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そとはきめのこまかい雨が降っている。こんな雨は傘をさしたところであまり意味はない。雨粒は踊っているみたいにやってきてまとわりつくようだから。それでもそろそろ出かけなければならない。納期を遅らせた仕事のことを考えた。それがどのくらいどんなふうに誰に迷惑をかけることになるのかわからなかった。誰かとこのことについて話し合う必要がある。どうしてそうなったか、原因は自分にあるのははっきりしている。もっと早い段階で手当てできることはあったはずだ。自分の手は離れても結局それを受け取った人が苦労しているのだからこちらがいけないのだ。それでいて自分の手を離れてしまったらどこかで楽になっている。ひとりで仕事をしているのだから昼休みなんて決まってはいないのだけれど。テレビは亀田興毅の記者会見を伝えるに違いない。朝もそうだったからね。朝しばらくの間、彼の顔を凝視した。それからテレビを消した。それは事件だろうか、血液製剤「フィブリノゲン」投与歴のある推定28万人の追跡調査のほうがずっと重要だろうな。まあいい、まあよくはないけれど自分のことだ、自分はどのようにして折り合いをつけることができるのだろうか。うそやまことや。
2007年10月26日
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仮眠をとろうと横になったらこわい夢を見た。よくない兆候だ。こういうときはプレッシャーがかかっている。そして実際かかっているのである。笑昨日は訪問時間までに中途半端な時間があったので、東山公園の近くで(たぶん)カフェに入った。写真はホットミルクティーシェイク バニラ味、さらには運んでくださった方がいうには「フレーバーなタピオカをお好みでお入れください」とのことだった。今日はお昼の弁当箱をふたつ洗っていた。自分のものではない。洗いながら思ったけれど、昔の弁当箱はいたってシンプルだった。今のは、ケースに凹凸が激しい。そして合成樹脂製のそれは、留め金(金じゃないけれど)部分が意外とやわい。だから洗うのにも注意が必要だ。そもそもケースが複数だったりする。洗い終えると水切り箱には弁当セット容器で一杯になってしまった。いったいいつまでこうやって来る日も来る日も洗いものをするのだろう。とは誰の言葉だったか。理屈をこねている場合ではない。目の前にあるものは洗い尽くせ。ひたすら手を動かせ。やがて無我の境地がやってくるだろう。Kさん、名古屋では大変お世話になりました。呼び出してしまってごめんなさい。そうそう、はやく恋愛小説を書かなくてはね。友人にマンションを買ってあげる約束だったんだ。都合のよい女性(異性愛だとして)が出てこないやつね。
2007年10月04日
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昨日、東京は夜まで雨が降り続いた。冷たい雨だ。昨日は終日、450人ほどの人が集まるフォーラムに参加していた。帰り、駅までひとりとぼとぼと歩き、その渋谷から二駅ほどの私鉄沿線プラットホームで突然その問いはやってきた。人はなぜ人を殺すのだろう。口ずさんだわけではないのだけれど、思わず廻りを見回した。そんなことを考えている間にも、世界では殺戮がおこなわれているだろう。この「平和」な日本でだって、どこかで誰かが殺されているかもしれない。いい歳をして、こんな問いかけもないだろう。だが、人はなぜ恐ろしく鈍感できれいごとである。きれいごとだけれど、高見に立って言うつもりではないのだ(と弁解する)。誰かが人を殺そうとし、すでに誰かが人を殺しているならば、自分がなぜ殺さないと言えるだろう。休日の夜、渋谷に向かう電車は静かなものだ。シートに座る乗客もまばらで、車内はひっそりとしている。空いているのにぴったりと身を寄せた男女がいる。車両のむこうで、同じフォーラムからの一団だろう、少しばかり上気した様子で話している若い女性たちがいる。そうして私たちを乗せた電車はゆっくりと進む。暴力と平和と、憎しみと優しさなんて、書いていてもなあ。
2007年10月01日
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