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ジュール・ヴェルヌやH・G・ウェルズのような“古典”程古くはなくて、今から50年ほど前、まだコンピュータなどが今ほど浸透していないような頃に書かれたSF作品という物がある訳で、それらを読むと未来の物語であっても、現実の調査などとは随分かけ離れた予想の為、ズレた世界になっている事がある。そういう時代の作品は自分の中では“レトロSF”などと勝手に決めている。それらがツマラナイのかと言うと、そんな事は決して無く、むしろ作者の空想力やその空想の根拠となる科学的な考察などに納得できてしまう部分が多いのだ。で、昨日から読み始めたA・C・クラークの『渇きの海』もそんな一冊。月面の“渇きの海”で観光船が遭難してしまう物語。この作品が発表されたのは'61年。まだ人類の月面着陸以前の時。だから月に関する情報も乏しくて、科学者は様々な予測をしていた。そんな中に、“月の表面を覆っている砂はあまりにも粒子が細かくて、重量物は沈んでしまうのでは?”という予測もあった。『渇きの海』はそんな予測から産まれた物語で、何故そんなに粒子が細かい砂が存在するのかという解説は「ほぉ~」と素直に納得してしまった程だ。それでも現実はそんなアリジゴク状態な場所は無く、アポロも無事着陸できた。なのでその事実から見るとこの物語も「???(笑)」な雰囲気がしてしまうのも事実。でも果たして本当にそうだろうか?月に人類が降り立ったとは言っても、それはほんの一部分。月の全てを我々が知っているというにはほど遠い状態なのだ。もしかしたら、この小説のように、全てを飲み込んでしまうような砂地獄も存在するのかもしれない。そう考えると『渇きの海』も一気に現実味を増した物語になる。クラーク氏のマジックに掛かって、まだ誰も知らない月世界を楽しんでみるのも良いだろうな。
2005.06.30
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夕刊を読んでいたら、クラシックのCDが好調な売れ行きを見せているという特集が。細かい記事の内容までは覚えていないけれど、有名な楽曲の有名なフレーズをダイジェストで収録した物が人気らしい。ふ~ん・・・そう言えば書店でも“さわりで覚えるクラシック”とかいうのが売っていたような。実は自分もクラシックは好んで聴く方。などと書くと「冗談顔だけにしろよ!(byアーノルド坊や)」と突っ込みを喰らいそうだけど、実際に何枚かCDも持っている。そんな自分としては、このコマ切れ収録CDには「???」な感じがしてしまう。本来オーケストラの演奏する交響曲は第1から最終楽章まであって初めて成立する物だと思う。実際新聞記事にもそういう意見を述べる人があった。以前から気になる旋律の曲があって『ダッタン人の踊り』というタイトルだったと思っていたら、もろりんさんからそれで間違いないという事を教えてもらい、レンタル屋へ探しに行ったけど、やはりコマ切れ収録されていてがっかりした事もあった。でもクラシックの交響曲を全て聴くとなるととても時間が掛かるし、こういうCDの趣旨って、よく使われる曲に対して「タイトルって何だっけな~?」というような感じだと思う。聞いたコトあるんだけど、曲目が解らないって、結構魚の小骨状態なのだ。そしてこのダイジェストCDで興味を持ったら、フルトラック収録されたのも聴いてみてくださいなというトコロだろう。それでクラシック音楽が活発になって、もっと沢山の名曲を知る事ができれば良い訳だし♪・・・だとしても、有名なフレーズしか入れないというのはやっぱりヘンに感じてしまう。自分で買う機会があったら、せめて1楽章分演奏されている物にしようと思う。途中でお皿下げられるのは気持ち悪いしね~。
2005.06.29
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我が家の御猫様、茶那(チャナ)でございます。デカイ耳が特徴のなかなか可愛いヤツである。人間の膝に乗っかって、くつろいでいる姿は見ているコッチも和む、微笑ましい姿。家に猫がいる家庭ならよく目にする光景ですな。・・・が!一見普通に見えるこの姿、別のアングルから見てみよう。ベチャッ・・・。一体ナニモノなんだろうか、コイツは。後ろ足ダラ~ンと思いっきり緩みきっておりますな。最初見た時は“ムササビ”を連想したけれど、改めて見たら金持ちの家にありそうなライオンや虎の毛皮みたいな格好だ。ただし、そこまで高価&WWFブチ切れの代物には程遠いケド・・・。職場の同僚にコレを見せて返ってきた言葉が、猫のひらきう~む、確かに・・・。猫の好物の魚と同じ姿にされちまったか。にしても、飼い猫ってここまで緩み切ってしまうモンなのだろうか???ウチの場合、お座敷猫で外には出さないから危険な物が無いというのも関係あるかもしれない。とりあえず、なついているし大切な家族の一員だし、これからもヨロシクなのである。・・・ちなみに、二枚目の写真を撮った直後の姿がコレ、何勝手に撮ってんだよ(怒)なかなかふてぶてしい面構えでしょ♪
2005.06.28
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自分の本館サイトは読書感想文ともう一つ、“SFメモ”と題したコーナーをやっている。(さりげなく宣伝)単位やら惑星のデータやらのSF作品に出てきそうな基本データを紹介してみようという趣旨で始めたのだけど、途中からはメモの域を超えてちょっとした文章になってしまうようになった・・・。幸いにも月の話やアポロ計画のお題は読んでくれた方から好評も頂いて、嬉しい限り。もっと続けてみようと頑張れる気分になった。・・・が!資料を集めて来るのも意外とタイヘンで、自分の家にある本では情報が古いなんて事もしょっちゅうなのだ。かと言って書店に天文学などの科学の本はそんなに数も無く、あっても専門的過ぎて解らないという場合も。ネットで探せばいいじゃんと思いはするけれど、下手するとただのパクリ文章になる危険もあったりで(ってコレは本を参考にしても同じなのか)。それでもあれやこれやとネタをかき集めて、さあ書くぞ!と鼻息を荒くしてみると、今度は書きたい事が山のように出てくるのだ。あまり長ったらしい文章を書いたりしたら、書いてる自分でさえマトモに読む気にならない。一体どうしたモンだか・・・。それでも取り上げてみたいネタはまだまだあって、次の次の次位までは内容も決めている。特に次の次に予定しているテーマは7月中頃に書かないと、思い切りタイミングを逃す事になる。(あくまでも自分としてはだけど・・・)しかも写真やイラストを入れたりしてみようかなどと絵心の無い自分にとってはあまりにも無謀な事まで考え中。平日は仕事があったりでなかなか進められないけれど、チマチマとやって行こうかなと気持ちだけは前向きなのであった・・・。
2005.06.27
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元F1ドライバーでトヨタF1チームにも在籍していたフィンランド人のミカ・サロ選手の肺から大量のカーボンダストが発見されたそうだ。F1で使用される車のブレーキにはカーボンという素材が使用されている。カーボンとは炭素繊維の事で、スキーの板やスノー、サーフィンのボードにも使われていると思う。軽量で丈夫なので、F1などのレーシングカーの車体にも使用されている。一般の車は大抵スチール製、平たく言えば金属製。何でF1のブレーキはカーボンを使うのか?スチール製よりも摩擦力が大きく、制動距離(ブレーキが作動してから充分な減速が完了するまでの距離)が短くて済むからだ。では一般の車には何故使わないのか?部品としての寿命が短いというのが一つ。F1では原則的に300km強を走る事ができればそれで良いし、レース毎に交換するから問題無いのだ。もうひとつの問題は非常に高価である事。製造にもやたら費用がかかるので、F1くらいでしか使っていない。国内選手権のレース等では市販車と同じようなスチールブレーキを採用している。で、今日のこのニュースだけど、これが最大の問題かもしれない。ブレーキはその摩擦で減速を行う装置。パッドとディスクが擦れ合えば、削られた粉(カーボンダスト)が当然その回りに漂う。結果その近くにいる人間(ドライバー)が呼吸をすれば体内に入っていく。カーボンの粉なんかを肺に貯めてしまえばどうなるか?工業地帯や都市部で問題になっている呼吸器系の障害に発展してしまう恐れがあるだろう。如何に鍛えた体を持つレーサーとはいえ、体を内部から侵されてはどうしようも無いだろう。F1でのキャリアが94~02年の9年間のサロ選手でさえ“大量の”と言われたのだ。だとしたら91~05年現在も現役のM・シューマッハ選手なんぞ大丈夫なのだろうか?考えただけでもオソロシイ・・・実はこのカーボンブレーキというシロモノ、前から問題になってはいた。今回のサロ選手の実例が出た事で何らかの対策が取られると良いのだけど。最近は“安全性”や“コストダウン”をタテにして、どうもトンチンカンなルール変更が目立つように感じるのだけど、本当に気にしなければいけない部分は他にあると思うのだ。コストダウンと聞いて真っ先に思いついたのが電子制御の制限、ギアのマニュアル化(今はクラッチ操作不要のセミ・オートマ)、カーボンブレーキの禁止なのだけどな~。カーボンブレーキをやめてスチールブレーキにすれば、レーサーの健康状態以外にも、制動距離が伸びたりして、レーサー同士のブレーキング勝負のチャンスも増えて、見所アップにも繋がると思うし・・・。ただでさえ危なっかしいレーサーという職業を選んだ彼等。走行中のアクシデントならやむなし、と思っても、レースカーから出た粉塵で体壊しましたではあまりにも気の毒だ。それにこの粉塵、当然サーキットに来る観客だって吸っているはずだ。もしソレが原因で病人が出たら、それこそF1の存在に疑問符が付きかねない。最早F1など不用と世間様に言われる前に何とかなる部分は改善されて行く事を願わずにはいられない。
2005.06.26
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SF作品が好きなので、“宇宙モノ”の本にはやっぱり興味がある。特に人類が初めて月に降り立った“アポロ計画”の本は面白そうなのを見つけると、読むようにしている。そんな中で今日書店で見つけたのが『アポロとソユーズ』という本。アポロ計画当時の手記だとかドキュメントは幾つも本が出ているけれど、この本に目新しさを感じたのは、月面到達レースのライバル、ソビエト連邦(現ロシア)の側からも当時の様子が語られている事。しかも米国側はデイヴィッド・スコット、ソ連側からはアレクセイ・レオーノフという実際の宇宙飛行士の共著によるというから、マニアにはタマラン一冊になると思う。今まで読んできたアポロを始めとした宇宙開発関連の書籍は全て米国側の記録で、ソ連側については記録が殆ど世に出なかった事もあって、本になればそれ自体が貴重な資料になる。スコット氏以上に知られざるソ連の宇宙開発史をレオーノフ氏がどうやってを語ってくれるのかがとても楽しみだ。全くの余談だけれど、明治のチョコレート“アポロ”はアポロ宇宙船の形を模しているのである。よってコナベもしょっちゅう食べているのでありました。(おいしいしね♪)写真の本の前にいる左側がアポロを宇宙まで運んだサターン5型ロケットで、右側がソ連のソユーズロケット
2005.06.25
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日記のリンクをしている方からバトンが回ってきたようだ。う~む、やってみましょうかね。“Music Baton”1.コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量効果音は入っていても、音楽は入れていないので、ゼロ!2.今、聴いている曲何故かドヴォルザークの『新世界交響曲第二』。CDも聴くし、仕事中に頭の中でやたらと流れる・・・3.最後に買ったCDCrystal Kayのシングル『恋におちたら』、アルバム『Crystal Style』を同時に。4.よく聞く、または特別な思い入れのある5曲・平原綾香『Jupiter』:歌詞もメロディもジ~ンと来ますな。なんか頑張ろうという気持ちにさせてくれる。・Crystal Kay『think of U』:彼女の曲の中で一番好き。・倖田來未『Pearl Moon』:ピアノだけの伴奏で、じっくり聴かせる曲。・渡辺美里『桜の花の咲くころに』:学生時代を思い出しちゃいますな。・TM Network『The Poni of Lovers Night』:ああ、世代がバレる!・・・こんな感じなのかな~。で、これを5人の誰かにバトンを回すそうなのだけど・・・あえてどなたかを指名するのは止めておきます。警戒する人警戒してしまいますよね、こういうチェーン形式って。
2005.06.24
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少し前の日記に書いた、COSMOS1という実験宇宙船。太陽からの光の粒子を帆に受けて進むシステムなのだけれど、残念ながら実験は失敗に終わったらしい。・・・というよりも実験そのものが出来なかったと言う方が正しいのかもしれない。宇宙船を積んだロケットのエンジンが途中で止まってしまって、目標の軌道まで到達できなかったようだ。荷物が軽いという事とコストの都合なのか、ロシアの原子力潜水艦から弾道ミサイルを改造したロケットを使ったようだけど、いや~な予感はしていたんだよな・・・。楽しみにしていた実験なだけに残念だけど、ま~次また頑張ってとしか言えませんな・・・。これから控えているディープ・インパクト計画(彗星に探査機を打ち込んで、組成を調査する)、シャトルの打ち上げなど、期待しているミッションがそこそこあるので、それらは成功してくれる事を祈らずにはいられない。特に人的被害がでるような事はもうゴメンなのだ。COSMOS1は「あ~らら」で済むかもしれないけど、人が宇宙へ行くのはやっぱり大変なんでな~と感じる。大変な事だから、資金的にも人的にも結束が必要で、少しでも多くの人が関心を持ってくれたらという願いも込められたセーガン博士の著書『COSMOS』。自分達の実生活に意外と深く関係している宇宙開発が安全に進んで行くのを願わずにはいられない。
2005.06.23
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先週末から『上弦の月を喰べる獅子』という作品を読み始めたのだけど、その世界観に今ひとつなじめていないように思う・・・。仏教の宇宙観を元にした作品というのが自分には新鮮に映ったのだけれど、どうもそれにばかり気をとられてしまっていて何がなにやらという感じになってしまうのだ。話の内容よりも、そこにある世界観とか人間の内面的な物を見ようと背伸びばっかしているのは自分の悪い癖かもしれない。とはいえ、『陰陽師』シリーズは面白いので、夢枕獏氏の作品は遠慮するという事は決して無いのだけど・・・。そんな訳で『上弦~』はお休みして、慣れ親しんだA・C・クラークの『過ぎ去りし日々の光』という作品にスイッチ(根性無ぇ~)ワームホールの技術を使って時間も空間越えた世界を見ることが出来る装置が開発されてという話。500年後に彗星の衝突が不可避で、未来への希望も薄れかけている近未来が舞台というのがなんとも面白そう。一見ムチャクチャな設定をどうやって筋道を立てていくのか、クラーク氏(と共著のスティーブン・バクスター氏)の腕の見せ所かも。やっぱり気に入って何作も読んでいる作家の作品は安心感みたいな物がある。それにそういう作品は何度も読み返しても飽きないし。そういう本をジャンルを問わず、もっと見つけられたらなと思う。
2005.06.22
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部屋に掃除機をかけるので、座椅子やら何やらを隅にどかして積んでおいたら、そのまま晩飯の時間に。(秋刀魚、美味しかった♪)で、食事も終えてふと座椅子を見たら・・・写真の通りである。なんだかやけにえらそうに見える。暫く見ていたら、そのまま「へへ~っ」と土下座でもしなければいけないかもしれんというような気配さえも・・・。それにしても、こんな安定の悪い所にどうやって登ったんだろう?すぐ隣に机があるからそこから飛び乗ったんだろうか?勢い任せで乗ったら崩れて来そうだし、よじ登るにもちょっと・・・。日向で昼寝していると寝言を言ったり、朝スズメと会話をしているような我が家の御猫様だけど、まだまだ謎が多い。
2005.06.21
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2005年F1世界選手権第9戦、アメリカグランプリ、トヨタのヤルノ・トゥルーリ選手が予選1位!いや~嬉しいのなんのって。今年は開幕からそこそこ調子が良かったので、着実に良い成績を挙げてくれるかなと思っていたけれど、優勝と予選1位は難しいかな~と思っていたら、その内の片方は達成してしまったのだから、恐れ入りました!!トヨタのお膝元に住んでいる自分としては応援しない訳が無い!そのまま頑張れ~!トヨタがF1に参戦を開始したのが2002年。当時職場のF1にほとんど興味の無い人でも話題にしていたほど。で、興味の無い人から見れば、「お金のある企業なんだから、ソレに物言わせて来年('03)あたりからは勝ちまくるでしょう」と実現したらファンとしてはタマラン予想をしてくれていた。でも、自分の考えは決してそうでは無く、毎回実力で勝ちを狙えるようになるには早くて5年は掛かると思っていた。レースは基本的にレース屋さんがやるもので、彼等が持っている知識や経験は資金だけではどうにもならないと思うし、ヨソから優秀な人材を引っ張って来ても、チームメンバー一人一人がレベルアップしなければ意味が無い。そんな訳で2,3年で上位チームになる事など絶対に出来ないと思っていたのだ。事実この数年間はパッと輝く事はあっても長続きしなくて中位から下位に沈んでばかりだったし・・・。それでも応援するのは車体もエンジンもトヨタが自分でやると決めたから。エンジンだけ供給して、車体はF1チームに任すという従来の車メーカーとは違う方法。レース用の車体開発は市販車とは全く異なる分野。エンジン開発には知識があっても、車体となるとタイヘンな作業。トヨタ以外に全てを作るのはフェラーリとルノーという強力なチームだけ。新参者にはハッキリ言って茨の道だったはずだと思う。それをあえて選んだ彼等に根性を見てしまったように感じるのだ。そうこう思っていたらいきなりの予選1位。今まで苦労しまくってばかりだったのを見てきただけに、テレビ画面を見ながら、「よぉぉぉっし!」と叫んでしまったほど。・・・とは言え、予選はあくまで予選。何よりも見たいのは優勝する姿。表彰台にはもう何度か登っているのだし、目指す所はあと一つ。この予選結果で決勝が無様だったりしたら、今まで以上にボロクソに言われてしまうのは間違い無い。いきなり勝てるなんて思ってないけれど、活躍する姿はやっぱり見たい。今日の決勝も頑張ってくれい!。写真は昨年の車両(のミニカー)
2005.06.19
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携帯電話網の充実の為の中継局の鉄塔を建設するために選ばれた土地に古墳があって、正規の手続きをしないまま進めた工事によって古墳の大部分が破壊された。というニュースが一昨日くらいにネットや新聞に載っていた。ななな、何をしてけつかる!!大手電話会社よ!いや、別に全ての遺跡を保護しなければいけないと考えているのでは無い。古代史と現代の社会生活を比べたら、どちらが優先順位が高いかは誰でもわかること。実生活にゆとりがあってこそ、勉強も充実できるのだから。実際に保護するといっても高松塚やキトラのような重要な資料となる物は別として、地方豪族の墓というレベルなら保存の為のコストばかりがかかってしまうから、調査発掘を行った上で整地し何かを建設するのは仕方が無い事だと思う。その方が経済活動が行われるのでプラスにはなるはずだし。ただ、残念には感じるけれど。それでも今回の一件にはとても腹が立つ。何に?って該当する古墳は大阪府の史跡としての認定だか何かをうけており、着工の60日前には届けを出す義務があるというではないか。テメェの庭のガーデニングをするのとは話が違うんだから、関係法規の調査もせんと工事をおっぱじめたのだ、コイツらは。工事する側もそこに何があるか位事前調査するはずで、そこに“古墳”なんぞあれば勝手にほじくって良いモンかと多少は考えたりしないだろうか?逆に自治体だってそこに何かあるのは知っているはずで、そんな場所で無届けの工事をするのを黙って見ているのも理解に苦しむ。行政側も慌てて工事中止を命令して発掘調査を行うとか言っているらしいけど、大部分が破壊されているのなら、その壊された部分に何か重要な歴史の1ピースがあったとしたら、日本の古代史にとってとりかえしのつかない損失だと言うことは解らなかったのだろうか?どうも対応が白々しく感じる。そもそも古墳ってお墓だぞ。盗掘された後かもしれないけど、そこで寝てる誰かの事を少しも思わないモンなのだろうか???とブツクサ言ってみたトコロで結局は古代史マニアのボヤキとして扱われて終わりなのかもしれない。それでももうチョイ自分達のルーツを大事にしても良いんじゃないかなと思うのだけど・・・。
2005.06.17
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先週からずっと読んでいたカール・セーガン博士の『COSMOS』を本日読了。星の海を巡る長い旅の終着点は地球と人間の心だったように思う。何度も書いているかもしれないけれど、天文学の本というよりも、人の目と心を宇宙に向けさせるきっかけを与える作品なのかもしれない。幾度となく繰り返された歴史と星の繋がりのエピソードも、宇宙は遠い存在では無くて常に人々と共にあった事を伝えてくれていたように思う。今でも理解できない宇宙の話だけれど、少しだけ距離を縮められたかもしれない。それにしても、小説などの物語では無い学術書に近いこの作品、本当に面白かった。ドキュメンタリーともエッセイとも違う雰囲気だけど、ノンフィクションで最後まで楽しく読めて終わりが近づくのが残念に思えたのは、好きなテーマだからという事を省いても滅多に無いと思う。本館の感想文もどんなふうに書こうかと楽しみに感じている。(悩むと違うのは我ながら珍しい・・・)さて、続いて読み始めたのが夢枕獏氏の『上弦の月を喰べる獅子』という作品。SF作品には珍しく仏教感が根底にある作品だそうで、確かに今まで読んできた海外のSF作品とは違う世界を感じる。混沌として終わりが無いと言ったような雰囲気から物語は始まって行く。そして作品の世界観を表現しているもう一つの重要な要素に“宮沢賢治”が使われている。昨年『銀河鉄道の夜』を初めてじっくりと読んでそのユラユラした感じにすっかりハマッてしまった自分としてはこの『上弦の~』は結構“来る”ものがあるかもしれない。読みなれない不思議な世界を気に入る事ができるのか、困惑してしまうのか?長い作品だけれど、ちょっと気合をいれて読んでみよう。
2005.06.16
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朝晩はやや涼しいとは言っても日中はホントに暑い。特に今の時期は蒸し暑くてジト~ッとして・・・。そんな時は冷たい飲み物が美味しいけれど、コーラとかのジュースの類は避けている。喉にベタついた感じが残ってしまうのだ。よってこの季節はお茶に限りますな。お~いお茶、一(はじめ)、生茶、伊右衛門のような緑茶、六条麦茶などの麦茶はよく冷えていると喉越しもすっきりで体の中から冷やされる気分。緑茶と麦茶は500mlのペットボトルを買ってくるとあっという間に飲みきってしまう。あんまり暑いとそれこそ一気飲み。けれど、そんなお茶の中で烏龍茶だけはそんなにグビグビと流し込みをしないのだ。本当にチビチビと飲んで、口から鼻へ抜ける風味を味わっているみたいな感じ。なので味の濃いサントリーの烏龍茶はお気に入りですな。あと隠れた(?)名品がチェリオの烏龍茶。さっぱりしていて飲みやすい。にしてもたかがペットボトルのお茶について、何を真剣に語っているんだろうかワシは・・・。あ、それでも「お茶とはこうやって飲むんじゃい!」という意見をお持ちの方コメント大歓迎でございます!と言っても表も裏も解らないコナベではあるけれど・・・。オマケ一時期流行った中国緑茶ってどこ行ったんだろ???
2005.06.15
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決して自分で作った訳では無いのだけど、今日のオカズ、あまりに美味しかったので記念(?)にというコトで・・・茄子(中2)、ズッキーニ(中1)、にんにく(大1片)、生バジルの葉(適量)、タカの爪(種を抜いて輪切りになってるヤツ)、黒胡椒(粗め)、塩、白ワイン(無ければ料理酒でも可)、オリーブオイル薄切りにしたニンニクとオリーブオイルをフライパンで火にかける。(弱火で時間をかけて)途中からタカの爪を入れる。(早過ぎると黒くなってしまうので注意)ニンニクが狐色になり始めたら3~4ミリくらいにスライスしたズッキーニを入れる。ズッキーニを暫く炒めたら同じ位の厚さにスライスした茄子を投入。(ナスは先に水につけてアク抜きをしておいても良いけれど、面倒だったらズッキーニに先に油を回している間に手早く切って入れる作戦でもOK!)野菜に油が回ったら塩を投入。少ししたら白ワインを回しがけして、強火で一気にあおる。できあがり直前でバジルをいれて、最後に胡椒をふって出来あがり~♪炒め具合と味付けも抜群ですご~く美味しかった!調味料は正確な分量は・・・わかりません!!目分量とかカンでなんとかなるような・・・。あと生バジルはなかなか売っている所は少ないようなので、無ければ無しで良いでしょうな。草の味がしてイヤと言う方もいるだろうし。(我が家は庭で育てているので・・・)
2005.06.14
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昨日から『COSMOS』も下巻に突入している。上巻の最後で火、木、土と三大惑星を紹介していたので、下巻からはそれ以降の天王、海王、冥王を取り上げるのかと思ったら出だし部分のように天文学と人類の文明史を中心に話しが進んでいく。それでもつまらないという事は決して無い。本当に面白いのだ。史学的な話をしていても、本のそもそもの主題の“宇宙・惑星”から決して外れない。歴史と天文学、過去を学ぶ学問と最先端の研究という位両極にいると考えてしまうけれど、古来から人間は星を見上げてきて、その星々の動きを知ることで歴史が動いて行った。それを教えてくれる著述家としてのセーガン博士の技量は本当に見事だと思う。毎日のブログや本館の読書感想文でさえいつもテンパッた状態で、頭に思い浮かべた事と実際に文字になった物との差にヘコみまくる自分にはもう感動ものなのだ。まだ続きがある本だけれど、終盤には再び星の海へ漕ぎ出して遙か彼方の世界が終着点らしい。小説以外に先の展開に期待しながらページをめくってしまうのは、もしかしたらこの『COSMOS』が初めてかもしれない。
2005.06.13
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聖書にある天地創造と古事記にあるような天地開闢の物語、どちらも同じこの世(宇宙)の始まりを描写しているけれど、その様子は全く異なる。この二つだけではなく、各国の神話や古代の物語で世界の創世が語られる。同じ民族間の中でも微妙に異なる事もあってとても興味深い。SF作品を好んで読んでいるとどうしても海外作品に集中してしまう。そうすると時折“神”の概念について語られる部分に出会うことがある。純粋な信仰としての姿だったり、異星の高度な文明が地球文明の発展に干渉していたり、コンピュータがその正体だったりと様々だ。そしてそれらの姿はやはり西洋の宗教、特にキリスト教の影響を受けているのだろうか?別にキリスト教徒でもないし、実際に信仰心が特にある訳でもない葬式仏教な自分に答えが見つけられる訳が無いのは承知している。それに信仰というのは個々の心のテーマ、個人の心という物は勝手に深く立ち入るべきでは無いとの考えも持っているので、これ以上は追求しても仕方無いかもしれない。で、何故こんな事をツラツラと書いているかと言うと、今日買って来た本が夢枕獏氏の『上弦の月を喰べる獅子』という小説。あらすじに“仏教の宇宙感をもとに進化と宇宙の謎を解き明かした・・・”と書いてあったので、他の宗教との差異とは何だろうと思ったのだ。今まで自分が読みなれてきた海外SF作品とは異なった雰囲気がするのかとても楽しみだ。そう言えば、小説や物語の中に異星の存在が登場するようになったのは東洋と西洋、どちらが先なのだろう?日本を例にするならやはり『竹取物語』が最初なのだろうか???西洋の作品で本格的に知っているのは『宇宙戦争』くらいだし、是非とも知りたいものだ。そしてそいう物語が生まれる背景にはやっぱり信仰心や哲学的な要素が影響するのだろうか???
2005.06.12
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昨日も書いたけれど、今読んでいる本はカール・セーガン博士の著作『COSMOS』。SF好き、宇宙好きの自分にはとても面白い。で、読むのは本だけではなくてネットでもそれ関連のサイトにブックマークを付けたり、メルマガを購読したりしてネタ拾いに精を出す日々。そんなニュースの中で見つけたのが、ソーラーセールという物の記事。太陽からの光を薄い膜に受けて進む宇宙船の事で、エンジンも燃料も不用という画期的なシステム。少し前に日本の機関が膜の作成に成功したとかなんとかという記事も読んだ事があるけれど、今回は近いうちに実際に軌道上で航行実験をするそうな。そして、その実験船の名前がCOSMOS1という。そう、今自分が読んでいる『COSMOS』から取ったらしいのだ。どういう理由だろうと思ったら、今回の実験はセーガン博士の奥さんが主催するある団体も中心になっているからのようだ。自分の好きな話題に、自分が読んでいる本や著者が関って来ると、その計画には全く無関係なのに、何だか身近な出来事のように感じてしまう。今はもう星の世界へ旅立ってしまっているセーガン博士もきっと興味深々で見守っていることだろう。是非成功して欲しいと願わずにはいられない・・・。
2005.06.11
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週始めから読んでいた『COSMOS』の上巻を今さっき読了。NASAの活動の最前線にいたセーガン博士による当時の惑星探査の最前線と、遠い昔から星を見上げて来た人々の歴史とがとても綺麗に織り上げられて語られている。元々、星座の話とかよりも太陽系の探査といった内容の方が自分にとっては興味深いテーマなだけに知っていた事、知らなかった事の両方ともとても楽しめた。特に中世の天文学の発達が現在にどれだけ影響を与えているかを知るにはとても良い本だと思う。また上巻は火星~土星までの姿を紹介していて、好きな小説、そして映画『2001年宇宙の旅』、『2010年』の事も思い浮かべながら読み進められたのも愉しみの一つだったように思う。空想の物語でも現実の基盤がしっかりしている作品は読み応えがあって、記憶にしっかりと残るんだな~と実感してしまった。う~ん、なんだか本館の読書感想文のようになってしまったけれど、明日から読む下巻もとても楽しみにしている。更にセーガン博士の別の著作『惑星へ』も購入したし。すっかり宇宙の旅を堪能してしまっているようだ(苦笑)
2005.06.10
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ネットでニュースを見ていたら、スペースシャトルの技術を流用して無人の貨物ロケットの運用を早ければ2010年には開始。したがって現シャトルは近く運用を停止。という記事を見つけた。うーん、なんか寂しい。そりゃまあ初飛行は1981年、もう24年も前の話。現存するディスカバリー、アトランティス、エンデバーも老朽化が進んでいるという。だいたい開発が進んでいれば今年には新型シャトル"X-33"が運用されるはずだった程、あの機体は老骨に鞭打って宇宙へ飛び立っていたのだ。それでも初飛行当時、伯父に見せてもらった雑誌に載っていたシャトルの格好良さに一発でヤラレてしまい、日本では数少ない資料を読みあさっていたものだ。自分にとってはアポロに使った“サターン5”よりも同じ時代を過ごしたスペースシャトルの方が身近(?)な存在。お疲れ様という気持ちと、あともう少し頑張れという気持ちにさせられる。とりあえず7月の飛行再開は成功して欲しい。頼むぞディスカバリー。チャレンジャーの事故の後の再開もキミが一番手だった。だからキミなら上手くいくと信じてる。そして将来、新しいシャトルの姿を是非みたいと願わずにはいられない。・・・そういえば、4月頃に書いた日記にシャトルのプラモ早くつくらにゃと書いたけど、全然進んでないや・・・。パティさんがフッフッフッと笑う姿が脳裏をよぎりますな・・・。
2005.06.07
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有名な天文学者、故カール・セーガン博士が書いた本で、天文学が好きな人にはある意味バイブル的な存在という。古本屋でずいぶん前に見つけて、なかなか読む機会が無かったけれど今日から読み始める。・・・セーガン博士って天文学が本職だよな???DNAやらRNAという生物学的な記述から話が始まって行く。ただ、畑違いな事を述べているのでは無くて、きちんと宇宙への興味を抱かせてくれるように綴っている。しかもその文体も判りやすく、面白い。用例に“平家物語”や“徒然草”まで登場して、博士の知識の豊富さを感じさせてくれる。う~ん、何だかセーガン博士がなんでもできるスーパー博士に見えてきた。科学●捜隊やウル▲ラ警備隊にいそうな雰囲気・・・。まだ読み始めで、さあこれから星の海に乗り出しましょうという感じだけれど、とても楽しみ。小説と違って論文形式の本は途中難しくなると一気に飽きてしまうのだけれど、この『コスモス』という作品は一般の人達にもっと宇宙や天文学を身近に感じてもらいたいという主旨で書かれているそうなので期待しても良さそうだ。すでにこの世にはいないセーガン博士だけれど、彼の言葉に導かれて暫し広い銀河の海へ出かけてみようと思う。
2005.06.06
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我が家の裏庭は元々死んだ爺さま、婆さまが畑にしていた土地。二人が極楽へ行ってしまってからは野菜なんぞ作る人間はいないので、とりあえず花壇と桜、梅、柿などの木を植えていた。ただ花で土地が埋まるならまだしも、無駄に広いのが問題で、何もしていない部分にはぞう雑草雑草雑草雑草雑草雑草雑草雑草雑草雑草雑草雑草雑草雑草雑草雑草雑草雑草雑草雑草でかなりエラい事になる。除草剤を撒いてみてもあまり効果はなく、ちまちまと草取りをするしか対策が無かった。が、今年はもういい加減疲れるのがイヤになり雑草が生えないようにと大掛かりな作戦を展開!まず地面を平らにならしたら、“雑草防止シート”という物を敷く。その上から平板のブロックを敷き詰めて雑草が生えるスペースを大幅に無くしてしまうのだ。果たして効果のほどは如何に!?・・・にしてもこの作業、二日も手伝わされたので腕がパンパン・・・。日曜は本館サイトの更新をと思っていたのだけれど、土曜の突然の夕立で中断した作業が持ち越しになってしまった。くっそー、来週こそはサイトの更新するぞ!(感想文を投稿すると約束したMさん、ごめんなさい~)ブロックをどうやって並べようかとか考えたり、実際に並べたり砂利を敷いたりするのは面白いけれど、とんでもなく疲れてしまう。趣味でガーデニングをしている方も多いけど、きっともっとタイヘンだろうな~。好きだからこそなのだろうな。
2005.06.05
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朝何気なく新聞のテレビ欄を見ていたら、『月のひつじ』という映画が放送されるそうな。“月”という単語に惹かれてネットで調べてみたら・・・、おお!!アポロ計画に関る物語ではないか。これは観たい!だが悲しいかな衛星放送。我が家は受信していないのだ。しかし、諦めるのはまだ早い。会社から帰宅するが早いかレンタル屋へ向けてアクセルを踏み込む。店内を探してみたら・・・おっあったあった♪人類が初の月面着陸を行うアポロ11号。しかしその様子は地球の自転のために全てをアメリカで受信する事は不可能。その為に協力を要請されたのがオーストラリアにあるパークス天文台。そこは牧羊地の真ん中に建つのどかな天文台。のんびりとした時間が流れていそうで、アポロ計画とは一見無縁な世界に見えてしまう。始めは計画を成功させるための責任感で神経を尖らせるNASAの技術スタッフとマイペースの現地スタッフが衝突もしてしまうけれど、突然のトラブルを乗越えてからは次第にチームとして結束して行く。そしていよいよ月面着陸の日、予定より早まったスケジュールとメインの受信施設の不調から急遽パークスが受信作業の全てを担う事に。丁度その時パークスの町には・・・。実話を元にしたストーリーで大袈裟な出来事は起こらない。それでも当時の実際の映像も上手く取り入れたりしてなかなか臨場感のある雰囲気。それに豪国首相やパークス町長の政治の思惑、詳しい事は解らないけどとにかく目出度いとイベント気分の街の人々と対称的に静かにミッションを進める天文台のスタッフの人間模様もきちんと描かれていて厚みのある物語になっていると思う。テーマが人類最大の挑戦でも余計な演出はいっさいなしで笑える部分は素直に笑えて、ハッピーエンドと判っていてもクライマックスはやや緊張出来たり。やっぱり映画は脚本が良くなければと思う。観終わった今、とても良い心地になった映画だった。また観たくなるかもしれないから、自分のDVDライブラリーに収めておく作品になりそうだ。そして改めて思うのが、月に行ったのは“人類”なんだという事。
2005.06.01
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