年会の元旦です。新年は、1/5(水)から通常営業します。コロナが落ち着いていますが、オミクロン株がどうなるのでしょう・・・家族と店のスタッフが2年間無事でこれましたのでオミクロン株に対しても油断しないでうがい手洗い消毒・換気・密・人混み避ける基本を徹底して気をつけていきます。スペシャルティコーヒー業界はコロナ禍に加えてコーヒーの高騰で去年今年と嵐に襲われています。業界では大手から個人店まで値上げが相次いでいますが・・・さかもとこーひーは何度もコーヒー相場の高騰を経験してきているので・・・今回の高騰に備えての在庫を持っているのと、パートナーのインポーターさんの協力で在庫を積み増して・・・半年分くらいはこのままいけるよう備えました。豆によっては価格の調整をするかと思いますが・・・基本的には大きな値上げをしないでいけそうです。その後の今年前半の仕入れ価格がどうなるかですが・・・その動きで後半の手配をしていこうと思っています。今年の夏でさかもとこーひー29年を迎えます。「ホームこーひー」をテーマに開店して・・・その後「丁寧な暮らし」と「コーヒーはフルーツだ!」を加えてきました。最初は深煎り自家焙煎店でスタートして・・・スペシャルティコーヒーに出会ってから20年余り、農産物として理想的な素材を生かした魅力をご常連のみなさんの暮らしに合うよう素材選び、焙煎、ブレンドと精進してきました。スペシャルティコーヒーの際立つ魅力・多様な魅力をご常連のみなさんに紹介しながら・・・「ホームこーひー」「カフェやレストランにとってのこーひー」の可能性を推し進めてきてなかなかいい感じになってきたタイミングにコロナ禍の2年です。さかもとこーひーの常連さんは新しい魅力に積極的な方が多いのですが・・・一方「普通においしいコーヒー」「酸っぱくなくて苦くなくて香りの良いこーひー」と言ったご要望に気がついて「ブラジル・クラシクス」や「カフェボッサ」という今は定番になった味わいが・・・「安心感」や「特別ではないおいしさ」・・・「とびっきり普通においしいこーひー」となりました。そこへのコロナ禍で・・・「専門店」は敷居が高いと感じていたご近所のお客さまがより増えてきました。それまでの常連さんは「専門店」に積極的に足を運ぶような方が多かったのです。そこで意識するようになったのは・・・「より気軽で、安心な店、おいしさ」を大切にしようということです。スペシャルティコーヒーのクオリティは頑固に妥協しませんが・・・街のこーひー屋として親しんでもらおうと・・・まぁ、それは開店の時から意識していましたが・・・店主の性格からお客さんにとっては専門性が強い印象のようです。若い業界人と知り合うと・・・怖くて近寄れなかったと言われることが多いです、優しいんですけどね(笑)ということで・・・お客さまも自分自身も「穏やかな暮らし」の2022年を祈っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2022.01.02
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プロのつぶやき1139「年忘れこーひー放談2021」*12/27(月)28(火)29(水)営業いたします。*12/30(木)~1/4(火)お正月休みです、新年1/5(水)から通常営業します。カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。2021年最後の「プロのつぶやき」です。コロナ禍での2年が過ぎていきます・・・オミクロン株はどうなるんでしょう。コロナ禍で最近定休日には自宅で映画観ているんですが・・・先日は若い時に観たロメール監督の「海辺のポーリーヌ」と「飛行士の妻」を観て若い時は映画に振り回されていたのに、40年経つと俯瞰して冷静に楽しんで・・・まぁ、それもいいかぁ~って思いました。Amazonでたくさん観られて便利です。12月は久々にこーひーレッスンを3回・・・保育所の先生向けでした。「TATSUROU MANIA 冬号」に、竹内まりやが2000年に18年ぶりに武道館でライブをやったのは・・・レコードは出し続けてヒットも出ているけど、どんな人たちが聴いているのか、実感がないので・・・目の前にどんなお客さんが来るのか知りたかったというのが大きな動機だと・・・なので、無観客ライブをやってもしょうがない、とありました。これはさかもとこーひーのこーひーレッスンにつながる感じがします。店での接客の時、ネット注文でのコメントのやりとりもとっても大切ですが・・・こーひーレッスンやワークショップでの2時間はゆっくりとコミニケーションできて、じわーっとお客さんの暮らしが伝わってきます。色々と無駄話もしますが、そんなおしゃべりの中から伝わってくる暮らしぶりを大切にしています。それに、来店のお客さまやネット注文のお客さまはさかもとこーひーの常連さんですが・・・こーひーレッスンでは家庭に伺っても、公民館や小中学校の文化部でもさかもとこーひー初めての参加者が多いので・・・常連さんとは違った方に出会えて、それが貴重なんです。そんなこんなで・・・66才、リタイア世代になりました。60代を全盛期にしようとしてきましたが・・・66才になってしまいました。65才を過ぎてに考えているのは、これから5年10年どうするかです・・・息子二人が店長として頑張ってくれているので、私自身は徐々に仕事量を減らしています・・・まぁ、ブラックな仕事量から人並みになってきた感じです、減らさないと健康でいられないと感じるようになりました。ルーティンの仕事は70%80%息子二人に任せていますし、残りの仕事もも5年くらいかけて任せていこうと思っています。第4コーナー回って最後の直線に入ったイメージですね、スペシャルティコーヒーに出会う前に比べたら、今のこーひーのクオリティや魅力には十分満足しています。あとはさかもとこーひーの常連さん向けへの仕上げですね。時代が進んでいますし、若い常連さんも増えていますから、自分の世代とは暮らしも価値観も変わって来ています。なので、これからの世代の常連さんの暮らしにあったこーひーにチューニングが大切だと思ってます。コロナ禍2年目の今年を振り返ると・・・「カード払いネットショップ」「卸用カード払いネットショップ」を作りました・・・今までの「プロのつぶやき」に加えて・・・「一生繁盛 カフェ・飲食店経営のキモ」と「さかもとこーひーの焙煎&ブレンドメソッド」・・・「おゆみ野店店長コラム こーひーの丁寧なハナシ」と、3本のコラム連載をスタートしました。ブレンドは・・・「グローリア2021」「ブラック・オルフェ」「ブラック・アイズ」「ダークノート」と最近ご好評いただいている深煎りを増やしてきました。一方欧米や日本のサードウェイブ系コーヒーに物足りなさを感じて北欧タイプの「カフェ フィーカ」をお届けして・・・いきなりご好評で、励みになりました。デカフェでは「デカフェ・エクストラブレンド」「デカフェ・マンデリン」「CBデカフェ・エクストラブレンド」「CGデカフェ・マンデリン」と増やしてきました。同時に「コーヒーバッグ」が9種類と増えました。深煎りにしても、北欧タイプにしても・・・デカフェやコーヒーバッグ・・・コロナ禍で変わってしまった暮らしからの変化です。こーひーでくつろいだり、リラックスしたり、スイッチ入れたりして・・・いままで通りの暮らしを続けながらアフターコロナの暮らしに馴染んでもらえるよう、ご常連のみなさんの日常をイメージしてこーひーのある暮らしをお届けしていきます。良いお年をお迎え下さい。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.12.26
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【ブラック・オルフェ】柔らかな口当たりと、深い味わい・・・今年の3月に発売して、ご好評いただきました・・・「深煎りモカ・シダモ」の登場に合わせて「ブラック・オルフェ」もお届けします。ダークな深煎りで、柔らかさまろやかさのある口当たり、「深煎りモカ・シダモ」の余韻が最初に浮かんで・・・ダークでディープ・・・そして豊かな風味でありながら、柔らかな口当たりが心地よく・・・「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」「深煎りモカ・シダモ」「深煎りブラジル」のブレンドです。柔らかでまろやかで、ゆたかな味わいと香り・・・余韻の深煎りモカ・シダモの魅力・・・柔らかな口当たりは深煎りブラジルの仕事です。冷めてからの華やかさ、明るい余韻・・・香りと味わい全体にリズム感を感じるような流れをイメージしました。お気に入りのブレンドになりました。さてネーミングをどうしようかと・・・新作の一番のハードルはネーミングなんです(笑)「ブラック・オルフェ」は昭和34年のカンヌ映画祭パルムドール受賞映画で・・・主題歌がカルロスジョビンでジャズのスタンダードになっています。黒人とブラジルがテーマの映画ですから・・・深煎りのブレンドで深煎りブラジルも使っているのと、土岐英史さんと片倉真由子さんのデュオアルバムでブラック・オルフェを演奏していて、それが深く柔らかい印象だったのでネーミングしました。ダークでディープでありながら・・・柔らかく豊かな風味・・・余韻に深煎りモカ・シダモの黒いベリーの華やかさも漂います。
2021.12.25
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【ベラ・ノッテお正月】まったりとしたお正月向けの「ベラ・ノッテお正月」です・・・まろやかな口当たりの深煎りで、豊かなコクとすっきりとした後味がどなたにもお勧めできると思います。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、21年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。「ベラ・ノッテXマス」に続いて…「ベラ・ノッテお正月」をお届けします。おゆみ野店で「ベラ・ノッテ」に初めて出会ったお客さまが増えてきましたが・・・やはり人気で定番化しています。ざらついた苦味の無い冬の夜空のように澄んで透明感あふれる深煎りの「ベラ・ノッテ」を…お正月バージョンで…深煎りのきれいな味わいにプラスして…まったりした円やかなコクをイメージしました。深煎りコロンビアが活躍しています。暖かい部屋でまったりのんびりしながら飲むとほんと心地よく和む感じですね。「深煎りグアテマラ」に「深煎りコロンビア」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです。勿論「ベラ・ノッテ」ですので…お菓子やチョコレートにもピッタリです…焼き菓子と一緒に楽しんだら最高にご機嫌だと思います。「1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。「ベラ・ノッテ」も18年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。
2021.12.24
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【深煎りモカ・シダモ】まろやかで豊かなコク・・・ベリー系とチョコレート系の香りと味わいが際立っている「深煎りモカ・シダモ」です。深煎りにして苦味よりも滑らかで豊かな香りの味わいが印象的です・・・冷めてからの余韻には赤ワインや赤いフローラルさが際立っています。「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「エチオピア・モカナチュラル」の2種類のモカに加えて・・・1年前の2020年12月にお届けした「深煎りモカ・シダモ」を再びお届けします。20年くらい前までは「深煎りモカ・シダモ」を定番で出していたのですが・・・スペシャルティコーヒーに出会って「モカ・イルガチェフェ」の華やかな魅力をさかもとこーひー定番のモカとしてきました。素晴らしい「エチオピア・シダモ」に出会いましたので・・・深煎りにして他の2種類のモカとは違った魅力をお楽しみください。シダモのベリー系の魅力、円やかなコクを生かして・・・チョコレート感にカラメル感が微妙に重なるタイミングで仕上げました。深煎りのコーヒー感からビターチョコレート、そしてベリー・・・冷めると赤ワインや赤いフローラル感が他に無い魅力になってくると思います。勿論、深煎りでも焦げのざらついた苦味とは無縁です・・・円やかな口当たりとコク・・・ベリー、赤ワイン、赤いフローラルのキャラが厚みを持って長く余韻に漂います。20年ぶりにクオリティアップ魅力アップして帰ってきた「深煎りモカ・シダモ」です。これで、さかもとこーひーのモカは・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「エチオピア・モカナチュラル」「深煎りモカ・シダモ」と3種類になりました、エチオピアコーヒーの魅力をお楽しみください。エ リ ア:シダモ県 グジ地区ケルチャプロセス:ウォッシュド規 格:Grade - 1品 種:エチオピア原種標 高:1890mアラビカコーヒーの原産国 ・エチオピア。コーヒーの木が森の中や庭先に自生しているこの国には1000年以上に渡るコーヒーの歴史があり、日本の茶道に似たようなコーヒーセレモニーは生活に密着した文化となっています。シダモはエチオピアの代表的なコーヒーの産地として有名です。その中でも特に高品質コーヒーを生産しているグジ地区のコーヒーは人気があり、現在手に入れることが非常に困難になっています。シダモ・グジ地区の高い標高がもたらす昼夜の激しい寒暖の差はコーヒー栽培に適しており、生産者のコーヒー栽培への情熱も相まって素晴らしいコーヒーを生み出しています。完熟したチェリーのみを収穫し、丁寧に生産処理されたコーヒーは花のような香りが際立っており、他のコーヒーには無い個性的な味わいがあります。今回、そのシダモ・グジをグレード1という最高品質の規格でお届けいたします。すばらしいフレーバーを是非ご堪能ください。
2021.12.23
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【新春・夢カフェ】(200gパック)まろやかでなめらか穏やかな口当たり・・・「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」と「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」の豊かで鮮やかな香りが長く心地よい余韻となっています。13年目の「新春・夢カフェ」です・・・コロナが少し落ち着いてきた2021年暮れ・・・円やかでくつろげる穏やかな味わい・・・2022年こそはにコロナが収束して、エネルギーに満ちた暮らしになるよう・・・明るく華やかな余韻をブレンドしました。使った豆は、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」です。新年に向けて「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」をたっぷりと使って、よりゲイシャ種の魅力をアップしました。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」のなめらか円やかな口当たりでどなたにも飲みやすく親しみやすい味わいを大切にしました・・・そこへ上品な香りと余韻・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」の香りが重なって複雑で奥行きのある豊かなブレンドになりました。余韻に感じる鮮やかな香りと味わいは「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」のいい仕事ですね。穏やかで柔らかな口当たりは、勿論和菓子にもドンピシャです。新春の華やかさを彩り…お節、食事のあとこーひーだけでも、お菓子と一緒でも幸せに和める「新春・夢カフェ」です・・・お年賀にもお勧めします・・・お楽しみください。
2021.12.22
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「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」【コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ】(100gパック)お正月向けに新しいゲイシャ種のご紹介です・・・長くお届けしてきた「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」があまりにも高騰しているので・・・発想を切り替えてゲイシャ種の魅力をよりカジュアルにお届けしたいと選びました。ゲイシャ種特有のシトリック&フローラルな鮮烈な香り・・・繊細な味わい・・・その香りや味わいが長い余韻となって心地よいです。最初にカッピングしたあと・・・30分経っても40分経ってもゲイシャ種の鮮烈な余韻が漂っていました、さすがです。少し冷めるとシトリック&フローラルな香りと重なってやさしく上品な甘さが漂い・・・ゲイシャ種の魅力に包まれます。クリーンで鮮やかな味わい・・・エレガントな魅力・・・ゲイシャ種の魅力が伝わりやすいと思います。農園名:ブエナヴィスタ農園責任者:マヌル・ロジャースエ リ ア:ウイラプ ロ セ ス:ウォッシュド品 種:ゲイシャ標 高:1,400mカウカ、ナリーニョとならびコロンビア南部でもっとも重要な産地ウイラ。この地方はマグダレナ川が流れる山脈 地帯の谷合に位置しています。高地で育まれたこのコーヒーは、品質の高さで有名となり、小規模生産者によっ て生み出されるウォッシュドコーヒーはここでしか味わうことのできない、素晴らしいフレーバーであふれています。収穫は9月~10月にかけて、熟度の高いチェリーのみを丁寧に摘み取り、品種別に精選を行っています。手動でのパ ルピング、24時間のファーメンテーション、その後12-15日かけてパラボラ型パティオでの天日乾燥とそれぞれの工程 で細心の注意が払われています。マヌル氏がコーヒー栽培して30年。日々、コーヒーカッパーや技師からのトレーニンングを受け、勉強熱心な生 産者である。その勤勉な姿勢は、高品質なコーヒーの生産に繋がります。
2021.12.21
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プロのつぶやき1138 「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ、新春・夢カフェ、深煎りモカ・シダモ、ベラ・ノッテお正月、ブラック・オルフェ」*12/27(月)28(火)29(水)営業いたします。*12/30(木)~1/4(火)お正月休みです、新年1/5(水)から通常営業します。カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。今朝は0℃、朝の冷え込みが厳しくなってきました、そしてネット注文のご常連さまのコメントに「良いお年をお迎え下さい」とか「来年も美味しいこーひーを!」などが増えてきました、年の瀬を感じています。今年もコロナ禍の1年でしたが・・・先週、今週で保育園の先生方のこーひーレッスンを3回しました、来年の公民館でのレッスンの申込みが来ています・・・徐々に暮らしが戻ってきている感じです。そんな中・・・やっと、火曜日に新宿まで「和田誠展」に行ってきました・・・12/19(日)でおしまいなんですが平日の雨だったのでゆっくりとしているかなと思ったら30分待ち、翌日は晴れて1時間待ちだったようです。装丁やポスター、映画、週刊誌の表紙、CD、TV番組のオープニングアニメ等々・・・10代~60代まで身近に和田誠さんのイラストがあったことを改めて感じました。特に好きで何ども読み返した本の装丁の前に立つとその頃がくっきりと思い出されました。憧れの仕事ぶりの先輩の一人です。そんなこんなで・・・アフターコロナで日常の暮らしが戻るよう願って、2021年最後になりますが、新しい年に向けてのこーひー5種類のご紹介です。新しいゲイシャ種「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」・・・ゲイシャを使った新年を賀ぐブレンド「新春・夢カフェ」・・・ご好評の深煎りのモカ「深煎りモカ・シダモ」・・・ベラ・ノッテはよりまろやかに「ベラ・ノッテお正月」・・・深煎りモカ・シダモを使った深煎りブレンド「ブラック・オルフェ」・・・お楽しみください。【コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ】(100gパック)お正月向けに新しいゲイシャ種のご紹介です・・・長くお届けしてきた「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」があまりにも高騰しているので・・・発想を切り替えてゲイシャ種の魅力をよりカジュアルにお届けしたいと選びました。ゲイシャ種特有のシトリック&フローラルな鮮烈な香り・・・繊細な味わい・・・その香りや味わいが長い余韻となって心地よいです。最初にカッピングしたあと・・・30分経っても40分経ってもゲイシャ種の鮮烈な余韻が漂っていました、さすがです。少し冷めるとシトリック&フローラルな香りと重なってやさしく上品な甘さが漂い・・・ゲイシャ種の魅力に包まれます。クリーンで鮮やかな味わい・・・エレガントな魅力・・・ゲイシャ種の魅力が伝わりやすいと思います。農園名:ブエナヴィスタ農園責任者:マヌル・ロジャースエ リ ア:ウイラプ ロ セ ス:ウォッシュド品 種:ゲイシャ標 高:1,400mカウカ、ナリーニョとならびコロンビア南部でもっとも重要な産地ウイラ。この地方はマグダレナ川が流れる山脈 地帯の谷合に位置しています。高地で育まれたこのコーヒーは、品質の高さで有名となり、小規模生産者によっ て生み出されるウォッシュドコーヒーはここでしか味わうことのできない、素晴らしいフレーバーであふれています。収穫は9月~10月にかけて、熟度の高いチェリーのみを丁寧に摘み取り、品種別に精選を行っています。手動でのパ ルピング、24時間のファーメンテーション、その後12-15日かけてパラボラ型パティオでの天日乾燥とそれぞれの工程 で細心の注意が払われています。マヌル氏がコーヒー栽培して30年。日々、コーヒーカッパーや技師からのトレーニンングを受け、勉強熱心な生 産者である。その勤勉な姿勢は、高品質なコーヒーの生産に繋がります。 1620円/100gパック(税込)【新春・夢カフェ】(200gパック)まろやかでなめらか穏やかな口当たり・・・「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」と「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」の豊かで鮮やかな香りが長く心地よい余韻となっています。13年目の「新春・夢カフェ」です・・・コロナが少し落ち着いてきた2021年暮れ・・・円やかでくつろげる穏やかな味わい・・・2022年こそはにコロナが収束して、エネルギーに満ちた暮らしになるよう・・・明るく華やかな余韻をブレンドしました。使った豆は、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」です。新年に向けて「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」をたっぷりと使って、よりゲイシャ種の魅力をアップしました。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」のなめらか円やかな口当たりでどなたにも飲みやすく親しみやすい味わいを大切にしました・・・そこへ上品な香りと余韻・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」の香りが重なって複雑で奥行きのある豊かなブレンドになりました。余韻に感じる鮮やかな香りと味わいは「コロンビア・ブエナビスタ・ゲイシャ」のいい仕事ですね。穏やかで柔らかな口当たりは、勿論和菓子にもドンピシャです。新春の華やかさを彩り…お節、食事のあとこーひーだけでも、お菓子と一緒でも幸せに和める「新春・夢カフェ」です・・・お年賀にもお勧めします・・・お楽しみください。1620円/200gパック(税込)【深煎りモカ・シダモ】まろやかで豊かなコク・・・ベリー系とチョコレート系の香りと味わいが際立っている「深煎りモカ・シダモ」です。深煎りにして苦味よりも滑らかで豊かな香りの味わいが印象的です・・・冷めてからの余韻には赤ワインや赤いフローラルさが際立っています。「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「エチオピア・モカナチュラル」の2種類のモカに加えて・・・1年前の2020年12月にお届けした「深煎りモカ・シダモ」を再びお届けします。20年くらい前までは「深煎りモカ・シダモ」を定番で出していたのですが・・・スペシャルティコーヒーに出会って「モカ・イルガチェフェ」の華やかな魅力をさかもとこーひー定番のモカとしてきました。素晴らしい「エチオピア・シダモ」に出会いましたので・・・深煎りにして他の2種類のモカとは違った魅力をお楽しみください。シダモのベリー系の魅力、円やかなコクを生かして・・・チョコレート感にカラメル感が微妙に重なるタイミングで仕上げました。深煎りのコーヒー感からビターチョコレート、そしてベリー・・・冷めると赤ワインや赤いフローラル感が他に無い魅力になってくると思います。勿論、深煎りでも焦げのざらついた苦味とは無縁です・・・円やかな口当たりとコク・・・ベリー、赤ワイン、赤いフローラルのキャラが厚みを持って長く余韻に漂います。20年ぶりにクオリティアップ魅力アップして帰ってきた「深煎りモカ・シダモ」です。これで、さかもとこーひーのモカは・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「エチオピア・モカナチュラル」「深煎りモカ・シダモ」と3種類になりました、エチオピアコーヒーの魅力をお楽しみください。エ リ ア:シダモ県 グジ地区ケルチャプロセス:ウォッシュド規 格:Grade - 1品 種:エチオピア原種標 高:1890mアラビカコーヒーの原産国 ・エチオピア。コーヒーの木が森の中や庭先に自生しているこの国には1000年以上に渡るコーヒーの歴史があり、日本の茶道に似たようなコーヒーセレモニーは生活に密着した文化となっています。シダモはエチオピアの代表的なコーヒーの産地として有名です。その中でも特に高品質コーヒーを生産しているグジ地区のコーヒーは人気があり、現在手に入れることが非常に困難になっています。シダモ・グジ地区の高い標高がもたらす昼夜の激しい寒暖の差はコーヒー栽培に適しており、生産者のコーヒー栽培への情熱も相まって素晴らしいコーヒーを生み出しています。完熟したチェリーのみを収穫し、丁寧に生産処理されたコーヒーは花のような香りが際立っており、他のコーヒーには無い個性的な味わいがあります。今回、そのシダモ・グジをグレード1という最高品質の規格でお届けいたします。すばらしいフレーバーを是非ご堪能ください。1620円/225gパック(税込)【ベラ・ノッテお正月】まったりとしたお正月向けの「ベラ・ノッテお正月」です・・・まろやかな口当たりの深煎りで、豊かなコクとすっきりとした後味がどなたにもお勧めできると思います。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、21年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。「ベラ・ノッテXマス」に続いて…「ベラ・ノッテお正月」をお届けします。おゆみ野店で「ベラ・ノッテ」に初めて出会ったお客さまが増えてきましたが・・・やはり人気で定番化しています。ざらついた苦味の無い冬の夜空のように澄んで透明感あふれる深煎りの「ベラ・ノッテ」を…お正月バージョンで…深煎りのきれいな味わいにプラスして…まったりした円やかなコクをイメージしました。深煎りコロンビアが活躍しています。暖かい部屋でまったりのんびりしながら飲むとほんと心地よく和む感じですね。「深煎りグアテマラ」に「深煎りコロンビア」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです。勿論「ベラ・ノッテ」ですので…お菓子やチョコレートにもピッタリです…焼き菓子と一緒に楽しんだら最高にご機嫌だと思います。「1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。「ベラ・ノッテ」も18年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。1080円/225gパック(税込)【ブラック・オルフェ】柔らかな口当たりと、深い味わい・・・今年の3月に発売して、ご好評いただきました・・・「深煎りモカ・シダモ」の登場に合わせて「ブラック・オルフェ」もお届けします。ダークな深煎りで、柔らかさまろやかさのある口当たり、「深煎りモカ・シダモ」の余韻が最初に浮かんで・・・ダークでディープ・・・そして豊かな風味でありながら、柔らかな口当たりが心地よく・・・「バークレーロースト」「深煎りコロンビア」「深煎りモカ・シダモ」「深煎りブラジル」のブレンドです。柔らかでまろやかで、ゆたかな味わいと香り・・・余韻の深煎りモカ・シダモの魅力・・・柔らかな口当たりは深煎りブラジルの仕事です。冷めてからの華やかさ、明るい余韻・・・香りと味わい全体にリズム感を感じるような流れをイメージしました。お気に入りのブレンドになりました。さてネーミングをどうしようかと・・・新作の一番のハードルはネーミングなんです(笑)「ブラック・オルフェ」は昭和34年のカンヌ映画祭パルムドール受賞映画で・・・主題歌がカルロスジョビンでジャズのスタンダードになっています。黒人とブラジルがテーマの映画ですから・・・深煎りのブレンドで深煎りブラジルも使っているのと、土岐英史さんと片倉真由子さんのデュオアルバムでブラック・オルフェを演奏していて、それが深く柔らかい印象だったのでネーミングしました。ダークでディープでありながら・・・柔らかく豊かな風味・・・余韻に深煎りモカ・シダモの黒いベリーの華やかさも漂います。1080円/225gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.12.19
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プロのつぶやき1136「全部同じ味に感じる、全部同じに聴こえる」*12/27(月)28(火)29(水)営業いたします。*12/30(木)~1/4(火)お正月休みです、新年1/5(水)から通常営業します。カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。12月に入りました・・・毎朝4℃になってのんびりした千葉でも冷え込みを実感しています、くれぐれもご自愛ください。今晩は国立演芸場で今年最後の立川談笑師の独演会に行ってきます。コロナ前以来なので2年ぶりくらいになるでしょうか。コロナが落ち着いているので落語会から慎重に暮らしを戻しています・・・オミクロン株が不気味ですけど。今週は高騰し続けるコーヒー生豆価格の新しい情報収集と対応をしていました。とりあえず今持っている在庫と手当した新しい在庫で当分今のままでいけそうです。今のところ仕入れ価格が20-40%の高騰になっています、出来るだけ価格を上げずに済むよう手を打っています、ご理解よろしくお願いします。そんなこんなで・・・先週の11月最後のTFMサンデーソングブックが、続けて「スイートソウルでたなつか」でした。デルフォニックス の 「La La Means I Love You 」は達郎がカバーしていて好きになって、それから色々なミュージシャンの演奏や歌聴くようになったりしています。スイートソウルでもデルフォニックスとかアイズレーとかスタイリスティックスとかだと知らない曲でもあっ!とわかる時あります。ファンの便りから「スイートソウルは全部同じに聴こえる」というのを紹介してました。キーボードの難波さんがFacebookで「スイートソウルは全部同じに聴こえる」というお便りが紹介されました。確かにその通りですが、それを言ったらブルースやカントリーやハワイアンや演歌もそうですよ。それは同じとかマンネリとかではなく、メタルなどと同じ ”様式美” というものです。僕は ”変化に富みすぎる音楽(笑)が好きなプログレ野郎” と思われているのでしょうが、ソウル・ミュージックは大好きですよ。 」と書いてました。達郎は「全部同じようなのがいいんです。その空気感といいましょうか、その期待感と言いましょうか。それがこうしたスイートソウルのジャンルを作っているんですね。」・・・「Newest is the Best! なものには加担してこなった。勿論、逆に新しいものはダメってこともないですしね。新しいものでも古いものでもいいものはいいし、好きなものは好きでいいんですよね」と言ってました。まぁ、ジャズも同じですし・・・66の爺いからしたら、今ヒットしている若い人の曲も似たようなものです。でも、このところ毎日土岐麻子ちゃんの新しいアルバム「Twilight」を車でも自宅でもヘビロテしてます。とってもポップなんですが、密かにソウルフルな面もあって、聴いてて心地よくてずっと聴いてます。(麻子ちゃん、若くないか、失礼)スイートソウル全部同じに聞こえる人もいるし・・・コーヒー全部同じ味に感じる人もいるでしょう。時々、卸先のカフェやレストランでそのお店のコーヒー飲んださかもとこーひーの常連さんが「さかもとこーひーのコーヒー?」って言われたとそのお店の店主さんから聞くことがあります。自分ではそのような状況無いのですが(笑)・・・常連さんはいつも飲んでいるさかもとこーひーとよそのコーヒーの違いを感じるようです。自分の好みに合うお店とか、ミュージシャンとか、落語家とか作家とか、映画監督や俳優の心地よさ・・・勿論、浮気性で目についたお店などにチャレンジもします。そうそう、数年前まで家系ラーメンが苦手だったんですが・・・家系ラーメンが人気だし、千葉には有名な家系ラーメンが何店もあるので・・・YouTubeでお店や食べ方調べて、通っていたら、美味しさや店による違いを感じてきました。僕は、柔らかめ・少なめですね・・・でも家系はご飯と一緒がより魅力的だそうなので炭水化物控えていますが、少しチャレンジしようかなと思ってます(笑)落語なんかだと同じネタを様々な落語家がはなします。人によっては同じストーリーですから同じに聞こえるでしょうし、演者による違いが楽しい人もいますし・・・同じ落語家の同じネタでもその時々の変化を楽しんだり期待したりもします。全部同じ味に感じる、全部同じに聴こえる、違いまではわからなくても、心地よいかどうかを感じる人もいるでしょう・・・何が心地よいかはお好みですからね・・・その辺が面白くて、豊かな楽しみだと思います。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.12.05
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プロのつぶやき1135「常連さんに刺さるシングルオリジン&ブレンド」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。今朝クルマに乗ったら4℃でした・・・ほんわかしている千葉にも冬が来たようです。焙煎は冬バージョンになってきました。世間でニュースになっていますが、様々な値上げと同じようにコーヒーの価格がどんどん上がっています。すでに大手コーヒー会社が値上げを発表して、有名自家焙煎店の値上げのお知らせも見るようになりました。コーヒーの世界は相場の動きや産地の気候変動、さらにコーヒーの樹の病気などで常にリスクがありますので・・・さかもとこーひーは余裕を持って在庫を持ち、お客さまに安定してお届けできるようにしています。なんといっても昭和49年に喫茶業界に入ってすぐ歴史的なブラジル大霜害がありましたし・・・さかもとこーひー開店して間もない時にも同じようにブラジルの霜害があって・・・身にしみています。なので・・・さかもとこーひーとしては来年前半までは基本今のままで、豆によっては価格の微調整で済むよう手当をしています。この10年、クオリティの高いスペシャルティコーヒーは常に生豆仕入価格が上がってきましたので、さかもとこーひーも何度か値上げをしてきましたが、生産性を上げることや使用する素材の選び方で価格を抑えています。そんなこんなで・・・早いもので、スペシャルティコーヒーに挑んで20年が過ぎました。最初の5年は、それまでのコーヒーには無いクオリティや様々な魅力を受け止めて、それらを生かす焙煎のチューニングに懸命でした。スペシャルティコーヒー以前の素材よりも、より焙煎の精度を上げないと素材のポテンシャルを安定して発揮することができませんでした。その微妙なチューニングに3-5年かかりました、検証の繰り返しですね。その後の5年は次々と紹介される新しい産地や生産者の豆にチャレンジして、スペシャルティコーヒーの魅力の全体像を把握しようとしていました・・・そしてその多様な魅力を常連のみなさんにお届けしました。この10年はそれらの多様な魅力をさかもとこーひーの常連さんがどう感じてくれるのかを受け止めていました。みなさんお好みはそれぞれですから、どのような香りや味わいがどのようなお好みのお客さまにとって魅力的なのか?・・・楽しいやりとりでした。勿論、予想以上にご好評いただく豆があったり・・・逆に反応が思ったほどではない豆があったりでした。さかもとこーひー開店以来の基本は・・・比較した時に誰でもが違いを感じやすいこーひーを品揃えするということです。違いを感じるのは楽しいものですが・・・よくわからない、って時はさびしいものです。スペシャルティコーヒーは多様な魅力が基本ですし・・・コーヒー好きだけどよくわからないって声を聞くので、違いを感じる楽しさを大切にしています。なので、店に並べる時は誰もが(細かい違いはそれぞれなんですが)素直に違いを感じるようにしています。(微妙な違いの素材は同じ時期には並べないようにしています。)同時にブレンドの可能性を追いかけていました、業界ではシングルオリジン推しが目立っていますが・・・素晴らしい素材があれば、ブレンドの可能性が広がりますのでブレンドは楽しいです。さらに色々なスイーツとのペアリングにはシングルオリジンだけでは幅が狭いと思っています、ブレンドだと思わぬペアリングの魅力になることがあります。ベーシックなブレンドは、あまり個性を強くしないことで好き嫌いが出ないように、そして基本のクリーンな雑味のない味わい、まろやかで心地よい口当たりと余韻、冷めてもクリーンで甘さを感じるようにとイメージしています。季節のブレンドや定番化しているブレンドは、そこにキャラを加えています。モカだったり、グアテマラだったり、タンザニアだったり、マンデリンだったりをブレンドすることで・・・一つ一つのブレンドの魅力が明確になっていきます。そういう中から同じブレンドを10年20年とリピートしてくださる常連さんが増えてきます。深煎りだったり、深くなかったりで・・・大枠のお好みも分かりやすいと思います。そして季節限定のやりすぎ(笑)ブレンドも色々とお届けしてきました。スペシャルティコーヒーのトップクオリティの豆だけでブレンドしたりで・・・スペシャルティコーヒーの魅力の可能性にチャレンジしています。そうこうしていたら、ここ数年で常連さんに刺さるシングルオリジン&ブレンドが明確になってきました。長年かけて、常連さんのリピートが多いシングルオリジンが決まってきました・・・同じようにリピートが多いブレンドも決まってきました。どのシングルオリジンもブレンドもさかもとこーひーの基準を超えたものなので・・・クオリティや魅力に優劣はないはずなんですが・・・お客さまによってお好みがあるのは当然で、リピートの際立つこーひーがはっきりとしてきました。「定番・季節のブレンド」で特に人気なものは・・・「桜ぼんぼりカフェ」「夏への扉」「ベラ・ノッテXマス」ですね。「特別な季節のブレンド」では・・・「はじまりの春」「はじまりの秋」・・・「アニバーサリー」「アフターダーク」「イルミネーションカフェ」でしょうか。「新春・夢カフェ」「ドナ・リー」「ブラック・オルフェ」も印象的な人気です・・・「カフェ フィーカ」も驚くほどのご好評いただきました。ここ数年は深煎りのご要望にお応えしてきて・・・「バークレー・ロースト」「ダークノート」「ブラック・アイズ」とすっかりなくてはならない深煎りブレンドになりました。なくてはならないと言えばがっつり定番の・・・「カフェボッサ」「レディートラベラー」「特上フレンチ」ですね。シングルオリジンでも欠かせないこーひーがあります・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「エチオピア・モカナチュラル」・・・「マンデリン・タノバタック」「タンザニア・ムベヤ」・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」・・・「コスタリカ・シンリミテス」「パナマ」「ゲイシャ」・・・深煎りの「バークレーロースト」「深煎りグアテマラ」・・・かなり絞っても書ききれません(笑)まぁ、これからも思いつきや常連さんからのリクエストで新しいブレンドを作ったりするでしょうけれども・・・基本は、常連さんに刺さるシングルオリジン&ブレンドをメインにしていこうと思っています。そうすることで、皆さんのお好みに寄り添って、なおかつ生豆の仕入高騰に対応していこうと思っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.11.28
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【レディートラベラー】2種類のモカ・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「エチオピア・モカナチュラル」を使った人気定番ブレンドです。まろやかな味わいからの2種類のモカ香りのよさ・・・その香りが余韻に漂って、キレのよい後味のスッキリ感・・・しかも酸味は感じらない・・・飲みやすくて香りが良くて雑味のないバランスのよいスッキリとした味わい、その辺が人気になっているんでしょう。2017年12月デビュー以来、リピートが多く、いつの間にか人気定番ブレンドに育ちました。ブレンドに2種類のモカを使おうと思ったのは・・・ジャズのライブでサックスとフリューゲルホーンのハーモニーに感動して、その響きから2種類のモカのブレンドを思いつきました。・・・以下は4年前の紹介文です、大好きでよく聴きにいった土岐英史さんが今年の6月に亡くなってしまいました。R.I.P.先日、仕事終わってからお茶の水にひとっ飛び・・・ジャズのライブハウスナルに土岐英史4days最終日に行ってきました。お届けしている「アフターダーク」は土岐さんの曲からインスパイアされ・・・3年目、毎年ご好評頂いてさかもとこーひーを代表するブレンドになっています。で・・・「レディートラベラー」という曲を聴いていて・・・新しいブレンドが浮かんだんです。「レディ・トラベラー」は市原ひかりさんの中音域の音色がすごくいいのでその音が生きるように土岐さんが作った曲で…市原さんのフリューゲルホーンの柔らかできれいな音、土岐さんの深く艶っぽい音、それぞれのソロも素晴らしく、さらに重なった音の響きは涙ものだったんですが…ふっとブレンドイメージできたんです…フリューゲルホーンとアルトサックスのブレンドです。気品溢れるモカ・イルガチェフェ(ハマ)と艶っぽいエチオピア・モカナチュラルの重なった魅力にしたいなぁーと・・・その2つのモカを引き立てるのは・・・深煎りコロンビアと深煎りエルサルバドル・・・きれいで円やかなコーヒー感に支えられてモカ・イルガチェフェ(ハマ)の繊細な香り味わいとエチオピア・モカナチュラルの甘さとマウスフィール香りが響きあいました。余韻は・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)とエチオピア・モカナチュラルが一体となって・・・長く心地よく続きます・・・楽しい仕事がまたひとつ出来ました・・・さかもとこーひーの常連さんみなさんに味わって欲しいと思ってます。
2021.11.25
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【ベラ・ノッテXマス】ブライトな深煎り・・・まろやかで華やかな深煎りです、後味のスッキリ感がダークでクリーンな魅力になっています。21年目になる「ベラ・ノッテ」のXマスバージョンです。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、21年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。ご好評だった「ベラ・ノッテXマス」としてバージョンアップしてお届けいたします。元々「ベラ・ノッテ」はXマスにはじまりXマスに終わるディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌ですから、ぴったりです。「ベラ・ノッテXマス」は…「深煎りグアテマラ」に「深煎りグアテマラ・アゾテァ」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです・・・まろやかで華やかな深煎りです。「深煎りグアテマラ・アゾテァ」を使うことで…「深煎りグアテマラ」と2つのグアテマラで華やかさとダークなキャラをイメージしました…「タンザニア・ムベヤ」もブレンドして…深煎りの華やかなXマスバージョンに仕上げました。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います、お楽しみください。「1993年の秋でしたから、そう、もう、28年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年デビューの「ベラ・ノッテ」も21年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。
2021.11.24
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【イルミネーションカフェ】(200gパック)ひと口目からイルミネーションの眩い煌めきにときめくようなイメージです・・・今年も「イルミネーションカフェ」の季節がやってきました。なめらかでまろやかな口当たりから・・・コーヒーのイメージとは違う華やかな印象・・・シーズンズグリーティングス・・・どなたにも安心してお勧めできる滑らかな口あたり・・・そのあとに感じる煌めく味わい・・・エレガントでやさしい余韻・・・フローラル感、フルーツ感、柑橘系の爽やかさ、上質なチョコレート感。さかもとこーひーのお客様にはみなさんに安心してお勧めできます。ワインの後にもお勧めです。ご自宅用、ギフト用にとお楽しみください。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「コスタリカ・シンリミテス」とさかもとこーひーを代表する最高峰の農園だけのブレンドです・・・華やかさ・・・親しみやすさ・・・余胤の複雑な味わい・・・お楽しみください。チョコレートでも、生クリームでも、その味わいをやさしく受け止めて引き立て…後味を爽やかにして、次のひと口をさらに美味しくしてくれるでしょう。フルーツタルト等フルーツたっぷりのケーキでもご機嫌な相性の良さだと思います。この辺は毎日のように甘いものとこーひーでおやつしているさかもとこーひーならではですね、お楽しみください。
2021.11.23
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【コスタリカ・シンリミテス】(200gパック)エレガント、滑らかな口当たり、豊かで長い余韻、圧倒的な魅力・・・さかもとこーひーがコスタリカで一番魅力的だと思っている「コスタリカ・シンリミテス」のご紹介です・・・華やかで爽やかな魅力を、Xマスシーズンにお届けします。毎年最初の焙煎してすぐ淹れて、ひと口飲むと・・・あぁーこれこれって感じで・・・滑らかでエレガントな印象、華やかなときめく余韻・・・クリーミー、シルキー、エレガント、スイート・・・個人的にも楽しみにしている「コスタリカ・シンリミテス」・・・ブライト、クリーミー、シルキー、ロングアフターテイスト、エレガント・・・繊細なのに、コクや複雑さに圧倒されます・・・最初の印象はエレガント…薄衣を1枚1枚重ねたような奥行きや厚みと言ったら良いでしょうか。ひと口目から圧倒的な魅力が押し寄せてきますが…その華やかさ、シルキーと言われる上品で柔らかな口当たりと甘さ、長く長く続く余韻…エレガントな魅力だと思います。フローラル、オレンジ、アールグレイ、チェリー、クランベリー、アプリコット、ストロベリー、オレンジ、ジューシー…挽いた時の香りから飲み終わっての余韻まで…圧倒的な魅力余韻で…ひたすら心地よく、うっとりとしてしまいます。さかもとこーひーがグアテマラ・エルインヘルト農園と並ぶ魅力を感じている・・・コスタリカの素晴らしい魅力です。エルインヘルト農園は少し規模が大きく…組織的な農園として素晴らしいですが…シンミリテス農園は規模が小さく家族経営な感じで素晴らしいと思います。さかもとこーひーは家族経営規模ですのでとっても親しみを感じますね・・・本店店長の次男が3回訪問しています。「コスタリカ・シンリミテス」をこーひーだけでゆっくりと味わう楽しみは最高にご機嫌ですが…勿論お菓子にもぴったりと合います。ケーキ、チョコレート、焼き菓子と受け止め、美味しさを引き上げてくれます。「コスタリカ・シンリミテス」はイチゴにもピッタリです…繊細な口当たりや上品な香りでエレガントという言葉がピッタリなこーひーです…イチゴというコーヒーには少し合いづらいフルーツでも相性良く、生クリームの脂肪分も軽く受け止めてしまう柔らかなコクにはほんと感心します。コスタリカのコーヒーは、専門的にはストラクチャーとか骨格とか言いますが、しっかりとしたコクが印象的なんですが…このシンリミテス農園はシルキーマウスフィールと言われるようなとっても繊細で柔らかな口当たりが、きれいな酸と甘さが一体になっていることにいつも感心します。ひと口目から最後の余韻まで華やかな香りと柔らかな味わいで満たされると思います。コスタリカのトップスペシャルティコーヒーの魅力を心行くまでお楽しみください。農園名 : Sin Limites(シン・リミテス)農園主 : Jose Jaime Cardenas (ホセ ハイメ カルデナス)農園面積 : 1.4ha 栽培地:コスタリカ、ウエストバレー地域、ロオールデスデナランホ地区マイクロミル名:シンミルテス生産者:ハイメ&メイベルカルデナス品種:ヴィジャサルチ標 高: 1,600m 収穫時期:2月~3月生産処理:イエローハニー製法(粘着質を50%程度残し、乾燥する。)コスタリカでは、従来農協系や大手会社によるコーヒーが主流でしたが、ここ数年発展してきたマイクロミルのコーヒーがそのユニークさ及び品質の高さから注目を受けております。同国では、他の中米と異なり、農園規模は小さく、収穫したチェリーを農協系またはプライベート加工業者に搬入する分業制が主体でありました。この場合、各農家のコーヒーは大きなロットの一部になってしまいます。過去10年、先進的な農家は、家族や親類など農園が小規模な水洗処理設備、乾燥設備を共有し、地区特性を反映した品質の高いコーヒーを一貫して生産する動きがマイクロミルです。コスタリカ全土でその数は180を超えるといわれ、従来のコスタリカコーヒーの概念を覆す高品質を実現しています。それもそのはず、樹の管理から水洗処理、乾燥、中にはドライミルまで所有し、生産者自身のプライドを賭けた商品として作っているからです。 シンリミテスは、マイクロミルの中でも五本の指に入ると言っても過言ではないでしょう。小さなミルですが、綺麗に整備された乾燥テーブルなど、如何に手間暇をかけて生産しているかがわかります。正に職人マイクロミル(ARTISAN)です。カルデナス氏は、特にハニー製法に熱心に取り組んでおり、彼がコスタリカハニーコーヒーを更に上のステージに引き上げたと言っても過言ではありません。 2008年のCOEでは堂々の2位を獲得し、その後も入賞を果たしております。また、WBC大会では鈴木バリスタがシンリミテスコーヒーと共に世界を相手に奮闘し上位入賞を果たしております。『シンリミテス』とは『無限』の意味ですが、この豆の持つウエストバレー特有のオレンジ系風味とコク、芳醇な甘味からは、コスタリカコーヒーの無限の可能性を感じる素晴らしい一品です。
2021.11.22
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プロのつぶやき1134「コスタリカ・シンリミテス、イルミネーションカフェ、ベラ・ノッテXマス、レディートラベラー」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。ほんわかした千葉でも朝10℃を切るようになってきましたので、これから3月まで3ヶ月少し焙煎が冬バージョンになっていきます。そうなると、さかもとこーひーは忙しい季節です。コンデション整えて安定した仕事に励みます。コロナはおとなしくなっていますが、冷えと乾燥の季節になっていきます、くれぐれもご自愛ください。そんなこんなで・・・11月の新しいこーひーはXマスシーズン向けです。さかもとこーひーのコスタリカNo1農園「コスタリカ・シンリミテス」・・・グアテマラ・エルインヘルト農園とコスタリカ・シンリミテス農園を贅沢にブレンドした「イルミネーションカフェ」・・・毎年人気の季節の深煎り「ベラ・ノッテXマス」・・・発売4年で人気こーひーになった「レディートラベラー」・・・の4つです、お楽しみください。【コスタリカ・シンリミテス】(200gパック)エレガント、滑らかな口当たり、豊かで長い余韻、圧倒的な魅力・・・さかもとこーひーがコスタリカで一番魅力的だと思っている「コスタリカ・シンリミテス」のご紹介です・・・華やかで爽やかな魅力を、Xマスシーズンにお届けします。毎年最初の焙煎してすぐ淹れて、ひと口飲むと・・・あぁーこれこれって感じで・・・滑らかでエレガントな印象、華やかなときめく余韻・・・クリーミー、シルキー、エレガント、スイート・・・個人的にも楽しみにしている「コスタリカ・シンリミテス」・・・ブライト、クリーミー、シルキー、ロングアフターテイスト、エレガント・・・繊細なのに、コクや複雑さに圧倒されます・・・最初の印象はエレガント…薄衣を1枚1枚重ねたような奥行きや厚みと言ったら良いでしょうか。ひと口目から圧倒的な魅力が押し寄せてきますが…その華やかさ、シルキーと言われる上品で柔らかな口当たりと甘さ、長く長く続く余韻…エレガントな魅力だと思います。フローラル、オレンジ、アールグレイ、チェリー、クランベリー、アプリコット、ストロベリー、オレンジ、ジューシー…挽いた時の香りから飲み終わっての余韻まで…圧倒的な魅力余韻で…ひたすら心地よく、うっとりとしてしまいます。さかもとこーひーがグアテマラ・エルインヘルト農園と並ぶ魅力を感じている・・・コスタリカの素晴らしい魅力です。エルインヘルト農園は少し規模が大きく…組織的な農園として素晴らしいですが…シンミリテス農園は規模が小さく家族経営な感じで素晴らしいと思います。さかもとこーひーは家族経営規模ですのでとっても親しみを感じますね・・・本店店長の次男が3回訪問しています。「コスタリカ・シンリミテス」をこーひーだけでゆっくりと味わう楽しみは最高にご機嫌ですが…勿論お菓子にもぴったりと合います。ケーキ、チョコレート、焼き菓子と受け止め、美味しさを引き上げてくれます。「コスタリカ・シンリミテス」はイチゴにもピッタリです…繊細な口当たりや上品な香りでエレガントという言葉がピッタリなこーひーです…イチゴというコーヒーには少し合いづらいフルーツでも相性良く、生クリームの脂肪分も軽く受け止めてしまう柔らかなコクにはほんと感心します。コスタリカのコーヒーは、専門的にはストラクチャーとか骨格とか言いますが、しっかりとしたコクが印象的なんですが…このシンリミテス農園はシルキーマウスフィールと言われるようなとっても繊細で柔らかな口当たりが、きれいな酸と甘さが一体になっていることにいつも感心します。ひと口目から最後の余韻まで華やかな香りと柔らかな味わいで満たされると思います。コスタリカのトップスペシャルティコーヒーの魅力を心行くまでお楽しみください。農園名 : Sin Limites(シン・リミテス)農園主 : Jose Jaime Cardenas (ホセ ハイメ カルデナス)農園面積 : 1.4ha 栽培地:コスタリカ、ウエストバレー地域、ロオールデスデナランホ地区マイクロミル名:シンミルテス生産者:ハイメ&メイベルカルデナス品種:ヴィジャサルチ標 高: 1,600m 収穫時期:2月~3月生産処理:イエローハニー製法(粘着質を50%程度残し、乾燥する。)コスタリカでは、従来農協系や大手会社によるコーヒーが主流でしたが、ここ数年発展してきたマイクロミルのコーヒーがそのユニークさ及び品質の高さから注目を受けております。同国では、他の中米と異なり、農園規模は小さく、収穫したチェリーを農協系またはプライベート加工業者に搬入する分業制が主体でありました。この場合、各農家のコーヒーは大きなロットの一部になってしまいます。過去10年、先進的な農家は、家族や親類など農園が小規模な水洗処理設備、乾燥設備を共有し、地区特性を反映した品質の高いコーヒーを一貫して生産する動きがマイクロミルです。コスタリカ全土でその数は180を超えるといわれ、従来のコスタリカコーヒーの概念を覆す高品質を実現しています。それもそのはず、樹の管理から水洗処理、乾燥、中にはドライミルまで所有し、生産者自身のプライドを賭けた商品として作っているからです。 シンリミテスは、マイクロミルの中でも五本の指に入ると言っても過言ではないでしょう。小さなミルですが、綺麗に整備された乾燥テーブルなど、如何に手間暇をかけて生産しているかがわかります。正に職人マイクロミル(ARTISAN)です。カルデナス氏は、特にハニー製法に熱心に取り組んでおり、彼がコスタリカハニーコーヒーを更に上のステージに引き上げたと言っても過言ではありません。 2008年のCOEでは堂々の2位を獲得し、その後も入賞を果たしております。また、WBC大会では鈴木バリスタがシンリミテスコーヒーと共に世界を相手に奮闘し上位入賞を果たしております。『シンリミテス』とは『無限』の意味ですが、この豆の持つウエストバレー特有のオレンジ系風味とコク、芳醇な甘味からは、コスタリカコーヒーの無限の可能性を感じる素晴らしい一品です。1620円/200gパック(税込)【イルミネーションカフェ】(200gパック)ひと口目からイルミネーションの眩い煌めきにときめくようなイメージです・・・今年も「イルミネーションカフェ」の季節がやってきました。なめらかでまろやかな口当たりから・・・コーヒーのイメージとは違う華やかな印象・・・シーズンズグリーティングス・・・どなたにも安心してお勧めできる滑らかな口あたり・・・そのあとに感じる煌めく味わい・・・エレガントでやさしい余韻・・・フローラル感、フルーツ感、柑橘系の爽やかさ、上質なチョコレート感。さかもとこーひーのお客様にはみなさんに安心してお勧めできます。ワインの後にもお勧めです。ご自宅用、ギフト用にとお楽しみください。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「コスタリカ・シンリミテス」とさかもとこーひーを代表する最高峰の農園だけのブレンドです・・・華やかさ・・・親しみやすさ・・・余胤の複雑な味わい・・・お楽しみください。チョコレートでも、生クリームでも、その味わいをやさしく受け止めて引き立て…後味を爽やかにして、次のひと口をさらに美味しくしてくれるでしょう。フルーツタルト等フルーツたっぷりのケーキでもご機嫌な相性の良さだと思います。この辺は毎日のように甘いものとこーひーでおやつしているさかもとこーひーならではですね、お楽しみください。1620円/200gパック(税込)【ベラ・ノッテXマス】ブライトな深煎り・・・まろやかで華やかな深煎りです、後味のスッキリ感がダークでクリーンな魅力になっています。21年目になる「ベラ・ノッテ」のXマスバージョンです。さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、21年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。ご好評だった「ベラ・ノッテXマス」としてバージョンアップしてお届けいたします。元々「ベラ・ノッテ」はXマスにはじまりXマスに終わるディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌ですから、ぴったりです。「ベラ・ノッテXマス」は…「深煎りグアテマラ」に「深煎りグアテマラ・アゾテァ」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです・・・まろやかで華やかな深煎りです。「深煎りグアテマラ・アゾテァ」を使うことで…「深煎りグアテマラ」と2つのグアテマラで華やかさとダークなキャラをイメージしました…「タンザニア・ムベヤ」もブレンドして…深煎りの華やかなXマスバージョンに仕上げました。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います、お楽しみください。「1993年の秋でしたから、そう、もう、28年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年デビューの「ベラ・ノッテ」も21年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。1080円/225gパック(税抜き)【レディートラベラー】2種類のモカ・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と「エチオピア・モカナチュラル」を使った人気定番ブレンドです。まろやかな味わいからの2種類のモカ香りのよさ・・・その香りが余韻に漂って、キレのよい後味のスッキリ感・・・しかも酸味は感じらない・・・飲みやすくて香りが良くて雑味のないバランスのよいスッキリとした味わい、その辺が人気になっているんでしょう。2017年12月デビュー以来、リピートが多く、いつの間にか人気定番ブレンドに育ちました。ブレンドに2種類のモカを使おうと思ったのは・・・ジャズのライブでサックスとフリューゲルホーンのハーモニーに感動して、その響きから2種類のモカのブレンドを思いつきました。・・・以下は4年前の紹介文です、大好きでよく聴きにいった土岐英史さんが今年の6月に亡くなってしまいました。R.I.P.先日、仕事終わってからお茶の水にひとっ飛び・・・ジャズのライブハウスナルに土岐英史4days最終日に行ってきました。お届けしている「アフターダーク」は土岐さんの曲からインスパイアされ・・・3年目、毎年ご好評頂いてさかもとこーひーを代表するブレンドになっています。で・・・「レディートラベラー」という曲を聴いていて・・・新しいブレンドが浮かんだんです。「レディ・トラベラー」は市原ひかりさんの中音域の音色がすごくいいのでその音が生きるように土岐さんが作った曲で…市原さんのフリューゲルホーンの柔らかできれいな音、土岐さんの深く艶っぽい音、それぞれのソロも素晴らしく、さらに重なった音の響きは涙ものだったんですが…ふっとブレンドイメージできたんです…フリューゲルホーンとアルトサックスのブレンドです。気品溢れるモカ・イルガチェフェ(ハマ)と艶っぽいエチオピア・モカナチュラルの重なった魅力にしたいなぁーと・・・その2つのモカを引き立てるのは・・・深煎りコロンビアと深煎りエルサルバドル・・・きれいで円やかなコーヒー感に支えられてモカ・イルガチェフェ(ハマ)の繊細な香り味わいとエチオピア・モカナチュラルの甘さとマウスフィール香りが響きあいました。余韻は・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)とエチオピア・モカナチュラルが一体となって・・・長く心地よく続きます・・・楽しい仕事がまたひとつ出来ました・・・さかもとこーひーの常連さんみなさんに味わって欲しいと思ってます。1080円/225gパック(税抜き)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.11.21
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プロのつぶやき1133「こーひーバッグのある暮らし」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。秋が深まってきています・・・ほんわかいい天気が続いている千葉ですが、朝は冷えを感じるようになりました。近所の小学校の2年生が町探検で本店に来ました。5人が二組・・・質問を用意して順番にきちんと聞いてきました。焙煎前の白っぽい生豆を見てもらって、焙煎して出来上がったコーヒー色の豆を見てもらいました。人気のコーヒーとか、お客さんの数とかも聞かれましたね、流石に売上は聞かれませんでした(笑)幼稚園小中学校でのこーひーレッスンは時々ありますが、ママさんの参加なので、小学生相手は珍しいです。そうそう常連さんの息子さんからインタビューされたこともありました、その子はもう高校生です。コロナ感染が減って落ち着いているのでコロナ禍では行けなかったライブに11/8(月)行ってきました。新宿サザンシアターの「生志・昇太二人会」です。生志師はイベンターに昼間で大丈夫?と心配したそうですが・・・やはり半分くらいの入りで、人気の昇太師はいつも満員のなかの高座なので、その話題だけで受けまくってました。12月は談笑師の国立演芸場独演会です、少しずつライブに足を運ぼうと思ってます。そんなこんなで・・・今月は卸先のオリジナルのコーヒーバッグとさかもとこーひー自店用のコーヒーバッグ製造が重なって・・・工場のスケジュールを抑えて、焙煎の計画立てて、間違いの無いよう段取りするので何度も確認しています。デザイン変更あったり、初めての製造だったり、豆の内容変更だったりがあるので緊張します。コーヒーバッグの広がりを実感していますが・・・昔はティーバッグなんてあり得なくて、紅茶はティーポットで淹れるものだと頑固に思っていましが・・・そうかきちんとした茶葉を使ってテトラのティーバッグにすれば簡単で美味しいじゃ無いかと、さかもとこーひーのティーバッグ作って、常連さんにも卸先のカフェにもご好評いただいています。コーヒーもドリップバッグなんてあり得なかったのですが・・・豆が良ければ問題ないとコーヒーバッグを増やして、9種類になってしまいました。実は、自宅でのこーひーは休みの日の朝くらいで、普段夕食後とかひとりでのんびり映画観たりしている時にはあまり飲みません。こーひー飲むと仕事モードで集中してきてリラックスできないので、かなしい(笑)で、お茶とか白湯とかが落ち着くのですが、緑茶ティーバッグだと便利だなぁーと思うようになりました。勿論、クオリティのしっかりとしたお茶のティーバッグだと理想的ですので、さかもとこーひーで販売しているお茶のティーバッグも作ろうかななんて思っています。マグカップにコーヒーバッグ1つ入れて熱湯を一気に注いで4分・・・最初は出張に便利だと思ったのですが、最近は自宅で使っています。常連さんはコーヒーバッグ1つで2杯3杯淹れても美味しいよと言ってくださいます。それはとっても嬉しいのです・・・1つに12g使って、細挽きにしてあって、95℃以上の熱湯を使うと・・・成分がよく出ますから実は2杯淹れられますので、経済的なんです。これが・・・1つに8g10gで、粗挽きだと、そうはいきません・・・素材と焙煎のクオリティがそこに出ると思っています。職人の密かな腕自慢です(笑)5袋分の価格で6袋選べる「オフィスパック」が多いです・・・全部違う種類選ぶ方も多いですし、お気に入りの2種類3種類選ぶ方もいらっしゃいます。割と平均して全種類出るのが印象的です。デカフェが・・・「デカフェ・エクストラブレンド」と「デカフェ・マンデリン」の2種類。ブレンドは・・・「カフェデイジー」「カフェボッサ」「カフェフィガロ」「特上フレンチ&特上アイスコーヒー」シングルオリジンは・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「タンザニア」「マンデリン・タノバタック」以上の9種類、これでもういいかな?と思いますが、季節のブレンドや限定のシングルオリジンも面白いかなとも思っています。ご自宅用、出張やアウトドアにも便利ですし・・・プレゼントのご利用も多いです。コーヒーバッグだけ買われる常連さんも増えましたし・・・豆とコーヒーバッグ併用の常連さんもいらっしゃいます。そんなこんなで・・・街のコーヒー豆屋、ホームタウンコーヒーが少しずつ進んでいるかなと思っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.11.14
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プロのつぶやき1132「カフェ・飲食店、芸風の心地よさ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。秋晴れの気持ちのいい毎日ですが・・・今日は立冬だそうです、しかし朝の焙煎スタートの時まだ10℃切りません。最近毎日、70歳の新人バンドのデビューアルバム「SKYE」を聴いてます。ギター鈴木茂、ベース小原礼、ドラム林立夫、キーボード松任谷正隆・・・4人がレジェンドと呼ばれる名人なので・・・演奏は言わずもがなのありそうでなさそうなとっても気持ちよい東京ロックで聴けば聴くほど絶妙のグルーブです。4人ともに歌は専門では無いのでそれなりだろうと思っていたら、まるで10代の新人のような切迫感があって、それに惹きつけられてびっくり、ヘビロテしてます。コロナ感染が減ってきて・・・ライブを楽しむのを少しずつスタートしようかなと、明日月曜は新宿サザンシアター生志・昇太二人会が昼間の会なので行ってきます。二人ともに若手の頃から知ってますが、いつの間にか60前後となっていて、キャリア重ねての芸が楽しみです。そんなこんなで、三木のり平さんの息子のり一さんのTwitterを楽しみにしているのですが・・・「芸風というくらいだから風なんであって、お客は芸人の風を愛するので、志ん生、せんの馬生、小三治師はいい風で寄席の空間を満たしお客は風に吹かれに寄席に足を運んだのです。ちゃんとした芸とか上手で立派な落語聴きたくて会場へ行くわけじゃない。芸風なけりゃ落語は今に新劇みたいになっちゃう♪」と先日Tweetしてました。なるほどなぁーと思いますね。あんまり下手だと聴いてられませんし・・・確かにちゃんとした芸かどうかとかも気になりますが・・・心地よい風に吹かれるような気分の良さを求めているところがあります。それがライブの魅力なんでしょうねー、配信やDVDではなかなか難しいです。前座さんを聴くときは、上手い下手は気にならなくて、自分にとって気持ちのいい芸かどうかで追いかけるかどうかになっていますね。まぁ、好みかどうかってなってしまいますが・・・リズムとメロディが気持ちいいか、好みかどうか大きいですね。これって、カフェや飲食店にもそのまんまですね、勿論自家焙煎店も・・・お客はその店の心地よい風にあたりたいってことあるでしょう。勿論、不味かったり、高かったりでは心地よい風なんか吹きません。そうそう、卸先のカフェに向かう時、色々な店の前を通るので気にしていますが・・・コロナ禍になって気がついたのが・・・店全体に「ウエルカム」な雰囲気を感じる店と、そうではない店があることです。コロナ禍の非常事態なので感染対策をきちんとするのは当然ですが・・・それでもお客さんにやさしいウエルカムな空気感のお店と、きちんとしているだけに堅い雰囲気のお店があるように感じています。お店の中に入っても感じますが・・・入口周りは特に感じます。ひっそりとしたお店でもいい風を感じる店とそうでない店がありますね。特にコロナ禍で緊張やストレスが大きいので、カフェや飲食店では対策しつつリラックスしたいです。「芸風なけりゃ落語は今に新劇みたいになっちゃう」・・・落語は大衆芸能ですから新劇みたいに特定のファンだけになったら似合わないですね。なんか秋晴れで気持ちいい陽射しや風の日が続いています、さかもとこーひーはそんな風を感じる店でありたいです。そうそう、晩年の談志師の落語は「江戸の風」をテーマにしてました。若い頃からテーマが「伝統を現代に」から「業の肯定」へと変わって・・・老年に入る頃「イリュージョン」となり・・・晩年は「江戸の風」に行きつきました。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.11.07
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プロのつぶやき1131「こーひーのまろやかさについて」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。朝の冷え込みを感じています、焙煎の温度や火力も秋から冬に向かっています。コロナで延期していた友人との食事会でサンクオピエさんに行ってきました。「アフターダーク」を持ち込んで、秋のコースのデザートに合わせてみました。秋のコース専用のブレンドとの比較ですね。で、フィナンシェには濃いめの紅茶がよく合って、コーヒーを合わせるのが難しいんですが・・・山栗のフィナンシェに「アフターダーク」がすっと合ってご機嫌でした。その話しで食後にシェフと盛り上がってました。そうそう、山栗のポタージュ・カプチーノ仕立てにはマコンシャルドネ・ドメーヌジャンマルクボワイヨを合わせて・・・スープにワインってあまり聞かないけれども・・・とっても自然に合ってびっくりしました。バランスの良い果実味と酸味が山栗に合っていて、カプチーノ仕立てやシャルドネの樽香がさりげなく効いているのかなぁ~と、勉強になりました。で、先日同業の友人からスエーデン、ノルウエーの人気店3店のコーヒーが送られてきましたが、今度はデンマークの有名店のケニアが届きました。高いクオリティのケニアでしたが、焙煎に問題があってケニアの際立つ魅力、鮮やかな味わい、華やかな香りや余韻、ボリューム豊かなボディやまろやかなマウスフィール、酸味と甘さのバランス・・・どれもが不足していました。重く感じる酸味、痩せたマウスフィールと余韻、心地よくないというか不快な印象です・・・もしかしたら、重く感じる酸味をコクと感じているのかなと思いました。スペシャルティコーヒー以前の日本ではそのような重い味わいをコーヒーのコクと言っていたものです、今の60代70代の世代ですね。そういった豆はハンドドリップで上手に淹れないと飲めないですね。そんなこんなで・・・こーひーのまろやかさについて書いてみます。スペシャルティコーヒーのまろやかなコクはとっても心地よいものです。上質なお茶や紅茶が薄く淹れてもまろやかな心地よさがあるように・・・スペシャルティコーヒーも濃いめ薄めに関係なく、それぞれの口当たりのまろやかな心地よさがあるものです。逆に味わいの痩せた水っぽいものをウオータリーとカッピングで表現します。素材に問題がある場合も、焙煎に問題がある場合もあります。カッピングでは、口当たり・マウスフィールがとっても大切です。ラウンドとか、クリーミーとか、シルキーやベルベッティ、ジェントリー等々口当たりの質感や・・・リッチとか、ライトなどボリューム感とか評価していきます。さかもとこーひーで重視しているのは、冷めてからの余韻とマウスフィールの一体感の魅力、心地よさです。それが全体のまろやかな印象につながっていくようです。同じ「まろやかさ」と言っても・・・浅煎りのまろやかさもありますし・・・深煎りのまろやかさもあります。今なら「カフェ フィーカ」のまろやかさと「アフターダーク」のまろやかさは言葉にすると同じ「まろやかさ」ですが・・・実際の印象は違うと思います。「カフェ フィーカ」の場合は使っている「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」と3つともに素晴らしいトップクオリティの素材ですが、特に完熟具合が素晴らしく、さらにその熟度が揃っていて・・・きれいな酸を甘さが包み込み、その一体化された味わいがまろやかさを引き立てているように思います。「アフターダーク」の場合はベースが深煎りなのでローストのダークさやカラメル感、ダークチョコ感に「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」の際立った魅力が一体化してのまろやかさになっているのでしょう。サンクのシェフは「アフターダーク」の浮遊感がたまらないと仰っていました。深煎りのベースに「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」のブルゴーニュワインのようなキャラが乗っかっているイメージでしょうか。その「アフターダーク」が山栗のフィナンシェを受け止めてぴったりの相性の良さだったのは「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」のエレガントで上品でありながら豊かな酸やマウスフィール、まろやかなコクが活躍したからでしょう。いづれにしても、素材の完熟度合いによる甘さや栄養素の豊かさがあって、それを的確に焙煎し、成分がデベロップすることで・・・魅力的な口当たり、マウスフィールになり、それをまろやかと感じるのでしょう。(レスクリーン、雑味、エグ味、ざらつき、焦げ味、酸っぱ味、水っぽさ・・・などは不快でまろやかさとは正反対ですね。)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.10.31
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プロのつぶやき1130「ワインからのこーひー」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。今朝(10/24)本店に来て座ったら足元からじわーっと冷えてきました・・・秋を通り過ぎて一気に初冬のような朝の寒さがやってきた千葉です。コロナ感染が一気に少なくなったら・・・おゆみ野店での「こーひーレッスン」のご要望がきて・・・公民館での「こーひーレッスン」申し入れも何件か来ています。まぁ、公民館は来年の4月以降来期の計画の時期なのでしょう。毎朝の焙煎の温度設定や火力に気を遣う季節になっています。新発売の「カフェ フィーカ」ご好評頂いています・・・浅めの焙煎で北欧テイストなんですが、まず口当たりのまろやかさが世の多くの浅煎りとは違って、さらに余韻の甘さに包まれた酸味の心地よさが、飲みやすさと美味しさに繋がっているようです。試飲で味わって頂いてのご購入が多くて嬉しいです。そんなこんなで・・・長いコロナ禍でできなかったワイン会、いつ以来かわからないくらい久々に幕張本郷サンクオピエさんでありました、県の制限があるので4名でした。お酒と営業時間は通常に戻るようです・・・まぁ、そうは言っても大人数や大騒ぎは不味いでしょう。個人店で少人数で楽しく食事したり呑むのは大丈夫でしょうね。シャンパンでスタートして、その後は珍しくドイツワインで白2種類、赤1種類・・・いつもの主催のKさんはブラインドで飲んだらドイツとは思えないワインということで選んだそうです、だいぶマニアックです。まぁ、Kさんのおかげで僕はかなり様々なワイン味わっていますが・・・ワインの勉強は自分でストップかけています。学び出すと仕事に影響するくらいのめり込む性格なんで・・・しっかりと味わえる程度の知識はありますが、それ以上はただひたすら楽しむスタンスを守っています。その方がお客さんの感覚をしっかりと感じられるというのもあります。「コーヒー詳しくないんだけれども、好きなんです。」と、さかもとこーひーの常連さんからよく言われるのですが・・・こちらはコーヒーや紅茶の専門家なので、せめてワインやお酒は「詳しくないんだけれども好き!」そんなスタンスでいようと決めています。幸いなことにKさんやシェフが身近にいるのでお任せしていれば様々な料理とワインの魅力を楽しめています。さかもとこーひーもお客さんは詳しくなくても気軽にこーひーを楽しんでいただきたいと思っています。で、いつもより早い17時半にスタートしました・・・生ハムやフォアグラポルチーニ、沖カサゴ、ハトと進み・・・デザートはヴァローナ・オレリスと黒糖のクレームブリュレ、栗・オ・レのソルベ、山栗のフィナンシェで・・・こーひーはそのデザートに合わせたブレンドと持ち込んだ「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」でした。素晴らしい料理とワイン、そしてデザートの後のこーひー・・・ブレンドはこのデザート専用なので、クレームブリュレにも、ソルベにも、フィナンシェにも合って・・・デザートを引き立て、最後まで美味しくというイメージ通りでご機嫌でした。さらにクリーンなこーひーの味わいは料理やワインの流れを邪魔していないことを実感しました、今までは当たり前なので特に気にしていなかったのです。ここでレスクリーンな雑味や不快な苦味、キレの悪い重い酸味のコーヒーだと、素晴らしいワインや料理、デザートの流れをスパッと切ってしまうなぁーとあらためて思ったのです。ましてや締めですから残念感いっぱいです。(うちではコーヒーあまり出なくて、紅茶やハーブティが出るなんだと聞くことがありますが・・・それはお客さんがレスクリーンなコーヒーを避けているからなんだと思っています。)そして「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」のブルゴーニュ赤ワインのような余韻は食事の最後を締め括るに最高の魅力だなぁーとご機嫌でした。シェフがSNSでこの「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」を「高級ブルゴーニュワインのようなこーひーって信じられますか?あるんですよ。私、ソムリエの友人複数いますが、これを飲んで驚かなかったら友人やめますわ!(笑)」とアップしてくれました。同席した女性の感想がとっても興味深くて・・・第一印象は「とってもすっきりしている」・・・「すっきりとしている」は女性のお客さんから多くいただく感想です。(逆にいうと・・・ざらついたり、重い酸っぱ味、苦味が普通になっていて、そうでないクリーンで爽やかな味わいを「すっきりしている」となるんでしょう。)まぁ、マニアックなワイン会の常連メンバーのお二人なのですが・・・都内で仕事していて、呑んだり食べたりが大好き、旅行もするし、ほんと豊かな食体験をされています。そんなお二人が「最近時々ある流行りの浅煎りのコーヒーだとデザートに負けてしまう」と仰っていて・・・僕自身はレストランで浅煎りのコーヒーに出会った経験なかったので「なるほどなぁー!」と思ったのです。そして「昔からよくある苦くて雑味のあるコーヒーの方がデザートに負けないし、慣れているのでまぁこんなものかと」と仰って、これまたびっくり・・・僕自身はしっかりとした味わいのデザートでも雑味のあるコーヒーは辛くて飲むのが厳しいのですが、呑んだり食べたり大好きな方のコーヒーに対する感覚がわかって現実を知ったのです。出張で泊まったホテルの朝のコーヒーが以前よりもクオリティアップしていたり、大手チェーンのコーヒーもクオリティアップしていたりして・・・スペシャルティコーヒーが日本に紹介されて20年、多少なりとも影響力持ってきたかなぁーと思うことがあるのですが(まぁ、コンビニコーヒーの影響の方が大きそうですが)・・・街場のレストラン、シェフの意識はコーヒーまで届いていないんだなぁーと身にしみた夜でした。さかもとこーひーを採用してくださっているフレンチは何件かあるのですが・・・そういったシェフは出会いもありましたし、即反応してくださった感性は素晴らしいんだとあらためて感じたのでした。一部のシェフは「コーヒー変えたからといってお客は増えない」といったようなこと言うんですが・・・確かに料理やデザート、ワインの魅力が上がったほうが繁盛につながるでしょう。しかし、最後のコーヒーによって、お客さんが食事のひとときを気持ちよく過ごし、その帰り道がより機嫌よくなると思うんですけどね~。(30年くらい前、クイーンアリスの石鍋シェフが繁盛のキモを・・・前菜とデザートを大切にすると言っていて腰抜かしたのを思い出しました(笑)まぁ手頃な価格のプリフィクスのコースってこともあるんでしょう。)料理やワイン、デザートの素晴らしい流れがコーヒーまで滑らかに続いていくレストランが増えて欲しいものです。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.10.24
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【カフェ フィーカ】ひと口目上品で爽やかな口当たり・・・余韻はフルーティな甘さからフローラル・フルーティさがまろやかな口当たりの心地よい質感とともに続いていきます。浅煎りのジューシーさフルーティさをまろやかな口当たりと甘さで包んで・・・どなたでも素直に親しめる北欧テイストのさかもとこーひーに仕上げました。単なる浅煎りだとお好みが分かれますので・・・柔らかでまろやかな心地よい口当たりと甘さが余韻まで長く続くようにイメージしました。使った豆は・・・「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。様々な柑橘系のフルーツ感、フローラル、紅茶・・・香りが渦巻いているようです。プロのつぶやき1128 「北欧テイストのコーヒー」で書きましたが・・・先日同業の友人からスエーデン、ノルウエーの人気店3店のコーヒーが送られてきました。スペシャルティコーヒーに出会った時20年くらい前に北欧のコーヒーが目についてきました。今でもクオリティの高い豆の輸入量が多い地域です。そんなスウェーデン人の暮らしに欠かせない習慣を「フィーカ」というそうです。忙しくても仕事の手を休め、コーヒーとお菓子をゆっくりと日に何度も楽しむというと聞きました。最近は「バークレーロースト」「ブラック・アイズ」「ダークノート」に「アフターダーク」と深煎りこーひーの様々な個性や魅力をお届けしてきました。そしておかげさまでどれもが人気になっています。しかし、こーひーの魅力は深煎りばかりではなくて浅煎りの爽やかな魅力もあります。そこで「カフェ フィーカ」とネーミングして北欧テイストのさかもとこーひーをお届けします。浅煎りの華やかな魅力と柔らかで心地よい口当たりで日常的に毎日繰り返し飲みたくなる味わいになっていると思います。それでこそ「フィーカ」の魅力だと思います。
2021.10.21
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【ブラジル・パッセイオ】ひと口目、きれいな味わいとともにブラジルの柔らかな口当たりから華やかで甘さが魅力的な余韻へと流れていきます。少し冷めてくるとジューシーでシルキーな触感が「ブラジル・パッセイオ農園」がブラジルのトップクオリティだと感じさせてくれます。お気に入りの「ブラジル・パッセイオ農園」のブルボン種ナチュラル式です。クリーンで柔らかな口当たりと甘さが印象的で、余韻にジューシーなベリー感、ミルクチョコの質感からスパイシーさが魅力的です。ブルボン種&ナチュラル式の甘さや質感が嬉しいです。熟度、甘さ、余韻、質感と流石の素晴らしい農園です。ブラジルの上質な質感口当たり、甘さ、余韻をお楽しみください・・・柔らかい口当たり、甘さ、ジューシーさ、余韻の心地よさが魅力です。パッセイオ農園の生き生きとした魅力・・・なめらかな口当たり・・・上質魅力的な甘さ・・・シルキーなミルクチョコレート感・・・冷めてほのかに感じるベリー感とスパイシーさ・・・さらに冷めるとまるい甘さに満たされます。ベリー感からより複雑な魅力を感じるのは、ピーチのキャラが裏に隠れているからかもしれません。この質感口当たりからの余韻の魅力は上質なブラジル特有のもので・・・とっても和らぐといいますか・・・上等な和菓子の余韻と重なるイメージです。この20年ブラジルの色々なスペシャルティコーヒーをお届けしてきましたが・・・20年の洗練さや成熟を感じる農園だと思います、素晴らしい農園です。農園名:パッセイオ農園主:アドルフォ エンリケ フェレイラエ リ ア:南ミナスプ ロ セ ス:ナチュラル品 種:ブルボン標 高:1,100m~1,200mパッセイオ農園は、南ミナス地区のコーヒー生産地帯のほぼ中心に位置するMonte Beloにあります。標高1100m~1200mの丘陵地帯に農園が広がっており、火山性ミネラルを含んだ肥沃な土壌に恵まれています。植付けのための土壌整備からコーヒーチェリーのピッキングまでの作業は、訓練され、技術を持った作業者によって成り立っています。当農園は、3世代にわたりコーヒーの生産を行なっており、そのつど生産技術の革新を行い、効率性の向上を求めています。自然環境に対する配慮も抜群で、75ヘクタールの自然林を残しており、農薬の使用量も減らしています。作業者の生活、教育環境の整備等社会問題の解決にも積極的に取り組んでいます。パッセイオ農園はCOEやLate Harvest Competitionの常連として、世界のスペシャルティコーヒーのロースターに知られています。COEの前身であるITCのグルメコーヒープロジェクトの農園として1997年に初めて水流によるチェリーの比重選別機とグリーンセパレータを導入したことも、パッセイオの品質に関するアドバンテージを維持する要素となっています。
2021.10.20
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【アフターダーク】大好評頂いている8年目の「アフター・ダーク」・・・「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」を使った深煎りのブレンドです。自分でも気に入っていて、さかもとこーひーを代表するブレンドの一つになりました。ひと口目から印象的なまろやかで艶かしい味わいと香り・・・深煎りの味わいに寄り添ってくるパカマラ種のフローラルやフルーツ感・・・冷めてくると浮かび上がってくるピーチやマスカットにブルゴーニュ赤ワインの余韻・・・ご機嫌です。そのイメージは…深煎りの新境地と言いますか…元々深煎り自家焙煎店だったさかもとこーひーがスペシャルティコーヒーに出会って20年…その頃最初にインパクトあったのがピーツコーヒー&ティーのスペシャルティコーヒーの深煎りでした。スタバもその流れですね…スタバの高級版って感じでした。スペシャルティコーヒーを求めてはじめてマイアミに行った時…サンフランシスコ近くのバークレーにも飛んで、工場を見学させて頂きましたが、その高品質な生豆の数々や焙煎に触れて…あぁ!こんな生豆使って焙煎したいなぁーと思ったものでした。それから約20年経ち…スペシャルティコーヒーの焙煎が浅めの魅力も、深めの魅力もお届けできるようになり…それぞれの魅力にファンの常連さんがいらっしゃいます。で、最近思っていた事は…昭和の深煎り自家焙煎でも無い…ピーツやスタバのような深煎りでも無い…スペシャルティコーヒーに出会って20年経ったさかもとこーひーが今のスペシャルティコーヒーの魅力を生かした深煎りブレンドを作りたいなぁーということなんです。円やかでコクが豊かで上品で余韻が長く…あくまでもクリーンな味わい…スペシャルティコーヒーの滑らかさ華やかさ輝き…熟成したような深い味わい…使った豆は…「深煎りコロンビア」に「深煎りグアテマラ」…「深煎りエルサルバドル」そして「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」円やかな深煎りの味わいに「エルインヘルト・パカマラ」の輝くような魅力が顔を出して他に無い魅力になっていると思います。「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください♪(土岐さんが今年2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.)
2021.10.19
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【グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ】(100gパック)艶かしい香りと質感・余韻・・・エレガント、ベルベッティ、フローラル、フルーツ・・・相変わらずのパカマラ種の魅力いっぱいです。毎年深まる秋を感じる季節にお届けしている「グアテマラ・エルインヘルト農園・パカマラ種」です。パカマラ種とゲイシャ種がスペシャルティコーヒー業界の際立つ個性、魅力の2トップでしょう。エルインヘルト農園はさかもとこーひーが世界最高峰の農園だと思っているので…次男を3年連続で訪問させ…前回の訪問時にパカマラ種の栽培エリアまで見学させていただきました。最初の印象が…滑らかさ、複雑さ、円やかさ、きれいなのに奥深い…冷めてからのブルゴーニュ赤ワインを連想される魅力が抜きんでています。アプリコット、ピーチ、フローラル、なめらかなマウスフィール、余韻の複雑さ、エレガントと・・・温かい時も冷めきっても。次から次へと魅力が押し寄せて来ます。あらためてカフェプレスで淹れ味わうと…最初の印象はエレガント…そして香りの豊かさと滑らかな口当たりから余韻に漂う香りの複雑さ妖婉さ…こーひーの可能性を感じさせてくれます。華やかさ、滑らかさ、余韻の素晴らしさ…カッピングコメントは…ピーチ、フローラル、アプリコット、カシス…ブライト、ライブリー…クリーミー、ラウンド…マスカット、洋梨、オレンジ、レモン…ブルゴーニュ赤ワイン、スパイシー…完全に冷めて、レモンバーベナの鮮烈な印象…エレガント、コンプレックス、ロングアフターテイスト。ピーチ、フローラル、マスカットなキャラクターが押し寄せてきました。ひと口目、舌を明るく気品ある味わいが包みます。ジッと集中するとピーチやフローラルにマスカット、アプリコットのキャラが甘さとともに押し寄せて…香りの余韻だけを残して、味わいがスッと消えて行きます。スタッフさんが、なんだろう、なんか凄いと言っていたので…色々とキャラクターを並べると…レモンでそれそれと頷いていました。レモンの周りになんだか怪しい感じしているのがピーチやアプリコットと言うと…感じるけど言葉にならないと…。シルキーマウスフィールと言われる繊細な口当たりにさらに滑らかで円やかなクリーミーさも追いかけてきます。少し冷めると、マスカットやオレンジに洋梨のような魅力も顔を出して…さらに冷めるときれいなレモンのキャラクター、レモンの酸味を取り除いたレモンバーベナのような鮮やかな香りと余韻、そこにオレンジが重なり…最後には上品な赤ワインを味わっているような際立った印象です。より滑らかさ円やかさを感じました、冷たくなっての最後のひと口ふた口はブルゴーニュ赤ワインのエレガントさと共通するこーひーだと思います、大切な方へのギフトとしてもお勧めします。エルインヘルト・パカマラをカフェプレスで5分抽出で味わっています。カフェプレスでの抽出時間を…標準の4分にすると…これ以上無いといったエレガントさが愉しめます…少し長めで5分とじっくり淹れると…エレガントさにより複雑さが深まって圧倒されます。品 種: パカマラ種農園: エルインヘルト 農園主:アルツロ・アギーレ氏栽培地: グアテマラ ウエウエテナンゴ地域 ラリベルタッド地区地形: クチュマタン山系に位置する険しい地形標 高: 1,770-1,830m土壌: ローム 雨量:1,600mm 気候: 年平均22°C、相対湿度 75%収穫時期: 2月から4月生産処理: 水洗処理方式(FW フー リー ウ オ ッシュド、発酵時間 48-60時間)、天日乾燥グアテマラの8つの地域の内、ウエウエテナンゴは、グアテマラ市から最も離れたメキシコ国境に位置します。「ハイランド・ウエウエ」といわれるように、岩肌がところどころみられる非常に険しい、標高の高い産地です。冬の収穫時期の朝には、霜がみられることがあるほどです。しかしながらメキシコからの乾燥した熱風がこの地域には吹き、ユニークな微気候を生み出し、それがコーヒー生産を可能にします。 ラリベルタッド地区は、メキシコ国境付近のウエウエテナンゴ地域の南側に位置し、過去カップオブエクセレンス品評会では、多くの入賞農園を生み出して参りました。同地区でも有名なのは、入賞常連のエル・インヘルト農園が挙げられます。 非常に高い標高のブルボ種は小粒で、熟度の高い風味が高く評価されてきました。2008年のカップオブエクセレンス品評会で同農園のパカマラ種がポンドあたり$80.20(当時の普通のコーヒーの約50倍!)を付けて以来、インヘルトのパカマラは強い個性を有するトップオブトップのスペシャルティコーヒーとして認知されるようになりました。 現在ではパナマのエスメラルダ・ゲイシャと並ぶ世界最高峰のコーヒーとして、農園独自のインターネットオークションによる販売を行うまでになりました。 高品質コーヒー生産に真摯に取り組み、大成功を収めているといってよいでしょう。同農園のパカマラ種は、1シーズンで三回の収穫期があり、コンセプションは最盛期である二番摘みとなります。紅茶のダージリンに例えれば、セカンドフラッシュのようなものです。一般的にコーヒーは、最盛期の収穫が品質的には最も優れているといわれておりますが、今回のコンセプションは、パカマラらしいクリーミーなテクスチャーに加え、カシスや黒ブドウのような凄いフレーバーを放っています。 この貴重な風味を皆さま、ぜひ味わってみてください
2021.10.18
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プロのつぶやき1129「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ、アフターダーク、ブラジル・パッセイオ、カフェ フィーカ」カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。昨日10/16(土)が今年最後の夏日になるとTVで言ってました、今週から晩秋の陽気になりそうだそうです。「アフターダーク」にぴったりな季節になっていきます。コロナ感染がぐーっと収まってきて・・・昨晩は今年初めてのサンクオピエさんでワイン会でした。いつもは6名くらいですが、人数制限あるので4名でしたが、久々にゆっくりと食事会を楽しめました。デザートは「ブロンドチョコ・ヴァローナ・オレリスと黒糖のクレームブリュレ、栗・オ・レのソルベ、山栗のフィナンシェ」で専用のブレンドがそれぞれに合ってました、自慢です(笑)一昨日は京都嘯月の栗蒸し羊羹、中津川すやの栗きんとんを手に入れまして・・・僕にとって最高峰の和菓子屋さん2軒なのでしみじみと味わえました。二つともに侘び寂びの味わいで・・・砂糖を使っていないかと思うくらいで、栗や小豆の風味を最大限に生かしたバランスでした。「つるべ糸」と一緒にいただきましたが、こーひーが全くじゃましていなかったのが、密かに自慢です(笑)そんなこんなで・・・深まる秋に向けて・・・1年ぶりのパカマラ種「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」・・・パカマラを使った8年目の「アフターダーク」・・・ブラジルのトップ農園「ブラジル・パッセイオ」・・・北欧テイストの新ブレンド「カフェ フィーカ」の4種類です、お楽しみください。【グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ】(100gパック)艶かしい香りと質感・余韻・・・エレガント、ベルベッティ、フローラル、フルーツ・・・相変わらずのパカマラ種の魅力いっぱいです。毎年深まる秋を感じる季節にお届けしている「グアテマラ・エルインヘルト農園・パカマラ種」です。パカマラ種とゲイシャ種がスペシャルティコーヒー業界の際立つ個性、魅力の2トップでしょう。エルインヘルト農園はさかもとこーひーが世界最高峰の農園だと思っているので…次男を3年連続で訪問させ…前回の訪問時にパカマラ種の栽培エリアまで見学させていただきました。最初の印象が…滑らかさ、複雑さ、円やかさ、きれいなのに奥深い…冷めてからのブルゴーニュ赤ワインを連想される魅力が抜きんでています。アプリコット、ピーチ、フローラル、なめらかなマウスフィール、余韻の複雑さ、エレガントと・・・温かい時も冷めきっても。次から次へと魅力が押し寄せて来ます。あらためてカフェプレスで淹れ味わうと…最初の印象はエレガント…そして香りの豊かさと滑らかな口当たりから余韻に漂う香りの複雑さ妖婉さ…こーひーの可能性を感じさせてくれます。華やかさ、滑らかさ、余韻の素晴らしさ…カッピングコメントは…ピーチ、フローラル、アプリコット、カシス…ブライト、ライブリー…クリーミー、ラウンド…マスカット、洋梨、オレンジ、レモン…ブルゴーニュ赤ワイン、スパイシー…完全に冷めて、レモンバーベナの鮮烈な印象…エレガント、コンプレックス、ロングアフターテイスト。ピーチ、フローラル、マスカットなキャラクターが押し寄せてきました。ひと口目、舌を明るく気品ある味わいが包みます。ジッと集中するとピーチやフローラルにマスカット、アプリコットのキャラが甘さとともに押し寄せて…香りの余韻だけを残して、味わいがスッと消えて行きます。スタッフさんが、なんだろう、なんか凄いと言っていたので…色々とキャラクターを並べると…レモンでそれそれと頷いていました。レモンの周りになんだか怪しい感じしているのがピーチやアプリコットと言うと…感じるけど言葉にならないと…。シルキーマウスフィールと言われる繊細な口当たりにさらに滑らかで円やかなクリーミーさも追いかけてきます。少し冷めると、マスカットやオレンジに洋梨のような魅力も顔を出して…さらに冷めるときれいなレモンのキャラクター、レモンの酸味を取り除いたレモンバーベナのような鮮やかな香りと余韻、そこにオレンジが重なり…最後には上品な赤ワインを味わっているような際立った印象です。より滑らかさ円やかさを感じました、冷たくなっての最後のひと口ふた口はブルゴーニュ赤ワインのエレガントさと共通するこーひーだと思います、大切な方へのギフトとしてもお勧めします。エルインヘルト・パカマラをカフェプレスで5分抽出で味わっています。カフェプレスでの抽出時間を…標準の4分にすると…これ以上無いといったエレガントさが愉しめます…少し長めで5分とじっくり淹れると…エレガントさにより複雑さが深まって圧倒されます。品 種: パカマラ種農園: エルインヘルト 農園主:アルツロ・アギーレ氏栽培地: グアテマラ ウエウエテナンゴ地域 ラリベルタッド地区地形: クチュマタン山系に位置する険しい地形標 高: 1,770-1,830m土壌: ローム 雨量:1,600mm 気候: 年平均22°C、相対湿度 75%収穫時期: 2月から4月生産処理: 水洗処理方式(FW フー リー ウ オ ッシュド、発酵時間 48-60時間)、天日乾燥グアテマラの8つの地域の内、ウエウエテナンゴは、グアテマラ市から最も離れたメキシコ国境に位置します。「ハイランド・ウエウエ」といわれるように、岩肌がところどころみられる非常に険しい、標高の高い産地です。冬の収穫時期の朝には、霜がみられることがあるほどです。しかしながらメキシコからの乾燥した熱風がこの地域には吹き、ユニークな微気候を生み出し、それがコーヒー生産を可能にします。 ラリベルタッド地区は、メキシコ国境付近のウエウエテナンゴ地域の南側に位置し、過去カップオブエクセレンス品評会では、多くの入賞農園を生み出して参りました。同地区でも有名なのは、入賞常連のエル・インヘルト農園が挙げられます。 非常に高い標高のブルボ種は小粒で、熟度の高い風味が高く評価されてきました。2008年のカップオブエクセレンス品評会で同農園のパカマラ種がポンドあたり$80.20(当時の普通のコーヒーの約50倍!)を付けて以来、インヘルトのパカマラは強い個性を有するトップオブトップのスペシャルティコーヒーとして認知されるようになりました。 現在ではパナマのエスメラルダ・ゲイシャと並ぶ世界最高峰のコーヒーとして、農園独自のインターネットオークションによる販売を行うまでになりました。 高品質コーヒー生産に真摯に取り組み、大成功を収めているといってよいでしょう。同農園のパカマラ種は、1シーズンで三回の収穫期があり、コンセプションは最盛期である二番摘みとなります。紅茶のダージリンに例えれば、セカンドフラッシュのようなものです。一般的にコーヒーは、最盛期の収穫が品質的には最も優れているといわれておりますが、今回のコンセプションは、パカマラらしいクリーミーなテクスチャーに加え、カシスや黒ブドウのような凄いフレーバーを放っています。 この貴重な風味を皆さま、ぜひ味わってみてください2700円/100gパック(税込)【アフターダーク】大好評頂いている8年目の「アフター・ダーク」・・・「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」を使った深煎りのブレンドです。自分でも気に入っていて、さかもとこーひーを代表するブレンドの一つになりました。ひと口目から印象的なまろやかで艶かしい味わいと香り・・・深煎りの味わいに寄り添ってくるパカマラ種のフローラルやフルーツ感・・・冷めてくると浮かび上がってくるピーチやマスカットにブルゴーニュ赤ワインの余韻・・・ご機嫌です。そのイメージは…深煎りの新境地と言いますか…元々深煎り自家焙煎店だったさかもとこーひーがスペシャルティコーヒーに出会って20年…その頃最初にインパクトあったのがピーツコーヒー&ティーのスペシャルティコーヒーの深煎りでした。スタバもその流れですね…スタバの高級版って感じでした。スペシャルティコーヒーを求めてはじめてマイアミに行った時…サンフランシスコ近くのバークレーにも飛んで、工場を見学させて頂きましたが、その高品質な生豆の数々や焙煎に触れて…あぁ!こんな生豆使って焙煎したいなぁーと思ったものでした。それから約20年経ち…スペシャルティコーヒーの焙煎が浅めの魅力も、深めの魅力もお届けできるようになり…それぞれの魅力にファンの常連さんがいらっしゃいます。で、最近思っていた事は…昭和の深煎り自家焙煎でも無い…ピーツやスタバのような深煎りでも無い…スペシャルティコーヒーに出会って20年経ったさかもとこーひーが今のスペシャルティコーヒーの魅力を生かした深煎りブレンドを作りたいなぁーということなんです。円やかでコクが豊かで上品で余韻が長く…あくまでもクリーンな味わい…スペシャルティコーヒーの滑らかさ華やかさ輝き…熟成したような深い味わい…使った豆は…「深煎りコロンビア」に「深煎りグアテマラ」…「深煎りエルサルバドル」そして「グアテマラ・エルインヘルト・パカマラ」円やかな深煎りの味わいに「エルインヘルト・パカマラ」の輝くような魅力が顔を出して他に無い魅力になっていると思います。「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください♪(土岐さんが今年2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.)1620円/225gパック(税込)【ブラジル・パッセイオ】ひと口目、きれいな味わいとともにブラジルの柔らかな口当たりから華やかで甘さが魅力的な余韻へと流れていきます。少し冷めてくるとジューシーでシルキーな触感が「ブラジル・パッセイオ農園」がブラジルのトップクオリティだと感じさせてくれます。お気に入りの「ブラジル・パッセイオ農園」のブルボン種ナチュラル式です。クリーンで柔らかな口当たりと甘さが印象的で、余韻にジューシーなベリー感、ミルクチョコの質感からスパイシーさが魅力的です。ブルボン種&ナチュラル式の甘さや質感が嬉しいです。熟度、甘さ、余韻、質感と流石の素晴らしい農園です。ブラジルの上質な質感口当たり、甘さ、余韻をお楽しみください・・・柔らかい口当たり、甘さ、ジューシーさ、余韻の心地よさが魅力です。パッセイオ農園の生き生きとした魅力・・・なめらかな口当たり・・・上質魅力的な甘さ・・・シルキーなミルクチョコレート感・・・冷めてほのかに感じるベリー感とスパイシーさ・・・さらに冷めるとまるい甘さに満たされます。ベリー感からより複雑な魅力を感じるのは、ピーチのキャラが裏に隠れているからかもしれません。この質感口当たりからの余韻の魅力は上質なブラジル特有のもので・・・とっても和らぐといいますか・・・上等な和菓子の余韻と重なるイメージです。この20年ブラジルの色々なスペシャルティコーヒーをお届けしてきましたが・・・20年の洗練さや成熟を感じる農園だと思います、素晴らしい農園です。農園名:パッセイオ農園主:アドルフォ エンリケ フェレイラエ リ ア:南ミナスプ ロ セ ス:ナチュラル品 種:ブルボン標 高:1,100m~1,200mパッセイオ農園は、南ミナス地区のコーヒー生産地帯のほぼ中心に位置するMonte Beloにあります。標高1100m~1200mの丘陵地帯に農園が広がっており、火山性ミネラルを含んだ肥沃な土壌に恵まれています。植付けのための土壌整備からコーヒーチェリーのピッキングまでの作業は、訓練され、技術を持った作業者によって成り立っています。当農園は、3世代にわたりコーヒーの生産を行なっており、そのつど生産技術の革新を行い、効率性の向上を求めています。自然環境に対する配慮も抜群で、75ヘクタールの自然林を残しており、農薬の使用量も減らしています。作業者の生活、教育環境の整備等社会問題の解決にも積極的に取り組んでいます。パッセイオ農園はCOEやLate Harvest Competitionの常連として、世界のスペシャルティコーヒーのロースターに知られています。COEの前身であるITCのグルメコーヒープロジェクトの農園として1997年に初めて水流によるチェリーの比重選別機とグリーンセパレータを導入したことも、パッセイオの品質に関するアドバンテージを維持する要素となっています。1080円/225gパック(税込)【カフェ フィーカ】ひと口目上品で爽やかな口当たり・・・余韻はフルーティな甘さからフローラル・フルーティさがまろやかな口当たりの心地よい質感とともに続いていきます。浅煎りのジューシーさフルーティさをまろやかな口当たりと甘さで包んで・・・どなたでも素直に親しめる北欧テイストのさかもとこーひーに仕上げました。単なる浅煎りだとお好みが分かれますので・・・柔らかでまろやかな心地よい口当たりと甘さが余韻まで長く続くようにイメージしました。使った豆は・・・「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。様々な柑橘系のフルーツ感、フローラル、紅茶・・・香りが渦巻いているようです。プロのつぶやき1128 「北欧テイストのコーヒー」で書きましたが・・・先日同業の友人からスエーデン、ノルウエーの人気店3店のコーヒーが送られてきました。スペシャルティコーヒーに出会った時20年くらい前に北欧のコーヒーが目についてきました。今でもクオリティの高い豆の輸入量が多い地域です。そんなスウェーデン人の暮らしに欠かせない習慣を「フィーカ」というそうです。忙しくても仕事の手を休め、コーヒーとお菓子をゆっくりと日に何度も楽しむというと聞きました。最近は「バークレーロースト」「ブラック・アイズ」「ダークノート」に「アフターダーク」と深煎りこーひーの様々な個性や魅力をお届けしてきました。そしておかげさまでどれもが人気になっています。しかし、こーひーの魅力は深煎りばかりではなくて浅煎りの爽やかな魅力もあります。そこで「カフェ フィーカ」とネーミングして北欧テイストのさかもとこーひーをお届けします。浅煎りの華やかな魅力と柔らかで心地よい口当たりで日常的に毎日繰り返し飲みたくなる味わいになっていると思います。それでこそ「フィーカ」の魅力だと思います。1620円/225gパック(税込)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2021.10.17
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