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飲食する際に咳き込んだり、むせたりして、誤嚥(ごえん)するリスクがあるために、とろみ剤を使用している方が増えているようです。特に水分、とりわけ水は誤嚥リスクが高いため、とろみ剤を使ってとろみをつけて飲水しておられると思います。ただ、このとろみをつけるのに結構手間がかかります。その手間を嫌って、水分が不足がちになっていないでしょうか。これからのシーズン、熱中症予防が言われるように、脱水は熱中症に直結しやすく危険です。幸い最近は、こちらで紹介しているように、とろみつきのお茶などが市販されていますから、それらを上手に活用して、適宜水分補補い、脱水から身を守ることをお勧めします。
2024.05.02
朝のラジオが、高齢者の4人に1人は買い物難民、つまり食材の購入や飲食に不便を感じていると伝えていました。それも、意外なことに都市部に多いとのこと。該当する方は、どうしても日持ちのいい調理済みの加工食品、いわゆるファーストフードが多くなるのではないでしょうか。しかしレトルトやインスタントのような加工食品が続くと、どうしても亜鉛不足から味覚障害を招きがちです。また、坐っている、あるいは横になっている時間が長く、褥瘡、いわゆる床ずれになるリスクが高い方は、亜鉛不足により床ずれができやすくなったり、床ずれの悪化を招いたりもしがちです。亜鉛はいろいろな食材に含まれていますが、手軽なところではゴマがお勧めです。すりゴマをいろいろなものにかけてとるといいでしょう。
2024.04.23
在宅で介護をしていると、介護している家族のことや介護に関することは言うまでもなく、ご自分の健康のことや日々の生活のことに関しても、気軽に相談できる医療や介護に明かるい人がほしいものです。しかもその方は、どんなことでもじっくり耳を傾けてくれる、そして、「なるほど」と納得できる提案をしてくれる……。メッセンジャーナースとは、そういった方です。→地域で活動する「メッセンジャーナース」とは訪問看護師さんとして活動している方が多いのですが、まだ数としては少ないため、そうめったに出会えないのですが、もし身近にそんな方がいたら、是非、気軽に相談してみてください。きっと「相談してよかった」と思えるはずです。
2024.01.25
医師が発行した処方箋は、自ら、あるいは家族等が最寄りの薬局に持参しないと、薬を受け取れないと思い込んでいる方が多いようです。しかし、在宅介護をしている方にとって、いちいち薬局に行くのは簡単なことではありません。そこで是非活用したいのが、薬剤師さんによる訪問サービスです。詳しくはこちらを読んでみてください。→ 薬剤師による訪問サービスをご存じですかかかる費用を気にする方もいるでしょうが、介護保険も医療保険も利用できますから、自己負担分だけでOKです。
2024.01.22
歳を重ねるにつれて食が細くなり、食事だけでは必要なだけの栄養を補えないからと、エンシュア・リキッドなどの栄養剤を飲んでいる方は、その飲むタイミングで、迷っているのではないでしょうか。そんな方のためにと、岐阜大学の研究チームが、無理なく食事もエンシュアなどもとれる方法を、研究結果として提案しています。→ 食事の妨げにならない「エンシュア」の飲み方なるほど、と納得いけるのではないでしょうか。是非試してみてください。
2024.01.07
在宅で要介護高齢者を介護している方のなかには、誤嚥を防ぐために食事や飲み物にとろみをつけているが、どうもうまくいかない、という方が少なくありません。特に、エンシュアのような濃厚な飲み物は、とろみ剤がダマになりやすく、苦労されているのではないでしょうか。その解決策としては、こちらで紹介している「二度混ぜ法」をお勧めします。→ 「エンシュア」に「とろみ」をつけて誤嚥を防ぐコツは、例えば卵を混ぜるように、一気に素早く混ぜることです。それと、とろみ剤の追い足しをしないこと。是非やってみてください。
2024.01.05
介護保険のサービスを利用しながら在宅療養をしている方にとって、ケアマネジャーは、療養生活の伴走者のような存在です。ケアプランを立案するのはケアマネジャーですから、利用する介護サービスの内容はケアマネジャー次第です。それほど大事な存在だけに、「どうも相性が悪い」となると日々の生活に大きく響きます。それでもサービスを受ける立場としては、つい我慢してしまうようですが、人間として相性の問題は当然ありうるわけで、そんな時は我慢しないで、変えてもらうことをお勧めします。その方法をこちらで紹介していますので、ぜひ参考に。→ 相性が合わないケアマネジャーは変更できます
2023.12.07
季節外れの高温が続いていましたが、急に寒さが本格化してきました。急激な温度変化は、在宅療養を続けている特に高齢者には、ヒートショックを招くリスクを高めます。特に入浴時や夜間のトイレへの移動時は、ヒートショックを起こしやすいもの。こちらを参考に、改めてヒートショック予防策と、さらに万が一を考えて、家族がヒートショックで倒れたらどうすればいいか、対応策も備えておくことをお勧めします。→ ヒートショックから家族を守る備えを
2023.11.13
119番は、コールしないで済めばいいのですが、在宅療養をしていると、あるいはそうでなくても、SOSを求めたくなることは誰にもあると考えた方がいいでしょう。実は、我が家でも最近そんな体験をしました。通院していた病院があったものですから、当然そこの病院に受け入れてもらえるものと思い、119番をコールしました。駆けつけてくれた救急救命士の方は、それはもうテキパキと対応してくれました。すぐ通院先に連絡してくれたのですが、なんと、ベッドが空いていないことを理由に、断られてしまったのです。聞けば、特に祝日、休日は、受け入れ先が見つからないし、通院しているからといって必ずしも受け入れてもらえない。ちょうど「119番の日」ですから、その辺のことも知っていただけたらと思い書いてみました。詳しくはこちらを。→ 祝休日に救急車を呼ぶ事態は極力避けよう
2023.11.09
脳卒中の後遺症で介護保険の訪問リハビリテーションを受けながら、追加的に自費で訪問マッサージを受けている方から、「費用が大変」と相談を受けました。介護保険の訪問リハビリは、要介護度により利用できる時間や回数が制限されますから、どうしても自費での訪問マッサージをお願いするのだそうです。実はこれには、いい方法があります。かかりつけの医師に相談してみることです。医師が訪問マッサージの必要性を認め、同意書(診断書)を書いてくれれば、医療保険が適用になりますから、自己負担分(1~3割)まで出費を抑えられるのです。詳しいことはこちらを参照の上、是非とも、かかりつけ医に相談してみてください。→ 訪問マッサージも医師の同意により保険適用に
2023.10.27
食事をとることに問題を抱えている方は少なくありません。なかでも、食事中にむせたりせき込むことが多くなると、医師から「チューブでも」とか「胃瘻(いろう)を」などといった提案があったりもします。誤嚥(ごえん)による肺炎を心配しての提案ですが、それでも何とか口から食べるという自然な方法に頼りたい、そんなふうに希望される方がこのところ多いと聞きます。そんな時に使われるのが、経腸栄養剤という医療用医薬品です。エンシュアとかラコールなどの栄養ドリンク剤ですが、その多くは牛乳アレルギーの方は使えないという問題があります。幸い、牛乳アレルギーの方も安心して飲めるものがあります。それが、こちらで紹介している「エレンタール」です。→ 牛乳アレルギーでエンシュアを飲めない方へ牛乳アレルギーだからと、エンシュアなどをあきらめている方は、是非「エレンタールを」と医師に相談してみてください。
2023.09.19
宮城県大崎市の病院でレジオネラ症の集団感染が発生し、80代の男性が亡くなられたと報じられています。空調設備が原因とのことですが……。レジオネラ菌はごく身近な細菌で、一般家庭でも、加湿器や追い炊き浴槽の掃除を怠っていると、繁殖したレジオネラ菌に感染する危険があります。軽症なら抗菌剤で治療できるのですが、治療が遅れて重症化し、レジオネラ肺炎になると、なかなか厄介なことになります。全身の倦怠感や咳、高熱が続くときは、早めに受診することが大切です。亡くなるリスクもあるだけに油断は禁物。こちらを参考に、追い炊き機能付き浴槽の掃除を怠りなく。⇒ 追い炊き浴槽で気をつけたいレジオネラ感染今のシーズンはクーラーを稼働させていると、屋外は湿度が高くても室内は乾燥していることが多く、加湿器を使っている方も少なくないでしょうから、こちらもお手入れを。⇒ 加湿器使用で気をつけたいレジオネラ感染
2023.07.20
在宅高齢者を対象に行われた調査研究で、見のがせない結果が報告されています。聴力が低下している高齢者はそうでない高齢者に比べ、孤独感が強く、要介護状態になりやすいことが確認されたというのです。難聴が認知症の発症リスク要因であることは、すでによく知られていますが、さらに要介護状態にもなりやすいというわけです。高齢者の難聴、いわゆる加齢性難聴については、治療法はないものの補聴器を装着すれば、人とのコミュニケーションがスムーズになり、耳から入る情報が増えれば脳も活性化して、行動もより活発化することが期待できます。ただ、聴力が低下していて聞こえにくさを実感していても、なかなか受診しない方が多いとのデータもあります。聞こえをよくするためには、まずは耳鼻科を受診、それも補聴器相談医のいる耳鼻科を受診して、補聴器について相談されることをおすすめします。こちらの記事、⇒ 難聴は認知症のリスク要因、直ちに補聴器をでは、補聴器相談医の全国リスト、また補聴器購入費の助成についても紹介しています。是非一読を。
2023.07.20
訪問看護は介護保険でも医療保険でも利用できますが、「気管切開をしていて頻回に吸引が必要」とか、「在宅酸素療法を受けている」など、医療的な処置やケアが必要な方は、医療保険サービスとしての訪問看護を利用しておられることと思います。その際ですが、かかりつけ医が発行する、「特別訪問看護指示書」があると、月に、最長で28日間、訪問看護を利用できます。もちろん、こちらで紹介しているように、いくつか条件があります。⇒ 訪問看護を週に4日以上利用できることも介護されている方は、介護負担を軽減するために、いわゆる「レスパイトケア」として、その訪問時にじっくり話を聞いてもらう、といった活用もできます。是非、担当の訪問看護師さんにご相談ください。
2023.07.07
猿之助さんの一件はショックでした。確かな事はまだ何一つわかっていないのですが、「老々介護が続いていた」との報に触れ、なぜ外部に支援を求めなかったのだろうか、と疑問を持ちました。私たちの国には、幸い「介護保険制度」があります。家族の誰かに介護が必要になったら、やっぱり支援を求めてほしいと思います。⇒ 介護が必要になったら介護保険を利用する介護サービスを実際に利用するかどうかは次の話として、まずは第三者に介護が必要な家族がいることを、知ってもらうことから始めてはいかがでしょうか。介護は毎日のことですから、想像する以上に心身ともに疲れるものです。身内だけでできることには限界がありますから、介護する側もされる側も燃え尽きないためにも、まずはプロに相談を!!
2023.05.23
入院中だが自宅への退院が近いという方には、退院後の自宅での療養生活に、不安や心配を抱えている方が多いのではないでしょうか。そのような不安や心配事をできるだけクリアして、安心してスムーズに在宅療養生活に移行するためにも、「退院前カンファレンス」に参加することをおすすめします。退院前カンファレンスとは、病院側と在宅療養を支える地域のスタッフとが、あなたの療養生活を支えるうえで必要な情報を共有し合い、、支援の方法について話し合う場です。詳しくはこちらを。⇒ 退院後の不安は退院前カンファレンスで解消を退院前カンファレンスは、医療保険や介護保険に用意されているサービスです。現時点では多くが関係スタッフの参加にとどまっていますが、本来は患者さんご自身やご家族の参加が認められています。積極的にその場に参加して、希望を伝えたり、不安や心配になっていることを話して、クリアできることはクリアしてから、安心してご自宅に戻られることをおすすめします。
2023.05.18
在宅療養を続けていると、公的な福祉サービスの利用を検討することがあります。その際、まず頭に浮かぶのは、公的介護保険のサービスでしょう。この介護保険サービスを利用するには、要介護認定を受けなくてはなりませんが、その結果によっては、利用できるサービスと利用できないサービスがあります。⇒ 介護が必要になったら介護保険を利用する介護保険で利用できない福祉サービスのなかには、身体障害者手帳を持っていれば利用できることがあります。身体障害者手帳は、視覚障害や難聴などの聴覚障害、あるいは心臓や腎臓、呼吸器などの機能障害などでも、障害の程度によってはもらえるものです。障害者手帳をもっていると、様々なサービスを利用することができます。こちらを参照されて、あなたがこの手帳をもらえるかどうか、まずはチェックしてみてください。⇒ 身体障害者手帳をもらえる人と申請方法
2023.03.28
認知症による徘徊(はいかい)で行方不明になる方が、この9年連続で増加しているそうです。警察庁がまとめたデータをもとに、厚生労働省が分析した結果、行方がわからなくなってから翌日までは、多くの方が生存しているものの、3日を過ぎると生存の可能性が急に低くなるとのこと。認知症の家族の行方が分からなくなったら、できるだけ早く見つけることが、いのちを守る鍵とのことです。家族はいち早く警察に届け出ること、また、認知症らしき方が徘徊しているのを見かけたら、躊躇することなく、優しく声をかけてみるのも、いのちを守ることにつながります。詳しくはこちらを。⇒ 家族の認知症による「徘徊」で悩んでいる方へ
2023.02.24
在宅で病身の家族を介護している方お一人に、介護負担がかからないように、私たちの国には介護保険制度が用意されていることは、みなさんご存知のことと思います。ところがこの介護保険については、手続きが煩わしいとか、家の中に他人が入ってくることに抵抗がある、などの理由から、あまり利用していない方が多いと聞きます。そんな話を耳にし、介護保険について改めて整理してみました。⇒ 介護が必要になったら介護保険を利用するこの記事でも紹介していますが、介護保険には、訪問介護以外にも、さまざまなサービスが用意されています。介護疲れで燃え尽きないためにも、上手に活用されてはいかがでしょうか。
2023.01.20
在宅療養を長く続けていると、時に、別の病院、それも大学病院のような、いわゆる専門性の高い医療機関を、受診してみたいと思うことがあるのではないでしょうか。別の医師の話を聞いてみたいとか、その理由はさまざまでしょうが、いきなり受診すると、健康保険の効かない別料金を請求されます。その場合、かかりつけ医の紹介状があれば、その特別料金は免除されます。決して安い料金ではないだけに、是非知っておきたいことではないでしょうか。⇒ 大病院を受診するときは紹介状持参を
2023.01.07
高血圧などで薬物療法を続けている方は、薬を処方してもらうためだけに、毎月のように通院することを負担に感じていませんか。そんな方のために是非お知らせしたいのが、この4月からスタートした「リフィル処方箋」制度です。かかりつけ医が、「症状が安定しているし、薬もきちんと飲んでいる」と判断すれば、3回まで繰り返し使えるリフィル処方箋で、薬を処方してもらうことができるようになったのです。詳しくはこちらを参照してください。薬局で繰り返し使える「リフィル処方箋」とは?
2022.07.02
食事などの際にむせたり、咳き込むことが多くなり、誤嚥(ごえん)して肺炎でも起こしたら大変だからと、嚥下食に切り替えることが少なくありません。その際ですが、お茶や味噌汁などの汁物には、とろみを簡単に付けられるのですが、コーラやサイダーといった炭酸飲料、そして何よりビールも、とろみ剤を混ぜようとすると泡立ってしまい、ビールをたしなむこともできなくなってしまった、と嘆いている方が多いと聞きます。そんな方にのためにと、ある研究チームが、「とろみ付きビール」のつくり方を考案しています。→ 嚥下障害があってもむせずにビールが飲める飲み過ぎは困りますが、晩酌に一杯程度なら、いかがでしょうか。
2021.11.10
睡眠中のいびきは、隣で寝ているパートナーにはなんとも迷惑です。そのいびきを聞かされていて、一瞬呼吸が静かになる、あるいは停止する、いわゆる無呼吸があるときは、迷惑とばかり言っていられません。睡眠時無呼吸症候群が疑われるからです。→ 無呼吸のない「いびき」なら心配ないってホント?在宅療養を続けている方にも、夜間どころか日中もいびきをかいていて、無呼吸になる瞬間が何回も……、ということがあるようです。そんなときは呼吸器外来などを受診して、睡眠中の呼吸の状態を詳しく調べてもらうといいのですが、受診することさえ大変だという方もいるでしょう。そのようなときのために、在宅でできる検査キットがあるようです。介護されていてイビキや無呼吸に悩まされている方、気にされている方は、かかりつけ医に相談してみてはいかがでしょうか。
2021.10.20
8月の話になりますが、長崎県を記録的大雨が襲った日のこと、1人の民生委員の女性が高齢者宅に向かう途中、濁流に流されて亡くなるということがありました。民生委員には「見守り」という活動があるのですが、その対象になっていた高齢者から、「怖いから来て」と連絡を受け、車で向かう途中の災難だったそうです。このニュースが、ふとしたことで話題になりました。民生委員は福祉ボランティアとして、交通費以外はすべて自前で活動している方々です。→ 「民生委員」を身近な相談相手として活用を一人暮らしの高齢者には、民生委員を誰よりも頼りにして日々生活している方が多く、高齢社会にあっては貴重な存在です。彼らの存在をもう少し意識して、活動に見合った報酬が得られるようにしていかないと、民生委員として手を上げる方がいなくなってしまうのではないか、などという話になったのですが……。
2021.10.19
新型コロナウイルス感染症の影響は、さまざまなかたちで私たちの生活に及んでいます。たとえば、メディアはあまり注視していないのですが、在宅で家族の介護をしている方々は、通常の介護に感染対策が加わり、しかも、これまでストレスの発散になっていたという、介護仲間や近隣の人たちとの、ちょっとしたおしゃべりなどもできなくなり、孤立感のなかで介護を続け、いっぱいいっぱいの状態の方が多いと聞きます。最近になって、コロナワクチン接種の普及により、一時期中止となっていたショートステイや、レスパイト入院なども、徐々に再開され始めています。→ 介護疲れは「レスパイト入院」でリフレッシュ担当の訪問看護師さんや、地域包括支援センターなどに問い合わせて、これらのサービスを積極的に利用し、ひとときでも介護から解放されて、十分休息をとってください。
2021.10.15
「認知症カフェ」をご存知でしょうか。認知症の方とその家族の方をはじめとして、認知症に関心のある地域の人々、さらには認知症の治療やケアの専門家が集まる、いわばサロンのような場所です。1カ月に1~2回、2時間ほど集まって、おしゃべりしたり、認知症に関する講和を聞いたり、ときに脳トレやとしてゲームをしたり、みんなでお茶をしたり……。この場所は、認知症の診断を受けた方やその家族のための場所で、認知症でないと参加できないと思いがちですが、そうではありません。→ あなたも「認知症カフェ」に出掛けてみませんか認知症に関係なく、誰でも集うことができます。そして認知症の当事者たちと交流することが、実は、認知症の発症を遅らせたり、認知症の進行を緩やかにするといった意味で、認知症の予防効果があるのだそうです。コロナ禍で休止していたカフェも、活動を再開し始めています。最寄りの「認知症カフェ」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
2021.09.30
認知症の家族を自宅で介護している方が、このところ増えていると聞きます。コロナの影響で自宅にこもりがちな生活が、まだらボケと言われるような症状を招いているとも……。認知症と一口に言っても、現れる症状や程度はいろいろなのですが、特に老々介護だったりすると、家族の方は介護を一人で背負いがちです。今のこの時期はコロナの問題もあって、人の手を借りることを躊躇しがちでしょうが、第三者やプロにSOSを発信することをおススメします。→ 認知症者の在宅介護で疲れ果てないために病院に通院している方なら、「認知症看護外来」などに相談するのもいいでしょう。最も確かなのは、地域包括支援センターに問い合わせるといいでしょう。どうか一人で頑張りすぎないで!!
2021.09.26
家の近くのコンビニで、よく顔を合わせるご高齢の女性がいます。何回か会釈を交わしているうちに、挨拶をするようになり、最近ではちょっと立ち話をする関係になっていたのですが、コロナ禍で、お会いする機会もずっと少なくなっていました。ところが昨日、本当に久しぶりに会ったら、「このごろよくつまづくので、家の廊下に手すりをつけてもらった」「あなたのブログがヒントになり、介護保険の給付でできました」と言ってくれたのです。そのブログとは、こちらです。→ 介護保険で住宅改修ができるつて本当なの?給付申請にはちょっと面倒な手続きが必要でしたが、ケアマネジャーに頼んだら快く引き受けてくれたとのこと。もし、段差の解消や扉の取り替えなどを検討している方は、是非参考にしてください。
2021.09.21
薬は水か白湯(さゆ)で飲むもの、そう考えて実行している方は多いと思います。ところが、「薬を飲むと胃が痛くなるから」と、牛乳で鎮痛薬や解熱薬、抗生物質などを飲む方もいます。しかし、特に抗生物質の中には、牛乳で飲むと胃の中での吸収が妨げられ、期待した効果が半減してしまうものがあります。→ 薬と食事の食べ合わせにも注意が必要ですまた、納豆と抗凝固薬のワルファリンという薬も、相性が悪いことはよくご存知でしょう。医師から薬の処方を受けたとき、また、薬剤師から薬を受け取るときは、「相性の良くない食べ物はありますか」と尋ねることをお忘れなく。
2021.09.15
食事だけでは十分な栄養を摂れないからと、「エンシュア」などの経腸栄養剤で栄養を補っている方の共通の悩みは、食事と栄養剤を摂るタイミングや飲み方でしょう。先に栄養剤を飲んでしまうと、血糖値が上がりますから食事が存分に摂れない、逆に食事をしてしまっても、栄養剤を飲み切れない……。そこで、専門医が提案するのは、両方を同時にスタートする方法です。→ 食事の妨げにならない「エンシュア」の飲み方それも、食事をしながら、栄養剤を少しずつ飲むのがいいようです。是非やってみてください。
2021.09.11
医師から処方を受けた薬が飲みにくいことはよくあります。特に、錠剤やカプセルだったり、それと散薬、つまり粉薬も、むせたりして飲みにくいですよね。そんなとき、錠剤をつぶしたり、カプセルを開いたり、している方はいらっしゃいませんか。ただ、薬のなかには、徐々に薬の作用が働くように、表面をある種の成分でコーティングした薬があります。このタイプの薬は、つぶしたりしてしまうと、薬効が一気に作用して、思わぬ影響が出ることがあります。→ 処方された薬がそのままでは飲みにくいときは?飲みにくいときは、処方医や薬剤師に言えば、別の剤型のものに替えてくれますから、話してみることをおススメします。
2021.07.21
在宅療養を続けている方のなかには、脳卒中の後遺症による麻痺や、関節の拘縮(こうしゅく)、つまり関節が硬くなって動きにくくなっているなどで、訪問マッサージを受けている方が少なくないと聞きます。この訪問マッサージは、医師の同意書があれば、医療保険(健康保険)が適用になる、という話を紹介しています。→ 訪問マッサージも医師の同意により保険適用に!!保険適用になれば費用は、自己負担分の1割~3割を負担するだけでOKです。介護保険で利用できる訪問リハビリとは違いますので、間違いのないようにご注意ください
2021.07.06
熱中症予防のために水分をしっかり摂るように言われても、夜中にトイレに何度も行くのはつらいから、つい水分は控えてしまう――。そんな方も少なくないと思いますが、一度にたくさん飲まなくても、また冷たい水ではなく、常温程度の水分を、水だけでなくミネラルもたっぷり、といった条件を考えていくと、なたまめ茶なんてどうでしょう。→ 熱中症予防はミネラル入りの「なたまめ茶」で‼それと、夜中のトイレと足のむくみには、思わぬ関係があるようですから、むくみの改善もいいようです。→ 夜間のトイレとふくらはぎに思わぬ関係が
2021.06.15
在宅療養を続けている方は、ただでさえ運動不足から、「フレイル」と呼ばれるような、心身の虚弱状態に陥りがちです。とりわけこのところのステイホームにより、そのリスクはいっそう高まっているのではないでしょうか。だとしたら、研究チームが提供している、無料のスマートフォン用アプリを紹介したいと思います。→ コロナ予防とフレイル予防の両立にアプリを「運動カウンター」と「食べポン」で、運動と食事の見直しによる、フレイル対策を、若い方もご両親に勧めてみてはいかがでしょうか。
2021.06.13
在宅療養している方にとって、またその介護にあたっているご家族には、薬に関することで悩むこともあると思います。新しい薬を医師から処方されたが、どうも合わないようだとか、食事を抜いたので薬も抜いたが、よかったのか、等々。このようなとき、かかりつけの薬局があり、かかりつけの薬剤師がいれば、気軽に相談できることはご存知でしょう。さらに、状況によっては、薬剤師さんに訪問サービスを頼めることも、ご存知で利用しておられるでしょうか。→ 薬剤師による在宅訪問サービスをご存知ですかこの訪問サービスを受けるには、かかりつけ医の指示書が必要ですが、処方薬を届けてもらうこともできます。費用が気になるところでしょうが、このサービスには介護保険が使えます。利用を検討している方は、まずはかかりつけ医にその旨相談してみてください。
2021.05.31
40歳になると、否応なく介護保険料を徴収されることは、ご承知のことと思います。介護保険サービスを利用できるのは、通常は65歳以上ですが、国が決めた特定疾患であれば、40歳から64歳の方も利用できます。→ 40歳になったら公的介護保険料が徴収されますこういう話を書くのは、友人のご主人が、がんの末期で在宅療養をしているのですが、介護が大変との嘆きのメールを受け取ったからです。ご主人は50代です。だから介護保険は利用できないと思い込んでいたようです。そこで、介護認定を受けてみることをすすめたところ、サービスを受けられるようになったのです。意外とこのことは知られていないようです。該当する方は、ちょっと確認してみてはいかがでしょうか。
2021.05.27
在宅で療養生活を送っていると、転倒予防に家の中にある段差をなくしたい、浴室やトイレに手すりを取り付けたい、ヘッドを置くために、寝室の畳をフローリングに替えたい……。そんなときに利用できる介護保険サービスがあります。ただ、いくつか条件があることをまとめてみました。→ 介護保険で住宅改修ができるって本当なの?限度額はあります。それと申請手続きも必要ですが、利用しない手はないでしょう。
2021.05.08
たとえば誤嚥(ごえん)といって、食事の飲み込みが悪かったり、むせる、あるいは咳き込むなどして、口からものが食べられなくなることがあります。そんなときに管(くだ)を入れたりするのではなく、エンシュアリキッドなどの経腸栄養剤と呼ばれる、栄養ドリンク剤が処方されることがあります。ただ、牛乳アレルギーがある方には、このドリンク剤が禁忌ということが多いのですが、「エレンタール」なら、牛乳アレルギーでも安心して飲むことができます。→ 牛乳アレルギーで「エンシュア」を飲めない!?医師による処方箋があれば、医療保険が適用になりますから、自己負担分だけで、栄養補給ができるのは魅力です。
2021.04.16
在宅療養をしている家族等の介護をしている方に、是非お知らせしたいことがあります。「薬物誘発性褥瘡(やくぶつゆうはつせいじょくそう)」のこと、つまり服用している薬が原因で起こしやすい床ずれです。鎮静薬(ちんせいやく)、催眠薬(さいみんやく)、抗不安薬など、鎮静作用のある薬を服用していると、薬が効きすぎて寝返りも打たないような状態で、ぐっすり寝込んだ状態が続くことになり、床ずれができやすいという話です。とくにフレイルと呼ばれる低栄養で衰弱した状態の方は、ていねいな観察が必要とのことで、厚生労働省も注意を促しています。詳しくは、ちょっと専門的ですが、コチラを参考に読んでみてください。→ 「薬物誘発性褥瘡」の存在を認識していますか?
2021.03.24
在宅療養を支えてきたものの、いわゆる介護だけでなく、経管栄養と言って、鼻チューブを介した栄養注入を1日3回行う等、医療的な色合いの濃いケアも必要で、疲れてしまった、と話す友人がいます。彼女は、介護老人保健施設に入りたがらない義理の父親を在宅介護して、3年以上になります。訪問看護師さんの支援を受けてはいるのですが、「自分も更年期の年齢で、何かとつらいこともあり……」と、見るからにつらそうです。そこで、介護医療院はどうかと提案してみました。→ 「介護医療院」という新しい施設をご存知ですか2018年にスタートした制度で、当初はベット数も少なかったようですが、ここにきて施設の数も、ベット数も大幅に増えているようです。暮らしを大切にしているようですから、義父の方にも納得していただけるのではないかしら、と――。訪問看護師さんに相談して見るように話したところです。
2021.03.01
このところの運動不足で食が進まず、体重が減ってきたときに医師がよく処方してくれるのが、半消化態栄養剤です。エンシュア・リキッドとかエンシュア・Hが多いのですが、続けて飲んでいると、飽きてくる方が多いようです。あるいは甘すぎるとか、ドロッとした濃さが苦手、とか。そこで、エンシュアに替えて、「ラコール」はどうかという話をコチラで書いています。→ 食事量が減ってきたら「ラコール」を処方された甘さは抑え気味で、脂肪分が少ない分、ドロッと感も少しはいいようです。かかりつけ医に相談してみてはいかがでしょうか。
2021.02.27
在宅療養をしている方にお知らせを。公的介護保険の要介護認定を受けて、介護サービスを受けている方は少なくないと思います。新型コロナウイルスの感染拡大も影響して、この4月(2021年)から、サービス料の単価が引き上げられるのに伴い、毎月支払っている利用者負担も増すことをご存知でしょうか。個々の介護サービス料は、介護を受けている方の要介護度や市区町村により、微妙に違ってきます。それと利用者負担も、原則1割ですが、収入のある方は、その額に応じて2割、あるいは3割の負担となっています。つまり、単価が1000円の介護サービスを受けても、100円の負担で済む方もいれば、200円の方も、そして3割負担なら300円を自己負担するというわけです。そのため、現在受けている介護サービスの自己負担が、どの程度増額になるのかを、担当のケアマネジャーに早めに試算してもらい、4月に備えてはいかがでしょうか。詳しくはこちらを是非参考に。→ 介護サービスの利用者負担が4月から増額に
2021.01.28
在宅療養をしていると、あるいは家族の在宅介護をしていると、医師から処方を受けた薬のことで迷うことがあります。高齢になってくると、内科と整形外科、さらには眼科と、かかる診療科が増えるのに伴い、薬の種類も数も増えてくるものです。飲み合わせのいい悪いはかかりつけ医に聞くことができますが、朝飲むべき薬を飲み忘れていることに昼になって気づいたり、ランチを抜いたために昼の薬を飲まなかったり、等々……。そんな時に頼りになるのが、かかりつけ薬剤師です。自分のかかりつけ薬剤師を決めておけば、仮に薬局が閉まった後の時間帯でも、電話で問い合わせたりすることができます。かかりつけ薬局があれば、手続きは簡単です。詳しくはこちらを参照してください。→ 薬で困ったら「かかりつけ薬剤師」に相談を
2021.01.14
家族をご自宅で介護されている方が、このところのコロナ禍で増えていると聞きます。感染者の急増による病床不足から、普段だったら入院を受け入れてもらえたのに、それができなくなり、介護の日々が続いている――。そんな方は、せめて夜間だけでも介護から解放されて、ぐっすり眠りたい、と考えているのではないでしょうか。このような希望に応えようと、介護保険制度には、夜間に訪問介護員が自宅を訪問して、必要なケアを行うサービスが用意されています。「定期巡回訪問サービス」と「随時対応訪問サービス」の2種類あるのですが、利用条件があります。まずは、介護保険の要介護認定を受けていること、次に、その認定で要介護1~5の認定を受けた方です。褥瘡(じょくそう:いわゆる「床ずれ」)の手入れ、あるいは薬の管理等の医療的ケアが必要なら、訪問看護サービスを活用することになります。詳しくはこちらの記事を参照してみてください。→ 夜間の在宅介護をサポートしてもらいたいとき
2021.01.08
在宅療養をしている方にとって、ケアマネジャーはとても大切な存在です。介護保険制度のプロであるだけでなく、かかりつけ医や訪問看護師さん、等々の、地域にいる医療やケアのプロたちとつながっていますから、療養生活上の困りごとは、どんなことでも相談できる頼もしい味方です。ただ、やはり相性の良し悪しはありますから、別のケアマネジャーに頼みたいといったこともあり得ます。とはいえ、ケアを受ける側としては弱い立場にありますから、ついつい我慢してしまうことになりがちではないでしょうか。そんなときは、誰に相談したらいいのか、といった話をこちらの記事にまとめてあります。「どうも今のケアマネさんとは相性が悪い」と悩んでおられる方は、参考にしてみてください。→ 相性が合わないケアマネジャーは変更できます
2021.01.04
年を重ねるにつれ、つまづいたりすることが多くなってきます。そのまま転倒して、打ちどころが悪いと……。何しろ高齢者の転倒による骨折は、寝たきりや要介護状態につながりやすいことがわかっています。それと、転倒事故の多くは家庭内で起きていることも――。そこで、段差をなくしたり、手すりを付けたり、階段をスロープにしたり……。こうした住宅改修に、介護保険を利用できることはご存知でしょうか。少々条件はありますが、利用するとしないとではかなりコストが変わってきます。何よりも、住宅改修の方法について指導を受けられるのも、介護保険利用の魅力ではないでしょうか。詳しくは、こちらの記事を参照してください。→ 転倒予防のための住宅改修を考えている方へ
2020.12.15
在宅で療養生活をしていると、あるいは家族の在宅ケアをしていると、菅総理が言うところの「公助」の部分で、「サポートしてほしいが利用法がよくわからない」といったことがよくあるのではないでしょうか。たとえばその際、介護保険を利用している方なら、担当のケアマネジャーに相談することができます。しかし、幸い介護を受けるほどの状態でなく、それでも何かしらの健康問題を抱えていたり、あるいは加齢変化による不都合があったりして、生活の困りごとを抱えているときは、最寄りの民生委員に相談してみてはいかがでしょうか。あるいは隣近所に、いわゆる「困った方」がいたりするときも、まずは民生委員に相談するのもいいようです。民生委員については、「わが家のことを隣近所に言いふらすのでは」などといった懸念を抱く方もいるようです。しかし、民生委員は、厚生労働大臣が委嘱する、いわゆる特別職の非常勤地方公務員で、守秘義務を課せられていますから、その心配は無用です。詳しくはこちらの記事を参考に、納得がいったら相談相手にいかがでしょうか。→ 「民生委員」を身近な相談相手として活用を
2020.11.14
在宅で身内の方を介護していると、心身ともに疲れ切ってしまい、「1日でもいいから、介護から解放されたい」といった気分になることは、だれにも責められません。そのまま無理して介護を続けていれば、バーンアウト、つまり燃えつき症候群になってしまうことも……。こうした事態を避けようと、介護保険制度は「ショートステイ」というサービスを用意しています。要介護認定で要介護1以上の認定を受けていれば、最寄りの介護保険施設に短期間入所できるというサービスです。このサービスを利用すれば、最長で30日間、介護者はゆっくり心身を休めることができます。ただ、介護を必要している方が、経管栄養をしているとか、定期的に痰の吸引が必要など、医療的なかかわりを必要としている場合は、この短期入所サービスは利用できません。そこで、医療保険がこのような方を対象に用意しているのが、「レスパイト入院」といって、原則2週間の短期入院を受け入れるという制度です。この制度を利用するには、かかりつけ医の紹介状が必要です。入院費用や必要な手続きなど、詳しいことはこちらの記事を参照してください。→ 介護疲れは「レスパイト入院」でリフレッシュ!!
2020.09.22
入院中はもちろんのこと、退院して在宅療養に移ってからも、医療費等の経済的な負担は結構な額になります。幸い私たちの国には、さまざまなかたちで福祉的サポートが用意されています。医療費の支援や福祉サービスがとても行き届いているのですが、その利用方法となると、なかなか素人にはわかりにくいものです。そこで今日は、そういったことのプロである医療ソーシャルワーカーのことを紹介したいと思います。医師や看護師さん等は、彼らのことを「MSW(えむえすだぶりゅ)」と、呼ぶことが多いようです。病院では医療費や入院費に関することに加え、退院先をどうするかといったときに、退院支援専門の看護師さん等とともに、相談に乗ってくれます。あるいは在宅療養に移行する際には、あなたの病状などに応じて利用できる福祉サービスを、また、もろもろの悩みごとの相談にも乗ってもらえます。相談してみたいときは、看護師さんや訪問看護師さん、あるいはケアマネジャーに尋ねれば、つないでもらえるはずです。詳しくはこちらの記事を参照してください。→ 退院や医療費の相談は医療ソーシャルワーカーに
2020.09.21
すでに3年余り、訪問看護師さんのサポートを得ながら、経管栄養を続けている義父の介護をしている友人が、介護疲れでダウンしてしまいました。見かねた訪問看護師さんから、「介護医療院だったら、医療サービスを受けながら療養できるから、一時期義父さんに入院してもらうことを考えてはどうかしら」と提案を受けたそうです。「介護医療院って初めて聞いたけど、知ってる?」と電話で相談を受けました。知ってます!!新設されたのが2018(平成30)年ですから、ご存知ない方の方が多いはず。介護サービスと医療サービスを併行して受けることのできる施設です。友人のお義父さんのように、経管栄養を続けていて介護も必要という方には、願ってもない施設です。ただ、まだ病床数には限りがありますから、受け入れ先が見つかるといいのですが……。訪問看護師さんからケアマネジャーに相談してもらったらどうかと、返事をしたところです。介護医療院の詳細は、こちらを参照してください。→ 「介護医療院」という新しい施設をご存知ですか
2020.09.17
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