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2015年12月12日
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            第 二十八 回 目





  優しい心、温かい心 繋がりで、急に書きたくなったので、唐突なようですが触れておきましょうか。先年亡くな

った義父のことです。最初にお会いしたのが、確か神奈川県の横須賀港でした。当時、義父は大洋漁業の捕鯨船に乗っ

て遠洋航海からの帰国の途次、私と会うために途中下船したのですね。新大久保のアパートから家内と連れ立って横須

賀線に乗り、出迎えに行ったことをつい先日のことのように鮮明に覚えています。そして、嘗て経験したことのない 

優しさ と 温かさ に出会った、そう、確かに。


 端的に表現すれば、私は家内・旧姓柴田悦子を介して、この何とも有り難く、勿体無い「優しさ と 温かさ」の真

実と邂逅した、つまり、そういう事だったのでありますね、幸運にも。そしてまた、結論めいた事柄をストレートに述

べてしまえば、青森県上北郡野辺地町とは、私にとってその様な誠に意義深い、心底からの感謝を献げるべき場所だっ



によって 悟らされた、否応なく、有り難い事に!? 昨年(平成26年)の二月末、家内から実にショッキングな告白

を受けた―、職場での定期検診の折に、ドクターから末期癌で手術も不可能なステージになっている事実を告げられ、

半年の余命である旨知らされた、と言うのでありますから。お蔭様で、色々な方々の親身な助言や手助けもありまし

て、それから一年数ヶ月後の現在、家内は通院や入院などを繰り返しながらも、元気で希望のある日常を送ることがで

きております。これを、奇跡、神・佛の有難い計らいと呼ばずに、なんといたしましょう。ここ十数年来、私の周囲に

は「小さな奇跡」と呼ばずにはいられない数々の不思議が、十指に余るほど発生しております、実際。


 いくら私が鈍いと申しましても、ここまで来れば、否応なく確実な 「意志表明」 を否定するわけにはいかないで

はありませんか、全く。たった今まで「デタラメな落書き」と見えていたものが、ただ一つの点を置いただけで、一つ

の明確なメッセージを伝える見事な絵となった。そんな風に形容したら理解していただけるのでしょうか?私の人生で

ありますし、勿論、その時々で一所懸命に生きてきてはいます、確かに…、しかし、目的や、明瞭な目標などまるでな

い、出たとこ勝負のような本当に、自分自身でも呆れる程に「出鱈目」だらけの生き方だった、筈なのに!あら、不思




摩訶不思議、実に、神や佛にこそ可能な 大マジック ではありませんか、それこそ。 










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最終更新日  2015年12月12日 13時31分38秒
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