“しょう”のブログ

“しょう”のブログ

PR

×

Profile

shchan_3

shchan_3

Comments

渡辺敦司@ Re[1]:兵庫県知事と選挙戦に関する調査を(11/21) たびたび恐縮です。 「問い返す力」、本当…
shchan_3 @ Re:兵庫県知事と選挙戦に関する調査を(11/21) >5ページでお示しのようなクロスカリキ…
渡辺敦司@ Re[2]:兵庫県知事と選挙戦に関する調査を(11/21) しょうさん、ご丁寧な返信ありがとうござ…
shchan_3 @ Re[1]:兵庫県知事と選挙戦に関する調査を(11/21) 渡辺敦司さんへ >いつもお世話になりま…
渡辺敦司@ Re:兵庫県知事と選挙戦に関する調査を(11/21) いつもお世話になります。早速2件とも賛…

Calendar

2008.10.13
XML
『競争しても学力行き止まり』(朝日新聞社)
イギリス教育の失敗とフィンランドの成功


前書き(はじめに)より

子どもも親も教師も、今の日本では競争させられる方向にある。低学力→学力向上→テスト競争という、妙な論理に巻き込まれてしまったのだ。 これは、かつて「知育偏重」「受験学力」「偏差値教育」などといって、日本社会が批判してきたことではなかったか。(6頁)

 「教育現場への競争原理導入」(・・・)安部前首相は、そのような競争システムのモデルをイギリスに求めていた。彼は2006年の7月に、次のように述べている。
「全国的な学力調査を実施、その結果を公表するようにすべきではないか」
「ぜひ実施したいと思っているのは、サッチャー改革が行ったような学校評価制度の導入である」

 このような競争的学校再編は、どのような結果を生み出すであろうか。(5頁)

責任を持って「望ましい教育」の方向を定めていくためにも、私たちは日本の「教育改革」がそのモデルとしていたイギリス「教育改革」の結果を事実に即して検証していく必要があるのではないでしょうか。

 結論的に言えば、  イギリスの「教育改革」は「学力向上」という一点をとっても行き詰まり失敗してしまうわけですが、そこにはとどまらない様々な問題を生み出してしまいました。

 福田誠治氏はこの著書( 目次:「1、授業も学校も変わってしまった イギリスの現在 」「2、なぜイギリスはこうなったか」「3、アングロサクソンモデルかフィンランドモデルか」「4、みんなが勝者だ “全国学力テスト”離脱へ」「5、日本の行き着く先はどこか」)の中でイギリス「教育改革」の生み出した現実について事実に即した検証をていねいに行っています。

「全国学力テストを背景とする教育荒廃」、「教育目的がゆがむ」、「数値目標の行き詰まり」等々、明らかにされているのはまさに「人ごとではない実態」です。
その具体的な詳細については次回から紹介したいと思いますが 大人たちの狼狽ぶりをよそに国際化の時代には、 子ども自身が、教育やテストの本質を冷静に見ている例もあるということで転載された新聞投書(神戸の中学生14歳)もありました。

 「僕は(・・・)約4年間カナダに住んでいました。そこの中学校では日本のように中間、期末といったテストはありません。その代わり各教科で単元ごとに小テストがありました。毎日の授業を理解していたらテストはほぼ完全にわかったし、終わってからも覚えていました。(・・・)最近、新聞でフィンランド教育のことを読みました。僕は点数を争うテストのないこの国の教育法に賛成です。(・・・)日本もテストの方法を考えてみたらいいと思います。」

 少し落ち着いた気持ちになる「投書」でしたね。

イギリスの場合、「障がい児」とともに学ぶ統合教育が後退したり、イスラム教徒の子どもが私立に入る可能性を閉ざされたり、学力テストや「教育改革」にともなって生じた混乱など右往左往振りが浮き彫りになっていましたが、 日本も大いに心配な状況です。福田氏の著書をじっくり読んで、「モデル」の失敗から充分に学んでいく必要があるのではないでしょうか。

〔※なお、この記事のコメント欄では 「生産的とは言いがたい意見の応酬」 が延々と続きます。「それらには関心が無い」、「目について気になる」という方は、​ 記事の内容だけをPDFにまとめておりますので、直接そちらをご一読ください。〕

 教育問題に関する特集も含めて HPしょうのページ ​に
(yahoo geocitiesの終了に伴ってHPのアドレスを変更しています。)

にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
    ↑
よろしければ投票していただけますか





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.11.29 20:51:04
コメント(50) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: