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厚生労働省は5月22日、子宮頸がんを予防するワクチンに関し、ワクチン接種を逃した女性の救済措置としての、いわゆるキャッチアップ接種の接種率が、全国でわずか6.1%であるとして、対象者に接種を促しています。対象となるのは、平成9(1997)~19(2007)年度生まれの女性です。公費によるキャッチアップ接種は、令和6年度(2025年3月)で終了します。接種は3回必要ですから、初回接種を今年9月までに受けておく必要があります。詳しくはこちらをご覧になって、接種していない方は、是非接種を。
2024.05.24
7月上旬並みの暑さに、「熱中症で搬送された」との報が流れています。メディアは「水分と塩分摂取を」と、繰り返し呼び掛けるのですが、この報に惑わされているのが、減塩中の方々ではないでしょうか。「水分を増やす分だけ塩分も増やすべきかどうか」この点については、こちらで紹介しているように、日本医師会が、「水分は多くとっても塩分は制限を」と呼びかけています。くれぐれもテレビ等の方に惑わされないように、ご注意ください。
2024.05.14
在宅で介護をされている方の悩みの種の一つに、「床ずれ」があります。正しくは「褥瘡(じょくそう)」と言います。寝たきりとまでいかないまでも、たとえば車椅子に坐っている時間が長くなっている方も、床ずれを作りがちです。その予防や悪化を防ぐ方法はこちらで紹介していますが、ご家族でできることに、栄養面のことがあります。亜鉛です。亜鉛は皮膚の新陳代謝に必要な栄養素ですが、毎日の食事からしっかり補わないと、不足して、傷の治りを遅らせてしまいます。亜鉛を多く含む食品で手軽なものはゴマです。いろいろな料理にすりゴマをかけてみてはいかがでしょうか。
2024.05.13
ちょっと聞きなれない言葉ですが、「食事誘発性熱産生」と言って、食事をするときに消費されるエネルギー、があることをご存じでしょうか。私たちは食事を摂ることによって、エネルギーが増えることだけを考えがちです。だから痩せたいと思ったら、食事を減らすわけですが、実は、食べ方や食べるものを工夫して、この食事誘発性熱産生を増やせば、消費エネルギーが増えることになりますから、太りにくくなるのです。では、どんな食べ方をすればいいのか、どんなものを食べたらいいのか、については、こちらで紹介していますので、チェックしてみてください。
2024.05.10
先に、体重を減らすには、糖質の質にこだわる必要がある、という話を紹介しました。→ 糖質制限をするなら糖質の「質」にこだわりをこれを読んでくれた友人が、早速実行してみたところ、「なるほど」と納得のいく効果が出ているとのこと。彼女がやったことは、毎朝トーストしていた白い食パンを玄米パンに、大好物で1日に1回は食べていたポテトサラダを、3日に1回に減らして、代わりにブロッコリーを、砂糖入りの缶コーヒーをやめて、ノンシュガーのルイボスティーを毎朝つくり、ポットに入れて会社に持参する、などです。良かったら参考に。
2024.05.08
このところのテレビは食べ物に関する話題が多く、旅番組などでも旅先で人気の食堂やレストランがよく登場します。その一つで、ちょっと気になったのが、納豆パスタが人気として、あるレストランを紹介する番組です。なぜ気になったのかと言えば、納豆は加熱してしまうと、せっかくの血液サラサラ効果が低減してしまうからです。納豆オムレツも人気レシピとしてよく紹介されていますが、あまりお勧めできません。こちらで紹介しているように、納豆は栄養豊富な食品ですから、できれば過熱しないでそのまま召し上がってほしいです。
2024.05.06
いわゆる「健康食品」への信頼が揺らいでいます。「紅麹(べにこうじ)」を成分にした、機能性表示食品の一件だけではありません。東京都の調査では、機能性食品の84%に、不適正な表示が見つかったことが報告されています。なかには、食品では使用が禁止されている、医薬品成分が含まれている製品もあったとのこと。健康被害を未然に防ぐために、健康食品をすでに利用している方は、またこれから健康食品の利用を検討している方も、こちらで紹介している7ポイントの確認をお忘れなく。
2024.05.05
SNSには「お酢ダイエット」の効果をアピールする記事が、依然として多く、このところは特に増えているように思います。でも、このブログで何度か書いているように、お酢はを飲むだけでは、ダイエット効果は期待できるものではありません。むしろお酢をそのまま飲んだりしていては、胃腸系にトラブルを起こしかねません。こちらで詳しく紹介しているように、お酢ダイエットは、運動とセットで取り組んでこそ、ダイエット効果を期待できるものなのです。それと、お酢をそのまま飲むのは極力避け、酢の物にしたり、油物にかけたりしてとることをお勧めします。
2024.05.04
飲食する際に咳き込んだり、むせたりして、誤嚥(ごえん)するリスクがあるために、とろみ剤を使用している方が増えているようです。特に水分、とりわけ水は誤嚥リスクが高いため、とろみ剤を使ってとろみをつけて飲水しておられると思います。ただ、このとろみをつけるのに結構手間がかかります。その手間を嫌って、水分が不足がちになっていないでしょうか。これからのシーズン、熱中症予防が言われるように、脱水は熱中症に直結しやすく危険です。幸い最近は、こちらで紹介しているように、とろみつきのお茶などが市販されていますから、それらを上手に活用して、適宜水分補補い、脱水から身を守ることをお勧めします。
2024.05.02
飲み忘れない限り、避妊効果は99%とされる低用量ピル。避妊目的以外にも、月経前症候群(PMS)や月経困難症の症状緩和、さらには生理をずらす目的でも使われていて、女性にとってはメリットの多い薬です。ただ、やはり副作用が避けられません。いろいろあるのですが、処方する医師らが最も注意するのは血栓症です。血流の中に血栓(けっせん)と呼ばれる血の塊ができて、血流を途絶させてしまうのです。その弊害についてはこちらを。この副作用のリスクが高いのは、喫煙です。ですから多くの医師はこのピルを処方する際には、喫煙しているかどうかを確認し、喫煙者には禁煙を勧めます。幸い私たちの国では、医療サービスを受けながら禁煙することができますから、低用量ピルを使うなら、是非禁煙を!!
2024.05.01
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